世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈上〉 (新潮文庫) (詳細)
村上 春樹(著)
「この作品で彼はノーベル賞を受賞するだろう。」「非村上ファンでも「面白かった」と言える本」「完璧に語られた不完全性」「「最高傑作」と呼ばれている本」「圧巻です!凄さを感じる作品」
沈黙 (集団読書テキスト (第2期B112)) (詳細)
村上 春樹(著)
「教科書には最適な本ですね」「男は黙ってるのも魅力的」「思春期になる前にこの作品に出会いたかった。」「奥深く心に根ざすコトバ」「扇動者と被扇動者」
「ノルウェイの森から海辺のカフカまで」「物語に浸る」「意識と潜在意識の境界領域を刺激する村上ワールド」「買ってよかった」「時に優しく、時に激しく面白い!」
「「死を想う」とは」「藤原新也」「こんなところで死にたいと思わせる風景」「何度も何度も」「衝撃的」
アメリカ (集英社文庫) (詳細)
藤原 新也(著)
「アメリカ人の文化、意識に迫った良書」「アメリカの文化について知ることができます」
ディングルの入江 (集英社文庫) (詳細)
藤原 新也(著)
「こんな人生を送りたい、と思わせる」「喪失と再生への祈り」
「まず、装丁が頗るよい。」「無鉄砲な旅してたんだなあ」
アルマゲスト (詳細)
プトレマイオス(著), 薮内 清(翻訳)
Under Rug Swept (詳細)
アラニス・モリセット(アーティスト)
「しみじみきます」「買う価値あり!」「やはりスゴイ…」「早く欲しい!」「新しいアラニスの魅力かな。」
藤原悪魔 (文春文庫) (詳細)
藤原 新也(著)
「個人的には最高傑作」「軽妙なエッセイ集、世の中を考えるヒントがつまる」
ライフ・フォー・レント (詳細)
ダイド(アーティスト)
「控えめな華」「待ちくたびれた~」「最高」「-」「嬉しい!」
ホープス・アンド・フィアーズ (詳細)
キーン(アーティスト)
「感動です!」「力を抜いて目をつむって聴こう」「心地良いメロディ・・・」「音の美しさを追求したアルバム」「全体を貫く「美しい透明感」」
ペイント・ザ・スカイ ~ザ・ベスト・オブ・エンヤ (詳細)
エンヤ(アーティスト)
「遠く広く高く・・・」「いちばんのおすすめ」「星空の下で聞きたい」「癒しの女神!」「ベストアルバム」
「姫神ベストシリーズの中では最高作」「新羅万象」「いいですよ」「自然界を音楽で体感」「懐かしいものを感じる」
銀河鉄道の夜 (角川文庫) (詳細)
宮沢 賢治(著)
「平易な大宇宙」「子どもの頃には見えなかった発見がある。」「現実と幻想、無垢な魂、どこにもない世界へ」「賢治ワールドへの誘い」「世界屈指の名作」
Blue (詳細)
Joni Mitchell(アーティスト)
「深い蒼。」「魅力的なアルバム」「本物の詩」「軽やか、鮮やか、爽やか」「Joni Mitchell という1つのジャンル。」
This Armor (詳細)
鬼束ちひろ(アーティスト), 羽毛田丈史(その他)
「とてもいい曲ですね」「名作な一枚。」「鎧を剥ぎ取る彼女の気高き精神が感じられる傑作」「脆さのなかの強さ」「新鮮に感じて」
黒と茶の幻想 (Mephisto club) (詳細)
恩田 陸(著)
「とりとめのない話」「迷宮の森」「分厚いけど一気に読めます!」「黒と茶の幻想」「深い」
「恐怖+α」「都市伝説」「恩田さんの恐怖+α」「この感じが陸ワールド」「SFかもしれない」
封印された「倭」の謎 (逆説の日本史) (詳細)
井沢 元彦(著)
「歴史が面白くなった」「本シリーズは順番に読んだ方が良いです」「「逆説シリーズ」の骨格を確立した本」
Harvest (詳細)
Neil Young(アーティスト)
「「Heart of Gold」の幻聴」「LP盤でも持ってます」「「それが僕に美しい心を探し続けさせる。そして僕はどんどん歳をとっていく。」」「手書きはやめて」「すごい作品なので、日本のアーティストがパクリました」
血の轍 (紙ジャケット仕様) (詳細)
ボブ・ディラン(アーティスト)
「名曲だらけの充実作」「買い換えてしまいました」「ディランといえばまずはこれ」「お勧め」「70年代名曲の宝庫」
ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ オリジン・オブ・ラブ (詳細)
サウンドトラック(アーティスト)
「また明日観に行こうっと。」「まさに!ORIGIN OF LOVE」「マイ・ヘビーローテーション。」「スタンダードなロックが心地よい」「買わなきゃ損!」
パーフェクトワールド (詳細)
クリント・イーストウッド(監督), ケビン・コスナー(俳優), ローラ・ダーン(俳優)
「号泣;;」「何がパーフェクトワールドなのかは? だけど…」「束の間のパーフェクトワールド」「ラストはたまんない!!」「パ-フェクトワールド」
● 良かった本5
● 写真集
● 不思議な学校
● おんがくイロイロ
● 私的音楽収集1
● 備忘録(1)
● 好きな音楽
● The RS 500 Greatest Songs of All Time (51〜75)
● 泣いた映画
● よく読んだ本
● 読んだ本1
●世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈上〉 (新潮文庫)
・「この作品で彼はノーベル賞を受賞するだろう。」
作品冒頭、巨大なエレベーターでポケットのコインを数える印象的なシーン。そして、金色の一角獣、ピンクの太った娘、老博士、夢読み、影、やみくろ、歌の消失した世界……作家の豊かな想像力を見せつける数々のキーワード。2つの話が並行的に語られるが、あまり気にせず本の順序通りに読み進めると、不思議なシンクロ感が味わえる。意表をつく結末も、読む者におおきな宿題を投げつけられたようで、私自身未だ折に触れて読み返してしまう要因かもしれない。
最初、読み通せずに挫折してしまう人も、それだけ読み応えのある作品だと思って、何度かトライしてください。きっとすばらしい作品だと感じ取れるはずです。ところで。単行本も文庫本も今のポップな装幀よりオリジナルの司修氏の暗いイメージのデザインがおすすめです。
・「非村上ファンでも「面白かった」と言える本」
「ノルウェイの森」を読んでも、「国境の南、太陽の西」を読んでも大して面白いと思えなかったが、これだけは違った。今まで読んだ全ての本の中でも間違いなく5本の指に入るし、人に勧めたくなる作品だ。
私がどうしても村上作品を好きになれない要因である、女性との関係の描かれ方や、おしゃれすぎる飲食の情景でさえ、「世界の終わり」の幻想的な世界との対比によって、“日常”を構成する要素に見えてくる。
そして、物語の結末。
それまで、冒険活劇が繰り広げられてきた「ハードボイルドワンダーランド」の結末は、悲しくなるほど穏やかで内省的。主人公が手放さざるをえない“日常”を想ってなぜか涙が出た。もう一方の「世界の終わり」は、眠りから目覚めたような展開で、希望へとつながっていきそうな描写で終わる。
絶対に、読み終わってもすぐには現実世界に戻れず、深い余韻にゆっくり浸りたくなる1冊だ。
・「完璧に語られた不完全性」
村上春樹の数ある著作の中で完成度が最も高いのは世間も私も認めるところである。それほどまでに、細部に至るまで精密に計算されつくされている。一章ごとに二つのストーリーがパラレルに展開している。二つの世界は互いに影響しあっている。この二つの物語がつむぎだす緊張感がたまらない。
村上春樹は翻訳家でもある。翻訳というのは一つの物語を頭の中に概念として記録し、それを違う形のものに作り変える仕事である。小説の主人公は頭の中にブラックボックスを持っていてそこで、なにやら作業をする。作業の内容は主人公にもわからない。これは翻訳家である村上春樹だからこそ、思いついた一つの世界認識の方法であるよう気もする。
この作品には考えるべく、問題がたくさんあると思う。しかし、そこを気にしなくても、不思議な冒険物語として気軽に読めるだろう。私は、村上春樹初心者には必ずこの本を進めることにしている。もっとも、読みやすく筆者のテイストも伝わるからだ。村上春樹の最初の一冊に思い悩んでいる人、これから読み始めたらどうですか?
・「「最高傑作」と呼ばれている本」
「世界の終り」と「ハードボイルド・ワンダーランド」のまったく別々の地点から始まる2つの世界が交互に折り合いながら進んでいく、村上さんの作品のなかでとても評判のいい小説です。 このそれぞれの主人公が導く結末の捉え方が人によってまったく異なるという、読み終えたあとに腕を組んでうなってしまうタイプの小説であると思います。 読みやすい文章だけれど長いし象徴的な小道具が多用されているので、世界に浸りきれず頭のなかに「?」が出たまま終わってしまう人も多いかもしれません。 でもこの世界をそのまま受け入れることができたのなら、結末も含めこの世界を何度でも反芻してしまいたくなる不思議な力をこの小説は持っています。読み返さなくても思い返すだけでも。もちろん読み返したほうがいいのだとは思いますけれど。
もしかしたら村上さんは「シャッフリング」を行うことと小説を書くことは同じように捉えているのかもしれない。そしてぼくは「ピッチカート」という表記よりも「ピチカート」という表記のほうが好みです。まあどちらにしろ勝手な意見なのですけれど。でも「イワン」より「イヴァン」のほうが好きです。あ、これは下巻か。
・「圧巻です!凄さを感じる作品」
「世界の終わり」と「ハードボイルドワンダーランド」との2つのストーリーが最初は何で交互に出てくるのだろうと思い、その内に何か関係ありそうだと思い、最後に繋がるのだけれども、それが本当にどんな繋がりなのかを読後も考えされられてしまう物凄い作品です。読み終わってから、また上巻の最初に戻って読み始めてしまいました。どうしてこんなストーリーを考え付くのか想像を絶するものがあり、ハルキストのみならず、文学好きの人にはたまらない作品だと思います。本質は真面目ながら、随所にユーモアがあって(机の上にたくさんクリップがある理由が分かったときは笑ってしまいました)、迫力満点で、読んでいて思考回路がフル回転する気分です。また、絶対映画化出来ないだろうなと思いますし、それぐらい文学のレベルの高さを感じさせてくれます。それから、太った娘が何でいろんなことを知っているんだろうと不思議な感じでした。そうでないとストーリーが進まないからですかね。星5つでも足りないぐらいです。
・「教科書には最適な本ですね」
読み終わった後は、感動だけではなく自分の今までの生き方を再考させてくれる最良の本と思います。中高生向きとありますが、中高生だけではもったいない本です。短編で30分もあれば読めますので気軽に手に取って読むこともでき、仕事で時間に余裕の無い人にもオススメです。最近のマスコミ報道、テレビ新聞報道のあり方にも一石を投じてくれる内容と思います。何が真実で、伝えたいことは何なのか・・・情報を受け取る我々にも責任があると教えられたようです。情報とは量ではなく質なのです。また、その質も発信者だけではなく、受信者によっても変化してしまう恐ろしさを知るべきでしょう。
・「男は黙ってるのも魅力的」
村上春樹の作品にしては非常に変わった内容である。しかしそこには必ず村上ワールドが随所に展開されていて、普段村上作品を読み込んでいる人にはオススメである。また読んだことのない人にも特に複雑な内容ではなく、スラスラ読めるのでぜひ一度手に取って体験していただきたい。なによりも1話しか入ってないからね(笑)長い小説の好きな個人的には像の消滅と合わせて読みたい作品である。
・「思春期になる前にこの作品に出会いたかった。」
私は、高校2年の時に村上春樹に出会って、それからむさぼるように彼の作品を読んで、本を読むという習慣がつきました。
この作品が、このような形で取り上げられていることは今の今まで知らなかったのですが、これを知ったとき思ったのが、もし、小学生や中学生だった頃、この作品に出会えて、村上春樹を読む。読書をする。という選択肢が生まれていたならどんなに良かっただろうなということです。
この作品は、村上作品の一つの大きなテーマである暴力について描かれています。所謂、普通の少年が切れてしまうという事の起こりなのですが、そこには心無い数々の暴力が隠れています。
それはとても不条理で陰湿で納得がいかなくて、本当にイライラしてしまうのですが、現実に多かれ少なかれ誰しもが受ける種類の暴力です。誰も避けることは出来ません。真剣に生きようとする人間の行く手には必ず出現します。
そしてたちの悪いことに、暴力を行っている人間(加害者)は、自分のしている物がどういうものか分かっていないという鉄則に基づいています。
大人になった私はこの種類の暴力と出来るだけ関わらないようにするすべを学びました。もちろん完全ではないけれど昔よりは少なくなったと思います。
でも、時々寝る前に怖くなるのが、自分自身があの時犯してしまった暴力が、相手をどんな気持ちにさせたか?という事です。
今になって思うのは、この作品にもっと若い、思春期に入る前に出会えていたら、自分の受けた暴力にも、自分の行った暴力にも、もっと慎重に、違うふうな行動なり考え方が出来ていたんじゃないかな?という事です。
・「奥深く心に根ざすコトバ」
『村上春樹全作品1979-1989第5巻』を原拠に全国学校図書館協議会の集団読書テキスト・第II期B112として1993年3月1日発刊。この話はわずか32ページしかない短編ひとつを集団読書テキストとして編纂したものだ。それなのになんと重く強い気持ちを読む者に残すのだろう。そして、これを集団読書テキストとして授業で読みあうであろう多感な学生達は何を感じるのだろう、と思わせる作品である。むしろ自分が社会というもののまっただ中にいて、社会の中でたくさんの『青木』のような人間を目で見ているが故に感じるものがあるのかもしれない。不思議なことに色々なことは逆様に遡ればハッキリ見えてくるものもある。
この作品のような高校生の頃、今でも世界史の教師の教え方に感銘を覚えて忘れられないことがある。彼は世界史を現代から遡って逆に教えたのだった。受験対策など関係なしだったが、多くのことが繋がって見えてきたことをこの作品を読んでふと思い出した。
『忘れたいものは絶対に忘れられないんです』というコトバが心の奥底に残った。
・「扇動者と被扇動者」
「本当に怖いのはそういう連中です」が圧巻である。ひょっとして、少なくない数の「少数者」を決定的に損なってきたのではないか……。自分は悪人じゃないと思って無邪気に生きている人は是非読んでいただきたい。
・「ノルウェイの森から海辺のカフカまで」
「ノルウェイの森」のころの村上春樹って「喪失感」っていうものがキーワードだと思うんです。「失われたもの」に対して追いかけて、でも手に入らなくて、という感じ。ただ今回は少し、その「失われたもの」との距離が違っているんです。そこが作者の成長、ないし変化があると思うんです。正直、僕は「ノルウェイの森」よりもこっちの方が好きです。読者を選ぶ作品だと思いますが、でも忘れられない話になる人もたくさんいると思います。少年を主人公に選んだのもこの作者には、初めてでそれも新鮮でした。
・「物語に浸る」
ひとりの少年が、「タフ」になってゆくお話です。 晩夏あるいは初秋の休日、ゆるやかな午後に、過ぎた夏の浜辺にあった眩しい陽光を思い浮かべながら、しっくりとむきあう物語です。 象徴や兆候、隠喩や換喩、寓話や寓意がいたるところにちりばめられているけれども、読み進めば、それらは気にはなりません。
とっぷりと本の世界に浸ることができます。 私は、新幹線や飛行機の中で読み続けました。 ざわついた乗り物の中で読んでいても、薄い用紙をめくるたびに、深閑とした森の空気を感じ、静謐な図書館の雰囲気を味わうことができました。
・「意識と潜在意識の境界領域を刺激する村上ワールド」
父王を殺し自分の母親と結婚したというギリシア悲劇オイディプスの物語が、枠組みのひとつに使われている。但し、それはあくまで物語の一環としてであり、この物語のメインテーマではない。
この本では「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」のように2つの物語が同時に進行していく。それはこの作品が「世界の終り〜」の続編的物語であると言われる一つの要因となっている。また、この物語が知らずに僕らの意識と潜在意識の境界領域に刺激を与えているメタファーでもある。
新たな趣向として今までの作品に無かったキャラクターの登場や圧倒的な暴力シーンが組み込まれたことによって、あの独特な村上ワールドがより深みを増して繰り広げられている。さらに作品の隅々に多くの謎が散りばめられ、読者は考えることを余儀なく求められる。読み手としては、単に謎を解明することを目的とするのではなく謎を含むこの物語をそのまま受け入れることができるかどうかで、この作品の評価が分かれることになるでしょう。
・「買ってよかった」
15歳というのが自分の年齢と同じだったのと、表紙がきれいだったので買ったのですが、読んでみると受験勉強も一瞬忘れて一日で読破してしまいました。 この話ははじめは2つの話に関連性が感じず意味不明でしたが最終的には現実的かつ幻想的に2つの話が交わってとても感動しました、買って後悔はないです。
・「時に優しく、時に激しく面白い!」
二つの物語が時には優しく、時には激しく進行していく。現代を生きる15歳の少年が主人公の話は、自分が15歳の時、抱えていた閉塞感を思い出して読み始めた。彼はそれでも一人で静かに分析したり考えることが出来る少年だ。彼は15歳の誕生日に家出をする。そして知らない土地に行く。彼の行動には憧れを抱いてしまう。そして15歳での一人での行動には波乱、出会いがあり図書館職員、大島さんとの会話も意味深く面白い。 もう一つの話の主人公のナカタさん。小さい頃の病気で字が書けず、複雑な思考は出来ないと言うが不思議な魅力がある人だ。ナカタさんの小さい頃の病気の原因となった出来事の謎が気になる。 二つの話が下巻に向けて絡み合って行く様相をみせている。早く下巻を読みたい。
・「「死を想う」とは」
駒ケ根高原美術館(長野県駒ヶ根市)に常設展示された「メメント・モリ」を見て衝撃をうけ、本を購入しました。個人的なことですが、鬱がひどく死にたいと思う日々を送っている最中の出会いで、ハッと我に返りました。 「死にたいと思う」と「死を想う」は全く別のこと。藤原さんからのメッセージは【死を想え】。 一生かけても答えはでないかもしれない。その答えを探す旅が「生きること」なのかもしれない・・・購入を迷っている方は、藤原さんのオフィシャルサイトで公開されている"Memento mori"をご覧になってはいかがでしょうか。
・「藤原新也」
藤原新也の原点といって過言でないと思う。
彼の存在は Mr.Children の桜井さんのインタビューで知った。この本はあまりに刺激的すぎる。何と多くのものを忘れていたのかと思った。インドはあまりに近く遠かった。
大切なことを忘れてしまわないように、時たま見直す。見直すたびに新たな発見がある。
これほど語りかけてくる写真を撮れるのは藤原新也以外にいないんじゃないかと思う。カメラが目に見えないものをも写すと知ったのは、これらの写真を見たときでした。
・「こんなところで死にたいと思わせる風景」
「こんなところで死にたいと思わせる風景が、一瞬目の前を過ることがある。」「その景色を見て、わたしの髑髏(しゃれこうべ)がほほえむのを感じました。」そんな風景が次々と現れる。あまりの濃密さにページをめくるのに疲れてしまうほどだった。『インド放浪』『東洋街道』他から選りすぐった写真に藤原氏自らが強烈なメッセージを刻む。そして最後に藤原氏はこう結ぶ。「読者はわたしの言葉や写真のいくつを感じ、いくつを十分に解釈し、そして、いくつを乗り越えてしまうことができるか。」この本に出会って15年。真に解釈できた写真は1枚もないのではないかという不安。この本との格闘はまだまだ続くんだと思う。
・「何度も何度も」
一番最初は学校の図書室で借りて読み、二度目は市の図書館で借りて読み、三度目にしてようやく自分の手元に置きました。何度も、何度も――繰り返して読みたくなる本です。また読むたびに写真や文に対する感じ方が変わる本でもあります。「死は病ではない」「人は死を選び取る」「死を想え」死は忌み嫌われるものなのに、この本を読むと尊くて愛しくて、ひどく安心するものなのだなぁと感じました。
命の大切さとか生の尊さを一方的に押し付けられた後に残るものよりも、死が身近にあって避けようのないものだと謳うこの本を読んだ後に残る物のほうが、私は重たいと思いました。
・「衝撃的」
高校時代、図書館で見つけた時は本当に衝撃を受けました。極彩色に彩られた花々、人々が焼かれる火と煙。対照的なのに、どこか通じている『死と生』の臭い。写真がこれほどまでに人に訴えかける力があることに正直驚きました。遠くへ去ってしまう友人にこの本を送りました。
・「アメリカ人の文化、意識に迫った良書」
僕はもう何年も前にこの「アメリカ」を読んだがあまりおもしろいとは思わなかった。彼が題材にしているアジアの躍動感やおもしろみがまったくないからだ。それは著者の問題ではなく、題材の問題にあり、アメリカの旅を題材にすれば、そこにアジア的躍動感が生まれようもない。読んだ当時はまったくアメリカに興味はなかったし、アメリカなど旅する選択肢になかったので、藤原新也ならではの素晴らしい洞察力に基づいた文章には感嘆したが、それほど興味をそそられるものではなかった。
そんな僕だったが、アメリカを訪れた。そこで目の当たりにする「アメリカ人の不思議」を体感するにあたり、自分なりの認識は深めたつもりだが、やはりどうにも理解しがたい点が多く、帰りの飛行機の中でこの本を読んだら、「なるほどそういう考え方もあるよな」と、大いに参考になった。もちろん「これはちょっと言い過ぎじゃないかな」と思う部分も多々あったが。
今、世界をおかしくしているアメリカ人とは何物なのかを理解する、大きなヒントとなり得るはず。
・「アメリカの文化について知ることができます」
筆者がアメリカに滞在し、車で旅した中で感じたことが書かれてあります。アメリカ人と同じ目線に立つように行動しており、普通の観光旅行では感じることのできないようなことが記述されており、興味深く感じました。特にアメリカ人の挨拶に着目して書かれているいる部分は、私も同じことを感じたことがあり共感を感じました。今度アメリカに行ったときに、同じような目線で見てみたいと思いました。
・「こんな人生を送りたい、と思わせる」
地味な本である。でも、こんな人生を送りたいって思う自分を、すごく感じる。「何かに繋がっている」ということを、時に、強く求めたくなる。「自分」として生きていく中で、それは見えなくてもいい。見えないものであるからこそ、存在していることを強く感じられる一瞬があるのではないだろうか。行き詰まると手にしたくなる本、それが「物語」だとしても・・
・「喪失と再生への祈り」
ノンフィクション作家の描いた小説第一弾。著者の海外紀行ものを読むとつくずく小説的だなと感じてきたが、こうして小説と銘打ったものを改めて読むと、逆にこれはノンフィクションではないかと奇妙な錯覚に陥る。主人公である旅人の視点が旅ものにおける「私ー藤原新也」と酷似しているのがその要因だろうが、ところどころにテーマを暗示ではなく提示してしまうシーンが散見され、それが小説的感興を削いでいるようにも感じられる。しかし冬のアイルランドの詩的な情景、あるいは登場人物の微細な息づかいなど、それぞれのシーンを空気感までリアルに描き出す筆致は見事のひと言。美しい映像に詩の断片を織り込んだような、静かで味わい深い作品であることに間違いはない。
・「まず、装丁が頗るよい。」
カバーとなっている一葉の写真がすばらしい。そして黒と朱に置かれた「ショットガンと女」の文字を見ただけで藤原新也の世界に飛び込んでいく興奮にドキドキする。 「即物的」であることを意識して書かれたと言う内容はヴァリエーションに富み、思考に富み、表現に富み、豊かな経験と知識に、飛躍する想像力を加えたすばらしい一冊である。 特に最後の数行がとてもいい。
・「無鉄砲な旅してたんだなあ」
藤原新也の世界にあこがれて旅した人、これまでいったい何人(何千人?)いるんでしょうね。旅する人の教祖的人物が、観念的ではなく、即物的なエピソードを中心に自身の体験を披瀝しています。しかし結構無茶してますね。人並みはずれたタフな精神の持ち主であることが、あらためて実感できるおもしろい本です。掲載写真はすべてモノクロ。撮影にまつわるヤバいエピソードもあって、「へ~、そうやって撮ったのか」と感心させられる秘話もあり。
・「しみじみきます」
初めて聴いた時は、ピンとこなくって、買ったのを後悔した。しかし、何度か聴いているうちにだんだん好きになっていった。こころにしみじみ訴えてくる曲が多いです。特に「ユートピア」がわたしは好きです。
・「買う価値あり!」
1stアルバムが売れると2ndがコケルということを考えると、アラニスも2ndはあまり売れませんでしたね。しかし、ミッシェル・ブランチの台頭に女性シンガーソングライターの女王を示すには今作の出来によるでしょう。彼女も少なくともブランチの存在を無視できないはずです。FM局では今作の「hands clean」が流れています。
結構いいです!!ミッシェル・ブランチよ、まだ若い!!「under rug swept」は買う価値あり!!
・「やはりスゴイ…」
いままでAlanisのアルバムは、1st、2nd、3rd、4thと全て聞かせていただきましたが、この3rdアルバムはAlanis自身がプロデュースしたらしいですね…
やはり1stに比べると、 勢いや、爆発的なものは小さいですが、あの独特の声、メロディー…健在です。やはり、スゴイです。2ndに比べると、全体的に明るくなり、歌詞も短くなっていて、サッパリと仕上がっていました。やはり、自らプロデュースしたことによって、よくAlanis色がでていると思います。聞き返すとより深みが感じられる一枚だと思います。これからもAlanisの進化
…とても楽しみです!
・「早く欲しい!」
デビュー作、2作目がよかったので、これも早く欲しいです。日本で彼女の影響を受けているアーティストは多いのでは。絶対にお薦めです。
・「新しいアラニスの魅力かな。」
今までの激しいアラニスを期待して聞くと、ちょっと違うかもしれません。今までのように、激しい思いをそのままストレートに歌っているのではなく、内に秘めて歌っているような。しかし、やはり、すばらしい歌唱力で聞かせてくれます。買って良かったです。でも、昔のアラニスに魅せられた私は、激しく歌い続けてほしかったので、星4つです。
・「個人的には最高傑作」
藤原氏の著作の特徴は、彼自身が遭遇した世の中の偶然や不思議さにあります。決して理屈では説明できない出来事に直面したという経験が、写真と文章を通して読むものを彼独特の世界に引きずり込んでしまうからでしょう。この著作に収められている「竹の花」がそうです。百年に一度咲くといわれる竹の花の写真から、私は、筆者の喜びと不安の入り混じった思いを感じて震えてしまいました。 彼独特の死生観もまた、注目に値します。「ある野良猫の短い生涯について」のなかの<病弱な猫は自らが病むという犠牲を払って私に慈悲の心を与えてくれた>という一節に、代表作『印度放浪』で表現した生死の無限循環の描写から深化した彼の思索を読み取れます。収録されている内容はほかに、旅・動物・社会問題まで実にさまざまで、そのどれもが生きる知恵を与えてくれると思います。藤原新也を知らない人にぜひ勧めたい一作です。
・「軽妙なエッセイ集、世の中を考えるヒントがつまる」
本書は雑誌で連載されたエッセイの寄せ集め集。大きく3種類に分けられる。一つは、O−157や猿岩石、麻原彰晃や酒鬼薔薇聖斗事件、「悪魔」と子供の名前につけようとして問題になった事件など、当時の時事問題を取り上げ、独特な藤原社会学的見地から斬ったもの。一つは、「2000年藤原現在シリーズ」と題された、2000年に毎月本を出版した写真集や本の取材時の話。(バリ島や富士山、鉄輪など)そしてもう一つは、猫の写真とエッセイである。
暗くなりがちな時事問題のエッセイだけでなく、取材した話や猫の写真と話を交えるあたり、東京漂流以降に見られる藤原新也のバランス感覚を感じる。殺伐とした現代社会に、写真家としての彼が、できる限りポジティブなものを見出そうとした結果が、猫のかわいらしい写真群であり、表紙にもなっている「マユゲ犬」ではなかろうか。いろいろな話題を緩急織り交ぜた、読み楽しいエッセイ集だ。
個人的には「エンパイヤステートビル八十六階の老女」の序文にものすごく心を突き動かされた。
・「控えめな華」
この人の音楽は不思議だと思う。曲とかアレンジとかはシンプルでどちらかというとあっさりしている。声もしっとり落ち着いているけどちょっと寂しげで華やかな声だとは言いがたい。前作"No Angel"でドラマや映画、エミナムがらみでヒットした収録曲"Here with me"にしても"Thank You"にしても、異論はあるかもしれないけれど、単体の曲としてそう派手で目立つ曲とは私には思えない。でも、はまる。何故か聞き入ってしまう。今回の"Life for Rent"もそう。シングルカットされてヒットしている曲もあるようだが、シングルカットされた曲も含めて、決して全体として華やかさを感じない。華がないのではなく、華が控えめな感じなのだ。一般的なソロの女性シンガーのアルバムが薔薇とか百合とか、蘭というイメージだとすれば、スミレという感じが一番近いかもしれない。だけど、そのスミレは手にとってみるとすごくいい香りがするスイートバイオレットだった。ダイドの音楽は、そんな感じがする。しみじみと聴けて、繰り返し聞いても飽きがこない。ところで、国内盤だけなのか、輸入盤もなのか分からないけれど、"See the Sun"の後、1分くらいのかなり長い空白をおいてシークレットトラックが入っていた。ブックレットにも日本語解説にも言及のない正真正銘シークレットトラック。2分半くらいの短い曲ながら、心に沁みる曲だったけれど、この曲、なんというタイトルなのだろう?
・「待ちくたびれた~」
2000年の秋に輸入盤の「NO ANGEL」を手に入れた。それから間もなく日本でも大ヒット!彼女の美しくて悲しい、いろいろなイメージを沸かせてくれる歌はやっぱり世界中で受け入れられた。あの感動を再び!と思ってlife for rentを早速手に入れてみた。待ちに待った新作は相変わらずの優しい歌声。でも歌詞は不倫を歌った名曲DON'T THINK OF MEを思い起こさせるような意地悪な女の部分を出していたり、そして強い女の部分もあり。だけれど曲はあくまでも優しくて。正直言って前作のようなドラマチックなイメージはないけれど(前作はパーフェクトすぎたかも)、彼女の新譜を秋に再び聴くことができて幸せ。ダイドのアルバムを聴きながらドライブしたりピクニック行ったり、そして読書したり・・・至福の秋が迎えられそうです。
・「最高」
このアルバムを聞く時、とても悲しくなるし、切なくなるし、ホントに泣き出しそうになることがある。ダイドの声は私を素直にさせてくれる気がする。だから聞いてほしいです。
・「-」
秋の夜長に聴くのもいいし朝の気持ちのいい時間に聴くのもいいと思う。少ない音と優しい声でリラックスできる。
・「嬉しい!」
Didoの声はすごく個性的で、憂いを含んだ声とよく言われています。私はロズウェルという海外の人気ドラマでDidoの存在を知ったのですが、透明な声に洗練されたシンプルな音楽と、ドラマチックな歌詞(個人的にそう感じました)にすごく魅了されたのを覚えています。前回のアルバムNO ANGEL(1st)ではなんと1200万枚売れたそう!そのプレッシャーから、今回のアルバムのレコーディングは人里離れたスタジオで制作された、と書かれています。NO ANGELでは歌詞が抽象的に思えましたが、今回は象徴的で、もっとクリアになっています。世界が待ちに待った待望の2cdアルバムです。
・「感動です!」
インターFMでエブリバディ・チェンジングを聴いたとき、なんて美しくて心に沁み込む曲なんだろうと鳥肌が立ち、さっそく購入しました。やはり買ってよかったです。ラジオでOAされていたエブリバディ・チェンジングは、本当に素晴らしい! 私の中で今年ナンバーワンのいい曲になりそうです。他にもハズレの曲はほとんどなく、メランコリックな音楽が好きな人なら必ず満足するでしょう。
・「力を抜いて目をつむって聴こう」
聴いていると心にじわ~っと染みわたっていくようなとても美しいサウンド。ヴォーカルの声は高音で透き通っていてかつ力強く伸び・広がりがある。キーボードの音もとてもきれいで響きがよく、リズムのいいドラムスとあわせて、3ピースが見事にマッチして神秘的で壮大で美麗な楽曲を生み出している。同じような感じの曲が多いかもしれないが、どれもいい。悲しいとき、いらいらしているとき、心的に疲れているときなどに聴きたい。このアルバムに入っている音楽は心をやさしく包み込んで、落ち着かせてくれる。心を癒してくれるのだ。
・「心地良いメロディ・・・」
UK出身でヴォーカル、ピアノ、ドラムという珍しい編成のギターレスバンドである。ヴォーカルのトムの歌声は柔らかくて力強く、ピアノがこのバンドのメインであるので曲もシンプルで美しいものが多い。とにかく耳に訴えかけてくるようなメロディではなく、優しく語りかけてくるような心地良いメロディを持った希有なバンドである。発売されて一年以上経つが、未だにUKチャートの上位にランクし、ロングヒットになっている。個人的に好きなトラックは1、5、10、11で特に10曲目から11曲目への流れが好きだ。がつがつしたロックに疲れたらキーンを聞くといい。
・「音の美しさを追求したアルバム」
「心臓が止まるほど美しい」と言われているとおり、本当にどの曲もメロディが美しく、またボーカルの声も非常に美しいです。聴いていると心が安らぐのを感じます。コールドプレイなどが好きな方は絶対に気に入るので買いです。
・「全体を貫く「美しい透明感」」
ギターのいないロックサウンドとはどういうものか?という疑問と興味から購入してみました。ギターのいないトリオ、というとちょっと前まで、ベンフォールズ・ファイヴがいて、あのバンドはベースの音にエフェクトをかけることによってギターの不在をカバーしていたような感じでした。
しかし、このキーンにおいては、
聴いていて、ギターの不在をあまり意識しないで済みます。ギターの不在よりもヴォーカルと全体的なサウンドの「美しい透明感」に耳が集中するからだと思います。むしろこのバンドにはノイジーなギターは不要です。もちろんそのぶんパワフルなロックというサウンドではないのですが、この「美しい透明感」こそがこのバンドの特徴なのだと思います。
かなり古いですが、チープトリックの「THE FRAME」を思い出しながら聴いています。私はロヴィン・ザンダーが好きですが、このバンドのトムというヴォーカリストもすっかり好きになりました。アルバム全体の出来具合いもハイクオリティです。星5つあげてもいい出来だと思います。
・「遠く広く高く・・・」
ひとりの人間が作り出す音が重なることですばらしい広がりを見せる。「ちょっと音が欲しいなあ」というときにぴったり。何かをしていてもそれを妨げず、じっくり聴くならそれも良し。私の結婚式でも使いましたが特別なシーンでも◎。是非おためしあれ。
・「いちばんのおすすめ」
どれを購入しようか迷っている人はこれがいいと思う。その理由は3点。1。4枚のアルバムから選曲され、4枚組ベスト「Only Time」より値段も手ごろ。2。記載されてないけれど、日本盤にはBonus Track17「Oiche Chiun (Silent Night) 」(きよしこの夜)アイルランド語が入っていました。しかも私のはゴールド色のdiscです。3。5.オンリー・イフ/12.ペイント・ザ・スカイの2曲は、他のアルバムにはない新曲。
他にたとえようのない心地良い、最良の音楽。あまりに良いので秘密にしたいくらいです。
・「星空の下で聞きたい」
エンヤの大ヒット曲を集めたベスト版。POPなものから美しいヴォーカル、センスのあるインストゥルメンタルがもりだくさん。ここに収録されている「ブック・オブ・デイズ」はゲール語ではなく英語で歌われているもので、大人気。新曲「オンリー・イフ」はこれでもかというほど多重ヴォイスがつかわれていて、多分エンヤの曲の中で一番元気な曲だろう。
「ペイント・ザ・スカイ」はまさに星空をイメージさせる曲で、鐘のような音が美しく静寂の空間を醸し出している。エンヤ入門として最適の一品。
・「癒しの女神!」
子供に聴かせるために購入しましたが、さすがエンヤ。デビューアルバムから売れたいい曲が目白押しです。このアルバムに収録されているのがエンヤの全てとは言いませんが、エンヤならではの背中を押してくれる様な曲と、一緒に泣いてくれる様な曲がバランスよく入っています。その静かでいて荘厳な曲調は中世の騎士を連想する事でしょう。歌詞が解らなくても感覚で感じることができる素晴らしい一枚です。癒されたい人、世の中のお母さん、お奨めです。
・「ベストアルバム」
「ヒーリング(癒し系)」と言われているので、凡庸な「癒し系」のイメージが有りましたが、聴いてみたら全然違っていて良かったです。 普通の「癒し系音楽」はメランコリーな曲調で、聴いていると暗くて悲しくて鬱になって泣き出しそうになる曲ばかりですが、エンヤは寧ろ逆に沈んだ心を浮き上がらせてくれます。身体が浮き上がりそうな幻想的な浮遊感や開放感。 サンプリングや多重音声を駆使した音楽は完成度が高く、いかにもな「ヒーリング」やベタベタコテコテの「ケルト」ではない為、「ワールドミュージック」「ケルト」に興味が無い人や「ヒーリング」に関心を持たない人でも聴き易いです。 フォークのファンにお薦めします。エレクトロニカ/ハウス/テクノのファンでもイケるかもしれません。
シングルやアルバムを全部持っているコアなファンはどう思うかは知りませんが、今回初めて聴いた私は他のアルバムも聴いてみたくなりました。初心者にとっては良い入門編ではないかと思います。
●森羅万象
・「姫神ベストシリーズの中では最高作」
日本の有名な鍵盤・シンセサイザー奏者といえば喜多郎や富田勲、あるいは坂本龍一などが一般的によく知られているが、なぜか姫神こと星吉昭氏の名前はあまり知られていない(最近はそうでもないみたいだけど)。以前、「神々の詩」が大ヒットしたものの作曲者本人に関してはよく知らないという人達が多かったのも記憶に新しい。星さん自体、メディアに登板することがほとんど無いこともその一因だろうが、はっきり言って日本人でしかも音楽が大好きな人間ならばこの姫神を知らない人はあまりにも不幸だ。普段のテレビ番組やCMで接するBGM。そこにどれほど姫神の曲が使われていることか。おそらくこのアルバムを聴けばほとんどの人が「あ、この曲どこかできいたことある!」と膝をたたくことだろう。
そんな姫神初心者の方にオススメしたいのが数ある姫神ベスト盤のなかでもこの「森羅万象」だ。特にディスク1は姫神の代表曲をリリースされたアルバム順を追って一曲ずつ収録されており、姫神サウンドの入門編として最適な選曲が施されている。
ディスク2ではサウンド的に大幅な変化を遂げた「マヨヒガ」以降から2~3曲ずつ計10曲収録されている。中でも聴きどころなのは大ヒットした「神々の詩」とライブ録音された最後を飾る大曲「浄土曼荼羅」だろう。特に「浄土曼荼羅」はライブ録音だけあって臨場感や姫神独特のまろびやかな荘厳さが圧倒的な迫力で迫ってきて感涙モノ。
僕がはじめてこの曲を聴いた時、そこに描かれる日本的叙情性と仏教的無常観、そしていにしえの時を偲ばせる音像に思わず本気で泣いてしまいました。
・「新羅万象」
日本の情景を余すことなく叙情的に再現できるミュージシャン「姫神」日本の独特なフレーズにこだわったメロディーライン、音は最高だと思います。特に「大地燃ゆ」は僕の一番のおきに入りです。
・「いいですよ」
3~4年前、偶然で手に入れたんですが、何とも心地よい、姫神の傑作たちが集まっています。やわらかで芯のある、うねる流れのような音、からだの奥底から響くリズム。それぞれ曲によって様相はちがうけれど、どれも音の流れに身をゆだねる感覚が気持ちよかったです。夜、ヘッドフォンをつけて、ソファにしずんで聴くと頭がほぐれてオススメです。
・「自然界を音楽で体感」
自然とアジアと音楽の絶妙なコントラストの姫神。「夕凪の刻」は不思議感覚と安らぎに満ちた傑作です。「山の神」「神々の詩」は壮大なエキゾチックといった感じで気持ちが開放的になります。姫神の曲は心が安らぐ以上に体の細胞が喜ぶといった感じの音楽です。
・「懐かしいものを感じる」
幻想水滸伝Ⅲのオープニングで姫神に魅せられこのCDを買いました。私的にはDisk2の9番『神々の詩』がとってもお気に入りでなぜか涙が出てきそうな、何か懐かしいものを感じました。全ての曲をお勧めします。
・「平易な大宇宙」
ããéæ²³éé"ã®å¤ãã¯ããããå¤§äººãæ¥½ã-ãã童話ãã¨ããè¨ãæ-¹ã®ä¸ã«å«ãããã¦ã-ã¾ãã¾ãããã"ãã¯ãã"ãªã童話ã«ãªãããã¦ããªã童話ãã'æ...°ããããã®ã«ãã'ãªã®å©ã'ãªã©å¿...è¦ãªãã¦ããã£ãã¨ã-ãç'ãããªãã童話ãã§ããã ããã大人ãåä¾ã楽ã-ãããå°èª¬ãã§ãããã®ã§ãã
ãæ-ç« ã®æ¯"é¡ã®ãªãç¾ã-ããããã¯ãçµ¢çã¨æ'-ç·'ãç«¶ãããã«é§ä½¿ãããä¿®è¾ã®ç¾ã-ããªã©ã§ã¯ãªãã¦ãä¾ãã°å'é ã®ãéæ²³ã¯ä½ããåºæ¥ã¦ãããå...ç"ã«åãããã¸ã§ãã³ããã«ã ã'ãã«ã©ãå¤ã£ã¦ããã®ã«ç"ããããç«ã¡å°½ããã·ã¼ã³ãã帰ã£ã¦æ¥ãªãç¶è¦ªã«ã¤ãã¦ãæ¯ãã"ã¨ã¸ã§ãã³ãã話ãã·ã¼ã³ã¨è¨ã£ããç©æ²ã-ããç¯ãå 'é¢ã䏿è°ãªæ¸...æ¸...ã-ãã¨éææã'ä¼'ã£ã¦é¿ãã¦ããããããã£ãç¾ã-ããæ-示ã'è¾¼ãããããã宿å'½ç!!!ã«æ²ã-ãæ-示ã'è¾¼ããç©èªãã使...ãåã¨ã-ã空æ°-ã'æ¹ãã¦è¸ã«æ®ãã¾ãã
ã賢治èªèº«ã¯ç±å¿ãªæ³è¯çµä¿¡è...ã§ãããæ¬ä½ä¸ã§ã¯ã§ã¯è³ç¾æãªã©ããªã¹ãæçãªè¡¨ç¾ãå¤ç"¨ããã¦ãã¾ãã大人ã«ãåä¾ã«ãå¤ãããä¼ããã®ã¯ãããã£ãå®-æçãªè¡¨ç¾ã®å¤ç"¨ã«ããã®ã§ã¯ãªããè³¢æ²»ã®æ±é"å¿ãççã«å±ã"ãã¨ããã¾ã§ã«å¼·ãã£ãããã§ã-ãããå®-æè¦³ã'èæ¯ã«ã-ã¦ãåå®-æåå¥ã®æç¾©ã®æè'ã«ææ³¥ããã®ã§ã¯ãªããéãå®-æã¨ãããã®ã®çæã'ä¼ããã"ã¨ã«æåã-ã¦ããç¨æãªãå°èª¬ãã§ãã
・「子どもの頃には見えなかった発見がある。」
賢治の優しさ溢れる童話です。
主人公ジョパンニは病弱な母親のため学校に通いながら仕事をする。日々の疲れで親友カムパネリアとの会話も少なくなってくる。そんなある日、カムパネリアと壮大な銀河を列車で旅をする夢を見る。 その夢は、ジョパンニの心の迷いを旅するかのような物語となっている。カムパネリアともっと昔のように会話をしたいと思ったり、前向きに生きようと思ったりする。 大人になり子どもの頃は見えなかった発見があった小説でした。親子で一緒に読むとまた楽しめるのではないでしょうか。
・「現実と幻想、無垢な魂、どこにもない世界へ」
今からずっと昔の夜。町外れの丘を登ると暗闇の中に街の灯がちかちかと瞬く。その光景がいつの間にか幻想へ変わっていく。「銀河鉄道の夜」はそういう童話だと思いました。ジョヴァンニとカンパネルラはなぜ銀河鉄道で旅するのかを考えると、切なくなります。それはきっと宮沢賢治(ジョヴァンニ)が見ていた世界の反映だし、彼の抱えていた孤独、無垢な精神、理想への憧れだと思います。ジョヴァンの家の食卓には、牛乳と角砂糖とトマト、それにパンが並んでいるのが、忘れられません。日本なのに日本でない、ここに童話としての卓越があると思います。夜の牧場の場面と印刷所の場面も大好きです。
・「賢治ワールドへの誘い」
ジョバンニとカンパネルラとの切ない友情、そして別れ。 世界の哀しみと幸福をこの短い童話は教えてくれる。 誰にでも解り、誰にも解らない賢治ワールドはここから始まり、ここに帰ってくる。
・「世界屈指の名作」
心暖まる作品がたくさん収録されております。 人生に影響を与えてくれる作品ばかりです。 宮沢賢治は大人になってから読むものですね。
●Blue
・「深い蒼。」
やはりこれがJoni Mitchell の最高傑作でしょう。繊細で純粋、研ぎ澄まされた独自の世界が完成しています。何度聴いても飽きない普遍性を持った作品。
・「魅力的なアルバム」
何度も繰り返して聞いたアルバムでたぶんこれからも繰り返し聞くと思います。ジョニ・ミッチェルの詞はどれも面白いですがBlueの詞はとても好きです。なんだか日記を読んでいるみたいに感じます。もしくはつぶやきを聞いているような。 内省的で切なくて、それにとてもかわいい。 好きな曲をひとつやふたつに選べないほどすべての曲がすばらしいアルバムです。
・「本物の詩」
アコースティックな世界ですが、とても力強く聴こえてくるジョニの1曲1曲。数々の名盤、多才ぶりを発揮しているジョニですが、私はこのアルバムが飛びぬけて好きです。ジャケはとてもクールですが、音は熱い、詞は繊細。私の一番好きなのは 8.RIVER。最初から最後まで音の力を隅々まで感じ取れる作品です。
・「軽やか、鮮やか、爽やか」
ジョニ・ミッチェルの大きな魅力のひとつは、潮風爽やかな地中海沿岸やカリフォルニアを思わせる、開放的な雰囲気にあると思います。その意味では、本作が彼女の最高傑作と言えるでしょう。たとえば4曲目、多様で鮮やかな声色の濃淡を使い分ける歌唱からは、どんな音楽よりも先に印象派の画家のタッチを連想します。タイトル曲をはじめとするスローバラードでも、曲や詩に距離がとれていて、感情に溺れることがありません。最大の聴き所として個人的に推すのは1曲目。詩を読んだ多くの方が「これぞロック史上屈指のラブ・ソング」という私の思いを理解してくださるのではと期待しています。
・「Joni Mitchell という1つのジャンル。」
完全にオリジナルな世界を持つアーティストの1人、その代表作を1つだけといわれるとやはりこれか。「Hejira」も捨てがたいが、美術学校出のナイーブな少女の恋心と、70年代ならではの自由な空気を満喫する大胆さを絶妙にブレンドしたこの作品のみずみずしさはなんともいえない。ジャケットも良いし。
今聞いても新鮮なギター・アレンジ、繊細だけど軽い歌声など彼女を聞くのが初めての人はこれを。
ダイアナ・クラールが演奏した「Case of you」のオリジナルも入ってて、比べて聞けば、いかにJoniの音楽がフォークというジャンルを飛び越えていたかはっきり分る。
・「とてもいい曲ですね」
鬼束ちひろという人をまだ知らなくて、たまたま「infection」を聴いたんですが、何かこころに訴えるものがあってアルバムを買いました。そしたら驚きました。全曲とても良い曲でした。曲の終わりにもう一度聴きたいと思って、リピート再生しようとすると次の曲のイントロに引き込まれて、これも良い曲だなと思いました。
アルバムで全曲良い曲だなと思ったのは初めてです。
・「名作な一枚。」
このThis Armorは、鬼さんの曲の中で個人的に一番好きな一枚です。何度聴いても褪せないですね。鬼さんの持つ「激しさ」と「優しさ」。そのちょうど真ん中、という感じでしょうか。激しい詩と優しいメロディ、その絶妙なバランスがとても好きなのです。
内容ですが、まず1.「ROLLIN'」がとても良いです。疾走感のあるメロディと伸びやかな詩。何かから解き放たれるような、開放感のある曲です。2.「茨の海」も好きですね。追い詰められるような曲調でいて、最後の部分で一気に花開くような。。それ自体にしっかりとしたストーリーを感じれる一曲です。書き切れないのが残念ですが、他の曲も大変良いものです。
アルバム自体の出来と、個人的な好みを含めまして☆5つとさせて頂きます。鬼さん入門の一枚としてもオススメですよ。
・「鎧を剥ぎ取る彼女の気高き精神が感じられる傑作」
鎧を剥ぎ取る彼女の気高き精神が感じられる傑作である、シンガーソングライターの真価と進化とは、前作を凌ぐ才能の昇華である、その意味では彼女、鬼束ちひろが見事に才能を昇華させたアルバムである、本物の音楽とはこのような作品とアーティストの事を如実に示した名盤である
・「脆さのなかの強さ」
前作『インソムニア』に比べ、今作『This Armor』では 透明感のある歌声に声域の拡がりと温かみが加わり バラエティに富んだリズムの楽曲をそろえた鬼束。その歌詞は全編を通じて鬼束独特の世界観『不安、孤独、寂しさ』に満ち溢れており切ない。けれどその一方で、救いの片鱗をみせる美しいメロディと歌詞が随所にちりばめられ さらにパワーアップした彼女の歌声が美しさと切なさをひきたてる。
今作、絶品のナンバーは2『茨の海』だ。和風のメロディライン。広大で神秘的なアレンジにのせたこの曲は、前作『インソムニア』の流れを引き継いだ上でパワーアップした、鬼束のまさに真骨頂。ドラマ「トリック2」の主題歌6『流星群』では愛をテーマに温かなメロディ、某社CMで起用された5『Our Song』では英詩に初トライ、こちらも温かい曲調。
そしてカントリー調のアップテンポ・ナンバーの1『ROLLIN'』および4『everything in my hands』、シンプルなアレンジと彼女の歌声を前面に押し出した7『LITTLE BEAT RIFLE(アルバム・バージョン)』。一転して、自己に潜む激しさと葛藤を切々と歌いあげる3『シャドウ』、大ヒットシングル『月光』にカップリングされた『Arrow of Pain』の切なげなメロディライン、
壮大なストリングスをバックに鬼束の壮絶な心の叫び・咆哮の聞こえる大作9『infection』、そして最後はアルバム・タイトルとも絡む「鎧」を歌詞に含んだ10『CROW』でアルバムは神秘的に終焉する。迷い、不安、孤独‥。脆い。けれど強い。脆さの中の強さ、表裏一体。一度そのメロディと歌声を聴いたものは心をグッと捕らえられる逸品。
・「新鮮に感じて」
「月光」を聴いたときから彼女の歌の虜になってしまった…。ここにある曲の中でも「流星群」は、何というか創作過程の意識、気持ち、心の洗われる歌をつくりたいという願いが伝わってきて、毒された言葉だけども、聴いていて癒されていくのが分かります。
ただファンの私でも彼女の楽曲には(私なりの)当たり、はずれがあります。そこの受け入れがたいところが、ファンとそうでない人を分離しているのかもしれません。それでも熱烈に愛されながら、一方で全く正反対に評価される…これはアーティストとして進化していく上で最高に恵まれた境遇だと私は思います。
目を離していたら不意打ちをくらう、カウンターパンチの強い人です。
・「とりとめのない話」
『三月は深き紅の淵に』で、ものすごく魅力的な部分のように語られていた第一章が、語られていたそのままに再現された作品で、それだけでもうただただ感心します。
Y島に中年の男女4人が旅行して、ただお喋りするだけの話が、まさかこんなに面白いなんて反則です。活字好きな人たちが持っている共通の知識や体験を駆使して、同時代的な雰囲気溢れる謎が次々に提示されていくのですが、これがもう懐かしさを刺激して止まないのです。20代後半から40代にかけての活字好き・TVドラマ好き・洋画好きは一見の価値はあると思います。
その上、それらの謎たちにぐるっと取り囲まれて目隠しされた、ひとつの大きな(私にとっては)魅力的な謎ときたら!
とにかくもうただただ贅沢なものを読ませて頂いて感謝!の念に耐えないです。人によって合う合わないは激しくあるかと思いますが、粗筋から想像できるストーリーよりも激しく面白かったです。
・「迷宮の森」
幻想的な森の中を進みながら、登場人物の名前をもつ4つの章が展開されていく。主人公たちによってまさに物語られる過去は、霧に幻惑される森さながらに絡み合っていき、開けた路を見つけるためにどんどん読み進めずにはいられない。
大人となった登場人物達が過去の謎と対峙するという、ありきたりな設定ではあるが、少年少女たちが主人公となる作品が多い恩田作品としては、大人の慌ただしい日常がぼやかれることによって、かえって少年時代の危うさと切なさが浮き立つ気がする。
舞台となったY島(読んだ後に偶然行った)も、神秘的な森の雰囲気がぴったりで、いつもながら話の舞台設定のうまさに酔わされる。読んだ恩田作品の中では、これが今一番のお気に入り。
・「分厚いけど一気に読めます!」
恩田陸さんに惚れこみ、図書館でこの本を見つけて借りてみました。その分厚さに、ちょっと気後れしながら・・・。
しかし、その心配は無用でした。内容は、大学時代の友人だった4人が久しぶりに再会し、旅行に出かけるというもの。複雑に絡み合った4人と、その友人や家族との関係。大学生だったあの時期、一体4人に何が起こっていたのか・・・!?4人の名前が掲げられた4つの章に分かれており、その人物の視点から話が進み、そして過去の謎が少しずつ暴かれていくのです。
この『黒と茶の幻想』は、恩田さんの『三月は深き紅の淵を』の中にそのまま登場します。恩田さんのいくつかの作品は、シリーズという訳ではないようですが、同じ名前の人物が登場して、ある作品では架空の人物だったり実在の人物だったりします。様々な作品や魅力ある登場人物が、全く違う作品にふと登場して、それが背後に隠れる神秘的な謎となって作品全体に影響を及ぼしているような気がします。様々な形で作品同士が複雑に絡んでいるので、現在私はそれを把握しきれていない状態ですが・・・。
とにかく、先が気になって仕方ないこの本。恩田陸が好きな人、屋久島に行ったことがある人、これから行きたいと思っている人にもオススメです。
・「黒と茶の幻想」
恩田作品は初めてじゃないけれど、初めて恩田ワールドにはまり込んだ作品だ。旅をする四人の名前が順に章名になっているが果たして主人公は誰なのか。一度も登場しない人物の存在感が圧倒的だったりするのは宮部みゆきさんの火車に通じる面もあるがまったく読んでみれば違った内容だ。
上質の小説を愛し、至上のときを過ごすのを好む読者には絶対に見逃せない本だと思う。
・「深い」
4人の視点から見る今、過去、謎、素晴らしい作品だと思います。何回も読み返すほど、深い作品です。恩田陸作品が好きなら間違いなくお勧めです。より物語を深めたいなら『麦の海に沈む果実』も呼んでみるといいです。
・「恐怖+α」
これまでに恩田さんの作品7冊読了しました。他の作品はストーリーの展開で読者を漆黒の恐怖に引きずり込む所は素晴らしかったのですが、その展開に比べて結末があっけなく、何か消化不良のような感じが残ってしまいました。
しかしこの「球形の季節」では最初から「わたしはいつもここにいるよ」の主題が貫かれていて、結末もしっかり頷け感動できます。しかも他の作品のように漆黒の恐怖も味わえます。
今までの恩田さんを越えた作品です。是非読んでください。
・「都市伝説」
恩田作品のエッセンスが詰まった作品です。 民俗学、文化人類学とファンタジーの融合が恩田作品の面白さのエッセンスだと思います。それが、強い作品。殊に都市伝説という観点から言うとこの作品はそれを強く反映していると思います。 都市伝説の基本は「噂」なんです。口裂け女、マクドナルドの肉はネズミの肉、etc・・・。 そんな都市伝説と恩田流のファンタジーの融合の傑作がこの作品であると思います。 しかし、それ以上の恩田流のファンタジー要素が含まれていて、かなりの完成度です。こういう作品は誰でも思い付くものですが、それを一つの作品として完成するということはものすごいことだと僕は思います。少しでも文章を書こうとした人なら分かることでしょう。 そういった見地で見てもこの作品は傑作です。
・「恩田さんの恐怖+α」
恩田さんの作品5冊目読了今まで読んだ中でこの作品が最高の作品です。恩田さんといえばストーリーの展開で読者を恐怖の淵に連れて行く事には定評がありますが、いまいち結末が面白くなく主題がはっきりしない場合が多いのですが、この作品は今までの恐怖感を保ったまま、現代社会を象徴するような主題を持っています。
じわじわとした恐怖を味わいながら最後は感動できる作品です。最後の章の「わたしはずっとここにいるよ」は目頭が熱くなりました。あなたも「みのり」と一緒に谷津の町を彷徨ってみてはいかがでしょうか?お勧めの一冊です。
・「この感じが陸ワールド」
「噂が本当になる」そんなところから物語りは始まる。帰郷率9割の不思議な東北の町。ホラー小説をうたっているけれど、ファンタジー小説のように感じました。この感覚が陸ワールドなんだなと思います。(そうそう、読んでみないとわからないのよ)
・「SFかもしれない」
ホラーの枠でくくられているようですが、これは、SFだと思って、私は読みました。だって、ありそうなことだもの。ただ単に、人の心の恐怖を形にして描き出して見せるのとは違う。今目の前に見えている現実以外に、あるかもしれないもうひとつの世界。
ただ、想像のなかにあるだけだと、誰が言い切れるだろう、、、
・「歴史が面白くなった」
この本を読むまでは歴史が嫌いでした。この本を最初我慢して読んでいたらどんどん引き込まれるようになって、「日本史」が面白くなりました。聖徳太子や卑弥呼の名前くらいは知っていたものの、歴代の天皇の名前(おくりな)もほとんど知りませんでした。また、旅行の仕方や行きたい先が変わったのもこの本のお陰。神社仏閣に行くのがいやだった私が進んでいくようにもなりました。特に伊勢神宮や出雲大社など何度でも行きたいですよ。
とにかく皆さんに薦めたい本です。その後の(あるいは今の)日本の風習についても「なるほど」がなんと多いことか。部落問題なんてはじめて解ったし、
時代によっては「君の名は?」がプロポーズだったなんて知らなかったもの...
・「本シリーズは順番に読んだ方が良いです」
本書最大の特徴は、“なぜ歴史学者でもない素人が日本史通説を書こうなどと思ったのか”という、誰もが思うであろう疑問への答えともいえる序論です。70ページにも及ぶこの章を使って、著者はその意図と、具体的な“テクニック”を紹介しています。
それは「日本史の呪術的側面の無視ないし軽視」「滑稽ともいうべき史料至上主義」「権威主義」の束縛から逃れた史観です。呪術的側面については同じ著者の『言霊』などでも解明されています。逆に言えばポイントとしてはそれだけとも言え、そのものさしをあてはめながら日本史を解体して行くのがこのシリーズであるといえるでしょう。
・「「逆説シリーズ」の骨格を確立した本」
"怨霊史観"をベースに、歴史の通説の盲点を鋭く突く「逆説シリーズ」の初作。本書は、古代をテーマに「倭」国の名の謎から神功皇后までを対象にしている。
本書は「逆説シリーズ」の骨格を確立したという点で意義があるが、如何せんこの時代には定説そのものが存在しないので、「逆説」もまた存在し得ない。「倭」-「環」-「和」-「大和」の国名論は、その可能性もあるという程度であり、逆説でもない。「出雲=死国」説も言い古された論で新規性を感じない。むしろ、序論にあった信長論、「中日ドラゴンズの理論」の方に「逆説」性があり、面白く感じられると共に、シリーズの今後に期待感を持たせる。
また、「天の岩戸」伝説が皆既日食の反映とする説は、本書中にもあるように既存の説であり、これ自身は目新しくなく、素人でも類推できるものである。これを卑弥呼の死(殺害)と結び付け、「アマテラス=卑弥呼」説を補強している点がオリジナルか。
神功皇后と武内宿禰は謎の人物であり、本論の真相も「藪の中」である。ただし、結果として出て来る「邪馬台国東遷説」は多くの人が唱えているものであり、個人的にも本説に賛成である。ただし、前述したように、この辺は既存の説の整理と言った感が強く、「逆説」性は感じられない。ただし、道鏡の即位問題で、何故御神託を「伊勢神宮」ではなく「宇佐八幡」に求めたかと言う点に着目した点は流石と言える。こうした素朴な疑問を基に、オリジナルな説(この場合は邪馬台国の位置論)を披露する所が本シリーズの魅力であろう。
最後の韓国に対する批判は首骨できる部分も多いが、本シリーズの趣旨から外れているような気がした。全体として、定説がない時代に対する「逆説」を述べる事の難しさを感じさせると共に、今後の斬新な展開に期待感を持たせる快著。
・「「Heart of Gold」の幻聴」
アルバムとしての魅力では「アフター・ザ・ゴールドラッシュ」に軍配をあげるが、ここには私の生涯の一曲がある。「Heart of Gold」である。
いまから思えば、くさい歌詞だし、メロディも単調だ(蛇足ながら邦題の「孤独の旅路」はひどいね)。しかし、人生のとば口に立つ少年には強烈にアピールする何かがあったのだろう。歌詞を覚え、しょっちゅう口ずさんだものだ。「keep me searching for a heart of gold, and I am getting old」。時折、「人生なんてそんなものさ」と嘯きながら…。
それから30余年。けっしてHeart of Goldを追い求めて年を喰ってきたのではないオヤジは、それでもしばしば、この曲を思い出す。それは決まって、泥酔して飲み屋のトイレや道ばたにへたりこんだ時である。頭のなかでニール・ヤングの蓄膿声が響き出す。「ハリウッドでも、レッドウッドでも行きやがれ」と毒づいても、それは鳴りやまない。
こんなオヤジに成り果てたことを怒っているのか? えっ? いったい誰が…。
・「LP盤でも持ってます」
Bandの真似事をしていた頃、そのリーダーがソロ(ギター&ハーモニカ)でこの中の「Heart Of Gold」(孤独の旅路)をやったのが忘れられない。悩みと不安を両手一杯に抱えていたけれど、何とかなるだろうし、何とかしようと精一杯に日々を過ごしていた気がする。今でもレコードの棚にひっそりとこのお皿は眠っている。「つづれおり」や「MISSLIM」、「Music From Big Pink」等と仲良く並んで。
・「「それが僕に美しい心を探し続けさせる。そして僕はどんどん歳をとっていく。」」
アフター・ザ・ゴールドラッシュかこのアルバムが、この人のイメージを重視すると最高傑作ということになるのでしょう。アコースティックなアレンジで歌われる寂し気でルーズで土臭い、そしていいメロディと歌詞。そういったニール・ヤングの定型通りのアルバムです。バラエティに富んでいる分、アフター〜と比べるとまとまりが悪いですが、強烈な一曲で彼の代表作の一つ、 Heart Of Gold が入っているため比較ができません。「それが僕に美しい心を探し続けさせる。そして僕はどんどん歳をとっていく。」という一撃は、猛烈な寂しさを感じさせ、惨めさの中にある種のリアリティすら感じさせます。個人的には冒頭の OUT ON THE WEEKEND が猛烈に聞きたくなることがあって、このアルバムをついつい聞いてしまうのですが、ちょっぴり後味が悪いアルバムではありますね。リアルすぎるのでしょうか?でも大好きなアルバムです。
・「手書きはやめて」
マルチチャンネルで迫力は増しているとはいえ、音源はCDと同じなのでおまけについて書きます。歌詞がCD等と同じNeilの手書きは勘弁してほしい。読めないんだ、彼の字は!一曲ごとのプレイヤークレジットはGood Job。おまけのインタビューはNeil YoungとマネージャーElliott Robertsの若き日のお姿が拝めますが、いかんせん言葉が聞き取りにくい。
当然、アメリカ版なので字幕(日本語・英語共に)も無く、なに言ってるのかよくわからない。(よく見るとNeilって昔から髪薄いな)Photo Garalleyはいいんだが出し惜しみしすぎ。
まあおまけで買うわけではないので、音楽内容・紙ジャケで当然五つ星。環境そろってる方は買われてはいかがでしょうか。
・「すごい作品なので、日本のアーティストがパクリました」
1972年に発表されたアルバムですが、それまでのニールヤングはアルバム「アフターザゴールドラッシュ」に見られるようにカントリー色の強いマニアックなファン層が中心でしたが、この作品は彼を超メジャーに押し上げた名盤中の名盤でしょう。そんなすごい作品だったので、その翌年日本のアーティストたちが結構パクッています。1曲目の「Out of the weekend」は日本のデュオ「Buzz」の「ケンとメリー」がそっくりですし、3曲目「Man Need a Made」と9曲目「Needle」は井上陽水のアルバム・センチメンタルの「夜のバス」、アルバム・氷の世界では「帰れない二人」で使いました。アレンジャーの星勝さんの影響かも知れません。陽水さんは、ビートルズやハードロックのGFRなど、悪い意味ではなく、少しパクリながら我々を楽しませてくれてます。
・「名曲だらけの充実作」
アコースティック・ギターを中心としたシンプルな演奏。各曲のクォリティが高いので、そのシンプルさがメロディや詩の美しさを際立たせる。ディランならではの革新性という点では他作に譲るが、アルバムとしてのトータルの完成度という点では、これが文句なしのナンバーワンでしょう。
キース・リチャーズが80年代のインタビューで言ってました。「ボブに会うたびに言ってやるんだよ。『Blood on the Tracks』みたいなのをまた作ってくれってね。」
・「買い換えてしまいました」
2003年、僕はこのCDを二度買いました。一度目は廉価盤、二度目はハイブリッドの最新リマスタリング盤で。旧盤は流石に音が薄っぺらく、バンド・サウンドの厚みが感じられなかった。「ブルーにこんがらがって」も「愚かな風」も、ディランの最高傑作であるだけに、この高音質盤で聴いて、ようやく納得できる。とは言っても、音質が良くなったからといって、音楽の質まで変わる訳ではないのだけど。逆に言えば、買い換えたい、と思うくらいの内容だった、ということ。「70年代の最高傑作」という謳い文句に嘘はなく、充実した内容となっている。いきなりフォーク・スタイルに行くよりも、まずこの辺でディランの独特な歌い口に慣れておくといいかも。②なんて、相当良いです。
・「ディランといえばまずはこれ」
タイトル「血の轍」がぴったりはまる、情熱的な作品。特に素晴らしいのはディランのボーカルで、まさに身を削って声を出している感じは、他のアルバムでは聴くことができないほど。それゆえ、ちょっと雰囲気的に重たい、というきらいはあるけど、感傷的な気分でドライブでもしている時には恐ろしいほど心に沁みますよ。歌詞も男女関係のもつれを男の立場から切々とつづった歌が多く、共感できる部分も多いはず。もちろん「ブロンド・オン・ブロンド」等、マスターピースと呼べるアルバムを数多くリリースしているディランですが、初めて聞く人はこれがおすすめです。「ロック」「ブルース」等の枠に捉えきれない「ボブ・ディラン」という人物の圧倒的な存在感に、きっと驚きます。
・「お勧め」
ディランの音楽は聴きにくいところがままあるので、特に60年代の名盤達は今の感覚では楽しめにくい可能性がある。70年代ディランはそれに比べ比較的聞きやすい趣なので、お勧めであるが、その70年代もっとも粒ぞろいの名曲集はやはりこれだろう。アコースティックな面が基調になっているが、やはりポイントはディランの歌なのだからそれほどまで他の作品と違うところは無いかな。この歌声はやはり凄い。ディランは歌上手いな、とわかりますね。そして詩も相変わらずいい。いろいろといわれているので真実はわからないけれど、何か訴えられるものはあるし、それだけでもいいのかもしれない。名作である。ちなみに、紙ジャケになって安くなってるので、余程紙ジャケが嫌いとか、もっと安く手に入れたいと欲を張らないのであれば、今回の限定紙ジャケはお勧めしておきます。
・「70年代名曲の宝庫」
ディランの70年代は、「プラネット・ウェイヴス」以降名作を連発し、いわば第2の黄金期ともいえる充実ぶりを示しますが、本作はスタジオ録音のアルバムでは「欲望」と並ぶ双璧の作品、いや名曲充実度の点では満点の作品といえるのではないでしょうか。とにかく名曲揃いで、ロック史上(といってもアコースティック・ギター中心の演奏ですが)燦然と輝く歴史的作品です。本作におさめられた曲(例えば、嵐からの隠れ場所、愚かな風、きみは大きな存在、運命のひとひねり、ブルーにこんがらがって)がディラン自身のその後のライブ(例えば、激しい雨、ブートレグ・シリーズvol.5、武道館)で発展し、あるいは他のアーティストによってカバーされます(例えば、ジェリー・ガルシアによるブルーにこんがらかって、ジョーン・バエズによるリリー、ローズマリーとハートのジャック、スティーブ・ハウによる雨のバケツ)。その出発点となる本作で聴かれるオリジナルは必聴といえるでしょう。そして絶対に貴方の期待を裏切りません。とにかく本作に関しては素晴しいの一言に尽きます。
●ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ オリジン・オブ・ラブ
・「また明日観に行こうっと。」
映画を観に行く前からいろんなところで評判だったこの映画だけど、期待する一方で、もし私の苦手な<繊細な私の内面映画>みたいなのだったらどうしよう…という心配もありました。が、しかし、そんなのは映画が始まって5分位で吹っ飛んでしまいました。なんだか最近いろいろうまくいかないなーなんて時にお勧めの映画です!!
ロックミュージカルっていう表現されてることもあり、チラシを見ると「なんかうるさそう…」って思いますが、食わず嫌いせずにお試し下さい。もちろんハードでかっこいい曲もありますが、主人公の気持ちがじんわりと伝わってくるとても美しい曲もつまってます。私のお勧めは「ウィッグ・イン・ア・ボックス」(女の子には特に)「愛の起源」です。映画の中でもこの曲を歌ってい!る!シーンが大好きです。映画を観たあとはぜひこのサントラを さてと、私はまた明日観に行ってくるとします♪
・「まさに!ORIGIN OF LOVE」
いい!とにかく良い!!それしか言い様が無いくらい良い!映画を見たら必ずサントラが欲しくなるはず!作詞・作曲を手がけたスティーブン・トラスクは、このCDをサントラではなく、アルバムチックになる様に心がけて作ったらしい。確かに、これはサントラとしてではなく普通に「Hedwig and The Angry Inch」というバンドが出した曲として売られていても売れるだろう。耳から入って全身にまわっていく感じ。聴いていて心地良い。ブロードウェイ出身のジョン・キャメロン・ミッチェル(Hedwig)の声も非情に良い。時に激しく、時に切なく、そして時に熱っぽく歌い上げる曲達。とにかく絶品物。一度聴いてみなきゃ損します!
・「マイ・ヘビーローテーション。」
かれこれ半年です(何のこっちゃ)。私は普段はジャズ畑の者なのですが、関西地方で北野誠氏がやっているラジオにて「ヘドウィグ~」が語られていたのを思い出し、レンタルで観て大感動。これは映画館に行きゃよかったと思ってた矢先、中古屋でサントラを発見したのでした。「愛の起源」、よそでも言われてますがイイですねぇ~。初めて観た時は画面に釘付け、今となっては(失言ととらないでくださいね)「そんなセックスの言い訳があったのか!」と目からウロコです(笑)。
トータルアルバムとして、飽きさせず最後まで聴き通せる構成になっております。私のお気に入りは5です。私もあんな風に着飾ってみたいなぁ…。体もセクシュアリティも男だけど(:-;)。名盤です。おすすめ。
・「スタンダードなロックが心地よい」
特に気に入っているのが2曲目の「オリジン・オブ・ラブ (邦題:愛の起源)」です。しっとりとしたバラードな曲調と共に、歌詞の内容もとっても深くて心に響きます。対するアップテンポなロックも絶好調!中に入っている歌詞カードも映画のワンシーンを用いたポストカード風でかわいい。(歌詞の文字が細かくて読みづらいのがたまに傷だが・・・。歌詞を見ながら一緒に歌いたいあまりに拡大コピーまでしました)私は普段オアシスを好んで聞いてます。ああいうオアシスみたいなスタンダードでキレがあるロックが好きな人は好きになるんじゃないかなぁ。
・「買わなきゃ損!」
私も映画を見た後、即CDを買いに走った1人です。そして、もう一度見に行きました。ヘドウィグの美しさ、カッコよさに惚れちゃいました。2曲目の『ORIGIN OF LOVE』も好きなのですが、9曲目『MIDNIGHT RADIO』が最高にいいです。この曲を聴くととても勇気づけられるような気がします。マドンナが歌いたがったのも納得。買って損はない1枚です。
・「号泣;;」
クリント・イーストウッドは、私達の世代(10代~20代)にとって、俳優よりも監督としてのイメージのほうが強い。そのせいか、本作にもチョイ役で登場しているが、別にクリント本人が出演しなくてもよかったのでは…、と思ってしまったりもする。でもまぁ、数あるクリント監督作品の中でも、この『パーフェクトワールド』はなかなかの秀作であると思う。ブッチの不器用な愛情表現には泣かされてしまう。時折みせる非情で残酷な顔とは異なり、フィリップに対しては子育てに苦悩する父親の表情を浮かべたりもする。愛してはいるが、その表現方法がわからない。そんなブッチの生き方に少しばかり憧れてしまうが、ここまで純粋に自分に素直に生きていける奴はいないだろう。
もぅ最高に泣ける作品に仕上がっている。いやいや、本当に泣かせていただきました。ごちそうさまでした。
・「何がパーフェクトワールドなのかは? だけど…」
オープニングとエンディングがああいう形でつながっていたとは思いませんでした。いい映画です。前半は単なるバイオレンス物のようですが、中盤から後半にかけては泣かされるヒューマンドラマです。この映画は字幕が何カ国語もあります。それだけ多くの国で評価され上映されたということですが、うなずけます。
いくつになっても幼い頃の強烈な思い出は残っています。だからこそ子どもには何時もいい夢を見せてやりたい。と思いました。
・「束の間のパーフェクトワールド」
おばけのコスチュームを盗んだ子は監獄か地獄へ行かなければならないと思った。2人を殺した殺人犯は子供の無邪気さに人間としての正しい心を取り戻しかけていた。警察は子供を守るために誤って子供の大切な父親像を撃ち殺した。この子の心はどうなるの?と、どうにもやりきれない気持ちになった。しかし、ヘリが飛び立つ頃には、自分が少年の気持ちになり、ブッチとの自由な冒険が走馬灯のように思い出され、悲しみが消え、夢に対してポジティヴな気持ちになった。タイトルには「完璧な世界など無い」という意味と、「それでも理想を求める事をやめるな」という2つの意味があるのではないかと感じました。ブッチと少年が犯在者と人質じゃなく、本当の親子だったら・・・とても理想的な親子関係だっただろう。
・「ラストはたまんない!!」
ラストは本当に気づけば涙涙でした。ケビンが悪役なんて珍しいと思って買った作品だったけど最後は素直に感動出来た。涙なしでは見れない。子どもが可愛いくて見ていて切なかった。ケビン・コスナーの悪役なんだけど温かみのある演技が印象的だった。
ただブッチとレッドの昔の繋がりが殆ど描かれていないので何だか追跡班の方が中途半端なのが残念。
・「パ-フェクトワールド」
人の人生は、生まれた環境で決まるとしたら?そんなことを考えながらみました。沢山の人に観て欲しい映画だ。
ケータイからは、シンプルアマゾン(モバイル版)をご覧下さい。
シンプルアマゾンは、安心・安全のネットショッピングAmazon.co.jpの商品を紹介しています。
簡単アフィリエイト:あなたのAmazonアソシエイトIDをアドレスの最後に付けるだけで簡単キャッシュバック!(例:1sas.net/?yourid-22)一度IDを付ければ、シンプルアマゾン内の全商品が紹介料の対象になります。アソシエイトIDはこちらから登録可。