Disaster (詳細)
Amon Düül(アーティスト)
Yeti (詳細)
Amon Düül II(アーティスト)
Tanz der Lemminge (詳細)
Amon Düül II(アーティスト)
Wolf City (詳細)
Amon Duul(アーティスト)
「入門用はこれ」
「ファンク、レゲエ好きにもお勧め」「何度聞いてもかっけー」「最高傑作」「甘い時間の兆し」
Third (詳細)
Soft Machine(アーティスト)
「過渡期の大傑作」「ささくれたグルーヴ」「曲はすばらしい」「ソフトマシーン最高傑作! ~ 何度聴いても新鮮。飽きない。」「リマスタリングでどうなるのかな」
「過渡期の大傑作」「ささくれたグルーヴ」「曲はすばらしい」「ソフトマシーン最高傑作! ~ 何度聴いても新鮮。飽きない。」「リマスタリングでどうなるのかな」
Ummagumma (詳細)
Pink Floyd(アーティスト)
「生の創作意欲を感じる大好きな逸品です。」「暗中模索の時期」
「生の創作意欲を感じる大好きな逸品です。」「バランスのとれた名盤」「ピンクの前衛と商業」「これは極私的な思い入れです」「古典的フロイドサウンドの定義はこのアルバムで」
Terry Riley: Persian Surgery Dervishes (詳細)
Terry Riley(作曲), Terry Riley(Organ)
Zeit (詳細)
Tangerine Dream(アーティスト)
Cyborg (詳細)
Klaus Schulze(アーティスト)
「遂に本来の姿を現す名作"X"」
Freak Out! (詳細)
The Mothers of Invention(アーティスト)
「最初の一歩」「完璧に計算された確信犯的作品」「Learn english」「自信を持って「期待はずれ」(「駄作」ではない、念のため)」
Uncle Meat (詳細)
Frank Zappa & The Mothers of Invention(アーティスト)
「笑うしかない」「ザッパ初期の傑作」「zappa入門に」「ザッパはすごい!」「Diamonds in a dump」
Trout Mask Replica (詳細)
Captain Beefheart and the Magic Band(アーティスト)
「歴史的名盤。でも初めての人は注意!」「ヘイヘイヘーイ」「刺激的な彼の音楽の中でも、もっとも刺激的な作品」「妥協なきロック」「笑ってしまいました」
Electric Ladyland (詳細)
The Jimi Hendrix Experience(アーティスト)
「サイケデリック音楽の最高峰」「麻薬的な心地よさ」「涙がでちゃう」「僕の人生で一番大切な一枚(ジミヘンアルバム中最高傑作)」「Jimiの空間」
「softsの最高傑作?」「従来盤の音質に不満だった方は是非買い換えを」「softsの最高傑作?」「知的で品がある大人のジャズロック」
Tales from Topographic Oceans (詳細)
Yes(アーティスト)
「今更、買ってしまいました」「ロジャー・ディーンのジャケットここに極まる」「最もYESな時間の作品」「”たら”、”れば”は禁句」「2003年度リマスターで生まれ変わった」
Läther (詳細)
Frank Zappa(アーティスト)
「値段の問題じゃない!大傑作!」
ヴェルヴェット・アンダーグラウンド&ニコ〈デラックス・エディション〉 (詳細)
ヴェルヴェット・アンダー・グラウンド&ニコ(アーティスト)
「モノラルの迫力」「日曜の朝に…」「すべてのボーナストラックに共通のことですが」「ノータイトル。」「マニア向け」
Velvet Underground & Nico (詳細)
The Velvet Underground(アーティスト)
● プログレ入門
● 林のお薦め
● 超おすすめ盤2
● ジャズロック
● 自分的な名盤
● いつでもあっちへ
● 要チェックな音楽
● ツインドラムとツインドラム風(アモンデュール2によせて)
● 超お勧め盤
● よく聴く
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・「入門用はこれ」
アモンデュール2の5th、1972作/邦題は「狼の町」。AMON DUULというとドラッグから生まれたフリーロックというイメージがあっただけに、このアルバムの聴きやすさ、ある種メロディアスなドラマティックさがあるのには驚いたし、これがとっかかりで良かったと思う。これを聴いて他の作品も手に入れようと思ったからだ。プログレというにはなかなかハードなギターに東洋的なシタールの音色、紅一点、レナーテ・クナウプの中性的な歌声に、鳴り響くヴァイオリンの叙情。サイケロックの浮遊感は残しつつも、しっかりとした楽曲構成で聴かせてくれる。現在もっとも好きなのは3rdだが、まず初めに聴くならこれをお勧めしたい。
・「ファンク、レゲエ好きにもお勧め」
ジャーマンロックというと普通ノイ!のようなミニマルなハンマービートのイメージがあるが、このアルバムはダブを先取りしたような優れた音響処理と、ボーカルのダモ鈴木の無国籍なボーカルも相まって、どこか一種非常に「黒い」グルーヴを醸し出している傑作。"Oh yeah"で突然現れる「そこにそうして座ってる 頭のいかれた奴 虹の上から小便」云々の日本語詞は、江戸アケミが歌ったとしてもまるで違和感のないカッコ良さだ。難しいことは考えずデカい音で聴くべし。
・「何度聞いてもかっけー」
やっぱこれ以上にかっこいいアルバムってこの世に存在しないんじゃないかとすら思う。 圧倒的。 ダモ鈴木の日本語ボーカルも聞けるし(音楽聴いてて日本人でよかったと思える稀な時間) ただAumgnは冗長な気もする。 入れなくてもよかったかも。後このバンドのドラムって軽快でいいですよね。中毒性あります
・「最高傑作」
「サウンドトラック」の中途から参加した日本人ボーカリスト「ダモ鈴木」を全面に作られた本アルバムは評価はいろいろとあるがCANの最高傑作だと思っている。ジャーマンプログレなんて変なジャンル分けされるのであるが、CANはどこまでもCANである。ダモ鈴木の圧倒的な存在感は、松井やイチローよりも世界に日本をアピールしたのではないか。
・「甘い時間の兆し」
CANの最高傑作はあくまでフューチャーデイズである。 しかし、このアルバムにはそこへと到達するであろう彼らのその意識レベルでのドアの開け方に気づいている様子がわかる。交通事故のように現れるダモ鈴木の日本語ボーカルは言わずもがなの必聴ポイントだが、本当に注意すべきはその場所、ポジション取りである。 CANの他のバンドとの大きな違いと言うのは、各パートの役割を、「その楽器で音波を出す」ということ以外の余計なしがらみから開放している点にある。ゆえにそのグルーブは時としてバンド全体で浮き上がってしまい僕たちをとんでもなく遠くのほうに運んでいってしまう。ダモ鈴木のボーカルは現れては消え、時には他の楽器と融合し、そこいらの普通の歌手なら完全に浮いてしまって楽曲そのものをだめにしてしまいそうなところなのにダモはそのスピードを牽引するのでなく加速させ、なおかつ遊びまわっているのである。
・「過渡期の大傑作」
2ndアルバム発表後もライブ活動を続けるグループは英国ジャズの重要バンド、キース・ティペット・グループからエルトン・ディーンを含む複数の管楽器奏者を加えて精力的に公演をこなしていく。その合間を縫ってレコーディングされたのがこのアルバム。1、2作目のサイケでダダ的なポップから、本格的なジャズ演奏へと向き合っていった時期のアナログ2枚組みの大作であり、2ndと並んでグループの最高傑作に挙げられることも多い。M1、ホッパー作の「FACELIFT」は当時としては珍しい、別々の場所で録音されたライブ音源を編集したものである。オルガンがぽつり、ぽつりとアブストラクトなフレーズを刻み、突如軋みを上げ始めるオープニングの鮮烈さは何度聴いても色あせることがない。次第に湧き上がってくるブラスの混沌、各パートが多面的/重層的に広がっていく構成である。ラトリッジによるM2のメドレーも浮遊感に溢れていて素晴らしい。ダブ的な空間を作り出すファズ・ベースとミニマルなフレーズを刻むエレピが作り出す音像はまるでテリー・ライリーだ。全体的に硬派なインスト中心だが、ワイアットのヴォーカルをフィーチャーしたM3「MOON IN JUNE」だけは唯一1、2作目らしい雰囲気が感じられ、アルバム全体の多様性を高めている。純粋なジャズロックとしてはこの後の2作の方がより洗練されているが、本作を特別なものにしているのは60~70年代の音楽開拓時代のマグマのようなエネルギーが凝縮されているところにあると思う。ロック、ジャズ、現代音楽の間のきわどい領域を切り開いていこうとする姿を実にリアルに写し出しているのだ。そしてジャズ的な即興の妙技というより、緻密な構成や感覚的な心地よさに焦点を置いた本作は、むしろクラブ系リスナーにこそ聴いてもらいたい。ベースとエレピのミニマルな音形に例えば昨今のクラブジャズ~フューチャー・ジャズ的な感覚を見出すのもそれほど難くないだろう。実験的とか、フュージョンとか、プログレッシヴであるとかいうのは本当はこういうものではないだろうか。 ジャンルの垣根を超えた、コンテンポラリー音楽の一大傑作である。
・「ささくれたグルーヴ」
カンタベリーサウンドを代表するバンド、ソフトマシーンの三枚目。
これを聞くまではこの手の音楽にまったく興味が無かったのだが、見事に音楽への感受性を新たに開発されてしまった。
当初は2枚組であったこの作品の収録時間は70分を超え、聞く側にある程度の忍耐を要求するが、その見返りとして充分なサウンドスケープが楽しめる。ささくれながら怒涛のようにグルーブを生み出すキーボード、ギター、ドラムス、ベース、ニューオーリンズで生まれたジャズをイギリス人として解釈したその演奏は、生ぬるいロックより遥かにロックだ。
ロックが好きな人に一度は聞いてみて欲しい1枚だ。
・「曲はすばらしい」
評価の高いアルバムで、自分も大好きなアルバムの一つです。リマスターされているという事で、音質に関心のある方も多いと思いますが、音圧が高くなっているくらいでほとんど変わりません。紙ジャケに意義を見いだせないなら旧盤で十分だと思います。
・「ソフトマシーン最高傑作! ~ 何度聴いても新鮮。飽きない。」
ある程度音楽を聴き込んだ方だと思っている方、最近何を聴いても物足りないと思っている方、大事なバンドを忘れています。そう「ソフトマシーン」です。そして、そのソフツ最高傑作の誉れ高い「3RD」をお忘れではありませんか。
1曲20分台の曲が4曲、ラトリッジ、ホッパー、ワイアットの鉄壁のトライアングルに、エルトンディーン以下4名のホーンセクションが繰り出す怒涛のような音の洪水は、ミステリアスで熱い。何度聴いても飽きがこないうえ、聴くたびに新たな発見があるまさに芸術品。何度も聴くごとに味が出てくる不思議なアルバム。ブリティッシュロック・カンタベリーロック・ジャズロックの神髄がここにあります。 まずはだまされたと思って一度聴いてみてください。一度聴いただけではピンとこないかもしれませんが、何度も聴き込むうちに、きっと貴方の「手放すことの出来ないアルバム」の一員となることでしょう。
・「リマスタリングでどうなるのかな」
すごく楽しみにしています。リマスタリングされてくっきりした音になって、さらにかっこよくなるのか、それとも、あのカンタベリーなこもった感じがなくなって、あれっ、ちょっと違うかなってなるのか、とても楽しみです。私は、4枚目以降はあまり興味ないので、これを機に、1枚目と2枚目も紙ジャケ再発してくれないかな。(1枚目の変形ジャケほしいな)・・レコード会社違うかもしれないけど、どこか出してくれ!なお、星は発売済みの現状CDです。聞いたことないひとには、うまく説明できないけど、緊張感ある演奏でかっこいいです。
●3
・「過渡期の大傑作」
2ndアルバム発表後もライブ活動を続けるグループは英国ジャズの重要バンド、キース・ティペット・グループからエルトン・ディーンを含む複数の管楽器奏者を加えて精力的に公演をこなしていく。その合間を縫ってレコーディングされたのがこのアルバム。1、2作目のサイケでダダ的なポップから、本格的なジャズ演奏へと向き合っていった時期のアナログ2枚組みの大作であり、2ndと並んでグループの最高傑作に挙げられることも多い。M1、ホッパー作の「FACELIFT」は当時としては珍しい、別々の場所で録音されたライブ音源を編集したものである。オルガンがぽつり、ぽつりとアブストラクトなフレーズを刻み、突如軋みを上げ始めるオープニングの鮮烈さは何度聴いても色あせることがない。次第に湧き上がってくるブラスの混沌、各パートが多面的/重層的に広がっていく構成である。ラトリッジによるM2のメドレーも浮遊感に溢れていて素晴らしい。ダブ的な空間を作り出すファズ・ベースとミニマルなフレーズを刻むエレピが作り出す音像はまるでテリー・ライリーだ。全体的に硬派なインスト中心だが、ワイアットのヴォーカルをフィーチャーしたM3「MOON IN JUNE」だけは唯一1、2作目らしい雰囲気が感じられ、アルバム全体の多様性を高めている。純粋なジャズロックとしてはこの後の2作の方がより洗練されているが、本作を特別なものにしているのは60~70年代の音楽開拓時代のマグマのようなエネルギーが凝縮されているところにあると思う。ロック、ジャズ、現代音楽の間のきわどい領域を切り開いていこうとする姿を実にリアルに写し出しているのだ。そしてジャズ的な即興の妙技というより、緻密な構成や感覚的な心地よさに焦点を置いた本作は、むしろクラブ系リスナーにこそ聴いてもらいたい。ベースとエレピのミニマルな音形に例えば昨今のクラブジャズ~フューチャー・ジャズ的な感覚を見出すのもそれほど難くないだろう。実験的とか、フュージョンとか、プログレッシヴであるとかいうのは本当はこういうものではないだろうか。 ジャンルの垣根を超えた、コンテンポラリー音楽の一大傑作である。
・「ささくれたグルーヴ」
カンタベリーサウンドを代表するバンド、ソフトマシーンの三枚目。
これを聞くまではこの手の音楽にまったく興味が無かったのだが、見事に音楽への感受性を新たに開発されてしまった。
当初は2枚組であったこの作品の収録時間は70分を超え、聞く側にある程度の忍耐を要求するが、その見返りとして充分なサウンドスケープが楽しめる。ささくれながら怒涛のようにグルーブを生み出すキーボード、ギター、ドラムス、ベース、ニューオーリンズで生まれたジャズをイギリス人として解釈したその演奏は、生ぬるいロックより遥かにロックだ。
ロックが好きな人に一度は聞いてみて欲しい1枚だ。
・「曲はすばらしい」
評価の高いアルバムで、自分も大好きなアルバムの一つです。リマスターされているという事で、音質に関心のある方も多いと思いますが、音圧が高くなっているくらいでほとんど変わりません。紙ジャケに意義を見いだせないなら旧盤で十分だと思います。
・「ソフトマシーン最高傑作! ~ 何度聴いても新鮮。飽きない。」
ある程度音楽を聴き込んだ方だと思っている方、最近何を聴いても物足りないと思っている方、大事なバンドを忘れています。そう「ソフトマシーン」です。そして、そのソフツ最高傑作の誉れ高い「3RD」をお忘れではありませんか。
1曲20分台の曲が4曲、ラトリッジ、ホッパー、ワイアットの鉄壁のトライアングルに、エルトンディーン以下4名のホーンセクションが繰り出す怒涛のような音の洪水は、ミステリアスで熱い。何度聴いても飽きがこないうえ、聴くたびに新たな発見があるまさに芸術品。何度も聴くごとに味が出てくる不思議なアルバム。ブリティッシュロック・カンタベリーロック・ジャズロックの神髄がここにあります。 まずはだまされたと思って一度聴いてみてください。一度聴いただけではピンとこないかもしれませんが、何度も聴き込むうちに、きっと貴方の「手放すことの出来ないアルバム」の一員となることでしょう。
・「リマスタリングでどうなるのかな」
すごく楽しみにしています。リマスタリングされてくっきりした音になって、さらにかっこよくなるのか、それとも、あのカンタベリーなこもった感じがなくなって、あれっ、ちょっと違うかなってなるのか、とても楽しみです。私は、4枚目以降はあまり興味ないので、これを機に、1枚目と2枚目も紙ジャケ再発してくれないかな。(1枚目の変形ジャケほしいな)・・レコード会社違うかもしれないけど、どこか出してくれ!なお、星は発売済みの現状CDです。聞いたことないひとには、うまく説明できないけど、緊張感ある演奏でかっこいいです。
・「生の創作意欲を感じる大好きな逸品です。」
Atom Heart Motherの前年(69年)にリリースされた彼等の古典とも言えそうな作品。初期の意欲的実験作とも位置付けらると思いますが、個人的には思い切りの良さ、斬新さに惹かれて大好きな作品となっています。当時ダブルアルバムとしてリリースされたヴォリュームある内容ですが、まずはライブバージョンで収められた"A saucerful of secrets"、"Careful with that axe, Eugene "が強烈です。オリジナルからスケールアップして放たれる生のインパクトは今も新鮮、聴くものを直撃するエネルギーと濃さを感じます。加えてCD2はSF趣味のおもちゃ箱のような趣きを持つ作品群。"なんじゃこりゃ"的な楽しさと驚きを同居させながらもメンバーのアイディアと感性の非凡さを実感する思いです。
その後に完成度を高めた名作を連発する彼等ですが、個人的にはゴツゴツしながらも奔放なエネルギーを感じるこの頃の作品により愛着を覚えており、本作はその中でも大好きな逸品となっています。
・「暗中模索の時期」
僕は多分これを家庭教師をしていたバイト代で買ったように記憶している。当時2枚組みで4000円、1ヶ月のバイト代が5000円の時期である。レコードの価値観が違いますね。レコードを大学の先輩に見せたら、その先輩は同じくバイト代で藤圭子のコンサートチケットを買っていた。そういう時代であった。レコードに関しては、その後メガヒットを連発することになるまさに前夜にあたる作品が入っている。「ユージン斧に気をつけろ!」ネーミングがいいですね(そのままですが)。意外とこれを聞くことが最近は多い。ザラザラした魅力がある。
●ウマグマ
・「生の創作意欲を感じる大好きな逸品です。」
Atom Heart Motherの前年(69年)にリリースされた彼等の古典とも言えそうな作品。初期の意欲的実験作とも位置付けらると思いますが、個人的には思い切りの良さ、斬新さに惹かれて大好きな作品となっています。当時ダブルアルバムとしてリリースされたヴォリュームある内容ですが、まずはライブバージョンで収められた"A saucerful of secrets"、"Careful with that axe, Eugene "が強烈です。オリジナルからスケールアップして放たれる生のインパクトは今も新鮮、聴くものを直撃するエネルギーと濃さを感じます。加えてCD2はSF趣味のおもちゃ箱のような趣きを持つ作品群。"なんじゃこりゃ"的な楽しさと驚きを同居させながらもメンバーのアイディアと感性の非凡さを実感する思いです。
その後に完成度を高めた名作を連発する彼等ですが、個人的にはゴツゴツしながらも奔放なエネルギーを感じるこの頃の作品により愛着を覚えており、本作はその中でも逸品と思っています。
・「バランスのとれた名盤」
高校生の頃、2枚組LPでとても手が出せなかった。後に安くなったので購入したところ、これがスバラシイものだった。1枚目はファーストアルバムとセカンドアルバムからの曲を主としたライブで2枚目が実験的作品群のスタジオ録音。進化し続ける彼らの一瞬を記録した作品で、「Atom Heart Mother」のB面の基となる原石を見ることができる。 後に「Atom Heart Mother」のA面の商業的成功から、彼らは違う方向に歩き出して、空中分解するのだが、このアルバムの実験性を進めていたら、こんな事にはならなかったと思うと悔やまれてしかたがない。
・「ピンクの前衛と商業」
いえ、このアルバムがライブとスタジオの2枚組だったこともあるのかもしれませんが、いかにピンクが商業ベースと前衛のはざまにいたかが、非常によくわかるアルバムだと思うのですよ。いわゆる、大成功を収めたダークサイドオブザムーンへの軌跡もわかるし、そのために剥ぎ取られた実験的な部分は、ここに大いに露出しているし、さらに、そういう狭間の中で、どっちにころんだにせよ、ギルモアの音楽センスのよさもわかるし、いろいろピンクが分かる作品だと思うから、ピンクを知りたい人は、不可欠なアルバムですよね。
・「これは極私的な思い入れです」
今から遡ること3年前、県立の中学で学生生活をしていた自分が突如不登校になったときに親父の部屋として昔使われていた部屋を何の気なしに物色していたときでした。ケースも表紙も何もないまま、現れたのがこのウマグマのCDだった。
プレイヤーは常備してあったので、とりあえず聴いてみることにしたんです当時自分が聴いていたものといえば流行りのものばかりだったので、この異様なまでの大凡音楽?とば呼ぶことのできないような、非音楽的なものを耳にしたときは大変なショックを受け最初はただただ好奇心のみで聴いていました。
それから間もなく、当時厨房だった自分は田舎のCDをあまり取り扱っていないレンタル屋へ行き、狂気を借りて、また意味のわからない感覚に陥っているのでありました。
今となっては、このたった一枚のCDの出会いが今の生活に多大な影響を及ぼしていることは紛れも無い事実なのです。このCDを聴き終えた後に、自分が向かった先は実験音楽と呼ばれるもので、すぐに目を背けましたが。当時そこそこ鍛え上げた耳が、今ではかなり有用されているようです。
素直に今以って聴いてみよう。 とても幻想的なのです。 実験的ではありますがほら、聴こえるではありませんか?
・「古典的フロイドサウンドの定義はこのアルバムで」
ジョンレノンが「実はマザーの最初の鐘の音はフロイドのような効果を出してみたかったんだ」と、山下達郎が「もし商業的なことを無視できるのならばフロイドのようなアルバムをやるだろう。」と言いましたが、彼らプロの認識ではフロイドサウンドはどういうものだろう。その答えがこれ、特にDisc2がそうです。テープの操作、逆回転は彼ら以前にもありましたが成功しているのはビートルズとフロイドだけ。フロイドの各メンバーがバロックや郷土民謡に対する思い入れをぶつけており聴きやすいレコードです。フロイドのもっとも売れたレコードには入りませんが、実験の度合いは原子心母・エコーズよりは高く商業的にはどうもいけないようです。実況録音のDisc1はこのあとLive at Pompeiiという比較対象がありますので彼らの演奏がいかに変化したか知ることができます。2枚もありますが、プロと一部のマニアには大切な傑作です。初心者向けではないこと、フロイドのアルバムとしては聞き込んでから手を出すべきと思われるので星4つとしました。「フロイドとかクリムゾンは全作買うべきです。この2つのバンドは駄作がありません。」と言いたいのですがそうでもないと思われる方は手を出さない方がよいアルバムです。商業的な成功ではイエス、ELPが上です。
●X
・「遂に本来の姿を現す名作"X"」
シュルツェの10作目アルバム。収録曲名は、シュルツェがリスペクトする人物に因むもの。このCDはRevisited (InsideOutの別レーベル) による2005年再リリースで、ボーナストラックを追加。本編も従来版CDに比べて、大幅に延長されている。従来版CDは、かつてのBrain版Moondawnと同様に、ノイズ削減のためのリミックスが行われ、演奏時間も短縮されていた。Revisited版はオリジナル・マスターテープから起こしたもので、遂に本来の姿を現す名作"X"ということになる。従来版CDの"X"は、正直言って期待はずれだった。シュルツェの曲は、延々と続くシーケンスとリズムをバックに、インプロビゼーションが加わるだけ(あるいは、効果音が続くだけ)という、悪く言えば「どれも似たようなパターン」である。ポイントはサウンドにあり、最高のトランス音楽になるか、単なる退屈な曲になるか、運命の分かれ目といっても過言ではない。従来版の"X"は、繊細さに欠ける大味なサウンドで、魅力が薄かったのである。 Revisited版はライブを思わせる迫力あるサウンドで、包み込むようなエコーに飲まれてしまうほど。確かに繊細とは言えないが、説得力のある作品だと思う。Friedrich Nietzsche は、従来版CDではフェイドアウトされていたエンディングが復刻された。Georg Trakl は、従来版CDでは5分あまりの地味なトラックだったが、その続き21分が公開された。Ludwig II. von Bayern は、従来版CDでは20秒ほど短縮されていたが、全長版に復刻された。Object D'Louis はボーナストラックで、Ludwig II. von Bayernのライブ録音とクレジットされている。スタジオ版よりも、更にオーケストラ主体で展開する。残念ながらヒスノイズが多く、音質もイマイチ。しかし、このリリース自体、大変素晴らしいものなので、気にならないと思いました。
・「最初の一歩」
ザッパとオリジナルマザーズのファーストアルバム。文句なしの傑作。ロック畑の人がザッパの迷宮に入る上では一番聞きやすいアルバムだと思う。3曲目は,日本の頭脳警察の名前の由来になった曲。 12曲目も古さを感じさせないかっこよさ。13,15曲目は,長尺の前衛音楽風。ひたすら明るい7曲目(つづりは違うが,同音のPavementのアルバムに影響を与えた)など,バラエティーに富んでいるので聞きやすい。 マッドリブのQuasimotoの新作アルバムでも,ジャケットでリスペクトされるなど,その後に与えた影響も絶大なものがあります。
・「完璧に計算された確信犯的作品」
このアルバムが当時のロック界にどれだけの影響を与えたかを考えると、絶対に外せないアルバムといえるだろう。もちろん私はよくあるシンコーミュージック系の『ロック名盤100』みたいな感覚でこれを書いているのではない。このアルバムはその手の本でロックを知ろうとする人間には、どうでもいいアルバムになるだろう。レッド・ツェッペリンの二宮金次郎をジャケットにしたようなアルバムと同一線上に並べられるものではないので。このアルバムはその後のザッパのやりたい放題路線よりも、より細やかなアルバム作りがなされている。ポップと脱ポップのボーダーを微妙なバランス感覚で進んでいる。それは偶然にできるものではなく、完璧に計算された上での確信犯的な作風なのだ。そしてこれを聴き、今まで自分がコレクションをしてきた当時のグループにどれほど影を落としているかをその耳でしっかり確認して欲しい。
・「Learn english」
This album is supposed to be a “humorous” album, and a lot of the songs present in this album are making fun of the types of music that were popular at the time. Being a classical composer, Zappa probably did not think very highly of “pop” music, so this album was probably his way of making fun of the art form. I would say that 2/3 of the humor present in this album comes from the sarcastic lyrics. If you have a tenuous grasp on the English language, though, the joke would fly right part your head and this would sound like an "average pop album". You would have not any idea that “wowwie zowwie” is about a lover who is so enthralled with his finance that he's willing to overlook her hygiene, with lyrics like “I don't care if you brush you teeth, I don't care if you shave you legs”. The social commentary on the American education system in “hungry freaks daddy” would also fly right over your head. If you are fluent in English, you will realize that the lyrics in many of these songs are extremely sarcastic. I speak fluent English, so I get the joke.
・「自信を持って「期待はずれ」(「駄作」ではない、念のため)」
Zappaのヘンテコな(以外に氏の音楽を形容する言葉が思い浮かばない)アルバムを色々と聞いた後で「最初はどんなことをやってのかしら??」とワクワクしながら聴き出したのですが、、、さて、Zappa的なビートルズの解釈をみんな聴きたいどろうか?演者間のスリリングな駆け引きのないヘンテコじゃないZappaなんか聴く価値があるだろうか?このアルバムは「最初の一歩」といった易しい評価をするのではなく、本来、Frank Zappaのアルバムとして世の中に出してはいけなかったのだ。確かに、Zappaが若手でこのアルバムが出た頃は、レコード会社の意見を無視して好き勝手なアルバムを作れるだけのキャリアはなかったのだろう。でも後年のLive in N.Y,や甘アマのLatherにすら漂う緊張感が本作には全くない。Zappaという枕をはずしたとしても、この手の音楽についてはBeatlesのRevolverがある種の道しるべを提示しており、その後で、彼らが同じような音楽をやる意味があるとは個人的には思えない。Zappaのアルバムとしては一番最後に購入するアルバムでいいと書くとZappa信者から総スカンを喰らうか??でも、このアルバム購入に際して要注意であることは伝えておきたい。これを聴く時間があれば、Sheik YboutierやThe Best Band You Never heard in Your Life、One Size Fits All、Zappa in New York、死後に発表されたベスト盤、Latherとか繰り返して聴きたい作品は他に幾らでもある。お金に余裕のある30代以上は別にして、お小遣い、バイト代をやり繰りしている10代、2O代は、このアルバムを買う前に他のZappaを聴くことをお勧めします。後になって人の仕事にケチを付けることぐらい簡単なことはないことは分かっていても言ってしまいたくなる、そんなアルバムです。
・「笑うしかない」
音楽による感動の、新たな質を発見させてくれた、今以て愛聴している1枚。
それは私にとって、音楽を聴いて「気持ちよすぎて笑ってしまう」という経験でした。
バラードで泣くのでもなく、テクノでアガるのでもなく、サビでカタルシスを得るのでもなく、
多分、脳味噌がすごく喜んでいるのだと思います。
これとブルース・ハークはいつの日か子ができたら必ず聴かせようと心に決めているのです。
・「ザッパ初期の傑作」
'69年、マザーズの未完成映画のサントラ盤として発売された2枚組アルバム。メインテーマとなる1曲目の変奏曲が何度か出てきたり、インストが多いのもサントラ盤らしいです。曲そのものはコンパクトにまとまった物が多く、ザッパのメロディーメイカーとしての魅力もあります。
ジャズロックと言われるジャンルが好きな方には2枚目後半の「キング・コング」がお勧めです。ほとんどジャズといって差し支えない演奏だと思います。
難解な部分もありますが、ほぼストレートなロックアルバムと捉えていいと思います。2枚目は前半はCD化でのボーナストラックで、ビデオ発売された同名タイトルからの音声パートと'80年代の未発表曲です。
ザッパ初期の大傑作です。
・「zappa入門に」
まだzappaのCDを20枚程度しか持っていません。まぁ、多ければ良いってもんじゃありませんが・・・実際有名所しか買ってないつもりなのに聴いてられないのも数枚出てきてますし・・・ 私のzappaデビューは父から貰った69年のオムニバスに入っていたuncle meat variationsでした。数ヶ月間ちょくちょく聴いていたら段々とヤバくなってきてuncle meatを購入したらぶっとびました!zappaを聞き出してからまだ半年ですがking kongを聴くと毎回必ず心の中で「やばい、マジやばいなんだこいつ!?ありえねぇ!」と思います。知る限りでking kongの収録アルバム全て集めましたが、一番ヤバイのはarkのking kongです。you can do that on stage vol.3収録のは前半がzappa全作の中でもかなり好きです。ふわふわしていて、どことなく切なくて美しさが漂っている感じです。後半のテンポチェンジからのギターも好きです。一番聴きやすいのがオリジナルの本作収録のではないでしょうか。'tis the season to be jellyというアルバムに試作段階のも収録されていますが、ちょっと元気がありません。けどかなり興味深く、聴きやすいと思います。make a jazz noise hereのは、ひどいです。まぁとりあえず、king kongはすごいです。要するに、真剣に、zappa天才!笑 jazz好き、特にコルトレーン(激しいソロ)好きにオススメです。
・「ザッパはすごい!」
フェードラ姫はザッパの中でこのアルバムが一番好き!特に5曲目のドッグブレスの美しすぎる変調、変な声。ほかにもアンクルミート、キングコングなどザッパ先生の大傑作のオンパレード。プログレ好き、テクノ好き、ジャズ好きの皆さんにオススメです。
・「Diamonds in a dump」
Some tracks are Zappa and the Mothers at the top of their musical form. But it's all burried under long tracks of the band and their friends' conversations which are often arrogant, sophomoric and laden with in-jokes. As a spoken-word album, it's a masterpiece (assuming you like spoken word albums...I don't). But as a music-centered purchase, I found it largely boring. Maybe I'm missing something, but if you are trying to build a library of Zappa's great "music," set this one low on your list, along with "Lumpy Gravy."
・「歴史的名盤。でも初めての人は注意!」
初めての人に…・とわざわざことわらなくても、知ってる人はすでに何十年も前から死ぬほど知ってて、いまさらこれ読んでるなどということはないですね。
これは押しも押されもせぬ、本当の意味でのプログレッシブなロックの歴史的名盤です。でも「いわゆるプログレ」ではありません。4強とか5強とかいわれるグループの音を想像すると、これ以上ないというぐらいはずれますので注意のこと。
たくさん試聴がついているので、しっかりどんな音か確かめてからにしてくださいね。しかしこれ、69年のアルバムです。69年といえばプログレ暦でいうと宮殿元年ですね。ロックにクラシックをもちこんだ!などとさわいでいたときにすでにここまで「なんでもあり」の世界に到達していました。ザッパ、マッツ&!モ!ルガン、Xレッグドサリー、サムラ、90年代の日本、北欧あたりでぼこぼこでてきた「なんでもあり」の元祖。音が似ていると言う意味ではないですよ。万博より前にすでにここまで来てる奴がおったという話です。言葉の真の意味で、「プログレッシブ」なものをと思う若い方、十分に試聴の上、どうでしょうか。
・「ヘイヘイヘーイ」
世紀の奇盤とかロックの極北とかわーわー言われてますが、確かにビーフハートの印象はそんな感じだと思う。でもこのアルバムに関しては違う。巷の評判ではこのアルバムこそビーフハート一番の謎であり最強のアヴァンギャルドロックだというのが有名なところだが、実際聴いてみればなんとやわらかくさわやかなことか。この頃の彼らは山奥にこもって毎日血のにじむ練習に励んでたハズだけど、そんな世界から隔絶された生活が逆にこの不思議な雰囲気を作ったんでしょうか他のアルバムに見られるキリキリと尖った神経症的なアヴァンギャルドさはなく、そこはかとなく流れるヒッピー的な余裕を感じる。だからこのアルバムはアヴァアンギャルド~ノイズ的なものじゃなく、ゴングとかのヒッピー系フリーミュージックの最高峰と言えます。名盤!
・「刺激的な彼の音楽の中でも、もっとも刺激的な作品」
強烈な毒を含む音楽だ。Beefheart がフリーフォームの Jazz をもっとも積極的に取り入れたアルバムであるため、彼の他の作品とはかなり印象の違う仕上がりになっている。Beefheart は好きだがこれは受け入れられない、というひとが少なからずいることだろう。 4曲目の Ella Guru はアルバム中でもっとも知られた曲であり、かつこのアルバムの性格をもっとも良く表し、その特徴を凝縮した曲だと言って良い。一見、各メンバーが自分勝手に楽器をかき鳴らしているだけのように聞こえるのだが、よくよく聴いてみると緻密なアンサンブルが形成されていることがわかってくる。 Ella Guru は試聴できるようになっているので30回ぐらい繰り返して聴いてみてほしい。混沌とした音像の中から、確乎とした秩序が突然浮かび上がる時の驚きを是非味わっていただきたい。
・「妥協なきロック」
一聴した印象は、おそらく適当な即興演奏にすぎないというものだろう。だがよくよく何度も聴くことによって、どれほどに作りこまれているのかということに愕然とするし、8時間で作ったなどという伝説が心から疑わしく思える作品だ。
所謂デルタブルース、フリージャズの融合というキャプテンビーフハートであるが、多くのブルースが今では色あせたように思える中、この楽曲たちは今なお新しく輝き続けている。すべての曲が「ぶっ飛んで」いるので、聞き飽きるということもほとんどないのではないか。フリージャズの良い意味で適当な部分を計算づくでやってしまう逆説的な適当さこそが、ザッパには無いキャプテンビーフハートの良さであるし、へろへろに思える演奏も芯がしっかりしていて非常に聴き応えがある。だが、正直言って聞きにくいのも事実である。これを聴く人は、それなりの覚悟を持って聴いてほしい。
・「笑ってしまいました」
一曲目からテンション高くて、思わず「うわぁカッコええなぁ」と笑ってしまいました。このおじさんすごいイカす人ですね。これはフリージャズがどうだとかブルースだとか、なんかそういうカッコつけた聴き方で聴くものじゃないでしょう。素直に面白くカッコいい音楽だと思います。こういうどんがらがっしゃーんって音楽大好きです。声の渋さも素晴らしいです。発音もわかりやすい。全曲好きです。
・「サイケデリック音楽の最高峰」
つい最近の報道で、ジミが軍隊を除隊になった真相が出ていました。従来は、パラシュート訓練の際に着地に失敗して足を骨折したからという理由が定説になっていましたが、実はオカマのふりをして精神的に問題があるという理由で「強制除隊」になったとか。本当のところはまさに本人のみぞ知るという感じですが、そのお陰でジミの素晴らしい音楽に触れることができるのですから、理由は何でも構わない、というのがファン心理でしょう。それにしても死後35年にもなろうとしているのに、相変わらずジミは話題を提供してくれます。
さて、1968年に発表された本作品は中期ジミの最高傑作というより、当時ミュージックシーンを席巻していたサイケ音楽の代表的作品です。ドラッグとジミの音楽との関連性はいきなり「Purple Haze」であからさまに表現されていましたが、このアルバムである意味頂点を迎えたというか、完全に昇華した感があります。CDジャケットは何の変哲もないデザインですが、アナログのオリジナルは、何人もの全裸の女性が横たわっているというもの。いくらフリーセックスと言っても、商品デザインに全裸の女性を登場させることは、かなり挑戦的な出来事であったはずです。ちなみにアナログ盤は2枚組でした。
さて、肝心の音のほうですが、「Crosstown Traffic」「House Burning Down」「Voodoo Chile'」などの代表曲を改めて聴いて感じることは、ドラッグを通して見えた幻影を完全に自分のものとして掌握しているという点です。歌詞や歌で幻影的な世界を表現したミュージシャンなら結構いますが、これがギターとなるとなかなかいません。というか、空前絶後なのです(ギミックなら何人かいますけど)。これは重要なことで、確かなテクニックがないと単なる薬物中毒のデタラメになってしまいますし、そこに天才的な閃きがないと単なるテクニック至上主義に陥ってしまいます。そこを完全に両立させている点がジミが天才と言われる所以なのでしょう。
また、注意深く聴いてみると、ジミはこの時期にジャズを意識した演奏に取り組んでいるという点です。「Rainny Day,Dream Away」は一見するとジャムセッション風ですが、本来の自身の持ち味であるブルースに加えて、ジャズを融合することによって新しい音楽を創出しようとしたのではないでしょうか?しかし、実際にはバンド・オブ・ジプシーズの結成によって、よりアーシーな黒人音楽へと回帰していきましたが。
いまの時代では、とんでもなくアナクロな音楽ばかりが詰まったアルバムかも知れませんが、今のギタリストは多かれ少なかれジミの影響を受けていることは厳然たる事実ですし、大仰にいえばロックのエッセンスのほとんどが凝縮されていると言っても過言ではありません。60年代はもちろんのこと、70年代、80年代の音楽のルーツをたどる意味でも大変重要な意味をもつ作品です。
・「麻薬的な心地よさ」
麻薬的で、ソウルフルで、大音量で聴いていると酔ってしまいそうな音楽だ。ロックの暴力性、ブルースの悲しさが、神秘的なエフェクトと渾然一体となり、ジミヘンのエネルギーが塊で、魂に働きかけてくる。パワーに圧倒されて聴くのも良い。音の好さに酔いながら聴くのも良い。神秘的な気分を感じるのも良い。古典的な名盤ではない。今も生きている音楽を聴けるのだ。曲を聴くよりは、ジミヘンのエネルギーに酔うアルバムだ。時にはこのアルバムを取り出し、ヘッドフォンをかけて大音量で聴いてみたい。そんな気を起こさせるアルバムだ。
・「涙がでちゃう」
このアルバムはほんとうにいい!形容しがたいぐらいにいいのだ!特に11曲目は奇跡的とも言えるような美しい曲です。死者のためのレクイエムです。一度聞いてしまったらもう最期。あなたは機関銃の弾をかいくぐり、爆弾の雨のなかをさまよう哀れな魂となります。こんな曲ができるから早死にするわけです。
ジミヘンといえばライブという具合に記憶されているように思いますが、彼はこんなにすごいアルバムを作っていたのです。全体的にこってりサイケですが、聞く人全てが否応無くジミヘン星雲に巻き込まれていくことでしょう。まさに不朽の名作です。
・「僕の人生で一番大切な一枚(ジミヘンアルバム中最高傑作)」
ぼくは高校生の頃ロックの洗礼を受けてからとにかくひたすら音楽を聞いてきました、ジャンルも今ではヒップホップ、ジャズ、クラッシク、ロックステディ、スか、ダブ、r&b、ワールド、ハードコア、パンク、テクノetc。etc。。。と、とにかく新旧を問わず「良い音楽ならすべて」を聞いているつもりです、そんなぼくの一番大切な一枚です。
内容としてはジミヘンのいわゆるシングル的な曲(パープルヘイズとかヘイジョーとかかな)はあまり入ってなくて渋い曲が並んでいるので普段音楽をあまり聞かない人、古い音楽になれてない人、自分の耳に自信のない人にはあまり勧めません、ベストアルバムやライブからはいることをおすすめします。でも音楽が本当に好きな人、俺って違いの分かる男(もちろん女でもいいです)だなぁー、と思う人には是非聞いて欲しいアルバムです、一聴して気に入らなくても必ずいつか感動してもらえると思うし、一生つきあえる一枚だとぼくは思います。
曲的にははこれが60年代の音楽かと思うくらい古くなってません、サイケ且つラウド、且つ黒い、ミサイルのような音楽に水に溶けるアルコールのようなボーカル、唯一無比の音楽世界だと思います、昔レニークラヴィッツがジミヘンっぽいのをやってたのを今聞いたらたぶん相当古くさく感じると思うんだけどそこはやっぱり本物とフォロワーの違いでしょう。
最後にレジェンドをおまけします。>ジミヘンがデビュー当時ビートルズやクラプトン他、当時のトップクラスのミュージシャンがジミヘンの追っかけをしていた。>マイルスデイヴィスがコラボしたがってた。>フーもクラプトンもジミヘンの後ではライブをやりたがらなかった。
>DUBも世界で初めてやったのはジミヘン(マッドプロフェッサーかエイドリアンシャーウッドあたりが言ってた、ちなみにこのアルバムに入ってます.)>うーん、ジミヘンの話になると止まらない。。。
・「Jimiの空間」
緩急自在でタイム感のコントロールが抜群で歪みきった大音響とボリュームを絞ったクリーンなサウンドが絶妙に溶け合い変態的で叙情的で冷徹で柔和でヘヴィで骨太で繊細で直情的でクールでテクニカルでエネルギッシュで晴朗で豪快味のある歌声で
●6
・「softsの最高傑作?」
およそ駄作の無いCBS盤(3rdから7th),その中でもこの6thを個人的には一推しする。ここにはK.エアーズのサイケなポップセンスも、R.ワイアットのヴォーカルやユーモアも無い。あまつさえ前作でE.ディーンがぬけて、フリーキーなジャズテイストも後退している。にも関わらず本作を高く評価するのは、ここでの密度の濃い、複雑なニュアンスに富んだ演奏がソフツ全作の中で、最も高い領域に達していると思うからである。 本作の肝となるミュージシャンは、多くの指摘通り、新規加入のK.ジェンキンスだと思う。ジェンキンスがソフツに持ち込んだ変拍子の坦々としたリフレインは、彼の吹くオーボエと共にソフツをソフツたらしめる独特の浮遊感をもたらした。
またM.ラトリッジとの鍵盤対鍵盤、あるいは鍵盤対オーボエというせめぎ合いが、演奏全体にスリリングな緊張感を与えている。
後半のスタジオ録音は、パルス信号の如きエレクトリックピアノのリフレインでスタートするが、それは既にジャズでもロックでもない、ソフトマシーンミュージックとでも呼ぶしかないものだ。この方向性はソフツがフュージョン化したため進められることなく終わるが、むしろ今日のアンビエントテクノ等に影響が及んでいるのではなかろうか。
いずれにせよ、この傑作がファンの間でいまいち不人気なのは不思議でしょうがない。なお14「Chloe And The Pirates」は、上記した要素を全て含むソフツ屈指の名曲だ、御一聴を。
・「従来盤の音質に不満だった方は是非買い換えを」
本作の内容については私自身従来盤の際に書いているし、先のレビュワーも触れているので、ここではリマスタリングされた音質面についてのみ触れたい。結論から先に言えば、従来盤をお持ちの方にとっても買い換えの価値は大きいと思う。以前の霞がかかった様に判然としなかった音(これをカンタベリー的と思うのは誤解でしょ)が画期的にクリアーになっており、各楽器間の粒立ちがよくなった為、ソフツ特有の複雑に音が重なり合うサウンドが一層味わい深いものになっている。一つだけ具体例を上げると、スタディオ録音冒頭の複数のエレキピアノによるモワレ状のミニマル・サウンドが更に奥行きと拡がりを持ち、このグループの独自性に改めて目を開かれた思いだ。 なおグループ名をヴィジュアル化したジャケット・ワークは、紙ジャケ化により本来の雰囲気を幾分取り戻している。
・「softsの最高傑作?」
およそ駄作の無いCBS盤(3rdから7th),その中でもこの6thを個人的には一押しします。確かに3rdには、R.ワイアットがヴォーカルをとる「ムーンインジューン」が入っていたり、最近の発掘音源は3rd発表の70年前後の作品が多かったりします。また6thは、庇を借りて母屋を取った感の有るK.ジェンキンスが新規加入とソフツファンの心証もいまいちかも。けれど演奏の練れ具合、インタープレイの密度の濃さは6thが一番だと思います。特にパルス信号による現代音楽的表現は、昨今のアンビエントテクノを思わせ彼らの方法論が決して過去のものではない証拠です。 1stから3rdのファンにも是非聞いて欲しい一枚です。
・「知的で品がある大人のジャズロック」
1stから3rdくらいまでのソフトマシーンを求めると違和感を覚えるかもしれませんが、ジャズロックが好きな人にとってはたまらないアルバムでしょう。内容は変則的で、ライヴ音源とスタジオ録音のもので構成されています。
ライヴ音源の方は録音状態がとても良いです。とても70年代初頭のライヴとは思えません。カールジェンキンスと、マイクラトリッジの演奏もスリリングでなかなか良い感じです。全体的に漂う単なるジャズ・フュージョンではない、これぞブリティッシュジャスロックと言いたくなる雰囲気はとても味わい深く、一度はまるとやめられなくなります。私はこのライヴ盤結構気に入っています。 スタジオ録音の方は、ミニマル音楽的なアプローチでせまるマニアックなオタクゴゴロをくすぐるミステリアスなジャズロックがメインです。
ソフトマシーンの作品の中での評価はあまり芳しくない部類のようですが、ジャズロックのアルバムという観点からすればとても良いアルバムだと思います。知的で品があるジャズロックサウンド満載です。
●Tales from Topographic Oceans
・「今更、買ってしまいました」
音が良くなっているとか、一曲目にイントロついたとか、皆さんの評論を見て、今更ながら買ってしまいました。買って後悔なし。前のCDは即売ってよし。です。
実は、私はYESと言えばこのアルバムの1枚目のLP(CDだと切れ方が違うけど・・)が一番好きです。穏やかな感じがとても好きです。何か、評判良くないので、一言書いてしまいました。危機の「AND YOU AND I」や、リレイヤーの「TO BE OVER」が好きな人はお勧めだと思うので、敬遠せずに聞いて下さい。
ちなみに1曲目と3曲目の別トラックがボーナスでついてます。
以上です。
・「ロジャー・ディーンのジャケットここに極まる」
大曲主義の頂点がこのアルバム。曲としては2番目のThe Remembering - High The Memoryが一番の出来。それにも増して推薦したいのはそのジャケット。ロジャー・ディーン作の中でも最高傑作だPhotoshopのプラグインで有名なカイ・クラウスの名著Photoshop Tips & Tricksの中でも取り上げられている。
・「最もYESな時間の作品」
思い出してみましょう20数年前・・・・当時の大きなコンポの前でこの素晴らしく美しい見開きジャケットを片手に小さな字の歌詞を一生懸命目で追いジョンに追いつこうとしながら一緒に歌う。時には斜め上を向いて手をひろげてみたり・・
間奏の時には歌詞の隙間に挟まれた数々のロジャーディーンの絵に見入ってイマジネーションの世界に浸る。メロトロンの音が広がった瞬間などは視聴覚がもたらす世界が見事にマッチして最高のバーチャル体験となる。
こういうことこそがYESな時間だったんだなぁ と暫く振りに本作を聴きながらしみじみ実感。
1曲に詰め込まれた緊張感と綿密に詰め込まれた情報量や構築美という基準ならもちろんこの前後の作品にはかないません。 がしかし
一曲20分前後が終わるとひと息ついてLPをひっくり返しまた次の世界へ・・これを4回それぞれ違った色の体験として繰り返せるというところが最大の魅力。他のフォーマットではこんな贅沢な時間は出来ないでしょう。
20年弱プログレから離れていましたが、多感な時期のこういう体験はやっぱり忘れられません。未体験の人には是非LPサイズでこれを味わって頂きたいものです。無理ならロジャーディーン作品集を入手しても良いくらいです。
それから蛇足ですが2曲目の中間部でアウェイクンの間奏と似たKeyのフレーズに続いてリレイヤーという歌詞が出てきたりするのも何か暗示のようで面白いですね。
・「”たら”、”れば”は禁句」
長い長いと世間では批判の的になっていますが、この長さだからこそこのアルバムの存在価値があるのではないでしょうか?LP1枚分になどとおっしゃる方もいるようですが、どこをカットしちゃうつもりなんでしょうね。ロジャー・ディーンのジャケットアートも他のアルバムより抜きん出て素晴しい作品となっており、なによりもアルバム全体のコンセプトがあったという事が大きなポイントだと思います。
・「2003年度リマスターで生まれ変わった」
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・「値段の問題じゃない!大傑作!」
確かに値段は高いですが、それ以上の価値は間違いなくあります。ザッパが'70年代に録音した音源を4枚のLPとして編集した音源。事情により発売中止となってしまい、死後'96年に発表されました。ジャンルを超えたザッパの姿をこの1セットでかなり網羅できていると思います。録音時期も長期にわたる為、かなり豪華なメンバーが揃っています。
ザッパをどれから聞いたらいいのかわからない、とりあえずどんな音楽を作る人なのか知りたいという方には強くお勧めします。1曲も好きになれなかった方にはこれ以上ザッパは勧めません。
●ヴェルヴェット・アンダーグラウンド&ニコ〈デラックス・エディション〉
・「モノラルの迫力」
凄い音です。ディスク:2のモノラルの迫力、スピーカーのバランスを片方にしぼって。そのスピーカーの1m位前で聴くとカオスが表れる。未発表のリハーサル音源が収録されていないのは残念だが、そんなことが気にならないほどの音です。ディスク:1も96年マスターよりさらに迫力ある音に仕上げてある。
聴き比べるのも楽しい、初めての人もマニアの人にもぜひ聴いてほしい、買うべし。
・「日曜の朝に…」
Sunday Morningが流れ出した時。あまりにも美しいメロディー、でもどこか狂気じみた感じ。一気に聴く者を引きずり込みます。この曲が再生した時に流れて来なかったら?
きっとこのアルバムは聴きにくくなってたと思います。それ程この曲の存在意義は大きいものがある。
ビートルズで言うなら『Tomorrow Never Knows』ジミヘンで言うなら『Third Stone From The Sun』ピンク・フロイドで言うなら『See Emily Play』
危ないです。その美しさに惹かれて聴き始めると。
アルバムを聴き終わった後に、きっとまたチェレスタの響きが恋しくなってくるでしょう…
・「すべてのボーナストラックに共通のことですが」
モノの音像の迫力は確かに凄いですが、オリジナルLPの最終曲の後にまた別の曲(ボーナストラック)は出てくるのはやはり・・・。初めてこのアルバムを買う人は、音質はどうでも良いからボーナストラック無しのオリジナル盤、できればLPを買うべし。だってこのアルバムのジャケットこそ、LPサイズでナンボのものですから・・・。
でもLPはもっている人には是非お薦め!
・「ノータイトル。」
精神安定剤的アルバム。
・「マニア向け」
代表作のデラックス版だが、同一曲の別バージョン等、マニアックな要素が強く、入門用としては勧められない。普通の「ヴェルヴェット・アンダーグラウンド&ニコ」を買うべし。
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