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▼三船敏郎(3)(Toshiro Mifune):セレクト商品

座頭市と用心棒座頭市と用心棒 (詳細)
勝新太郎(俳優), 子母沢寛(俳優), 岡本喜八(俳優), 三船敏郎(俳優), 若尾文子(俳優), 米倉斉加年(俳優), 嵐寛寿郎(俳優)

「あの描き方が……」「闇の魅力」「僕は好きです」「この二人が組むとは!」「梅の香り VS 旦那」


幕末幕末 (詳細)
伊藤大輔(監督), 中村錦之助;吉永小百合;仲代達矢;中村賀津雄;小林桂樹;三船敏郎(俳優)

「ついにDVD化実現」


待ち伏せ待ち伏せ (詳細)
稲垣浩(監督), 三船敏郎(俳優), 石原裕次郎(俳優), 浅丘ルリ子(俳優), 勝新太郎(俳優), 中村錦之助(俳優), 藤木弓(脚本)

「日本映画1971年・最盛期の記録として貴重な作品。」「オールスターをよくもここまで!」「ハードになりきれないハードボイルド時代劇」「豪華出演者による好感度のある佳作時代劇」「オールスター揃い踏み、でも・・・」


激動の昭和史 軍閥激動の昭和史 軍閥 (詳細)
堀川弘通(監督), 小林桂樹(俳優), 加山雄三(俳優), 山村聡(俳優), 黒沢年男(俳優), 三橋達也(俳優), 三船敏郎(俳優), 笠原良三(脚本)

「自分は流されていないか?」「現代にも通じる昭和史」「戦争への道筋」


レッド・サン ニューマスター版レッド・サン ニューマスター版 (詳細)
テレンス・ヤング(監督), チャールズ・ブロンソン(俳優), 三船敏郎(俳優), アラン・ドロン(俳優)

「日本人の誇り”ミフネ”」「日・米・仏 激突!」「皆さんが書いてるので付け足すのは以下の事」「皆様が書いてるので付け足す事は以下の通り」「世界の三船」


太陽にかける橋太陽にかける橋 (詳細)
デビッド・ニーブン(俳優)

「太陽にかける橋(Paper Tiger)」「パニック映画の間に涼風か」


ミッドウェイ (ユニバーサル・セレクション2008年第9弾) 【初回生産限定】ミッドウェイ (ユニバーサル・セレクション2008年第9弾) 【初回生産限定】 (詳細)
ジャック・スマイト(監督), チャールトン・ヘストン(俳優), ヘンリー・フォンダ(俳優), ジェームズ・コバーン(俳優), グレン・フォード(俳優), ハル・ホルブルック(俳優), 三船敏郎(俳優), ロバート・ミッチャム(俳優)


人間の証明人間の証明 (詳細)
佐藤純弥(監督), ジョー山中(俳優)

「原作とは異なったドラマ」「サスペンスというより人間ドラマ」「角川映画の良き時代」「この映画は、この映画として」「珍しく原作より面白い映画」


日本の首領<ドン> 野望篇日本の首領<ドン> 野望篇 (詳細)
中島貞夫(監督), 佐分利信(俳優), 菅原文太(俳優), 松方弘樹(俳優), 三船敏郎(俳優), 飯干晃一(原著), 高田宏治(脚本)

「暴力と政治」「重厚」


柳生一族の陰謀柳生一族の陰謀 (詳細)
深作欣二(監督), 萬屋錦之介(俳優), 松方弘樹(俳優), 千葉真一(俳優)

「時代劇の最高傑作!」「怪獣総進撃!」「まちゃれ、まちゃれ」「何度見ても熱くなる傑作」「深作演出の迫力」


お吟さまお吟さま (詳細)
有馬稲子(俳優), 田中絹代(監督), 高峰三枝子(俳優), 富士真奈美(俳優), 仲代達矢(俳優), 笠智衆(俳優), 中村鴈治郎(俳優), 岸恵子(俳優), 今東光(俳優)


日本の首領<ドン> 完結篇日本の首領<ドン> 完結篇 (詳細)
中島貞夫(監督), 佐分利信(俳優), 菅原文太(俳優), 三船敏郎(俳優), 片岡千恵蔵(俳優), 飯干晃一(原著), 高田宏治(脚本)

「首領は誰が!?」


赤穂城断絶赤穂城断絶 (詳細)
萬屋錦之介(俳優), 深作欣二(俳優), 西郷輝彦(俳優), 丹波哲郎(俳優), 松方弘樹(俳優), 金子信雄(俳優), 高田宏治(俳優), 千葉真一(俳優), 三船敏郎(俳優)

「決定版」「深作流忠臣蔵」「ちょっと詰め込みすぎ?」


水戸黄門水戸黄門 (詳細)
山内鉄也(監督), 東野英治郎(俳優)


大統領の堕ちた日 (ユニバーサル・ザ・ベスト2008年第3弾)大統領の堕ちた日 (ユニバーサル・ザ・ベスト2008年第3弾) (詳細)
ウィリアム・リチャート(監督), ジェフ・ブリッジス(俳優), ジョン・ヒューストン(俳優), アンソニー・パーキンス(俳優), 三船敏郎(俳優), エリザベス・テイラー(俳優)

「豪華なキャストと一流のスタッフが結集したが、「ダラスの熱い日」や「JFK」の出来には及ばなかった」


金田一耕助の冒険金田一耕助の冒険 (詳細)
大林宣彦(監督), 古谷一行(俳優), 田中邦衛(俳優), 仲谷昇(俳優), 吉田日出子(俳優), 横溝正史(原著)

「最初で最後の、金田一耕助本人のための作品」「パロディ満載の映画。」「忙しすぎです。」


隠密同心 大江戸捜査網隠密同心 大江戸捜査網 (詳細)
松尾昭典(監督), 松方弘樹(俳優), 瑳川哲朗(俳優), 土田早苗(俳優), かたせ梨乃(俳優), 小川英(脚本), 胡桃哲(脚本)

「これは面白い!」「大江戸捜査網が絶頂期の作品」


1941 (リクエスト・ムービー 第1弾)1941 (リクエスト・ムービー 第1弾) (詳細)
スティーブン・スピルバーグ(監督), ダン・エイクロイド(俳優), ジョン・ベルーシ(俳優), 三船敏郎(俳優), ナンシー・アレン(俳優), ネッド・ビーティ(俳優), クリストファー・リー(俳優), ウォーレン・オーツ(俳優), ジョン・キャンディ(俳優)

「ブラボー!ジョン」「子供の感性があるか、ないか・・・」「スピルバーグの映画オモチャ箱。」「早川雪洲になれなかった三船敏郎」「あーやってくれたよユニヴァーサル」


二百三高地二百三高地 (詳細)
仲代達矢(俳優), 舛田利雄(俳優), あおい輝彦(俳優), 夏目雅子(俳優), 丹波哲郎(俳優), 森繁久弥(俳優), 三船敏郎(俳優), 笠原和夫(俳優), 天知茂(俳優), 愛川欽也(俳優)

「邦画大作史上最高の作品(残念ながら)」「名作でしょう」「初めて映画館で観た映画」「全ての人に見て欲しい。」「明治日本ついに一等国に。」


将軍将軍 (詳細)
ジェリー・ロンドン(監督), リチャード・チェンバレン(俳優), 三船敏郎(俳優), 島田陽子(俳優), フランキー堺(俳優), 宮口精二(俳優), 夏木陽介(俳優), 高松英郎(俳優), 金子信雄(俳優), 岡田真澄(俳優)


武士道ブレード武士道ブレード (詳細)
トム・コタニ(監督), リチャード・ブーン(俳優), 千葉真一(俳優), 三船敏郎(俳優), 丹波哲郎(俳優), ジェイムス・アール・ジョーンズ(俳優), フランク・コンバース(俳優), ショージ・ウエダ(映像), モーリー・ローズ(作曲), ウィリアム・オーバーガード(脚本)

「「武士道ブレード」」


最後のサムライ ザ・チャレンジ最後のサムライ ザ・チャレンジ (詳細)
ジョン・フランケンハイマー(監督), スコット・グレン(俳優), 三船敏郎(俳優), 中村敦夫(俳優)


制覇制覇 (詳細)
中島貞夫(監督), 三船敏郎(俳優)


人生劇場人生劇場 (詳細)
永島敏行(俳優), 佐藤純弥(俳優), 深作欣二(俳優), 中島貞夫(俳優), 松坂慶子(俳優)


日本海大海戦・海ゆかば日本海大海戦・海ゆかば (詳細)
笠原和夫(俳優), 丹波哲郎(俳優), 三船敏郎(俳優), 沖田浩之(俳優), 舛田利雄(俳優), 三原順子(俳優), 平幹二朗(俳優), 伊東四朗(俳優)

「最強の日本連合艦隊」「史実と脚色のバランスよく、いい映画でした」「「男たちの三笠」」「日本海海戦に相応しくない」「日本海海戦とは言えない。」


▼クチコミ情報

座頭市と用心棒

・「あの描き方が……
他の人が語っているので、あえて多くは語りませんが、僕がこの映画で一番好きなシーンは。雨上がり、用心棒が座頭市に組むかどうかを聞く。座頭市は、アンタが悪の方なら組むが、隠密なら切られったって組まないと答える。その時、二人の足元が写る。そこに小さい川が流れている。似た者同士の二人だが、違うのだ。

・「闇の魅力
「理屈じゃなく爆発するような力を感じてすっきりしたい」方、おすすめします。なにせ座頭市と用心棒、この二人の物語です。

「人間の欲の闇をちらりと見たい」方、おすすめします。登場人物の一人一人がそれぞれに欲を見せ一筋縄ではいきません。そこに刹那的な映像がはまっています。

「アウトロー」が好きな方、おすすめします。主役の二人のほかも、それぞれに皆、はみ出てしまったアウトローたちです。

二人の一騎打ちを売り物にしているようですが、それでは勿体無い。隠密=幕府方(体制側)を嫌う市と自身も嫌気がさしながら揺れる用心棒の反発したり寄り添ったりの感情のあや、金を掠め取ろうとする“悪”、それらとは関係なしに日々がある村人たち、、全てが魅力的です。

岸田森の凄みのあるニヒルな美しさを沢山の方にみていただきたい。早逝が悼まれます。

・「僕は好きです
「大きいことをやってやろう」という作り手の気持ちが、うまく表現できていて、大ドラマになっているところが好きです。本来の座頭市シリーズは小さな宿場町でささやかに人情を語る、というような作風が魅力なので、これは異色作です。

でもマカロニ・ウェスタンみたいな活劇のダイナミズムと、意外に緻密な登場人物の設定と描写が、ドラマを骨太に盛り上げます。

最後の勝進と三船敏郎の対決は、速すぎて何がなんだかわからないぐらいですけど、「細かいことはいいから、物語の大きなうねりを楽しみましょう」という映画です。基本トーンは豪放で明るく、岡本喜八監督のカラーがよく出ていると思います。

・「この二人が組むとは!
三船敏郎と勝新太郎は、殺陣のスピードがとても速い。どちらが速いのか気になっていたが、これで確認できる。最後で。

今回の座頭市は、ストーリーが複雑である。悪いやつを成敗という簡単なものではない。その裏には貨幣鋳造で金を掠め取ってる悪を、隠密の使者がずっと探っていたり、飲み屋の女主人をみんなが狙っていたり、守っていたり、新しい悪が上前はねようと、画策したり、様々な思惑が飛び交っている。

そんな中、飛びぬけた策略と、腕を持っているのが、勝新と三船なのであるが、おんなじ女を好きになったり、嫌いなタイプだったりでなかなか反りが合わない。それでも所々見せるお互いの心の交流は、この強者二人が組んで何かをやるんだなと、見ている側をわくわくさせてくれる。

細かい話しは見てもらったほうがいいので詳しく書きませんが、とても面白いのでぜひ見てみてください。(東宝もいい映画をつくってくれた)

・「梅の香り VS 旦那
初めて、座頭市というキャラクターをこの作品で見ました。やはり、盲目であるが故、斬りあいでは、かなりの不利を余儀なくされているという点を、勝さんが見事に表現していました。また、繊細でオチャメな座頭市と豪快でズボラな佐々大作は、対照的で大変面白いものでした。

座頭市と用心棒 (詳細)

幕末

・「ついにDVD化実現
時代劇の巨匠伊藤大輔監督の最後の作品となった映画です。

司馬遼太郎『竜馬がゆく』の映画化として考えられた企画ですが、伊藤監督はご自身の主張が強く入ったので、司馬氏の小説を「原案」とする映画、とされました。

初代中村錦之助(初代萬屋錦之介)が坂本龍馬を大熱演しています。仲代達矢の中岡慎太郎も迫力があります。平和国家日本を願う龍馬と慎太郎が激論を戦わせ、議題が「天皇制」にまで及ぶクライマックスにはビックリしました。

1968年NHK大河ドラマ『竜馬がゆく』で西郷隆盛を演じた小林桂樹がこの映画でも西郷を演じています。

吉永小百合のおりょうが可愛くてカッコいいです。

短い出番ですが、渋い存在感を見せる野坂昭如も印象的です。

幕末 (詳細)

待ち伏せ

・「日本映画1971年・最盛期の記録として貴重な作品。
5人の偉大な俳優が登場するが、男4人は今や死去し、生き残っているのは浅丘ルリ子だけ。制作は世界の三船敏郎。5人の豪華メンバーを集めた。三船本人、勝新太郎、石原裕次郎、中村錦之助、そして浅丘ルリ子。ストーリーのナンセンスさはどうでもいい。とにかく、日本映画のヒーローたちが総揃い。三船は歴史的作品を作ったのだ。『用心棒』、『椿三四郎』の、三船は存在する。今の時代にこの映画を観る者としては、ただ感謝のみ。当時の英雄 勢揃い。それだけで十分。ありがとう。

・「オールスターをよくもここまで!
作品的に、黒澤の「用心棒」や「座頭市」には劣るけど、あの映画産業斜陽を転がり落ちている1970年という時代に、人気のピークを過ぎた名優たちが、最後の意地を見せてやろうと集まったという事実。その苦労と葛藤の様子が、あの峠の茶屋という場で繰り広げられた物語内容と重なり、すごいことを成し遂げたなあ、と感嘆するのは私だけではないはず。娯楽作品ながら、黒澤も使いこなせなかった勝新を使い、あれだけの役者たちをまとめあげた稲垣浩監督に敬意。アラはあるが、主役級の彼らが全員すでにこの世にいないことを考えると、今では貴重な最後の娯楽時代劇であることはまちがいない。おまけに三船美香の母が新人として茶屋の娘で出演。三船の最後の頑張りを見よ!

・「ハードになりきれないハードボイルド時代劇
時代劇の作品で言えば、「用心棒」の三船敏郎、「座頭市」の勝新太郎、「宮本武蔵」の萬屋錦之助、「城取り」の石原裕次郎と主役級の男優スターを並べて作られた70年代の時代劇。指示に従ってある場所に行き、事の成り行きを見届け斬るか斬らざるかを判断しろという依頼を受ける三船のシーンから始まり、何ともハードボイルドな感じを醸し出しているが、浅丘ルリ子が三船に同行するようになってからハードボイルド色が徐々に薄れる。目的の峠の近くにある宿にいわくありげな人々が集まる設定や彼等の素性や何故ここにやってきたかという点ではサスペンス色が復活する。しかし、峠の宿に集まった面々の行動やその場に来た経緯など(それがわかるシーン)がかなり人情話的でその場の緊張感がなくなってしまうのが非常に残念だ(特に石原裕次郎が峠に着たいきさつなどはまさに一つの人情話としてしっかり出来上がっている)。宿に集まった面々の誰かが対決するのかと考えていたが、人情話のあとではその展開も無理があり盛り上がりに欠ける展開となってしまった。もう少し、余分な点を削ぎ落としてハードボイルドに仕上げた方が楽しめたのではないかと思う。ただ、これだけの男優陣を配すためには、一人一人にきっちりお話を作ってあげないといけなかったのだろういうスタッフの苦労も伝わってくる。ただ、作品としては消化不良の感が否めない。

いつも思うのだが、三船は「用心棒」のキャラ(呪縛)から逃れられないのだろうか。この作品でも彼だけが、過去の役のキャラを引きずっていた。

・「豪華出演者による好感度のある佳作時代劇
三船プロダクションにより豪華時代劇。何が豪華と言えば出演者の顔ぶれが主役級ばかりということだ。三船敏郎, 石原裕次郎, 浅丘ルリ子, 勝新太郎そして中村錦之助とこれだけで内容などどうでも良いほどの満足感がある。よく出演者が豪華なだけで内容はどうしようもない作品(華麗なる飛行機野郎や遠すぎた橋など)あるが、今作は脚本や演出も良くできている。ただ三船演じる用心棒がどうしても黒澤明の桑畑三十郎や椿三十郎の焼き直しに見えてしまう。歩き方とか…。ストーリーはありがちではあるが、ラストの立ち回りは実に潔く気持ちが良い。名優たちの競演は実に楽しい。

・「オールスター揃い踏み、でも・・・
三船・裕次郎・勝新・錦兄。五社協定の枠を破って、それぞれの映画会社の看板俳優が、同じ画面に揃い踏みした超豪華オールスターキャスト映画。しかし、それぞれ各人の見せ場を用意しようとした為か、一流の脚本家四人(小国英雄や高岩 肇など)に執筆させた結果、ストーリーに破綻が出てしまった。細かい所を指摘したらキリが無いが・・・だが、当時の映画界で、この実現不可能だったキャスティングを揃え、実現させたという点は評価出来るのではないか自分は思う。

待ち伏せ (詳細)

激動の昭和史 軍閥

・「自分は流されていないか?
二・二六事件から原爆の投下まで、毎日新聞記者と東条英機を軸として、当時のフィルムも交えて作られた非常に貴重な映画であると思う。あの状況に至るまでの世界と日本の動きを理解してから見ると、何故日本が無謀な戦争に突き進んだのか、何故引き返せなかったのかがわかるような気がする。加山雄三扮する新聞記者の心境の変化もなかなか面白いし、黒沢年男との会話などは心に響く部分だと思う。中でも、東条英機に扮した小林桂樹は、本当にはまり役だと思う。東京裁判でも同じ東条役だったが、やはりこちらもはまっていた。東条については、A級戦犯として現在も靖国問題でいろいろと言われているが、当時、彼の立場で違った道を取ることができたかどうか、現在の誰も自信を持って答えられないだろうと思う。確かに平和は尊いものだが、ただただ「戦争反対」「九条を変えるな」と叫ぶことが果たして正しいのだろうかと考えさせられる。逆に、平和のためのアメリカとの同盟を維持するために「自衛」の意味を拡大することも正しいのだろうかと考えさせられる。いろいろな意味で、大きな歴史の流れの前に小さな一人の人間がどう関わることができるのかを我々に問いかけている映画ではないかと思う。私はこの映画を一年に一回は見ることにしている。そして、今の自分は世の中の動きに踊らされ流されてしまってはいないかと考えることにしている。私個人としては本当にちっぽけな人間だし、世の中の動きに逆らって生きることは難しいが、それでもこの映画は、見るたびに「お前は本当に流されていないか?」「自分自身の考えで行動しているか?」と思わせてくれる。「戦争と平和」のみならず、私の生き方に問いかけてくる映画である。

P.S.今まではVHSのテープしか無かったと思うが、DVDが発売されたことを本当に嬉しく思います。

・「現代にも通じる昭和史
 「日本は、戦争を回避できなかったのか」という命題は、永久に残る歴史の謎だと思います。最近、「参戦はしかたなかっ」たという論調が出されていますが、2.26事件などから参戦するまでの過程を見ると、国民生活の疲弊に対する政治への不信感とともに、一方では制服組や軍隊の発言力の強化がありました。この状況を、この作品は克明に追っています。 新聞記者や元教師から見た日本の状況。最後は軍人から見た戦前から戦争末期に至る、報道などによる国民を総動員した体制作りの恐怖を感じとることができます。 圧巻は、サイパン陥落後、東条首相が「戦争完遂を決意し、内閣改造を・・」というセリフに対して、東条下ろしを謀る大臣が反応。「それは、私に対する不信任ということか」と問い返す東条首相の言葉の中には、現代に通じるものがあります。 何事も全うすることを美徳とする日本人の気質に対して、謙虚に国内の状況を把握できなくなった首相。指導力から独裁的運営へと変節していった国の変節が、ドラマを通して見ることができます。必見の価値ある作品です。

・「戦争への道筋
「なぜ、誰が戦争を起こしたのか!?」このキヤッチコピーのように、何故日本は無謀な戦争へと突入せざるを得なかったのでしょうか?。いくらでも戦争を回避する事は可能だったのでは?。と、豪華俳優が演じる一人一人の熱意のこもった作品にすこぶる堪能しました。ただ、特撮(以前の作品)の場面があるのが意外でした。エンドテロップに、「特撮ライブラリー 円谷英二」ぐらい欲しかったですね。この公開時期に逝去されていますし。

激動の昭和史 軍閥 (詳細)

レッド・サン ニューマスター版

・「日本人の誇り”ミフネ”
黒田十兵衛役の三船敏郎はブロンソン・ドロン等に全く引けをとらない骨太で圧倒的な存在感でスクリーンを飾ります。それどころか本当の主役は三船ではないかと感じさせる位です。三船は日本人のプライドと信念の強さをこの作品の中で訴えています。三船がブロンソンに向かって言い放つ「時代は変わり、侍は滅んでゆく。いずれ日本もこの国(堕落したアメリカ)のようになるだろう・・・」

ただの劇中の台詞ではありますが、日本の未来を暗示するかのような言葉がとても印象的でした。

・「日・米・仏 激突!
なぬ~!ニューマスター版だとぉ~!初版購入したが 安くてキレイ(見てないが・・)になって発売だとぉ!持ってない人は 絶対買いですよ!(羨ましい)

時は1800年代 日米友好の為 大統領へ日本刀を贈呈すべく列車での旅中 ブロンソンとドロン扮する盗賊団に列車が乗っ取りに合うその際 ゴーシュ(ドロン)に日本刀も取られてトンずらされてしまうブロンソンと三船が刀を取り戻す為 猶予7日間の命令を受けドロンを追う!

三船の演技が凄い!(きっとあなたのイメージのまんまですヨ)さすがに ブロンソンは食えないが ドロンは完全に三船に食われぎみ三船とブロンソンは国境を越えたデコボココンビだ!ドロンを追う 2人はどことなくコミカルだドロンの冷酷差も光る

インディアンとの三船の殺陣は必見!!

PS:ジャケは初版の方がカッコイイ

・「皆さんが書いてるので付け足すのは以下の事
PS:>ジャケは初版の方がカッコイイ。同感!

・「皆様が書いてるので付け足す事は以下の通り
PS:ジャケは初版の方がカッコイイ

全く同感!

・「世界の三船
日米仏からの三大スター共演で話題になったが、内容的には肩肘張らずに鑑賞出来るエンターテイメント作品。世界の三船敏郎といえどもアランドロンやC・ブロンソンの前ではどうかという気持ちもあったが、全く杞憂であり、逆に二人を食っていた感がある。侍という描かれ方も良かったのかも知れないが圧倒的な存在感であった。寡黙でしかも強いという侍像を絵に描いた様であった。

レッド・サン ニューマスター版 (詳細)

太陽にかける橋

・「太陽にかける橋(Paper Tiger)
英国映画らしい、さわやかなアドベンチャー映画です。ストーリーは純真な日本人少年と英国人家庭教師との触れ合いを通して展開されるテロリストグループからの脱出です。公開された1975年当時は、新聞等でも大きく宣伝された映画ですが現在は入手困難になっています。撮影されたクアラルンプールの風景、70年代の良い雰囲気、子役の少年の可愛らしさが映画全体に満ちており、見ていて心温まります。最近の映画のようにアクションやCGに凝る事のないカメラワークに映画作りの原点を見るような作品です。

・「パニック映画の間に涼風か
 1976年,初夏。劇場に見に行きました。ちょびひげデビッド・ニーブンがスクリーンで活躍していた懐かしい時代。 ヨーロッパ人が植民地アジアを啓蒙しにやってきた。しかも,相手は,近代化に一時期突出したけれども,従順に飼いならされた敗戦後の日本の外交官,三船敏郎とその息子。家庭教師ですから,思い出しませんか,『王様と私』デボラ・カーにユル・ブリンナー。 巻頭,ヨーロッパ=アジア間,12時間以上のフライトとトランジット,待ち時間,おそらく,ほぼ24時間の長旅に疲れきる中年デイブが飛行機の中,自慢話で暇つぶしするシーンが大好きです。BGMは,壮麗な泣きのオーケストラ‘My Little Friend',byロイ・バッド。もちろん,後にもレイ・コニフ・シンガーズのコーラスで聴くことができます。 なにやら牧歌的な日常風景が,一転恐怖の誘拐事件に。とはいうものの,今のデジタルハリウッド大破壊アクション&サスペンスシーンと比べてはいけません。 旧宗主国のおおらかさとユーモア,主人公の秘密が明らかになった上でのアジア側からの歩み寄り。このあたりが本編のきもでしょう。かっこつけてるけれども,実態はちょっとはてなだし,アジアが大人になってきたと気づいて,ため息をつく。そんなテーマ。ですから,BGMの壮大さは,どこか自虐的でもある。 そうか,最後のコーラスの軽さは,バランスを取って,張り詰めたものの中から空気抜きをしたわけですなあ。 こんなのがあったの?というような埋もれた一編なんですが,わたしゃ,いつまでも覚えているぞ。

太陽にかける橋 (詳細)

人間の証明

・「原作とは異なったドラマ
原作はサスペンス、推理といった点を主に作られていたのだが、映画版は脚色に力を入れて登場人物の個々が複雑に絡むドラマになっている。確か公開当時10歳かそんなだった私が、今もその奇妙な言葉「ストウハ」とジョー山中の歌にセンチにさせられるのだ。日本の公園で混血の青年ジョニーが殺害された事件を下りに、過去に起きた

戦争からそれは一つ一つ紐を解かれ、日本とアメリカの二つの国にまで及ぶ。主人公の刑事の冷たい眼差しの奥にはくすぶっていた愛憎が再び煮えたぎり事件を追う強さに繋がる。人間の証明というタイトルはこの映画の内容と強く結びつかれ、人間であるが故の哀しくて悲しい痛みを、一つの麦わら帽子と美しい風景が強く心象に残る。

・「サスペンスというより人間ドラマ
外国人殺人事件が起こり、残されたストウハという言葉を手がかりに刑事が捜査に乗り出す。一見サスペンス映画ののりなのですが、観ているうちに登場人物たちに感情移入してしまい謎などどうでもよくなってきます。国境を越えた親子関係の難しさを映画を通して考えさせられ、最後の麦藁帽子が舞うシーンで涙しました。サスペンス映画としての骨格をきちんと備えつつも、それを霞ませてしまうぐらいの人間ドラマが展開します。日本映画史に残る名作です。

・「角川映画の良き時代
西条八十の詩集を買った。そして八十(やそ)と読めるようになったのが中学生のとき。ちょうどその年に修学旅行で東京へ行った。麦藁帽子の形をしたホテルをバスから見た時、みんながジョー山中になった。岡田茉莉子が「今日、私の息子が死にました」というシーンが頭にこびり付いて離れない。

・「この映画は、この映画として
 タイトルの「人間の証明」とは、単に犯人八杉恭子(岡田茉莉子)についてばかりではなく、その息子の郡恭平(若き日の岩城滉一!)や刑事棟居(松田優作)、さらにはケン・シュフタン(ジョージ・ケネディ)や新見(夏八木勲)など、登場するすべての人物についてのものである。それぞれの人物が、それぞれの仕方で、自らの「人間の証明」と向き合うことになる。原作では、それらが巧みに重層的に重ね合わされている。ところが、この映画では、八杉恭子独りの「人間の証明」になってしまっている。クライマックスの「日本デザイン大賞授賞式」のシーンで、恭子本人に西条八十の詩を詠ませ、二人の息子を失ったことを悔やませる演出など、その典型であろう。伏線も充分に張り切れているとはいいがたい。なおみ(范文雀)は殺されたものと早々と断定されてしまうなど、サスペンスでありながら、謎解きもあまりに直線的だ。棟居刑事のトラウマの描き方も浅薄(鏡の中の像を撃ったくらいで乗り越えられるものではない)である。西条八十の詩を、棟居に発見させない書きかえも許せない。しかし、何よりも私が許せないのは、「クマのぬいぐるみ」が、息子恭平に母から買い与えられたアンティークの懐中時計にすり替えられていることだ。これにより、幼少時からの恭平のトラウマはかき消されてしまう。133分と長めだが、それでもあの原作を描き切るのは全く不可能なのであった。 原作の完成度や深さと比べると非常に瑕疵が目立つ。とはいうものの、この映画はこの映画としてお勧めできる佳作であると言っても良いと思う。ジョニー(ジョー山中)が殺されるシーンで「ママ、ボクのこと、そんなに憎いかい?」というセリフ(映画ではジョニーはカタコトの日本語を話す)から、朝焼けの霧積高原で麦わら帽子が飛んで行くシーン(この結末にも異論は出よう)まで涙が止まらなかった。 今般、フジテレビのドラマには完全にハマってしまった。黄ばんだ原作を実家から取り寄せ読み直し、この映画も見直した。といっても、その当時私は中学生で、内容はほとんど忘れていた。「読んでから観るか、観てから読むか」のコピーだけが、私の記憶に残っている。27年の時を隔て、新たにドラマ化されたものと、この映画とを比べるのは酷というものであろう。

・「珍しく原作より面白い映画
邦画・洋画を問わず、映画化されると原作より質が落ちることがほとんどだが、この作品だけは原作を上回っているように思える。特に、八杉恭子、棟居刑事の苦悩と悲しみが画面からにじみ出て、観るものの心に訴えてくる。角川映画も初期の頃は、よい作品を作ろうと張り切っていたのが見て取れますね。

人間の証明 (詳細)

日本の首領<ドン> 野望篇

・「暴力と政治
第一作目で全国制覇の第一歩を踏み出した中島組。そして第二作目…暴力だけでなく、政治の力にも手をのばす中島組三代目佐倉一誠。そして新たな敵、関東同盟、その理事長大石剛介。中島組と関東同盟の野望が衝突する。出演は佐分利信、菅原文太、松方弘樹、にしきのあきら、そして三船敏郎の豪華キャスト。前作が暴力、この二作目は政治、前作より少しむずかしいかも…。(前作でインテリ役だった菅原文太がこの作品で、狂暴な極道に!!)

・「重厚
超豪華キャストで楽しめるヤクザ映画の大作です。公開当時、佐分利信の重厚な演技が賞賛されてました。改めて観ると、表情・声は重厚ですが、身振り手振りは、ややオーバーアクション。黛敏郎の音楽は、ゴットファーザーの一部フレーズをパクっているとしか思えません。

日本の首領<ドン> 野望篇 (詳細)

柳生一族の陰謀

・「時代劇の最高傑作!
この作品がとうとうDVD化されるという事で嬉しいです。この作品はとにかく萬屋錦之助さん演じる、頭脳明晰、冷静沈着な「策士」柳生但馬は圧倒的存在感。さすが!と唸らせられます。徳川内紛の争いは今観ても駆け引きの妙、罠の嵌め合いといい見応えは最高で思わず引き込まれます、千葉真一の柳生、成田 三樹夫さん演ずる異色のキャラもいい味出てます。衝撃のラストは賛否両論あるとは思いますが、超オールスターキャストによる時代劇の最高傑作には違いありません。真田広之(本作がデビュー)、志穂美悦子JAC若手コンビも出ています。

・「怪獣総進撃!
もうそういって差し支えないだろう、恐るべきオールスターキャストによる一大チャンバラ絵巻!あまりの面白さに血が沸騰した、数少ない映画の一つ。とにかく一世一代の当たり役と言える千葉真一の柳生十兵衛、そして成田三樹夫扮する剣豪の公家(超怪演!)など、怪しげで濃いキャラがこれでもかと出てくる。

世界の三船も、萬屋錦之介すらも、一人も中心になって目立ってない、ある意味集団劇になっていることが一番凄いのかも知れない。柳生の地位向上のためなら何だってする錦之介扮する但馬守の非道なやり口も凄けりゃ、義と人情に生きる十兵衛のラストシーンのイっちゃいぶりも物凄い。武士道の時代にこれってありなの?のまさに究極の切り返しだろう。

もうとにかくケレン味たっぷりの!大仰なチャンバラシーンがガツンガツンの、大ラスまでテンション最高潮という、楽しませるためなら何でもするぞ!の超大傑作だ!

・「まちゃれ、まちゃれ
言うまでもなく、超娯楽豪華時代劇である。だので、僕が言いたいのは、敬愛する成田三樹夫氏について。甲高い声、麻呂言葉を使い、だが腕はめっぽう立つ烏丸少将文麿を怪演し、千葉真一など豪華キャストのなか、一歩も引けを取らない存在感と圧倒的アクト力を見せ付けている。それまで、ニヒルな役や、やくざのイメージが強かった三樹夫氏にこの様なキワモノをやらせた深作もすごいがそれに応え、あまりあるアクトを見せつけた三樹夫氏もすごい。唯一無二、成田三樹夫のかわりは成田三樹夫にしかできない、そんな役者だと思う。日本映画界は惜しい逸材を亡くした。彼の芝居を見るだけでも、僕にとって見る価値のある作品だ。

・「何度見ても熱くなる傑作
豪華キャスト総出演のゴージャスな時代劇。それぞれの役者がそれぞれの持ち味を存分に発揮して、少々やりすぎくらいに高いテンションが最高!!熱い演技、熱い台詞の数々に、思わず目頭が熱くなること間違いなし。もう何回繰り返して観たか分からない。まさに大傑作です。

・「深作演出の迫力
萬屋錦之介の演技が強烈。歌舞伎の話術を用いた堂々たる台詞回しと豪快な殺陣が素晴らしい。あの口跡豊かな台詞と華麗な立ち回りは、大スクリーンで鑑賞するのが一番理想的だが。

千葉真一の十兵衛も気迫がみなぎった熱演で、この役を当たり役にする原点が本作の演技である。

山田五十鈴の崇源院が、窮地に陥った愛息忠長(西郷輝彦)を何とか助けたい、と願う心に泣ける。

柳生一族の陰謀 (詳細)

日本の首領<ドン> 完結篇

・「首領は誰が!?
首領の座をめぐる、佐倉一誠と大石剛介の戦いがさらに激化、新たな敵右翼の大物、大山喜久夫も登場。三つ巴の戦いになる。はたして日本の首領になるのは一体誰だ!この作品は、前作同様政治が大きくからむ。出演は佐分利信、菅原文太、三船敏郎、片岡千恵蔵の豪華キャスト。三部作完結!

日本の首領<ドン> 完結篇 (詳細)

赤穂城断絶

・「決定版
 数ある忠臣蔵映画の中でもこの作品は決定版といえるものではないだろうか。 やはり最大の見所は討ち入りシーン。深作欣二監督ならではのダイナミックな演出が遺憾なく効果を発揮し、「殺陣」というよりもはや「残酷描写」ともいうべき生々しい迫力を生み出している。

 さらに萬屋錦之助をはじめとする超豪華キャストの緊迫感あふれる演技も壮大な仇討劇をドラマチックに彩っている。 造りはとてもオーソドックスでストレートだが、それゆえにスタッフ・キャストが気合いを入れて制作した、という意気込みが伝わってくる大作である。

・「深作流忠臣蔵
故・深作欣二監督による忠臣蔵映画です。当時「柳生一族の陰謀」を大ヒットさせた余勢を駆って制作された本作は、東映時代劇大作と呼ぶにふさわしく、萬屋錦之介以下オールスターが勢揃いする映画となりました。中でも渡瀬恒彦扮する吉良方・小林平八郎がカッコいい! 権謀術数をもって赤穂浪士を追い詰めると共に、討ち入り時には二刀流を振り回して赤穂浪士相手に大奮戦! とにかく豪華! 全てがダイナミック! 今となっては信じられないほど衣装やセットも凝りに凝っています。津島利章による音楽もいいです。

惜しむらくは深作監督らしい切れのいい演出があるものの、同時期に製作された「柳生一族の陰謀」「真田幸村の謀略」「徳川一族の崩壊」程の奇想天外さが皆無で、至極正統な作品に仕上がっている点でしょうか。ちなみに深作監督は後年に「忠臣蔵外伝・四谷怪談」を撮っていますので、併せて見ると面白いかも。

・「ちょっと詰め込みすぎ?
私自身、深作監督の作品はどうも苦手なところがあるんですが、「忠臣蔵を扱っている」ということで見てみたんですが…。「新しい忠臣蔵を描こう」(DVD収録の予告より)という深作監督の意気込みは買うんですが、なんだか「あれも入れたい、これも入れたい」という場面を入れた結果、話が散漫になってしまい、結局誰が主役なのか分からなくなってしまったような印象があります。討ち入りの場面もなんだか「討ち入り」というよりは仁侠映画の「出入り」といった方がぴったりするくらいで(笑)。まあ、これは仁侠映画が得意だった深作監督だったからかもしれませんが。所謂「普通の忠臣蔵映画」を期待すると肩透かしを食らうかもしれませんが、「こういう解釈もあるんだ」と思って見たほうがいいかもしれませんね。

赤穂城断絶 (詳細)

大統領の堕ちた日 (ユニバーサル・ザ・ベスト2008年第3弾)

・「豪華なキャストと一流のスタッフが結集したが、「ダラスの熱い日」や「JFK」の出来には及ばなかった
 「ラスト・ショー」「サンダー・ボルト」などで70年代登り調子だったジェフ・ブリッジスを主役に、ジョン・ヒューストン、アンソニー・パーキンス、イーライ・ウォラック、スターリング・ヘイドンなどの実力者俳優に加えて「世界のミフネ」こと三船敏郎や「荒野の七人」で唯一スターになれなかったブラッド・デクスター、カメオ出演(ノンクレジット)のエリザベス・テイラーが出演するという超豪華な出演者たちに加えて、音楽はモーリス・ジャールだし、撮影はヴィルモス・ジグモンドと聞けば映画ファンならば期待しないという方が無理であろう。 しかし見終わった感想としては残念ながら今ひとつの出来であった。ストーリーの背景はケネディ大統領暗殺事件をそのままフィクションに置き換えただけで、後半の暗殺事件の黒幕の部分がオリジナル・アイデアであり、ここを描きたいがためにわざわざ実際の事件とは名前や場所を変えているのどうろうが、途中からはなんとなく誰が黒幕か判ってしまう展開で、結末の部分にも意外性が感じられなかった。これならば「ダラスの熱い日」や「JFK」のようにドキュメンタリー・タッチでケネディ暗殺事件そのものを扱った方が良かったのではないだろうか? ジョン・ヒューストンとアンソニー・パーキンス率いる大財閥の情報センターや、戦車で戦争ごっこしているスターリング・ヘイドンのキャラクターなどスケールの大きな大金持ちの描写は面白かった。 豪華な出演陣も多くは1シーンのみのゲスト出演であり、一流のキャストとスタッフが結集しているが肝心の脚本・監督のウィリアム・リチャートという人はほとんど実績もなく、やはり荷が重すぎたのだろう。全米公開では不入りのため、あっという間に上映中止となり、当然本邦では劇場未公開である。

大統領の堕ちた日 (ユニバーサル・ザ・ベスト2008年第3弾) (詳細)

金田一耕助の冒険

・「最初で最後の、金田一耕助本人のための作品
金田一耕助は、これまでの探偵の中でもっとも『殺人防御率』が低い、つまり一番被害者を出してしまっている探偵である。あっちでモタモタ、こっちでモタモタしてる内に死人はゴロゴロと出来上がり、地の文ですら「あの時、金田一耕助がこの事実に気づいていれば、あの惨劇は云々・・・」と書かれるのがお決まりのパターンと化している。当時から既に、世間から“役立たずの探偵”の烙印を押されてしまったこの探偵が、何故世代を越えていつまでも愛される存在になりえたのだろうか。この「金田一耕助の冒険」はそんな金田一の逆襲とも言うべき、シリーズの中でも特異中の特異の映画である。全編に渡って繰り広げられる、金田一シリーズらしからぬギャグやパロディの応酬は、金田一シリーズの本質を掘り下げるための儀式にすぎない。ギャグによって徹底的に金田一シリーズをおちょくり、それによって解体され、最後には本質だけが残る。その本質――この作品におけるラストシーンの金田一耕助の大演説は、金田一フリークのみならず、全ての探偵小説フリークは涙無しでは聞く事ができない魂の叫びである。

「世界中どこ捜したって私ひとりですよ!犯人の気持ちを思いやる探偵なんてのはね!」

殺人鬼にすら思いやりを与えてしまうその人の良さこそ、金田一耕助がいつまでも愛される理由なのかもしれない。

・「パロディ満載の映画。
横溝正史、金田一耕助のことはもちろん、20数年前の社会情勢や角川映画、大林監督のことをわかった上で積極的に見れば非常に面白い作品であることは確か、そうでないと単なるつまらないおふざけ映画と化してしまう。また、横溝正史、角川春樹、高木彬光、三船敏郎などいろいろな人が出演している点もうれしい。吉田日出子の胸があんなに大きかったことも初めて気付いた(笑)。大林監督のインタビューが収録されている。

・「忙しすぎです。
 HOUSEの線を走っているがそれが全然成功していない様に思われます。せっかく豪華なキャストを出しているのに生かされず、大林作品なのにちょっと残念です。やっぱり、こうゆうコメディーはやらない方がいいですね。パロディーはその当時でしかわかりませんから。

 大林監督には尾道シリーズや、しっとりとした地味ではあるが作品にちゃんとテーマのある映画をこれからもどんどん作っていってもらいたいと思います。

金田一耕助の冒険 (詳細)

隠密同心 大江戸捜査網

・「これは面白い!
あの、一度聞いたら忘れられないテーマ曲と『死して屍拾う者無し』のナレーションと共にテレビ史にその名を留めている傑作番組の映画化版。第一シリーズ杉良太郎主演作がDVD化されているが、価格が高いので、こちらを購入して観た。始まりからあのテーマ曲が流れるものと思っていたら、流れない。さては、『必殺仕掛人』の映画版がテレビと同じBGMを使用していなかったのと同じで期待はずれかと思ったが、クライマックスであのナレーションとあの音楽が!かっこいい!スピーディーなストーリー展開とオールスターキャスト!買って損無し!

・「大江戸捜査網が絶頂期の作品
松方弘樹、瑳川哲朗、土田早苗、かたせ梨乃、中村竹弥の大江戸捜査網人気の頂点だった黄金期のメンバーでの映画化作品。ストーリーも一転二転し緊迫感のあるストーリーはさすが映画的。今は亡き三船敏郎さん演じる松平定信を始め、伊吹吾朗さんなども風格があり、ストーリーに厚みを持たせています。若き頃の大和田獏さんも重要な役柄で出演。ただ一つ残念なのは、TVファンとしてはTVでお約束の数々の細かい演出が所々で見られず、映画ならではの演出に徹しているのでちょっと残念。。ほとんど網羅はしてくれているのですが、、、時代劇専門チャンネルで全話再放送などありましたが、なんだかんだ貴重なソフト化です。大江戸ファンなら買いましょう!

隠密同心 大江戸捜査網 (詳細)

1941 (リクエスト・ムービー 第1弾)

・「ブラボー!ジョン
内容については他の方々が書いているのでサントラについて書きます。もちろんスピルバーグ作品といえば、ジョン・ウィリアムズ説明する必要はありません。冒頭から『ジョーズ』のメインテーマから始まり登場人物それぞれにテーマ曲がありメドレーで流れます。ダンスコンテストで流れるSing Sing Singは最高です。この作品はちょうど『スターウォーズ』と『レイダース』の間に作曲されたのでジョンがアブラののっていた頃の作品で素晴らしい出来上がりです。

・「子供の感性があるか、ないか・・・
 10歳の時、劇場で鑑賞して、エンディングロールが流れるまでずっと爆笑していた記憶がある。 子供時代の私にとって、呼吸困難になるくらい笑った映画が、チャップリンの「担え銃」と本作だ。 しかし、今、もう一度この映画を見直して、全く笑えなくなっている自分の淋しい。 大人になって、大切なものを失った気がしてならない。  誰が失敗作と決めたのだろうか? もともとストーリーなんて存在しないような映画だから、そのハチャメチャを楽しめるかどうかの問題でしかない。 観客という立場を自覚していないレビュアーの、映画のビジネスや裏事情しか語れない文章を読むと、正直同情の念を抱いてしまう。

 因みに吹き替えで観たときは、字幕で観た時ほど感動が伝わってこなかった。 日本語と英語のやりとりが面白いシーンがあるが、これは日本人だから堪能できる笑いではないだろうか? 小学校を卒業するまでに是非観てもらいたい映画である。

・「スピルバーグの映画オモチャ箱。
やっと出ますか(笑)。一般的には、当時飛ぶトリを落とす勢いだった天才映画小僧スピルバーグが、一転敗北にまみれた壮大な失敗作との評価が強い映画だが、一部で根強い人気を持ったカルト作。待望の初DVD化だ。真珠湾奇襲から次は本土攻撃か、との疑心暗鬼と不安に駆られるサンタモニカとロサンジェルスの人々のナイトメアな一日を群集劇コメディとして騒々しく描いているが、とにかく様々な要素がごった煮的に盛り込まれた作品。スラップスティック、スイング・ジャズ、SFXな戦闘シーンに、ボーイ・ミーツ・ガールが、オリーブをめぐってのポパイ&ブルートを連想させる三角関係になり、それが、ジルバ・コンテストを契機にしての町中大混乱。日本軍はアメリカの精神的支柱であるハリウッド壊滅に腐心し、同盟軍三船敏郎とクリフトファー・リーは互いの母国語で会話し、ブルース・ブラザーズの2人組はスーツならぬ軍服姿、ナンシー・アレンは飛行機フェチ、ロバート・スタックは「ダンボ」に涙し、ウォーレン・オーツは唸り声を上げ、清水宏は“HOLLYWOOOOOOD!!”と連呼し、戦車は自動車をアルミ缶を押しつぶすかの様にぺしゃんこにし、海岸沿いの民家は自爆?し、そして観覧車は橋を渡る(笑)、、、。正に破滅的なコメディ、存在そのものがオカシ過ぎるジョン・ベルーシーを除けば作り手の思惑ほどには笑えないし、完全版で陽の目を見たシーンはいかにも冗長だが、それらも全部ひっくるめて、スピルバーグの映画オモチャ箱とも言うべき賑やかさで、まるで、アメリカが拠点のファミレス店で、ヴァラエティに富んだ料理をまとめ食いしたような満腹感と胃もたれ感が味わえる。

・「早川雪洲になれなかった三船敏郎
本作はレーザーディスクの時代にコレクターズエディションが発売され、今だに高値が付いている。なぜか?どういう理由かわからないが、日本では長いことDVD化されなかったからである。スティーヴン・スピルバーグ&ロバ−ト・ゼメキスという今から見れば大黄金コンビにダン・エイクロイド&ジョン・ベルーシというBBコンビ主演とくれば、放っておいても快作になりそうなものだが、実際は「怪作」と化してしまった問題作である。ゆえにDVD化も遅れたのだろう。本作には「スターウォーズ」のオビ・ワン・ケノビ役を蹴って、こちらを選んだ三船敏郎が出ている。「SW」はゴジラのようなお子様映画だと思い、こちらを選んだそうだが、結果的には本作のほうが「破壊的」ムービーになってしまった。同じ理由でリドリー・スコットの「エイリアン」船長役も蹴っている。その代り「1941」と文鮮明製作の「仁川」(全米配給はMGM)を選んだことは、三船にとっても、映画110年の歴史においても不幸な出来事であった。でもまあ、このハチャメチャさはある意味爽快であり、軍人役の三船も凛々しいから一見の価値はある。ユニヴァーサルDVDの初販としては安いしね。

・「あーやってくれたよユニヴァーサル
価格も1941円にして欲しいね。もう回収も済んでるし、そのくらい洒落てもいいじゃないの?ユニヴァーサルさん。まぁ廉価版直ぐ出ると思うけど、かなり待たされたので買っちゃうねw

実際の発売まで不安だが、DVDの仕様「SQ & 5.1ch」の変更と「PALマスター」だけは勘弁してください。

追記発売直前で「4:3シネスコ」に仕様変更されてました。やっぱダメメーカーですね。

1941 (リクエスト・ムービー 第1弾) (詳細)

二百三高地

・「邦画大作史上最高の作品(残念ながら)
いぶし銀の名優ずらりで仲代達矢の乃木、丹波哲郎の児玉はもちろん、森繁久彌の伊藤博文、三船さん(だったはず)の明治天皇など「気持ちが悪い」ほどイメージピッタリの配役。この当時の日本の戦争映画は(プライベートライアン以外の)ハリウッドと違い「これでもか!」といわんばかりに「味方」の一般兵卒も惨たらしくバタバタ殺されるシーンを繰り返す。いまと比べて制作費、CG技術には全然プアーなのに迫力がある。ひいきめかも知れないが一応自国が勝った戦争を描いたものでありながら他の国の戦争ものと比較して敵方の描き方の中立性、全編に貫徹される哀調も充分な名作。しかも国家指導者から一般庶民にいたる幅の広い視点から見た戦争を同時に描くという離れ業をやってのけている。他の国では絶対こうは描かない。最後に夏目雅子が「美しい国日本、美しい国ロシ、、、、」まで書きながら書ききれず崩れ落ちるシーンも秀逸。今日「男たちの大和」を見たがやはりこれには遥かに及ばない。あれから何十年たったんだ?がんばれ邦画。

・「名作でしょう
日露戦争の代表的激戦の一つ、旅順口攻城戦がテーマの作品です。明治日本の成長期に起きた日露戦争は、苦渋の決断の末、大国ロシア相手に開戦に踏み切ります。旅順口攻囲戦は、結果的には勝利に終わりましたが、参謀本部の指導の下に行われたこの戦いは6万人以上の死傷者を出す消耗戦の末の陥落となります。この陥落により、第三軍の北上と旅順艦隊の消滅、バルチック艦隊の根拠地の失陥、ロシア関東軍の消滅と外債の募集への影響等、日露戦争の一大転機となった効果を生み出した戦いであったと思われます。作品は、これらの背景を短時間でわかりやすく集約し、旅順口攻囲戦の意義について見事に描いております。また多くの登場人物(あおいさん、仲代さん他)がそれぞれの立場での旅順口攻囲戦を好演し、その悲惨さは万感胸にせまるものがあります。また挿入歌である「防人のうた」が物語の叙情を際立たせている作品でもあります。現在の日本の繁栄を考える上で、過去に生じたこの戦争について一日本人として考えさせられた作品であると思います。尚、蛇足ですが児島襄著「日露戦争」、司馬遼太郎著「坂の上の雲」「殉死」、別宮暖朗著「旅順攻防戦」等を読むとより深く理解できる作品かと思います。

・「初めて映画館で観た映画
中学2年の時に映画館へ母と観に行った映画です。子供の頃を思い出しながら観ました。映画館はちょっと贅沢な娯楽でした。改めて観ると、とても凄い役者さんたちです。演技はもちろん最高です。映像は今の映画の方が優れていますが、当時の映画には人間の力と凄みがあります。もうこんな映画は作れないでしょうね。小学校の担任の先生に日本とロシアについては色々聞いていました。身内をロシアとの戦争で亡くされたので、かなり憎しみを持っておられました(先生としては、とてもすばらしい先生でした)。観ていると、あおい輝彦の役と、その先生の話がオーバーラップしてきました。涙なしでは観られない1本です。この映画がDVDで観れることに感謝します。

・「全ての人に見て欲しい。
私は、年齢的にも全く戦争など知らない者ですが、この作品は非常に感動しました。外国映画のように戦争の美化もしておらず、ヒーローも居らず、また反戦でもない作品なのかもしれません。戦争の中にいる、日本人、そのものがテーマのような気がしました。こういう日本があったこと。多少美化されていたとはいえこういう日本人が居たということ。人間の質が下がりっぱなしの日本人が、こういう事実を認識するべきではないかと、強く思いました。役者も演技も素晴らしく、今の日本ではもう撮れない映画なのかもしれません。

・「明治日本ついに一等国に。
私が小学校3年生のとき、この映画が上映された。以後、テレビ放映されるたびに見たものだし、テレビドラマ化もされ毎週水曜日だったか、夜10時位から放映されていたと記憶しているが、親に「早く寝なさい」と怒られながらも、「これだけは見させて」と懇願し、涙しながら観たものだ。また、この映画の主題歌「防人の詩」は私が、生まれて初めて自分の意思で手に入れたレコードだった。これがきっかけで、万葉集の防人のうたなども読んだ。本当に大きな影響ときっかけを与えてくれた映画である。

ロシア軍が持つ当時最新のマシンガンによって、自分と同じ日本人が無残にもバタバタと殺されていくさまに、言い知れぬ悔しさと情けなさと怒りを感じるが、逆に、大量の出血を強いられながらもついには高地を占領する日本軍の雄姿に、頑張った先達への畏敬の念が生まれる。さまざまな立場の人物の、それぞれの人間ドラマも描かれていて秀逸。

ぜひ、多くの人に観てみてほしいが、特に、この戦いを単に忌み嫌うべき軍国日本の歴史の一部として考える人には、日本がなぜこの戦いを戦わなければならなかったのか、そしてなぜこの前に清国と戦わなければならなかったのか、この後なぜ朝鮮半島を併合しなければならなかったのか、なぜそこまで背伸びをしなければいけなかったのか、考える良いきっかけにもなると思う。

二百三高地 (詳細)

武士道ブレード

・「「武士道ブレード」
幕末の日本、日米条約を締結するために来港していた米軍艦隊の提督に送る「宝刀」を何者かに盗まれる。その「宝刀」を巡っての物語が展開する。言わば「ラストサムライ」の元祖映画のひとつかもしれない。今は実現不可能な豪華キャスト!三船、千葉、丹波の共演だけでも見物かも(笑)

武士道ブレード (詳細)

日本海大海戦・海ゆかば

・「最強の日本連合艦隊
言うまでもなく日本海海戦の映画ですが、内容的には戦艦三笠の日本海海戦話ですね。日本の大勝利に終わった海戦ですが、集中砲火を浴びた戦艦三笠艦内の地獄絵図模様が何ともいえない思いがします。気分は敗北と悲しみです。映像は作品が古いので最新のグラフィックには遙かに及びませんが砲撃シーンは迫力満点です。私個人の意見では日本映画の中では最高の映画ではないでしょうか?

・「史実と脚色のバランスよく、いい映画でした
東宝の『日本海大海戦』リメイクを意識したのか、14年後に東映で制作。

旗艦三笠乗組の色男の軍楽隊手(沖田浩之)の視点から、日本海海戦を描く。東宝のよりも、きちんと作ってあってキャラ立ちもしっかりで、映画的な映画といえる。

そういえば、「坂の上の雲」でも、元軍楽隊手河合氏の証言が重要な位置づけで登場しており、これがヒントになったのかもしれない。戦闘時、軍楽隊手は信号助手、負傷者介護などの役割を与えられていたという。

史実の部分も、わりあい忠実で、秋山真之参謀もちゃんと変人めいて描かれているし、東郷平八郎(また三船敏郎)の言行や振る舞いも、それらしい。個人的に興味深かったのは決戦前に三笠艦長伊知地彦次郎大佐(薩摩)が、総員を集めて行ったという演説。東郷もそうだったけれど、薩摩言葉も進歩していた(笑)。

同じく決戦前に、軍医長の提案で行われたという艦内の一斉清掃と消毒、救命ボートに海水とスチームを注いでの総員風呂、新品の戦闘服への着替えも、描かれていた。

こういうところがちゃんとしていてくれると、多少ストーリーがクサかろうと、身を入れて観てみるかという気になる。いやいや、沖田浩之。なかなかの演技でありました。

・「「男たちの三笠」
この映画、どこか「男たちの大和」に似ています。

日本海海戦もの・・・ですが、実際は戦艦三笠を舞台にした群像劇。話の中心は完全に一人の軍楽隊員で、映画自体はかなり反戦色が強いです。

海戦シーンは臨場感がありなかなかの迫力ですが、戦艦のミニチュアどうも作りこまれていなように感じました。というか、三笠、被弾しすぎ! 三笠に砲撃が集中したのは事実ですが、何も知らない人が観たら、日本海海戦で三笠は沈んだの?って質問が来そうです。

明治天皇・・・なにか違う・・・だいたい、なんで権兵衛や東郷なんかといっしょにメシを食っているのか・・・。明治天皇は「二〇三高地」の三船敏郎、「明治天皇と日露大戦争」の嵐寛寿郎のほうが雰囲気がよいと思います。秋山中佐も、なんか威厳がありすぎるような気が。

ラストシーンで神田が吹くトランペットの曲は、明らかに明治の曲に聞こえず違和感があります。

日本海海戦そのものの映画を観たい方は、「日本海大海戦」「明治天皇と日露大戦争」のほうをオススメします。

それにしても、「海ゆかば」はいい曲ですね〜

・「日本海海戦に相応しくない
最初は旗艦三笠が修理しているところから始まります。そして、主人公の音楽隊の人の心情とともに月日がたつところまではいいのですが、いよいよ日本海海戦で敵艦スワロフが沈むと残りの海戦そして終戦まで文章のたった数行で終わってしまいます。日本海海戦はどういうものかと期待してみるのはいかがかと思いますが海戦になるまでの経過はなかなか良かったです。あと全体的に反戦的となっており、なぜ戦争をしなければいけなかったにか疑問視されてしまいます。よって日本海海戦としてはふさわしくないと思い星二つにしました。

・「日本海海戦とは言えない。
このストーリーは旗艦三笠が呉軍港で修理しているところから始まります。二百三高知のことも映画「二百三高知」からほんのわずか引っ張ってあり、日本海海戦に突入するまで音楽隊の人の心情と重ねながら進みます。ここまではとても良いのですが、よいよ海戦となるとスワロフを撃沈した所で残りの海戦そして終戦まで数行の文章で終わってしまいます。全体的に多少反戦的になっていて、なぜ戦争をしなければいけないのか疑問視されてしまいます。よって星二つにしました。

日本海大海戦・海ゆかば (詳細)
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