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▼Keith Jarrett:セレクト商品

ザ・ケルン・コンサートザ・ケルン・コンサート (詳細)
キース・ジャレット(アーティスト)

「なんて美しい音楽が紡がれていくんだろう。音楽がはじまった冒頭から魅了されました」「これは音楽の域を超越した「宝」だ。」「音楽のジャンルを超えています。」「キースの最高傑作」「背中で弾く音楽」


バッハ:ゴルトベルク変奏曲バッハ:ゴルトベルク変奏曲 (詳細)
ジャレット(キース)(アーティスト), バッハ(作曲), キース・ジャレット(演奏)

「ゴルドベルク変奏曲自身が彼を選んだ」「この澄みきったハープシコードの音色」「客観的な構造のバッハ音楽に限りなく浸透する喜び」「10年以上を要した」「リラックスした、しかし凛とした演奏」


バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻 (詳細)
ジャレット(キース)(アーティスト), バッハ(作曲), キース・ジャレット(演奏)

「キースでなく、バッハの平均律」「凡庸と紙一重だが」「五つ星以上」「4声すべてが息づくフーガ」「どうしてもグールドと比べてしまいますが、」


バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻 (詳細)
ジャレット(キース)(アーティスト), バッハ(作曲), キース・ジャレット(演奏)

「演奏する歓びに満ちた一人の人間がいるだけ」「ジャズファンの方、たまにはクラシックも聞きましょう」「これがバッハ」「癖のない、ストレートな、明るい演奏」


メロディ・アット・ナイト、ウィズ・ユーメロディ・アット・ナイト、ウィズ・ユー (詳細)
キース・ジャレット(アーティスト)

「Another Side of Keith」「キース個人と向き合ってしまう、恐るべしプライベート作」「時には静かに」「紡ぎだした珠玉の単結晶のごときメロディ」「クラシック嫌いのピアノ好きな人へ」


星影のステラ星影のステラ (詳細)
キース・ジャレット・トリオ(アーティスト)

「ベスト・オブ・ベスト、現代ジャズのNo.1アルバム」「必聴の「Too Young」」「抑制された耽美主義の世界」「キースジャレットトリオ至高の一枚」「キースって…凄いじゃん!!」


スタンダーズ Vol.1スタンダーズ Vol.1 (詳細)
キース・ジャレット・トリオ(アーティスト)

「ピアノトリオの新たな基準(スタンダーズ)を確立した名盤」「ジャズの名盤中の名盤、聴く度に新たな感動が押し寄せる、必聴!」「脱アメリセントリズムの雛形となった名作」「この1曲……」「keith jarrett trio」


スタンダーズ Vol.2スタンダーズ Vol.2 (詳細)
キース・ジャレット・トリオ(アーティスト)

「現在のトリオの原型はVol.2にあり」「月と砂漠」「スタンダ-ズ1、チェンジイズと3点セットでトリオの最高峰」「ピアノ・トリオって良いの?」「第一集と対をなすスタンダーズの出発点」


アップ・フォーイットアップ・フォーイット (詳細)
キース・ジャレット・トリオ(アーティスト)

「大事な人にも紹介したい一枚」「スタンダードされど スタンダード」「絶対に文句なしの一枚」「至高のMy Funny」「面白うてやがて悲しきスダンダーズかな」


ジ・アウト・オブ・タウナーズジ・アウト・オブ・タウナーズ (詳細)
キース・ジャレット・トリオ(アーティスト)

「スタンダーズの彼岸を待つ」「20年間失せることのない輝き」「30年間失せることのない輝き」「30年間失せることのない輝き」「聴いて損なし!」


サンベア・コンサートサンベア・コンサート (詳細)
キース・ジャレット(アーティスト)

「まぎれもなくキースの最高傑作!」「キース70年代ソロ・コンサートの総決算」「祈りに似たはてしなく続く音の流れ」「日本でのソロ、集大成の大力作」「あわわ、........ついに、買ってしまったが....、これでいいのだ!」


モーニン ~ベスト・オブ・アート・ブレイキーモーニン ~ベスト・オブ・アート・ブレイキー (詳細)
アート・ブレイキー(アーティスト), ボビー・ティモンズ(演奏), キース・ジャレット(演奏), リー・モーガン(演奏), ウェイン・ショーター(演奏), バルネ・ウィラン(演奏), ジミー・メリット(演奏)

「キースの名に釣られて購入しましたが・・・」


キース・ジャレット インナービューズ―その内なる音楽世界を語るキース・ジャレット インナービューズ―その内なる音楽世界を語る (詳細)
キース ジャレット(著), ティモシー ヒル(編集), Keith Jarrett(原著), Timothy Hill(原著), 山下 邦彦(翻訳)

「キースはやっぱりすごい!」「キースの言いたいこと」「キースのインプロビゼーションの根源」「オリジナルのカケラも残っていない」「原作(?)との相違」


キース・ジャレット―人と音楽キース・ジャレット―人と音楽 (詳細)
イアン カー(著), Ian Carr(原著), 蓑田 洋子(翻訳)

「天才は苦労人である」


SJ150 キースジャレット:ザ・ケルンコンサート ピアノのためのSJ150 キースジャレット:ザ・ケルンコンサート ピアノのための (詳細)
キースジャレット(著)

「スコアがあることに感激致しました」「キース・ジャレットの名演をスコアで」「キース最高」「ザ・ケルン・コンサート―for piano」「楽譜を書いたのはキースジャレットじゃないですよ」


▼クチコミ情報

ザ・ケルン・コンサート

・「なんて美しい音楽が紡がれていくんだろう。音楽がはじまった冒頭から魅了されました
 興に乗ったキース・ジャレットの呟き、口ずさむ声が、ピアノの歌と不思議にマッチングした「パート1」(26:01)。 終盤、20分10秒あたりのピアノのアルペジョの繰り返しからはじまる音楽の美しいこと! まるで、湧き上がる泉のような、流れ下る滝のような音楽のほとばしり。この音楽の流れに永遠に浸っていたい、そんな気持ちにさえ駆られました。

 最後のトラック4、「パート2C」(6:56)の、軽やかで天衣無縫の歌に満ちたピアノも、本当に素敵。

 魔法の音楽とともに、絵の中の鳥が歌いだしたかのような、絵の中の魚が泳ぎ出したかのような、夢幻のきらめきと生命にあふれた演奏。美しい風景が次々と立ち現れてくるような即興演奏の素晴らしさに、息を呑むような感じで聴き入っていました。

・「これは音楽の域を超越した「宝」だ。
学生時代にLPを買ってから今まで果たして何回聴いただろうか。CDもLPとダブって初めて買ったのもこれだった。「色んな音楽聴きたいんだけど何かいいのない?」と聞かれ、「キースジャレットのケルンコンサート聴いてみ」と何回答えただろうか。楽しい時、辛い時、幸せな時、寂しい時、、、いつも引っ張り出して聴いていた。そして今も何かあると聴いている。一瞬たりとも隙の無い空間に浸りたい為に。あるいは何かからとき離されたい為に。

ロック、JAZZ、クラシック、レゲエ、演歌に至るまであまたLP、CDは持ってるが1枚選べ!と言われたら「ケルンコンサート」と即答するだろう。

これは音楽とかジャンルとかそんなみみっちい世界の代物では無い。とにかく一度「聴いて」ではなく「体験」してください。

・「音楽のジャンルを超えています。
私が聴く音楽はもっぱらポピュラーミュージックばかりなのですが、以前から密かに「ジャズというものを聴いてみたいなぁ。でもむずかしそうだし、自分に鑑賞する耳があるだろうか。」などと思っていました。

実際、モダンジャズの名盤というものを幾つか聴いてみたのですが、やっぱりロックに慣れた耳にはすんなりと入ってきません。しかし、ジャズの枠を飛び越えたこの作品は特別です。初めて聴いた時は、次はどんなフレーズが出てくるんだろう・・という期待と興奮で汗がでました。後にも先にも、こんな体験は初めて。まだ体験していないかたは是非!

今でもよく聴きますが、音の存在感が、読書中や就寝前のBGMとして聴くことを許しません。

・「キースの最高傑作
キースジャレットはこれがトドメだと思います。

全部で4セクションありますが、すべて即興です。

構造は殆ど無く、キースの音の創造力に従って色彩がドンドン変化していくようにロマンチックなメロディーが次々につむぎ出されていくイメージで、まるで夢を見ているような気にさせられるCDです。

キースはフトコロの深いミュージシャンで、スタンダードのドジャズから、フュージョンに近いものまでありますが、このCDはジャズよりはフュージョン、更には現代音楽に近いトーンを持っています。

クラシック専門の方でも、例えばドビュッシー、ラベル、プーランクといった作曲家がお好きな方にはきっとハマルCDだと思います。

私は個人的にはキースのベスト盤だと思います。

・「背中で弾く音楽
大学生の時、彼の武道館でのソロ・コンサートに行くことができた。彼はまずコンサート会場にきていた人々全員にデジタルの腕時計を止める事を要求した。今ならさしずめ携帯電話もだろう。『ソロ・コンサート』あたりでもキース自身が体調悪く、背中を痛めていたといった話があるが、まさに彼のインプロビゼーションは『背中で弾く音楽』といった風情だった。実によく背中が曲がり、よく動く。感心した。

このアルバムはまさに天才が天啓を受けた瞬間の音楽。これからずっとこのアルバムを聴きづけるだろう、そのオーラは浴びようと。あの背中で弾いていたキースを思い出しながら。

ザ・ケルン・コンサート (詳細)

バッハ:ゴルトベルク変奏曲

・「ゴルドベルク変奏曲自身が彼を選んだ
1989年1月八ケ岳高原音楽堂でレコーディング。85年の『スピリッツ』でクラシック音楽と決別、85年7月~87年10月までをスタンダーズのライブに費やし、自らの音楽を見つめ直したキースが敢然とクラシックに対峙し直した最初の作品といえよう。ライナーのインタビューに出てくるキースのコメントにおけるバッハのこの曲へのこだわりは以下の2点だ。

1.全音楽を神に捧げたバッハ。神の音楽は都市で見ることは難しい。2.バッハ以前の音楽にはダンスのための音楽と教会のための音楽があった。しかしゴルドベルク変奏曲にはその両方が内包されている。そしてゴルドベルク変奏曲自身が彼を選んだともいっている。

キース自身の自宅もそうだが、八ケ岳の美しい自然の中でこの曲と対峙し直したキースの歓びが溢!れ出た演奏になっている。音楽を演奏することの歓びが何にも増してキースを元気づけている。

1742年ドレスデン駐在のロシア大使だったカイザーリング伯爵の不眠症を直させるために書かれたこの曲が現代の多くの人の癒しとなり続けていくのは間違いないだろう。自然のエナジーを十分に吸い込んだクラビコードの音色にただ酔いしれるだけだ。

・「この澄みきったハープシコードの音色
このアルバムは1989年1月という寒い季節に八ヶ岳高原、音楽堂で録音された物です。2段鍵盤のハープシコードで演奏されていますが、高橋辰男さんという方の製作したもので、キースはその楽器で弾くことを楽しみにしていたとのことです。

とにかく、CDをかけた瞬間から、その音色に美しさに驚かされます。

今まで、やや平板な音色だとばかり思っていたハープシコードが、これほど豊かな表情を持っているとは。冬の八ヶ岳の空気のせい? それともキースの技術なのでしょうか?

この Goldberg をグールドの演奏と比較することはできません。グールドは、バッハの時代には存在しなかったピアノを用いています。キースにはキースのバッハがあり、グールドにはグールドのバッハがあるということなのでしょう。

余談ですが、この演奏ではキースは(もちろん?)声を出していません・・・

・「客観的な構造のバッハ音楽に限りなく浸透する喜び
 キース・ジャレットのクラシックではゴルドベルグをよく聴いてきた。ジャズ風に弾いているわけではなく、むしろオーソドックスなバッハと言えよう。ただ、この演奏には自然で豊かな音楽の流れがある。もちろん、録音のすばらしさや楽器の音色の美しさも魅力的だが、なにより音楽に限りなく浸透する喜びが、この演奏からは感じられるのだ。

 感性をフルに生かして、その曲の中にどこまでも深く入り込みつつも、バッハの音楽自体が持つ客観的な構造を尊重して奏でてゆく。その両要素をそれぞれどれだけ充分に実現させながら、自らの演奏の中で統合してゆくか。そして、その喜びを聴き手の「ハート」のなかに伝え、再現しうるか。ジャンルにこだわった論議の空しさを痛感させるキースの「音楽」であり、バッハのゴルドベルグである。

・「10年以上を要した
 1989年正月、八ヶ岳での録音だ。それ以外にライブ演奏もあった。厳冬期の高原にわざわざ足を運んでキースの音楽を聴くなんて、いいなあと思ったものだ。でも、CDを聴いてみて正直、よくわからなかった。あまりにも凡庸に思えた。CD解説には、バッハ研究家の樋口隆一氏のキースへのインタヴューが載っていて、キースのバッハへの想い、演奏者としての姿勢などを知って納得してはみたものの、CDを聴くとやっぱり凡庸に聞こえてしまった。 ところがそれから10年ほど経って、キースの演奏が急に私に迫ってきた。「私は今、この楽譜を初めて手に取りました」と言わんばかりの、時にたどたどしい、時にうれしさに満ち溢れた音が。それ以来、ゴルトベルクの愛聴版となった。これと関係があるのかどうか?最近ではあれほど熱中していたグールドの演奏が、私にとって輝きを失いつつある。

・「リラックスした、しかし凛とした演奏
ゴールトベルク変奏曲は本CDの他にグールドのピアノ版を持っています。例えば最初の<アリア>では、どちらも同じようなゆったりとしたテンポ運びをしていますが、グールドの演奏が静かな中にも緊張感が満ちているのに対し、ジャレットはリラックスした感を受けました。楽器の音色も透明感があり、朝の通勤電車の中では好んでジャレットの方を聴きます。

バッハ:ゴルトベルク変奏曲 (詳細)

バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻

・「キースでなく、バッハの平均律
 これはキース・ジャレットのクラシック作品としては確か2作目(1作目はグルジェフ作品集)。当時はジャズのピアノ・トリオとしては「ビル・エヴァンス以来」と最大級の賛辞をもって迎えられたスタンダード作品集;スタジオ作品2枚とライブが1枚が出た後で、キースに対する期待が最高に盛り上がっていた時期でした。そんな時期に広告でこの作品を知って「キースがクラシックをやるの?」と驚いたものでした。また届いたオトを実際に聴いて、自由奔放なものでなく、ここで聴かれるようなストイックな内容であるのには更にびっくりした記憶があります。  どうしてもバッハとなるとグールドと比較してしまいますが、グールドの演奏は目立たない低音域に隠されていたメロディを際立たせたのが特に衝撃的でしたが、キースのものは、アーティストの解釈(エゴ)を意識させない、非常に無理のない自然な演奏で、それがまた感動的です。A.シフの演奏を「素直」と表現する人もいますが、それよりも格段に「素直」な演奏と思います。キースのタッチは非常に美しく、オトがキレイに響いています。テンポ設定は若干速く、さらさらと流れていく清冽な小川のような感じです。グールドが弾くと「グールドの作品」といった印象ばかり残りますが、これはまさに「バッハの作品」として聴こえるし、宗教を信じていない僕にもまるで神が存在するような崇高な気分にさせてくれます。20年近く経っても、いまでも聴いている、愛聴盤で、お勧めです。

・「凡庸と紙一重だが
バッハに出会った人が初見でさらって、さあ、弾いてみよう、という感じの透明な演奏。(初見でこれじゃウマ過ぎだが)ツヤツヤしたECMサウンドも影を潜め、ちょっと控えめでいい響きだ。久々に聴いてみたら、結構気に入ってしまった。16年ほど前に熱中したグールドの演奏が意外にも最近、自分にとって輝きを失っているのには気づいていたが、それとこれとは何か関係あるのだろうか?

・「五つ星以上
バッハ平均律は心の原点である。私はこの演奏にはたいへん惹かれる。もうだいぶ以前の話だが、この演奏を聴くまではリヒテルにぞっこん、時としてヴァルヒャを取り出すというのがパターンであったが、最近はこのキースの演奏を取り出すことが多い。キースのオリジナルピアノソロもすばらしいが、そのキースがこれまた大好きなバッハ平均律を演奏した本アルバムにふれたとき、期待に違わないどころではなく、いたく感動してしまったことを思い出す。私の中では、以来この演奏はリヒテルと双璧となった。ふだんはむしろこの演奏の方が好ましい。このことは第二巻も全く同様である。強く推薦する。

・「4声すべてが息づくフーガ
作品の完成度という点では第2巻に一歩譲るが、作品の持つ散文的な魅力は第1巻ならではのもの。キースの演奏からは、この第一巻ならではの魅力を味わうことができる。

バッハの平均律というと、どうしてもグールドやシフらの演奏と比較したくなるだろうがこの演奏に限って言えばそれは無意味だ。この演奏は演奏者のエゴをまったく感じさせず、ただただ各声部を素朴に歌わせようとする。そこには演奏家キース・ジャレットの作為的な主張はみられない。

全体的に早めのタイムを採用して淡々と演奏されてゆくのだが、(特にプレリュードにおいて)楽譜が備えてるバロック的なドラマ性は避けることなく描き出され、平坦で淡白な表現を目指したのではなく、あくまでも音楽を自然に息づいた状態にすることに主眼があるようだ。

フーガの魅力を知っている人であれば、まず冒頭に収録されているハ長調のフーガを聴いた瞬間に不思議な感触を覚えるだろう。あり得ないことだが、まるで4声すべてが聴き取れているかのように感じられる。あのストレットばかりの複雑なフーガのテクチュアが解きほぐされ手に取るようにわかる。(正確にはわかったような気にさせてくれる。)この不思議な感触はこのCDのどの演奏からも感じられ、他のどの演奏とも異なる独自の魅力になっている。

確かにグールドの独創性やシフの取り出した叙情性は大きな魅力ではあるが、キースの演奏ほど聴き手をバッハの音楽そのものに誘ってくれるものはなかったような気がする。

・「どうしてもグールドと比べてしまいますが、
 とても肉感のある温かみを感じる演奏だと思います。テンポをやたらと崩されたりしたら嫌だなと、ハラハラしながら聞き出したのですが、声部の弾きわけは鮮やかなのに、1曲1曲が1つの大きい流れのように登っていきまたゆっくりと下っていくというような、テンポ、独特の低音(録音のせいもあるのかな)表情付けだと思います。

 この演奏を聴くと、グールドがずいぶんでこぼこした演奏だなと感じます。大好きなのですが。

 他の方も書かれているように、この演奏は、バッハの音楽をあらゆる面で正面から捉えられるような演奏だと感じます。

 変ホ短調の前奏曲では、一瞬びっくりするようなテンポのゆれがありました。

 ジャズを弾くときとは、当然かもしれませんが少し違うキースジャレットなように思いました。月並みな言い方ですが、まず曲ありきのひとなのかなと思いました。

バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻 (詳細)

バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻

・「演奏する歓びに満ちた一人の人間がいるだけ
1990年5月録音。1989年の八ケ岳で録音したゴルトベルク変奏曲でキースは間違いなく自らの古典演奏の指針を掴んだに違いない。この第二巻ではハープシコードを迷わず選択し、全く迷いの無い演奏になっている。

ここにはジャズで大きな仕事を既に成し遂げたキース・ジャレットもいない。85年頃の悩みに悩んでクラシックとの決別を選択したキース・ジャレットもいない。過去の偉大なクラシック演奏家の影も無い。ただひたすら音楽を愛し、それを演奏する歓びに満ちた一人の人間がいるだけだ。

この第二巻でキースの古典への取り組みは完全に確立したと言い切れる。素晴らしい名演だ。

・「ジャズファンの方、たまにはクラシックも聞きましょう
キース・ジャレットファンて゛このアルバムを聞き忘れている方いませんか。と「森の石松」が言いたくなるような素晴らしさ。他のジャズプレーヤーが演奏する"ジャズ的バッハ"ではなく、クラシックそのものですが、だまされたと思って聴いてみてと人に奨めたくなる逸品です。ちなみに「グレン・グールド」の同じ演奏を聴いてみると、こちらは逆に「クラシック的ジャス風演奏」に聞こえるのが不思議な所。

・「これがバッハ
究極の名演。言葉を並べるもむなしい。しかし、他の演奏で平均律をもう聴いたと思っている人がいたとすると、いかにも惜しいと思うのであえて記す。確かにリヒテルの演奏はすばらしいし最高だと思っていた。だが、なんとこの演奏を聴いているとキースが最高だと私のハートはささやき出すのである。キースは観音である。

・「癖のない、ストレートな、明るい演奏
ジャレットの平均律第2巻は、端正に丁寧に弾かれているので、たとえば3声部、3主題をもつ嬰ヘ短調のフーガの、旋律を追いかけていくのが楽しく、嬉しい。こんな喜び、慰みを与えてくれたジャレットに感謝したい。充実の時を与える名演。1990年録音。

バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻 (詳細)

メロディ・アット・ナイト、ウィズ・ユー

・「Another Side of Keith
この演奏集を初めて聴いた時は耳を疑った。「これがあのキースか」と。なぜなら私の知っているキース・ジャレットは、マイルス・デイヴィス・バンドでの超アグレッシヴなキーボードプレイや自身のバンドでの実験的精神を伴った創作活動、そして、前人未到のピアノソロ・インプロヴィゼイションの数々における、人知を超えるかのような創造エネルギーを常に保ち続けた驚異のピアニストだったからである。しかし、このアルバムでのプレイはまるで別人のように感じた。ひとことで言ってしまえば「枯れた音」であった。保守的な老人ジャズマンの枯れた感じとはもちろん異質だが、正直言って心配してしまうほどであった。慢性疲労症候群なる病気の療養中と聞いていたので、キースは本当に大丈夫なのか?と疑ってしまった。それほど今までの諸作でのエネルギーがそこには全く感じられなかったからである。その後、来日コンサートや新作を発表、さらにアーティストとしてまた一つ進化した姿を見せてくれ、再び新たなエネルギーを持って演奏を再開した彼を見て、やっと安心してこの作品が聴けるようになった。これは推測であるが、このアルバムでのプレイは病気の経験を通して彼の心にもたらされたそれまでにはなかった平安な部分を素直にピアノに託した結果なのではないかと思える。キース・ジャレットというピアニストの隠されたアナザーサイドを垣間見るような、ファンとしては貴重な作品の一つとなった。

・「キース個人と向き合ってしまう、恐るべしプライベート作
ç"Ÿãã¦ã¦è‰¯ã‹ã£ãŸã€ã¨æ­»ãªãªãã¦è‰¯ã‹ã£ãŸã€ã¯ã ã„ぶ違う。ワタクシも大ç-...ã-たのでよくわかるのだが、前è€...は自然にほくそç¬'ã‚"でã-まうような脳天æ°-さがあるが、後è€...のそれはなã‚"つーかå†...省的で言è'‰æ•°å°'なくなってã-まう。どã"かç"Ÿãã¦ã„ã‚‹ã"とに畏れã‚'感じる心が育つものである。ã"のアルバムにいるキースジャレットはあのウググググギーオーダダーのタコ踊りのãƒ"アニストではない(ã'ã-て否定ã-てるã‚"じゃないã‚"ですよ)ãƒ"アノの音もヨーロッãƒ'の大è-堂で天上から降ってくるæ°'晶のようないつものECMではない。ちょっと古くさい趣å'³ã®ã‚¤ã‚¤å°ã•めのリãƒ"ングダイニングで弱ã€...ã-くç-...衣にガウンã‚'ä¹...ã€...に脱ぎæ"¾ã¡ã€è¿Žãˆå...¥ã‚Œã¦ãã‚ŒãŸã‚­ãƒ¼ã‚¹ãŒã€Œã„ま、ã"ã‚"ななã‚"だ」とおもむろに弾きはじめた、という感じ。驚ã!ã»ã©ãƒ-ライベートな音になっています。çª"のå¤-の銀杏は最後の一枚がåŒ-風に吹き飛ばされそうだã-、採å...‰ã®æ‚ªã„室å†...の濃いい影がキースの表æƒ...ã‚'よりはかなくさせているã'どå±...心地は悪くないと言うか、ç' ç›'にああ!よかったね、と言いたくなる雰囲æ°-。ã"れã‚'リアルタイムに知っていたらどれだã'感動ã-たか、と思うとé...れてきたキースファンとã-て残念です。(そう、いまではすっかりå...ƒæ°-でキイキイいったり悪æ...‹ã¤ã„ているらã-いではないか)マイルスの復帰作Man with the Hornはè¶...イケイケで「それでも俺に付いてã"い!」的強さが漲っていますが、ã"ã"でのキースは観客もお仕事もでもなく、いつになく小さな声で独り言ã‚'言っているようです。それにã-てもスタンダードのè¶...有名曲がã"ういう響きになるとは弾きæ-¹ãªã®ã‹ãªã‚"なのか?ãƒ"アノも奥が深いっす

・「時には静かに
畑違いの人間が書くレビューです。

普段はこんな種類の音楽を聞く人種ではないのですが、ジャケットの素晴らしさに引かれてこのCDを買いました。1曲目の音が流れてきた時に、周囲の風景が急に静かになるのを感じました。心にしみ込む、この音色はいつも聞いている音楽とは別の興奮を届けてくれ、いつまでもその音に体を委ねたい様な気持ちが沸き起こりました。

世の中にはまだまだ素晴らしい音があることを教えてくれた1枚です。

・「紡ぎだした珠玉の単結晶のごときメロディ
キース・ジャレットの名盤群の中でも最高傑作。5 - 7分程度のスタンダート曲が淡々と演奏されていきますが、自宅での録音であるためか、または病気療養中であったためか、いつもの唸り声も聞こえません。しかし、その演奏の精神状態は内的にとてもintensiveなものであることが、それぞれの曲のメロディの訴えかけてくる強さから分かります。Blame It on My Youthはライブ盤のものよりさらに美しく、青春を回顧させます。Shenandoahは訥々とでも激しく新たにチャレンジする勇気を与えてくれます。何度聴いても、心が和らぐと同時に、希望を与えてくれます。これを聴いて育った私の幼い子供ももうすぐ6歳。今は3人めの子供がこのCDを聴くと、なぜか機嫌が良くなります

・「クラシック嫌いのピアノ好きな人へ
ソロコンサートではインプロ(即興演奏)で知られるキースジャレットのジャズスタンダードです。ピアノの美しい音色がスピーカーから、ポロポロとこぼれ落ちてきます、一つ難点は、キースジャレットが音楽の世界に入り込んでしまい、あー、うー、と唸るんです、しかも、それがきっちり録音されています、、、、プライベートスタジオ録音なので、多分スタインウェイ(スタンウェイ?)かと推測します、クラシックのような超絶技巧はありませんが、キースジャレットが自分自身で楽しむかのように、ピアノの美しい音色をひきだしています。

メロディ・アット・ナイト、ウィズ・ユー (詳細)

星影のステラ

・「ベスト・オブ・ベスト、現代ジャズのNo.1アルバム
この十年で何百回何千回聴いたかわからないが、ほんとにとんでもないアルバム。パリにいたときは、真っ先にこのライヴの会場となったパレ・デ・コングレを見にいってしまった。スタンダーズは最初の三枚が最高で、一番最近(2004年)出たやつは試聴して良いかなという直観が働いたけれど、それは昔の片鱗を感じさせたからかな。

美しいという言葉はこのアルバムのためにある、というのも陳腐な言い方だけど、このアルバムは陳腐からほど遠い。他の方が言うように、Too Young To Go Steadyが究極です。こんなアルバムでも良いと感じない人がいるから、その時はカチンときた?けど、世の中面白いですね。

・「必聴の「Too Young」
キースのスタンダーズは本作の後にも多数出ていますが、最初に出たライブ盤がパリで録音された本作です。6曲で1時間程度というのは、今の感覚ではちょっと物足りない感じもしますが、作品全体の充実度では近年の作品と比べても全く見劣りするものではありません。むしろ本作に聴かれるシンプルでさり気なく、しかも端整な美しさは、時にちょっと煮詰まった感もある最近のトリオにはないもので、20年近く聴いていても衰えることのない瑞々しさはちょっと驚きです。聴きものは、これぞキースにしか弾けない、自由闊達でしかも気品に満ちた「Stella」。そして至高の名演「Too Young to Go Steady」。

・「抑制された耽美主義の世界
83年にスタンダーズをリリースして以来、フォーマルなピアノトリオ・ユニットによるスタンダードな曲を独自の解釈で魅了し続けたキース・ジャレットの最高傑作といってもいいアルバムだ。大ホールでのライブレコーディングでありながら、適度なリラックスとノリのよさが大舞台の臨場感とうまくマッチしており、それぞれのインタープレイをより緊密なものにしている。コンサートホールなどでありがちな録音のバランスの悪さや音のか細さもなく、個々の楽器がよく鳴っているのがうれしい。キースも耽美的な世界にスムースに没入しながら、端正さを失うことなく、実にコントロールされたソロを展開しているし、ピーコック、ディジョネットも見事なサポートを見せている。星影のステラ、恋に恋して、トゥー・ヤング・トゥ・ゴー・ステディといったロマンティックな曲を、原曲の美しさを失うことなく、それでいて安易なロマンティシズムに流されずに、これだけ昇華した演奏に仕立てるのは容易なことではないだろう。それはキースが演奏におけるテクニックとエモーションの意味を真に理解しているからであり、美という魔物ととんでもなく深い場所で出会い、対話することが出来る数少ないアーティストであることによるのだと思う。今宵の君はが終わり、大スタンディング・オベーションを受けた後、アンコールのオールド・カントリーで観客は完全に打ちのめされたに違いない。この場にいた観客は生涯に何度と味わうことのない感動を受けたことだろう。

・「キースジャレットトリオ至高の一枚
恐らくこれがキースジャレットトリオのスタンダーズライブでは最高作だと思う。K3がリリースしたライブは数多くあるし、これからもその数は増加するだろう。だけどこのライブを越えるものはもう出ないと思う。

初ライブ作である本作が、トリオが最も油が乗り切った時のライブと言う点においては異論はないと思う。あの傑作、スタンダーズⅠ、Ⅱリリース後の発表であるし。キースは初めから終わりまで絶好調で唸りまくっている。ピーコックの力強いピッキングは現在と比べ物とならない程激しくウォーキングしている。デジョネットもその為か、今程しゃしゃり出る必要がなく、引きの美学みたいなものが彼のドラミングがから感じられ、それが全体のバランスにとてもよく寄与している。

中でも特にキースのピアノの美しさとそのメロデイの綺麗さはため息ものです。何かまるで天国から流れてくるような素晴らしさなんです。この官能美溢れる引き締まったプレイの凄さは本当に至高のものだと言えます。シンプルかつヘビーで、スゥートアンドメローかつ、ビターアンドブルージー。通常では有り得ないような阿鼻叫喚のジャズのカレイドスコープが展開されています。ブルーノートのライブは別として、これはもう最高としか言いようがないです。ただ、これが理解出来るようになるまで10年以上の月日がかかったことが情けなく大変残念です。

・「キースって…凄いじゃん!!
これは驚いた、久しぶりに名演を聴いて引き込まれました!今までスタンダーズ・トリオってバンド名から「…どうせ、ウィントン・マルサリスみたいな事してんでしょ?」って勝手に思い込んで聴かず嫌いできたが、すんません正反対の演奏でした。まさに天性のインプロバイザーですね、素晴らしいメロディーが流れるように溢れ出す事といったら…。ディジョネット、ピーコックとの相性もバッチリです、音質も良い。…となると、唯一立ちはだかるのが例の“声”か!?噂には聞いていたけどバド・パウエルの唸り声なんか結構好きなほうだったので大丈夫だろうと思っていたけど……すんません予想以上でした。聴き初めの頃はキースの奇声がピークに達すると、何というか赤面してしまったが。だんだん慣れてきて演奏の一部に聴こえてきました。そもそも従来の優雅な室内楽的ピアノトリオといった先入観がいけなかった、“怒涛のスタンダーズ・ライブ!!”と思えばあの「唸り」もさもありなんである。ジャズのピアノトリオとしては最高峰の演奏でしょう、このジャンルでのビル・エバンス的イメージがぶっ壊れました!!

星影のステラ (詳細)

スタンダーズ Vol.1

・「ピアノトリオの新たな基準(スタンダーズ)を確立した名盤
ピアノトリオの甘美さや気高かさだけでなく、そこに潜む狂気や凶暴性までも、これほどまでに濃密かつ克明に表現したトリオは他にないだろう。キースは自己の幻想をどこまでもリアリスティックに追求する妥協なき芸術家だ。彼の構築する音世界は孤高ではあるが、まるで深遠な真理のように、人を惹きつける。

虚飾を徹底的に排除したパワフルでシリアスなジャズ。三人のインタープレイが創り出すとってもリアルなこの音空間を共有できることは、ジャズファンの幸せ以外何ものでもない。スタンダーズトリオがここで主張する新たなジャズの美意識に身も心も酔わされる。

トリオ結成20年後においても、キースジャレット(p)ゲーリーピーコック(b)ジャックデジョネット(ds)の三人の名声は衰えを全く知らない。本作はこのトリオのデビュー作にしてジャズ史に刻まれた永遠の名盤である。

・「ジャズの名盤中の名盤、聴く度に新たな感動が押し寄せる、必聴!
本作はジャズ雑誌等の評を読む限りでは何やら難しそうで、ちょっと敬遠しておりました。キース・ジャレットのCDはほとんど全部もっているというのに、本作ともうひとつStandard IIはもっていませんでした。さて、意を決して入手したCDを聴いてみると・・・何と分かりやすい、そして無駄の無い作品なのだろう。叙情をこれ以上なくクールに、ダンディに仕立て上げたIt Never Entered My Mind。All the Things You Areのリズムの応酬。God Bress the Childは初期の「My Back Pages」あるいはブレゲンツコンサートの主題を思わせるような、明るい、とびきりジャジーな解釈です。強いて難をいうと、キースが叙情的なフレーズに沈潜しているところにジャックがドスドスとドラムをたたいているところがありますが、それも聴き込むにつれて、違って聴こえて来るのかもしれません。本当はキースのCDはソロのものが一番好きなのですが、本作だけは別格だと思いました。これの凄さを汲み取るのにはまだ何度も聴き直さないといけません。聴く度に新たな感動があります。例えば、マイルスの「Kind of Blue」、キースのソロでは「The Melogy at Night with You」や「Koeln Concert」、ソニーロリンズの「Saxophone Colossus」等を凌いだとさえいえる、ジャズ界の永遠の名盤の中の名盤です。

・「脱アメリセントリズムの雛形となった名作
 チャールス・ロイドの四重奏団およびマイルスのグループへの抜擢で彗星の如く現れ,1970年代の寵児となったキース・ジャレットは,若年の大半をオリジナル曲ないしは純然たる即興演奏に費やした。この作品は,徹底した自作自演主義を通じてジャズ言語の会得を終えた彼が,満を持して1983年に発表したもので,こののち四半世紀以上に渡って継続することになるライフ・ワーク的なプロジェクト「スタンダーズ」の出発点となった作品。いわずと知れたキース畢生の傑作である。

 既に3人はピーコックのリーダー作「テイルズ・オブ・アナザー」で手合わせをしており,そこではオリジナル曲をベースに奔放な演奏を展開していた。しかし,スタンダーズ以降のキースからは,それまで用いてきた実験的な楽器編成,演奏の影が急速に薄れていく。あらゆる語法に手を染めた後に,もはや,過剰な自意識に溺れ下手な小細工を労せずとも。衒いのない歌ものを,真っ当に演奏しても。一音一音にオノレ独自の語りを自在に含ませることができるまでに成熟したことを悟ったのであろう。こうして見れば,これ以降のキースのあらゆる活動は,実のところ,全てを知った上での,確信に満ちた「独自の語り」の追求という一点において共通していることに気づかされる。

 このアルバムを源に,あまりにも多くのものが派生してきた。ことに欧州のジャズ界におけるキースの存在は,マイルスやモンクら古の巨人に匹敵するものとなる。昨今大きなうねりとなって,ジャズにおける「米中心主義」を瓦解させた欧州ジャズの美意識は,他ならぬこのトリオによて先鞭をつけられたといっても過言ではない。

 余談ながら,20年後の今,キースの進んだ道を踏破しようとしているのがブラッド・メルドーである。極限まで技巧と即興のスリルを追求するライヴ盤と,クールなキースに対する「ニヒルな語り口」を完成させようと目論むスタジオ録音。この2者を同時並行するメルドーは,間違いなく確信犯といえるだろう。

・「この1曲……
自分がこのアルバムを気に入っているのは、10分を超える長い演奏となっている最後の1曲、ゴッド・ブレス・ザ・チャイルドのおかげ。

もともとこの曲は、非常に辛気臭いブルース調の曲。歌詞も必ずしも明るいものではなく、聖書の言葉を引っ張ってきて、子供の労働の成果を搾取している親を諌める内容のもの。原曲に関しては、自分の必ずしも幸福ではなかった家庭環境に照らして、しんみりとした方向へと感情移入させてしまうのが常だった。

しかし、このアルバムのゴッド・ブレス・ザ・チャイルドは曲調も全然一新して、新鮮……。いや、新鮮なんてありきたりな言葉じゃ済まないな。透明感の高いピアノ、思わずステップを刻みたくなるノリのいいドラム、骨太で安定し、それでいて明るさを引き立たせるベース……。トリオの特徴が上手く出ていて、心を浮き立たせる曲調。各自のソロパートの音も弾けてる。特にドラムのソロは「おいおい、ロック調つーか、マーチかよ、これ(笑)」10分超の演奏時間が短く感じる。

本来は重苦しいはずのこの曲なのに、開放感に包まれ、心がすっかり鼓舞され……「何? このゴッド・ブレス・ザ・チャイルド? 全然、おもしれーじゃん。もっと聞かせろ」

お陰で、このCD、10数年にわたり、家で仕事をするときに欠かせないBGMのひとつになってしまった。

・「keith jarrett trio
即興のピアニスト、keithがいまも不動のメンバーとスタンダード曲を演奏しています。自然とkeithが唸り声が聴こえて来ます。好き嫌いが別れるところですね。私は気になりません。

スタンダーズ Vol.1 (詳細)

スタンダーズ Vol.2

・「現在のトリオの原型はVol.2にあり
既に名盤としての評価が定着しているのが、キースジャレト・トリオのスタンダースVol(1)、(2)であり、特に(1)がその誉れが高い。コード進行を延々と繰り返しながら深くインプロヴィゼーションプレイに没頭していく(1)と比較すると、リリカルなバラードナンバーが多いこの(2)は、その分聴き易い構成となっている。スリルには多少欠けるかもしれないが、難解さやくどさのない分キースのメロデイとピアノの美しさをストレートに味わえる。私は(1)(2)両方を同時購入したが、(2)の方を聴くことが多い。

奇しくも同じく一日で録音されたビルエバンスのトリオ作二枚--ハウ・マイ・ハート・シングスとムーン・ビームス--とスタンダーズ(1)(2)は、曲も二曲ダブっていて、共通点が多い。しかし、キーストリオの方が緊張感やインタープレイの濃密度において、明らかにエバンストリオを凌駕している。コード反復によるインプロビゼーションの進展を半ば放棄したかに見える最近のキース・トリオの演奏形態は(1)より(2)に近いと言えるだろう。

10数年前に買った西ドイツ製のCDは音質において本日本製のものを上回っているように感じる。それと、CDカバーの色合いやデザインにおいても両者は微妙に異なっている。一体どちらがオリジナルに近いのだろうか?

・「月と砂漠
このCDを買ってもう20年以上経つのか。二曲目に尽きる。ゲイリー、ジャック、キースのトリオの凄さはこの一曲だけで存分に示される。何とも喩えようもない異次元の感覚だ。うまいとかテクニックがなどと言うまい。スタンダードを主食として生きながらえてきた部族の三人が奏でる信じられない演奏だ。他に比べるものがないほどに不思議な風味を醸し出す。 このトリオのスタンダード作品は数多あれど、この一曲にとどめを刺す。

・「スタンダ-ズ1、チェンジイズと3点セットでトリオの最高峰
本作は同月録音の「スタンダ-ズ1」、「チェンジイズ」と3点セットでキース・ジャレットのトリオの最高峰を成していると思います。「スタンダーズ1」のAll the things you areや「チェンジイズ」のFlying part2を聴くと脚でリズムをとり、うなり声をどうしても上げてしまうが、本作を聴くと、うなり声を上げる衝動よりも、クカ~という深い味わいに圧倒されます。自由な即興やキースのうなり声も最高潮の他2枚と比較して、本作の特徴はなんでしょう?それは音楽の深さ、だと思います。本作はスタジオ録音であるためか、ゲイリーのベースも非常に鮮明に、またしばしばソロをとっている点も注目すべきでしょう。

この3点のスタジオ録音にはその後のライブ(バイバイブラックバードはあるが)に比べて、綿密な構築が感じられるし、バラエティにも富んだ演奏になっています。本作5曲目ではキースだけでなく、普段ステージでも物静かな感じのゲイリーまでノリに乗って、掛け声まで飛び出します。

ともかく本作を聴くべきなのは3曲めIn Love In Vainの導入。最近のキースのコンサート(たとえば1999,2002東京)で彼が好んで弾いた雰囲気の曲です。それにベースのからみがまた渋すぎる。ベースのソロもよい。6曲めはその後のコンサートたとえば"Standards Live"で聴かれるような渋いマイナー調の演奏。ベースの寂寥感あふれるプレイがグングン突き刺さるようです。

1,2,4でもベースのソロがあり、4の出だしなど荘厳で聴かせます。本作から20年、沢山の感動をキースたちは与えてくれた。そして2001年春、東京でも聴かせてくれたよりフリーな表現は「チェンジレス」、「インサイドアウト」、「オールウェイズレットミーゴー」の流れになるのでしょう。渋谷で聴いたジャックのドラムは1969-1975年頃のマイルスの頂点のような、アフリカを思わせる、原始を思わせる胎動を感じさせました。1983年に一気に全てを完成させてしまったスタンダーズは、20年の時を経て、今度は誰も到達し得なかった新たなフリーな表現を出そうとしつつある、そう思っています

・「ピアノ・トリオって良いの?
ピアノ・トリオってリズムセクションという位だから所詮はさしみのつま、メインで聴くジャズではないなあ!そんな風に長い間、思っていたのですが・・去年の夏に買ったCD/RWで早速コピーしたのがキースのスタンダーズ2でありました。これが我がジャズ人生を大きく変えてしまったんだから分からないもんだね。

キースのサウンドは68年のサムホエア・ビフォア当たりから変わり始め、スタンダーズ1でひとつのスタイルを築きあげてるんです。そして、このスタンダーズ2こそ真の名盤といえる完成度の高さを誇っていると私は考えております。さあ聴き始めると止められない~止まらない!この切なさ、美しさ・・一気に45分11秒の時間が過ぎていきます。

ああ~生きていて良かった!ジャズが好きで良かった!名盤とは・・良い音楽とは・・それは理屈抜き、時の流れを忘れさせてくれる音楽ではないでしょうか?ワビ・サビのピアノ・ジャズ・・心からそう思えるJAZZなんであります。

・「第一集と対をなすスタンダーズの出発点
チャールス・ロイドの四重奏団およびマイルスのグルーãƒ-への抜æ"¢ã§å½-星の如く現れ,1970å¹'代の寵å...ã¨ãªã£ãŸã‚­ãƒ¼ã‚¹ãƒ»ã‚¸ãƒ£ãƒ¬ãƒƒãƒˆã¯ï¼Œè‹¥å¹'の大半ã‚'オリジナル曲ないã-はç'"然たる即興æ¼"奏に費やã-た。ã"の作å"ã¯ï¼Œå¾¹åº•ã-た自作自æ¼"主義ã‚'通じてジャズ言語の会å¾-ã‚'終えた彼が,満ã‚'持ã-て1983å¹'に録音ã-たもの(録音時期は第一集と同じだが,ã"ちらはï¼'å¹'後に発売)で,ã"ののち四半ä¸-ç'€ä»¥ä¸Šã«æ¸¡ã£ã¦ç¶™ç¶šã™ã‚‹ã"とになるライフ・ワーク的なãƒ-ロジェクト「スタンダーズ」の出発点となった作å"ã€‚いわずと知れたキース畢ç"Ÿã®å‚'作である。

 æ-¢ã«ï¼"人はãƒ"ーコックのリーダー作「テイルズ・オãƒ-・アナザー」で手合わせã‚'ã-ており,そã"ではオリジナル曲ã‚'ベースにå¥"æ"¾ãªæ¼"奏ã‚'展é-‹ã-ていた。ã-かã-,スタンダーズ以降ã!®ã‚­ãƒ¼ã‚¹ã¯ï¼Œãã‚Œã¾ã§ç"¨ã„てきた実é¨"的な楽器編成,奏法ã‚'ã'たりと止める。あらゆる語法に手ã‚'æŸ"めた後に,もはや,過剰な自意識に溺れ下手な小ç'°å·¥ã‚'åŠ'せずとも。è¡'いのない歌ものã‚',真っå½"にæ¼"奏ã-ても。一音一音にオノレ独自の語りã‚'自在に含ませるã"とができるまでに成熟ã-たã"とã‚'悟ったのであろう。ã"うã-て見れば,ã"れ以降のキースのあらゆるæ'»å‹•は,実のとã"ろ,å...¨ã¦ã‚'知った上での,確信に満ちた「独自の語り」の追求という一点においてå...±é€šã-ているã"とにæ°-づかされる。

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 余談ながら,20å¹'後の今,キースの進ã‚"だé"ã‚'踏ç 'ã-ようとã-ているのがãƒ-ラッド・メルドーである。極限まで技巧と即興のスリルã‚'追求するライãƒ'盤と,クールなキースに対する「ニãƒ'ルな語り口」ã‚'完成させようと目è«-むスタジオ録音。ã"のï¼'è€...ã‚'同時並行するメルドーは,é-"違いなく確信犯といえるだろう(2003.5.29)。

スタンダーズ Vol.2 (詳細)

アップ・フォーイット

・「大事な人にも紹介したい一枚
2002年7月フランス・アンティーブ・ジャズ・フェスティバルでのライブ。『Inside Out』、『Always Let me go』と2作続けてインプロビゼーションを聴かされ2年も間が開いたので、なぜかものすごく彼等の演奏するスタンタード・ナンバーが懐かしく感じられたのは僕だけだろうか。

本作では何故かゲーリー・ピーコックのベースがとても目立つ。スタンダーズ全部の中でも一番冴えまくった演奏をしている。『Butch & Butch』あたりの指さばきなどは、何故かペデルセンのそれを連想してしまった。

素晴らしい彼等の今の音楽に言葉を失い、ただ聴き続けていたい気持ちでいっぱいだ。買って一生持っていて、大事な人にも紹介したい一枚だ。

・「スタンダードされど スタンダード
最近のキースジャレットトリオは スタンダードばかりなので、またスタンダード・・と思っていたのですが、そこはキースジャレットトリオ。彼等が演奏すると、聞き慣れた曲がこうまで変わるとは・・・。20周年にふさわしいアルバムに仕上がっていて どんどん引き込まれていく 一枚です。

・「絶対に文句なしの一枚
嗚呼本当にジャズファンでいてよかったなあ、と思わせてくれる新譜に出会うことがなくなった今日この頃、是非に皆さんに推薦したいと思う作品がこれです。

ピアノのキースジャレットの名前を聞いたことがないと言う人は少ないでしょうが、現在に残ったほんの僅かな本当の本物の創造的ジャズマンで、自己と自分の創る音楽に忠実なプレーヤーです。彼のコマーシャリズムに背を向けた真摯な姿勢が、多くのジャズファンに支持され、セールスがうなぎのぼりになるという稀有な存在。今風の言葉で言えば、好きな表現ではないですが、「カリスマピアニストとかピアノの神様!」と言うところでしょうか。

本作はこのキースが長年トリオを組む名プレーヤーとして名高いゲーリーピーコック(ベース)とジャックデジョネット(ドラムス)の、ジャズ史にその名を永久に残すに違いないトリオの最新作です。ライブでジャズのスタンダーズ曲をプレーするのが、このトリオのルーティーンとなっていますが、ジャズの名曲を醍醐味溢れるしなやかな演奏でプレイする、心地良い瞬間の連続です。ジャズが本質的に持つ甘美さや官能、知性や凶暴性と狂気までをを見事に表現していると思います。

このトリオの演奏から感じられる彼らの美意識に、両手両足の親指を上げて賛美したいと思います。殆ど完全無欠のジャズトリオの演奏と言ってよいでしょう。限りなく美しいフォービートスウィングに夢見心地の毎日です。キースジャレトトリオに乾杯!

・「至高のMy Funny
このCDは3曲目のMy Funny Valentin、この一曲で歴史に名を残す名盤となった。いや、他の曲も良いのだが特にこの曲を、という訳は・・・・。My Funny Valentineという曲は実に解釈の厄介な曲だ。まずメロディーがつまらない。まったく凡庸の極みである。また元々の歌詞を想像するともっとアホらしい。不器量な彼女を持った男がヴァレンタインデーにはそれでもどうにか自分を慰めて納得しようとする訳だ。こんな曲で名演を残す秘訣は、曲の持つイメージをとことん無視してかかるしかあるまい。それができるのはマイルスとキースしかいない(実際この二人のもの以外に真の名演は見出しにくい)。この理由だけでもすでにこのアルバムは買い。ああやっぱり、My Funnyは名曲だなあ。

・「面白うてやがて悲しきスダンダーズかな
いつになくハッピーな雰囲気で、一聴後大変気に入った。前2作がフリーフォームのオリジナル曲で構成されていたせいか、スタンダードに戻ったキースは随分と聞き心地がいい。全体的に、"Whisper Not"の続編という印象を受けたが、今回はスタンダード曲をより明るく軽やかに聞かせてくれる。楽しげにアップビートでプレイするので"Up For It" 。ライトブルーを下地にタイトルロゴをレッドであしらったCDカバーも夏向き仕様。涼しげでお洒落な感じで"I like it."。

何度か聞き返すうちに、そのような表面上の軟化の下に、このグループが一貫して持つ硬質な部分が垣間見えてくる。ジャズの歴史を流れるスゥイング、ビバップ、ハードバップの精神が潜んでいる。ジョイフルでひたすらリラクゼーションを求めているように感じられる本作のキースのピアノにも、確かなブルースフィーリングが息づいている。眠たそうな顔でプレイするデジョネットは、寸分の隙のないドラムスを剣豪のように相変わらずビシビシと打ち込んでくる。やっぱり凄い。ずっしりと重い。現在、これ程までハードにジャズしてるグループは他にないだろう。

高レベルのスタンダード集を連発するこのグループには全く脱帽する。本作は特にエンターテイメント性が強く、多くの人に受け入れられる可能性が大だと思う。しかし、前2作と較べて、グループとしてのクリエイティビィティのレベルは明らかに低下している。この儘スタンダーズをプレイし続けるならば、個々のプレーの素晴らしさには感動できるだろうが、このグループだけが持つ高揚感はもう生み出せないだろう。

グループ結成20周年だそうだが、今の僕がそこから感じるものは単にデジャブのみ。このCDの最後に聴衆の拍手が延々と録音されているが、一体それは何を示唆しているのだろうか。

アップ・フォーイット (詳細)

ジ・アウト・オブ・タウナーズ

・「スタンダーズの彼岸を待つ
「かっこいーい! おや浮かぬ顔だね」「なんだかね」「なにかご不満かい?」「演奏は素晴らしい。それは認めるけど」「キースはロマンティシズム全開だし、デジョネットのドラムもまるでピアノみたいに繊細でパワフル。ピーコックだってしっかり要(かなめ)役を務めているよ」「現代ジャズでは群を抜いたピアノトリオだということに異論はないんだけど」「いいじゃない。スタンダーズ完全復活だ」「でもなあ。スタンダーズっていったい何年やってんだい」「20何年だったかな」「まるでオスカー・ピーターソンのTrioみたいじゃないか」「ぜんぜん音楽の種類が違うよ」「一種の芸になっていないかってこと」「このトリオは、キースのインプロビゼーションの実験室だよ。マンネリなんてとんでもない」「それを百も承知で、音楽全体として予定調和に堕していないかっていってるんだよ。いつか聴いたキース、いつも聴いてるキース。そんな感じがしてしようがない」「でも、かっこいいよ。最後のソロなんか、落涙ものだ。最近聴いたどんなアルバムより聴き応えがある」「でもなんだかなぁ」

一ファンのわがままだろうか。ソロピアノもスタンダーズもいったん御破算にして、まったく新しい世界と苦闘するキースを期待するのは。

・「20年間失せることのない輝き
2004年8月25日発表。

本国ECMではこのアルバムに区切りの1900番を与え、ECMのお膝元でのライブを収録。全曲アルバム初。トリオ結成20年と力の入った一枚である。ということで金メダル候補が当然のごとく連覇で金メダルを奪取して見せるようなあまりにも素晴らしい音である。

トリオではないが僕は最後のピアノ・ソロ『It's all in the game』が一番感動した。病気にも打ち勝ったキースの完全復活な音がここに充ち満ちている。傑作!!(●^o^●)

・「30年間失せることのない輝き
2004年8月25日発表。

本国ECMではこのアルバムに区切りの1900番を与え、ECMのお膝元でのライブを収録。全曲アルバム初。トリオ結成20年と力の入った一枚である。ということで金メダル候補が当然のごとく連覇で金メダルを奪取して見せるようなあまりにも素晴らしい音である。

トリオではないが僕は最後のピアノ・ソロ『It's all in the game』が一番感動した。病気にも打ち勝ったキースの完全復活な音がここに充ち満ちていて涙が止まらない。

・「30年間失せることのない輝き
2004年8月25日発表。本国ECMではこのアルバムに区切りの1900番を与え、ECMのお膝元でのライブを収録。全曲アルバム初。トリオ結成20年と力の入った一枚である。ということで金メダル候補が当然のごとく連覇で金メダルを奪取して見せるようなあまりにも素晴らしい音である。トリオではないが僕は最後のピアノ・ソロ『It's all in the game』が一番感動した。病気にも打ち勝ったキースの完全復活な音がここに充ち満ちていて涙が止まらない(●^o^●)。当然の如くAppleのiTune Music Storeジャズ部門でもトップ。全世界が待っていた新アルバムだ。満点!!

・「聴いて損なし!
「Always Let Me Go」が示している様に公演の全てがフリーインプロビゼーション!という日もあった2001年春の来日公演直後に、ドイツにて収録された作品。

その「フリー」な演奏を通じ、3人がより高い「音楽の境地」へと踏み込んだ本作は、もしかするとこのトリオのキャリア中最高傑作となるかもしれない。

1曲目のキースによる美しく長いピアノソロに耳も気持ちも全て委ねていると、次に襲いかかってくるのは何とも例え様のない心地よいグルーヴ。

いわゆる「スタンダード曲」が並ぶ中、オリジナル曲である4曲目は時期的なものから「Always~」と同じ様な「フリー」を予想していたが、これは見事に裏切られた。

そこにあったのはブルースをベースにした、アーシーだがメロディック、かつハーモニカルな、音楽を演奏することに至福を見出したかの様な3人の最高にハッピーな気持ちの良いサウンドだ。

そしてアンコール後の拍手が鳴り止まない観衆に対しキースがほぼ即興で演奏したという⑥の示す音の優しさ、素晴らしさ。

表現者の可能性として、自分自身の感性に頑ななまでに正直になって徹底的に「フリー」を突き詰める事により、「悟り」を開いた3人の優れた真の音楽家の「音楽」が、この作品には収められている。

ジ・アウト・オブ・タウナーズ (詳細)

サンベア・コンサート

・「まぎれもなくキースの最高傑作!
もしあなたがキース・ジャレットのピアノソロが好きなら、ためらわずこの作品を買うべきです。絶対後悔することはありません。そして思うでしょう、「もっと早く買っておけば良かった」と。少なくとも私には「冗長な部分」というものは発見できませんでした。

キースのソロは全て持っていますが、私にとってはこれが最高です。

・「キース70年代ソロ・コンサートの総決算
本作は、キースの1976年の京都、大阪、名古屋、東京そして札幌でのソロ・コンサートを収録したものです。天上の音楽のようなケルン・コンサートのイメージを追い求めると、本作には冗長だったり、散漫だったり、曲想をひねり出そうとして悪戦苦闘する場面もあったりするので、曲の完成度の点ではケルンより劣ると言えるでしょう。しかし、そういった負の部分も含めて、30年前の秋にキースが日本で何を感じ、それが曲としてどうアウトプットされたのか、1人の天才ミュージシャンの創造の完璧な記録として、あたかもとうとうと流れる大河の流れをいつまでも見飽きることがないように、私はLP時代から本作を聞き続けてきました。今でもこの巨大な作品は私の愛聴盤です。個人的には、大阪コンサート・パート1の前半部分が特に好きです。キースの叙情的な面がケルンよりも強く発揮されて聞き飽きることがありません。素晴しいの一言です。

結論として、本作は、キース自身の、いや70年代ジャズ全体を代表する記念碑というか美しすぎる挽歌として、多くの人が耳を傾ける価値のある傑作です。

・「祈りに似たはてしなく続く音の流れ
箱入りのレコードの10枚組みとして発売された時、学生の僕にはとても手に入れることは出来なかった。JAZZ喫茶の扉に「1日中、サンベア・コンサートの日」と書いている店もあったのを覚えております。それほど巨大なレコードだったのです。良くも悪くもCDの6枚組みになり、これなら立ち向かえるなという実感が湧きました。20年以上もここまで来るのにかかりました。休日に6枚を徹して聴こうとするのだが、やはり今でも巨大であることには変わりがないようです。荒涼とした世界にあって、祈りに近いのこれらの音は雨のような浄化作用があります。

・「日本でのソロ、集大成の大力作
キースの他のソロコンサートのCDを聴いてから本作を聴いた。関西から次第に東へ移動しながら日本国内でコンサートを繰り広げていく。当時のスタイルで40 + 40分程度の2部構成になっている。京都ではアルペジオの主題が印象的。名古屋では途中、演奏が止まっていまうかのようにテンポを激しく変えながら、高揚していく。東京、札幌でのセンチメンタルな、それでいて厳しい演奏。

いまとなっては、ややセンチメンタルに過ぎるような感の箇所(京都、東京、札幌のパート1)もあるが、休憩後のパート2(東京、札幌)で、アメリカの大地を思わせるようなゴスペル的なスウィンギーな乗りが聴かれ、救われる。アンコールだけを6枚めのCDに収めていて、それぞれ小品のように続けて聴かれるのもうれしい。

・「あわわ、........ついに、買ってしまったが....、これでいいのだ!
ピアノソロで6枚組?トータル7時間!のボックスセット、といわれるとひきます、当然です。キース道に入ってしばらくは「これだけは手を出すまい」「こんなの買ったら女主人になんて言われるか」と、CDショップで出会うたび斜め45度の屈折した視線を投げていた自分がいたのであったが、....はっきり言って、お得!1枚1枚がケルン/ブロゲンツ/ブレーメン/ローザンヌなどの素晴らしいソロコンサートCDに勝るとも劣らない、いっちょ前にやっていける内容であり、しかもどれ一つとしておんなじおんなじものはないのだから。

ワタクシ的には初日ゆえのフレッシュな美しさに溢れる京都か、千秋楽のリラックスした雰囲気に浸れる札幌か、ダークでリズミカルなエンディングの東京も捨てがたいし、大阪も上品、名古屋もはかなく...なんていうおいしいルング・ワンダリングをぐるぐるさまよってしまうのだ。ただし、そもそも、キースのソロコンを一つ聞き倒し、味わい尽くすだけでも相当に疲れる集中力のいる作業だ。それを5つもたてつづけに聴き続けるなんて、昔ながらの豪華絢爛温泉旅館の夕食みたいなものでしょ、もっと大事にしたいのです。

ところで、「サンベア」とはなにか?イアン・カーの伝記によれば、東京のコンサートの合間に上野動物園に行き、マレイグマという小型の熊を見て(そこには見た目かわいいけど、ホントは凶暴なんだよと説明がある)感銘を受けてタイトルとした、とある。実際に見に行ったら、鼻の黄色いかわいい熊で本当にその解説もあった。(もちろん、30年近く経ってるから孫くらいでしょうけど)ところが付属のライナーによるとエンジニアとしてツアーに同行した菅野氏とキース/マンフレートとの札幌での馬鹿話(北海道にはヒグマがいて、...日熊=サンベア)みたいなことからつけられた、という話。こちらも2週間近くに渡る演奏旅行の雰囲気を伝えるリアルな話である。

サンベア・コンサート (詳細)

モーニン ~ベスト・オブ・アート・ブレイキー

・「キースの名に釣られて購入しましたが・・・
キース・ジャレットのファンなので、演奏者のところに彼の名前があるために購入しました。彼がジャズ・メッセンジャーズに属していたことは何かで聞いたことがあったのですが、実際このバンドでの演奏は聞いたことがなかったからです。また、彼がI remember ClifordやWisper notをトリオでのコンサートで取りあげているので、聞き比べの興味もありました。が、彼が演奏しているのはMy romanceだけ、とCDライナーでの解説で分かり、少々がっかりしました。しかし、魅力は別のところにありました。My romanceでのキースの叙情的でスキのない名人芸的ソロはもちろん好きですが、やはりNight in Tunisiaのライブの迫力は凄い!スタジオ版とは違った、原始的なリズムと管の織りなす激しいフレーズに圧倒されました。

モーニン ~ベスト・オブ・アート・ブレイキー (詳細)

キース・ジャレット インナービューズ―その内なる音楽世界を語る

・「キースはやっぱりすごい!
キース・ジャレットを知ったのはそんなに前のことではありません。人に薦められて『ケルンコンサート』を聴いたのがきっかけで一気にはまりました。それから『ソロコンサート』をはじめとしていろいろいなアルバムを聴くようになったのですが、その度になんでこんな素晴らしいピアニストがいるんだろうと溜息が出るほどです。もうずっと浸っていたいという感じです。 立東社でキースのインタビュー本がでているとしって探したのですがどうしても見つからなかったのが、この「インナービューズ」がそれにさらにキースが手を加えたものだと知ってすぐに買って読みました。

人を感動させるというのはどういうことなのか、「天才」ということで片付けられている才能の裏側に何があるのか、知ることができて本当に感動しました。

・「キースの言いたいこと
ジャズの即興の多くが型にはまったクリシェフレーズの組み合わせとなってしまっているのに対し、キースは自分の耳に聴こえてきた音だけを信念を持って弾きなさいと言っております。そのことが一貫して、すっきりと伝わってきました。この本の元となった、立東社の「キースジャレットの本」の方は、山下邦彦氏の考えがかなりはいっていて、横道にちょっとそれる部分があり、それが結構おもしろかったのです。今回の版ではそれらが削られており、その分キースの言いたいことがはっきりとはしていますが、少しおもしろみに欠けるうらみがあります。しかし、ここには従来の即興に対する考えや習慣を変えるキースの哲学が示されており、ジャズミュージシャンは是非一読されることをお薦めします。

・「キースのインプロビゼーションの根源
読んでいるうちにどんどん創作意欲が沸いてくる、インプロバイザー必見の一冊。

・「オリジナルのカケラも残っていない
1989年11月30日に立東社から発売された『キース・ジャレット 音楽のすべてを語る』をキース自身が加筆修正したのが本作。オリジナルと比較してみると、

第2章 Aマイナー・コードという食物第4章 サウンドこそ僕の世界だった第6章 コルトレーンと生きる、4thサウンドを越えて

など多数の重要な章がカットされている。特に第14章として存在した『ビアノ・トランスクリプション』という、『フェイシング・ユー』の『イン・フロント』に始まる重要なキース自身による楽譜の部分がなくなっていてほとんど当初の意思がない状態になっている。どういう経緯でこうなったかは不明だが、立東社版の初版を持つ僕にはただただ驚きの変貌である。それゆえに本書は元のすばらしさをほとんど残さないカケラのような本になってしまっていて推薦出来ない。

・「原作(?)との相違
 1989版では、Jarrett自身、相当踏み込んだ発言をしていると思う。彼自身が言うように、そのときの発言が芸術家にとって真実、となれば、今回のKeith版が真実だろう。 それにしても、1989版の重要性がさらに増してしまった。これも真実だ。私にとっては。

キース・ジャレット インナービューズ―その内なる音楽世界を語る (詳細)

キース・ジャレット―人と音楽

・「天才は苦労人である
僕はキース・ジャレットの全アルバムを持っているほどの大ファンです。イアン・カーのこの伝記を読み、全アルバムを年代順に並べてみると今までと違った気持ちで聴く事ができました。

一番印象に残ったのはパリのコンサートでのめちゃくちゃな観客のシーン。天才は苦労人です。

『デェア・ヘッド・イン』での最初の仕事ぶりとアルバム『アト・ザ・デェア・ベッド・イン』がシンクロしました。

キース・ジャレット―人と音楽 (詳細)

SJ150 キースジャレット:ザ・ケルンコンサート ピアノのための

・「スコアがあることに感激致しました
本来その場にいた聴衆しか聴くことができなかったはずの即興演奏がCDやレコードとして残されているだけでなく、譜面まで買うことができるなんて信じられない幸せです。

キース本人はケルン・コンサートは即興演奏であり完璧な譜面を起こすことは不可能であることから出版には後ろ向きでしたが、“弾いてみたい!”という世界中の熱い声に押され、どなたかが書き起こして下さったスクリプトをキース本人が添削し出版許可をしてくれる運びとなったそうです。

耳で聴いただけではとても音を拾いきれない素人にはこれ以上嬉しいプレゼントはありません。難しいですがお気に入りの部分だけでも自分で弾けた感動を考えたらとても安いお買い物でした。

・「キース・ジャレットの名演をスコアで
キース・ジャレットのソロ・インプロビゼーションで最も有名なケルン・コンサート。その素晴らしい旋律をスコアで見られるというのはピアノ弾きにはたまらない魅力です。ありがとうという感じです。

・「キース最高
ケルンコンサートとソロコンサートに衝撃を受けて、楽譜を探したらあったので、購入しました。このような楽譜があるだけでありがとうという感じです。楽譜を見てみると、よくこれだけの内容のものを即興演奏できるなぁーと、感嘆してしまいます。こういうのを見たり聴いたりすると、努力ではどうにもならない才能ってあるんだなと思う。

・「ザ・ケルン・コンサート―for piano
キースの耳コピーでは不可能な世界を目で確認出来る優れもの。見た目はかなり音が多く演奏は難しい。意外と多声で書かれており驚き。弾けるとかっこいいかも。

・「楽譜を書いたのはキースジャレットじゃないですよ
ケルンコンサートの楽譜ということで興味のある方の期待度は高いと思いますが、実際の曲に対する正確さは残念ながら決して高いとは言えません。本の冒頭にキースジャレットによる「まえがき」が各国語で載っていますが、ここから、ケルンコンサートの楽譜に対するニーズの総合的な意味での大きさや、おそらく自らが監修することになり、それに対してどのようなスタンスで関わるべきか、などの苦悩をうかがうことができます。そしてその結論はまえがきの最後の段落に記されています。まとめますと、この商品は「ケルンコンサートの楽譜」というよりは「キースジャレット関連のグッズ」として捉えることをおすすめします。

SJ150 キースジャレット:ザ・ケルンコンサート ピアノのための (詳細)
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