ショパン:夜想曲全集I (詳細)
ルービンシュタイン(アルトゥール)(アーティスト), ショパン(作曲)
「ノクターンならルービンシュタイン」「ノクターンならルービンシュタインをお薦めします」「回帰してしまいます」「やはりルビンシュタイン」「やはり、良いです」
Wagner: Tristan und Isolde (詳細)
Richard Wagner(作曲)
「この名演を廃盤にしては、メーカーの恥である。」「無限にひろがる音」
詩曲 ~poeme (詳細)
諏訪内晶子(アーティスト), サン=サーンス(作曲), ラロ(作曲), ショーソン(作曲), クライスラー(作曲), ベルリオーズ(作曲), ラヴェル(作曲), デュトワ(シャルル)(指揮), フィルハーモニア管弦楽団(演奏)
「訴求力があり、節度のある表現が諏訪内晶子の真骨頂」「心惹きつけれる1枚です」「ヴァイオリンの調べのノーブルで美しいこと。アルバムとしての完成度の高さも素晴らしい」「諏訪内さんの音程は素晴らしい」「空前絶後の名演!!」
シューベルト : 交響曲第5番&第8番「未完成」 (詳細)
コロンビア交響楽団(アーティスト), シューベルト(作曲), ワルター(ブルーノ)(指揮)
「満ち足りた気分に浸れる一枚」「シューベルトの第5はいい曲だと思います」「はかないほどの美しさ」「いろんなイメージを喚起してくれる演奏です」「ワルターでさえも・・・」
スクリャービン:ピアノ・ソナタ全集 (詳細)
小山実稚恵(アーティスト), スクリャービン(作曲)
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調/ラフマニノフ:ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 (詳細)
リヒテル(スヴャトスラフ)(アーティスト), ラフマニノフ(作曲), チャイコフスキー(作曲), ヴィスロツキ(スタニスラフ)(指揮), カラヤン(ヘルベルト・フォン)(指揮), ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団(演奏), ウィーン交響楽団(演奏)
「永遠の名演」「スケールの大きなリヒテルのピアノが素晴らしい」「リヒテルのラフマニノフ第二番は、永遠の恋人です!」「巨匠の凄みを見事に刻印した名演奏」「リヒテルの超絶技巧」
ヴェルディのヒロインたち(第2集) (詳細)
カラス(マリア)(アーティスト), ヴェルディ(作曲), レッシーニョ(ニコラ)(指揮), パリ音楽院管弦楽団(演奏)
ショパン:バラード.幻想曲 (詳細)
ツィマーマン(クリスティアン)(アーティスト), ショパン(作曲)
「絶対的にお勧めです!」「ショパンバラード集の「究極の名演奏」」「感動を与えてくれた一枚」「美と技の競演」「精緻の極みともいうべき演奏。」
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クラシック>器楽>室内楽・器楽曲>作曲家別>サ行の作曲家>ショパン
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クラシック>オペラ・声楽>オペラ曲目>た行>トリスタンとイゾルデ
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クラシック>器楽>交響曲・管弦楽曲>サ・タ行の作曲家>サン=サーンス
クラシック>器楽>室内楽・器楽曲>作曲家別>ア・カ行の作曲家>クライスラー
・「ノクターンならルービンシュタイン」
ショパンの色々な分野の曲集の中でも、ノクターンで気に入った演奏に巡り会えることは少ない。その中でこのルービンシュタイン盤は20年以上聞き続けている大のお気に入りです。勿論最初の頃はLPで、CD化されてすぐに購入しましたが、ディジタル・リマスターということで、すぐに買い換えてしまいました。ルービンシュタインの肩の力の抜けたおおらかな音は、いつもリラックスして聞くことができますし、テンポ・ルバートの取り方もとても洒落ていて気分がいいです。
どちらかというとvol2の方が好きですが、このvol1もお薦めです。一番の名演は1番変ロ短調です。感情は極力抑えたような演奏ですが、なんと表情豊かに響くことでしょう。必ず気に入られること間違いない演奏です。有名な2番変ホ長調も、派手さを抑えたリラックスした演奏が楽しめます。7番嬰ハ短調と8番変ニ長調もいぶし銀のような深い感動を備えたえんそうです。
このルービンシュタインの演奏は録音が古くて、今ならもっとピアノらしいピアノの響きを収録したものもあるでしょうが、何ものにも代え難いものがあります。ピリスやポリーニの新盤購入をも躊躇させるだけの存在感が私にはあります。本当にお薦めのアルバムです。
・「ノクターンならルービンシュタインをお薦めします」
初めてショパンのノクターンを聴いたのが彼のこのLPでした。黒いLP盤の色と、33回転半のターンテーブルが回るスピードと、漆黒の夜を思わせるゆったりとした演奏とに、思春期の私はすっかり酔いしれてしまいました。一体何度繰り返し針を落としたことでしょう。その後、何人のピアニストのノクターンを聴いても物足りなさが残って満足できません。刷り込み現象といえばその通りなのですが。録音後、もう30年は経つのではないでしょうか。アナログ録音のまろやかな音質が、おそらくノクターンのメロディに合っているのだと思います。本当に何度聴いても飽きません。通俗的な逸話も残る人ですが、そういう意味ではルービンシュタインは偉大な名演奏家と言うより、偉大なエンターティナーと言えるかもしれません。
・「回帰してしまいます」
今日多くの演奏家がいますが、ショパンについてはルービンシュタインを選んでおけばまず間違いはありません。ノクターンは他の演奏家でも素晴らしい録音がありますが、やはりルービンシュタインに回帰してしまいます。ただ、特別何が良いのか説明できないのですが。
・「やはりルビンシュタイン」
私の好きなショパンは、やはりルビンシュタインのショパンである。何度聴いても飽きない。聴く度毎に深くなる。嫌な音がない。
美しいショパンを聴きたい人、是非お勧めです。
ちなみにマイラ・ヘス本人が演奏している「主よ、人の喜びよ」もお勧め。
・「やはり、良いです」
昔、レコードで、聴いていたのですが、レコードが、聴けなくなってしまったので、新たに買いなおしました。皆さんが、おっしゃっている様に、ノクターンは、ルービンシュタインが、良いですね。何度聴いても、古臭さがありません。滑らかで、染み透る様な、ノクターンです。
・「この名演を廃盤にしては、メーカーの恥である。」
トリスタンとイゾルデの録音は、CD時代になり、バーンスタインのような、スーパーロマンティシズムな録音もでるようになったが、晩年のフルトヴェングラー盤は声高に主張はしないが、音質もモノラルだが、とても良く、歴史的名盤であるのに異議を唱える人は居ないだろう。しかし、これを廃盤にしたままにするメーカーは、その責任の重さを知らないのであろうか?仮にも音楽文化の一端を担うのであるから、リマスタリングして、誰でも、何時でも買えるようにしておく責任がある。自称音楽評論家さん、メーカーの言いなりの作文を書く暇があったら、メーカーにもの申す事が出来れば、あなた方の存在価値を認めましょう。頑張れ!評論屋。
・「無限にひろがる音」
無限にひろがっていくような崇高なフラグスタートの歌声。絶頂期を過ぎてもこの素晴らしさである。フルトヴェングラーの官能的な指揮、うねるオーケストラ。これこそワーグナーの求めていた演奏に最も近い録音だろう。最後の「愛の死」はまさに「穏やかに静かに」「星の光に囲まれながら昇ってゆく」の歌詞そのもので感動的なフィナーレだ。
・「訴求力があり、節度のある表現が諏訪内晶子の真骨頂」
17年ぶりに神尾真由子がチャイコフスキー・コンクールに優勝したことに因んだわけでもありませんが、ヴァイオリンの美しさに浸ろうと思い、このCDを聴きました。長い間モントリオール交響楽団を育ててきたシャルル・デュトワ、古き良きヨーロッパの香りを残した英国のフィルハーモニア管弦楽団、そして諏訪内晶子が現在居を構えているフランスの作曲家の作品を中心に収録するという好企画です。比較的有名な作品から、非常に珍しい曲まで変化に富んだプログラム・ビルディングです。
サン=サーンスの「序奏とロンド・カプリチオーソ」や、ショーソンの「詩曲」を聴いていますと、端正でけれん味のない格調高い演奏なのはすぐに理解できます。正統派といいますか、カチッとした音楽です。音の伸びやかさと透明性は比類なく、表現力も多彩ですし、作曲家の意図も的確に再現しています。
クライスラーの小品「才たけた貴婦人」は、一服の清涼剤のような感じを受けました。愛らしい曲です。軽やかな演奏が、曲の可憐さを引き出しています。ベルリオーズの「夢とカプリッチョ」も良いですね。幻想のイメージが強いですが、このようなメロディアスで、チャーミングで、華麗なヴァイオリン曲があったのですね。清純な香りもしますし、情熱的な部分も感じました。
秀逸なのはラヴェルの「ツィガーヌ」です。内面の充実が感じられるようなメリハリの効いた訴求力のある演奏です。前半4分間のヴァイオリン独奏の部分は、演奏の難しい部類に入ると思いますが、技術的な点は申し分無く、表現力においても聴く者の心を捉えて離しません。異国情緒溢れる曲の特徴をよく捉えた演奏でした。
・「心惹きつけれる1枚です」
彼女の演奏会を何度か聴きに行った事がある。華奢な身体のどこにあんなパワーがあるのか?と感心する事しかり。構えない、肩肘張らない…けれど、しっかり心に響く、届く演奏。心地よさで胸がいっぱいになる。…まさにそうした彼女の良さが伺える1枚。選曲のユニークさも光っている。どれも素晴らしいがどれか1曲というなれば、ラロ作曲 ギター作品28 が一押しである。エキゾチックでかつ憂いに満ちた演奏。ここぞとばかりに力みすぎた演奏ではなく、奥ゆかしさがある心に染みいる演奏です。深夜仕事を終え、ほっとしたい時に聴くのをお勧めします。
・「ヴァイオリンの調べのノーブルで美しいこと。アルバムとしての完成度の高さも素晴らしい」
透明なシルクのように艶やかなヴァイオリン(1714年製作のストラディヴァリウス「ドルフィン」)の音色。ゆったりと、誘い込むような歌い口で弾き、紡がれていくメロディーラインの雅やかな美しさ。第一曲、サン=サーンスの『序奏とロンド・カプリチオーソ』の出だしから、「これは、素敵だ!」と、諏訪内晶子(すわない あきこ 1972.2.7- )のヴァイオリンの調べに引き込まれました。
次の、同じサン=サーンスの『ハバネラ』がまた、えらい美人に出くわしたみたいな魅力的な演奏だし、アルバムのタイトルにもなっているショーソン『詩曲』に豊かな情感が満ちていること、小品ながらあたたかくて親しみやすい語り口がよかったクライスラーの『才たけた貴婦人(ルイ・クープランのスタイルによる)』と、諏訪内さんのヴァイオリンは本当に素晴らしかった!
主にフランスの作曲家の、19世紀半ばから20世紀前半に作曲されたヴァイオリン音楽を収めた本アルバム。曲の選択と配置も、実に見事だと思いましたね。サン=サーンスの二曲の後にラロの小品で一息ついた後、要(かなめ)となるショーソンの曲を置き、クライスラーの地味な、でも、このアルバムにふさわしい小品ふたつを並べた後に、ベルリオーズとラヴェルの技巧的、情熱的かつ華やかな曲で締めくくる。調和とセンスを感じる曲の並びに、「アルバムとしての完成度、バツグンに高いなあ」と、惚れ惚れしてしまいました。
ショーソンの『詩曲』に関しては、これまで個人的に、ジネット・ヌヴーが弾いた古い演奏に惹かれ続けていた私。今回、その呪縛から、かなり解放された気がしました。いや、今度は新たに、諏訪内晶子のヴァイオリンの虜になったのかも(笑)
2004年2月2日〜4日、イングランド東部のハートフォードシャー、ワトフォードのコロッセウムでの録音。
・「諏訪内さんの音程は素晴らしい」
諏訪内さんは著書の中で、留学したときに「何故君はこの音程で演奏するんだね?」と聞かれて意味が解らずにパニックになったと書いていた。留学先と日本の音程の微妙なニュアンスの違いを越えてきた彼女。期待通り完璧な音程に感服した。とくに「詩曲」は音程の取り方が難しいとされている曲。これをタイトルにもってくるほどの自信と完成度。それでいて「この上なく繊細」と評論家たちもベタ褒めだ。彼女の生演奏は名器ドルフィンを使うに相応しくダイナミックで情熱的。そしてよく響く。なのに何故かCDを通して聴くと「か細く」聴こえるのが少し残念。だが、詩曲の他もカプリチョーソ、ツィガーヌなど、選曲のセンスのよさにも思わず唸ってしまった。
・「空前絶後の名演!!」
なんという美音でしょう!!諏訪内のずば抜けテクニックと音楽性で聴きなれたヴィルトゥーソ・ピースが新鮮に響き渡ります。(デュトワのサポートも大きいです。)
今回はフランスの作曲家を中心としたアルバム構成ですが、実演でも何度も取り上げているだけに抜群の相性です。特に、演奏者の趣味が問われるツィガーヌは諏訪内の気品を湛えた演奏は唖然とするばかりです。これほど素晴しい演奏は他に比較できるものは無いでしょう。星5つじゃ足りません!!!
・「満ち足りた気分に浸れる一枚」
ワルター翁晩年の貴重なステレオ録音ライヴラリの中でも特に素晴らしい演奏を味わえる一枚である。別盤の「ザ・グレート」同様ワルターのシューベルトに「外れ」は極めて少ない。
中でも「未完成」は初出以来多くの方々が認める名演中の名演で、この曲の持つロマンティシズムを情緒纏綿に謳い上げた素晴らしいもの。如何にもワルター翁らしい曲を慈しむ様な丁寧な表現が何とも素敵だ。特にオーケストラがNPOと云う事で、弦パートの絹の様な芳純な味わいが何とも云えない。冒頭の淡々とした表現から次第に盛り上がって行く様子も実に自然で、例によって曲の随所に「歌」が溢れているところがワルター翁の真骨頂と云えよう。
カップリングの「第5」がこれまた素晴らしく、緩徐楽章など天国的に美しい。こちらは他の一連の録音同様にCOSOを振っているためNPO程の緻密な演奏にはなっていないが、やはり随所にワルターらしい歌心がちりばめられていて素敵だ。比較的小品的な扱いをされるこの曲の魅力を再発見させてくれる素晴らしい内容。
傑作歌曲を数多く残したシューベルトの曲中に潜む多くの「歌」を表現出来た最後の指揮者の一人がワルター翁であった事は紛れもない。休日の午前中などに聴いていると、実に満ち足りた気分に浸れる何とも素敵な一枚だ。
・「シューベルトの第5はいい曲だと思います」
シューベルトの交響曲というと「未完成」ばかり有名ですが、第5番は本当に爽やかこの上ない名曲です。是非ワルター/コロンビア交響楽団の瑞々しい音色で聴いてみて下さい。
・「はかないほどの美しさ」
本当に美しい演奏。CDやLPレコードの「余白」によく収録されていることもあっていろいろな「未完成」を聴いたが、これを超える録音には出会えないでいる。何度も繰り返される、クレシェンドやデクレシェンドの取り扱いが非常に丁寧で、美しい歌がより優しくなる感じ。聴きほれて気持ちがメロメロになってくる。
・「いろんなイメージを喚起してくれる演奏です」
初めて聴いた交響曲五番なのですが、さわやかないい曲だと思いました。 第一楽章と第四楽章は、すがすがしい清涼飲料水を飲むような感じ。 あまり後には残らないかもしれないけど、それだからこそ何回も聴いてしまいそう。 第二楽章は、なんだか当時の美しいウィーンの街角や近郊の田園風景がイメージとして浮かんできそうな曲です。 行った事もないのに、確かにそんな気になってしまうのだから不思議です。 第三楽章はモーツアルトの第40番四楽章に似ています。 同録の“未完成”ですが、こちらはニューヨーク・フィルの本当に見事な演奏。 五番に比べて、格段にスケールが増しているのがはっきり分かる音楽ですね。 ありきたりの言葉ですが、完成していたら本当にすごい曲になっていたのでは。
・「ワルターでさえも・・・」
演奏は、良くも悪くもワルターである。第5はこれで良し。だが「未完成」は個人的には物足りなさが残る。このシューベルトの残した「宿題」に、ワルターは半分しか答えていないように、私には感じる。ただし誤解しないでもらいたいが、このワルター盤は決して悪い演奏ではない。むしろ、シューベルトの王道的演奏といっていい。完成度の高さは流石で、日常的に聴くならむしろこのワルター盤が最適だろう。
●チャイコフスキー:ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調/ラフマニノフ:ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調
・「永遠の名演」
数あるピアノ協奏曲の中でチャイコフスキーの第一番が好きな理由は、やはりこのカラヤン-リヒテルの情熱ほとばしる名演を初めに聞いてしまった「幼児体験」(中学生でしたが)によるものでしょう。当時3,600円もするグラモフォンのレコードを買っても、「損しなかった」と心から思えたものでした。「協奏曲」とはオケとソロの「"競争"曲」だ、とどこかの解説者が言ってましたが、まさにこの演奏のためにある表現だと思います。その後もいろいろな演奏家の組み合わせでこの曲を聴きましたが、やはりこれが一番ではないかと思っています。
それにラフマニノフ、これはアシュケナージが自分で指揮・演奏したのも捨てがたいですが、叙情に流されすぎないリヒテルは聞き飽きません。
この2曲がペアで2,000円切るなんて…いい世の中です。
・「スケールの大きなリヒテルのピアノが素晴らしい」
人気の両協奏曲の、これは実に魅力的で、パンチの利いた演奏。この演奏をまだ聴いたことがないすべての音楽ファンに、ともかく聴いてみて!と、強くおすすめしたくなりました。 ラフマニノフの「2番」では、中間楽章でのリヒテルの旋律の歌いっぷりが素敵だったな。美しい音のせいもあって、降るように輝く満天の星空をイメージしました。ピアノの音が、本当に美しくきらめいているんです。たっぷりとした満足感に浸ることのできるラフマニノフ。 1959年4月の録音。リヒテル、当時44歳。 チャイコフスキーの「ピアノ・コンチェルト」は、さらに凄かった。リヒテルとカラヤン、両名人の真剣勝負を見るかのよう。一発勝負のライヴを思わせる、予断を全く許さないスリリングな演奏。とりわけ、リヒテルのスケールの大きな、覇気がみなぎるピアノが素晴らしい。わくわくしました。終楽章の突き進み、ほとばしる演奏の、熱かったこと! 手のひらがしびれるくらいの拍手を送りたいです。 1962年9月の録音。
・「リヒテルのラフマニノフ第二番は、永遠の恋人です!」
私と、リヒテルのラフマニノフ・ピアノ協奏曲第二番との出会いは、今から40年程前に遡ります。当時高校生のためのステレオコンサートというのが開かれていて、始めてこのリヒテルのLPレコードを聴きました。それまで全くクラシック音楽に関心が無かったのですが、この曲を聴いた時に初めて全身が痺れる様な感動を覚えました。この事がきっかけでクラシックファンとなり、今日に至っています。 このリヒテル盤を聴く度に、初恋の人と巡り合ったような、やるせない思いに耽らされます。その後他の演奏家のディスクも聴きましたが、曲全体としてのスケールの大きさと、第二楽章に見られるよう切なくなるほどのメロディーの美しさは、やはりリヒテルしか表現できないのではないでしょうか。
このディスクでは、チャイコフスキー・ピアノ協奏曲第一番(私は、この曲もリヒテル盤が最高だと思っています。)がカップリングされており、クラシックファンには願っても無い一枚であると思います。
・「巨匠の凄みを見事に刻印した名演奏」
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・「リヒテルの超絶技巧」
このCDは言わずと知れた超名盤です。ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番では指揮者はヴィスロツキですが、指揮者がホントにいるのかな?と思うくらいリヒテルは素晴らしいテクニックで突っ走っています。さらにチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番はさらに聴きモノです。突っ走るリヒテルと、ダイナミックにオーケストラを指揮する、2人の巨匠のせめぎあいです。
・「絶対的にお勧めです!」
これほど素晴らしいショパンバラードに出会うことができて私は幸せです。バラードという作品の持つ美しさ、素晴らしさ、激しさ、…よさのすべてを、精巧で、宝石のような美しさで弾き切るツィメルマンの名演です。ショパンが好きではないという方も、だまされたと思って聞いてみてください。本当に美しいのです。
また、舟歌、それから6トラックに入っている幻想曲も、最高に美しく素晴らしいです。とにかく美しい、の一言に限ります。ぜひ一度聞いてみてください。
・「ショパンバラード集の「究極の名演奏」」
ショパンと同じポーランド生まれのクリスティアン・ツィマーマンは、1975年、弱冠18歳にして第9回ショパンコンクールをほぼ満場一致(異論はあったようだが)で完全制覇した、類稀な才能を持ったピアニストです。このショパンの最高傑作のひとつと言って良いバラード集で、ツィマーマンの紡ぎ出すピアノの音はやや冷たい肌触りの究極の美音で、並外れた正確無比にして精巧な演奏技術から醸し出される、豊かなロマンをたたえた幻想的なその響きは、この世に生きている人間の奏でる音とは思えないような天国的な美しさです。また、ショパンがバラードで表現したかった「ドラマティックな側面」も完全に描き切って、なおゆとりを持て余している感があります。(バラード集は普通のピアニストなら弾くだけで精一杯の難曲と言われているのに・・・)ポリーニ、アシュケナージをも超えた「究極の名演奏」と言ってもさしつかえないと思います。
・「感動を与えてくれた一枚」
ツィマーマンさんが完璧、理知的でかつ詩情豊かな演奏で聴かせてくれますフォルティシモは力強くピアニシモでは弱いながら、美しい音色が澄みきっていて、一音もおろそかにしていない真摯な姿勢が聴いていて伝わってきます。バラードでは、どれもこれも名演奏ですが4番が圧巻かな。5番舟歌は以前誰かが弾いているのを聴いた時は、退屈な印象を受けたのですがツィマーマンさんの演奏を聴いてこんなにも美しい旋律の魅力ある曲だったのか!と思いましたし、6番も良いですね。最初レンタルで聴き、感動して購入した聴き応えのある一枚です。
・「美と技の競演」
古今東西さまざまな演奏家のバラードを聴いてきたが、これほど美しい演奏は聴いたことがない。特に「1番」は美しさの極みだ。ツィマーマン独特の繊細かつ彩りのある美音が、バラードの美しい曲想にマッチしている。むしろ「4番」は、激情的な要素やダイナミズムをもう少し主張してほしい程だ。
圧巻は「幻想曲」。めまぐるしく曲調が変化する難曲中の難曲だが、彼の精緻な極めた演奏技術が実に際立っている。全く隙のない演奏だ。
美と技を一度に味わえる、一押しの名盤である。
・「精緻の極みともいうべき演奏。」
ポーランド出身のピアニストがショパンを弾くのは大変な精神力が必要と推測しますが、このCDはツィマーマンの精神力の強さをまざまざと感じさせてくれます。ショパンの残した偉大な作品群に真正面から取り組み、じっくり丁寧に一つ一つのフレーズを歌い上げていきます。そして、音符1つたりとも安易に弾き流さないピアニズムはまさに精緻の極みです。もともと非常に高度なピアノ演奏技術を持った人のため(現役ピアニストの中では最高峰でしょう)、演奏上の困難さなどは微塵も感じさせず、自然な音楽になっている点も好感が持てます。ここに記録されたバラード4曲が同曲のベスト録音ということに賛同する方は多いと思いますが、併せて収録された「幻想曲」「舟歌」も大変な名演です。ショパン最難曲といわれる舟歌をこれほど詩情豊かに演奏したピアニストを私は知りません。歴史に残る素晴らしいCDです。
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