三日月ロック (詳細)
スピッツ(アーティスト), 草野正宗(その他), 石田小吉(その他), 亀田誠治(その他), クジヒロコ(その他)
「鳥肌がたちました。」「UKロックファンとしてのスピッツ」「抜群の完成度!」「もう」「アルバムを聴いた事がない事を後悔してます。」
スリーアウトチェンジ (詳細)
スーパーカー(アーティスト), 石渡淳治(その他)
「地方(青森)から産み落とされた「みんなの歌」」「直球勝負。」「Best of Them!」「いつまでも褪せる事の無いアルバム」「リアルな青春」
サニーデイ・サービス (詳細)
サニーデイ・サービス(アーティスト), 曽我部恵一(その他)
「浸りたいとき、どうぞ。」「彼等なりの勢い」「彼らの最高傑作」「嗚呼切なくて素晴らし過ぎる」「感動しました」
「バンド名がタイトルになった意味」「負けること逃げること、それが一番大事」「つかいのこしたもの」
● Essential Recording 「90年代邦楽」
● 混沌と黄昏たち
● スピッツ!
● 足跡
● 好きな音楽
● 好きなもの。
● 出会ったものたち
● 心にとまった音楽
・「鳥肌がたちました。」
久々のCDで、早速買いました。夜を駈けるで、鳥肌がたちました。久々に鳥肌の立つCDを買えて、よかった!草野マサムネの才能のすごさを感じます。どのアーティストもこの才能には勝てないような気がします。
・「UKロックファンとしてのスピッツ」
何名かの方が指摘しておられた通り、UKニウウエイブ、U2等が好きだったんだなあ、と一聴して分かる音である。某ロック雑誌のインタビューで草野氏が発言していた通りだ。自分の「音」に真正直な音が全編に渡って鳴らされている。だからと云って「単なるUKコピー」と「非個性的だと短絡して頂くと困る。
草野氏の声および詩世界は独自のモノであり、それを十全にバックアップするべく「バンド」としての音が鳴らされている。これは曲想の違いはあれ全曲そうなのだ。ニウウエイブからネオアコまで、スピッツ色に染められた音を「バンド」だけでも鳴らしている。
そこに草野氏の歌詞と声が乗る。
個性的でないワケがないのだ。
そこに「必殺のサビ作成能力」が加わる。「さわって・変わって」「けもの道」なんてところは典型的だ。
またこれは指摘されていないところなのだが、三輪氏のギターもかなり特異である。ジミーペイジはテレキャス使いであったが、レスポールをステージギターとして、テレキャスの最も太い音を打ち出していた。三輪氏はその逆をいっているように感じる。レスポールをメインとしながらテレキャス的な切れの良さ(って、インディんときはテレキャスだったんだが)をカマしている。
蛇足になるが、リズム隊の多様さ&ロックらしさ(ベースのフレージングなんて心ある高校生ベーシストにコピーを勧めてしまいたいくらいだ)もすばらしい。
四の五の書いてしまったが、単純に良質なロックアルバムである。上述したタワゴトが「ロックファン」がスピッツを聴いてくれるきっかけになってくれれば幸いである。
それにしても。スピッツの「必殺のサビ」の気持ち良さといったら!クスリに頼って出社せざえるを得ない時に「けもの道」をフルリピートでかけながら道のりを歩むと無根拠な気合いを引き出してくれる。
・「抜群の完成度!」
スピッツのアルバムの集大成とも言うべき抜群の完成度を持った傑作アルバム。草野正宗の声、曲、歌詞、どれも取っても極上の出来上がりで文句無い。それでも最高と呼べないのは、癖の強すぎた前作「隼」がインパクトあり過ぎた為で、事実上はスピッツの最高傑作なのだろう。 「夜を駆ける」から始まる幻想的な風景の中に徐々に引き込まれていくと、その先には広過ぎる世界観が拡がっている。「水色の街」のような静かなバラードから、「さわって・変わって」や「エスカルゴ」のような乗りのいい曲たちまで多彩。彼等の才能とセンスをそのまま曲に編集し直したようなあまりに盛り沢山なアルバムだ。最後には「けもの道」でオヤッと思わせる前振りから見事なフェイクを掛けて見事なエンディングを見せてくれる。 隼は「異端」の最高傑作とすれば、これは正真正銘、正統派の最高傑作と呼んで申し分ないだろう。
・「もう」
傑作。
脳がただれるほど聴きました。スピッツはほとんど持ってるけどコレは最高です。
・「アルバムを聴いた事がない事を後悔してます。」
きっかけは「遥か」や「水色の街」をカラオで歌いたいが為に、CDを購入したんですけど....。聞いて度肝を抜かれてしまいました。1曲目の「夜を駆ける」の疾走感といったらすごいね‾。何本ギター入ってるの?と数えて聴いてしまう程カッコいいメロディーライン、リズム隊もかなりシッカリ主張あるし、こんな尖ったロックバンドだとはつい知らず、スピッツ初心者の自分としてはただただ度肝を抜かれ、こんな感覚何年ぶりかなって感じでゾクゾクしました。ついつい興奮して感想分になってしまった....。もしかしてスピッツは好きだけど、自分みたいな感じでアルバムを聞いた事ない人って結構いたりするんじゃないかな。
・「地方(青森)から産み落とされた「みんなの歌」」
今でも購入した時のことを鮮明に覚えている。それまで洋楽がしか聞かなかった僕は、初めて洋楽・邦楽というカテゴリーを越えて、良質な音楽という視点から音楽に接する機会・認識を得た。それがこのアルバムだった。
鮮明に耳に残るギターサウンド、普遍的なメロディとポップセンス。ジャケットの色のごとく、曲はどこまでも青く日常を紡ぎ出す。
アルバムが発売された1998年当時、日本は大不況のトンネルを抜け出せずにいた。そんな時代背景の下、青森からスーパーカー、福岡博多からナンバーガール、京都からくるり、東京の郊外から中村一義が頭角を現し、今日まで日本のミュージックシーンを大きく変えてきた。
音楽は時代から逃れられない。このアルバムは90年代のマスターピースであり、永遠に僕達の歌である。
・「直球勝負。」
自分がやみくもに音楽を聴き始めるきっかけになった一枚。ふとしたことからレンタル屋で借りてきた。たいして期待もせずに再生して、一曲目のイントロを聴いた瞬間、不覚にも立ち上がってしまった(笑)
全曲クオリティが高いか、というとそうでもないと思うが、全体の音の感触は当時とても新鮮だった。ノイズが分厚くて、でもメロディはすごくしっかりしてる。そしてなんといってもデビューアルバムだけあって迷いがない。疾走感あふれる直球勝負。ギターロック好きには間違いなく薦められる一枚。
・「Best of Them!」
何人かの人のレビューにあるように僕にとっても「繰り返し聴き続ける」アルバムのひとつです。こうゆうアルバムは出逢えない恋人達というか(何か例えがヘンですが)自分にとっても多くはありません。ビートルズのサウンドのように、技術的に上手いとか下手とかではなく、何かずっと心から消えることがないような大好きです。
現在の彼らも好きですが、このアルバムが僕にとってはスーパーカー(やっぱりカタカナ!!)のベストアルバムです。このアルバム以上に気に入るアルバムを永遠に期待できるような彼らでありつづけて欲しいな。
・「いつまでも褪せる事の無いアルバム」
1曲目のcream sodaが流れてきた瞬間から彼等の魅力に取り付かれてしまった。何一つ特別な事はやっていないのに、最高にカッコイイ音楽を聴かせてくれるじゃないの!それもアルバム全曲を通して。
可能性に満ちた原石達が等身大のロックを青森から届けてくれたこのデビュー作は、日本のロックシーンの中でも重要な作品であることは間違いない。
・「リアルな青春」
中学生のころ買い、大学に入った今も聞きつづけています。真っ青に晴れた日に外でヘッドフォンで爆音で聴くと、、、ほんとにもう、、、、たまんないです。こんなにシンプルな音楽なのに、心に響くレベルは半端じゃないです。進化を続けるスーパーカーですが、この1stは今でも新鮮です。ほんと名盤。
・「浸りたいとき、どうぞ。」
全体的にとても完成度は高い。しかし、難点が・・・
これきくと、鬱っぽくなるのよね・・・私だけでなく友人もそうらしい。全員が全員ってわけではないが暗くなるのは、確かだ。いいアルバムだ。しかし、むちゃくちゃ暗く、切なくなる。
でも、アルバムの最後はちゃんと救いがあるのでご心配なく。とくにその鬱屈を吹き飛ばすようなラスト3曲群、いいです。旅の手帖なんて、一押しです。
「日のあたる丘の木陰には 今日も ぼんやりと夢を見る だれかが」「誰かはずっと上機嫌で 誰かはもっと悲しそうな顔」
どひゃ~!!人生に疲れたら、ちょっと寄り道でもしてそりゃ完璧な人生もないわなとひとり自嘲ぎみな笑いでもしながらまぁ、どうにか続いていくんだわな~などと、哲学的な気分にもなれるアルバムです。
バランスのとり具合がものすごーく秀逸です。音にせよ、詩にせよ。
・「彼等なりの勢い」
またもや傑作。ただ今回は聴きこみを必要とするだろう。前作ほどのポップさはないが、楽曲的に洗練された感じがする。アルバムとして聴いた時に一番コンパクトにまとまっていると思う。感銘を呼ぶ強い曲より、シンプルで前向きな曲を並べてきた。彼ららしさが徐々に現れだして来たのだろうか。「東京」の頃の音はもうないし、「愛と笑いの夜」にも似つかない。この3作を2年以内で発表してきたわけだから、曽我部の作風の急速な変化がうかがえる。サニーデイ・サービスというバンドにとって特に重要な変遷と言える。「NOW」「旅の手帖」「bye bye blackbird」などは当時の集大成的楽曲。彼等なりの「勢い」を誇示したアルバムとなったわけだ。
・「彼らの最高傑作」
ほかのレビューにもあるように、「愛と笑いの夜」と同年に発表された、彼らの全盛期を飾るアルバム。続く「24時」が今ひとつだった(これとくらべて、ね)のもあり、このアルバムがバンドの最高傑作と評されることが多い。(個人的には”LOVE ALBUM”と並んで1位) 個々の曲をについていうと、生々しいボーカルと暗い曲調が、暗然たる印象と強烈なインパクトを残しつつも、感動的であるT01・T12・T06、文句なしの名曲であるT11、切ないメロディが正に”サニーデイ節”なT05・T09など、いずれも素晴らしい出来栄えだ。美しい旋律と、曽我部の声の力はどのトラックにおいても発揮されている。 しかし、このアルバムが彼らの最高傑作とされる所以は、アルバム全体の纏まりだろう。 楽曲一つ一つをみると、確かに名曲ぞろいだが、どちらかというと地味なものが多い。それらがアルバムとして構成されることで全体として暗く悲しいイメージを喚起し、そのイメージがアルバムの主調音をなすことで、各楽曲の力が止揚され、より力強く・感動的なものになっている。 一言で言えば、非常に完成度の高いアルバムである。 十数曲でひとまとまり、という枠組みの存在意義が疑問視されがちな昨今、「アルバム」という音楽の発表形態の魅力を再認識させられる作品だ。サニーデイ聴いたことの無い人も、これを買っておけば間違いないでしょう。
・「嗚呼切なくて素晴らし過ぎる」
リリースされてしばらく経ちますが、聴くたびに心が揺さぶられます。ベイビー・ブルーの必殺ピアノから、バイ・バイ・ブラックバードの切ない歌声にたどり着くまで本当にあっという間です。これこそが最高傑作なんです。購入して確かめてみてください、泣けますから。
・「感動しました」
久々に音楽を聴いて涙が出ました。特に最後の曲で。前々から聴いてみたいと思っていたけど買うチャンスがなかった方、聴いた方がいいですよ!
・「バンド名がタイトルになった意味」
「だらだらと生き延びてしまったけど、死ぬまで好きなことやれればいい。」はるがそう言って前線に復帰したことは、世の中のピーズファンに対する問題提起なのではないかと私はかんぐってしまった。実際彼は最近、「よく俺に『ファンなんです』とかいってくるやつの目がみんな死んだ魚の目みたい」とラジオで言った。
ともするとピーズファンは、もちろん私も含めて世の中を俯瞰しすぎるきらいがあります。そしてなぜかあきらめ気味になります。そして無意識のうちに、そんな自分に酔ってしまいます。たいていの場合そういう人に友達はあまり出来ません。それは損です。
このアルバムはそういった世間へのあきらめを極力捨てて自分のために生きようとするはるの、
後ろ向きなスタンス!!そのままだけども、だけど前向きに生きようとする決意が色濃く詰め込まれていて、それは「そんなあきらめんなよ」という5年ぶりに戻ってきたはるのファンに対する最初の挨拶のように感じられました。ファンも変化を求められてるんじゃないでしょうか。
自分もこのアルバム聞いて、もう少し素直に世の中と付き合っていきたいと思えるようになりました。特にこんな暗い世の中では。
もちろん才能のある人なので、曲のよさは折り紙付きです。いいタイミングだから、ピーズ未体験の人もこの機会にどうぞ。ひねくれた人も、素直に元気が出ると思います。ラスト「グライダー」最高です。
・「負けること逃げること、それが一番大事」
ある種の人々にとってピーズはとても重要なバンドである。どうゆう人たちかはこれを読んでるぐらいなら言わなくてもわかるだろう。1曲目「行きのばし」から涙ぼーぼー。「喰えそーもねー」の最後の1行。こんなせつないラブソングが他の誰に書けるのか?
あまり誰も言わないしファンなら今さら何をなのだが、メロディメーカーとしてのはるの才能は今回も爆発している。
・「つかいのこしたもの」
「使いのこし」を聞いて久しぶりにピーズ独特の世界に引き戻された気がする。音楽はいつも不完全なのだが、その不完全さがなぜか許せる、というか不完全でないとピーズでない、みたいな印象をいつも受ける。
不完全でいい、と思わせる世界観がある。まだ途中だから不完全なのか。
星4つなのはあいかわらず不完全だから。
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