Waldron: One More Time (詳細)
Mal Waldron(アーティスト)
Thelonious Monk Quartet with John Coltrane - At Carnegie Hall (詳細)
Thelonious Monk(アーティスト), John Coltrane(アーティスト)
「歴史的発掘音源の米国盤はCCCDではない通常盤!」「半世紀を経て発見された歴史的名演!」「コレでしょう!!!無条件で推薦」「ビックリしたなあ」「歴史的発見」
Things Fall Apart (詳細)
The Roots(アーティスト)
「THE ROOTSを聴くならコレ!」「シリアスでオーガニック・・・ 他では味わえない。」「You got me!」「快作」「心地よく聞ける」
「冴えわたるバートンのヴァイヴ」「バートンもいいけどラリー・コリエルもいい」「ジャズロックの萌芽を聴け!」
Spirits 1 & 2 (詳細)
Keith Jarrett(アーティスト)
「ファン必聴の民俗音楽的世界」「こう言ってはキースが怒るだろうが........、癒されますなぁ....」「天才としか言いようが無い」「アーティストとしてのキースの最高傑作」「ジャレットとペイジ」
That's For Sure (詳細)
Marc Copland(アーティスト)
「泣けます。聞かせてくれます。」「類まれなる究極のリリシズム」
Lost in the Stars: The Music of Kurt Weill (詳細)
Various Artists(アーティスト)
「スティング!ルー・リード!トム・ウェイツ!」「メンツ最高」「妙な統一感」
Solo Guitar Vol 1 (詳細)
Derek Bailey(アーティスト)
Jazz in Britain 68-69 (詳細)
John Surman(アーティスト), Alan Skidmore(アーティスト), Tony Oxley(アーティスト), Kenny Wheeler(アーティスト)
「英JAZZ集めないとなぁ・・・」
Cold Mountains (詳細)
Michael Garrick(アーティスト)
「求む!再評価」
Fall Out (詳細)
Terry Smith(アーティスト)
「待望のCD化」
Cobblestone Runway (詳細)
Ron Sexsmith(アーティスト)
Car Wheels on a Gravel Road (詳細)
Lucinda Williams(アーティスト)
「通奏低音としてのルーツ音楽」「傑作」「男前」
Cal Tjader Plays, Mary Stallings Sings (詳細)
Cal Tjader(アーティスト)
Iron Leg: The Complete Mickey and the Soul Generation (詳細)
Mickey and the Soul Generation(アーティスト)
「トッドのシングル集」「もりだくさん」「ジャケットのイラストは嫌がらせか?(笑)」
Something for Everyone (詳細)
Don Cunningham(アーティスト)
「500枚しかプレスされなかったという幻のレコードが遂にCD化!」
Blunted in the Bomb Shelter Mix (詳細)
Madlib(アーティスト)
「madlib reggae!」
Moondog: The Viking of Sixth Avenue (詳細)
Moondog (Louis Thomas Hardin)(作曲)
「moondog最良のCD」
「個人的にはベスト盤よりベストです」「これこそギャルのベスト。」「今でも新鮮」
「奇跡的な7人のクリエーターたち!!」「ソフトプログレ」「ふんわり、幸せ」「ロック、ポップスのたどり着いた一つの頂点」「奇跡的な名盤」
METAL LUNCHBOX (詳細)
GREAT3(アーティスト), 片寄明人(その他), 高桑圭(その他), 白根賢一(その他), 長田進(その他)
「あらゆる手段の果てに。」「粒揃い」「色褪せない音」
オデッセイ・アンド・オーラクル (詳細)
ザ・ゾンビーズ(アーティスト)
「いろんな角度から何度でも味わえる」「Heaven's music」「サイケソフトロックの超名盤」「本当に陽の目を見たのか?」「買って良かった!」
スーパー・ハート・グノーム (詳細)
EL-MALO(アーティスト), 柚木隆一郎(その他), 會田茂一(その他)
「いよいよ復活するそうです!」
The Serpent (In Quicksilver) (詳細)
Harold Budd(アーティスト)
「カップリングCD」
● 漆黒
● トッド・ラングレン(Todd Rundgren)の落穂拾い・その1(1968〜1978)
● 推薦盤
● Psychedelic Sounds Satanic Club Band
● ★心に沁みるJazz Pianoの名曲・名演集(伴奏も含む)
● モンクが一番!
● 精神安定剤
● 教科書通りの定番
●Thelonious Monk Quartet with John Coltrane - At Carnegie Hall
・「歴史的発掘音源の米国盤はCCCDではない通常盤!」
MonkとColtraneの共演盤の発掘というだけでも,歴史的快挙であるが,この予想を上回る音質の良さにはある種の驚きさえ感じざるを得ない。演奏はMonk,Traneともに好調であるが,本録音(1957年11月29日)の段階でTraneのフレージングにはかなりの成長のあとが見られるし,既にシーツ・オブ・サウンドの萌芽が見られることがわかる。注目がTraneに集まるのは仕方ないところだが,最良の共演者を迎えたMonkの演奏も素晴らしい。いずれにしても本年最大の発掘音源の一つであることは間違いないところ。尚,欧州,日本ではCCCDやセキュアCDで発売されている本盤も,EMIの毎度のパターンのとおり,米国盤は通常CDフォーマットでの発売である。デリバリーに多少の時間が掛かっても,米国盤の入手にこだわるべきアルバムである。
・「半世紀を経て発見された歴史的名演!」
マイルスが1957年に一時グループを解散した後、コルトレーンは4月からの9ヶ月間、モンクの教えを乞うために、毎朝ベッドで寝ていたモンクを起こし、練習に励んだ。4月16日には早速「セロニアス・ヒムセルフ」というソロ・ピアノアルバムの最後に「モンクスムード」をウィルバー・ウェアのベースとともにトリオ演奏の録音をしている。このCDの1曲目であり、モンク独特のタイム感覚でここでも演奏されています。 このCDは、2005年2月に発見された38cm/秒のテープスピードによるモノラル録音テープが音源となっています。CDが実用化されるまで、家庭用オープンリールデッキは38cm/秒が最高峰だった事を見ても、音質的に充分! 11月29日のコンサートは、午後8時30分からのステージと深夜の2回演奏され、5曲目までが最初のステージ、6曲目からが2回目のステージとなっており、5曲目までは、ほぼモンクのピアノを中心とした演奏ですが、2回目が凄い! 7曲目の「スイート・アンド・ラブリー」の中盤4分58秒からテンポが早まり、モンクは伴奏に徹し、コルトレーンの強烈なサックス「シーツ・オブ・サウンド」の完成された演奏を聴く事が出来る! ここに至るまで、6月26日の「モンクス・ミュージック」と「セロニアス・モンク ウィズ ジョン・コルトレーン」の録音、7月からのファイブ・スポットへの出演という過程を踏み、ついにこのCDでは「コルトレーン」の誕生を耳にする事が出来ます。これは素晴らしい! 上記3枚と合わせて聴く事により、コルトレーンの進歩する姿を聴く事ができます。このCDだけでも無論充分ですが、興味をお持ちなら是非、聞き比べてみましょう。熱心に修行した「コルトレーン」の成果がここに有ります!素晴らしいテープが存在していた事に感謝!
・「コレでしょう!!!無条件で推薦」
ああ、遂にこんなものが聴けるとは!!50年近く、その存在が捜し求められてきた音源を耳にできるとは!!しかも素晴らしい音質で!!
実際、ファイブスポットではなく、大観衆を前にしてのカーネギーホール、ということもあって、やや前半は少しおとなし気味ながら、段々と…アルペジオ、ダブルタイムを多用したシーツオブサウンドの世界へ!こんなサウンドは、勿論それまで存在しなかった。
少しオフマイク気味のトレーンですが、実際の音はこんな感じだったのでしょう。素晴らしい。モンクのピアノもいいですよ。聴きながら、立ち上がってクルクル同じところを回りたくなりますね。怪しさ100%!
日本盤はCCCDで、大分問題になって、輸入盤を求める人も多いと思います。まあそれを抜きにしても、この内容なら今すぐ聴くべきだと思います。
・「ビックリしたなあ」
もはやジャズ史の伝説と化している、1957年のセロニアス・モンク・カルテット・ウィズ・コルトレーンのライブ。十数年前に出たファイヴ・スポットでのプライヴェート録音(トレーンの最初の奥さんのナイーマさんがポータブル・レコーダーを持ち込んで録音していた!)のCDの音質があまりにも悲惨だったので、本作の音の良さには感動します。
演奏が若干おとなしくて、キッチリしすぎているのは場所がライヴハウスではなくてコンサートホールだからか。それでもトレーンのソロの随所に「シーツ・オヴ・サウンド」の萌芽が垣間見られるのがスリリング。
一般的にわが国ではコルトレーンが大化けしたのは、マイルズ・デイヴィスのバンドにいるときにモード演奏を吸収および学習してから、というのが定説になっているが、それは誤りで「シーツ・オヴ・サウンド」のアイディアはモンクから得たというのが真実らしい。
あのソニー・ロリンズもモンクから多大の教えを受けていて、「モンクは教師というよりヒンズ−教でいうグールー(導師)のような人だった」とまで発言しているのである。そう考えるとモンクはわが国では過小評価されすぎですよね。
・「歴史的発見」
モダンジャズファンにとって偶然見つかったというこのテープの発見は歴史的です。これから聞く人はスタジオ録音の「モンク・ウィズ・コルトレーン」は聞いておいた方がいいでしょうが、これも歴史的と言われ心震わせて聞いたあの録音状態のライブ「ファイブスポット」はもう聞く必要がないでしょう。曲目はお馴染みのものばかりですが、前述の2枚に比べ、コルトレーンは自信満々で吹いてます。なお、私のは輸入盤のCCCDですが、安物のミニコンポ・CDラジカセ・カーステでの再生は全く問題なしです。
・「THE ROOTSを聴くならコレ!」
ボクはこれがTHE ROOTSの最高傑作だと思います。アルバム全体を通してシリアスな内容の作品ですが、決して重すぎず、生音のグルーブとBLACK THOUGHTのラップが凄くかっこ良く気持ち良いです。MOS DEF、COMMON、JAY DEE、D'ANGELO、ERYKAH BADUなどが参加しており、みんなヤバい仕事をしています。COMMONの「LIKE WATER FOR CHOCOLATE」といい、SLUM VILLAGE「FANTASTIC, VOL.2」といい、この頃のSOULQUARIAN'S周辺の仕事はとても素晴らしいです(勿論、今も素晴らしいですが)。オススメは【3】、【6】、【9】、【10】、【15】、【16】ですが、やっぱり全部良いです。どの曲も紹介したいのですが、百聞は一見に如かず。聴いてない人は是非、聴いてみて下さい。
・「シリアスでオーガニック・・・ 他では味わえない。」
ディアンジェロやジェイディーが音で参加し、コモン、モスデフやエリカバドゥが声で参加している。その全てがルーツと一体となっていて、素晴らしいバランスの良さを見せている。ブラックソートのスキルの高さを再認識でき、ルーツとしての幅広さを理解できる「You Got Me」と、これが基本の「Next Movement」が最高。
・「You got me!」
このCDを買ってからThe Rootsにはまりました。きっかけはこのアルバムの15曲目に収録されている「You got me」をラジオで聞いて魅了されたことでした。しっとり系でなおかつR&Bクイーンの一人、Erykah Baduをフィーチャーしてます。またYou got me以外にもStep Into The RealmからAin't Sayin' Nothin' Newまでの5曲のつなぎ方が気に入ってます。
・「快作」
ディアンジェロの傑作アルバムVoodooの製作過程で影響を受けたクエストラブが、それを見事に表現しえた作品。全体的に似たような曲が多いが、そのグルーヴに身を委ねるとただひたすら気持ちよく聴けます。しかもポップなので誰にでも聴きやすいときています。ヒップホップ好きな人以外にも受けそうなサウンドなので皆さん是非!!
・「心地よく聞ける」
最初から最後まで心地よくききぬけられる。つうか終わるなぁて思うぐらい。要するに捨て曲はなし。jazzyに始まったか思たら3番でノリのええトラックにスキルフルなラップがよう合って、でまたjazzyになって心落ち着いて12番でディードルのかっこよさでまたノリ有名なYOU GOT MEのエリカバドゥのとろけるようなコーラスで締める…と非の打ち所がない作品になっとるね。聞こ!
●ダスター
・「冴えわたるバートンのヴァイヴ」
1967年に録音された。当時はロックとジャズミュージシャンが共演することなど珍しかったが、有名なロックのギタリスト、ラリー・コリエルとゲーリー・バートンの共演とういうので、話題になった。ロックっぽい所もあるが、聴きどころは4曲目の「モジョ将軍の戦略」。変な名前だがリリカルで、とても美しい曲だ。バートンの透明感あふれるヴァイヴが冴えわたる。バートンの新境地を切り開いた1枚にして、代表作の1枚でもある(松本敏之)
・「バートンもいいけどラリー・コリエルもいい」
待望のCD再発。1曲目からゲィリー・バートンの舞うようなヴァィブに、ラリーコリエルのギターがしっとりと絡みます。ECM時代のゲィリー・バートンしかご存知ない方は、ぜひこの機会にお勧めします。このころのゲィリー・バートンは、とてもメロディアスで、かなりJAZZしてます。
・「ジャズロックの萌芽を聴け!」
1967年発表。バンマスのゲイリー・バートンを中心に、ラリー・コリエル(ギター)、ロイ・ヘインズ(ドラム)、スティーブ・スワロー(ベース)といういま考えるとジャズロック、フュージョン界を代表する重鎮が一堂に会した、記念碑的な意味あいをもつ重要な作品です。
ゲイリー・バートンのプレイはほかのレビュアーの方に譲るとして、何と言ってもこの作品の呼び物は若きギタリスト、ラリー・コリエルを大胆に起用した点にあります。当時はまだ無名だったコリエルは臆することなく実にハツラツとしたプレイを展開していますが、中でもフィードバック奏法を取り入れた⑤「One,Two,1-2-3-4」は当時として画期的な名演で、歴史的にも重要な意味をもっています。ここから、60年代後半から70年代初頭にかけて一大ムーブメントになったジャズロック・シーンが始まったといっても過言ではありません。
いま、改めて聴いてみると確かに時代の流れを感じてしまいますが、「マイルスを聴け!」風に言えば、まさにそう書かざるをえません。
・「ファン必聴の民俗音楽的世界」
キースがフルート、タブラ、ギター、パーカッション等様々な楽器で多重録音。独自の世界を切り開いた1枚め、また2枚めのアフリカ的なパーカッションの聴かれる曲に特に魅了されます。1枚め最初、キースのアルバムと聞かされていなければ、日本の夏祭りの祭礼音楽だと錯覚するでしょう。3曲め、ゆっくりしたテンポの笙と和太鼓のような音が聴こえ、日本の悠久、泰平を表現しているよう。5曲目は、歓喜にあふれた曲。6曲目はボーカルを伴うブルースギター。インド音楽の影響もあるのでしょう。9曲め、リコーダーの後ろで、パーカッションと共に中国風の楽器が織り成すリズムが面白い。12曲め、和太鼓(のような楽器)とフルートが織り成すリズムに、最後パーカッションに割り入り転回。2枚め5曲めではボーカルの多重録音による寂寥感のある和声が聴かれます。8曲めは突き抜けるようなasが印象的。10曲めは静的なフルートソロ。「ミステリーズ」等での民族的な世界を押し進めたような世界とさらに当時のキース独自の世界が混淆しているような、音楽が楽しめます。ファンなら必ず聴くべきでしょう
・「こう言ってはキースが怒るだろうが........、癒されますなぁ....」
ã¾ããè¨ã£ã¦ããã¨ãã"ã®ã¢ã«ãã ã誰ã«ã§ãå§ããããã¢ãã§ã¯ãªããä½ã-ããã"ãããã"ãã®ã·ã§ãã-ã§ã¯å£²ã£ã¦ããªããå½å...ç¤ã¯åºã¦ããªãã®ã§ã¯ãªãããªããã ã-ãæ®æ°"ã"ã®ãã³ã°ã®ã¤ã³ããã«éã'æºãã¶ããå¿ã®ç³Part1ã®ã¤ã³ããã«ããããã-ãã"ã¨ã®ãããã«ã¼ã¿ï¼ãã¤ãã£ã®ãã«ã¼ãã§è¸ãåºã-ãããªã£ã¡ãã人ãªãé-"éããªãã¯ã¾ãã¾ããããã§ããã¼ãããæå'³ãã¥ã¼ã¨ã¤ã¸ãã"ã®æã®ã¸ã£ã³ã«ããã¼ã¹ã¯å¤§å«ããã-ããããªã"ã¨ãããéãã§åªã-ãããç'ãããããã®æã®é³æ¥½ã¨éãã太é¼"ããã³ãã³ãé太ããã¤ã¹ãã ã¼ã³ã¨é¿ããæªã-ã'ãªãã«ã¼ãããªã³ã¼ãã¼ãã®ä»-æ°'æ-é³ãã¯ã£ããè¨ã£ã¦ç' æ'ã§ã¬ãµã¬ãµã-ã¦ããã"ã ã'ã©ãæ¿ãã®ãªãããã¿ã¼ã¤ç³æ¸...æ°'ãéè'æ¨¹ã®æ£®ãããã§ããã§ãé»'ã£ã½ã岩ã®å!é-"ã'æµãã¦ãã¦ãé'ã空ã«ç½ãé²ãå°é³¥ã®ããããã空æ°-ããã¼ã³ã¨ãã¾ãï¼ã¨ããæãã®ç'ããæ-¹ããã¼ãè¸ã¿åã'ã¦ãè¸ã¿åã'ã¦ã深山ãå±±é ç«ãªé³æ¥½ã§ããã¾ããã«ã»ããã®ã"ã³ãã³é²é³ã§ã"ã"ãªãªããï¼ãã³ãã«ï¼æãã¹ã-ECï¼ã
・「天才としか言いようが無い」
かなり大御所といわれるようなミュージシャンでも、それまでその名声を築き上げてきたジャンルとは異なる分野に手を出した場合(特に民族音楽に向かうとこのパターンが多い気がするが)、「あー、○○がこれをやるとこんな風になるんだねー。ふーん。」程度か、酷いときは「ありゃりゃ、やっちゃった・・・」となってしまうことが往々にしてある。
しかし、この天才としか言いようの無いキースジャレットという人は、完全に自分の音楽として民族楽器を操り、我々を知らぬ間に無防備にし、我々日本人とは何の関係も無いはずのアフリカの大地やアマゾンのジャングルに郷愁を感じさせ、突如子供の頃行った夏祭りの賑わいを思い出させてくれたりする。
そこに、超一流メロディーメーカーとしてのキースの力量が遺憾なく発揮されていることは言うまでも無いが、各楽器が絶妙のタイミングで登場してくるのが、また憎たらしいほど心地よい。
音楽を聴く歓びに素直に浸れる一枚。
・「アーティストとしてのキースの最高傑作」
究極的に言えば、音楽の創作は結局一人でやるものだ、とよく天才どもが言いますが、「ミスター孤高」のキースさんもその境地に達したのがこの傑作。はっきり言っていささかも「ジャズ」しておりません。あの「スタンダーズ」みたいなタイプの音楽が「ジャズ」なのだ、仰る方々にとっては、という意味でですが。
このアルバムは全編キースの楽器多重録音によって成り立っており、使っている楽器も、ピアノはむしろ少なく、リコーダーとか、パーカッションが多いです。
彼の元々の音楽性を特色付けていた、フォーク&トラッドタッチの素朴な音になっているのですね。それだけに彼の美旋律クリエイターぶりが露わになって、あのうなり声に騙されちゃいかんな、と強く思うのでありますよ。
透き通った、それでいて密林の奥深くにいるかのような不思議な音空間も、彼の非凡な才能を感じさせます。個人的にはサンポーニャ奏者の瀬木貴将がカヴァーしたスピリッツNO.15がお勧めです。
単純だけど、体の奥底にズシンと響く深い深いメロディを奏でるリコーダーが、幾重にも幾重にも重ねられていく圧倒的な展開は、すっかりスノッブになってしまった僕たちの心を感動で揺さぶります。
・「ジャレットとペイジ」
多くの人が異論を唱えることを私は言いがちですが、殊にミュージシャンに関してはそうです。キース・ジャレットとジミー・ペイジとの共通点を感じるのは私だけでしょうね。ペイジはツェッペリンの3作目創作にあたってインドの地元ミュージシャンとセッションを試験的に行っており、その模様はテコムサというブートレーベルから「THE COMPLETE BOMBAY SESSIONS」という素晴らしいコレクターズCD(入手困難)で堪能できます。ペイジが描いていたエキゾチックな音楽と自己との融合。ジャレットはこの「SPIRITS」で同様の感性を披露しています。東洋と西洋、中近東などのいわゆる世界音楽の総和らしき世界が、ジャレット一人の手によって完成度の非常に高い本作で繰り広げられています。2枚組ながら全体として一貫性を持っており、この時期のジャレットらしさがむしろ新鮮です。昨今のジャレット・トリオにマンネリ化を感じているのであれば、ジャレットの原点に戻ってみてはいかがでしょうか。
・「泣けます。聞かせてくれます。」
ケニー・ホイラーって、こんなに素敵なフリューゲルホンを聞かせてくれんるんですね。マーク・コープランドの夢見心地のようなピアノの調べに乗せて、まるで宙を舞うようなフリューゲルホンがすごく魅力的です。アバクロンビーのギターもいつもになくセンチメンタルです。
・「類まれなる究極のリリシズム」
ビル・エヴァンス派のピアニスト、マーク・コープランドとECMを代表する知性派コンテンポラリー系ギタリスト、ジョン・アバークロンビー、フリューゲルホルンの名手、ケニー・ホイーラーといういぶし銀の匠3人による究極のリリシズムが溢れる作品です。2000年の作品。
ジョン・アバークロンビーは同じビル・エヴァンス派のアンディ・ラヴァーンとの作品でも好演奏を聴かせてくれますが、ここではかつてのECMでの盟友ホイーラーが加わることで、何ともハートウォーミングで心安らぐ作品に仕上がっています。かつてはホイーラーの作品「Deer Wan」では静寂の中での激しい情念を表現していた彼らですが、年齢を重ねることで角もすっかり取れて、実に心地良さそうにプレイしている様が手にとるようにわかります。
安易に表現すれば「癒し=ヒーリング音楽」ということになるかも知れませんが、匠3人による糸を丹念に紡ぐような丁寧な仕事ぶりが随所に光っています。
●Lost in the Stars: The Music of Kurt Weill
・「スティング!ルー・リード!トム・ウェイツ!」
個性的大人のロッカーやジャズ・ミュージシャンがプレイする、クルト・ワイルへのオマージュ。マリアンヌ・フェイスフル、相変わらず気だるーい!。トッド・ラングレン、暴唱!いいのかこれで?いいんです最高です。
スティングがシンプルに歌うマック・ザ・ナイフ、ドアーズやデヴィッド・ボウィーもカヴァ-したアラバマ・ソングなどなど、スタンダ-ドもあるよ。
叙情性に溢れる詩情最強(笑)のトリビュート・アルバム、ロック好きのヤング(笑)にもお薦めだー!
・「メンツ最高」
クルト・ワイルは1900年ドイツ生まれ、20世紀最高のコンポーザーの一人。ベルト・ブレヒトとの共同作業による「三文オペラ」などが有名。
このアルバムは、1985年録音のロック・ミュージシャンを中心としたクルト・ワイルの作品集。古いスタイルのアレンジで貫かれており、1930-40年代頃の西欧にトリップ出来ます(逆にいえば、ロック以外を聴けない人にはちょっと苦しいアルバム)。
特筆すべきは参加ミュージシャンで、Stingが「ブルー・タートルの夢」同様にB.マルサリスやK.カークランドを連れて参加している(2)他、Marianne Faithfull(4), Lou Reed(12),Tom Waits(13), Todd Rungren(18)や、何とVan Dyke Parksが(5)(10)(20)で参加していることも嬉しいところでしょう。ジャズの方面からもカーラ・ブレイ(12)やチャーリー・ヘイデン(19)などが参加。とにかく豪華で、めちゃくちゃ聴き応えあります。
・「妙な統一感」
ハル・ウィルナーがプロデュースしたアルバムだと思います。このプロデューサーのシリーズは、他に、ディズニーもの(Stay Awake)、セロニアス・モンクのカバー(A tribute to Thelonious Monk)等があったと思います。未聴ですが、ニーノ・ロータの曲集もあったと記憶しています。クルト・ワイル、ディズニー、セロニアス・モンクの3作全てに不思議な統一感があり、休日の午後に(多少、ダルい感じで)BGMにして聴くには最適な感じです。(あくまで個人的感想)お手軽なコンピレーションではなく、このアルバム用にミュージシャンを集めてオムニバスを作ったのですから、完成度は高いです。これがクルト・ワイルの入門編になるとは思いません。でもロック系の音楽が好きな私などは、クルト・ワイルという音楽家を知る入口にもなりましたし、違和感なく音楽として楽しめました。なんだか、可愛いんですよ。先に述べた3枚の中でも、これが一番お気に入り。多彩なミュージシャンが参加している中で印象に残るのがルー・リード。我が道、行ってます。それでも浮いた感じがしないのはハル・ウィルナーのセンスでしょうか?本当にチャーミングなアルバムです。あれこれ考えず、先入観なく、さらりと聞けそうな人におすすめです。
・「英JAZZ集めないとなぁ・・・」
聴く前にイメージしていたのは、もっとフリー寄りの演奏が多いと思っていましたがむしろモード、新主流派的ですね。内容は思った以上に良いですねぇ(もっと習作的かと思ってました)JAZZファンよりむしろプログレ・ファンの方達が買われると思いますが今まで30年以上入手困難だった事を考えると手に入るうちに買っておいたほうがいいですよ。最近出ている'60年代の英ジャズのCDなくなる前に買っておかないとなぁ・・・(VOCALIONとかJASMINなど)
・「求む!再評価」
昨年CD化された英国人マイケル・ギャリックのピアノトリオ傑作盤。
録音は1972年のロンドン。MICHAEL GARRICK(P)/DAVE GREEN(b)/TREVOR TOMKINS(ds)端整な音がまた魅力で、やはり英国人であるDJのGilles Petersonが自身のコンピ Impressed With Gilles Petersonにこのアルバムの2曲目First Bornを入れています。
ここ数年で英国産ジャズも割りと再発されているような感がありますが、もっともっと埋もれている作品が出てくるといいですね。
・「待望のCD化」
オリジナルのUK盤は最近どんどん高騰し、ますます入手困難になっていたので、待望のCD化だ。
Kenny Wheeler、Ronnie Ross、Gordon Beckなどの有名どころはじめとしたイギリスの腕利き達の入った大きな編成のセッションと、Terryのギターとオルガン&ベースのトリオによるセッションが収められている。
どちらのセッションでも、Terryはウェス・モンゴメリー・ライクなソロをたっぷり聴かせてくれる。
ウェスが好きな人なら間違いなくハマるのでは。
・「通奏低音としてのルーツ音楽」
ルシンダ・ウィリアムズは1953年ロサンジェルスのレークチャールズで生まれた。多くのミュージッシャンがそうであるように、彼女もまた少女期の家庭環境が大きな影響を与えている。父親はデルタ・ブルーズとハンク・ウィリアムズを愛する文学教授、そして詩人だった。そして母親を通し、ジョーン・バエズやボブ・ディランの歌に触れることになったのである。一家は父親の仕事の関係で、ルイジアナ、ミシシッピ、ジョージア、アーカンサスと転々とする。ニューオリンズに移住したころ、彼女はフォークソング活動を開始したのである。1969年に忠誠の誓いを拒否して高校を退学しているのも特筆すべきであろう。 1974年、スミソニアン・フォークウェイズに送ったデモテープで録音の機会を得る。79年に待望のアルバム "Ramblin'" がリリースされるが、それはブルー、カントリー、フォーク、そしてケイジャンといった伝統音楽を踏まえたものだった。以降、彼女の姿勢は一貫したものがあるといって間違いないだろう。それは斬新なスタイルの中に、通奏低音としてのアメリカンルーツ音楽が脈々と流れていることである。このCDは1998年にリリースされたもので、グラミー賞の最優秀コンテンポラリー・フォーク・アルバムを受賞した珠玉の作品集である。
・「傑作」
Ray Kennedy、Steve Earleのアメリカを代表する大物プロデューサーチームに支えられ、そして最高のマルチプレイヤーGurf MorlixをメインプレイヤーにRubinもミックスに携わり、そして姉御Lucindaのソングライティング力、ハスキーだけどもどことなく透明感があり、土臭くもあり愛嬌のある声、各々の才能が上手く機能した素晴らしいルーツロック。前作よりも完成度が高く、アメリカの才能がぎゅぎゅっと詰まった名盤。全米NO.1女性シンガーソングライターと評されるミュージシャンのキャリアハイ作品だけども、日本では熱心なルーツロック、オルタナティブカントリー系のファンにしか浸透していないのには驚き。ちなみにグラミー受賞の約1年後に日本盤がリリースされたという、音楽後進国日本の現状が見え隠れする名盤(グチグチ)
・「男前」
これは傑作。シェリル・クロウ以降、ややカントリーっぽい女性ロックシンガーわんさか出てきたが、ルシンダ・ウィリアムスは他を寄せつけない、そのジャンルでの最高峰だ。よく男勝りの女性を「男前」と言ってほめるが、彼女はものすごく男前だ。大地真央クラス。何枚か聴いたが、彼女の作品ではこれがベスト。
・「トッドのシングル集」
トッド・ラングレンは、どちらかといえばシングル・アーティストではないが、彼の出したシングルのA・B面を集めた作品集。一般的なトッドの代表作はほぼ網羅されているが、あくまでもシングル集であって、ベストではないというのが感想。
トッドには「サムシング・エニシング」のようにシングル以外にも素晴らしい曲がいっぱいの作品が多くあるためで、この作品は、初めてトッドを聴く人、トッドのヒット(といっても多くはないが)を一枚で聴きたいという人向きかなという気がします。
もちろん、「ハロー・イッツ・ミー」を始めとする素晴らしい曲が詰まっていますので、作品自体の価値は高いと思いますが、この作品で止まらず、少なくとも「サムシング・エニシング」だけは聴いて欲しいと思います。
・「もりだくさん」
このアルバムは本当にもりだくさんですよ。ゲームのスーパーマリオで使われている曲が入っていてびっくりしました。マリオに使われているなんてさすがトッド!ディスク2の5番の「友達でいさせて」は映画バニラ・スカイで使われていました。
ディスク1の11番の「ハロー・イッツ・ミー」は映画ヴァージン・スーサイズの女の子達が電話で会話をしているシーンで使われてた曲です。「A Dream Goes On Forever」もヴァージン・スーサイズです。
切ない曲はもちろん楽しい曲までいっぱいですとにかくたくさん入っててこの値段なので買わなきゃ損ですよっ
・「ジャケットのイラストは嫌がらせか?(笑)」
1970年から83年までにベアズヴィルからリリースされたシングルのA面とB面を集めた日本独自のコンピレーション。とにかくいい曲が目白押しなのだが、特にDisk 1は素晴らしい。どの曲もトッドの非凡な作曲センスがよく出ている。☆3つにしたのはDisk 2の後半になってくると打ち込み中心で今聞くとどうしてもバンド演奏の曲に比べて見劣りがするのと、リマスター技術が現在ほど進化していないため音質的にやや難のある曲があるため。
・「500枚しかプレスされなかったという幻のレコードが遂にCD化!」
レアなだけで中身はたいしたことがない再発も多いので期待せずに聴いたら、あまりの良さに背筋が伸びてしまいました。JAZZIN'とか行ってた人だったら必聴!
収録曲は1. Angelina2. I'm Your Slave3. Quiet Village4. Tabu5. Manha de Carnival6. Sylvie7. Samba de Orpheu
●Blunted in the Bomb Shelter Mix
・「madlib reggae!」
Madlibが選曲、remix!reggaeといってもdancehallやreggaetoneやそういうのではなく、これはdubでしょう。このalbumはMadlibらしさ?が出ているんではないんでしょうか。ゆったりとした#を中心につないでmixしていて、そこでDJがplayしているようです。Madlib好きでdubが好きな人には秀逸かも。自分的には最高です!
●Moondog: The Viking of Sixth Avenue
・「moondog最良のCD」
最も優れた仕事であるシングルをまとめたCD。これまで出ていたどのCDよりも、お薦め。この盲目のストリートミュージシャンの神髄がわかる。ぼくが入手したころよりも、ずいぶん値段も安くなったので、手に入るうちにどうぞ。収録曲は、ミニマルなマーチのようなものやミニマルなジャズっぽい曲、ミニマルな聖歌みたいなのなど、バラエティに富んでいる。って全部ミニマルやけど。まるでbasic channelのようなミニマル・テクノな曲もあるぞ。オネスト・ジョンズのいい仕事の一つ。
●1968
・「個人的にはベスト盤よりベストです」
FRANCE GALLのアルバムでは飛び抜けて好きな一枚です。『夢見るシャンソン人形』や、『ジャズ・ア・ゴーゴー』なんかの超有名曲は入っては無いものの、それでも最初の一枚にお薦めできる一枚です。 まず、一曲目の出だしからすでにやられます。
4曲目の『けんかの前に』と11曲目『メイド・イン.フランス』なんかはとてもグルーヴ感のある曲で、ドイツかどっかのDJの比較的有名なコンピなんかにも取り上げられてました。踊れます!そして元気が出ます。 さらに、7曲目の『ある男の子の恋人』なんかは、かの『デイドリームビリーバー』級に泣かす良い曲です。 あと10曲目あたりもJAZZYでとても洒落た曲ですし、8曲目あたりはベスト盤なんかにも入ってる名曲ですね。 ゲンズブール作のモノも2曲入ってます。 こんな感じでホントに盛り沢山なアルバムです。フランス・ギャルが気になったなら、是非手に取って欲しい一枚です。
・「これこそギャルのベスト。」
France Gallの60年代に名盤数あれど、イエ・イエにJazzに、このアルバムではソフト・サイケまで加わって、音のバラエティーで言えば、60年代の Gallで1番じゃないかな。Gallのロリ声を聴きながら、軽い白昼夢。現実に戻ってこれなくなりそうだわ。フレンチ・サイケ風(あんのかそんなの)なジャケも最高。
・「今でも新鮮」
爽やかで甘みがあるけれど、甘すぎないところが好きです。フレンチポップというと、歌の上手い下手は別として、ささやくように歌う女性歌手がもてはやされる中で、フランス・ギャルは、かわいい声でなおかつ音程がしっかりしてます。(昔、ゲンズブールも彼女の歌は「機械のように正確」と称賛してました)温かみがあって人を惹き付ける歌声です。個人的には、最後に収録されているデュエットが、聞いててウキウキしますし、かわいらしいと思います。おしゃれで、歌詞は女の子におすすめ。
●ビギン
・「奇跡的な7人のクリエーターたち!!」
このアルバムの画期的なのはポピュラー・ミュージック史上初の16チャンネル導入レコーディングの一つである。是非2つのスピーカーの前で聴いていただきたい。66年から録音が始まり、68年にリリースされるが同時期のアルバムと聞き比べて欲しい。例えばビートルズで云えば『ホワイト・アルバム』の時期にあたる。8トラック導入でそれまでに比べグッと音の厚みが増したが、こちらのとでは音像のあまりの違いに眼を見張ることだろう。計算つくされたコーラス・ワーク、見事なコラージュ。カートがそれまで裏方の仕事で培ってきた方法論がここきて一気に爆発!見事なまでに反映されている。内容については今更いうまでもないがデビュー・シングとなった「イッツ・ユー」を始め「イット・ウォント・オールウェイズ・ビー・ザ・セイムー」など全編において美しいメロディー、細部にわたる編曲に絡み合う楽曲がトータル性を醸しだしてる。またカートと共に共同プロデューサーである、キース・オルセンの手腕も見逃せない。オリジナル・アナログでは1~8がA面、9~14がB面、15、16がプロモ・シングルの未発表曲。
なお、『ミレニウム』の前身だった『ボール・ルーム』の存在もファンなら見逃せない。
・「ソフトプログレ」
カート・ベッチャー/ゲイリー・アッシャーによる時代を超えたソフトロック名盤中の名盤(68年作)。
ソフトロックというジャンルをどのように見るかは結構難しい。カーペンターズやセルジオ・メンデスとブラジル66などが、ソフトロックとするなら、それはソフィティスケイトされたメロディの美しさや柔らかさが基準となっているように思うが、このミレニウムは、その要素も含みつつ、根っこにはビートルズの「サージェント・ペパーズ〜」から始まった実験音楽としての側面が強い。それは単に美しい音楽を目指したわけではなく、ちょっどブライアン・ウィルソンが「ペットサウンズ」でスタジオ録音での執拗なまでの緻密さを追求した行為とほぼ近い。そのためミレニウムは、正式バンドメンバーを決めずに、一流ミュージシャンを適材適所に配置するという、かなり特殊な形態を持っていた。つまりポップなオブラートに身を包みつつ、やっていることは、怖ろしいまでのプログレである。ソフトロックというより、ソフトプログレと呼びたいくらいにだ。
それでいて、いわゆるプログレから感じる難解さやとっつきにくさというのが、皆無であるのは、やはりそもそもがアソシエィションなどハーモーニーポップを手掛けてきた才人、カート・ベッチャーの恐るべき手腕にあるのだろう。これだけ実験的なことを試していても、人懐こさというのが、全く忘れらていない。むしろ奇抜なアレンジにより、その魅力を増しているくらいだ。全く当時最先端だった16トラック録音で、いきなりこれを作ってしまったというのは、本当に驚愕すべきことだ。ジャンルという壁をあっさりと飛び越えられる本当の意味での名盤だと思う。
・「ふんわり、幸せ」
こったアレンジ、マルチ・トラック・レコーディングなど、いろいろトピックのあるアルバムですが、何より聞いている人に幸せな気分を分けてくれる、そんな音楽。
・「ロック、ポップスのたどり着いた一つの頂点」
60年代に起きた、スタジオ録音での様々な工夫の集大成がまさにこのアルバム。発売から40年近くが経っているがこのような凄まじい音を出すアルバムは他にはない。まるでオーパーツのような一枚。デビューアルバムにして当時のコロムビアレコードで最高額の制作費をかけて作られ、全く売れなかったアルバムなのだが。70年代に入り商業主義化が進む音楽業界に向けて放たれた60年代ロックの最後の悲鳴だったのか。その悲しい声は21世紀になった今でも美しく響く。
・「奇跡的な名盤」
ミレニウムの唯一のアルバム(1968年)。美しいメロディとハーモニーをベースに、奇抜なアイディアに溢れ、しかもそれが奇異な感じにならずにまとめられ、不思議な音世界をたのしめます。 「革新的すぎた」ために会社から「ゴミ」扱いされ全く商業的成功をみなかった、なんて言うと、まるでヴェルヴェッツの「バナナ」やビーチ・ボーイズの「ペット・サウンズ」のようです。 ソフト・ロックなんてジャンル分けをするから、このアルバムの知名度が低いんだと思いますが、これは「ペット・サウンズ」と並び称されるべき傑作と思います。
・「あらゆる手段の果てに。」
2ndアルバムはジャケットが示すように多様性にあふれたアルバムとなった。それと同時に歌詞の方は更に切なさを増している。これは彼らが音楽に制約を与えない証拠であり、同時に自分の感情は絶対に曲げない頑固者でもあることを示している。もし彼らの歌詞を自己憐憫だと考える人はもう少しちゃんと読み取って欲しい。そこにはどうしようもない現実が見えてしまう悲しさと同時にそれでも生きていくという意志がある。
・「粒揃い」
ふと今作のラスト「LAST SONG」がアタマの中を流れ出したので今書いている次第です。
この歌はリアルタイムで聴いた10年?前は、デタラメなドラムサンプリングがかっこいいな~、なんて思ってましたが歌詞がすごすぎますね。
片寄氏の声質はこういう鬱入った心情風景を歌わせたらまさにグレイト!影とかマイバニーアイズとか
・「色褪せない音」
GREAT3の音は、何度聴いても「慣れる」ということがない。そのくせ、聴くたびに「この音たちがやっぱり好き」と安心してしまうのだ。音とリズムと片寄さんの声と。どれも安定しない感じをかもし出しつつ、ピンポイントのベストバランスを決して踏み外すことがない。その均衡に、いつも恍惚とさせられる。この『METAL〜』は、そんなGREAT3らしさを存分に含みながら、十分一般受けもすると思われる名曲が揃っている。生で聴きたいなぁ…。
・「いろんな角度から何度でも味わえる」
ロッド・アージェントとクリス・ホワイトの極上メロディ・メーカー2人が同じバンドに在籍したことはまさに奇跡!それに加え、胸がキュッとなるボーカリスト、コリン・ブランストーンまで居る!!全曲いたってシンプル、しかし独創的。コーラス・ワークは凝りに凝っていて、鍵盤楽器も曲ごとに換えてバラエティに富んでいる。ピアノ、ハープシーコード、オルガン、おそらくメロトロンをもっとも効果的に贅沢に使っているのはこのアルバム以外にない。ベースもいいメロディを歌うし、ドラムはリズム・パターンが曲ごとに違って多彩。いろんな角度から何度でも味わえて、飽きの来ないアルバム。
・「Heaven's music」
私はこのアルバムを聞く度、とてもこの世のものとは思えない不思議な陶酔感を覚えます。
例えばそれはビートルズを聞く時の幸福感やオルタナの刹那感など現実の中での感情や逃避ではなく、浮世とは完全に隔てられた彼岸で音楽に浸る感じなのです。他にこのようなアルバムがあるのかどうか知りませんが、私にとって比類しえないワン&オンリーのアルバムです。
・「サイケソフトロックの超名盤」
全体を通してこれほど捨て曲のないアルバムに出会えたのはビートルズ以来かも。メロディーはキレイだし、サウンドもチープじゃないし、コリン・ブランストーンの歌声も心地よいし、すべてがすばらしい。
・「本当に陽の目を見たのか?」
近年、再評価が進んだアルバムの1枚だと聞く。しかし、今も色あせない出色の出来ばえは、再評価という言葉では何だか物足りない。
とにかく、メロディーの巧みさと親しみやすさにハマる。軽快でキャッチーな「独房44」、極上のバラッド「エミリーにバラを」、情感豊かな「ビーチウッド・パーク」…。ポップで変化に富む曲調と美しいコーラスからなる作品群は、シンプルな楽器編成と相まって全てが耳を捉えて放さない。(因みに「独房44」は、「パパの聞く英語の歌は嫌い」と言う小学1年生の娘も口ずさむ) このアルバム発表後もゾンビーズが解散しないでいたら、次はどんな傑作が生まれていたか…。そんな期待を抱かせる名盤だ。
・「買って良かった!」
60年代は、ビートルズやビーチボーイズ、キンクスなど 人気と実力を備えたバンドが活躍した時代だったけど、ゾンビーズほど優れたメロディー&美しいコーラスワークを聴かせてくれるグループは他にいない。 名付けて「哀愁ポップ・ロック」! 60年代好きは必聴の名盤です。
・「いよいよ復活するそうです!」
90年代に現われた様々な渋谷系ユニットの中でも、その持ち前の毒気と悪意に満ちたブラック・ユーモアによって特異な存在感を放っていた悪漢デュオ、エル・マロの最高傑作。
ただでさえ濃い連中なのに2枚組という訳でもう手が付けられないエル・マロ流ひねくれグルーヴの嵐。スタジオでの仕掛けに満ちたサウンド構築も凄いの一言。イントロに続く爆走ロック「This is the end」でヤラれ、以降の曲もやる気ないヘボヘボカントリーやら、打ち込みブルースやら妙な効果音が活躍するインストやら気が抜けません。曲のどこかを必ず壊さないと気がすまない人たちなんだろうなぁ。シングル3部作「クラッカー」「カラー」「チェイス」もしっかり収録。
一押しはディスク2収録の「Posession」。ゲスト・ドラムにAsa-Changを迎えて強力な人力ドラムン・ベースを展開するめちゃくちゃカッコいい曲。「カラー」もシングルになるだけあってアクは抑えつつもアイゴンのエモーショナル(!?)なヴォーカルが気持ちいい、ちょっと南部ソウルっぽい感触を持った名曲。そしてラストの「Anyway Wind Blows」の歌メロでディスク1にまた戻るという秀逸なアイデアで迎える大団円も素晴らしい。
・「カップリングCD」
1981年発表のThe Serpentと、1984年発表のAbandoned CitiesとのカップリングCD。前半(The Serpent)はピアノ主体の楽曲、後半(Abandoned Cities)はヘヴィーなシンセティックサウンドである。 個人的には3曲目、Rub With Ashes と4曲目、Children on the Hill が素晴らしいと思う。Harold Buddのピアノは一つ一つの音の響きが美しいが、この2曲では特に顕著である。
ケータイからは、シンプルアマゾン(モバイル版)をご覧下さい。
シンプルアマゾンは、安心・安全のネットショッピングAmazon.co.jpの商品を紹介しています。
簡単アフィリエイト:あなたのAmazonアソシエイトIDをアドレスの最後に付けるだけで簡単キャッシュバック!(例:1sas.net/?yourid-22)一度IDを付ければ、シンプルアマゾン内の全商品が紹介料の対象になります。アソシエイトIDはこちらから登録可。