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▼free traffic:セレクト商品

Tons of SobsTons of Sobs (詳細)
Free(アーティスト)

「KOSSは吠えたそして....」「100トン爆弾級のむせび泣き」「若々しいポールの歌声と貫禄すら感じる演奏の対比がおもしろいアルバム」「やっぱええなあ」「川口浩の妹の元旦那・・・」


FreeFree (詳細)
Free(アーティスト)

「根底にソウルも・・・」「クッキリとした音像が特徴的なカッコ良い作品」「個性派リズム隊の浮上」


Fire and WaterFire and Water (詳細)
Free(アーティスト)

「ロック小僧の教則本」「最高の高揚感」「渋みのきいたブルースロック」「最初のインパクトも強いが、聴けば聴くほど味が出る」「若々しいポールのヴォーカルが眩しい定番アルバム」


HighwayHighway (詳細)
Free(アーティスト)

「アコースティック色を加え、美しい印象の傑作」「フリーのベスト3にあたる名盤」「大ヒット作の後に下した結論」「Freeの隠れ名作盤!」


Free LiveFree Live (詳細)
Free(アーティスト)

「驚異の歴史的名作」「直球勝負!」「唯一無二のロック」「"フリー"通好みのブリティッシュロックバンド」「P.ロジャースのボーカルが最高!」


Free at LastFree at Last (詳細)
Free(アーティスト)

「KOSSの笑顔をもう一度」「悲愴感が漂うものの美しいアルバム」「これはこれで歴史的だが…」


HeartbreakerHeartbreaker (詳細)
Free(アーティスト)

「酒飲みながら聴きたい大人向けのアルバム」「新たな可能性を秘めならフリーのラストとなった名盤」「魂の叫びを聞け!」「フリー断末魔のむせび泣き」


Bad CompanyBad Company (詳細)
Bad Company(アーティスト)

「実はこのCD凄い!!!!!」「いろいろと云われますが最高の出来です。」「紙ジャケ化万歳!」「祝 国内プラケース通常盤流通」「待ちに待った紙ジャケです」


Straight ShooterStraight Shooter (詳細)
Bad Company(アーティスト)

「シューティングスター」「私にとってバッド・カンパニーの最高傑作」「最高傑作だと思う。」「秀作2nd アルバム」「30年経っても最高傑作。」


Run with the PackRun with the Pack (詳細)
Bad Company(アーティスト)

「完成度の高いサードアルバム」「気負いの取れた良いアルバムです。」「円熟」「ブリティシュ・ロック臭さを出したサード・アルバム」「ブリティシュ・ロック臭さを出したサード・アルバム」


Burnin' SkyBurnin' Sky (詳細)
Bad Company(アーティスト)

「急成長。ピークの作品」「ハードロックバンド!」「バドカンはブルースロックの定番です!」「意欲的な曲もあるもも、やや煮詰まった感のあるアルバム」「意欲的な曲もあるもも、やや煮詰まった感のあるアルバム」


Desolation AngelsDesolation Angels (詳細)
Bad Company(アーティスト)

「後期バドカンの代表作!」「やはりポール・ロジャース」「円熟の極み。贅沢すぎてお腹イッパイ!」「まさにアメリカナイズ」「前作での地味さを払拭し華やかさを取り戻した作品」


Rough DiamondsRough Diamonds (詳細)
Bad Company(アーティスト)

「今聴けば」「A.O.R./ フュージョン色という新生面を出しつつも、ポール在籍ラストとなったアルバム」「A.O.R./ フュージョン色という新生面を出しつつも、ポール在籍ラストとなったアルバム」「なんだこりゃあ?」「これって・・・・。」


Mr. FantasyMr. Fantasy (詳細)
Traffic(アーティスト)

「ロックの名盤ここにあり!」「トラフィックデビューアルバム」「トラフィックのサイケな異色作」


TrafficTraffic (詳細)
Traffic(アーティスト)

「剛のウインウッドと対峙する柔のメーソンが見事」「初期の代表作」


Last ExitLast Exit (詳細)
Traffic(アーティスト)

「魔法のサウンド」「名演のライヴを収録」


John Barleycorn Must DieJohn Barleycorn Must Die (詳細)
Traffic(アーティスト)

「Bill Levensonの最新リマスター」「60年代ロックの金字塔」「中期の代表作」「涼やか、でも冷めてはいない」「ブリティッシュロック70年代初頭を飾る1枚」


Welcome to the CanteenWelcome to the Canteen (詳細)
Traffic(アーティスト)

「文句なしです。」「ラフな仕上がりながらナマの感覚が魅力的な逸品」「パワフルなライヴ盤」


Low Spark of High Heeled BoysLow Spark of High Heeled Boys (詳細)
Traffic(アーティスト)

「ベリーイギリス。」「アルバムとしては今一つ」「70年代英国ロックのウェットさを感じさせる音」「単純にいきましょう。」


シュート・アウト・アット・ザ・ファンタジー・ファクトリー(紙ジャケット仕様)シュート・アウト・アット・ザ・ファンタジー・ファクトリー(紙ジャケット仕様) (詳細)
トラフィック(アーティスト)

「トラフィックの最高傑作」「悪評高い名盤」


When the Eagle FliesWhen the Eagle Flies (詳細)
Traffic(アーティスト)

「個人的にはウィンウッドベスト」「Traffic=Stevie Winwoodの達したいぶし銀の一作」「トラフィックのラスト・アルバム」


Steve WinwoodSteve Winwood (詳細)
Steve Winwood(アーティスト)

「スティーヴのアーシーでファンキーな最高作!」「土の香りのするソロ第一弾」「土の香りのするソロ第一弾」「ソロではやはりベストでは?」「Stevie Winwood」


アーク・オブ・ア・ダイバーアーク・オブ・ア・ダイバー (詳細)
スティーヴ・ウィンウッド(アーティスト)

「幸せの一枚」「オタクっぽいけど、明るいサウンド」「「カッコ良い」大人の音。」「夏に気持ちの良いアルバムです」「シンセの音色に「顔」があります」


Talking Back to the NightTalking Back to the Night (詳細)
Steve Winwood(アーティスト)

「デジタルにしない?」「前作をほぼ踏襲した完成度の高いソロ・アルバム」「マルチプレイにめどをつけた1枚」「人気・セルース面とは別に、、、(^^;」


Back in the High LifeBack in the High Life (詳細)
Steve Winwood(アーティスト)

「ポップだあー。」「60年代からのファンも泣かされます。」「ハモンド・オルガン」「のびのびしたヴォーカルが好印象」「いまだにモダンなアルバムですね」


▼クチコミ情報

Tons of Sobs

・「KOSSは吠えたそして....
私はギター弾きなので少し偏った観点でこのアルバムを聞いています。FREEは好きなバンドです。 私にとってはこのアルバムの殺気とHighWayの優しく切ない空気の対比が非常に興味深く思えるのです。このファーストは、はっきり言えばリスナー向きのアルバムでは無いでしょう。しかし私にとってはFREEの中で最高のアルバムです。ブルースギターを弾きながらも何か物足りない...なんて方は騙されたと思ってどうぞ☆!

・「100トン爆弾級のむせび泣き
本作のコンセプトは、タイトル通り「悲しみ」である。後年、メンバーの若さに似つかわしくない枯れた風情は(悪く言えば単調な)楽曲を発表しすぎたせいか、今ひとつ中途半端な印象がついて回るフリーだが、この1stは達観する前の熱いエナジーが満ち溢れていて(・∀・??イイ!!

それにしても、各人の音楽的才能はどうだろう。アンディ・フレイザーのフレットを縦横無尽に駆け巡るベースラインは正に天才的だし、サイモン・カークのソリッドかつクールなドラミングも最高。しかし、何と言ってもグループの核は歌とギター。ポール・ロジャースは紛れもなくロック界の麒麟児だった。栴檀は二葉 り芳し、個人的にロッド・スチュワートと双璧の天才ヴォーカリストと信じている、その才気を満喫できるCDだ。

加えて、今は亡きポール・コゾフのむせび泣くギターよ!テクニックを情念が完璧に追い越してしまっている。サンタナのような流麗さとは正反対の泣き方。ギターの音が涙になっているんだもの。これが20歳そこそこの人間の魂の発露とは、全く以て信じ難いほどだ。当時のイングランドにも、ロバート・ジョンスンさながらの悪魔に魂を売り払った男がいたのだと思わざるを得なくなる。

フリーの最高傑作は、多くで語られているようにバランス的にも3rd。しかし、最も愛聴しているのはこの1st。地味なジャケットと共にロック史の片隅に追いやられてしまっているのは寂しい限りだが、耳の肥えた音楽好きには賛辞をもって迎えられる作品に相違ない。フリーの本質は曲に非ず。”音”そのものが彼らの存在理由である。

・「若々しいポールの歌声と貫禄すら感じる演奏の対比がおもしろいアルバム
69年発表の1st。いきなりアコギで意表を付く1.は何やらプログレ/サイケっぽい曲調で、フリーらしからぬ雰囲気が漂う。そういえばジャケットもプログレっぽいデザインにも見える。2.もギターのフィード・バックにビックリのモロにブルースっぽい曲。5.と7.はブルースの古典のカヴァーであり、他の曲も露骨にブルースっぽい曲調が目立つ。意外・・・と言うほどでもないだろうが、このアルバムではメンバーの共作曲が、4.(ロジャース/フレイザー) 8.(ロジャース/ゴゾフ) の2曲しかない。ほとんどはポール・ロジャースの単独作品となっており、それだけにポール・ロジャースのカラーが全面に出ていると思ってもよさそうであるが、演奏そのものは既にかなりのクオリティーを持っており、この頃の新人グループとしては抜きん出ていたことは間違いない。この頃はアート・ロックの時代であり、ハード・ロックやサイケ/プログレ系など多くのグループがブルースを吸収/解体して新しい音楽をつくり出そうとしてしていた時期だが、フリーもその多くのグループと出発点は一緒だったことが良く分かるアルバムである。まだオリジナリティと言う意味ではポイントは低いが、既に貫禄すら感じさせるアルバムである。

・「やっぱええなあ
今から30年ほど前、中間テスト(懐かしい)の頃の前になんとなく買うてたフリーのこれ。聴きはじめたら、とまらんようになって、もう、あかんかった。もちろんテストもさっぱり。バシバシのサイモン、ボコボコのアンディ、今でもだいすきでっせ。

・「川口浩の妹の元旦那・・・
最高・・・白人Gtのなかでも、「泣き」のフレーズは三大Gtエリック・ピーター・ポールらで、やっぱりポールがピカイチ!!デビュー当時は「アイドル」的扱いもされたけど、音をだしたら周りの奴等はひれ伏した。メンバー四人の技量と器のでかさが、ロック界最高の(P兼)エンジニアの一人A・ジョーンズとのタッグで爆発!!ホワイトブルーズアルバムの最高峰が誕生した。この後、彼らは「逆」進化を遂げる事になる・・・Gtポール・コゾフの[ピロシキー]なサウンドは、永久的に語り継がれるだろう・・・「人間じゃねぇよ!!この音は!!」と。 PS:アトランティック50周年(執念)記念ライヴの前の晩、もう一人のポール(Vo?)は久々の大舞台に緊張し飲み過ぎてしまい、当日の夜パンパンな顔をして熱唱しました。W2では、アンディ(Ba)に「場」を独り占めされ散々なポールでした。(笑)

Tons of Sobs (詳細)

Free

・「根底にソウルも・・・
FREEの代表作っていえば大概3rdの「Fire And Water」かベスト的選曲の「FREE Live!」だが、自分にとってはこれが代表作。1stではブルーズ色が色濃く残っていたが、この2ndで彼らの音楽性は確立された。フレイザー/ロジャースのソングライティングが光り始めたのもこのアルバムから。一般的にはブルーズベースのロックバンドと思われている彼らだが実はソウルも根底にあったことがわかる。

全体的には暗い印象だが、何しろいい曲が多いし、その後のライヴレパートリーとなった曲も多い。ボーナストラックもBOX「Songs Of Yesterday」と殆ど被り無し!ファンはこのリマスターシリーズ、全部持っておいても損は無いでしょう!

・「クッキリとした音像が特徴的なカッコ良い作品
69年発表の2nd。1.のカッコ良いことと言ったらもう・・・。このアルバムはフリーの全てのアルバムの中でも独特の質感の違いを感じる。演奏がかなりハッキリと聞こえてくるのだ。特にベースのくっきりとした音像とギターのトーンの違いは一目瞭然。クリス・ブラックウェルのプロデュースの手腕の良さは強く感じる。フリーはブルース的な要素が強いグループだと思われがちだが、実はもっと砕けた分かりやすい音楽をやっていおり、このアルバムでも一聴してブルース臭さのようなものは強くは感じない。この時点でかなり独自性の強い音楽性を持っており、既に収録曲は全てがオリジナルである。次作に比べると有名な曲が少ないため地味な印象はあるものの、カッコ良さという意味ではこちらが一枚上手だと思う。弾力性のあるこの素晴らしい演奏は絶対に聞くべき。ポールのヴォーカルも時にメタリックにそして柔らかく豊かに響く。

・「個性派リズム隊の浮上
ZEPなどと同じく後ノリのドラムスとコードを軸に「動く」大きなノリのベースが縦横に展開して、独自の音空間が完成された作品。1stではやや地味な演奏に終始していたフレイザーの歌うようなベースとは対照的に、コゾフのプレイが特に抑圧された感じがするのが残念ですが、3rd以降に顕著となる音数の少ない彼独自のプレイスタイルの片鱗が見え始めています。ただし、それが彼の意図するものかは不明ですが。

フルートをフューチャーしたダークなバラード”Mourning Sad Morning”で終わることもあって、自由奔放なコゾフのプレイが楽しめる1stや大ヒット曲”All Right Now”を含む3rdに比べると地味な印象が否めませんが、Gibson EB-3独特の音を生かしたリードベースプレイが曲にファンキーな味付けをしている”Song Of Yesterday”と“Trouble On Double Time”, コゾフのワウワウプレイと素っ頓狂なベースがボーカルを取り囲む”I'll Be Creepin'”、ロジャースの演歌のごとき節回しによるワイルドな”Woman”などライブで好んで演奏される楽曲が多く収録されており、フリーを知る上で欠かせない作品であるのは間違いありません。

Free (詳細)

Fire and Water

・「ロック小僧の教則本
 ポールロジャースがクイーンの再結成に参加すると聞いて、28年ぶりに買ってしまいました。昔の5倍の値段のオーディオで改めて聴くと、レットイットビーのネイキドのようなスタジオの臨場感を感じられて、彼らの真剣さも伝わってきました。 センスの良い若いミュージシャンが一生懸命プレーしている硬派のブルースロックが満載です。カッコいいロックは斯くあるべし。年老いたロック小僧から、現在バンドをやっている若い皆さんに、心から推薦したい一枚です。でも・・・やっぱりポールロジャースのボヘミアンラプソディ-は聴きたくないですね。

・「最高の高揚感
1970年発売のフリーの3枚目のアルバムです。ソウルフルで骨太なポール・ロジャースの歌声と、アンディとサイモンのうねるグルーヴ隊そして直情的で陶酔させてくれるコゾフのギタープレイとがあいまって最高の高揚感をくれる1枚です。「Fire And Water」、「Mr.Big」、そして最高にグルーヴィーな「All Right Now」と名曲ぞろいです。今の音楽にはない、独特なうねる空間を是非体験してみてください。きっと虜になって手放せない1枚になると思います。

・「渋みのきいたブルースロック
私はまだ20代なんですが、こういう渋みのきいたブルースロックは最近のバンドにはない深みがあって好きですね。デレク&ザ・ドミノス(エリック・クラプトンのバンド)の『LAYLA』とこのアルバムはブルースを理解するうえで最初に聴くには最適なのではないでしょうか。アルバム全体としてはわりとテンポのゆったりした曲が多くて、ツェッペリンみたいな豪快なギターリフやガツンガツンくる強烈なバンドアンサンブルではなく、むしろ音数が少なくて、その“間”みたいなものがグッとくるブルージーな雰囲気を醸し出してて、そこがいいんだと思います。むせび泣くようなギターとブルース的なコブシのきいた情感たっぷりのヴォーカルがもうなんとも言えず最高です。個人的には夕暮れ時に聴くと堪らない気持ちになります。郷愁の念にかられるとでも言うんでしょうか、浸っちゃいますね。昔好きだったロックミュージックって、後で聴き返すとあまり耳に馴染まなかったりするもんですが、このアルバムは一生聴ける作品になるんじゃないかと思います。

・「最初のインパクトも強いが、聴けば聴くほど味が出る
 高校生位の頃、当時入り浸っていた中古レコード店で、店長のお兄さんが、「パープルやレインボーもいいけど、これもとても良いよ。」と勧めてくれたのがこれです。でかい音でうねりまくるベースとドラム、速弾きとは無縁ですが心に染み入るコソフのギター、そしてなによりもエモーショナルで圧倒的なヴォーカル。一発で気に入ったというか、圧倒されて最後までじっくり聴き入ってしまいました。あれからもう20年以上が過ぎていますが、年月を経れば経るほど魅力が増していっています。所謂「捨て曲」というものが一切なく、未だに飽きずに聴いています。 それにしてもアンディフレイザーのベースが印象的です。超絶技巧を駆使するすごさや良さではなく、一聴して彼とわかる雰囲気というかサウンドというか・・・。こういうタイプのベース弾きって、最近少ないように思います。 70年代のブルース寄りのロックを象徴するようなすばらしいアルバムだと思います。フレイザー在籍時のアルバムはどれも「はずれ」はありませんが、どれか一枚となると、私はやっぱりこれになります。

・「若々しいポールのヴォーカルが眩しい定番アルバム
70年発表の3rd。フリーの最高傑作であり、実際に一番売れたアルバムだが、現在ではロックの定番中の定番として愛され続けている作品だと思う。小生もこのアルバムはことがあるごとに必ず聴いている愛聴盤として別格の扱いをしている。決して渋すぎず、かと言って甘くもない。表情豊かなヴォーカルとそれをしっかりと支えるリズム隊、そして印象的なギターのトーンと決して変わったことをやっているわけではないはずなのに、そして派手な音楽をやっている分けではないのに華やかに聞こえるこのサウンド・・・一曲目のイントロを聴いただけで、このアルバムは違うな!と気が付くはず。全曲が研ぎすまされたかのような名曲揃いだけど代表曲の7.やフリー流のヘヴィネスを追求したかのような5.は一度聴いたら忘れられない傑作。これを聴かずしてロックなど分かるはずもないと思う。全音楽ファン必聴の名盤だと思います。

Fire and Water (詳細)

Highway

・「アコースティック色を加え、美しい印象の傑作
実力派Freeの4作目。名盤"Fire and Water"に続いて70年にリリースされました。腕利き4人で練り上げ、キッチリと構成された音、Freeの魅力は相変わらずですが、本作では、よりアコースティックな色を濃くしているのが特徴です。愁いを含んだメロディアスな曲("Sunny days"、"Bodie"など)が多いこともあって、美しい印象を受ける作品です。

この"Highway"で特筆すべきはP. Rogersのヴォーカルの素晴らしさでしょう。Free解散後に参加したBad Companyのヴォーカリストとして広くロックファンに知られることとなりますが、個人的にはFree時代の情感豊かなヴォーカルが好きです。切々とした歌う"Be my friend"、さりげなくも深い情感を感じる"Bodie"あたりは今も胸が熱くなる名唱と思いますし、"Ride on poney"、"The stealer"での力強さも素晴らしいものです。解散前に出された彼らの4作はどれも穴のない出来ですが、今でも"Fire and Water"と"Highway"はよく聴く作品です。今回はボーナストラックとして"My Brother Jake"も収録されてますからいう事なしって感じです。

・「フリーのベスト3にあたる名盤
70年発表の4作目。ヴォーカリストとしては最も好きなポール・ロジャースのキャリアで、更に最も重要なグループなのでご託は抜きに評価は高いのであしからず。何にしてもフリーは全枚必聴だと思いますが、グループとして文句無しの最高傑作である「Fire and Water」とフリーとしてのハード・ロックの可能性を顕示しつつも解散に至った名盤「Heartbraker」の次にくるのが、このアルバムだと思う。ポール・ロジャースのヴォーカルとしてもキャリア最高のレベルだし、ポール・コゾフのすすり泣くかのようなギターも絶好調だと思う。そう言えば一時期フリーが解散していた時期に出された、コゾフ/カーク/テツ/ラヴィット もこのアルバムに近い印象を持っていた名盤でした。長閑だけど何となく寂し気な1.がとにかく好き。フリーらしいハードさを出した名曲2.そしてまたもや長閑なカントリーっぽい3.この長閑な曲がこのアルバムの最大の収穫だと思う。そして名曲中の名曲4.はフリーの代表曲の一つ。あっさりと響くメロトロンが素敵です。ファンキーな6.もいい。全体的に統一感があるものの各曲はバラエティに富んでおり、アルバムとしてはかなり楽しめると思う。ここで一旦解散するとは思えない素晴しい演奏が聴けます。

・「大ヒット作の後に下した結論
英米で大ヒットした"All Right Now"、収録作Fire And Waterで一躍人気バンドとしての成功を手に入れたフリーの第四作。火花散るインタープレイと緊張感に溢れた前作からの期待や重圧を無視、あるいは軽くいなした様な作風が印象的。こうなったのには幾つか理由がある。まずは彼等が愛聴していたThe Bandの"Music From Big Pink"からの影響だ。それはアレンジ面に顕著で、例えばフレイザーの蛇行するファンキーなベースの代わりに彼の弾く鍵盤楽器(メロトロンまで!)が多くフィーチャーされている点1347。また、成功後の速やかなる新作リリース要求により、彼らとしては初めてとなるスタジオ内で生み出された曲が多く収録されている事である。コゾフのリフを元に誕生した"The Stealer"もそれで、詞をロジャースが、編曲をフレイザーがまとめあげた(フレイザーはこの曲の完成を自作でないとの理由で嫌がったそうだ)。これに対してもう一つのヘビーロック"Ride On Pony"はツアー中に出来た曲でメンバーがシングルとして強く推した曲である。結果的に2は信じ難いほどコケてしまったが。

この2曲以外はほぼバラード集と言ってしまっていいと思う。The Bandの影響が最も強い「物語」も印象的な1、ロジャースの勧めによりカークが初めてペンをとった素敵な7、そして普遍的な愛を"Friend"という言葉に込めた傑作"Be My Friend"など曲は粒選りである。ただFire And Waterの後に望まれた作品ではなかったのは確かだ。また曲を弾くためだけの奏者であることに対して、コゾフがバンド愛の狭間で煩悶を深くした作品でもある。

・「Freeの隠れ名作盤!
地味なアルバムである。しかし、フリーのライブナンバーの多くがこのアルバムに収められており、当時20歳か未成年かというメンバーの年齢が信じられないような、楽曲の出来である。セールスではぱっとしなかったアルバムであるが、"Be my friend"でポールロジャースのボーカルスタイルは完成を極め、ポールコゾフの独特の荒削りな太いブルースロックギターと、アコーステイックなサウンドが交差する。ロックが最もカッコ良かった時代の隠れ名盤である。

Highway (詳細)

Free Live

・「驚異の歴史的名作
汚らしい面々がどんな演奏をするのか半信半疑で大阪のサンケイホールにいった人は、本当に運のいい人でありました。びっくり仰天「なんと言う音があるんや!」と・・・。その時の感動を再現してくれている彼ら絶好調時のライブです。レコードの時は8曲でしたが、なんとCDになると15曲でっせ。うれしいわ。彼らの音は意外と他に似たバンドが思いつかない非常に個性豊かな音で、ポール・ロジャースもさることながら、今は亡き泣きのギターの御大ポール・コゾフ、これも他に例がなさそうなドシンドシンドラムのサイモン・カーク、それに渋いベースラインのアンディ・フレーザーであります。この超個性豊かな面々の織り成すサウンドはなんとも言えない世界を繰り広げてくれます。全英NO.1の「オール・ライト・ナウ」から一気にたたみかけまっせ。

・「直球勝負!
サイモン・カークの乾いたドラミングにアンディ・フレイザーの無駄のない的確なベース。

この二人に屋台骨を支えられてポール・コゾフの泣きのギターとポール・ロジャースのボーカルが生きてくる。

①はスタジオ録音より小走りで、いまいちだけど、⑥のラスト近くから繰り広げられるベースとギターの絡みは鳥肌物。これだけでこのCDを聞く価値がある。④もいい。スタジオ録音の⑧も渋い。

70年代のロックここにあり!といった体の小細工なし・直球勝負のブルースロック!

ライブでは、そんなFreeの個性が一層際立つ。 買うべし!!

・「唯一無二のロック
70年代ブリティッシュ・ロック・バンドの中でも最もお気に入りグループがフリーです。ツェッペリンやパープルのような派手さはないけど、そのぶんものすごく内なる情熱が感じられます。どこか哀しげな曲調が極めて人間的で、ハード・ロックというよりもブルージーな渋めの音楽です。

それでもやはりブルースとは違うのはポール・ロジャースの上品なシャウト(?)とアンディ・フレイザーの特徴あるファンキーなベースがあるからでしょう。他に類を見ないロック・バンドです。60〜70年代のイギリスは個性溢れるバンドが多いので面白いんですよね。

・「"フリー"通好みのブリティッシュロックバンド
~~このLiveアルバム、LP~~ では印刷ではなく、ジャケットにメンバーの切手が貼ってある洒落たデザインでした。 ポール・ロヂャースとgのポール・コゾフは日本女性を奥さんにしましたから、日本人としてはレノン&ヨーコとともに特別な思い入れがあります。~~ 女優を母に持つコゾフをはじめメンバーの可愛いルックスからして、ポップなグループをイメージしますが、とんでも~~ない。小柄ながら重たいビートを刻むサイモン・カークにせよ、bのアンディ・フレイザーにせよ、ロヂャースぶしにせよ見かけを裏切る強者ぞろいです。~~ シンプルなギターワークが渋いコゾフもさることながら、アンディ・フレーザーのシンプルかつユニークなフレージングは独特のものであり、才気の振幅がブンブン唸ってます。 このアルバム、1のベースラインなど注目して欲しいところですし、4のロヂャースぶしなど渋いかぎりです。ちなみに私が初めてコピーしたのもこの曲でした。ハードロックというと"~~音の壁"造りがちなものですが、一見シンプルに見せかけた"間"に彼等の才能としたたかな計算が垣間見えます。~~ この、空白とかタイミングの機微を熟知したサウンドが、"通"に好まれるゆえんでありましょう。後にvo.ポール・ロヂャースとds.のサイモン・カークが"バッド・カンパニー"を立ち上げます。~~

・「P.ロジャースのボーカルが最高!
サイモンカークのかっこいいドラミングで始まる1曲目の「オ−ライトナウ」、決して難しい曲でないけれど、つぼにはまった演奏っていう感じでいいですね。ロック入門バンドは、まずこれをコピーしたくなったものです。「ミスタービッグ」のベースもかっこいい。

Free Live (詳細)

Free at Last

・「KOSSの笑顔をもう一度
オリジナルメンバーによる最後の作品。1stと同じく自由に弾くことを「許された」コゾフであったが、その奏でる音の何と悲しいことだろう。エナジーがほとばしる奔放な1stに比べ、ここにあるのは朦朧とした感覚の中から湧き起こるコゾフの「核」のみである。いい状態は僅かな時間だったにせよ、剥き出しで迫ってくる彼の魂に圧倒されずにはいられない。HIGHWAYでの老成をひっくり返す巻頭曲の荒々しさ、Tr.3全編に渡るプレイ、Tr.9での生々しいチョーキングビブラートなどが典型例である。ヒット曲Tr.6で聴かせた蛇行するファンキーなベースや持ち込みの自作Tr.5での唸る低音の復活もうれしい。ロジャースがコゾフの事を念頭に書いた詩が胸を打つTr.8やマチ夫人との間に宿った新しい命に捧げたゴスペル調のTr.7など静的なトーンの作品も収録している。

最初の解散のショックから薬物依存症になったコゾフの「笑顔」を取り戻すために帰ってきたフレイザーであったが、ロジャース作Get Where I Belongへの悲しい返歌Goodbyeを残してオリジナル・フリー永遠の幕引きを自ら演じた。そうせざるを得なかった悲惨な再結成の状態から考えると本作は奇跡的な出来栄えとさえ言える。

・「悲愴感が漂うものの美しいアルバム
72年発表の6作目。Highway 発表後のツアーで人間関係に完全な亀裂が走ったフリーは解散。そして各々のメンバーは独自の活動に入ったが、急遽再結集してこのアルバムを発表した。このアルバムは明らかに契約問題を克服するために製作されたものであり、ピリピリとした雰囲気が露骨に音に現れていて聴いていて少々辛いものがある。このアルバムの前にアンディ・フレイザーはトビーとして、ポール・ロジャースはピースとして各々アルバムを完成させたが、オクラ入りになっている。せっかく新しい道を切り開いたのに契約の壁が立ち上がった・・・という感じだろう。アルバム・タイトルやラストのGOODBYE という曲のタイトルにも現れている気がするが、少しでも早くこのフリーから離れたいというアンディとポールの思いが伝わってくるかのようだ。後の問題の対策のためなのか曲のクレジットもプロデュースもフリー (メンバー全員) 名義になっている。本当に書いていても辛くなるのだけど、このアルバムはこの文章から分かるような音だと思う。曲そのものは悪く無いが、演奏はかなり荒い。メロトロンも本作ではちょっと野暮ったくてヤケクソ気味。

・「これはこれで歴史的だが…
 演奏の緊張感が張り詰めた『Fire and Water』、作曲面で飛躍を遂げた『Highway』に比べれば誰もレヴューしないのは素直というか何というか。前二作を覆っていた若さゆえの老成自体は健在で、「Goodbye」や「Gurdian of the Universe」ではまるで子供でもいる父親が悟ったような歌である。ポールがfreeだとかPeaceだとか言いたがるのがなんとなく判る感じ。しかし、前二作にあったマジックはやはりなく、とても同じメンバーが作ったとは思えない。二十歳過ぎたら只の人? 「Little Bit of Love」のようにヒットした曲も有るが、全体的に淡々とした欲の無い演奏とでもいうべきか。アンディ・フレイザーはこの頃何を考えていたんだろう。この後フレイザーの出したアルバムも淡々とした内容だったしなあ。ロックのマジックはまったくフーシギ君だね。

Free at Last (詳細)

Heartbreaker

・「酒飲みながら聴きたい大人向けのアルバム
FREEはどのアルバムにも固有の魅力があるので、ファンの方は自分の好きなアルバムに思い入れが強く、人それぞれでベストアルバムが違うようです。野心と若さにあふれた1作目、実験的な2作目、曲作りに方向性が見えてきた3作目、曲作りに自信と余裕が伺える4作目、スタジオ盤とは一味違った、熱気とバンドの一体感が感じられるライブ盤、曲作りから、サウンドに厚みを持たせることに移行したように感じられる5作目など。私は、4作目「ハイウェイ」と本作でとても迷ってしまいますが、今は、野心と情熱を通り越した、冷静で荘厳な雰囲気すら感じられる本作に大きな魅力を感じます。どの曲も、さびの部分がドラマティックで情緒に訴えかけてくるので、酒飲みながら聴くと、とてもいい気持ちになります。

・「新たな可能性を秘めならフリーのラストとなった名盤
73年発表の7作目。フリーのラスト・アルバムであり文句無しの歴史的名盤だと思う。人間関係のもつれや契約などの様々な問題を抱えて離散集合をくり返していたフリーのメンバーは、最後の可能性に掛けてこのアルバムに全精力を傾けたであろう事は、数々の素晴しい名曲を聴けば一目瞭然だろう。アンディ・フレイザーは関わらず、ポール・コゾフも病気のため5曲のみの参加だが、素晴しいソロを聞かせている。しかし影は薄く、かつての作品と比べると少しだけ浮いた感じを受ける。もちろんそれはこの作品のポイントを下げるようなほどではない。むしろ一歩引いたことが、良いバランスを作ったとも捕えられると思う。曲作りもポール・ロジャースの単独、新加入のラビットの単独作品、メンバー全員名義のものと、概ね個人プレーが目立ち、かつてのフリーとは趣が異なるが、これが思いっきり吉と出ている。特にポールの単独の1.は名曲中の名曲ということよりも、フリー、もしくはポールの新しい音楽の展開手法として計り知れないほどの可能性を持った一曲だったと思う。結果としてポールはこの方向性に進まずにバッド・カンパニーというオーソドックスな音楽性を選んだわけだが、それだけにこの一曲の輝きは眩しすぎる。4.もハード・ロックの超名曲だろう。2.は従来の曲に近い印象だが、素晴しすぎて目頭が熱くなる。ラビットの作品である5.も以下同文である。このアルバムと「Fire and Water」を同じ土俵で語る事は非常に難しいことだが、どちらかと言われればこちらが好き。有終の美っていうのは、こんな時に使うんでしょうね。

・「魂の叫びを聞け!
 初めて聞いた瞬間、心が震えた。4曲目、 ハートブレーカ…。最高だぜ!  おいらはあんまりクレジットなんか見ないんで詳しいことは分かりませんが、フリーの代表曲じゃないみたいだけど、オールライト何とかよりぜんぜんぐっとくるナ。  ギターのポールコソフ、チョーキングすごいです。ダチョウの上島ばりに泣きまくりです。みんな、聴こうぜ!

・「フリー断末魔のむせび泣き
不安定な健康状態からゲスト扱いに甘んじたコゾフ、自身不在のままバンドが存続する事になったフレイザーの屈辱。文字通りオリジナルメンバー二人の「心を引き裂いた」フリー名義最後のオリジナル作品。フレイザーの我流ファンクネスを失い、四人しか出せない独特の音空間も消失したが、いい作品である事に間違いはない。ラビットの貢献が特に大きく、創作だけでなくその演奏はコゾフのソロを気持ちよく導き出す触媒の役目も果たしている。A.キングのBorn Under A Bad Signにヒントを得たと想われる表題曲ではコゾフ生涯屈指の完璧な「歌う」ソロを披露し、マイクが切り替わるミスも帳消しにさせるCome Together In The Morningでのむせび泣くギターに火が着いた時の彼の凄さを思い知らされる。彼の代役など誰にも務まりはしないのである。しかし、その集中力はアルバムの半分程度しか持たず、全体にはロジャースの創作力とボーカルの他を圧倒する印象が強い。

紆余曲折あった録音事情があって、アナログ時代は音の悪さで有名だったが、再発により良くはないがだいぶマトモになった。ただし、追加トラックはシンプルなアレンジがより曲の主題に合っているMuddy Waterを除いてボーナスにしては寂しい内容。あまり期待しない方がベターだ。

Heartbreaker (詳細)

Bad Company

・「実はこのCD凄い!!!!!
このCDはただのNEWリマスターではありません!オリジナル・マスターを新たに発掘したということで、全曲ではありませんが数曲が既存のアルバムより数秒長く収録されております。メンバーの掛け声とか、カウントとか、そういった音が追加に収録されております♪また、バドカンやポールのファン、いや全ロック・ファン必携の永遠のアイテムとなることでしょう!!なお、音質は向上しておりますが、このレーベルの全体的な特長らしく録音レベルはやや低めです。

・「いろいろと云われますが最高の出来です。
あまりにも上手く作られすぎているのでとやかく言われることもあるのですが、冷静に判断すれば彼らの最高の出来だと思います。フリーの路線でずっと追って聞いてきたので、フリーが明るくなったという表現が僕にはピッタシでありました。(逆を言えば暗いのがフリーの魅力だったんですが、そっちはポール・コゾフのバック・ストリート・クローラーズをお聞きください)ブルースっぽくってポップで、アメリカでトップになった時は自分のことのように嬉しかったですね。こういうのがトップになるなんてね。ポール・ロジャースという人は仲間内でも歌が上手いという定評があったようでヤードバーズを解散したあとジミー・ペイジは新しいバンド(つまりツエッペリン)のボーカルにしたがっていたという話も当時ありました。結局、バドカンの後一緒にやってますモンね。玄人受けしていたポール・ロジャースがメジャーになった記念すべきファースト・アルバムです。

・「紙ジャケ化万歳!
素晴らしい!このバドカン紙ジャケシリーズは完璧だ。この第1作目の真っ赤なステッカーまでもがきちんと再現されいている!裏の文字もプラケース盤などではまったくみられなかった。この赤いステッカー、当時私にバドカンを勧めてくれた今は亡き友人が油紙に乗ったままの状態で数枚持っており、カンペンケースに貼ってたりしてかっこよかったものだ。どうやって手に入れたんだろう?昨今の紙ジャケは再発盤あたりでリマスターして再再発あたりで復刻LPオビなんかにして売る作戦に出ているが、このバドカンシリーズは最初から完璧だ。

・「祝 国内プラケース通常盤流通
05年、06年にはポール・ロジャース来日時に絶対国内盤が再発されると待ち構えていたが何の音沙汰もなくレコード会社に深い失望を感じたものだが去年の紙ジャケットシリーズで好評を博し08年になりようやくフォーエバーヤングシリーズにて歌詞対訳付きプラケース通常盤が流通主にワーナー輸入盤の最新リマスターで背面も銀色の「DEGITAL REMASTED」が背面で透明プラケースでになっています個人的には1stのタフさを一貫したアートワークは紙ジャケよりプラケースの方が冴える気がする最近では70年代ロックバンドは皆紙ジャケ限定生産ですぐ廃盤になっているので小売りで売り払うのではなく紙ジャケ売り上げが好評だったらプラケース発売という手法でどんどん国内盤を流通させてもらいたい

・「待ちに待った紙ジャケです
Free関連は、次々と紙ジャケ再発されるなか、やっとBad・Coが紙ジャケに、、、。

Freeのようにアウト・テイク等のオマケが無いのがちょっと寂しい気もしますが、まぁ紙ジャケになっただけで納得です。

さて、内容ですが、これがBad・Coのベストでしょう。チャート的にも、2枚目3枚目と出すごとに下がってしまいますし。

作曲は、exMottoのMickとexFreeのPaulがほぼ互角に提供していて、Ready For Loveは、Mottoで発表済みだし、No.1ヒットのGan't Get Enoughも同じようなリフの曲(One Of The Boys)を既にMottoでやっている訳ですが、やはりBad・Coでの両曲が最高です。

他にもRock Steady、Bad Companey、Movin' Onなど素晴らしい曲ばかりです。FreeのギターとベースがそれぞれMickとBozzに変わったわけですが、全く別物のロックンロール・ベースのハードロックバンドに生まれ変わりました。

ファンならずとも、ブリティッシュ・ロック・ファンは、必聴です。

Bad Company (詳細)

Straight Shooter

・「シューティングスター
ポールロジャースのソロアルバム、NOWツアーでの心斎橋クラブクアトロでこの曲に出会った。素晴らしいコーラスに感動し、このアルバムを買いました。聴くたびにジーンときます。FREE時代の盟友、ポールコゾフの事を歌った曲と知り更に思い入れが増し、この曲発表後に彼は本当に流星になった…そんなドラマティックな背景も私の涙腺を刺激する。

まるで暖かな夏の一日のようにジョニーの命は駆け抜けた

君が風の音を聞くとき

彼の奏でるギターが聞こえるだろう

そうだよ、知ってのとおりさ

・「私にとってバッド・カンパニーの最高傑作
バドカンはファースト・アルバムが最高という人が多いが、私にとってはこのセカンドが最高。その理由は「フィール・ライク・メイキン・ラヴ」と「シューティング・スター」という私にとってバドカンで一番好きな曲が収められているから。前者は最近のクィーンとのライヴやポールの最近出た「ライヴ・イン・グラスゴー」(私はどれもDVDしか持っていませんが)で熱演が収められているので、バドカンをリアル・タイムで知らない人にも曲の素晴らしさが伝わったと思うが、後者は何故かそれらライヴで採り上げられていない。しかし、この曲こそ、バドカン、いやポール・ロジャースの全キャリアで最高の曲ではないだろうか。事実「ライヴ・イン・グラスゴー」のボーナス映像でファン2名がこの曲をポールの最高の曲と答えていたが、全く同感。明るいゆったりめの曲調の、スケールの大きな曲で、題名通り「シューティング・スター」のように散っていったロック・ギタリストの一生を歌う名曲中の名曲。ポールの熱唱はもちろん、ギターもかっこよく、特にコーラスの部分が泣かせる。私も思わず、Don't you know, don't you know〜の部分と最後のNA NA NA....の部分を一緒に口ずさみ、この曲に初めて接した高校時代の思い出が蘇り、目頭が熱くなる。こんな曲はちょっと他にない。この曲を作詞・作曲したポールの曲作りの才能にも感心する。このアルバムのハイライトの2曲を中心に述べたが、他の曲も引き締まった良質のロック。本作は70年代ロックの最良の作品の1つである。

・「最高傑作だと思う。
バーニングスカイまでのバドカンの諸作の中で最高傑作だと、個人的には思う。シンプル&ストレートなロック、ポール・ロジャースの魅力たっぷりのボーカル、どれを取っても素晴らしい。こんなバドカンで、ずっといて欲しかった!

・「秀作2nd アルバム
'74年にデビュ-アルバムから、わずか数ヵ月後に発表された第2作目。内容は1stアルバムの延長線上にあり、シンプルでストレ-トな作風で8曲とも秀作揃い。デビュ-アルバムでは8曲中3曲がMick Ralphs単独の作品だったが、このアルバムでは彼単独の作品は1曲だけになっている。FreeとこのBad Companyの最大の違いはギタ-リストのポ-ル コゾフとミック ラルフスの違いなのだ。ギタ-のスタイルが全く異なるだけでなく、ほとんど単独で曲を提供していなかったポ-ルコゾフに対し、曲作りに於いてMick RalphsはPaul Rodgersとほぼ対等に貢献していることである。そのセンスの良さも特筆ものである。という訳でこのアルバムはコンセプト、サウンド作り、曲作り、演奏水準、どれを取っても非のうち所の無い秀作となっている。

・「30年経っても最高傑作。
ポール・ロジャースを一番うまく歌わせたのは、後にも先にもこの時のミック・ラルフスです。フリーの暗さが一掃され、ポップで聞きやすい楽曲ばかりです。一般的にロックの名盤とされているファースト(ちょっと意気込んでいる)より肩の力が抜けて伸びやかに歌い上げているこのアルバムこそがバドカンです。オーティス・レディングとブッカー・T&MG'Sのごとく、決してでしゃばらないバックもシンプル(フリーのようにスカスカでは無く)でカッコいい。私にとっては30年経ってもまだロックの最高傑作です。

Straight Shooter (詳細)

Run with the Pack

・「完成度の高いサードアルバム
Can't Get Enoughを収録する「痛快なロックンロール」がゴキゲンな1stが代表作というのは衆目の一致するところだと思うが、収録作の統一感と全体の完成度ではこのサードアルバムの方が上かもしれない。ロジャース単独のペンによる曲が5曲もあり、彼の趣味とR&Bやフォーク色が強いのも特徴。しかしフリー時代の雰囲気はあまりないのは、当時の振り絞るような唱法ではなく開放的で伸びやかなボーカルにも一因がありそうで、「これぞブルーアイドソウル」という感じのLove Me SomebodyやロックンロールチューンSweet Lil'Sisterでの絶好調としか言いようのない喉の冴えには思わず惚れ惚れしてしまう。Live For The Musicに代表されるなバレルの弾むベースの活躍ぶりも見逃せない。

確執とまではいかないまでも主導権がロジャースに移りつつあるのは確かで、それが1stにはあったBadCoらしさを奪ってしまっているような気はする。いい具合にブレンドされてはいるが、ラルフスのわかり易い明快なサウンドの減少が地味な印象の最大原因に違いないからである。しかし、フリーのファンにとっては1stや2ndではなかったタイプのFade Awayのような曲、全く影を潜めていた「フリーの残像」が僅かでも味わえるのは小さな幸せかもしれない。

・「気負いの取れた良いアルバムです。
このアルバムは、当時ギター中心のロック シーンにおいてボーカルが中心のアルバムである。そう言う意味ではQueenにも通じるかもしれない。なるほどポール ロジャースとQueenとのコラボレーションはあり得る話だ。メジャーな曲は無いが、バラエティーに富んでいて所謂捨て曲無し。“simple man”“silver blue & gold”辺りがカラオケにあったら歌いたい。無人島に持って行きたい名作である。

・「円熟
オリジナルのバッド・カンパニーではこのアルバムがもっともポール・ロジャースの真骨頂的な内容で、おそらく当時のロジャースはかなり自信を持っていたと思われる。近年発売された最高の時期(1976年)のライブではこのアルバムからの選曲が映える。とまあ内容がすばらしいのは言うまでもないが、今回のような紙ジャケットでの発売は嬉しい限り。特に当時はヒプノシスがツェッペリンやフロイドのジャケットデザインを司っており、それぞれにさまざまな趣向が凝らしてあった。アルミホイルのような光沢とエンボス加工を得た本作のジャケットも完璧に再現されており、このバドカン紙ジャケシリーズはLPの帯も再現されていることも含めて満点といえよう。この際、他社ではあるがTHE FIRMの2枚のアルバムやロジャースの初ソロ『CUT LOOSE』も高音質リマスターして紙ジャケ化されたらこの上なく幸せだ。絶対に買うぞ!

・「ブリティシュ・ロック臭さを出したサード・アルバム
76年発表。前作、前々作での狙ったかのようなアメリカン・ロックっぽいサウンドが少しだけ後退してフリーなどが持っていたブリテッシュ然としたサウンドが、一歩前に出た感のあるアルバム。一部の曲でのオーケストラの導入も効果的であり、バトカンらしい重量感を感じられる好作品に仕上がっていると思う。ポールのヴォーカルも文句の付けようがない絶好調のものであり、抑制を利かせた静的な部分とシャウト直前の微妙な動的な部分での声色の変化が心底素晴しい。曲も全曲素晴しく、特に本作ではラルフスの曲が若干減り、その分ポールの曲提供の頻度が上がっているが、ポールの曲のクオリティという意味でもこのアルバムはかなり高いレベルの作品だと思う。ピアノの目立つ曲が多いのも特徴。そんな6.はかなりグッとくる佳曲。もしかしたらバトカンで一番良いアルバムかもしれない。

・「ブリティシュ・ロック臭さを出したサード・アルバム
76年発表。前作、前々作での狙ったかのようなアメリカン・ロックっぽいサウンドが少しだけ後退してフリーなどが持っていたブリテッシュ然としたサウンドが、一歩前に出た感のあるアルバム。一部の曲でのオーケストラの導入も効果的であり、バトカンらしい重量感を感じられる好作品に仕上がっていると思う。ポールのヴォーカルも文句の付けようがない絶好調のものであり、抑制を利かせた静的な部分とシャウト直前の微妙な動的な部分での声色の変化が心底素晴しい。曲も全曲素晴しく、特に本作ではラルフスの曲が若干減り、その分ポールの曲提供の頻度が上がっているが、ポールの曲のクオリティという意味でもこのアルバムはかなり高いレベルの作品だと思う。ピアノの目立つ曲が多いのも特徴。そんな6.はかなりグッとくる佳曲。もしかしたらバトカンで一番良いアルバムかもしれない。

Run with the Pack (詳細)

Burnin' Sky

・「急成長。ピークの作品
バンドが急成長してしまったがために初期のファンがついて行けなくなる罪なアルバムがある。例えばツェッペリンなら「プレゼンス」ポリスなら「シンクロニシティ」本作が正にそれなのである。音楽的には歴然とピークなのだが、レベルが高いのでリスナーを選んでしまうのだ。レイドバックしたゆるい曲は1~2曲程度。大半の曲は重戦車みたいなヘヴィなサウンドをバックにポールがドスの利いたヴォーカルを披露してくれます。理屈ぬきで大音量で聞いて体感して欲しい。ひとつ、ひとつの音が「生きている」のだ。①③⑦⑩でのポールとラルフスのギターの絡みはヘビー級のボクサーの試合さながらである。情け容赦のない辛口テイスト。

・「ハードロックバンド!
バッドカンパニーの1977年発表の4thアルバムです。アルバムジャケットでポール・ロジャースがはっぴを着ていることで当時話題になりました。それまでのバッドカンパニーのアルバムに比べるとなんとなくですけど、ロジャースのヴォーカルが前面に出てきたように感じます。また Everything I Need みたいな従来のバッドカンパニーからは考えられないような曲も収録されています。彼等らしくないポップな曲なのですが、キャッチーで実にいい曲です。バッドカンパニーはファーストアルバムだけ素晴らしく、あとはカスだけなんてことを言う方もいらっしゃいますが、決してそんなことはありませんよ!バッドカンパニーはフリーのような重いブルース指向ではなく、どちらかと言うとアメリカンハードロック的なサウンドを目指していたように感じます。このことは本作品を聴けばよくわかることだと思います。

・「バドカンはブルースロックの定番です!
バドカンの魅力は、ポール・ロジャースを中心としたチームワークのよい安定したサウンドです。ノビのあるブルース・フィーリングあふれるポールのヴォーカルは、とても心地よいです。フリーからの旧友サイモン・カーク、元モット・ザ・フープルのミック・ラルフス、元キング・クリムゾンのボズ・バレルの演奏も無難なものです。でも、何作もアルバムを作ってくると、聞いている方も多少なり変化を求めてしまうのものなのですね。比較的地味な作品の多い本作は、合格点には達してるけど、一般的にちょっと評価の低いのもわかる気がします。私は好きですけど…(なおジャケットは志村けんにそっくりなポールの姿に思わず笑ってしまいます)

・「意欲的な曲もあるもも、やや煮詰まった感のあるアルバム
77年発表の4作目。往年の8時だよ全員集合!風のハッピ姿のポール・ロジャースに苦笑するジャケットながら、それよりもファンクっぽいリズムの1.にまずびっくり。フルートが導入されたラーガ・ロック?っぽい特徴的なメロディを聞かせる2.バトカンらしからぬ柔らかいコーラスが美しい6.などかなり意欲的な試みが見られるものの、全体的にはややマンネリ気味。バドカンのアルバムとしては比較的地味な作品だと思う。おそらく狙ったものではあるものの、ポール以外のメンバーの演奏が若干後ろに下がった印象があり、そういう意味でもちょっとポイントが低いかも。最初に聞く一枚としてはお薦めできない。ただしクオリティは低くはないのでファンなら必聴だと思う。

・「意欲的な曲もあるもも、やや煮詰まった感のあるアルバム
77年発表の4作目。往年の8時だよ全員集合!風のハッピ姿のポール・ロジャースに苦笑するジャケットながら、それよりもファンクっぽいリズムの1.にまずびっくり。フルートが導入されたラーガ・ロック?っぽい特徴的なメロディを聞かせる2.バトカンらしからぬ柔らかいコーラスが美しい6.などかなり意欲的な試みが見られるものの、全体的にはややマンネリ気味。バドカンのアルバムとしては比較的地味な作品だと思う。おそらく狙ったものではあるものの、ポール以外のメンバーの演奏が若干後ろに下がった印象があり、そういう意味でもちょっとポイントが低いかも。最初に聞く一枚としてはお薦めできない。ただしクオリティは低くはないのでファンなら必聴だと思う。

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Desolation Angels

・「後期バドカンの代表作!
1stや2ndの頃の音から比べるとやはりアメリカンナイズされてはいますが、いい曲が多い!1はモロに彼ららしいナンバー。ポップでありながらもしっかりロックしてます。他には3、4、7あたりの全体的の印象が8ビートでありながらも歌のリズムは16ビート、こういうのがソウルフルな歌い方のお手本だ!っていうところを聴かせてくれてます。

1st、2ndも大好きですが、このアルバムも愛聴盤。聴けば聴くほど味が出るアルバムです。これ聴いてまたポール・ロジャースに惚れ直しました~!

・「やはりポール・ロジャース
このアルバムの特徴はなんと言ってもポール・ロジャースの歌いっぷりでしょう。のどの調子も良かったらしく、鬼気迫る歌唱には感動させられます。特に crazy circle での節回しは、最高です。 前作から長い期間が経っていますが、ブランクを感じさせずテンションの高いアルバムに仕上がってます。

・「円熟の極み。贅沢すぎてお腹イッパイ!
勝負カード出しまくり。フルハウス状態の超贅沢な作品。ブリティシュロックのサラブレッドバンドがアメリカン・ロックを吸収した後にリリースされたアルバム。当然、売れました。ライブでもアルバムでも百戦錬磨の彼らですが、本作ではfree、bad coの良質な部分を煮詰めて凝縮した味わいとなっております。ポールはブラックミュージックを白人のコンテンポラリーなロックに昇華させる事に関しては天才的なひとですが、③④⑧ではそれを見事に証明しています。①③⑨ではラルフスが味わい深くも、切れ味するどいギターでポールのヴォーカルと絡んでおります。⑦⑩はドゥービーブラザーズ風味。捨て曲なし、内容が濃すぎてお腹イッパイなのが玉に傷ってとこか。

・「まさにアメリカナイズ
ジャケットがアメリカンなら曲調もアメリカン。かつてのようなブリティッシュ・ロック魂は何処やらという感じだが、良い曲が多くて聴き手を飽きさせる事がない。ポール・ロジャースも年季が入って益々巧みに唄いまくっている。バックもそつなく安定した演奏を聴かせてくれる。セールス的にも好調だったというのが納得できる作品である。

・「前作での地味さを払拭し華やかさを取り戻した作品
79年発表の5作目。とにかくシンプルでタイトになったリズムにびっくりする作品。シンセ・ドラムのタムも飛び出してくるぞ!!この時期に台頭し始めたテクノ的な要素をうまくバッド・カンパニー流に消化した1.は見事の一言。代表曲の一つでしょう。そして2.ではいきなりアコギによるフォーク・ロック的な曲に早変わり。前作での地味さがふっとんで華やかさが戻ってきた印象を受ける。バット・カンパニーとしては平均的な一枚としてバッサリ捨てることも出来る作品ではあるが、なかなか味わい深い曲が多くて個人的にはかなりの頻度で聴く作品である。(1.と2.のクオリティが続かないのは事実ではあるが・・・) カントリー風だが、ブリテッシュ臭いバラードの5.などの佳曲もある。何にしてもヴォーカルと演奏が対等になったのが一番の魅力。これぞバトカンでしょう。

Desolation Angels (詳細)

Rough Diamonds

・「今聴けば
高校生の時、バドカンのアルバムでワーストだと思っていたのが本作。だのに、最近このリマスター盤を買って聴いてみた。はっきり言って最近のロックバンドでこれに匹敵するレベルを持ったアルバムを作れるグループはないだろう。ロジャースの歌唱力でいくつかの欠点をなんとかカバーしているとはいえ、非常に完成度の高い一枚だ。それまでのバドカンの印象がハードロックであるせいか、本作は若干軽い仕上がりだが、楽曲が素晴らしいために古くさい感じがない。とにかくバドカンは楽曲とロジャースの歌唱力を堪能するためのバンドであって、ツェッペリンやストーンズのような聴き方をしていてはいつまでもこの魅力が解らないで終わってしまうだろう。繰り返しますが、とにかくロジャースの歌を聴きましょう!

・「A.O.R./ フュージョン色という新生面を出しつつも、ポール在籍ラストとなったアルバム
82年発表のラスト・アルバム(ポール在籍として) かなりA.O.R./ フュージョンに接近した作品だが、従来の持ち味は失っていない。エレピのレフで引っぱっていく1.はこのアルバムでも絶品の出来であり名曲の一つだろう。TOTOやスティーリー・ダンなどに近い感触がある2.などを聴いていると無骨なイメージに相反してかなり器用なメンバーなのだなと思う。それくらい世間の評価と違って優れた内容のアルバムであり曲も良いと思う。後半はちょっと趣向が変わってオールド・スタイルのロックンロールの6.ブラスが導入されたバトカンとしては珍しくファンキーな7.スライドが飛び出すアーシーな8.などバラエティに富んでいるが、散漫な印象は無くきちんとバトカンの音になっている。前作から3年の月日を要したことからもかなりの試行錯誤があったことが伺えるが、粒ぞろいの楽曲が揃っており、仕上がりは良いと思う。無視するにはもったいない作品だ。

・「A.O.R./ フュージョン色という新生面を出しつつも、ポール在籍ラストとなったアルバム
82年発表のラスト・アルバム(ポール在籍として) かなりA.O.R./ フュージョンに接近した作品だが、従来の持ち味は失っていない。エレピのレフで引っぱっていく1.はこのアルバムでも絶品の出来であり名曲の一つだろう。TOTOやスティーリー・ダンなどに近い感触がある2.などを聴いていると無骨なイメージに相反してかなり器用なメンバーなのだなと思う。それくらい世間の評価と違って優れた内容のアルバムであり曲も良いと思う。後半はちょっと趣向が変わってオールド・スタイルのロックンロールの6.ブラスが導入されたバトカンとしては珍しくファンキーな7.スライドが飛び出すアーシーな8.などバラエティに富んでいるが、散漫な印象は無くきちんとバトカンの音になっている。前作から3年の月日を要したことからもかなりの試行錯誤があったことが伺えるが、粒ぞろいの楽曲が揃っており、仕上がりは良いと思う。無視するにはもったいない作品だ。

・「なんだこりゃあ?
往年のバドカン・サウンドを期待すると手痛いしっぺ返しを喰らう、この作品。また活きの良い骨太ロックを聴かせてくれると思いきや、ファンキー&ブルージィな楽曲のオンパレードになっている。どういう風の吹き回しなんだろう?でも聴いていると、これはこれで良いような気がしてくる。どういう曲調であれ、御大ポール・ロジャースが歌っている事には変わりは無い。ミック・ラルフスやサイモン・カークも健在。良くない訳がない。というわけで、ちょっと一味違うバドカンを聴いてみたい人には最適の1枚となっています。

・「これって・・・・。
このアルバムは間違いなくバッドカンパニーのアルバムなのですが、ハードロックバンドのバッドカンパニーを期待して聴くと肩透かしを喰らいます。 でもそこはバッドカンパニー、アルバム自体の出来は他を寄せ付けない作品に仕上げています。ポール・ロジャースのエモーショナルなヴォーカルを楽しめるアルバムです。もしかしたらバッドカンパニーの全アルバムの中で、もっともポール・ロジャースの歌唱力を堪能できるアルバムなのかもしれません。

Rough Diamonds (詳細)

Mr. Fantasy

・「ロックの名盤ここにあり!
このCDはとてもお得だ。ボーナストラックが5曲付いている。何と言っても[Paper Sun][Hole In My Shoe][Smiling Phases]が聴ける事だ。このトラフィックはとても不思議なグループで何とも言えない世界へ導いてくれる。イギリス独特な雰囲気で特に郊外の民族音楽的な要素が十分に含まれている。またウインウッドとメイソンのバランスがいい。我が侭メイソンをどう操るかもこのグループの面白さのひとつだ。全体的楽曲の良さが光る正に名盤ここにあり!

・「トラフィックデビューアルバム
'67年作、時代が時代だけに一言でいえばサイケデリックロックなのですが、元スペンサーデイヴィスグループのスティーブウィンウッドのボーカルだけはどうしようもなく真っ黒で圧倒されてしまいます。そしてこのアルバム、'67年英国当時のどのアルバムよりも音がいいんではないでしょうか?特にベースとバスドラムの音質、バランス、一体感の良さは冒頭の曲から感じ取れます。アイランドレーベル製作(ロンドン、オリンピックスタジオ録音)のレコードって'67年以降は、最新機材の導入によるものなのか、とにかく音がいいです。楽曲はバラエティに富んでいてヴォードヴィル調(同時期のキンクスのような)あり、ラテン調あり、ジャズロックありの楽しめる内容となっています。そしてボーナス(11~15)のヒット曲両面も、名曲揃いです。15は映画「茂みの中の欲望」のサントラテーマ曲で凝った曲構成が素晴らしいです。2の途中と最後でスタジオに居合わせたスティーブマリオットのかけ声や笑い声が入っていてなんとも心なごみます。特徴のある声なのでファンならすぐわかるでしょう。ああ、この時英国最大のソウルボーカリストが二人揃ったんだからゲストでデュエットでもしてもらってそれも収録してほしかったなあ・・・

・「トラフィックのサイケな異色作
トラフィックのファースト。セカンド以降の音楽からすると、これは異色だ。しかしサイケファンにはたまらない1枚。テープ逆回転やメロトロン、7のUtterley Simpleではデイブ・メイスンのシタール演奏(チカリが中心だが)が聴ける。6のDealer、はじめはおとなしいカウベルだが最後はうるさいぐらいに複雑なリズムをとる。8のColoured Rainはアル・クーパーがカヴァーしてます。

Mr. Fantasy (詳細)

Traffic

・「剛のウインウッドと対峙する柔のメーソンが見事
Trafficというと天才Steve Winwoodのワンマンバンドと思いがち。彼のエッジの効いたキーボードやギターのプレイやソウルフルなボーカルはやはり凄い。だが、本作の特徴は怪人?Dave Masonの際だつ個性だろう。Steveと相対するような柔らかで暖かいトーンのヴォーカル、アコーステイックギター(何故かエレクトリックギターをほとんど弾いていない)やハーモニカが横溢する。シンプルでとらえどころのない不思議なソングライテイングも見事。剛のSteveのプレーを柔のDaveの歌世界が取り込んで行く様は愉快だ。聴けば聴くほどにDaveの世界に引き込まれていく自分がいる。多分それがこの大名盤の魅力なんだろう。意外にもアコーステイックなんだけど聴くほどにロックしてくる。リマスターによって、楽器の分離度がぐっと高くなっている。絶対に大音量で聴く方が良い。

・「初期の代表作
Trafficはけして長くはないその活動期間中に、頻繁にメンバーチェンジを繰り返し、音楽性も幅広く変化しました。Steve,JimそしてChrisの三人の中心メンバーは不動でしたが。本CDは彼らのセカンドアルバムであり、ファーストとともに初期の代表作、そして60年代中期のブリティッシュロックの最高傑作としても重要な作品です。

ブルースを吸収・消化したSteveのボーカルとジャズからブリティッシュトラッドを守備範囲とするChrisのフルートがバンドの基調であることが本作品で確立したように思えます。本CDはボーナストラックを含み、輸入盤の廉価を考えてもお買い得でしょう。

Traffic (詳細)

Last Exit

・「魔法のサウンド
スタジオ録音の曲ではセンスよし、音よしで非の打ちどころがないほど。このどこから出しているのかわからない天才的な歌声とバンドの才能との合致にはポップバンドをとっくに突き抜けた一流のスノビシュな感覚さえ感じる。コンパクトな佳曲と神がかった演奏に拍手!

・「名演のライヴを収録
トラフィックの3枚目のアルバム(69年5月発売)のリマスター盤。すでに第1期トラフィックは解散状態だったにもかかわらず(68年暮れに解散)、レコード会社がラスト・アルバムとして勝手に編集したもので、アナログA面にあたる (1) (2) (4) (5) は既発シングル曲。(1) は67年暮れ頃に録音されたデイヴ・メイソンのソロ名義のシングルB面曲ですが、実質はトラフィックのアウトテイク。(4) は68年2月録音でシングル「Feelin' Alright」のB面曲、(2) (5) は68年11月録音のシングルAB面曲、インストの (3) はセカンド・アルバム『Traffic』のアウトテイク。ハッキリ言って寄せ集めです。しかし、このアルバムの価値を高めているのはアナログB面にあたる (6) (7) の2曲のライヴ録音でしょう。68年3月フィルモア・ウェストで収録されたウィンウッド、キャパルディ、ウッドの3人によるジャズ色濃い演奏で、 よくトラフィックを形容する時に使われる「醒めた熱気」みたいなものがよく感じ取れる名演。バランスの悪い録音ですが、それもまたいかにも60年末のジャズ・ロック的な雰囲気も醸し出していてマル。この時の他の録音の一部はブートレグで聴けます。本リマスター盤はボーナス・トラックはないのが残念ですが、米ユニヴァーサル・スタジオの重鎮エンジニア、Jeff Willens のリマスタリングで音質は問題なし。やはりトラフィック・ファンは本作も必聴でしょう。

Last Exit (詳細)

John Barleycorn Must Die

・「Bill Levensonの最新リマスター
このUS盤は、UK盤やそのマスターを使った国内盤よりもフィルモアイーストのライブの2曲+MCの分損だと思うかもしれませんが、Jazz界のMichael Cuscunaと双璧を成すRock界におけるreissueの巨匠Bill Levensonがスーパーヴァイズしている2001年最新マスター盤です。しかもこの値段!勿論、名盤!決して損しないと思います。強いて残念な点を挙げれば、2つのボーナストラックの1つI Just Want You to Knowが、旧A面とB面の間に入っていることです。オリジナルの6曲を通して聞きたいと思うのですが...

・「60年代ロックの金字塔
とっても良くできた完成度の高いアルバムだ。逆にそれがこのアルバムの唯一の弱点と言えなくもないが。スティービー・ウインウッドのエッジの効いたパワフルなボーカルとギターやキーボードが炸裂。ソウル、R&B、ブルースをこれほど見事に消化し、ブリティッシュトラッドをまぶした彼はやはり凄い天才。元々は彼の初ソロアルバムとして企画されたらしいが、この3人だけでやり倒したのはけだし正解。現在までの彼のキャリアの道筋のブループリントがここに既に引かれていたことが分かる。スティービーをサポートするキャパルディーの作詞、シンプルなドラミングとクリスウッドのサックス、フルートetc.も良い。この三人の渾然一体となったサウンドが最初から横溢して「クータマラン」状態の38分間でした。本作がLPリリースされた頃(1960年代後半)高校生だった私は、このジャケットが60年代的に冴えないと感じ、購入を控えThe Bandを買った。両方一緒に買わなかった事が非常に悔やまれる。ジャズやR&Bにここまで迫った60年代ロックは本当に凄い。ウインウッド、キャパラルディ、ウッドの3人にただただ脱帽。

・「中期の代表作
活動期間中、幾度もメンバーチェンジを繰り返したトラフィックの中期の代表作であり、70年代初頭のブリティッシュロックの輝かしい傑作のひとつです。Dave Masonの脱退により、実質的にSteve Winwoodのワンマンバンドとなったような印象もうけますが、作曲のSteve Winwood、歌詞のJim Capaldi、マルチミュージシャンのSteve、そして管楽器で独特の彩をそえるChris Wood、というトラフィックの歴史でもっとも小編成であることが素晴らしい結果を産み、ロック+ジャズ+ブリティッシュフォークがまさにフュージョンした素晴らしい作品が出来上がったわけです。Glad, Freedom Rider, Empty Pages,そしてタイトル曲とまるでベスト盤のような名曲ばかりです。

・「涼やか、でも冷めてはいない
スティーヴのピアノとオルガンによる1のイントロを初めて聴いた時、僕はそのセンスの良さにとても感心し、それだけで、このアルバムが傑作であることを直感し、全く疑わなかった。そしてそれは間違ってなかった。曲はどれもいいし(ボーナストラックはそれほどでもないけど)、ジャズやフォークの要素を取り入れた独自のシンプルなロックサウンドに、メンバー三人(特にスティーヴ)の見事なセンスが存分に発揮されていて本当に見事。僕はこの一枚でスティーヴ・ウィンウッドの大ファンになった。トータル39分30秒の「砂漠のロンドンにあった美しきオアシス」(ピーター・バラカン)

・「ブリティッシュロック70年代初頭を飾る1枚
S.ウィンウッド(SW)にとってブラインド・フェイス解散後のトラフィック再結成第1弾。初期のサイケデリックなポップ色(これなこれでもちろん魅力的)を排した、ソウル志向に英トラッド風味をブレンドした落ち着いた大人の仕上がり。旧LPのA面に当たる1〜3は組曲的に一連のものとして聴くのがお勧め。1はSWのピアノのリフが素晴らしく魅力的なミディアムテンポのソウルジャズ・インストの名品。いまだにその魅力は衰えない。2,3もSWが伸びやかなヴォーカルを聴かせる落ちついた感じの仕上がり。中間部のC.ウッド(CW)のによるフルートソロもなかなか良い。旧B面(5〜7)は当時としては長尺の曲でじっくりと聴かせる。タイトル曲6は大麦の収穫による死が酒として再生するという寓話的な英トラッドのバラッドを題材に、アコギとフルートをバックにSWがじっくりと聴かせる。ボーナス・トラック(BT)の4、8は熱心なファン向けのものと想われる、トータリティのある本作ではむしろ邪魔な気がする。特に4をここに配するのは編集者の意図を疑う。初めて聴く人は、BTをとばして聴くことを薦める。またUK盤、日本盤の最新のものは、さらにBTでライブ音源が2曲(+MC)が付く。未完となったLIVE NOMBEMBER(70年)の音源とのことだが、やはりマニア向けの内容といえる。その中で1のライブ・ヴァージョンは、本作でピアノ・リフだったものがハモンド・オルガンで演奏されているのが興味深い。テンポが速く、荒っぽい演奏である。

John Barleycorn Must Die (詳細)

Welcome to the Canteen

・「文句なしです。
アナログ時代、それからCD化されてからも音室の悪さが気になっていたアルバムですが、内容はすばらしいです。スペンサー・デイヴィス・グループ時代の「ギミ・サム・ラヴィン」もやっていますし(長尺ですが最高です)、デイヴ・メイソンの活躍もすばらしい。リマスターでずっと聴きやすくなりましたし、ライヴの名盤だと称えてよいと思います。

スタジオ録音の最高作はセカンドだと私見ながら思いますが、セカンドと共にトラフィックの魅力が詰まった名盤だと思います。

・「ラフな仕上がりながらナマの感覚が魅力的な逸品
グループ活動が宙ぶらりんの時期に制作されたためか若干雑然としたラフな印象もありますが、これが却ってSteveのヴォーカルを際立たせることとなっており、インパクトの強い歌声が素晴らしい出来です。収録されている曲は彼の初期のものが多く、オリジナルからぐっとスケールアップした"Gimme some Lovin'"、"Medicated Goo"、"40,000 headmen"では、Steveがソウルフルで力強いヴォーカルを聴かせてくれます。デビュー当時から黒人の声帯を持つ男とも言われた、情感あふれるエネルギッシュな(初めて聴いた時はファズトーン処理してるんじゃないかなんて思ったほど)ヴォーカルスタイル絶好調です。そして彼等のデビューヒット"Dear Mr. Fantacy"は若干テンポを落として繰り広げられ、聴かせどころでは腕達者の集団らしく上質のplayが盛り込まれています(今更ながら良く出来た曲だと再認識しました)。飛び入りって感じのDave Masonも彼のソロの名品2曲、これもいい味です。きっちりまとまったplayを好まれる方には多少違和感のある作品かもしれませんが、上質のJam session(懐かしい言葉!)の醍醐味も伝わる魅力的な作品です。

・「パワフルなライヴ盤
トラフィック71年9月発売のライヴ盤のリマスター盤。ボーナス・トラックはなし。次作『The Low Spark Of 〜』での6人に、アメリカから帰国中のデイヴ・メイソンが参加した7人編成のライヴで、収録は71年6月6日と7月3日のコンサートから抜粋されています。この7人編成ではグランストンベリー・フェスティヴァルを含む6回しかライヴは行われておらず、貴重な音源とも言えますが、当時の米での配給元 United Artists との手切れのためにリリースされた経緯もあり、音質はバランスが悪く、選曲も古い曲が多く、評価もセール面も当時はあまり芳しくありませんでした。が、それに反して、演奏面は『The Low Spark Of 〜』ではあまり生かされていなかったジム・ゴードンのドラムスがここでは本来の豪放さが出ていて、スタジオとは違ったグルーヴ感ある演奏となっていて聞き応えあります。ファンキーでゴキゲンな (1) 、ドラムスとパーカッションが心地よいグルーヴ感を醸し出す (3) 、ゆったりとした米南部的なグルーヴ感を持ったスケールの大きい演奏の (4) はスタジオ版よりいい演奏だと思います。メイソンとウィンウッドのギター・バトルが聴きモノの (5) は本盤のハイライト。最後のキメの部分で2人の呼吸が合わないのは残念ですが、ウィンウッドの切れ味鋭いギターは一聴の価値あります。ジム・ゴードンの豪快なドラミングが聴ける (6) は少し冗長で、途中リズムが裏返る演奏ミスもありますが、勢いで最後まで聞かせる荒ワザも発揮。こんなトラフィックもありなんだと納得してしまうほどのパワフルなライヴ盤です。それにしても米ユニヴァーサル・スタジオの重鎮、Jeff Willens によるリマスター効果は大きく、アナログ盤に較べて音質も相当パワー・アップしています。

Welcome to the Canteen (詳細)

Low Spark of High Heeled Boys

・「ベリーイギリス。
私が投稿するまでの平均が星3つ半というわびしさ。たまらなくなってレビューすることにしました。トラフィック史上最多の6人編成。(次のライブにはデイブメイソンもゲスト参加しますが)その割には淡々とした演奏が続きます。しかしこれがジワジワとボディーブローのように効いてきます。今までは、スティービーひとりがオーバーダブを繰り返し、人工的な熱気を書き記してきたトラフィック。それが良くも悪くも独特なトラフィックサウンドを形成し、多くのファンを獲得してきたのも事実ですが、個人的にはトラフィックというバンドに突き抜けたダイナミックスを感じられなかった原因だとも感じています。(反論も多いでしょうが,,,,)このアルバムでも自分の守備範囲であるキーボード、ギターに関しては他人にはまかせなかったスティービーですが、名うてのリズムセクションに乗っかって非常にリラックスしたボーカル、ピアノを聴かせてくれます。このアルバムをあまり評価しない人たちはひょっとすると、「上海ヌードルファクトリー」や「カラードレイン」のようなブリティッシュソウルばりばりの熱唱が聴けないのがご不満なのかもしれません。しかし私は本作がトラフィック史上もっとも“イギリス”っぽい作品集だと感じています。なぜかドラムをやめてしまいヒマそうなジムキャパルディの詩の世界が実は全体のサウンドを支配しています。視点は都会から田園地帯、農業地域、地方都市の生活に移っています。「秘められた宝」「雨の精」そして圧巻のアルバムタイトル曲。評価の結論を急がずぜひ聴きこんでいただきたいアルバムです。(そんなヒマはないというかたにはたしかにあまり勧められないですが....)実のところ私は2枚目「トラフィック」とこれしか最近では聴きません。

・「アルバムとしては今一つ
1曲目はマクドナルド&ジャイルスのアルバムにウィンウッドが参加(ピアノ、オルガン)したというのが影響したのでしょうか。タイトル曲は本当に素晴らしい出来です。カンタベリーを思わせるような空気が全体にあります。

とはいえ、アルバムとしてトータルで評価するとなると少し厳しいアルバムです。前作のような散漫寸前の奔放さとは違い、構成にも曲の出来にもバラ付きがあります。

・「70年代英国ロックのウェットさを感じさせる音
トラフィック71年11月発売のアルバムのリマスター盤。彼らの代表曲となったタイトル曲 (2) とジャケットのアート・ワークの秀逸さで人気の高いアルバムですが、全体的には緊張感に欠けメリハリに乏しい内容で、ライヴ盤『Welcome To The Canteen』であれだけ豪快な演奏していたにもかかわらず、スタジオ作に活かせなかったのは残念です。当時のトラフィックはジャム・バンド的な方向を目指していたことは、(6) やボーナス・トラックの (7) の後半に現われていますが、どうにも中途半端。スティーヴ・ウィンウッドが初プロデュースを手掛けたことも良い方向へとは行かず、妥協が多い点が目立ちます。それでも出来がよくないと言ってもそこはトラフィック、そこらの凡百のバンドに較べれば水準は高いのでご安心を。英トラッド風の (1) 、最後まで緊張感が途切れないジャズ・ファンク的な名演 (2) 、ドラムを捨てヴォーカリストに転向したジム・キャパルディ作のファンキー路線の新機軸 (3) などアナログA面にあたる曲は新生トラフィックの本領が発揮されています。(4) (5) など米南部的指向を感じさせる曲もありますが、英国的叙情性を持った楽曲が多く、まさしく「70年代英国ロック」のウェットさを感じさせるサウンド。残念ながらこの頃、英国では人気は凋落していて本作はチャート・インできずに失敗しましたが、米での人気はトップ・クラスで本作は全米チャート7位のヒットを記録しています。録音は71年9月、アイランド・スタジオ。本リマスター盤は米ユニヴァーサル・スタジオの重鎮エンジニア、Jeff Willens のリマスタリングで音質は問題なし。ボーナス・トラックは「Rock & Roll Stew」のシングル・ロング・ヴァージョン(6分強)で、後半のジャム的演奏が追加されたおかげでトラフィックのジャム・バンド的側面が強調されたヴァージョンとなっています。

・「単純にいきましょう。
タイトル曲を聴けばもう文句いう事無しでしょう。

Low Spark of High Heeled Boys (詳細)

シュート・アウト・アット・ザ・ファンタジー・ファクトリー(紙ジャケット仕様)

・「トラフィックの最高傑作
トラフィックの73年のアルバムの紙ジャケ・リマスター盤。前作『ザ・ロウ・スパーク・オブ・~』と同様の変型ジャケの再現はファン待望のもの。内容は、何と言ってもマッスル・ショールズのデヴィッド・フッド (b) とロジャー・ホーキンス (ds) の加入が大きい。名うてのマッスル・ショールズのリズム隊が1つのグループに加わったのはこれが最初で最後。スティーヴ・ウィンウッドの米南部音楽指向とがっちりマッチした形となったこのアルバムは個人的にはトラフィックの最高傑作だと思う。ファンキーなタイトル曲から、最も南部的な大きなうねりを持った長尺な「Roll Away Stones」、クリス・ウッドが大活躍のラテン・ファンク的なインスト曲「Tragic Magic」、ラストのサザン・ソウル的バラード「Uninspired」まで、聴き応えたっぷり。当時の全米アルバム・チャートでも彼らの最高位である6位を獲得。ボーナス・トラックがないのは残念だが、リマスターされた音質(米リマスター盤と同じ)は旧CDに較べ、ふくらみが増したため南部的な図太いサウンドになっている。

・「悪評高い名盤
前作The Low Spark of High Heeled Boysに引き続きマッスルショールズのミュージシャンを加えての作品。発表当時は芳しくない評価を得た。しかしながら個人的には満足。特にuninspiredはスティーヴィーの数多い曲の中でも屈指の名曲ではないだろうか。

シュート・アウト・アット・ザ・ファンタジー・ファクトリー(紙ジャケット仕様) (詳細)

When the Eagle Flies

・「個人的にはウィンウッドベスト
この男臭く、大袈裟な感じは大好き。ソウルジャズ?ジャズロック?色が強い作品で、音はstevie wonderのinnervisionに比肩するドープさだと個人的には思っています。歌詞にやたら空をイメージさせる単語が並ぶB面が泣ける泣ける。

・「Traffic=Stevie Winwoodの達したいぶし銀の一作
英国ロックの立役者の一人、Stevie WinwoodがTraffic名義で残したシブイ傑作。一見(いや一聴)淡々とした曲調の中にロック、トラッド、ジャズを緻密に織り込んだサウンドが秀逸、そしてあのソウルフルでいてクールなWinwoodのヴォーカルもマッチして、どの曲もキャッチ-な華やかさはないものの、飽きのこない作品です。

80年代後半からソロで大ヒットを飛ばし、グラミーなんかも取っているWinwoodですが、この当時はTrafficのリーダーとして、アクの強い連中(Dave MasonやJim Capaldi)に刺激されつつ独自のサウンドを醸し出してました。"Walking in the wind"、"Dream Gerald"なんか聴くと当時には早すぎた完成度だったのかもなどと今にして思う次第、古さを感じさせない彼特有の切れを感じさせてくれます。やはり彼は、R&Dの進行形に過ぎなかったロックを、飛躍的にジャズと並ぶ芸術にまで昇華させた天才の一人なのでしょう。ソロでの作品に馴染んでいる方にも是非聴いていただきたい一枚です。

・「トラフィックのラスト・アルバム
トラフィックのラスト・アルバム(74年9月発売)のリマスター盤。ボーナス・トラックはなし。前作からマッスル・ショールズ・リズム隊が抜け、ジム・キャパルディがドラムスに復帰、当時若干17歳のジャマイカ出身の黒人ベーシスト、ロスコ・ジーを加えた4人編成で74年6〜7月に録音。リーボップは2曲に参加していますが、たびたびのステージ上での奇行でクビ状態、クリス・ウッドは体調悪化でもはや演奏できるような状態ではなく、ジム・キャパルディもヴォーカリストとして歌える自分のソロ作の方にご執心で、彼らの協力を得ながらもほとんどスティーヴ・ウィンウッドの才能で出来上がったかのようなソロ・アルバム的な雰囲気が強い作品です。それでもバンド的なグルーヴ感は健在で、ウィンウッドの才気と創作意欲に、ロスコ・ジーのベース・プレイとキャパルディの献身的な貢献がうまく絡み合った結果、トラフィックのラストとして面目を保った仕上がりになっています。前作までの米南部的な泥臭さや英トラッド的要素はなくなり、都会的なソウル・ファンク的な演奏が多いのもこれまでのトラフィックの作品とは一線を画していますが、メロトロンをフィーチャーし、後半はキング・クリムゾンみたいな (2) 、フリーキーなシンセに実験的な試みが見える (3) など、新たなる展開も期待できる意欲的な曲もあり、ラストの (7) を含め、皆これが最後だとわかっているような独特の緊張感が漂っていて、聞き応えがあります。その緊張感とは対照的に、清涼感さえ漂うリラックスした名曲 (4) や (5) (6) などはこの後のウィンウッドのソロ・アルバムに入っていてもおかしくないような曲で、この辺りがソロ・アルバム的な雰囲気が強くしている原因なのでしょう。全米アルバム・チャート9位。ウィンウッドにとって本作での自信は後のソロ活動の布石となったはずです。

When the Eagle Flies (詳細)

Steve Winwood

・「スティーヴのアーシーでファンキーな最高作!
前歴がきらびやかなグループのメインだった人のソロアルバムというと、なぜか1枚目が素晴らしいことが多い。Peter Gabrielしかり、この人しかり・・・。(その後、デジタルシンセの大仰な音になっていくのも似ている・・・。)これはシンプルで、かつバックのリズム・セクションがアンディ・ニューマーク(後期ロキシーでも活躍)、

ウィリー・ウィークスという超ファンキーな組み合わせ。(2曲目のイントロにはぞくぞくします!)スティーヴの歌も心なしかアーシーで最高です。最後のバラードも心の底から酔えます・・・。

彼のアルバムでは一番おすすめといっても過言ではありません。LPの時代に、カット盤(バーゲン品)で買った思い出の作品です。

・「土の香りのするソロ第一弾
77年発表のソロ1作目。プロ・デビューして13年目のソロだった。2nd以降は一人多重録音で音を構築したソロ作を発表するが、本作ではまだバンド形態での録音がなされておりそういう意味でも貴重なソロ作である。曲もジム・キャパルディとの共作が多い。概ねソウル/ファンク調の曲が目立つものの露骨にそれを感じさせないのはさすが。トラフィックなどの延長線上の音を保った感もあり、安心して聞ける作品とも言える。 ソウルっぽい1.では次作以降で全面フューチャーされるシンセ・ソロが既に出て来ているが、サウンドそのものが、やはりソウル系のそれでありあまり目立たない。2.はクラヴィネットが登場するファンクっぽい曲で、曲そのもののグルーヴが素晴らしい。美しいメロディのバラードの3.は土の香のするゴスペルっぽい曲。胸がいっぱいになるほどの素晴らしい曲であるが、ドラマティックな展開は若干プログレからの影響を感じる。佳曲揃いのこのアルバムの中でも4.は特に印象に残る。このメロディの展開は感動的だと思う。ラストを締めくくる6.はバラードの佳曲。スティーヴのヴォーカルが素晴らしい。

・「土の香りのするソロ第一弾
77年発表のソロ1作目。プロ・デビューして13年目のソロだった。2nd以降は一人多重録音で音を構築したソロ作を発表するが、本作ではまだバンド形態での録音がなされておりそういう意味でも貴重なソロ作である。曲もジム・キャパルディとの共作が多い。概ねソウル/ファンク調の曲が目立つものの露骨にそれを感じさせないのはさすが。トラフィックなどの延長線上の音を保った感もあり、安心して聞ける作品とも言える。 ソウルっぽい1.では次作以降で全面フューチャーされるシンセ・ソロが既に出て来ているが、サウンドそのものが、やはりソウル系のそれでありあまり目立たない。2.はクラヴィネットが登場するファンクっぽい曲で、曲そのもののグルーヴが素晴らしい。美しいメロディのバラードの3.は土の香のするゴスペルっぽい曲。胸がいっぱいになるほどの素晴らしい曲であるが、ドラマティックな展開は若干プログレからの影響を感じる。佳曲揃いのこのアルバムの中でも4.は特に印象に残る。このメロディの展開は感動的だと思う。ラストを締めくくる6.はバラードの佳曲。スティーヴのヴォーカルが素晴らしい。

・「ソロではやはりベストでは?
WinWoodのソロ作品では、Back in the Highlifeあたりの評価が高いようですが、私としては、この作品が最も好きです。Traffic解散前のWhen the eagle friesに通底した趣のある、淡々とした音の按配は、粋ななrockと言ってよく、むしろその後の時期のWinwooodはやや迷走していたのではないかと思っています。ある意味で、このあたりの作品が、一つの到達点であったと評価すべきではないかと言ったら、言い過ぎでしょうか。

・「Stevie Winwood
22・3年前、ついでに買ったのがこのレコード。以来、ときどき聴きたくなる不思議な1枚。今の「癒し」系とは違うのでしょうが、確かに自分を何となく癒しつづけてくれた1枚です。「天才」と騒がれていた、とか、スペンサーデイヴィスグループ、トラフィック、ブラインドフェイス、とかそんな前歴とは無関係に聴いてみてもいいのでは。淡々と流れるときを味わいたい1枚。少しジャジー、だったり、ポップだったり、切々と歌い上げたり、地味だけれど20年経った今も肩肘張らず何となく良いな と思える そうだな、10代20代では思わなかったけれど、「上を向いて歩こう」って実は名曲だったなと思う。それと同じような意味で良い1枚。お奨めです。 

Steve Winwood (詳細)

アーク・オブ・ア・ダイバー

・「幸せの一枚
 「ひとり」になって初めて本当の力が出せる類の人種が世の中に居ますが、この人はその筆頭格。でも、ずっとひとりだと煮詰まってしまうから、そう長くは続けられませんが。

 トラフィックのJohn Barleycorn Must Dieなどでも垣間見せてましたが、こうして改めて、歌やシンセは勿論それ以外の楽器の演奏、プロデュース、エンジニアリングなどなどをひとりでこなすのを見せ付けられると、「才能がある」というのはこう言うことなのかとしみじみ感心させられてしまう。また、詞をウィル・ジェニングズにかなり任せているのも成功の一つの要因。内容は、当たり障りはないけれどもポジティヴだし、スティーヴ曰く、「約束の日時を守ってくれるのがありがたい」。なあなあで仕事をする人が多い世界ですから、そういったプレッシャーから開放されて仕事に没頭出来るのも大事な要因だよなあ。

 本人が色々苦労を経て大人になって、角が取れたことも一つあるでしょう、10年前に同じ追い詰められた環境におかれてたら、こんなに良い色の出たアルバムにはならなかっただろうな。前ほど気張って鍵盤も鳴らしてないし。

 ご本人様が誇らしげに言うには、「このアルバムは何から何まで自分自身」。そう言い切れる作品って、音楽でも絵画でも良いけれど、物を作る人が、その生涯に一つ作れるものなんだろうか?

・「オタクっぽいけど、明るいサウンド