隠し砦の三悪人 [DVD] (詳細)
三船敏郎(俳優), 上原美佐(俳優), 志村喬(俳優), 千秋実(俳優), 黒澤明(俳優), 藤原釜足(俳優), 藤田進(俳優), 三好栄子(俳優), 土屋嘉男(俳優), 三井弘次(俳優)
「捨てるか拾うか」「私の中での出色の黒澤作品。」「見事な戦国絵巻」「三船敏郎のすごさ」「戦国ロマン物の走りにして最高峰」
MONDAY [DVD] (詳細)
サブ(監督), 堤真一(俳優), 松雪泰子(俳優), 安藤政信(俳優), 大河内奈々子(俳優)
「☆スタイリッシュ&ファンキー★」「SABU監督の勇気と奇跡」「予測のつかない展開!」「いやいや」「何日後に…」
Love Letter [DVD] (詳細)
岩井俊二(監督), 中山美穂(俳優), 豊川悦司(俳優), 柏原崇(俳優), 加賀まりこ(俳優)
「少年の伝えられなかった想いが今・・・」「遠いあの日を思い出す」「涙なしでは見れません」「パーフェクト」「恐らく“純愛”をテーマにしたあらゆる映画の中でもベストと言って相応しい傑作。」
ベン・ハー 特別版 [DVD] (詳細)
ウィリアム・ワイラー(監督), チャールトン・ヘストン(俳優), スティーブン・ボイド(俳優), ジャック・ホーキンス(俳優), ルー・ウォーレス(原著)
「買いでしょう」「特典映像も面白い」「エキストラが最も多い映画」「これぞ映画!!」「俺は無宗教ですが、この映画は大好きです。」
ジャッキー・ブラウン [DVD] (詳細)
クエンティン・タランティーノ(監督), パム・グリアー(俳優), サミュエル・L.ジャクソン(俳優), ブリジット・フォンダ(俳優), ロバート・デ・ニーロ(俳優)
「留守電の声の正体はタランティーノ監督自身です。」「大人の恋文…」「騙し騙され、苦味の効いた大人のドラマ」「関根勉のおすすめだった。」「そうきたか」
恋する惑星 [DVD] (詳細)
ウォン・カーウァイ(監督), フェイ・ウォン(俳優), トニー・レオン(俳優), 金城武(俳優)
「恋したくなる映画です」「特に音楽が良い!」「現実感・・・」「大好きな作品」「フェイ・ウォン好き……」
ウォレスとグルミット ペンギンに気をつけろ! [DVD] (詳細)
ジュリアン・ノット(アーティスト), ピーター・サリス(出演・声の出演), 萩本欽一(出演・声の出演), ニック・パーク(その他), トリスタン・オリヴァー(その他), デイヴ・アレックス・リデット(その他), ボブ・ベイカー(その他)
「ウォレスとグルミットのエピソードの中では最高の出来!」「なんでこうなるのっ!」「とにかく見て!!」「グルミットは心のオアシスです」「最高!」
ナイトメアー・ビフォア・クリスマス [DVD] (詳細)
ヘンリー・セリック(監督), ダニー・エルフマン(俳優), クリス・サランドン(俳優), キャサリン・オハラ(俳優), ウィリアム・ヒッキー(俳優), ティム・バートン(プロデュース), デニーズ・ディ・ノヴィ(俳優), キャロライン・トンプソン(俳優), ピート・コザチク(俳優), ポール・ルーベンス(俳優)
「大人でも楽しめる作品。」「市村ファン必見!」「すごい!の一言」「キモチワルイのがかわいいんです」「吹き替え版も最高!」
GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊 [DVD] (詳細)
押井守(俳優), 田中敦子(俳優), 大塚明夫(俳優), 山寺宏一(俳優), 沖浦啓之(俳優), 河森正治(俳優), 竹内敦志(俳優)
「Ghost In The Shell」「衝撃的だった」「同企画で大幅に安くなり、これはお買い得!」「やっぱり一押し!この作品」「機械と人間の狭間、生命と非生命の境界」
復活の日 DTSプレミアムBOX [DVD] (詳細)
深作欣二(監督), 草刈正雄(俳優), オリビア・ハッセー(俳優), ジョージ・ケネディ(俳優), 千葉真一(俳優), 夏木勲(俳優)
「日本映画の底力。」「いろんな意味でリアリティのある映画」「角川映画、侮りがたし・・・・。」「20年は先を行っていた日本映画の大傑作!」「待ってました。」
ザ・ウォール [DVD] (詳細)
ピンク・フロイド(俳優)
「DVDパッケージとしても★★★★★」「ろくでもない解説を除けば完璧である」「The Wallのストーリーがわかる映画」「私の中では「2001年」と並ぶ傑作」「僕達は壁の中のレンガじゃないんだ!」
フライド・グリーン・トマト [DVD] (詳細)
ジョン・アヴネット(監督), メアリー・スチュアート・マスターソン(俳優), キャシー・ベイツ(俳優), ジェシカ・タンディ(俳優), メアリー・ルイーズ・パーカー(俳優), ファニー・フラッグ(原著)
「生涯のベスト作品!」「時は超えても」「再販希望!」「心、アッタまります!!」「ジーンときます。」
スティング [DVD] (詳細)
ジョージ・ロイ・ヒル(監督), ポール・ニューマン(俳優), ロバート・レッドフォード(俳優)
「コミカルなダンディズム。」「出来ることなら記憶をなくしてもう一度見てみたい」「大人の映画です。」「娯楽映画の極み」「名作は時代を越える」
PERFECT BLUE [DVD] (詳細)
今敏(監督), 岩男潤子(俳優), 松本梨香(俳優), 辻親八(俳優), 大倉正章(俳優), 竹内義和(原著), 村井さだゆき(脚本)
「テーマやストーリーは万人向けでないかもしれないが」「えぐい。」「これは凄い」「エロく・・・そしてエグく」「コンキチ&ナターシャの絵本ナビ」
独裁者 コレクターズ・エディション [DVD] (詳細)
チャールズ・チャップリン(監督), ポーレット・ゴダード(俳優), ジャック・オーキー(俳優)
「男には言わねばならぬ時がある」「「独裁者」を見て、平和について考える。」「これが名作でなくなる日はいつ来るのでしょうか 」「チャップリンは偉大だ!」「映画110年のマスターピース」
ジャッカルの日 [DVD] (詳細)
フレッド・ジンネマン(監督), エドワード・フォックス(俳優), ミシェル・ロンスデール(俳優)
「傑作小説を、そのテイストを活かしつつ映画的に昇華させた第一級サスペンス!」「スイカ!」「飽きのこない緻密さ,」「この分野での超名作!!」「ゴルゴ13?」
・「捨てるか拾うか」
内輪から崩れるもろさを抱えたまま、追っ手から逃れて同盟国へ脱出しなければならない物語。構成が斬新。百姓の二人は脇役であるのに登場時間は六郎太よりも長い。そしてこの二人が一貫して演じるのは「心の迷い」。仲間を捨てて逃げたい、金は独り占めしたい、女と遊びたい。捨てるか拾うかでガタガタと迷っている。一方、六郎太は妹を捨てる。雪姫は声を捨てる。兵衛は味方を捨てる。目的がしっかりし、迷わない。しかし、器の小さく人間臭い百姓二人が仲間内にあるために土台が脆い。
百姓二人には水に蹴り飛ばす、睨みをきかせることしかできなかった六郎太は、本領発揮とばかり、外の敵には馬で追いながら討つ。
しかしこの内輪のヘタレ敵がおかしい。「兄貴、~しちゃいけねえよ」と独特な説教節で、鍋を抱えて走ったり、山のような薪をかついで山路を歩いたりと損な役回りで愛着も感じてくる。海を渡ってSWのモデルになるという快挙もすごい。
兵衛の有名な台詞もいいが、その前に六郎太達が「兵衛!続け!続け!」と叫び、馬で娘もちゃんと拾っていく場面が感動的だ。
脆い急斜面がよく出てくるが、それはにっちもさっちもいかない百姓二人の心理を、雪姫の安定した仁王立ちは一貫した心理を象徴しているのか。
捨てるか拾うかの選択がおもしろい作品です。
・「私の中での出色の黒澤作品。」
時代劇黒澤映画・・・と言えば、どうしても、多くの人には、「七人の侍」が思い浮かぶだろうし、「椿三十郎」や「用心棒」などの方が、親しまれているのかもしれない。しかし、私の中では、時代劇物として、黒澤映画の中では、出色の出来だと思われるのが、この作品である。
強欲で小心な、「庶民」というものの姿を通して、人間の生の姿を赤裸々なまでに描き出し、一方で、「欲」というもののもつ、凄まじい、それでいて、これほどに確かなものはないものを極めて的確に、そして、コミカルに描いた作品であり、その構成上も、一分の無理も感じられない逸品である。
また、武士に対する、この「庶民」の姿というものは、まさしく、映画公開当時の人々が持っていた、戦前の「官」というものに対する、「庶民」の姿であったろう。そして、それは同時に、この、小心で、強欲で、それでいて、意外に利口な「世間」というものの姿、そのものでもあったのかもしれない。
・「見事な戦国絵巻」
ジョージルーカス監督が『スターウォーズ』を製作するアイディアとしたのはあまりにも有名なエピソード。これほど破格のスケールを持つ戦国絵巻は見たことがない。隣国山名の軍勢に占領された旧秋月領から侍大将・真壁六郎太(三船敏郎)は、秋月家再興のため世継ぎの雪姫(上原美佐)を、同盟国早川領へ脱出するという筋書きです。冒頭から登場する千秋実と藤原鎌足の農民コンビは、SWの狂言回し的なロボットのモデルとなりました。また気高き占領国の生き残りの姫を演ずる上原美佐の演技は、他に比肩できない見事な演技。こんなスケールの大きな演技は、黒澤ワールドという巨大な器があって初めて為し得たものだろう。ただその中にも、侍の倫理を持ったものと農民の生き方があまりにも確固として線引きがされているところは、『七人の侍』の黒沢らしいと感じました。エリートとノンエリートが究極のところで区別されている黒澤の時代劇世界観ですね。
それと、TVドラマや昨今の日本映画を見ると、日本の風景というのは陳腐でダサくてスケールの小さい島国なんだなとの先入観が子供の頃からあったのですが、黒澤作品を見ると、それが撮影するものたちの才能のなさスケールの小ささに起因するのだとまじまじと感じる。それほど、小さなワンショットワンショットが、美しく・大きく・深く感じる。もう、天才としかいいようがない。見れば分かる。役者も天才的な演技力がある名優ばかりだが、後世の我々からするとスターであっても無名の俳優に見える。「それでも」その役者の演技や演出が、あれほどまでに存在感があるのは、やはりどうしようもない監督の力量の凄さであろう。手放しの絶賛しかしようがない。黒澤作品全体の位置づけや技術論は、いくらでも細かく言えるが、そういうものをぶっ飛ばすエネルギーを持った日本映画史に残るエンターテイメントの傑作です。そもそも米国ハリウッドに深く影響を与えている時点で、その影響力の凄まじさが分かるであろう。
・「三船敏郎のすごさ」
この映画のいいところは本当にたくさんあると思いますが、特筆すべきは三船敏郎のすごさでしょう。「七人の侍」や「羅生門」での破天荒な役回りと違い、堂々たる侍大将役。槍や刀を持っての立ち回りもそうですが、何といっても山名兵を追いかかる時の、乗馬のカッコよさが秀でています。刀を上段に構えたまま、背筋をピンと伸ばし、疾走する姿は、ただただ美しいの一言。普通、あんなことはせず、手綱を握り、ひたすら追いかけ、追いついたところで、切ってかかるんですが、その方が効率的とわかっていても、あえてあのように見せたかった黒澤監督と、それに応えた三船敏郎には脱帽以外の言葉が見つかりません。藤原釜足と千秋実のコンビも最高。娯楽映画としては、日本のいや、世界の最高峰に位置する映画ではないかと思います。
・「戦国ロマン物の走りにして最高峰」
昭和30年代の黒澤作品、特に娯楽大作映画はどれも世界最高レベルの出来だが、この映画もご多分に漏れず素晴らしい長編戦国ロマンに仕上がっている。身分を隠し切り抜ける姫役の上原美佐の素晴らしさ・カッコよさは・力強さは、後に多数出てくる同種映画の凡百のヒロインに比べ群を抜いている。
脇役・主役・ヒロインの各人物設定と配置の素晴らしさ、長時間を飽きさせない山あり谷ありのストーリー展開など、全てにおいて非常に隙の少ない名作。
今このレベルの映画を撮りきれる監督やスタッフは、果たして世界で何人いるだろうか? こうした過去の名作のプロットは、日本では映画ではなくゲーム
ソフトに活かされているんだろうなあ。(良くも悪くも)
・「☆スタイリッシュ&ファンキー★」
月曜日の朝、目が覚めるとそこは見知らぬホテル。しかし彼自身なぜ自分がそこにいるのか思い出すことができない。彼は必死に記憶をたぐり寄せていく。葬式・・・バー・・・ヤクザ・・・ミラーボール・・・ショットガン・・・ショットガン!!?
酒に酔ったサラリーマンの一夜と迎えた次の日の結末を描く痛快コメディー。酔いが覚めるのに反比例してスピード感を増していくストーリー展開や、随所に散りばめられたブラック&シニカルなユーモア、魅力溢れる登場人物たちのキャラクター、そして何よりサラリーマン(堤真一)とヤクザの娼婦(松雪泰子)のエモーショナルなダンシング・シーンがこの映画を最高に☆スタイリッシュ&ファンキー★な作品にしています!!
監督は国内外でカルト的な人気を誇るSABU監督。そんなSABU監督の作品のなかでも、この作品はビジネスとしても最も成功を収める作品と評価され、ベルリン映画祭では国際批評家連盟賞を受賞し、その他の映画祭にも招待されています。特典映像にはこれらの映画祭の模様も含まれているのですが、SABU監督の描くユーモアはどこの国でも観客を最高に楽しませています♪SABU監督はこの映画について“コメティであり、アクションであり、ドラマチックで、切なくて、ホラータッチでファンタジー、踊りも踊る社会派ダンシング・ムービー”を目指したとコメントしています。まさしくそのとおりの映画!まだ観ていない人はぜひこの☆ファンキー&スタイリッシュ★な世界を楽しんでください!!
・「SABU監督の勇気と奇跡」
日経土曜版でインタビュー読んで、「知らない人間が出会って会話するのは嘘っぽいから今回の主人公はほとんど会話しないんですよ」というのが気に入って、旧作をレンタルしてみました。
主役の演技もすごい。原案・監督もやはりすごい。「思い出し笑いをして振られる男」って、たったこれだけの原案でコントを成立させる勇気が監督にあって、役者がそれに応えた奇跡が第2幕。
第3幕のバーのカウンターをビー玉が転がるシーンもよかった。小技で、タイミング命で、大勢が関わっていて、OK出すまでには、どれだけテイクを重ねるか、苦労がわかっているのに、そこに笑いの神が降りてくるのがわかっているから、やりきる。かっこいいなあ。
飲みながら、遺書を書いていくうちに、だんだんよっぱらっていく演技もよかった。きっと、落語も好きなんでしょう。大満足でした。
・「予測のつかない展開!」
映画ファンにお勧めの一本。堤真一がはじけてます!とくにこの映画での堤真一は最高の演技ですよ!誰が見てもうなずけるSABUの最高傑作。
・「いやいや」
間違ってるでしょ、それ。 …って突っ込みたくなりますけどやっぱサブ監督は天才だわ。脚本そのものも素晴らしいけど見せ方が実に上手い。(サブ作品全てといっていい)お金払って見るだけの作品がそこにある。 しかし、堤さんはやけに切ない最期が良く似合う(笑)
・「何日後に…」
最後まで気を抜けない作品じゃった、酔った堤さん最高でした!何日かたったらまた観たくなるようなそんな作品
・「少年の伝えられなかった想いが今・・・」
二通の‘Love Letter’によって恋と時間の知恵の輪が解かれた時、少年と少女の「失われた時」がまさに甦る。その瞬間、私たちの心は言葉にできない感情で充たされる。
本編ラストシーンで時を経て届けられた少年の“Love Letter”に抱擁される中山美穂の演技は最高だ!また、作品中に砂金のように散ばれた演出にも脱帽だ。複数回観るに値する名作である。
・「遠いあの日を思い出す」
十年前学校の授業で見たのだが、ふともう一度見返してみた。構成も脚本も映像も演出も素晴らしく十年の時間を感じさせなかった。こういうのを名作というのだろう。でも十年経った今のほうが泣けてしまうのはどういうことだ。遠い日の恋心とか断ち切れない恋心とかを知ってしまった今の方が心にしみる。純愛、それを本当に知ることができるのは大人になって思春期の恋が思い出になってからなんじゃないかと思った。岩井監督は思春期の少年少女をよく描きますガ(リリイ・シュシュ、花とアリスなど)ある程度大人の方にはラブレターが一番感動するんじゃないでしょうか。とにかく今も、これからも色あせることのない傑作です。
・「涙なしでは見れません」
「レンタル行くけど感動できるおすすめの映画は?」と聞かれると、1995年という10年以上前の映画なので気恥ずかしそうに決まってこう答えます。「中山美穂の出演してるラブレターかな・・・」。中山美穂が渡辺博子と藤井樹の一人二役を演じ、藤井樹の中学生時代を酒井美紀を演じるという難しい設定にも関わらず純粋だった中学生時代の自分達を重ね合わせてしまうのではないでしょうか。将来のことなど何も考えずただ学校へ行けば友達がいて夢いっぱいの青春の甘酸っぱい思い出、クラスの好きな女の子に好きと言えずただ教室という同じ空間にいるだけでなぜか幸せで・・・。映画を見終わるころには、クラスにいて飛びっきり可愛いわけでもなくそれでも気になる普通の女子中学生を演じる酒井美紀を大好きになってしまいます。映画公開翌年にVHSが出てからテープが擦り切れるほど観ましたが、毎回泣いてしまいます。何十回と必ず泣きました。岩井俊二監督の出世作でもあり永遠の名作「ラブレター」絶対におすすめです。
・「パーフェクト」
物語、映像、音楽、どれをとっても完璧といっていい映画だと思います。岩井さんは他にも素晴らしい作品をたくさん創っておられますが、この作品に出会ったときの衝撃は忘れられません。冒頭のシーンと音楽、数々の名場面、そして見事なラストシーン、エンディング。何度見ても感動してしまう不思議な魅力のある類い希な作品です。 パーフェクト という外にこの映画を評する言葉を私は知りません。
・「恐らく“純愛”をテーマにしたあらゆる映画の中でもベストと言って相応しい傑作。」
その文学的香り高さ、優しくて繊細な詩情的リズム、愛する者を失くしてしまった事の喪失感と死者への鎮魂、物語の断片から匂う微笑ましいユーモアのセンス、そして全編を漂う静謐で清澄なムードと、正に、90年代の日本映画を代表する傑作にして、“純愛”との括りを入れたあらゆるジャンルの映画の中でも、恐らく最高位にランクされるべき珠玉の秀作。日本を代表する映像詩人岩井俊二の演出と篠田昇の撮影の素晴らしさに感嘆するが、中山美穂が、映画女優として、その魅力を存分に開花させた記念碑的作品としても忘れられない。冒頭の、一面銀世界の中、横たわる彼女の顔に粉雪がちらつくカットから、その横顔のあまりの美しさに見とれてしまう。最愛の男性に先立たれて3年、未だその存在を忘れる事が出来ない清らかで純真な女性(渡辺典子)と、父の死を乗り越えた、明朗闊達でボーイッシュな女性(藤井樹)の二役を見事にこなした演技力の確かさは、何度も繰り返し発せられる“お元気ですか、私は元気です”の哀切極まりないセリフ廻しと、ラストの同姓同名の同級生からの意外な告白を瞬時に察した際の、その表情の素晴らしさを以って感動的だ。辻仁成と結婚、彼女が芸能活動から離れて暫く経つが、また、是非とも銀幕の世界に帰って来て欲しいと願わずにはいられない。
・「買いでしょう」
このベンハーという映画、いまどきの映画のようにCGのグラフィックス効果を使って映像が綺麗である、なんてことはありません。また、現在では考えられない長時間作品であり、ちょっとした合間に見るなんてことはできません。それでも、名作映画に名前を連ね続けているからには、内容において秀でているものがあるからです。価格も安いので、ベンハーが好きだという人はもちろん、今まで古い映画を忌避してきた人も、ぜひ見ていただきたい作品です。
・「特典映像も面白い」
2枚目に付いている特典映像「メイキング」もなかなか楽しめました。「ベンハー」は何回もリメイクされているが、昔から戦車レースのシーンは必ず付いていたこと。前回の1925年版の撮影では死者、怪我人が続出したこと。今回の「ベンハー」ではローマに巨大なセットを作って、いろいろ工夫しながら撮影したことなど興味深かったです。1時間弱の結構長いドキュメンタリーなので、本編を観た後、別の日に観た方が疲れませんよ!
・「エキストラが最も多い映画」
壮大なスケールで描かれているこの映画。ベンハーがローマ法王に会うシーン。そこには大勢の人が訪れます。それのすべてがエキストラ。この映画の見所は、CGに頼っていないところです。大型船を大量の奴隷が動かしていたり、その船同士がぶつかり合ったりするシーンの迫力は現代にも通用するといっても過言ではないでしょう。
・「これぞ映画!!」
私がこの作品に出会ったのが、小学生の時でした。多分NHKで放送したのを見ました。当時小学生だった私でもこの映画に感激しました。そして影響もはかりしれなく受けました。ストーリーの面白みや映像美術の素晴らしさ、娯楽としての要素がどれだけレベルの高いものか。ストーリーはもう100点満点つけてもおかしくありません。過大評価に見えるでしょうが、本当です。ローマ帝国とユダヤの対立歴史の中、その現実によって親友がローマに毒され悪行に走るなど、歴史が人間に与える影響が見事に書かれている。ベンハーが戦車でメッサラを討ち取った後、メッサラが死に際に言う言葉に、背筋がゾクゾクっとして感動しました。ストーリー脚本もさることながら、映像美術も素晴らしいのでぜひともDVDを手にしてください。
・「俺は無宗教ですが、この映画は大好きです。」
俺は子供の頃に海外に数年間住んでいて少し教会に通っていたせいか、少しキリスト経に影響を受けました。しかし、今はすっかり無宗教な自分です。しかし、宗教映画でもこの映画は大変素晴らしいです。主人公を襲う苦難、ライバル関係の描き方、ガレイ船の戦闘・戦車競争の凄さ、ラストの名シーンなどとても素晴らしいです。ラストが同じストーリーの「パッション」と比較しても堅苦しく考えず楽しめる映画です。宗教映画でも万人にお薦めできるエンターテイメント要素のある映画です。
・「留守電の声の正体はタランティーノ監督自身です。」
『パルク・フィクション』でオスカーを手にし、絶好調の勢いで今作も個性豊かなキャスト起用するところはタランティーノ監督ならでわですが、見所は、お馴染みのサミュエル・ジャクソン、パム・グリアー、そしてロバート・フォスターらの演技に尽きます。
・「大人の恋文…」
この映画を最近改めて観て大変感動している…それはタランティーノ自身の恋愛表現についてだ。公開当時からだいぶ時間が経って、私自身もいろいろな経験をしてきて、違った観方が出来るようになったようだ。
・「騙し騙され、苦味の効いた大人のドラマ」
クエンティン・タランティーノ監督の3作目。前2作よりは一般受けしやすいストーリー、血もあまり出てこない。
サミュエル・L.ジャクソンのあくの強さがすごい、「パルプ・フィクション」でも強烈な演技だったが今作でも恐ろしいぐらいにすごい。
・「関根勉のおすすめだった。」
確か、某局のなんとかブランチだったと思うが、関根勉のイチオシだった。決して長いコメントではなく、とにかくいいから見て、みたいな短いコメントだったが、これは間違いないと思って映画館に行った。そして期待は裏切られなかった。関根勉さん、ありがとう。なにがいいかというと、大人としてクールに生きるってどういうこと?に対する答えがビシビシ入っている。わりと地味。そしてやるべきときにやる。そんなクールな女性をジャッキー・ブラウンとして表現したタランティーノが大好きになった一本。
・「そうきたか」
~ストーリーは各レビューで書かれているのでおもしろばなしをひとつ主演のパムグリアはこの映画のオーディションがあるということで何の連絡もせずに突然訪ねたそうです ところが部屋を訪ねてみるとタランティーノのうしろにはコフィー「パムグリア主演」のポスターが張ってあったそうです パム あたしが来ると思ってたねー タランティーノ いやき~~みのフアンだからさやー粋ですねーパムのための映画なのに連絡もしないタランティーノ そのことをおこらなかったパムグリア まさにこのコンビにしてこの映画ありですねちなみにロバート フォスターはこの話をもちこまれたとき自分はB級映画しかでてない「アリゲーターで頭の薄いのを気にしているヒーロー』けれどもいいのかいとタランティーノにいった~~ところあなたはA級だからといわれたそうですちなみにかれはこの作品でアカデミー助演男優賞にロミネートされましたあくまでも粋な作りに徹した映画に超怪俳優をあつめてつくられたまさに粋でいなせな この映画絶対みるべし確かにほかの作品と比べるとおとなしいかもしれないけれど絶対みるべしパムグリア かっこいー~
・「恋したくなる映画です」
全く異なる二つの恋愛ストーリーで構成されており、前半のひたすらパイナップル缶を食べまくる金城武もそれなりに良いですが、何と言っても秀逸なのは後半のフェイ・ウォンです。現実には絶対いそうにない、一歩間違えたらストーカーみたいな娘を演じているのですが、不思議とそのピュアな気持ちが見る者に伝わってきて、意味もなく自分でも恋したくなってしまう、そんな魅力に溢れています。
独特のカメラワークと編集に注目が集まる王家衛ですが、音楽のセンスも最高です。この映画でも、フェイ・ウォンの「夢中人」やママス&パパスの「夢のカリフォルニア」が非常に印象的に使われています。
とにかく、べたべたな恋愛映画に食傷気味な人ほど見てもらいたい、そんなさらっとした恋愛映画です。
・「特に音楽が良い!」
以前観た時は良さが分からなかったのに、今観るととても面白い。乾いた作品なんだけど、日本映画や韓国映画のじめじめした湿気が苦手なので、これ位が丁度良い。映像や音楽がポップでお洒落で、王家衛(ウォン・カーウァイ)監督の映像美学やセンスが感じられます。明確なストーリーラインが無いアート系の作品なんだけど、恋する心の機微を上手に描写している。観ていて「これって、あるある!」と思うもん。登場人物が話す台詞や起こす行動は実にリアル。下手なトレンディドラマじゃこのリアリティは出せないね。それに、『恋する惑星』に期待していたのは、物語性より、お洒落な映像と音楽に載った香港スター達だから、彼・彼女達が魅力的に映っていたのが嬉しかった。ラストのオチにグッときて感動して泣きそう。ブリジット・リン(林青霞)出演シーンでは、香港風俗(エロという意味ではなく)の生々しさが出ていて良かった。独断と偏見による男優・女優の見所(萌え所)を書きました。↓
・「現実感・・・」
僕はこの映画を見るまでは、恋愛映画は大嫌いなジャンルでした。そこには人になにか伝えようとする人間の浅ましさが見えたからです。この映画は僕の中で昔見たデニーロの”恋に落ちて”以来の純愛映画です。最近の仕方の無いラブストーリーに飽きた人は是非・・・
・「大好きな作品」
失恋男役の金城武&男に裏切られた女役のブリジット・リンの1話と不思議ちゃん(?)役のフェイ・ウォン&失恋男役のトニー・レオンが演じる2話目のオムニバスドラマです。1話目はブリジットの演技が良かった。ずっとサングラスをしたままなのに彼女のやるせなさや哀しみが伝わって来ます。恋の賞味期限話も良いですよね、必死にパイン缶を食べる金城武良かったです。2話目はラストが良い。本当に好きな人の生身に近付く不安に逃げ出してしまうフェイ。ラストのトニーはそんな彼女の全てを受け入れたようでとても素敵でした。
・「フェイ・ウォン好き……」
フェイ・ウォン好きには、たまらない映画です。この映画は、前半と後半で、二つの恋物語が描かれているのですが、後半に出てくるフェイの演技が、すごく自然体で、とってもキュート!フェイ自身が歌う、主題歌の「夢中人」も名曲です。
・「ウォレスとグルミットのエピソードの中では最高の出来!」
「チーズホリデー」も、「ウォレスとグルミット、危機一髪」も捨てがたいできのよさですが、ストーリー展開、キャラクターの魅力(とくに、脇役のペンギン)は群を抜いたできです。
なので、ウォレスのグルミット初心者の人に、まずはこの作品から見てほしい!!!!!です。
発明品に囲まれた生活をエンジョイするどこまでもマイペースなウォレス、探偵のように事件解決をするグルミット、見た目のかわいらしさとはかなりギャップのある役柄のペンギン、エピソード後半の電車模型での追跡劇はかなりみごたえがあります。
英語はブリティッシュ・イングリッシュですが、セリフがそんなに難しくないので、日本語だけでなく英語でも楽しんでもらいたいです。きんちゃんの声は、まったく原語の声をうらぎらないこともとても新鮮な発見になるでしょう。きんちゃんはホントにとてもピッタリな配役だったと思う!
・「なんでこうなるのっ!」
すばらしい作品です。とてもクレイアニメだとは思えません。特にクライマックスの追跡劇などは粘土であることなど忘れてしまうほどのクオリティです。ウォレスの日本語吹き替えは萩本欽一さんです。アドリブ気味なセリフまわしが最高です。まさかこの作品で欽ちゃんのあの名セリフが聞けるとは…(^_^;)。
・「とにかく見て!!」
つい先日、「ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ」が「ハウルの動く城」を押さえてアカデミー賞に輝いた!!
このウォレスシリーズ、粘土で人形等を作り、動かし、1コマ1コマ撮影し地道に作る。CGが当たり前の今、この「ウォレス」は、4秒のシーンを作るのにナント1日がかり。そんな温かさも映画からにじみ出ている。
「ウォレスとグルミット ペンギンに気をつけろ!」は、ウォレス(主人)が生活費に困り、飼い犬グルミットと一緒にペンギンを住まわせる(下宿させる)ところから始まる。グルミットは、「世渡り上手でずる賢い下宿人のペンギン」に、強いジェラシーや不満を感じる。このペンギン、実は「おたずね者」の大悪党!!
グルミットがなんとかしようとペンギンを必死に追い詰める姿が愛らしい。そんな細かい描写もちゃんと粘土で表現できている、すごい!!そして、この大悪党の憎たらしいペンギンは必見!!助演男優賞をあげたい。
憎たらしさあふれるこのペンギン、私が大好きなキャラクターでもある。とにかく機会があったら見て欲しい。29分の映画で短めだけど、ものすごく濃厚!!充実した時間を過ごせるはず。見る価値あり。
・「グルミットは心のオアシスです」
なるほど、これはおもしろい。グルミットが荷物をまとめて家を出るシーンには本気でホロリ(笑)。模型の電車を駆っての追跡劇は手に汗握る(爆)。笑いあり、涙あり、興奮ありの30分の大活劇なのです。
ふだん、難しいことを考えているような人にとってはオアシスのような、なごみのひとときが過ごせることまちがいなし。
・「最高!」
英語の教材としてはじめて「ぺんぎんに・・・」を観たのですが、ん~~!すごく面白かった!グルミットが家を出て行くシーンにほろりとしたけど、最後にはおなか痛くなるくらい笑って、スピード感に爽快な気持ちになりました。
また別の作品も楽しみだぁ♪
・「大人でも楽しめる作品。」
『ナイトメア ビフォア クリスマス』は、ハロウィン・タウンの住人ジャックがクリスマスに憧れて自分達の町でも行なうというなんとも不思議なファンタジーである。ティム・バートン監督の世界観を堪能できる作品となっており、この作品で彼のファンになった方も多いだろう。登場人物はみんなキモカワというか、コワカワというか、とても愛らしい。パンプキンキングのジャック、身体が虫でできているブギー、フィンケルスタイン博士(マーズアタックの前身か?)に作られたサリー、とにかく全てのキャラクターが可愛い。人形達が唄を歌い、踊り、話す。これだけ生き生きと動いているのだから、監督やスタッフの苦労は半端ではなかったろう。ここまで質の高い人形アニメは無いように思う。人形アニメなので子供向けのように思えるが、そんな事は全くなく、大人でも十分楽しめる内容になっている。ジャックは真面目で優しくて、観ていて心が温かくなる。しかし、それと同時に、幸せを運ぶサンタクロースに憧れる彼の姿は、胸が痛くなるほど滑稽であったりもする。『ナイトメア ビフォア クリスマス』は胸一杯の幸せと、一握りの切なさを与えてくれる作品である。
・「市村ファン必見!」
ティム・バートンが好きだったので自然の流れでこの映画を見ました。見ながら「市村正親さんが歌えばピッタリなのに…」と思っていました。そうしたら!吹き替えはなんと市村さんがされるという事でした!早速吹き替え版もみました。もう 涙が出るくらいピッタリでした。ジャックの気持ちが染み入るように分かり、素晴らしかったです。
あの伝説の当たり役「オペラ座の怪人」の怪人を彷彿とさせる歌声、合間に入るセリフ、どれもシビれました。実は、サントラを探していたのですが、英語版もいいし、日本語版と二枚購入しないと、と思っていた所、DVDがある!と気付きました。DVDなら英語版も市村版も気に入った所でスイッチングできます。市村さんのファンなら必見(必聴?)ですよ!キャスティングされた方、サイコーですよ。
・「すごい!の一言」
グッズがパルコなどで売られていて、どうしてこんな不気味なデザインのものが売れるのか不思議でしかたなかった。観て仰天。信じられないほどのデザインの発想力。それぞれのキャラクターがしっかりと描き分けられ、細部にもまったく手抜きがない。マイナス・キャラだったものを、その不気味さはそのまま生かし、代わりに従来になかった圧倒的魅力を与えている。もう、はっきり美しいと断言できる。場面場面がとにかくおもしろい。悪役であるブギーマンのあの動き。彼の仕掛け。リズミカルで、エゴイスティックな口ぶり、笑い方、体のくねり、口元のゆがみかた。サリーの足首が細い歩き方、博士に対してぶっきらぼうなかんじ、ジャックに対する女性らしい関心の持ち方。いろいろなタイプの人間の仕草が凝縮して描かれ、まるで優れた標本映像を見るようです。そして日本のミュージカルの一流どころが日本語の吹き替えをしているのも魅力。市村さんの素晴らしさは言うまでもないですが、土居さんも、昔「シャボン玉とんだ、宇宙までとんだ」の舞台で歌っていた時の、誠実な歌い方と可愛らしい小柄な姿が目に浮かんで懐かしかった。本当にすばらしい映像美と音楽を誇る映画です。
・「キモチワルイのがかわいいんです」
怖いイコール楽しい?そういう考え方しかできないハロウィンタウンの人たちが、クリスマスをやったらどうなる? 歌に乗せて、絶妙なことばの味を教えてくれる、そんな大人も楽しめる作品だと思います。ちなみに歌が多いので、日本語吹き替えもいいですよ。声優の皆さんの演技と、台詞のアレンジが素晴らしいです。
・「吹き替え版も最高!」
初めて行ったハワイの映画館でこの映画を見ました。字幕なしでも随分楽しめた記憶があります。その後日本語吹き替え版をテレビで録画して娘達に見せたところ、大好評でした。テーマ的には青い鳥と同じですが、このジャックというキャラクターは不滅ですね。「ジャイアント・ピーチ」に海賊役で出てきたときは、とても懐かしかったです。
●GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊 [DVD]
・「Ghost In The Shell」
文句なしの☆5です。これほどまでに見応えのある映画は中々お目にかけない。
何が凄いのかというと映像や音楽はもちろんの事ですが、やはり的確に計算された近未来のリアリティではないでしょうか。基本となるのは「ネット」であり、実に巧みに具現化されています。1988年頃の時点でネットの台頭を予測し、その性質を完璧に表現した原作者に加え、その世界観をありのままに映像化する事に成功した製作者側も見事です。
この映画が存在する限り、世界各国はアニメにおいて日本を越える事は難しいでしょう。
・「衝撃的だった」
この映画を見た当時、ネットのことを詳しく知らなかったので(ネット自体の普及率もまだまだだったと思う)何度も何度も見た思い出がある。それほど衝撃的だったし、それほど理解したいと思った世界観だった。時が経って見ても、なんてすごい作品なんだろうと改めて思う。各方面に多大なる影響を与えたのは周知の事実だが、作品自体が全く色褪せない輝きがある。時代がまだ追いついてないからだろう。原作と映画のエッセンスは微妙に違うが、それはそれで楽しめるし、どちらの世界でもとにかくキャラクターが魅力的だ。個人的には英語版(日本語字幕)がおすすめ。日本語の方は意味はよくわかるが、聞き取りづらいところが何箇所かある。
・「同企画で大幅に安くなり、これはお買い得!」
士郎正宗の原作は、所々に細かいギャグを盛り込み、素晴らしいものですが、この劇場版は、コンパクトにまとめるため、原作を元に、押井ワールドにアレンジした作品。dtsではないのですが、BGMの音質も良く、低音まで響き、素晴らしい出来です。皆さんご存じのように、この作品は海外でも上映され、「MATRIX」3部作の製作ををウォシャウォスキーに決断させた、有名な作品です。以前9800円で発売されていたものを購入しましたが、こんなに安くなり、ファンは買いやすくなりました。アニメファンならずとも、これは買いでしょう。最後は原作通り、草薙少佐のゴーストが電脳ワールドに入り込むエンディングになっています。原作は第2作と最近、第1.5作(?)が発表されていますが、2作目は「機動隊」ではなく、草薙素子のみの活躍となっています。しかも1作目のエンディングでは少女の擬体にゴーストが移されているのですが、最初の姿で登場するので、別物と言っていいでしょう。現在「イノセンス」が公開されていますが、この作品も合わせて見てみると、一層深く理解できるのではないでしょうか。ところで、メーカーさん、アニメのDVDをもっと安くして下さい。財布が空になっちゃうよ!
・「やっぱり一押し!この作品」
攻殻機動隊の原点とも言えるこの作品。DVD作品は今もなお、最新作が出ています。もし最近この作品に興味が出た人も、興味があり『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』を見ていない人も、この廉価版は買って見るのもいいと思います。限定版もありますが、見るだけでしたらこちらでも言いと思いますよ!
・「機械と人間の狭間、生命と非生命の境界」
『GHOST IN THE SHELL』―アーサー・ケストラーの『機械の中の幽霊』を彷彿させるタイトルである。作品のテーマはやはり「真実と虚構」。ネットが世界を覆い、人体のサイボーグ(義体)化もありふれる近未来。ヒロイン・素子は自分が自分であることを証明する確かな<真実>を見出すことができず懊悩していた。そんな時起こる不可解な事件。事件の黒幕である、外務省の秘密プロジェクトの予期しない結果としてネットの海に誕生した、<ゴースト>を宿したプログラム<人形使い>は自らを「生命体」だと宣言し、より完全な生命体となるために行動を開始する。全身サイボーグ化も珍しくない世界で、人間と機械を別けるものとは一体何なのか、生命体と非生命体の境界は何なのか―<人形使い>の存在はわれわれにそう問い続ける。
別にこの種のテーマは決して珍しいものではないし、この作品の魅力の全てでもない。本作の魅力はこの哲学的テーマとディテールにまで凝りに凝った映像美・アンニュイかつ詩的でどこか儚さを感じさせる表現美が一体となって織り出す怪しいまでの作品世界の美しさである。雅楽的旋律を背景に大和言葉で綴られる主題歌も、近未来世界との良い意味でのギャップを形成し、はまっている。
この作品が万人向けではないことは事実である。しかし、好きな人には堪らない作品だろう。『イノセンス』を観る前に必ず観ておくことをお勧める。
・「日本映画の底力。」
米国映画と日本映画では、新聞に例えれば「全国紙」と「地方紙」の格差があった。この溝を埋めるべく、巨匠、深作欣二監督が当時の日本映画に警笛を鳴らすべく、映画化不可能とされていた小松左京氏の小説を見事に映画化。チリ・カナダ両海軍から潜水艦をチャーターしたり、キャストとして「ライフルマン」で有名なチャック・コナーズや、オリビア・ハッセーなどのハリウッドスターを多数投入するなどの妥協無き制作スタンス。世界初の南極ロケという冒険もあいまって、人類の持つ共通の矛盾を見事に描ききった。原作者をも唸らせたこの作品は、深作監督の「今後の日本映画への危機感」なくしては完成し得なかっただろう。このエネルギーを現代映画が反映しているかどうかは個人の価値観にもよるが、観客を無言とさせる問題作であり、私が唯一認める「国境を越えた映画」でもある。
・「いろんな意味でリアリティのある映画」
まず25年も前にこの映画が作られたことに驚きました。しかも日本で。ハリウッドもそうですが、今のCGだらけの映画は、この映画の本物の迫力にはまったくかないませんね。
原作が書かれたのは私が生まれたころなのですが、今でも色あせるどころか却って現実味を帯びている話です・・・アルマゲドンやディープインパクトよりも実際に起こりうるストーリーだと思います。この作品こそリメイクして欲しい。CGという安易な技術に頼らずに、映像に携わる方々の純粋な技術によって現代に鮮明によみがえらせて欲しいです。
・「角川映画、侮りがたし・・・・。」
1980年製作の本作。“sars”やインフルエンザの流行で“virus”については誰もが知るところとなった今・・・“日本沈没”より更にスケールアップし、“virus”や“核”“人間の本能”を絡めた世界破滅のおはなしです。勿論、限られた時間の中でのストーリー展開ですので、?な点はある程度仕方ないでしょう。しかしながら、極限の人間の有り方をここまで、正面から真摯に問いかける作品は最近の邦画には少ないのも事実です。丁寧に作っているなぁと思いました。
・「20年は先を行っていた日本映画の大傑作!」
この頃の日本映画って本当に凄いなの一言。ウィルスで世界が全滅し、残された南極大陸越冬隊だけが生き残る話な訳ですが、90年半ば?に話題になったエボラ出血熱などリチャードプレストンのホットゾーン当たりの20年は先を行っていた小松左京氏の原作に感動。で、映像は、コンピュータグラフィクスなどまだ少ない時代で、南極の山々や流氷の映像が実写のためかとにかく凄い迫力。ちょっとCG とは一線を画すリアリティで、今までの映画で見慣れた映像とは凄みが違います。とにかくハードなロケを敢行したことが伺える内容。 とにかく壮大で時間と労力が惜しまず投入された日本映画の傑作。こういう映画が海外に紹介されると良いですね。因みに、米ソ冷戦当時を背景としたストーリー付けも出てきて、この辺は時代を伺わせます。
・「待ってました。」
SF界の巨匠小松左京の原作で、映像化は困難と言われた作品だっただけに、映画公開当時中学生だった私は大きな衝撃を受けた覚えがあります。日米の旬の俳優が揃い、壮大なスケールで描く人類愛と、東西冷戦を背景にした人間のエゴがもたらす虚無感。
記憶では小説のラストとは少し違っていたと思いますが、もちろん何ら遜色なく楽しめました。過去に何回かテレビでオンエアされたものの、映像ソフトでは殆ど目にすることがなく、いきなりDVDの高画質で楽しめるなんて、本当に嬉しい限りです。
・「DVDパッケージとしても★★★★★」
ロック映画の最高傑作です。私は待ちきれずに正規盤(R1)を発売と同時に買いました。DVDには、"Retrospective"というタイトルのインタビュ(ロジャー、アランパーカー、ジェラルドスカーフ)と、当時放送されたCBSのドキュメンタリーのほか、カットされたHey Youなど、ファンが欲しいものがほとんどが含まれており、DVDパッケージとしても素晴らしい出来です。1980,81年のツアーにしろ、ベルリンにしろ、音だけ聴くよりも映像があったほうが何倍も感動します。
・「ろくでもない解説を除けば完璧である」
ロック関連の映画は60年代におけるBeatlesによるもの、作品の映画化ではThe Whoの『トミー』や『四重人格』(さらば青春の光)などが有名である。本作に関しては、既にいろいろな方々が述べているが、本格的な映画とでも言えば良いのだろうか、映画としてきちんと成立している点で、単なる「ロック関連の映画」とは一線を画している。The Wallといえば、ロックの歴史の中でその存在を無視することが不可能な作品であり、コンセプト・アルバムの代表作のようなものである。現実にアルバムThe Wallは記録的なセールスを誇ったものであるが、その全体像はなかなか難解なものがある。その難解な作品世界を映像化したものが本作であり、Roger Watersが頭の中で描いたものがどのようなものであったのかを我々は見ることが出来るわけである。この作品は、そのコンセプトの深さゆえに感性を刺激するのか、例えばベルリンのドイツ・オペラにおいてもバレエ化されている。
関連映像なども充実しており、DVD作品としても非常に満足できる作品に仕上がっている。
ただPink Floyd関連の作品を手にする時、私は何時でも嫌な気分に襲われる。それは、背後霊の如く付きまとう立川直樹のつまらない講釈である。Floydの場合、歌詞カード&対訳を読みたいがために国内盤を買おうとすると、ほぼもれなく立川直樹が付いて来る。立川、湯川、渋谷辺りのロックの利権屋みたいな連中にはもうそろそろ引退してもらいたいものだ。Roger WatersのWebサイトを見たところ、Berlin1990ライブが近々DVD化されるとのこと。リリースされれば必ず買うであろうが、立川が付いて来ないことを祈るばかりである。
・「The Wallのストーリーがわかる映画」
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・「私の中では「2001年」と並ぶ傑作」
今までに観た映画で一番好きなのは何?たいていの人はこの質問に対して少々時間を必要とする。私は常に2本の答えを用意している。「2001年 宇宙の旅」と「ザ ウォール」だ。もちろん、この2本は似ても似つかぬ作品だが共通のキーワードは「観た後の衝撃」。当時たまたま、ぴあで試写会が当選して銀座ヤマハホールにいった。ピンクフロイドも知らず全く予備知識のなかった私が上映後に受けた衝撃はすさまじいものであった。一体今の2時間で何が起こったのか?目の前で展開されていた映像は何なんだ?その後、私はアルバムを聞きビデオを買いLDを買いロジャーウォータースのライブビデオも買った。ロジャーが言いたい事も少しだけわかりかけてきた。アランパーカーの演出も素晴らしく挿入されるアニメは悪夢そのもの。万人にお薦めするわけにはいかないがアルバムが世界的に売れたのに対してこの作品の評価は不当に低すぎるのが残念。
・「僕達は壁の中のレンガじゃないんだ!」
1979年発表のピンクフロイドの同名アルバムの映像化作品。 1982年 英国作品。監督は、鬼才アラン・パーカー。氏は、「小さな恋のメロディ」の脚本や「ダウンタウン物語」「フェイム」「エビータ」などの制作をする鬼才である。主演は元「ブームタウンラッツ」のボブ・ゲルドフ、彼も「ピンクフロイド」のロジャー・ウォターズの分身である主人公の演技で怪演ぶりを発揮している。 グロテスクなアニメや悲惨な戦争シーン 父親を戦争で無くした幼少期、ロックスターとして人間性を捨ててショーを続けていく描写や、全体主義の独裁者への妄想、そして判決!! ロックミュージックを通して何を訴えていきたかったかを映像で表現した秀作。
やい 先公! 僕達を均一化するな 僕達は壁の中のレンガじゃないんだ!
・「生涯のベスト作品!」
ニニーもエブリンもルースもみんながみんな魅力的で、自分がそのアメリカ南部の古きいい時代に生きているようで心地いい作品。ラストは本と映画では違いますが、どっちも最高に面白いです!サスペンスもあり、笑いあり、友情あり、ファミリーがあり、老いの問題をからませながらもエンターテイメントに優れた作品。私はこの作品を生涯の最高傑作とみています^^/
・「時は超えても」
1940年代のアメリカ南部の女性達の生き方を話す1人の老女に出会ったエブリン(主人公)。ずっと自分の人生に満足できなかった現代に生きる彼女は老女のする話から勇気をもらい、少しづつ自尊心を取り戻していきます。40年代に生きた女性達の友情が時を超えて現代の女性達の間に友情の種をまく、女でよかったと思わせてくれる感動作。超おすすめです!
・「再販希望!」
世代の違う女性の友情の話。ジェシカ・ダンディー、キャシー・ベイツが素敵です。是非再販してほしい!(70代の母にも見せたいので吹き替えも入れて)
男性がみるとつらいかもしれませんが、当時の女性が暴力でどれだけ犠牲になっているか‥キャシーベイツは黙秘や母の贈り物という映画でも伝えています。
・「心、アッタまります!!」
もう10年以上前に公開された映画で、海外では、興行成績も良く、評判が高かったのですが、日本では、散々な結果で、観た人たちは、いい映画なのに…と口を揃えていたのを今でも覚えています。その為か、今まで、日本でDVD化されず、首を長くして、くたびれ果てた方もいらしゃるでしょう。 ご存知!名女優、キャシー・ベイツと、ジェシカ・タンディが、出会い、50年代アメリカ南部での小さな町で生きてきた人々を等身大に語り、悩み多き女性に希望と、力を与えるような映画なのですが、小説自体に力があり、細部まできちんと描かれているあたりも、原作張りに再現されていて、観た後、画面の中から吹き抜けてくる「そよかぜ」の様な感動を感じる作品です。笑い、涙、感動はもちろん、サスペンスも加わり、観る者を飽きさせません!! ”スタンド バイ ミー”"カラーパ-プル”がお好きな方なら、気に入られること間違いなし!! 「クリスチャンて、いつも祈ってるばかりで、何もしないのよねー」この台詞が、今でもずーっと忘れることができません。人生のバイブルと呼ぶ様な、感慨深い作品ですが、押し付けがましくなく、演技も役にはまってます。鼻に付く様な表現も無く、良く出来の一作です。
・「ジーンときます。」
女性のたくましい生き様を過去と現在のエピソードをおりまぜ、二人の女性を軸に展開していきます。実によくできた作品です。特にキャシー・ベイツの演技は笑いと感動を呼びます。仕事、恋愛、生活につかれて八方ふさがりの時に観て、元気が出る映画です。女の方なら誰でも共感する作品のひとつだと思います。
フライド・グリーントマトもいつか食べてみたいですね。
DVD化されていないので値段が作品的にどうなのか検討がつきませんが、内容はお薦め度120%です。
・「コミカルなダンディズム。」
最初から最後まで、アッ!!という間に見てしまった。詐欺が詐欺を呼び…一体どこまでが詐欺なのだろう?と観ているこちら側までもがペテンにかけられていた?という魂胆に、思わず驚かされてしまう。伏線の張り方もすごくおもしろいし、ムダなシーンも一切ない。そして…FBIのおたずね者、ポール・ニューマンがむちゃくちゃかっこいい。
ニヒルなのにコミカル、コミカルなのにニヒルといった感じ。ランニングシャツを着ていても、べろべろに酔っ払っていてもかっこよかった。若かりしロバート・レッドフォードは、ブラッド・ピットのような雰囲気をたたえている。ポール・ニューマンの完璧なまでのダンディさを「静」とするならぱ、彼は「動」。
躍動感あふれる演技で、どこまでも突っ走ってくれたwこんな名作、観ないと絶対ソン!!!
・「出来ることなら記憶をなくしてもう一度見てみたい」
娯楽映画とはこの映画の事をいう、といってもいいでしょう。見終わった後気持ちの良くなる映画ベスト5に入るこの映画。この映画を見て少なくとも面白くないと思う人は感情の部分で何か欠落しているんじゃないかと思います。日本人の好きな(自論ですけど)復讐劇にそれこそ張り巡らされた複線、その複線があのラストの八百長競馬のシーンへと繋がっていきます。配役、音楽、演出(章毎のあのパラパラがいいですよね)どれをとってもピカイチ。それにしてもP・ニューマンのカードのイカサマシーンは自身が練習して自演しているそうです、役者魂ですねぇ。購入していつでも見れる位置に置いておくと、ついつい見てしまう事間違いなしです。
・「大人の映画です。」
この映画を見て面白くないなんていう人はいるのだろうか?と思わずつぶやいてしまうくらい、娯楽映画としては最高の作品です。ポール・ニューマンもロバート・レッドフォードもかなり渋いです。昔の俳優さん達の良さがかなり出ています。復讐のためのいわゆる詐欺映画ですが、主人公達が映画中の相手役だけでなく、見てるこちら側をも騙してしまうスゴサ。自分も騙されているのに(もしくは騙されているからか・・・)かなり爽快な気分になります。最後のドンデン返しはたまりません!ストーリーを忘れた頃にこの映画を見ると、また騙されている自分がいます。。テンポのよいストーリーと軽快な音楽。この映画の音楽は皆さんも聞き覚えがあるはずです(某車メーカーの軽自動車のCMに使われていました)。ストーリーだけでなく、当時の競馬放送ってこうなってるんだ~...と時代のお勉強にもなると思います。CGを使った現代の映画に見飽きた人には、この映画をぜひお勧めしたいです。
・「娯楽映画の極み」
仲間を殺された詐欺師達が復讐に相手のギャングをカモにとってしまうお話。作りが非常に丁寧で、「映画ってこういう物なんだよ!」と思わせてくれる。素直な気持ちで一緒に騙される爽快感を味わうのが良いのでは。私は少し先が読めてしまったのだが、それでもこの爽快感はたまらない。ポール・ニューマンが格好良い。そして音楽が楽しい!章毎に流れるピアノの軽いリズムが、この映画を更に楽しく盛り上げている様に思えた。兎に角お勧めです。
・「名作は時代を越える」
この映画を見たのは最近ですが、見た後に昔の映画を見ることを拒絶していた自分を恥じるぐらいおもしろかった。
なんといってもこの映画テンポがいい。見てて気持ちいです。特に最後のドンデン返しは最高!使われている曲もマッチしてます。ポール・ニューマンもロバート・レッドフォードもかっこいいし、演技も上手い。
まだ見てない人は絶対見るべきです。
・「テーマやストーリーは万人向けでないかもしれないが」
この映画の評価が高いのはたぶん江口寿史・大友克洋が参加しているからではありません今敏監督の才能です、演出です今のところ現実と非現実の狭間を描かせたら彼の右に出るものはいないでしょうそれは実写でもアニメでも世界の全てのものを合わせてもです言うなればアニメを使った新しい表現の開拓者といったところでしょうか
特にこのパーフェクトブルーの特徴はとことんリアルなのに実写では映像化不可能であろう点ですこの一見矛盾した事柄を理解していただくには本編を見てもらうしかないのですが人間にとって現実と思っているものの脆さが誰でも体験できるようにとてもうまく表現されています
まぁストーリーが人間のどす黒いリアルさを持っているので人間のきたないものをわざわざ映画で見たくないような人にはちょっと受け付けないかもしれません実際、映画公開時も京都ではミニシアター系の映画館でしかやってなかったですしまた、そのときはR指定ついてましたしもともとから万人向けではないと思われます見る前にその辺が分かるようにパッケージに何か分かり易い表示があってもよかったかもしれませんね
・「えぐい。」
あまりにエグい。そして、あまりに面白い。堕落していくアイドルの姿がを妄想と狂気を隅々まで編みこんで描かれている。画面の転換、構成、現実と非現実の境目の描き方が上手すぎる。サイコホラーアニメで、これほどまでレベルの高い作品は見たことがない。 終盤のシーンでは吐き気がするほど酔える。これは勿論褒め言葉。
・「これは凄い」
こんなアニメもあるんだと衝撃を受けました。暴力的なシーン等、観ていて凄く嫌な気分にさせられます。でもそれはこの映画の実力。怖くないホラーやサスペンスを見てもくだらないでしょう?何回も幻想と現実が交差して一体今は何なのか。自分が狂ってるのか。主人公の心情が嫌でも解ってきて、それが凄い。最後もビックリ!・・・・あまり参考にならないかな?ある意味スカッとします。
・「エロく・・・そしてエグく」
初めて今敏監督作品を見ましたが、これほどのものを表現できるのは誰もいないでしょう。と言うのもこの作品、精神的にくる。気を抜いたらこっちまでもがおかしくなりそうな、そんな狂気じみた雰囲気をかもし出しています。今自分のいる世界が現実なのか・・・それともドラマの中なのか。ここまで一人のアイドルの精神崩壊を巧みに描いた作品はありません。アニメだからと言って甘く見てはいけません。アニメでも怖いものは怖いんです。
・「コンキチ&ナターシャの絵本ナビ」
アイドルから脱皮しようとする主人公の妄想と現実との壁が混乱した状態で話が進みますので、見ているほうはどうなるのかはらはらどきどきしながら結末へと疾走します。今敏監督の方向性はすでにこの映画で結実しています。昨日見直して、やはり傑作であることを確認しました、必見ですよ!
・「男には言わねばならぬ時がある」
チャップリンは徹底したトーキー嫌いであった、トーキー全盛になっても声の出る作品を撮らず、「色彩映画」などもってのほかだった。それはチャップリンの保守性というよりも、サイレント時代から培ってきたパントマイムによる喜劇手法にまだ追求するべきものがあると考えていたからだと思う。しかし社会情勢を按手傍観し、自らの喜劇の理想を追求するような時代ではなくなった。言わねばならぬ時が来たのである…。
1933年に恐怖の独裁者がドイツの政権を合法的に掌握した。ヨーロッパ各地でユダヤ人に対する迫害がはじまった。これが周りからトーキーの制作を薦められてもお茶を濁してきたチャップリンが「声出し映画」作品制作に踏み切った単純な動機である。
主人公の床屋(ユダヤ人の典型的職業)に、いつもの貧乏紳士チャーリーと思しき人物が配されている。床屋は独裁者ヒンケルにそっくりである(チャップリンの方が欧州では先に名声を得ていたのであり、ヒトラーのちょび髭はチャーリーのパクリだという説がある)。いろいろドタバタするうちに最後のナチス批判の大演説をぶつ。これば当時、否、現在のトーキー映画の概念から言ってもかなりの掟破りである。それまでどちらかというと臆病だった床屋が党大会でヒンケルに摩り替わる。10分以上も大演説をぶつチャップリンの顔のどアップが続く。壇上に上がっているのは、すでにあの貧乏紳士ではなくて、映画人チャールズ・チャップリンその人でなのである。彼はこの大演説を映画観客に見てもらうためにトーキーの制作に踏み切ったと考えた方が良い。これは、ベートーベンが第9で交響曲の形式の頂点を極めるために最終楽章に合唱をつけたように、喜劇王チャップリンは、ナチスを批判するために、最初のトーキーでトーキーの概念を破壊するほどの「言葉の嵐」を終盤に持ってきたのである。
・「「独裁者」を見て、平和について考える。」
「独裁者」はもともと、チャップリンのもう一つの代名詞、サイレント時代とはまた別のチャップリンである。後期チャップリン・・・。ま、こんなわけ方はいいとして、チャップリンは、初期のころからズッコケというかスラプスティクな、ユーモアのある映画作家・・・。でも、チャップリンの映画はどこか違うんだな。今観ても、印象に残るものばかり・・・。永遠のテーマである、ユーモア、貧しさ、涙・・・。ですから、チャップリンの映画は、どれも平均点が高い。 「独裁者」もそうだ。そこのプラス、平和の理念を織り交ぜた、ということに成功している。流れはオーソドックス、ズッコケもオーバーになったくらいで、チャップリン一流のあのスタイルは変わらない。唯一、輝かしい理由は、やはり平和を織り交ぜたことである。 しかし、この世界が、作られたフィクションであり、実際は『夜と霧』が現実であったことが悲劇であるとするならば、改めて、平和とは、どうあるべきか、互いが努力しあいながら、よりよく創らなくてはならない、といったメッセージ性を込めた演説を、恋をした女性にあてている感動的なショットは、この映画が世界に伝えるべき、フィクションではない、唯一の本質であると思った。 星は、個人的には6点です。
・「これが名作でなくなる日はいつ来るのでしょうか 」
世界を破壊しようとしている独裁者達への怒りと同時に、その悪の力に蹂躙されようとしている美しいもの、優しいもの、への限りない愛を感じる映画でした。どうしても今、これを言わねばならない、というチャプリンの強い意思が、神々しいまでに全編を貫いていると感じます。それを「コメディ」として伝える脚本の巧みさと、演技の洒脱さに大いに笑わせてもらいつつ、時に痛々しさを感じずにはいられない。笑いとはかくも命がけなものなのですね。 60年以上も昔の作品ですが、今こそ見なおされるべき映画でしょう。それが名作の証しと思えば素晴らしいことですが、人間が少しも進歩していない証しでもあるかと思えば、なんとも侘しい気がします。
・「チャップリンは偉大だ!」
1940年の作品。既に第二次大戦は始まっていた。ユダヤ人の収容所隔離は当然知られていた。しかし、皆殺し計画が実行されているとは誰が想像したであろうか。ヒトラーとナチスは健在だった。ヒトラーのドイツを痛烈に風刺し、批判する作品を作ることはアメリカにいても生命の危険を伴うことであったはず。死を覚悟して作ったのか。超有名人であるチャップリンだからこそヒトラーは手を出せなかったのか。コメディーは見事に一番ラディカルに独裁者を批判した。 マルクス兄弟はあの時代に、社会的問題にあまり関心を示さないが笑いの原点を示していた。チャップリンは社会的問題に関心を持っていたのだ。堂々とヒトラーを風刺した。最後の床屋の大演説はあの時代においては強烈である。ドイツ人に語りかけている。ユダヤ人を励ましている。これを観たユダヤ人たちはどう感じたのだろう。強力な味方を得たと思ったであろう。プロパガンダとしてこの作品はたくましい。最後の演説は必ず泣く。感動する。チャップリンは偉大である。
・「映画110年のマスターピース」
戦後、ヒトラーを批判した凡作は数多あるが、本作はチャップリンが命を賭けて制作したマスターピースである。ムッソリーニとの掛け合いや、ムチャクチャなドイツ語で演説するユダヤ人非難(?)など、1940年に作られたことがウソみたいな内容が満載。バルーンの世界をもてあそぶシーンなどは、まさにヒトラーの本質を捉えた名シーンだし、最後の演説は言わずもがな。日本にも「陸軍」のような奇跡の一本があるが、悲劇としてではなく、恐怖を笑い飛ばしたところに、本作の真価がある。
・「傑作小説を、そのテイストを活かしつつ映画的に昇華させた第一級サスペンス!」
フレデリック・フォーサイスの数多い著作の中でも、最も人気があり、傑作の誉れ高い同名小説を、当時63歳だった巨匠フレッド・ジンネマンが忠実に映画化。通常、原作が素晴らしければ素晴らしいほど、その映画化は無残なモノに陥るのが殆どだが、今作は、原作のテイストを活かしつつ、映画的に昇華させた第一級のサスペンス映画だ。一番の見所は、何と言っても、暗殺者"ジャッカル"が、ターゲット=ドゴールに近づいていく過程を、周到かつ精緻に緊迫感溢れるリズムで克明に描いていく部分で、主演のエドワード・フォックス以下当時殆ど無名の役者たちを配置した事で、よりネオ・ドキュメンタリーなタッチで、臨場感を持たせるのに成功している。中盤、ジャッカルが、スイカをドゴールの頭に見立てて試射し、粉砕させた時の鈍い破裂音のリアルさが怖い。ジャッカルとルベル警視、追われる者と追い詰める者との、最後の最後まで、決して顔をあわせない二人が、丁々発止、虚々実々に繰りひろげるチェス・ゲームのごとき攻防にもハラハラさせられる。果たして、ジャッカルは、ターゲットを仕留めることが出来るのか?史実では、ドゴールは大統領として、その天寿をまっとうしているが、、、。この屈指の傑作も、この廉価で買えるのだ!大味なハリウッド大作しか観た事のない若い映画ファンこそに、是非とも観てもらいたい作品だ。
・「スイカ!」
キリキリと、時計のネジを巻いていくかのように、静かに、しかし、確実に標的に近づいていくプロの暗殺者。その仕事の過程を、また、彼を追う警察の目線からも、丁寧に、スリリングに、且つリアリティに徹した構成で描ききったまさに秀作。そしてクライマックスは文句なしの興奮と、最高潮の緊張を味わわせてくれる。最後のオチのヌキかたも秀逸。
でもやっぱ、何度観ても一番好きなシーンは、スイカを試射するトコだなァ。気持ちイイし、怖いし、美しい。おかげ様で、スーパーの丸のスイカをみるたび、この映画を思い出す。
・「飽きのこない緻密さ,」
フランス大統領暗殺を依頼され、一匹狼としてゼロから着々と準備をすすめていく過程は見ごたえ充分。彼の存在に気付いた当局が、少しずつ少しずつ彼に近ずいていくにつれて高まる緊迫感がたまりらない。
この作品にはBGMがほとんど皆無であることを特筆すべきだろう。生活音だけの「素の映像」がほとんどであるにも関わらず見る者を引きつけて離さない。その点からもこの作品の実力が充分伝わって来る。
リメイクが作られている。映画制作者にとっても魅力あるストーリーである証拠だと思う。
白いネコが彼にむかって一声小さく「ニャーン」となくシーンが、主人公の孤独の象徴のようで、いつも心にしみる。
・「この分野での超名作!!」
本も映画もいいという事例はあんまりお目にかからないが、この「ジャッカルの日」は、両方とも素晴らしい出来だというレアケース。どっちからアプローチしても楽しめる。原作を先に読めば、約2時間程度に収める苦労が分かるだろうし、その逆は、原作を読んで違う個所を発見してまた楽しめます。今までに多くのレヴュアーが書かれているので繰り返さないが、非常に淡々と進められていくが飽きが来ない工夫が凝っている。追う者と追われる者が交互に映されていくので見入ってしまっている自分を発見する。そして派手な音楽がなく、実際の物音しか聞こえないのもリアリティを増している。ひとつだけ個人的な不満でありますが、最後、なんの情報もなくジャッカルを見つけた過程が偶然では面白みに欠けますね。(アルミの杖にピーんと来たから偶然でないといえば偶然でないのですが)。柵を通ったのが1人だけというのも・・・・この辺だけがちょっとすっきりしませんが、全体的には文句なく名作です。
・「ゴルゴ13?」
ジャッカルという謎の暗殺者が、ド=ゴールを狙う。入念な準備、陽動作戦、訓練・・・・この話は、最後の5分に向けて、やや退屈な準備状況を淡々と描いている。 その最後の5分に何が起こったか?書いたら怒られるので、知ってる人には、「あの緊張の瞬間とジャッカルの望遠スコープの映像は、ショックとしかいいようがないですよね」とだけ言えばわかるかな? この作品を最初に見たのはいつか正確に覚えていないが、すぐさまゴルゴ13を連想したので、高校生の頃だろうか?
史実と言い張ってもおかしくないくらいの見事な真実味が、緊張を高めます。 この作品が、私が買ったときの半分の値段で売られることは、何か、この作品を貶められるように思うのですが、そうではなく、より多くの人にこの名作が届けられると思うと、喜ぶべきでしょう。 絶対にお勧めです。
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