ラサーン・パターソン (詳細)
ラサーン・パターソン(アーティスト)
「Great」「神経質な歌声がいい。」
Love in Stereo (詳細)
Rahsaan Patterson(アーティスト)
「ネオソウル」
After Hours (詳細)
Rahsaan Patterson(アーティスト)
「The Best」「まさに ソー ホット。。。」「超ハイレベルな楽曲が集まった男性ボーカルの最高峰」
THE TRUTH-Volume1 (詳細)
フランク・マッコム(アーティスト)
「現代のダニー・ハザウェイ」
Brown Sugar (詳細)
D'Angelo(アーティスト)
「90年代R&Bを変えた一枚」「これを聴かずして。」「新時代の天才」「ネオソウル」「天才!?」
Adriana Evans (詳細)
Adriana Evans(アーティスト)
「フリーソウルの救世主」「逆に、」「この女性ヴォーカルめっちゃいいっす」「ビル・エヴァンスのヴァーヴ時代の素晴らしい演奏の数々をお聴き下さい」「ブルーグラスの要素を取り入れた異色の名盤!」
It's Me Again (詳細)
Tweet(アーティスト)
「完璧なる傑作」「MISSYの総指揮による2作目」「傑作!2005年女性RBの金字塔」「待望!!tweetの新しい歌。」「美声シンガー!」
「ストーンズのカバーもあります」「Soulの申し子」「いいんじゃないでしょうか」「soul star」
リワインド (詳細)
リッキー・ファンテ(アーティスト), アイザック・ヘイズ(アーティスト)
「骨太!」「サザンソウルin2004」「古き良き。」「ノスタルジーなソウル」「モノより思い出」
Still Alive (詳細)
Fons(アーティスト)
「ゴスペルをオーガニック風に歌えば。。。」
Waltz of a Ghetto Fly (詳細)
Amp Fiddler(アーティスト)
「傑作」「これはすごくいいです」「シビれる...」「Go with the flow」
Soul Music (詳細)
Lisa McClendon(アーティスト)
「今風ゴスペルなんだと思います。」
エイント・ノーマウンテン・ハイ・イナフ~マーヴィン・ゲイ&タミー・テレル・コンプリート・デュエッツ (詳細)
マーヴィン・ゲイ&タミー・テレル(アーティスト)
「史上最強・永遠のデュオの(ほぼ)すべてがここに!」「心に響く歌」「最高のデュエット」
The Very Best of Marvin Gaye [Motown 2001] (詳細)
Marvin Gaye(アーティスト)
「手頃な良ベスト!」「What's Going on? Dear Marvin」
ソウル・R&B>アーティスト別>F-K>Isaac Hayes
ソウル・R&B>アーティスト別>L-R>Marvin Gaye
Custom Stores>By Formats>国内盤>ポップス
Custom Stores>By Formats>国内盤>ロック
Custom Stores>By Formats>輸入盤>All US Titles
Custom Stores>By Formats>輸入盤>R&B and Soul>Modern R&B and Soul
Custom Stores>By Formats>輸入盤>All UK Titles
Custom Stores>By Formats>輸入盤>R&B and Soul>Classic R&B and Soul
・「Great」
メインストリームのR&Bとは一味違う飾り気のないしかし本物の音楽だと思います。彼の作品は現在3作出ていますがどれも独自の良さがあり、ファンクなビートとシルキーなボイスは変わりませんが曲が外れなしの素晴らしさです。
視聴しただけでも、数回聴いただけでも彼の良さは伝わりにくいかと思われますが、遅効性の薬のように体に染み込んできて気づいたときにはとりこになってしまいます。これは私の勝手なイメージですが、彼の音楽の素朴で切れ味するどいところが日本刀を彷彿とさせます。派手な打ち込みのサウンドもなく、ラップも絡ませませんが、古き良きソウルミュージックを彼の感性で仕上げた極上の音楽だと思います。
「After Hours」が音楽評論家やリスナーからとても高い評価を受けていることから、興味本位で購入しはじめは良さを理解できませんでしたが今ではそのジャケットのアートワークに偽りがないことを証明してくれました。
曲の良さは聴いてもらうほかないです。ソウルファンはマストバイです。
・「神経質な歌声がいい。」
自分が和みたいときに聞くアーティストの一人。
甘いものからリズムのあるものまで歌いこなす力量はかなりのもの。R&Bとかネオソウルなんてカテゴライズは置いといて、マジいいんです。
通しで聞くのが一番いいけど、あえて挙げるなら#2 spend the night #3 when you are あたり・・・。
babyfaceあたりが好きな人にお勧めです!
・「ネオソウル」
エリカバドー/マックウエル/デアンジェロ/ローレンヒルなどのニュースクールな一派のひとり。スティービーワンダーのソウルフルネスを消化しており、そのスタイリッシュなサウンドプロダクションとあいまってシックな音空間を作り上げるのに成功。この人は表面的な部分だけでなくスピリッツをも共有している部分が強い。10点中9点 楽曲がよい
・「The Best」
Rahsaan Pattersonファンには周知のことだが、このサードアルバム(元々はMCAから「The Best」としてもっと以前に発売される予定だった)はすでに3ヴァージョンが存在する。先に発売されたUK盤にはシークレットトラックとしてStraighten It Outが、CCCDの国内盤にはJust Like CandyとIfの2曲が、そしてこのUS盤にはForever YoursとSometimes (You Gotta Let Go) followed by Prelude: After Hours (Gone Is The Love)の2曲が(3曲なのだが、After Hoursは短いほぼインスト仕様)、それぞれ収録されており、ジャケットもいちいち異なる。
Forever YoursはMike Cityプロデュースと意外なものだが、あまり惹かれるものはない。しかしSometimes (You Gotta Let Go)はJamey Jazとのコンビで素晴らしい出来。前2作の雰囲気に近い。
アルバム自体はといえば、待たされたファンとしてはサントラ等で既発だった曲が3曲とも(The One For Me、So Hot、You Make Life SO Good)収録されているものの、どれも素晴らしいことに変わりなく気にならない。特に、おなじみのSo~シリーズのSo Hotの突進力は新鮮。あいかわらずの駄作の無さには、まさしく脱帽である。
・「まさに ソー ホット。。。」
ボーカルアレンジが本作も目を見張る。完成度が高い楽曲が多く、自分としてはもっと、もっと注目されても良いシンガーと思う。 とにかく、あついファンクナンバー SO HOT(三曲目)を聞いてほしい。納得のナンバーであろう。
・「超ハイレベルな楽曲が集まった男性ボーカルの最高峰」
所属レーベルMCA解体により行く末を危ぶまれていたRahsaanが、UKのDomeと無事契約を交わし、こうして5年振りのアルバムをリリースしてくれたのは嬉しい限り。元々彼のメロディーメイカーとしての才能は卓越したものだったが、今回はこれまでの流れを踏襲しながら、更に素晴らしい作品を提供してくれている。何といってもこの中では(3)が突出した仕上がり。この大人のグルーヴ感は凄まじい。ビート、メロディー、ボーカル全て文句ない。気持ちよすぎて昇天確実。もちろん他のアルバムの流れも素晴らしい。流れるグルーヴ感がすごく気持ちいい(1)、ファンクネスを内包した(2)、抑え気味のボーカルが更なる緊張感を生み出している(4)、美麗なバラード(6)(7)、なんともハッピーな雰囲気が心地いい(8)、うねったビートが遊びを感じさせる(9)、はねたビートがカラダを揺さぶられる(10)、まさに初夏を思わせるメロディアスで気持ちいい(11)、そしてシークレットトラックでのミディアムグルーヴまで、本当に全てが素晴らしい。こんな素晴らしいアルバムがアメリカでリリースされないのが信じられないほどだが、それでもこうして日本で聞くことができるのは嬉しい限り。男性ボーカルモノのアルバムの完成度としては本当に高レベル。熱いファンクネス。必聴。
・「現代のダニー・ハザウェイ」
まさに現代のダニー・ハザウェイだと思いました。歌い方がそっくり!フェンダーローズの響きもいい感じで癒されます。良く言えばジャズとR&Bのいいとこ取り。悪く言えば少し無難かな。あまりにもすーっと気持ち良く体に入ってくるので、聞き流すこともあったりして・・・。ただこのテンポが好きな人にはたまらない1枚となるでしょう。
ちなみに先日行われた来日公演では、純粋に音楽が好き!って感じでセッションしまくってて、とても好感が持てました。
・「90年代R&Bを変えた一枚」
現在のR&B界で最も新作が待たれているであろう、D'ANGELOの記念すべきデビューアルバムです。温かく柔らかいジャジーな雰囲気がこの作品全体を包んでいます。D'ANGELO自身影響を受けたと言っているプリンスを彷彿させるファルセットヴォイスがどこまでも心地よく響き渡ります。この作品が発売されて早11年。これからもますます輝き続ける名盤です。
・「これを聴かずして。」
ニュー・クラシック・ソウルを決定的に形作った、デビューアルバムにして歴史に残る超名盤。これを聴かずして、現在のブラック・ミュージックは語れないでしょう。参加アーティストも、アリ・シャヒード・ムハンマド、ラファエル・サーディグ、アンジー・ストーンなど、文句なしの豪華メンバー。
どの曲も素晴らしくて選べないけれど、デビュー曲の#1や、スモーキー・ロビンソンのカヴァーである#7などは特にお気に入り。#3や#5などの流れはセカンドアルバムに繋がっていくのでしょう。
・「新時代の天才」
Marvin Gayeであったり、Sly Stoneであったり、Princeであったりと、時代を全く変えてしまえるような天才と呼ばれる存在は常に現れるのだなとこのアルバムを聴いたときに思った。新しく挑戦的であり、説得力のあるクオリティの高さを抱え、そして時代を捉えた洗練されたクールな赴き、全てが名盤と呼ばれるに相応しい作品だと思う。何処となく落ち着いてつまらなくなっていたR&B界の流れを覆すかのように、突然台頭してきたD'Angeloは正に90年代のブラックミュージック界を象徴するようなアーティストだと思う。
アルバムに収録されている楽曲全て、彼が作詞・作曲・編曲を手掛け、そして演奏までも自分ひとりで行っている。よく彼のサウンドをHip Hopのフィルターを通じ、過去の70年代ソウルミュージックを回帰させたものだと言われているが、この音源を聞く限り、それ以外にもJazzやゴスペルであったり、もっとアフリカンアメリカンの原点的なテイストが多く含まれているように思う。そして、それと同時に新たなテクノロジーの力を駆使した新鮮さを持ちえていると思う。
だが、なんと言ってもD'Angeloの良さは、制作の観点だけにはとどまらない。彼の持つ歌唱センスの素晴らしさは、かつてのMarvin Gayeを思わすかのような繊細さと荒さを兼ね揃えている。彼のとてつもなく官能的な甘い声はR&Bの真骨頂とも言える。あまりにも過激な詞が、割と現代アメリカ的な気はするが、彼の素敵な声によって導き出される心地よい韻の響きも聴き所だと思う。
・「ネオソウル」
90年代頭にはコンテンポラリーR&Bは退屈なものになっていた。いろんな方法論の中からこういったネオソウルが出て来た。70年代のソウルにヒップホップのテイストをにじみこませる。生命を吹き込むといってもいいだろう。彼の勇気ある部分は歌詞を見ていただければわかると思う。確信犯だ。アメリカ当局に対する挑戦的な態度がわかる。SHIT DAMN MOTHERFUCKERの歌詞がひっかかりしっかり『CLEAN』バージョンが出されている=つまり2バージョン出ているわけだ。アメリカ当局はいったい何を考えているんだ=『性的表現がきわどいもの』に制限をつけて。和訳しますと『うんこやろう/鼻くそやろう/くそったれ』となります。10点中9点 これが売れるアメリカは複雑だ
・「天才!?」
このアルバムはネオソウル好きならマストマストよ。かなり古いアルバムだけど全然今でも聞ける、というより死ぬまで聞く!
・「フリーソウルの救世主」
冴え冴えとした空気、伸びやかな声、しなやかなグルーブ。この感覚を味わえるのはミニー・リパートンや、デニース・ウィリアムズの"Free"以来ではなかろうか。デビューアルバムにして最高の出来栄えであり、私の中でパーマネントコレクションに数えられる珠玉の名盤である。セカンドの"Nomad"にも彼女の新しい挑戦が見られ、すばらしいものになっている。
・「逆に、」
メイシー・グレイの声が「渋過ぎて」声が苦手が僕なんですが、彼女の声はスウィートです。アルバム全体的に「この曲は凄くイイ!」といった曲はないのですが私達の主食の米の様な「薄味」ですので飽きがこなく長いスパンで聞ける良いアルバムです。ちなみに友達の飲み屋でかけると大抵みんな「この歌いいね。」と食い付いてきます。
みんな夜恋人とBGMとして聞いている様ですが僕は朝、風呂の中で「Love Is All Around」聞いてます。とても心地良いですよ!
・「この女性ヴォーカルめっちゃいいっす」
1曲目からいきなりナックダウンである。すごい。ずぶずぶと彼女の世界にひきこまれること間違い無しである。やけにシックなアダルト路線のソウルである。声がなんかいいね、説得力と存在感がびしびし伝わる。魔法のような声といったらおわかりいただけるだろうか。彼女の声は輪郭がはっきりしていてそれでなおかつスムーズなのである。けだるい雰囲気のソウルをさりげなく決めてくれる。これはただものではない。メイシーグレイなんかが好きならおっけーでしょう。大人向けの快適なソウルであります。美乳カップルのドライブの美GM=(恥語)。恥骨で聞いてね。んぢゃ。
・「ビル・エヴァンスのヴァーヴ時代の素晴らしい演奏の数々をお聴き下さい」
ビル・エヴァンスのヴァーヴ時代の録音、すなわち1962年から70年の間の特にオシャレでステキな演奏ばかりを選曲した企画ものです。
ビル・エヴァンスのリリシズムやロマンティシズムあふれる演奏スタイルなのは万人が認めるところですが、このアルバムを聴きますと、共演者よってそのスタイルが微妙に変化するところがビル・エヴァンスの素晴らしさと言えると思います。
9曲目の「マイ・フーリッシュ・ハート」のバラードの美しさはいろいろな演奏のものが残されていますが、どの演奏を聴いてもロマンティシズムあふれる演奏で格別ですね。ピアノの音の粒だち、ハーモニーの変化、トリオのメンバーとの音の会話、どれをとっても一級品の演奏です。タウン・ホールでのライヴ盤からですので、終了後の拍手がとても温かいものでした。
1曲目の「フォー・ヘヴンズ・セイク」では、ベースのゲイリー・ピーコックの能弁な演奏をしっかりと受けとめる側に廻りますし、スタン・ゲッツとの共演の「バット・ビューティフル」、「メリンダ」では、サックスをメインにして少しサポートに廻るエヴァンスを聴くことができます。
6曲目の「イット・マスト・ビー・ラヴ」は珍しいボサ・ノヴァスタイルの演奏です。ましてエレクトリック・ピアノを演奏しているわけで、他ではあまり聴けませんが、タッチの美しさが聞こえないので魅力も減りますね、残念ながら。
「ア・タイム・フォー・ラヴ」のように雄弁でダイナミックなピアノ・ソロも収録されていますので、彼のまた違った魅力に触れることになります。
泣けてくるような美しい「ダニー・ボーイ」の演奏がラストに収録されています。ただただ聞き惚れてしまいます。他のアーティストにない感性の煌きが、ピアノの1音、1音から伝わってくるようです。
・「ブルーグラスの要素を取り入れた異色の名盤!」
バンジョー奏者のベラ・フレックを迎え、ブルーグラスの要素を作品に取り入れたビル・エバンスの作品ですが、どんなことをしても、やはり紛れもないビルの音楽がそこにあります。バンジョーとフィドルという楽器が加わることで田舎臭い感じになってしまうのかなと思いきや、なかなかコンテンポラリーで上質なフュージョンミュージックに仕上がっています。ベラ・フレックという人、初めて聞いたのですが恐るべきテクニックの持ち主です。そのフレーズはまさにコンテンポラリーなジャズギター奏者と同じもの。M10のマイルスの名曲もおもしろいアレンジに仕上がっています。ベースはフレックのレギュラーグループからのヴィクター・ウッテン、ドラムスはヴィニー・カリウタですから、演奏レベルが高いのはいうまでもありません。色々な音楽に挑戦するビル・エバンスの姿勢には敬意を表したい。ファンには必聴盤です。
・「完璧なる傑作」
Missy擁護の元、素晴らしい1stアルバムが出てから早くも3年。シーンの移り変わりの速さからいうとかなりご無沙汰な印象があるが、この2ndアルバムで彼女は再び濃厚なTweetワールドを繰り広げてくれた。1stではTimbalandプロデュースによるエキゾチックな楽曲にスポットが当たった観があるが、その1stもメローネス溢れるソウルフルな楽曲が大半を占めていた。今回はそれを更に押し進めた趣がある。ほんとにどの楽曲がため息が出るほど美しく優雅。1stシングルになった(2)からして耳に残るほど強力なフックを持ちながらもその肌触りはあくまでもセンシュアス。もうため息がでるほどかっこいい。完璧なまでにR&Bを感じさせる極上のバラード(3)、中世のヨーロッパを思わせるサウンドでありながらもあくまで"今"を感じさせる美しすぎるミッドバラード(5)、泣きたくなるほどしっとりした(6)、スケール感溢れる(8)、Groove感溢れる(9)、彼女の世界に引き込まれるようなクラシック(10)、Timbalandも関わった硬質でありながらメロディアスな(13)、"Intimate Friends"のフレーズが感動的なほどである(14)、最新型ビートでありながら華麗なアップ(15)など、ほんとに各楽曲のレベルがすさまじく高い。アルバムのまとまり感もすさまじいし、もうこれは完璧なまでの傑作。
・「MISSYの総指揮による2作目」
2002年にTIMBALAND&MISSY ELLOTTコンビの全面プロデュースによってデビューした美人シンガー・ソングライターのTWEETの2作目。MISSYの友人としてデビューを前後してMISSYのソロ・アルバム、ホイットニー・ヒューストン、JA.RULE、MONICAなどの大物アーティストの作品でバッキング・ボーカルを務めてきた。それはMISSYの友情であり、絶対にプッシュしたい大型新人であるからに他ならない。彼女のデビュー・アルバムはTIMBALANDの手がける内容という宣伝とは裏腹に、TIMBALAND一派のライターとTWEET本人による作曲、プロデュースした楽曲がほとんどだった。しかもその多くで数々の楽器まで演奏してしまうという優れたアーティストだ。
デビュー曲こそTIMBALANDの画期的な変態サウンドで、まるで包丁をまな板に叩きつけるかのようなドラムに、奇妙キテレツで不気味なコーラスが覆い、同じTIMBALAND一門の故アリーヤよりもベッタリとした声で緩やかに歌い続ける。だが、アルバムに収録されたほとんどはハイクウォリティなネオソウル系ナンバーばかりで、ミッシーが手がけるこの2作目もその延長線上にあっても良いと思う。入るか入らないかは別としてレコーディングプロデューサーの中にはあのKANYE WESTも参加したこともあり、よりレトロなソウルアルバムに仕上がるはずだ。
・「傑作!2005年女性RBの金字塔」
ミッシー・エリオットによって送り出された、自作自演系実力派(しかも美人)シンガー、tweetのセカンドアルバムです。30歳にてようやくデビューを果たしという苦労人でもあり、前作ではどちらかといえば人生の痛みをかたるような、内省的な歌詞が多かったが、今作では前作の成功でつかんだ現在の恵まれた環境の中で彼女の才能が開花したともいえる素晴らしい楽曲が並ぶ。
彼女の特徴として、その美声とRB系には珍しくエレクトロニカっぽい音作りある。また楽曲はオールドスクールからネオソウル、はてはラウンジ系からエレクトロニカまで幅広く彼女の洗練されたセンスによって折衷されている。特にメランコリックな音と彼女の美声コーラスが交わったときは他のブラックミュージックでは得がたい浮遊感が味わえます。
今作では歌唱、メロディー、コーラスアレンジ、トラックまで全て前作よりさらに繊細に向上、洗練されています。また特にアップでは表現方法がさらに広がっていると思います。
比較するなら、amel larrieuxのセカンドと非常に構成が似ているが、これまでRBの中で最も洗練されていたと思っていたamelの表現、視点ををtweetは今作で、そのより自然に身近な手法で超えたのでは?tweetにしか作りえない音楽を示した傑作。
・「待望!!tweetの新しい歌。」
前作の「southern hummingbird」で驚くほどの完成度を見せつけたtweetの2作目は、またまたmissy総指揮によるまたまた傑作!!ノスタルジックなサウンドや、ディスコっぽいサウンド、実の娘ともデュエットしたり・・・。レコードっぽい音も入っていて、なんか温かい感じも素敵です。そんなサウンドはもちろん、前作とは一転した前向きな歌詞にも注目してほしい!!シンガーとしてはもちろん、女性として成長したtweetのニューアルバムに大満足するはずです☆
・「美声シンガー!」
Missyが力を入れているだけあって楽曲の完成度、幅広さは一級品。前作のスムースな印象の曲も引き続きありながら、2曲目や9曲目のようなアップで新しい一面も見せてくれます。特に9曲目はピアノ、ドラム、手拍子の音だけのトラックながらなんとも言えない躍動感があり印象的です。そうでありながら6曲目などは「やっぱりTweetはこうでなきゃ!」と思わせる、しっとり美しい曲になっています。そしてアルバム全体を通して聴いたときにはしっかり流れを感じるからまたすごい。そう思わせるのはトラックが良いことも当然ながら、Tweet自身の歌声に依る部分が大きいでしょう。普段は軽やかに舞うような声を聴かせながら、ときにハッとするほど力強さを感じさせる。それも決して無理に出しているように聴こえないから大したものです。これからも新作を楽しみにしたいアーティストです。
・「ストーンズのカバーもあります」
音的には前作から大きな変化はない(ただ、少し落ち着いた感じになったかも)ように思います。前作については他の方が詳しいレビューを書かれているので、そちらも参考にして頂きたいと思います。
個人的な感想としては、ストーンズの "Miss You"のカバーを聴いて得した気分になりました。基本的に原曲に忠実でありつつ、よく聴くと所々にひねりも
入れられていて、安心さと新鮮さを同時に楽しむことができる、いいカバーになっていると思います。
・「Soulの申し子」
前作が全米初登場1位を獲得したMusiqの待望の3rdアルバム。これまでもフィリー節全開の素晴らしいアルバムの密度を保ってきていたが、今回はこれまでに輪をかけて素晴らしい仕上がり。先行シングル(4)からして超GroovyなMusiqの新境地ともいえるミディアムダンサーだし、Kindred The Family SoulとCee-Loという恐るべしゲストを迎えた(9)なんかも鳥肌が立つほど素晴らしい70年代ソウルぷんぷんの名曲。ほんとにこの人の曲のメロディーラインは美しい。これまでMusiqとの対比で色々と取り沙汰されていたBilalを迎えた(11)なんかもアルバムのいいアクセントになっているし、サビでの美しさが悶絶モノの(2)なんかも溜息が出るばかり。その他もスティービーへのオマージュのような曲も含めて佳曲ばかりがぎっしりとアルバムには詰まっている。アルバムの統一感もいうまでもなくあるし、アルバムを通して聞きたくなる、そんな魅力を兼ね備えたアルバムであることは間違いない。更に深化を進めている彼に感服。
・「いいんじゃないでしょうか」
前作も確かに良かったのですが、最初に聴いた時の好印象が、時間が経つにつれて少し薄くなるような気がしてました。特徴のあるボーカルスタイルだからなのか、一曲一曲の個性がハッキリしていないと、どうしても全体に平坦な感じになってしまうのかなあ。
そういう意味ではこのアルバムは前作より明らかに進化してると思います。硬さが取れて、のびのびしてると思います。コーラスも多く、音がリッチになった感じ。ストーンズのカバーも面白いですが、#9、#10 などは、さしずめかつてのスティービー・ワンダーが漂わせていたファンキーで泥臭い、それでいて壮大な雰囲気さえ感じさせます。
今後も聴いていきたいアーティストじゃないでしょうか。
・「soul star」
musiq(或いはmusiq soulchild)名義として、彼はこれまで計4枚のアルバムをリリースしていますが、この自身3枚目の盤は傑作と称された1stに劣らない名盤であるように思います。メロディーがとにかく綺麗で、癖の少ない曲が多いように思います。後世に残る作品となるでしょう。
・「骨太!」
リッキー・ファンテのEP盤をタワーで試聴中、恥ずかしいことに涙で目の前が滲んでしまった私です。ゴスペルチックなコーラスが入ってる曲もあるので、それでやられてしまったんだよね。いくらお薦めとは言え、いきなりALBUMはちょっと・・・とゆー人にお試しサイズのEP盤はちょうど良いのですが、リッキー・ファンテの場合、そんな警戒心は必要なしです。骨太なソウルに、きっとあなたは満足するはず!!自信を持ってお薦めします。R&Bってどうしても、なんだかんだと新しいものを聴き漁ったところで、結局は60、70年代までよねーなんて結論づけていた私。ところがところが。ジョス・ストーン(←こちらもまだ聴いてなかったらお薦め)の登場にもビックリ鳥肌ものでしたが、リッキー・ファンテも本物です。これはスタックスではないかしら?と錯覚してしまう曲調。50~70年代の大物?と錯覚してしまうほどの歌唱力。切なくも心地よくかすれた歌声。独りっきりは楽じゃないぜ♪と歌う時の、声の揺すり方ったら26歳とは思えないほどの成熟ぶり。そして国内盤の帯でこのアルバムを絶賛しているアイザック・ヘイズは、スタックスのスタッフだった人。ソウル・チルドレンなんかも手がけてます。そんな大物のお墨付きをいただいたアルバムだけど、欲をいえば、せっかくの初アルバムなのにジャケがいまいち。EP盤のジャケは60年代のレコードのようで抜群のセンスだったのに。(だって甘い声だけがウリの、中途半端なソウルシンガーっぽく見えません?)けだるいリズム打ちだとか、オルガンの作るムードだとか、曲の始り方から終り方まで、とにかく正統派なR&Bが、安心して楽しめる大物新人です。たまらないからっ!!!
・「サザンソウルin2004」
春あたりに輸入盤のEPが話題になってリリースされた1ST。
とても2004年の音とは思えない、古き良きサザンソウル。かと思いきや作曲にジェシー・ハリスが参加していたりして良い意味でコンテンポラリーな要素が加わっています。ホンモノのサザンソウルは聴いたことがないけれどソウルに興味を持った初心者にも非常に聴き易い一枚。
とにかく全曲名曲揃いですが、国内のボーナストラックの13曲目、アイザック・ヘイズも参加のリミックスがめちゃめちゃかっこいい!!!!ピアノの旋律がアリシア・キーズの去年のアルバムを彷彿とさせる、聴かせるだけでなくちょっと踊れる名盤!
・「古き良き。」
最近のソウル・R&Bは古きよき時代のものとは全く違うものになっている。ラジオから流れてくる最新のR&Bやソウルは私にとって異質のものであり、もはや心に訴えかけてくるものもない。
だけどリッキー・ファンテ!
友人からのお薦めで、最近のR&Bということで斜に構えつつ聴いてみた。
ああ!イントロから歌声、すでにノックアウト!これが本当に最近のCD?
古き良き心あるソウル・ミュージック、R&Bというものがここにあった。
曲はもちろん、シンプルなメロディ。
男に生まれかわるならこんな声で生まれたい、と思った。
・「ノスタルジーなソウル」
CD店を物色中、かかってきた曲に耳を奪われ、探し出したのがこのアルバム。憂いを帯びたハスキーヴォイスも魅力的だが、ソングライティングの才能もずば抜けている。実際には彼と複数の人物で書かれており(共作者の一人にJesse Harris)、彼の歌声が、スタンダードな雰囲気の中に独特の世界を描いている。Steve Jordanなどがバックをしっかり抑えているのも効果的。
ソウル、ゴスペル、ブルースなどいろんな形のイメージで歌っているが、どれもなつかしさ(ノスタルジー)を感じる。個人的には、SEALのようなアレンジでも聴いてみたいし、クラプトンあたりとコラボレートしてもいいんじゃないかなぁなんて思う。
・「モノより思い出」
どっかで聞いたことのあるような雰囲気だと思ったら、車のCMに似合いそうだなーと・・・。
Joss Stoneを気に入って彼女のことをネットで調べるうちに比較対象にされていて知ったこのRicky Fante。「Jossより歌は上手いんだけど」と言うような趣旨で、気になって買ってみました。60年代ソウルなんてサッパリな若輩者の僕には何かどれも似たように聞こえてしまい後半はややダレてきてしまうけれども、このヴォーカルの渋さといったら! これはいい。売れなくてもいい。世間に媚びないで欲しい。売れなかったかもしれんが、いつか必ず再評価の時が来ると思うし。
ところでEnhanced収録されてるVIDEO、これはヒドイ。なぜバックでねーちゃんが腰をくねくねさせてるんだ。EPの時とは違ってつまらないポートレイトを使ったアルバムジャケといい、視覚効果担当の人間はちょっとコンセプトを誤ってないか?決してメジャーを狙えない音楽性と、それでもなんとか売れて欲しい裏方の間で苦悩してるのでしょうか。
・「ゴスペルをオーガニック風に歌えば。。。」
ゴスペルとオーガニックソウルの融合を取り込んだスピリチュアルピーシーズのメインVOCALのfons氏のアルバム。そのせいか、このアルバムを内容はゴスペルでオーガニックソウル風というのかネオソウル風というのか微妙な立ち位置ではありますが、安定した音を聴かせてくれます。
全編オーガニックソウルでやってくれてたら、もっと楽しめたような気がします。某有名誌でも書いてあった通り⑫はD'Angeloを彷彿させるミドルなJAZZY。一聴の価値ありです。
全編まったり系なのは確かなので異色ゴスペルはいかがでしょうか?
・「傑作」
ジョージクリントンに見出され、Pファンク軍団のキーボード奏者として活躍後、現在のデトロイトの重要アーティスト達の作品のほとんどに参加しているアンプ・フィドラーのソロデビューアルバムです。独特のしゃがれ声ヴォーカル、甘美なローズやピアノ、ムズムズ来るベース、腰を振りながら手拍子を挟みたくなるドラムなどが絡み合い極上のグルーヴが出ています。ムーディーマンほどドロドロな暗黒感はなく、アルバム1枚通して比較的ゆったりと聴けるのですが、それが逆にジリジリと脳の裏側を心地よく痺れさせ、さらに下半身の疼きを持続させることになり・・・とにかく堪らないです。ブラックミュージック好きは是非。
・「これはすごくいいです」
Pファンクのメンバーと聞いて、もっとドロドロでズブズブな暗黒世界を想像していたのですが(笑)実際にはとても聴きやすい、スムースなR&Bであると思います。
しかし表面の甘いメロディーの裏では、しっかりとボトムの太いベースラインが渦を巻いておりこの絶妙な味付けが、そんじゅそこらのキャリアを歩んできた訳ではない事を証明しています。
ちなみに最後のタイトル曲の後、4分ほどのボーナストラックが入っていてこれがまた、かなりサイケデリックな感じでいいんですよ!是非聴いてみてください。
何回も繰り返し聴きたくなるような、中毒性の高いアルバムですよ。
・「シビれる...」
これはカッコいいね、洒落てるね。Craig Davidなんか子供に見えちゃうぐらい確立してる。一曲、一曲を抜き出して聴いてもイイし、通しで聴くとまた違った味わい深さ。しかもこんなに洗練されてるのに、生き生き自由に即興みたいに歌えちゃうなんて、細胞レベルで飛んでるね。デトロイト関係者ってのは渋い、あそこはブリストル並に秀でたアーティストが溢れてる。
こんなにピアノと合うしゃがれ声も珍しい、是非HancockやInnerzone Orchestraなんかともやってほしいし、もうやってるのかもしんないけど、Derrick Mayのキラびやかなテクノなんかにも合うかもしれない。ブラック・ミュージックのブームが一段落して、残るべき人が残ったみたいな、驚くべき実力感じます。
「ゲットーのワルツ」ってタイトルだけど、これはゲットーじゃなくて、大都会の夜更けだろ。
・「Go with the flow」
自身名義ではこれがデビュー作ながら、過去にはプリンス、ジャミロクアイ、ジョージ・クリントンとの共演もあったというAmp Fiddler。本作は流れるようなソウルアルバムになってます。今の若い人風に言えばチルアウトと云うのでしょうか(笑)明らかにUK受けする音という感じですが、コンセプトがハッキリしているのは潔くて良いと思います。ソフトなボーカルやコーラスも心地よく、耳に優しいので、もちろん店内のBGMなどをお探しの向きにはオススメできると思いますし、日だまりでボンヤリ、午後の散歩などのお供にもいいと思います。これを聴きながら、春を待ちたい心境です。
・「今風ゴスペルなんだと思います。」
最初に正統派ゴスペルもんとは程遠い。歌詞はゴスペルで、音は今風っていってもネオソウルやオーガニックソウルと言った音の内容でまったり、しっとり。。決して歌いちぎる訳ではなく、しっとりとコーラスワークで声は聴かせてくれます(歌いちぎってるのも有)。03年だけに、ありがちネオソウルといってしまった終わりですが聴いて損ないと思います。個人的に③なんかキュートで胸キュンです。。。いかがでしょう?
●エイント・ノーマウンテン・ハイ・イナフ~マーヴィン・ゲイ&タミー・テレル・コンプリート・デュエッツ
・「史上最強・永遠のデュオの(ほぼ)すべてがここに!」
何年か前、マーヴィン・ゲイにすっかりハマった時期があって、その当時売られてた彼のCDはひと通り買って聴いたりしたけれど、そんな中で出逢い、そのキュートかつ力強い歌声のとりこになったのが、60年代後半に彼とコンビを組み、数々のヒットを放ったデュエット・パートナーであるタミー・テレル(1970年3月、脳腫瘍のため24才の若さで死去)。マーヴィンの歴史を語る上でも、彼女の存在は決して忘れるわけにはいかない。この2枚組は、そんなふたりがデュエットで発表したすべての楽曲を、オリジナル・アルバムと同じ曲順に並べ、さらに未発表の曲/テイクなどを加えたもの。いくつかの曲の前後には、ちょっとしたお楽しみがあったりもする。デュエットとしてのレアな音源は、ディスク1の25から27。27は「なんでこんなにいい曲がオクラ入りになったの?」クラスの未発表曲。歌声のバランス、コンビネーションのよさ、聴いていてかもし出される快い“恋人っぽさ”と、どこをとってもふたりのデュオは最高。楽曲の粒も揃っているし、もちろんバックの演奏は『永遠のモータウン』で広く知られるようになったファンク・ブラザーズなわけで、文句のつけようもない。もちろん、ディスク2前半の、アルバム“Easy”収録曲の大部分に関しては、病状の進行したタミーのかわりにヴァレリー・シンプソンが、声質から発音のクセからすっかりタミーになりきってマーヴィンと共演している、という事情はあるものの(“栗貫ルパン”みたいな感じか。マーヴィンのノリもいまいち。詳しくはブックレットのライナーを参照)、それ込みでもやはり「最高!」、と言わせていただきたい。そしてディスク2の後半は、タミーのソロ・シングルからの4曲、および未発表だったタミーによるソロ・ヴァージョン集となっており、彼女の歌声の魅力をたっぷりと楽しめる、これまた素晴らしい贈り物だ。
・「心に響く歌」
映画「タンタンズを忘れない」で劇の中で流れていた曲が耳について忘れられなかったのですが、「タイタン~」のサントラを買って、その歌がマービンゲイとタミーティレルのデュエットであることがわかり、このCDを買いました。音はさすがに古い音ですが、二人の歌はぴったり一つになって、心に響きます。
・「最高のデュエット」
初めになかなかCDにはならなかったのですが、(Your All I Needが国内初だったと思います)二枚組の発売は嬉しい、というか、買うべきアルバムです。二人の息のあったデュエットは「本当のラブソング」。単純ながらも奥の深いラブデュエット。「タミー!、マービン!」と呼び合うところ、ハッピー〜喧嘩した時の曲などを感情豊かに歌っています。マービンは他のアーティストともデュエットしていますが、これほど素晴らしいパートナー、タミーとのデュエットは是非聴いてもらいたい。古くも不変の愛のデュエットです。
●The Very Best of Marvin Gaye [Motown 2001]
・「手頃な良ベスト!」
彼の編集盤は、近年にいたるまで多数出されていますが、現時点で一番お奨めなのがコレです。2枚組のデジパック仕様。
代表曲は殆ど収録されている("after the dance"未収という点だけが痛い!)上、モータウン以後の "sexual healing" までちゃんと入っている点が嬉しいです。更に、通常こういう盤には取り上げられない彼の大問題作 "here my dear" にもキッチリ目配りしているところに、ヤル気を感じさせます。ブックレットも、良い写真をカラーで多数使っており、大事に作られた感じがあります(ケース本体に貼り付いているのは、どーかと思いますが..)。
あと、未発表曲 "where we are going?"、これが良い!この期に及んで、まだこんな未発表なんかあったのか? あっても大したものでは無いだろうという気持ちもあったのですが...間違いでした。すいません!何気ない、他愛のない曲調ではありますが、その何気なさがやたらにシミるのです。
そんなこのベストは音もリマスター済みで、必殺の一曲目"stubborn kind .."のイントロ一発でしびれること請け合いです!
・「What's Going on? Dear Marvin」
んーむ。困った。いっくら考えても彼に対する賞賛の言葉が見つからない。…というより、どういう言葉で彼へのリスペクトを表現すれば良いのかがわからないのである。ハイ・ティーンの頃からブラック・ミュージックに傾倒していた僕が、レンタル屋さんでようやく探し当てて借りた『Motown On Showtime“MARVINN GAYE”』(1987年制作)というビデオを「失くしちゃいました。」とウソをついてまで手に入れてしまった。…と言えば少しは伝わるかな?(苦笑)(なお同ビデオは伝説となった'83 NBA All-star Game 開会式におけるアメリカ国歌独唱のシーンが残されている、ファンにとって唾涎モノのレアな一本である。現在、絶版。)
…ということで、この2枚組のベスト盤。
[ディスク:1]と[ディスク:2]とでは収録曲のカラーが気がつくはずだ。実は少々乱暴な言い方をすると、当時デュエットの相手であった女性シンガー「タミー・テレル」が脳腫瘍のためステージで倒れ、そしてそのまま帰らぬ人となってしまった悲劇が、皮肉にも彼にとっての大きなターニング・ポイントになったのである。
ショックから立ち直るまでの長いブランク。そして内省的な姿勢を通して『黒人としてのアイデンティティ』や『ベトナム戦争』『環境問題』などへの憂慮を訴えた大傑作“What's Going On”をリリースすることになるのだ。
伝道教会の牧師を父に持ち(暴力的な男でまだ幼い頃から虐待を続けていた)、3才の頃から教会でゴスペルを歌うことが大好きだった少年は、モータウン・レコードでもそのナイーブさゆえ異端者扱いをされていた。
そして二度に渡るカムバックを果たしたのにもかかわらず、その一方では情緒不安定から逃れるためドラッグ依存に陥り、次第に精神的にむしばまれていった。
そして、病弱な母親を殴っている父親を罵りながら止めに入ったところを、牧師である実の父親に射殺されるという衝撃的な最後を迎える。
「マーヴィン・ゲイ」の残した音楽は、ややもするとファッション的にとらえられがちであるが、そのバックボーンには常に彼の「苦悶」「迷い」との闘いがあったことを意識してみると、また違った彼のイメージを発見するであろう。
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