「自信作」「リマスター/リマスタリング→購入する価値あり」「このアルバムが嫌いだった人、今一度聴いてみよう。」「今だによく聞きます」「時代背景とClassics1」
テクノデリック (詳細)
イエロー・マジック・オーケストラ(アーティスト)
「サンプリングに凝った3人」「YMOの到達点」「80年代初頭は“文化人”の時代だった」「YMO,テクノ,スネークマンの3つのキーワード」
audio sponge (詳細)
SKETCH SHOW(アーティスト), David Blume(その他), Yukihiro Takahashi(その他), Mack Discant(その他), Corinne Tulipe(その他), Snakeman Show(その他), Paul Jerry Keller(その他), Haruomi Hosono(その他), Tomoko Yoshihashi(その他), Towa Tei(その他)
「こんなことになってるとは!」「懸命なYMOファンなら」「愛してます。」「個人的な、2002年の三枚、のひとつ」「だんだん~がわかる~!!」
tronika (詳細)
sketch show(アーティスト)
「美しく凛とした音楽を求める人へ」「最高です!」「新境地」「あたたかい電子音楽」「こもれび」
LOOPHOLE (詳細)
SKETCH SHOW(アーティスト)
「やっぱりYMOはポップでした」「いいものはいい」「本気汁満点」「やっぱり彼らはポップでした」「ヘッドフォンで聞いてみてください」
Neo Geo (詳細)
Ryuichi Sakamoto(アーティスト)
「至福の時、坂本の音楽による貿易。佳作ですよ~!」
Better Days レプリカ・コレクション-1 千のナイフ(紙ジャケット仕様) (詳細)
坂本龍一(アーティスト), 渡辺香津美(演奏)
「素晴らしい!」「おいしいアルバムの紙ジャケ仕様・限定モノです!」「私なりの疑問・・・バイブル的なアルバムの不思議な部分」「原点にして、(個人的には)最高傑作」「これなしにYMOはあり得なかった!?」
「 リマスター/リマスタリング→購入する価値あり」「野心的な試みが結実した名盤」「奇跡の出来、YMOの理想の音、riot in Lagos」「これは今でも難度が高い」「今だから分かる音楽」
Heartbeat (詳細)
Ryuichi Sakamoto(アーティスト)
「「かっこいい」坂本龍一」「マスに迎合し始めた坂本龍一。」
ウィンターライブ’81 [DVD] (詳細)
イエロー・マジック・オーケストラ(俳優)
「過激で内省的な、いわゆるYMOの頂点。」「とにかく願うは、完全収録版!」「すべてがSUR」「中期のYMO」「ひとこと」
D&Lライブ・アット武道館11・30・95 坂本龍一ツアー95 D&L WITH 原田大三郎 [DVD] (詳細)
坂本龍一(俳優), 原田大三郎(アーティスト)
「音楽と映像をMIXさせた記念すべきBIBLE」「日本初のインターネットライブ これは歴史的記録です」「手が見たい」
EXITENTIALISM ~出口主義 (詳細)
THE BEATNIKS(アーティスト)
「星5つでは足りない」「リマスター盤を切望!!」「出口なし…袋小路なんです」「VAP社員よ、是非リマスター再発を!!」「評価は同年発表のBGM、TECHNODELICと双璧。」
ONCE A FOOL... (詳細)
高橋幸宏(アーティスト)
「宝物のようなアルバム」「お買い得です」「ダンディズム」「幸宏の日本語作品最高傑作!!」「幸宏さんは世界1のミュージシャン」
「ポップだけど、粋。」「テクノポップと言うより「最高のポップス!!!!」」「実にポップ、実にハイクオリティー」「幸宏氏のクールでカッコいい音楽センスがあふれている」「高橋幸宏の神経症的ポップアルバム」
The Dearest Fool (詳細)
高橋幸宏(アーティスト), 森脇松平(その他), 山本耀司(その他), 鈴木慶一(その他), 高野寛(その他), スティーブ・ジャンセン(その他), THE BEATNIKS(その他), 砂原良徳(その他)
「親愛なる仲間たちとの楽しいひと時」「親愛なる仲間たちとの楽しいひと時」「親愛なる仲間たちとの楽しいひと時」
HEART OF HURT (詳細)
高橋幸宏(アーティスト)
「優しさ故の痛みを知る人へ」「最高傑作。渾身の一枚。」「最高で最上のアコースティック」「ちょっとツラインダがイインダ」「セルフカヴァーなど」
「?・・・関係者の皆様へ」「薔薇色の明日のみならず」「漂う音楽」「早く再発して!!!」「幸宏氏最高の一枚」
What,Me Worry? (詳細)
高橋幸宏(アーティスト)
「プロトタイプ」「青く、せつなく、神経症的なアルバム。」「リマスター/リマスタリング→購入する価値あり」「やはり最高傑作」「名盤の復活」
「高橋幸宏畢生の傑作アルバム」「「ついに君に触れた事なかったね」」「名曲レフトバンク」「名盤」「幸宏さんアリガト!」
WILD AND MOODY (詳細)
高橋幸宏(アーティスト)
「この順位は不満」「ビートにこだわったテクノスタイルの集大成」「曲がすくな~。」
「名人だちの名演奏がたっぷり楽しめます」「再発、うれしい!」「リマスター/リマスタリング→音質の改善は若干」「完成された日本語詩」「ボーラレ!」
泰安洋行(紙ジャケット仕様) (詳細)
細野晴臣(アーティスト), Hoagy Carmichael(その他), Freddy Morgan(その他)
「私はあなたのファンです」「これは、絶対に良い!」「マルチミュージシャン細野晴臣」「最先端の音楽」「早すぎた天才」
トロピカルダンディー(紙ジャケット仕様) (詳細)
細野晴臣(アーティスト), M.Gordon(その他), 矢野誠(その他)
「トロピカルなムードと東洋と異国の音楽の出会いが最高」「ジャケ買いでした」「真の才人」「R&B、ニューオーリアンズ音楽」「明るい魅力的な音楽」
はらいそ (詳細)
細野晴臣&イエロー・マジック・バンド(アーティスト)
「蜃気楼 はらいそ」「このセンス文句なし」「祝!」「細野ワールドに浸るよろこび」「細野さんの慧眼」
WILD SKETCH SHOW Live 2002 [DVD] (詳細)
SKETCH SHOW(俳優)
「一家に一枚。」「最高です!!」「待望」「達人によるレクチャー」「これは事件です!」
● We came from TECHNOPOLIS TOKIO
● せけんは秋らしい
● くるり 「OH! MY RADIO ('01-'03 J-WAVE)」 2003年オンエアー曲で気になったもの
● 鬱になりたいとき
● YMOマニア
● いいものはいい!
● YMOer
● 大好きなうた
● すごい音楽
● 日本の音楽
●BGM
・「自信作」
人気のピークに商業的に成功し得ないアルバムを作り,それが後で最高傑作であるとしっかり認められる辺りが彼らの非凡さの一端を示している.人気が爆発しているのにマーケットを無視し,自分達の音楽を追求した彼らの自信と才能を感じさせる作品.
・「リマスター/リマスタリング→購入する価値あり」
「リマスター/リマスタリング」という言葉を聞いても、あまりこれまで気にしてきませんでした。「どうせピークぎりぎりまでゲイン上げて、ノイズがちょっと減るくらいなんでしょ?」というのが理由です。が、しかし。偶然手持ちのUC.YMOを聴いて、最近リマスターされた音源の「音質がぜんぜん違う」ことに気づきました。これまでUC.YMOを含むベスト盤は、未発表音源しか聴きませんでしたので、既リリースの音源の音質が改善されていることには全く気づきませんでした(購入後、約3年経過しています!)。手持ちのYMOのオリジナルアルバムは、アルファ(東芝EMI)から1998年にかけてリリースされた紙ジャケ・ピクチャCD仕様(ALCA-5214〜ALCA-5226)のものだったのですが、どうやらこの翌年リリースされたものからは細野さん監修のリマスター音源を使用しているようです。
試しにBGM,technodelicを購入し、聴いてみましたが、これまでのものと全然音質が違いました。音が厚く、微細な音もクリアに聞こえます。これまで聴いてきたCDの音が薄っぺらく聞こえてしまう程です。多少、細野さん好みの音になっているような気もしますが、「細野さん好みの音がはっきりわかる音質になっている」ということなのかもしれません。この音質の向上は、音質にうるさくない人でも気づくレベルで、その差は歴然です。YMOに関してはこれまで様々な企画盤を買わされてきましたが、それらのどんなレアトラックよりも、オリジナルアルバムの音質改善はうれしいものです。YMOファンで、手持ちのCDの背が赤いものを持っている人は、買い換えても絶対損はしません。
昨年も各メンバーのソロなど、関連作がリマスターされて各社から出ており、今年もユキヒロ関連など、リリース予定があるようです。リマスターされたものについては順次購入していきたいと思います。
・「このアルバムが嫌いだった人、今一度聴いてみよう。」
中学生の頃、「テクノポリス」「ライディーン」の“ピコピコサウンド”で音楽に目覚めた自分にとって、このアルバムは失望そのものであったし現にここで一回ファンをやめている。その後、自分の音楽的嗜好がパンク・ニューウェイヴ/テクノから極北のノイズ/アヴァンギャルドにまでイッてしまい、煮詰まっていた38歳。ふとレコード棚からこのアルバムを出して聴いてみたところ、すっかりハマってしまい、まさしく毎日のBGMと化した。この歳になるまでに聴いて来た様々な音楽体験が方程式となり、難解なこのアルバムの謎を解いてくれた快感のようなものがあったのだ。発表当時このアルバムが嫌いだった人にこそ、今一度聴いてもらいたい。当時感じた失望は「あの当時、すでにこんなスゴイことしてたんだ!」という驚愕に変わるだろう。まさに刻を超えた名盤!
・「今だによく聞きます」
次のテクノデリックとジャパンのTIN DRUMは今でもよく聞きます、何十回、いや何百回は聞きました、今だに聞くたびに新しい発見や、聞こえなかった音が現れます、こんなアルバムは他にはありません、一回聞いていいと思ったのって、結構すぐ飽きちゃうんですが、最初聞いて理解出来ない方が長く付き合っていける気がします、上記3枚はまさにそれでした、中でもBGMは最初に聞いた時は1番理解不能でしたが、体が求めてしまうと言うか、中毒性がありますね、1曲目のBALLETは全YMOナンバーの中で1番好きです。
・「時代背景とClassics1」
問答無用の大名盤(LP1981年リリース、1999年リマスター)。当時の音楽としては、世界レベルで最先端に立った、日本初のクラシックといえる作品。語り尽くされた名盤なので、ここでは素人耳で聴いたリマスター後の特徴を以下にレビューします。・全般的にリズム系の音が太くなった・"Happy End" のくぐもった音が立体的になった・"1000 Knives" が、インダストリアルのような迫力になった・"Loom" の水滴のような音がしっかり聴こえるリマスター効果抜群! おすすめです。余談ですが、時代背景から考えると、この作品が81年にリリースされたのは奇跡だと思います。「歌年鑑'81」という81年のヒット曲を集めたCDがありますが、そこに収録されている曲は "ルビーの指輪" "ギンギラギンにさりげなく" "大阪しぐれ"(イモ欽も・笑)…歌謡曲と、ニューミュージック(シティーポップ?)が中心という状況です。個人的にはアジア感も結構残っている年だったと思います。そんな年に出た、抽象的で暗く、世界でも最先端の「BGM」と「Technodelic」…1位を取れなかったとはいえ、「BGM」2位、「Technodelic」4位と、内容からすると意外とヒットしています。1981年は不思議な年だと思います。
・「サンプリングに凝った3人」
YMOのデビューアルバムから聴いている私はこのテクノデリックを発売当時(レコード)に聴いたときかなりの衝撃を受けた。当時シンセが作り出す音にすら驚いたのに、YMOの3人はその音作りでは物足りなかったのか、サンプリングまでやりだした。そのサンプリングを駆使して出来たのが本アルバムである。凝りに凝ったサンプリングには驚く。癒し音楽ではなく、今となっては無味乾燥にも聴こえるが、本アルバムで教授が作曲した曲は癒し系のオリジンとも思える。機械的な音でも、美しい調べなのである。今でも好きなアルバムであり、CDまで買ってしまった。
・「YMOの到達点」
彼らの初期から曲を聴いていれば、このCDが到達点だと感じる人が多いと思います。いきなりこのCDから聴くと、よく分からないと言う人もいるだろうが、サンプリング等を用いた技術うんぬんよりも、うまく説明できないが境地といったところでしょうか。CUE等のメジャー曲もあるが、コンセプトアルバムとして聴いてみてもらいたいCDだしここまでクオリティの高いCDは滅多に出来ない典型的な例だと思います。
・「80年代初頭は“文化人”の時代だった」
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・「YMO,テクノ,スネークマンの3つのキーワード」
YMO,テクノ,スネークマンの3つのキーワードが揃っていれば、私の年代の心は鷲?みです。
・「こんなことになってるとは!」
吃驚です! 時代遅れと思ってたのに、いやいやまったく素晴らしい。今聴くのにもってこいな感じ。YMOとか知らないけど全然かっこいい!!!やばいです。2、3年これで引っぱれます、
・「懸命なYMOファンなら」
これがいちばん自然なカタチでのYMOの復活だって気づいてますよね。YMO名義にしたら大袈裟なことになって自縄自縛状態に陥る危険性も高いし。元より3人での共作は少なかったYMO、細野―高橋コンビによる名曲も数多。私的には十分当時の空気を堪能できるアルバムですな。迷わず買い。
・「愛してます。」
なんて新鮮な響きなんだろう。曲が始まると同時にスケッチ・「ショー」の観客になる。「WILSON」の詩的な響きは地中海の砂浜に風船がフワフワと浮かんでるよう。「GKIGEN IKAGA 1.2.3」のユーモアもたまらない。「Do you want to marry me」のセンチメンタリズムはあの子に胸キュンな気分。とにかく脳細胞が活性化していくのを感じる。もう敬意を称するしかないですね!!
・「個人的な、2002年の三枚、のひとつ」
わたしはYMOの熱心なファンではないのですが、そういうひとこそ聴くべき作品だろうと思いますね。カヴァーが多くて、でも全体として雰囲気はにているようで。この大御所二人の作品ですが、いわゆるテクノという感じは受けませんでしたね、とりあえず気持ちいいです。二人がハモる部分がとくに。おすすめは6曲目。
・「だんだん~がわかる~!!」
YMOのことはさておき、気持ち良いアルバムです。サウンドはもちろんのことやっぱり2人の声が最高です!!細野さんもユキヒロさんも愉しんでやってるのがよくわかります。とりあえず理屈はおいといてたのしみましょう!!
・「美しく凛とした音楽を求める人へ」
最初はプチプチした整合音ばかりが耳につく。でも2人で歌うメロディに隠されたロマンチックさ。
それに気付くと言葉の美しさと詩の響きが耳に残る。どこか懐かしく、暖かくて、そしてなんて優しい音なんだろうと・・・
目を閉じると、音楽が好きな人が創った音だと分かる。ちょっとはにかみ、照れながら歌ったんだと分かる。
そして、この音に包まれるのはとても気持ち良い。
細野さんもユキヒロさんも今度こそ本当にY.M.Oから遥かに飛び去ったんだなぁ、そんな気がした。
・「最高です!」
スケッチショーの結成から1枚目のアルバム発売、そしてライブへと良い感じで流れが出来ているきがします。
で、このCDですが本人たちが「ノーザン・トロニカ」と言っているように北欧をすごく意識した、計算された音作りがされていてまた、もう春は近いですけど、すごく暖かくてなんか懐かしさもある感じが、心にしみいります。
もうすぐミニライブも予定していると言うことで今年も楽しみが増えました!
・「新境地」
1回目は「つまらない」,2回目で耳が慣れ,3回目に「なかなかいいぞ」,ついに5回目以降は「はまります」.極めて洗練されているので,その良さは少し分かりにくいかもしれません.その昔,怖い顔でドラムをバシバシ叩き,ヌメヌメと歌っていた頃の幸宏からは想像のできない新境地ですね.
・「あたたかい電子音楽」
冷たい電子楽器の音が柔らかく温かく優しい。優しい世界に感情移入できる。よくありがちなテクノやエレクトロニカのうねうねしてて頭痛くなると思ってるイメージをもってる人がいたら聴いてみて欲しい。タラタラ能書きをたれるよりもまず聴いてみるといいと思います。とてもいい音楽です。おすすめします
・「こもれび」
これは飽きが来ない。エンドレスで何度でも聞けてしまう、素晴らしいアルバムだ。冬の終わりになると聞きたくなるようなありそうで無かった音楽。「chronograph」の儚げな歌詞も秀逸。コーネリアスとの接触がいい刺激になっているように思う。
・「やっぱりYMOはポップでした」
「Technodon」の時は、当時のテクノの手法を踏襲しつつも、圧倒的にポップでキュートな作品を作ることによって、凡百のアーティストとの地力の違いを見せ付けたYMOでありましたが、「audio sponge」や「tronika」に関しては、確かにそれなりに質は高いものの、正直、エレクトロニカのワン・オブ・ゼムでしかないのではないかとか、コーネリアスに負けてるのでは(^^;とかいう気が、少ししていました。しかし、この 2nd にしていよいよ本領を発揮しだしたようであります。
とにかく、テクノをやってもエスノをやってもミニマルをやってもポップになってしまうとういのが、彼等のポップ魂のなせる業でありまして、ダストノイズやグリッチノイズが律儀にリズムになっていたり、メロディのある唄モノがあったりするところは、コアなエレクトロニカファンからするとかえって違和感があるかも知れませんが、彼等が長年蓄積した膨大な音楽スキルがジャンルに囚われずに叩き込まれた本作は、エレクトロニカ作品というよりも、むしろ、新たな形のポップスとして成立しているように思います。(「BGM」を現在のテクノロジーで作るとこうなるのではないかという感じがちょっとしました。)
「今では地道にやってます」(ごきげんいかが1、2,3)という言葉どおり、自分のルーツにこだわって新しいものにソッポを向いたり、逆に新しいものに迎合したりすることもなく、騒がれようと騒がれまいと、淡々と質の高い音楽を作り続けるおじさん達の姿は、本当にカッコイイです。
・「いいものはいい」
このアルバムはすごくいい!
今年はクラフトワークやカールバルトスのアルバムなどオリジネータと言える人々の新作が出ましたがその中でベストは? と訊かれたら、まちがいなく本作です。
しかもただのベストではなくオンリーワン。50歳をすぎて世界で唯一と言える音を見つけてしまった彼らはまさにリスペクトすべき日本の宝だと思います。
BGMの内向性もサーヴィスのセンチメンタリズムもそして彼らのルーツミュージックともいえるファンクネスな黒いリズムもたっぷり入ったこのアルバムは、なぜか私に宮沢賢治や稲垣足穂の世界のような、寒い冬の夜を想起させます。
・「本気汁満点」
前作はかなりごちゃごちゃした感じで、まだ手探りでやっている感じが全編に漂っていたのですが、このアルバムはかなり自分たちの長期的戦略を考えた上で作業をやっている感じがして、とにかく全編、「本気汁」にあふれています。悪く言うと、地味さがものすごくアップしていて、キャッチーな所を探すのに苦労するぐらいと言う、とんでもないアルバムです。こいつら50歳越えてるくせに、マジで本気だぞ(w
今後に期待を込めて星5つです。v
・「やっぱり彼らはポップでした」
「Technodon」の時は、当時のテクノの手法を踏襲しつつも、圧倒的にポップでキュートな作品を作ることによって、凡百のアーティストとの地力の違いを見せ付けたYMOでありましたが、Sketch Show としての「audio sponge」や「tronika」に関しては、確かにそれなりに質は高いものの、正直、エレクトロニカのワン・オブ・ゼムでしかないのではないかとか、コーネリアスに負けてるのでは(^^;とかいう気が、少ししていました。しかし、この 2nd にしていよいよ本領を発揮しだしたようであります。
とにかく、テクノをやってもエスノをやってもミニマルをやってもポップになってしまうとういのが、彼等のポップ魂のなせる業でありまして、ダストノイズやグリッチノイズが律儀にリズムになっていたり、メロディのある唄モノがあったりするところは、コアなエレクトロニカファンからするとかえって違和感があるかも知れませんが、彼等が長年蓄積した膨大な音楽スキルがジャンルに囚われずに叩き込まれた本作は、エレクトロニカ作品というよりも、むしろ、新たな形のポップスとして成立しているように思います。(「BGM」を現在のテクノロジーで作るとこうなるのではないかという感じがちょっとしました。)
「今では地道にやってます」(ごきげんいかが1、2、3)という言葉どおり、自分のルーツにこだわって新しいものにソッポを向いたり、逆に新しいものに迎合したりすることもなく、騒がれようと騒がれまいと、淡々と質の高い音楽を作り続けるおじさん達の姿は、本当にカッコイイです。
・「ヘッドフォンで聞いてみてください」
このアルバム、ヘッドフォンで聞いてみてください。音の一粒一粒が沸き上がり、ぱらぱらと降り始め、左右に回転しながら浮遊したと思ったら、また集まりだして、ひとつの曲にまとまります。寝る前にしずかな場所でヘッドフォン。ぜひ!!
・「至福の時、坂本の音楽による貿易。佳作ですよ~!」
坂本龍一の未来派野郎の次に出たアルバム。なんだけど、この作品はいいっすよ~。なんか坂本龍一の音楽の貿易って感じで沖縄~上海~シンガポールのような情景がほんとに浮かびあがります。
一番最後の文字通りAfter allという曲で楽しかった旅がゆっくりと着地していきます。
●Better Days レプリカ・コレクション-1 千のナイフ(紙ジャケット仕様)
・「素晴らしい!」
教授のソロ・デビュー作にして最高傑作。1曲目の渡辺香津美のギターソロにも悶絶だが、全曲素晴らしい。シンセを駆使していながら温かみのある音、胸に突き刺さる旋律。
リマスター効果がない↓とか書いてる人いますが、以前のオリジナル盤より遥かにいい音になってます。
オススメです。
・「おいしいアルバムの紙ジャケ仕様・限定モノです!」
おおー!!、ついに千のナイフも紙ジャケ仕様発売ですか。教授の過去アルバムやメンバーの旧譜が立て続けに紙ジャケで再発される中、こりゃ~教授ファンとしては、出費が多くなっちゃい、こまっちゃうな~。でも買いますよー。本作品がアナログ盤からCDに移行されて初めての限定仕様ではないですかコロンビアさん。アナログ盤に入っていたライナーの長髪の教授と一緒に写っていた、見たことも無い機材群。後で調べたならば、ムーグⅢc,アープオデッセイ、コルグps3100でした。教授がステックを持って叩いていた雷様の太鼓のようなものは、ポラードシンセドラム。レコードクレジットには、当時一般人では入手できないヴィンテージシンセ名がめじろ押しでした。夢のような高級楽器を用いて、不思議な音楽を聞かせる魔術者だと、当時は思いました。ノイエ・ジャパニッシェ・エレクトロニッシェ・フォルクスリート中の山下達郎のカスタネット、サウザンド・ナイブズ中の細野春臣のフインガーシンバルなんかが、地味ですが妙に気になるところです。渡辺香津美のサウザンド・ナイブズでのハイテクなエレキ、エンド・オブ・アジアでの鳴きのエレキは鳥肌モノでした。高橋悠治とのピアノディユエット曲グラス・ホッパーズは、後に中世音楽演奏集団「ダンスリー」とのコラボレーションアルバムの原型となった曲です。アイランドオブウッズなどは、テープの現実音を組み込んだり、インド風のシタール音が鳴り響く環境音楽的な要素も。どの曲も素晴らしい!!
・「私なりの疑問・・・バイブル的なアルバムの不思議な部分」
ymoが世間で注目された80年代の当時、レコード店のYMOの仕切りに入っていたレコード。ymoのメンバーである坂本さんの1stアルバム。当時としてはメンバーのソロアルバムが別会社から発売されていたり、まだ個人名義での作品があまり発表されていない時期でした。レコード帯のコピーも説得力がありました。ジャケット写真は洋服のまま浴槽に片足を浸している不思議な構成。頭髪がカットされスッキリとした教授。しかし、手元に持っている卓上ライトは?(警察の取り調べ室にあるやつみたい?)。よく見ると、浴室のタイルのひび割れ、目地のカビが(オシャレな服装とはウラハラにバックが汚れが?)。ライナーの写真には、ジャケットのご本人とはギャップのある長髪ヒッピー状態の教授が(初期の武田鉄也風)。タバコ吸いながら、シンセもいじっています・。ジャケ写真撮影のために、髪を切ったのでしょうか?千のナイフとか、ノイエ・ヤパーニッシュ・エレクトロニーシェ・フォルクスリートなどの後半でシンセのアルペジオみたいのが、複数に重なって反復再生されているのは、当時どのようなレコーディング方法で行われていたのでしょうか?気持ちよすぎますこれは。あのウネリがクセになって、たまりません。あと、千のナイフの冒頭のボコーダートラック。コルグVC-10を使用した毛沢東の演説を参考にした小節。これは、他社ベスト盤でカットされましたが,味わい深いイントロで、このアルバム(フルコース料理)の前菜(間と静をつくした)というべき味わいどころです。ジエンドオブアジアのエンディングもムーグシンセの濃い音色のオーケストラシュミレーションが素晴らしいです。ポリムーグ、PS3100のポリフォニック演奏も、当時モノシンセ主流でポリシンセが恐ろしく高価な時代にあったので、有り難味のある音として、聞き入っていました。
・「原点にして、(個人的には)最高傑作」
今は大家になって、良くも悪くも角が取れてしまいましたが、次作のB-2UNITと共に瑞々しい「坂本龍一の原点」が堪能できます。ジャンルにとらわれず、自分の面白いと思ったことをどんどん取り込んでいくチャレンジングな姿勢が、当時はとても斬新でした。今のリスナーにはもはや斬新に感じないかもしれませんが、現在の円熟とは異なった、坂本龍一の「若さ」を楽しむことはできると思います。私自身は大家になってからの坂本氏が物足りないので、次作と共に「最高傑作」と考えています。
・「これなしにYMOはあり得なかった!?」
初期YMOのライブで必ず演奏されていたのが、このアルバムのタイトル曲「千のナイフ」だが、当時、何の予備知識もなしに聴かされれば、誰しもYMOの曲と信じたに違いない。実際、81年に発表されたYMOのアルバム「BGM」では、重厚なアレンジで再演されている。このアルバムは、初期YMOに対する一般的イメージとして確立された「テクノポップ」の青写真であり、細野晴臣が思い描いていたYMOのコンセプトを見事に体現したものだと思う。「千のナイフ」や「ジエンドオブエイジア」は、渡辺香津美のギターソロがフィーチャーされており、フュージョン的要素もあるが、「プラスティックバンブー」など完全なテクノポップであり、78年に紀伊國屋ホールで行われた結成直後のYMOのライブでも演奏されている。私にはこの曲がYMOのプロトタイプのように思えて仕方ない。坂本龍一そしてこのアルバムがなかったら、YMOは「テクノポップ」にはならなかったかもしれない。
・「 リマスター/リマスタリング→購入する価値あり」
ジャケットは、ロシア構成主義の画家、El Lissitzkyが1922年にベルリンで出版した、"Of Two Squares"※という画集の表紙絵のパロディです。同様に、本CDのブックレットに描かれている他の絵・タイポグラフィーも、同画集からのパロディです。※手持ちのLissitzkyの画集がUKで発行されたものなので英語表記しましたが、本来はおそらくロシア語表記であったと思われます。
さて、1988年にリリースされた32XA-230と比較してみました。若干音の厚みが増しています。この盤が好きな人は買い直しても良いと思いますが、めったに聴かない、あるいは本作をあまり好きではない、という人は買い換える必要はないでしょう。この盤を持っていない人は...勉強だと思って購入してみましょう。但し、万人向きの音楽ではありません。
・「野心的な試みが結実した名盤」
アルファよりリリースされた教授の2ndアルバムで、発売以降20年以上経った今でも色褪せない、最高傑作との呼び声も高い名盤。
YMO在籍時の作品で、当時千のナイフや東風、Behind The Maskなどのメロディアスでハーモニーが素晴らしい楽曲を手掛けていた反動からか、本作ではその対極のリズム感とエコーを多用したダブ的な空間処理を全面に打ち出した、非常に実験的な作風になっています。(ジャケットデザインからしてロシア構成主義という、明らかに実験的な響きの文学からの影響を感じさせますし…)
1.defferenciaから暴力的なビートが姿を表し、その縦横無尽なリズムの裏に密かに姿を見せては消えていく、シンセの音色が何とも不思議な印象を残し、また3.participation mystiqueや8.End Of Europeなどに顕著な,過激に加工された声のコラージュやノイジーなサウンド・エフェクトの多用がとても攻撃的です。4.E-3Aはそういった実験的な作風を保ちつつ、何処かオリエンタルな雰囲気を醸し出していて非常に好きです。
そして教授の代表作の1つで、Liveでの定番曲6.Riot In Lagosはまさに傑作!浮遊感漂う主旋律や、生き物の鳴き声のようなシンセの音色の数々、そして独自のグルーヴを生むベースとリズムが一体となった名曲です。
・「奇跡の出来、YMOの理想の音、riot in Lagos」
と細野さんがおっしゃっています(99/07/11サンフランシスコにて。Sony Music House版 BGM に収録されているインタビューです)。当時、ワン・コードでかっこいい曲を作りたい、という当時の YMO の三人の思いが、ここに実現されています。1 曲目、キョージュが play しているノイジーなドラムがしぶい differencia も大好きです。このアルバムを最初に聞いたのは中3 の頃、少い小遣いはたいて買ったミュージックテープででしたが、強烈な印象を受けテープが摺り切れる程聞いた記憶があります。この度、Sony Music Direct から復刻版が出て嬉しい限りです。
・「これは今でも難度が高い」
坂本龍一のこれが2ndアルバムだが、自ら「音楽を壊す」と公言していただけあって、当時のテクノポップブームに乗ったファンを見事に突き放した内容。ミニマルやコラージュ等、今聴いても難しい内容だと思いますが、「セックスの魔力についてのバラード」にインスパイアされたという名曲「Thatness and Thereness」、当時YMOのライブのオープニングで演奏された「Riot in Lagos」等、新規ファンはチェックしておくべき内容です。できればこの作品の前に出ていたシングル「War Head」と後に出たシングル「Front Line」をボーナストラックとして収録してほしかったが・・・。
・「今だから分かる音楽」
オリジナルは1980年。 YMOブレイク真っ只中です。 当然、当時のYMO的なものを期待して聴いたんだけど全然違いました。
「ダブ」という、音源テープを切り貼りしたり、ミキサーやエフェクターを不自然に操作したりする前衛音楽的な手法で作られたもので、当時の私にも実はまったくノイズにしか聞こえなかったです。 でも「自分は前衛音楽を理解できる優れた人間だ」と思いたくて背伸びして無理やり聴いていましたね。本当は不快に感じた音なのに。
それが27年経ってふたたび聴いてみると、良いんですよこれ。
坂本龍一は時代の先を行っていたんだなぁ、とあらためて尊敬です。
・「「かっこいい」坂本龍一」
彼の作品の中では、最も「日本らしくない」アルバムだと思う。戦メリのような東洋的な音は少ない。都会的で、単純に考えて「かっこいい」坂本龍一を堪能できる。
一番好きな曲は③の「triste」。これは三菱だか住友だか、不動産関係のCFソングだったので覚えている。Tpのソロと、ラップのような奇妙なボーカルが印象的。また、このアルバムの何曲かは「sweet revenge tour」にも収録されているので、ライブ版と原曲とで聞き比べるのも面白い。
このアルバムで残念なのが、歌詞カードがついていないこと!何語か分からない曲があるので、歌詞が知りたい…
・「マスに迎合し始めた坂本龍一。」
当時はハウスが流行りに流行っていて取り入れたのはかなり後続なのであれ?と思ったのを思い出します。M-1はNYを拠点としていた富家哲、鄭東和が全面的参加、ドンズバハウスが繰り広げられてます。M-3のTristeがおすすめです。
・「過激で内省的な、いわゆるYMOの頂点。」
1度、人気ということでは80年に頂点を極めた彼らが真の音楽的頂点を求めてすべてをかなぐり捨てて本気印で立ち向かった81年の唯一のオーディエンス記録です。ドンダンでなくガンビシになった幸宏のドラム音。ジミヘンばりにギターのディストーションみたいな教授のキーボードソロ。生ベースが極めて多くなった細野。乗れそうで乗れない楽曲の羅列。
今でも思うが、この内容で第3次ワールドツアーがあったら世界は変わった、と思う。サンプリングも世界初でライブでも使用してます。あれから23年というか、23年前のこの内容は驚愕に値する。
・「とにかく願うは、完全収録版!」
ウインターライヴに影響を受けた人なら理解してくれる方もいらっしゃるだろうが、中期YMOのライヴは、映像を見る後に徐々に気持ちが高揚してくる。 やはりこの楽曲構成も現在までの彼らのライヴ形成の基本となっていると思うし、いろいろな点を考えても、重要なライヴであったということだと思う。 シンセのハード面の話をすると、81年に彼らが使っているこれらの楽器は、82年の沈黙時の更なるポップス志向と歌謡曲への楽曲提供に同じ楽器を使っていると思えないくらい、激しい音を出している。彼ら自身も「とにかく使い込んだ」と自負しているのは、ただの述懐ではなく、現代でも影響を与え続けている自信だと受け取っても良いと思う。 またこの映像情報に関してお話をさせてもらうと… これは、1983年に一度ベータ版ビデオとして販売され、そしてLDとVHSとして販売され、DVDとして販売されている、長年ファンに愛されている映像と音源である。 しかし来年の結成30周年を前にして、多くのファンが願っていることは、この「ウィンターライヴ」の映像と音源の完全版を出してもらうことだ。 絶対にそのソースは残っていると信じている!
・「すべてがSUR」
あの頃の最先端を突っ走ってた(つっぱった)時代が妙になつかしい。BGMの曲に入っているカモフラージュやキューがとくにイイ。キューでの教授のドラム、TAISOでのユキヒロさんのノリ、コズミック・サーフィンでの教授の妙なノリ、体操の女の子の無表情さ、そしてゾンビのように退場していく様子などすべてがSURでした。客の突き放し加減はテクノドンin東京ドームのほうすごかったと思う。最近はビールのCMで復活の兆し?があるがまた何回でも復活して欲しい!
・「中期のYMO」
当時、中学生だった僕には、YMOの「BGM」「TECHNODELIC」がそれまでの路線とかけ離れていたせいか、YMO離れが自分の中で少しずつ進んでた頃の映像。年を重ね、当時の彼らの年齢に達した時、これを観たらなんともカッコいい。ギターを弾き、ドラムを叩き、メガホン持って叫ぶ坂本、跳ねる幸宏、淡々とベース奏でる細野さん。
映像の入りがどこかの発電所(?)だったりして何とも味わい深い。お勧めは「PURE JUM」「LIGHT IN DARKNESS」でしょうか。とにかく音と映像のミックス加減がカッコイイ。
・「ひとこと」
途中、坂本龍一の髪型が突然変わるシーンが何回かありますが、複数日の演奏を編集しているためで、VFXではありません(笑)。
内容の素晴らしさは言うまでもありませんが、全演奏を完全収録したバージョンが欲しいところですね。
●D&Lライブ・アット武道館11・30・95 坂本龍一ツアー95 D&L WITH 原田大三郎 [DVD]
・「音楽と映像をMIXさせた記念すべきBIBLE」
映像の仕事に携わっているので、教授と原田氏のコラボには驚いた。コンサート会場で観たが、始まりから映像のセンスの良さに脱帽。自分の現在の作風にも影響を及ぼしつづけていると言っても過言ではない。原田氏自らが編集に参加していることで、更にカッコイイ内容になっている。後に、YMO再生時にも映像参加している原田氏の、坂本龍一コラボ第1弾である。これを見ずして坂本龍一の世界を語る事は出来ない!あのオペラ「LIFE」へと繋がって行く、これは正に、音楽と映像をMIXさせた記念すべきBIBLEなのだ!
・「日本初のインターネットライブ これは歴史的記録です」
このライブはインターネットのマルチキャストの技術を使って慶應大学に中継されるなど、日本初の本格的インターネットライブの記録映像とも言える。坂本龍一、原田大三郎といったアーティストの素晴らしいツアー記録という以上に日本のインターネット文化の歴史的記録という重要な意味を持つ。
かつての哲学、科学の書物がそうであったように、このDVDも歴史、情報、映像を扱う大学等の教育機関が学生の教育に活用し、図書館が永久保存する必要があると思う。
・「手が見たい」
どうしてこういうビデオは、弾いてるところが、手が、ほとんど写ってないのだろう。引きすぎ、顔だけ、背中からとか。それならCDで良いと思う。自分は座席指定のないコンサートに行くとかならず手の見える席に座る。音楽の方は五つ星。
・「星5つでは足りない」
その後,現在に至るまで,ユキヒロの根強いファンとなった原因のひとつがこの1枚.出会ったのは予備校生のころ.あまりにもカッコイイ.暗くて硬質.知的.軽薄な時代背景の対極に位置した.星5つでは足りない.今,聞きなおしても,やはり最高にアバンギャルド.しかし,CD化されて,音質がやや軟弱に聞こえるのは気のせい?LPのジャケットでは,ポップアート風の大きなキャンバスを背負い,黒のタートルを着て港にたたずむ暗い表情のユキヒロが,印象的でした.
・「リマスター盤を切望!!」
このアルバムには夜が似合う。硬質かつ無機質なようでキッチリとpopsしている音に幸宏と慶一のボーカルが絡み合う。
恋人たちの夜のような甘さはないけれど1人で夜の首都高速を車で流す時には最高!!
海辺の工業地帯を眼下に見据えながら繰り返し再生する。音楽とネオンの光が窓の外の暗闇に溶け込んでいく。
・「出口なし…袋小路なんです」
因みにいいますと、オリジナルのレコードには「River in the Ocean」が収録されていません。シングルの曲だったんです。最初にこのアルバムのCD化でこの収録を知った時「うわー、ずるいやっ」と思ったことを思い出します。
このアルバムはどこを切り取るとかではなく、一気に全ての収録曲を聞いてください、じっくり歌詞カードを眺めたり、じっくり音を追うのではなく、そこに流れる「風」であるかのように受け止めながら感じて聞いてください。
後年、何かの番組で(今作より10年経った「ブロードキャスとフロムヘヴン」の頃)幸宏さんは言いました。
「海を流れる川のようでありたい」ほら、リバーインザオーシャンの精神は、ここから始まっているのです。
っていうかリバーインザオーシャン一曲で買いだっw
・「VAP社員よ、是非リマスター再発を!!」
オリジナルジャケット、リマスターでの再発を望みます。もちろん幸宏氏と慶一氏の両氏監修なら言う事なし。もちろんRiver In The Oceanはそのまま収録してくださいね。リマスター再発されたら、絶対これ買うでしょ。VAPさん、よろしく。
・「評価は同年発表のBGM、TECHNODELICと双璧。」
思えば1981年はすごい年であった。WORLD TOUR直後のYMOがBGMとTECHNODELICをなんと2枚も新作発表、しかも幸宏がソロNEUROMANTICを発表したにもかかわらず、鈴木慶一とビートニクスを結成し、この出口主義を発表。なんて精力的な…。ただ多作でない、1枚1枚が25年経た今でも古くならない重要作ばかり。内容は退廃的、ロマンティック、ノイズ、インダストリアルな紛れも無いテクノミュージック、THE BEATNIKSはやっぱり1作目でしょう!YMOの2作にまったく引けをとらない内容です。
・「宝物のようなアルバム」
私はこのアルバムを当時LPで何度も何度も聴いたが、あのときの新鮮な印象と幸宏氏の甘くせつない声がこうしてリマスターで甦ったこと自体がうれしい。幸宏氏のアルバムの中ではとても聴きやすいポップ作品で、しかもどの曲も秀逸。特に、1.遥かなる想い~2.冬のシルエットは涙が出そうになるくらいせつなくなる。I saw the lightも◎。ケイコ・リーVer.も良いけど同時に幸宏Ver.の良さを再確認!
・「お買い得です」
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・「ダンディズム」
YMO散会後最も女子大生に人気のあったユキヒロさんの自己レーベル第1作傑作!テレビやラジオ、雑誌など今では考えれない程メディアに出演してこのアルバムも大大的CMも流れて当時は何気なくヒットアルバムとして発表されていましたが、内容はとてもユキヒロさんのストレートなラブソングや自伝的歌詞やトッドラングレンのカバーソングなどが並び私はユキヒロさん自ら出演した映画”4月の魚”の頃を思い出すユキヒロさん独特のダンディズムがとても感じられるアルバムに思います。当時旧友ブライアンフェリーとのダンディズムに対するトークも雑誌に載ったりして彼流の美学が好きな方は最高のアルバムだと思います結構様々な実験も随所にみられますが全編を通してとてもポップなのは幸宏さんの声のせいもありますがサウンドプロデュースはやっぱり最高と思います。
・「幸宏の日本語作品最高傑作!!」
幸宏の作品には英語中心のものと日本語中心のものとに分類できる。『ONCE A FOOL...』は後者の最高傑作だと思う。 音楽の感想を言葉にするのは難しいが、軽快で柔らかな良質のポップスでありながらピンと張りつめる何かを感じる。幸宏の音楽を知らない人の入門編としてとても聞きやすいのでは。
相変わらずゲストも豪華で坂本龍一、細野晴臣はもちろん矢野顕子、吉田美奈子、鈴木博文、ピーターバラカンなどが参加。トータルでポップス感溢れる傑作。ラストの『今日の空』とトッド.ラングレンのカバーである『I SAW THE LIGHT』が特にオススメ。
・「幸宏さんは世界1のミュージシャン」
僕が今までに聞いたアルバムで、1番好きなアルバムがこのアルバム。 家にCDが山ほど有りますがこのアルバムが1番オススメです! 特に3曲目の「素晴らしき幻想」がたまらなくいいですよ!
●音楽殺人
・「ポップだけど、粋。」
YMO全盛期に、まさに突入せんとしていた時期のソロアルバム。振り返ると、結構な数のアルバムを出している彼ですが、アルバムの完成度、幸宏らしさ、独特の垢抜けたポップ感などが最も高いレベルで融合した傑作と言えるのでは?「カッコいい」テクノポップの代名詞的名盤。
彼の一連のアルバムのセールスの伸びを、今ひとつ減速させている要因の一つ
であろう(すいません!)と思われる?彼独特の歌声も、効果的なシンセ処理によりこのアルバムでは非常に聞きやすく、というより大成功している事も見逃せない。盟友の細野氏が提供した曲「Blue Color Worker」も、最っ高にイカしてる。20年以上前に、こんなクールでお洒落な音楽が出来ていたんだよ、と今の若者にも自信を持ってお薦め出来るアルバム。
・「テクノポップと言うより「最高のポップス!!!!」」
このアルバムを何回聞いているかなど、もはや数えきれません、幸宏さんのアルバムの中で、いや、日本のポップスの中でも最高傑作だと思います、それほど素晴らしいのです。
まずは「色々な意味でのバランスが最高に良い!」という事が上げられると思います、そして名曲ぞろいです、また、バグルスのトレヴァーのヴォーカルにも聞かれるEQ加工した幸宏さんのレディオヴォイスとサンディのコーラスが絡む曲があるのですが、何と言う良さでしょうか!これは聞いていただかないと、とても言葉では言い表せません、
ある意味「そこそこのテクノロジーしか無い時代だったから出せた味」とでも申しましょうか、MC-4登場以前の物とでも申しましょうか、むしろその後のアルバムの方がテクノっぽく思えてしまうのはそのあたりなのかもしれません、なのでこのアルバムは「テクノポップと言うより「良質なポップス!」という表現が似合うと思うのです、
「人がやる事」と「機械を使う事」のバランスさえも良いアルバム、そういうピンスポットな時代に生まれた名作です、
最後に、、、実家の僕の部屋には今でも幸宏さんが、頭に手をもってきている「音楽殺人」のポスターが貼ってあったりします(^^)
・「実にポップ、実にハイクオリティー」
高橋幸宏(当時はユキヒロ)のソロ2作目。9曲目のカバーに見られるように60年のエッセンスをYMO風のテクノロジーで料理した曲が並び、ポップで楽しくて、なおかつ彼特有のロマンティシズム溢れる、実に聴き応えのあるCDです。ここまでポップな曲が粒ぞろいなCDは当時数えるくらいしかなかったのではないかと思います。
しかし、このころのYMOの3人とその周辺の人たちの創り出す音楽というのは、日本のポップス・ロック界に燦然と輝くものであるに間違いありません。YMOの諸作品はいうに及ばず、高橋幸宏の次作ソロ「NEUROMANTIC」、坂本龍一の「B-UNIT」、細野晴臣「フィルハーモニー」そして、矢野顕子、大村憲司などのソロ作品など、それぞれ実に凄いクオリティーです。残念なのは、こういったジャンルがドイツのように確立しなかったことですが、それでも日本の音楽界に与えた影響は計り知れないものがあると思います。
・「幸宏氏のクールでカッコいい音楽センスがあふれている」
このアルバムがLPで発売された時、他のどのアーティストのアルバムよりもよく聞いていたことを今でもよく覚えている。幸宏氏自身、「前作では物足りなさが残ったが、今回はやりたいことがすべてできた」といった内容のことを話していた覚えがある。
幸宏氏の作品の中では「ニウロマンティック」が一番人気が高いようだし、私も大好きだが、このアルバムも負けぬ出来だと思う。特に「I-KASU!」「BLUE COLOUR WORKER」とカバー曲の「STOP IN THE NAME OF LOVE」がいい。
今聞いても古くささを全く感じないし、何度聞いても飽きないと言っても、リアルタイムで聞いていた世代の人間の偏見なのかな?
・「高橋幸宏の神経症的ポップアルバム」
サディスティック・ミカバンド、YMOのドラマーとして知られる高橋幸宏だがその本性はやはり「サラヴァ!」や本作、この後の「NEUROMANTIC」
といったソロアルバムでこそ発揮されている。本作をLPで所有しているが、モノトーンのシングルジャケットでフェンダーローズ・ベースピアノの傍らに転がる高橋幸宏の死骸というポップな装い、それにたがわぬ内容に仕上がっている。この後にリリースされる「NEUROMANTIC」を陰とすれば本作は陽、高橋幸宏の神経症的なタイトでジャストなグルーヴは、こうした音楽に本領を発揮するのかもしれない。私が大好きなのは8「ブルーカラー・ワーカー」高橋のポップ美学が一番良く出ている。これはYMOにも言える事だが、打ち込みで無く生でこうしたジャストなクルーヴを保つ事は、簡単なようでいてとても難しい。ジャストでありながらそれは打ち込みリズムとは明らかに違う。かつて神経症を患い繊細な神経と感性を持つ高橋だからこそ出来る芸当だろう。ポップなメロディラインの奥に、彼の神経がピリピリしたガイドクリックの様に聴こえてくる。そこもお聴き逃し無く。
・「親愛なる仲間たちとの楽しいひと時」
まさに、気が合う仲間たちと一緒に、楽しんで作ったというような感じのアルバムです。打ち込みにこだわった曲作りになっていますが(「ナマモノ厳禁」だそうです)、決してそれは冷たくなく、人間味溢れる暖かい音作りになっています。なにかと、打ち込みで曲が作られるこのご時世、打ち込みの定型となるべきものを提示した点でも、特筆すべきものがあります。高橋幸宏の懐の深さを再認識した1枚です。
・「親愛なる仲間たちとの楽しいひと時」
まさに、気が合う仲間たちと一緒に、楽しんで作ったというような感じのアルバムです。打ち込みにこだわった曲作りになっていますが(「ナマモノ厳禁」だそうです)、決してそれは冷たくなく、人間味溢れる暖かい音作りになっています。なにかと、打ち込みで曲が作られるこのご時世、打ち込みの定型となるべきものを提示した点でも、特筆すべきものがあります。高橋幸宏の懐の深さを再認識した1枚です。
・「親愛なる仲間たちとの楽しいひと時」
まさに、気が合う仲間たちと一緒に、楽しんで作ったというような感じのアルバムです。打ち込みにこだわった曲作りになっていますが(「ナマモノ厳禁」だそうです)、決してそれは冷たくなく、人間味溢れる暖かい音作りになっています。なにかと、打ち込みで曲が作られるこのご時世、打ち込みの定型となるべきものを提示した点でも、特筆すべきものがあります。高橋幸宏の懐の深さを再認識した1枚です。
・「優しさ故の痛みを知る人へ」
アコースティックという言葉から想像するよりも、遥かにポップ。余計な贅肉をそぎ落として、シンプルになったアレンジから、歌詞の直向きさが際立って、この人のセンスの良さとか、育ちの良さの良さといったものまで感じられる気がします。何と云っても、このアルバムに花を添えているのが、春の日のひとすじの光のようなター坊の歌声、そして、これもセルフ・カバーになるのか、サンディーのオリエンタル・ヴォイスと絡み合う、幸宏氏の歌声も何時にも増して優しげで、聴いているだけで本当に幸せな気分になれてしまいます。人対人においての彼自身のスタンスのあり方、自らの弱さを認めつつも優しく見守ってくれているような、そんなラブ・ソングに多くの人が共感できる部分があるのではないでしょうか。
・「最高傑作。渾身の一枚。」
幸宏さんが自己カバー曲をアコースティックにアレンジして収録した、幸宏さんの最高傑作の内の一枚。このような心に響き、また魂の癒されるアルバムは他に例を見ないと言っても過言ではない。
幸宏さん渾身の佳曲たちに渾身のアレンジを施した渾身の一枚。
幸宏さんのアルバムに駄作はないが、何か一枚挙げろといわれたら、このアルバムを推す。
・「最高で最上のアコースティック」
幸宏さんの名曲がアコースティックで聴ける!非常に耳に心地よい名作です。
・「ちょっとツラインダがイインダ」
もう発売して何年も経っていますが、ときどき無性に聴きたくなってしまう珠玉のアルバムです。選曲もさることながら、アコースティックサンドが非常に心地よいです。オリジナルもいいけどアコースティックで聴くとさらにいい!というか。特に7,8,9は「やられた~!」という感じです。
・「セルフカヴァーなど」
セルフカヴァーなどを中心としたアコースティック作品。期待していなかったのだけれど、思いのほか、とても心地良い。音楽家としての円熟味が良い方向に出た感じ。
・「?・・・関係者の皆様へ」
素晴らしい共感できるレビューが多いので、内容については省略。最近例の三人の再発が続いていますが、このCDが再発されていないことに、事情はあるのでしょうが、疑問を感じずにはいられません。紙ジャケにつられてLPは勿論のこと、既に持っているCDも再購入を最近続けている僕です。僕の持ってる「薔薇色の・・・」は、封入されている歌詞カードがLP時に比べて大変味気ないので、これを書きながら聴いている「ONCE A FOOL・・・」の限定版のような紙ジャケは勿論のこと、価格は多少割高でもいいので、当時のLPのような、曲の雰囲気を汲んだフル写真での印刷物封入にてお願いしますよ!なんせ一番幸宏のソロでは好きな作品のひとつですので。「ONCE A FOOL・・・」の限定版の音質はかなりよくびっくりしたのですが、そこまでは望まないにしても、「薔薇色の・・・」も音質がよければよいほど入り込める作品だと思うので、急がなくていいですから、必ず検討ください・・・関係者の皆様へ。
・「薔薇色の明日のみならず」
高橋幸宏氏の他の廃盤CDも復活していただきたい!と強く希望します。もちろんこの薔薇色の明日=美術館で絵画に囲まれ、我を忘れて絵の世界に入り込んでしまった、と云うようなトリップ感を備えたすばらしい色のある美しい曲集です。このような美しい情景をもった曲集が皆様に届かないとはとても残念!
また、レコードでは持っていても、現在身近に聞けるCDは持っていないとおっしゃる方、多いのではないでしょうか。Sketch Showでの活躍を弾みになんとか廃盤復活を!!
・「漂う音楽」
先日カラオケにいった際、「蜻蛉」「前兆」などの曲までがリストに入っているのを見てすごくうれしくなった。カラオケじゃなくても、今でも空で歌えてしまうほど好きな曲。このアルバムに入っている曲はどれもみな、ごく自然に情景が浮かんできてしまうほど情調豊か。目を閉じて聞いていれば、ホラ、あなたの周りに音楽が漂っている。
・「早く再発して!!!」
メーカーさん、
早く再発して下さい!!!!しないとオークションで一万円近く吹っかける人がいます。せっかくの名盤がコレクターズアイテムになっては、穢れます!
不心得者を排除する為にも前作に続き、至急再発を!!!!
・「幸宏氏最高の一枚」
初めてこのアルバムを聞いたとき、震えました。このアルバムに夢中になった方たち、もぅみんないい年こいたオッサンでしょう。いまでも聞くたび震えます。幸宏氏最高の一枚です。
・「プロトタイプ」
日本語詞の登場、ルーツ回顧のカヴァー収録と、その後の幸宏ソロの構成のプロトタイプとも言うべき作品だが、この完成度!音色へのこだわり、楽曲の質の高さと申し分のない傑作。教授のラーメンのCMソングを改作した(!)オリエンタルかつリリカルな「回想」、トニーマンスフィールドと共演の「使いすてハート」そして隠れた名曲のザイングリフ作「This Strange Obsession」など80年代初頭のロンドンの音楽風景も感じられる。
・「青く、せつなく、神経症的なアルバム。」
幸宏初期の大傑作。YMOの「BGM」に収められた名曲「CUE」から発生し、「ニウロマンティック」、ビートニクスの「出口主義」と発展したコンセプトが完成を見た作品。なーんて事は耳の隅に置いといて、とりあえず聴いてもらいたい。前出のアルバムから一歩抜けた、清々しさが耳に残ると思う。
幸宏のアルバムはいつもそうだが、まずはリズムアレンジがカッコ良い。例えば2や10。日本人では数少ない、独自のグルーヴを有したドラム。スネアのフレーズを聴いただけで誰が叩いたかすぐ分かる、なんてドラマーは日本ではそうそういない。このシンプルだけど小気味良いリズムに、ジョージ・ハリスンを思わせる、ちょっと突っかかったようなメロディーが乗っかる。これが実に気持ちよい。
発表当時はビートルズ的な、イギリスっぽい音だと思っていたが、今聴くと幸宏のもう一方のルーツであるソウルっぽさがよく出ている気がする。特に7。フィラデルフィアの音楽やメンフィスの音楽が好きな人にも聴いてもらいたい。
青さと熟練が心地よいバランスで同居する、素敵なヴォーカル・アルバムである。先入観無しに、とりあえず聴いて欲しいと思う。
・「リマスター/リマスタリング→購入する価値あり」
1982.6.21リリースの"What, Me Worry?"と、1982.7.21リリースの"ボク、大丈夫?"の2作品を収録した1枚。「薔薇色の明日」とともに、80年代前半におけるユキヒロ代表作とも言えるものです。
"What, Me Worry?"は、何度かCD化されています。手持ちでは、1992.8.21リリースの"ALCA-362"、1996.7.24リリースの\EN BOX VOL.1収録の"ALCA-5075"を所有していますが、両者はジャケットの文字の色が異なり、前者が赤、後者が青です。今回リリースのものは赤ですね。さて音質ですが、"ALCA-362"、"ALCA-5075"それと今回の"MHCL514"を比較しました。"ALCA-362"と"ALCA-5075"では、後者の方が音圧が上がっています。今回の盤は、それらよりも解像度が上がった印象ですが、インナーイヤー型の安価なヘッドホンなどでは、"ALCA-5075"との差がわかりにくいかもしれません。あと"MHCL514"は、M1から続くM2の頭の位置が、他のものより2、3秒前に移動しています。
"ボク、大丈夫?"は1993.8.21に初CD化されました。今回のリリースでは、ジャケットがプラケース背面に配されています。手持ちの"ALCA511"(初CD化の盤)と比較したところ、アタック感が向上しています。"白銀は招くよ"に至っては、ドラムの音がほとんど別ものに聞こえます。
音質の向上は認められますので、購入する価値あり、です。
・「やはり最高傑作」
SketchshowやPulseやビートニクスも良いけれど、うーんやはり「音楽殺人」「ニウロマンティック」「What,Me Worry?」「薔薇色の明日」あたりの流れが幸宏の最高傑作か?英語詩の曲を聴く限りとても日本人のアルバムとは思えません。思いっきりとんがったテクノに少しの切なさがブレンドされた超名盤。とにかく復刻してくれてありがとう。
・「名盤の復活」
1982年にYENレーベルからリリースされ、永らく廃盤となっていた、待望の幸宏ソロがいよいよ復刻される。45回転のLPサイズミニアルバムとのカップリングは「二人の陰に」、「使い捨てハート」(DISPOSABLE LOVEの日本語バージョン)や「白銀は招くよ」など、前作のロマンティシズムを継承しつつ、よりダンサンブルに幸宏氏のボーカルも艶っぽく、憑き物が落ちたかのような力強さに満ち溢れている。
このアルバムはとにかく日本語の使い方が格好いい。「明るいサヨナラ」なんて言い切ってしまうあたり、かつて彼が神経症を患っていたとは思えないほどに前向きだし、どんな状況でも、それを楽しんじゃいましょ、という幸宏氏の姿勢が、この上なく頼もしかったり。何と言ってもこのアルバムの音像の立体感、解像度の良さは特筆ものなので、今回のリマスタリングで、より間近にそれを感じることが出来るのが嬉しい限りだ。
・「高橋幸宏畢生の傑作アルバム」
本作は現在廃盤されているらしいが、作品の質を考えると信じられないことだ。中古盤屋で見かけた方は迷わず購入なさることをすすめる。高橋幸宏と言えば、「はかなげなメロディではかなげな歌詞をうたう」印象が強いが、本作にはいわゆる捨て曲の類はほとんど収録されていない。長いアルバムではないが、無駄なく引き締まっている。
幕開けはビートルズのカバー。続く2.、3.と息も吐かせないほどの展開を見せる。4.、5.の息抜きを挟んで、珍しく「ロック」している6.(冒頭に納豆売りの声が入っているのは気のせいか?)、ドラマティックな7.、内省的な8.と流れ、最後にアルバム一番の大曲9.で締めくくる構成も悪くない。英詞の多い点も幸宏らしい。
人は誰でも一生のうちに一冊は本を書くことができる、とは三木清の言葉だが、さしずめこのアルバムは高橋幸宏の諸作品の内でも最高傑作に挙げることができるのではないかと思う。 捨てがたい名曲の目白押し。
・「「ついに君に触れた事なかったね」」
名曲「左岸~LeftBank~」収録アルバムです。アルバムのっけからビートルズの「TomorrowNeverKnows」のカバーと言う辺り(しかもジョージイズムっぽいアレンジでっ)凄い挨拶を食らった気になります。
「LookOfLove」あたりややそれまでの「幸宏節」を思わせる曲もあるのですが、「朝色のため息」「SeaChange」など、細野さんへのオマージュを感じさせる曲や、ロックだってやれちゃいます「Dance Of Life」スネアドラムを二種類使い分ける地味なしっとり系「Yes」、余りに美しくはかない「Only the heart has Hard」
曲数は少ないけれど、このアルバムはかなりベストアルバムに近いです。
っていうかこのアルバムの紹介をするなら「左岸」の歌詞を全てのっけておくだけで十分かもしれません。
最強の敵は自分の中にいる最高の神も自分の中にいる はず…
・「名曲レフトバンク」
ビートニクスや鈴木慶一の詞が大好きなひとならレフトバンクが聴けるこのアルバムはマストアイテムでしょう。他の曲についても高橋幸宏さんの人脈とセンスの幅広さを感じられる5つ星の作品です
・「名盤」
このアルバム制作前にYMO時代のマネージャー生田朗氏が事故によって亡くなるという出来事があった。そのせいか今作は全体にレクイエムのような崇高な何かがある。楽曲はどれも素晴らしい。特に生田氏に捧げられた「SEA-CHANGE」、ビートニクスによる名曲中の名曲「LEFT BANK」という心に刺さる曲達は厳かにそして力強く響く。
・「幸宏さんアリガト!」
実は…このアルバムは万引きしました(中学生のとき)。でも後悔しました。だってあまりにハマってしまったから。
最初から最後まで全9曲、休む暇もなく耳を澄まし聴いてください。名盤とはこのようなアルバムのことを言います。
・「この順位は不満」
前編英語歌詞オンリーのこのアルバム。かっこよすぎます。のっけから聞いたことの無いようなシンセドラム(かな?)で度肝を抜かれ、それに負けないメロディアスな歌声がビートに乗って突き刺さります。幸宏さん本人曰く「世界ヒット」を狙った「WAKING TO THE BEET」は素晴らしいの一言。そのビート感は幸宏さんの曲の中でもかなり激しい部類に入ると思う。聴く時はボリュームをでかくして聴いて欲しい。
・「ビートにこだわったテクノスタイルの集大成」
幸宏がYMOの名残としてビートにこだわって遊んだアルファ時代最後のミニアルバムです。ミニなのでボク大丈夫や薔薇色の明日よりだいぶ肩の力抜けてます。お勧めは、ストリングスと幸宏にしては珍しいシーケンサービートまんま使用が絶妙にからむWALKING TO THE BEAT。モータウン趣味全開のKILL THAT THERMOSTATかな。
幸宏の英語詞に乗せた絶妙で上質なメロディーラインがたっぷり味わえますよ。このあと、幸宏は次のアルバムで秋を迎え以降しばらく冬の時代に入ります。
・「曲がすくな~。」
全7曲とは・・・・。 少なすぎますよ・・・30分もない・・・ ミニアルバム? ただハジメから終りまでテクノビートが炸裂しています。 アレンジはすごくかっこいいのですが、曲がちょっとおちるかも。
・「名人だちの名演奏がたっぷり楽しめます」
このアルバムは、発売当時に買ったアナログ盤をもっていながら、CD再発と聞き、つい予約して買ってしまいました。1曲目ボラーレがとてもゴージャスで、大好きです。また、B面2曲目(CDなのでB面ではないですね…)サンセットもとても良い曲だと思います。僕は細野さんの大ファンでもあるのですが、このアルバムで聴ける細野さんの生ベースは、本当に素晴らしいです。その他のミュージシャンの人達も、素晴らしい演奏をしています。コンピューターが音楽に使用されていない時代の、生身の演奏に今さらながら感動してしまう、そういうアルバムです。
・「再発、うれしい!」
ここまでヨーロッパ志向満載のアルバムって、かつて日本にあったんでしょうか?単なる模倣じゃなく、自身の叙情性とポップセンスできっちり消化してみせた、という意味で。細野サンはよく「幸宏の感性は、あのファッションセンスと同じく日本人離れしている」といったことをのたまわっていますが、なるほど。
レコードで買い、92年の再発でCDを買ったのですが、リマスタリング版も聴いてみたくなります。う~む(^^;
M3「セ・シ・ボン」の「二人だけの この秘め事 熱い~口づけ~」というフレーズを当時中学生だった私が口ずさんでいると、母親から「ま!」と目を丸くして、たしなめられたのを思い出します。25年ほど前の話ですが(笑)
・「リマスター/リマスタリング→音質の改善は若干」
YMO前夜にリリースされた、3枚のメンバーのソロ作品の内の一枚。教授のアレンジと、ユキヒロのドラムが心地よい作品です。ジャケット写真が古くさいですが、音楽は最高です。特にM6の"ELASTIC DUMMY"は教授の作曲で、彼のアルバム"Summer Nerves"のM4"Theme for KAKUTOUGI"にも通じるかっこいい曲です(どちらも教授節と、ユキヒロドラムが炸裂)。
さて、リマスタリングされた盤の音質ですが、初CD化の際の盤(1989リリース)の音質とあまり変わりません(ゲインが上がってる程度)。もともと音質が悪くなかった為でしょう。すでに所有している人は財布の中身次第、持っていない人は即買いでしょう。
・「完成された日本語詩」
YMO時代の幸宏氏のソロ作品は、どれを挙げても彼の手がけてきた仕事の中でも、最高傑作と言える出来だと思うのだが、この1stを聴くと、最近の彼のソロ作で展開されてきた叙情的ポップス路線へと繋がるルーツを垣間見ることが出来ると思う。自分の好きなのは「SUNSET」から「BACK STREET MIDNIGHT QUEEN」へと続く曲の流れなのだが、エンディングの「プレゼント」は、高橋幸宏版「突然の贈り物」(大貫妙子)とでもいうのか、日本語で歌われるストレートな愛の言葉にまず驚かされ、そして胸を打たれる。まるで彼の人柄の良さが滲み出るような。唯一無二の感性と、才能が溢れた名盤である。とにかく必聴の一枚。ちなみにコ・プロデュースは坂本龍一氏。
・「ボーラレ!」
最高にすばらしいアルバムです。ちなみに 演奏坂本龍一 : keyboard細野晴臣 : E.base高橋幸宏 : drums松本恒彦 : 鈴木 茂 : 和田アキラ : 高中正義 : 大村憲治 : E.guitar加藤和彦 : A.guitar斉藤ノブ : 浜口茂外也 : 林 立夫 : 今井 裕 : percussionラ ジ : buzz : 山下達郎 : 吉田美奈子 : chorus秋川リサ&friends : clapping
聞いたことのある名前が、ずらりと並んでいます。どの曲聴いてもいいんだなー「サラヴァ!」すばらしい。
・「私はあなたのファンです」
この音楽、すごいことになってます。売れると思っていたのでしょうか・・・。売れる絵を描く画家や、売れ線の小説を書く人気作家がいますが、細野さんは売れるとか売れないとか言う基準で音楽をやる人じゃないんだな。今の時代、売れれば勝ちというか、拝金主義というか、音楽までそんな時代ですよね。音楽までそうなっちゃだめですよね、皆さん!(細野さんのこのページを見る皆さん、そうですよね!)良いものは良い、(良い意味で)ファンを裏切る音楽、ああ、細野さん、本当に時々でも構わないので、あなたの思う通りに音楽を作ってください。私はあなたのファンです。
・「これは、絶対に良い!」
CD版が復刻されていたのですね。昔、テープに録音して聴いていました。最近、箱の中を整理していたら出てきたので、小さなカセットデッキで聴きましたが、しっかり、国籍不明の怪しいムードに再び酔い、直ぐに購入致しました。これは、時代を超えた名盤ですね。「八木康夫」さんの、アートワークも素敵です。
・「マルチミュージシャン細野晴臣」
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・「最先端の音楽」
他の方同様に最初聴いたときはこの音楽の良さがまったく分からず,奇抜さだけを感じていました.YMOから入ってこのCDにたどり着いたので,坂本氏の音楽の方が耳障りがよく優れているとすら感じていました.
しかし,それが全くの間違いだと分かったのはこの音楽に出会ってから5年後のことでした.
ideaが斬新で,異なるジャンルの音楽をチャンプルにしているにも関わらず構成がまとまって美しく,そして何回聴いても飽きない.
オリジナルは70年代のreleaseですが,これは過去の音楽ではなく,現在に至るまでずっと最先端の音楽であると認識しました.古びないというのは多くの優れた芸術が持つ共通の特徴なのでしょう.
かつて自分がそうであったように,何年後かには必ず色あせる大衆音楽を良いと思っている人にはこの音楽の良さは分かりません.
・「早すぎた天才」
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・「トロピカルなムードと東洋と異国の音楽の出会いが最高」
私はこのCDは持っていませんが、アルバムで聴いていました。一番のお気に入りは『熱帯夜』。暑い夜、うぶ毛がそよぐのを感じさせられながら外に出た時、思わず「アスファルトも溶け」る東京の夜の一節を思い出してしまいます。
他では『三時の子守唄』。正月番組に創られたのは聴いていませんが、細野さんの繊細なやさしさが顕れている曲だと思います。インストの曲がついてるのもうれしい。そして『ハリケーン・ドロシー』。 '37の映画 "HURRICANE" をイメージして創られ、ドロシーは主演の Dorothy Lamour 。DVD でも出てる(amazonによる)らしいのでご覧になったら感想を。ただ、このアルバムの最後にカモメが鳴く渚でささやく声、クレア・フランシスというのが映画からなのか、このアルバムのための声なのか、まだわからない。この声を聴かせるだけでも、ちょっと話題。
・「ジャケ買いでした」
初めて聴いたのは15年くらい前。曲が流れ出した時に感じた、脳ミソが踊り出すような感覚は忘れられません。最後までずーーーっっと笑いっぱなしで聴き倒し、すぐ仲良しの子んちへ持って走って「すごいよぉ!」って聴かせました。
・「真の才人」
なんて素敵なアルバムタイトルとジャケットなんだろう。細野晴臣ファンならずとも目をひかれる斬新なデザインである。
音を聞いてみれば懐かしいような新しいようななんともいえない癒しの世界。
よくよく聴けば細野さんのあらゆる音楽に対する造詣の深さが伝わってくる。
このアルバムを含めたトロピカル3部作はかなり実験的な音作りをした作品であるが、優しさ、癒し、懐かしさ、そんな感覚にあふれていて、何度でも聴きたくなってしまう魅力がある。
細野さんは常に新しい音楽境地を求めて溢れるアイディアと情熱を注ぎ込んできた、日本の音楽シーン最大のパイオニアーである。であるのに気取ったところや猛々しさも全く無くて朴訥とした人柄。
細野さんは愛すべき才人である。真の才人とは気取ったりしないものなのだ。そんな細野さんの魅力が最もよく現れた一枚ではないかと考えている。
・「R&B、ニューオーリアンズ音楽」
はじめてこれ聞いた時には正直自分の音楽理解力が追い付いていなかった。ニューオーリアンズ音楽を聞くようになってから、この人のセンスのぶっとび具合に気付き。それ以来愛聴盤になった。天才でないとできないしわざ。西洋音楽の美味しい部分をくりぬいてバランスよく快適で生命力あるものに仕上げている。こんなことができる料理人は細野氏以外にいないのである。ある意味日本のDr.ジョン。音楽に精通している部分とセンスはぶっとんでいる。10点中10点
・「明るい魅力的な音楽」
細野晴臣さんの才能爆発です。明るくてとても素敵な音楽です。こういう音楽が作れるなんてうらやましいです。すばらしいアルバムです。おすすめの25枚の1枚です。
●はらいそ
・「蜃気楼 はらいそ」
1977年頃の細野晴臣は、それはもう怖かった。なにがというと、そのルックスがである。前歯は真っ黒、目はギョロギョロ、やせ細り髪はぼさぼさ。おんなじ時期のストーンズのキースリチャーズ(ほとんど廃人)と、見まごうばかりの不気味さである。そして、その音楽ときたら、、。
イエローマジックオーケストラのデビュウ当時、中学生だった僕は、友達の部屋でこのアルバムを拝聴した。友人の兄所有のもので、「これが彼らの元となったアルバムだよ、」との解説付きでした。僕は、このアルバムの異様さに口をあんぐり。まさに「ドン引き」した。なにこれ!東京ラッシュ?インドネシア人が「ナニアノネ」と歌い、沖縄?フジヤマママ?おっ!YMOだ、なんか鐘が鳴ってる、えっ?なに?モアベターよ?えっ?終わり?、、、。想像を超えた音楽に、冗談抜きで震えあがったものである。
そんな僕が、その後時を経て、細野氏のソロワークを集めるなぞ思いもしなかった。僕のもっているのは、88年のCD化再発のもの。10年以上たって、僕はこのアルバムの魔力にとりつかれたのである。
最近、僕は知り合いになった音楽好きの若い人たちに、このアルバムを盛んに勧めるが、その反応は、一様に「いいねこれ!」である。軽自動車の1BOXで、ばかでかい音で聞く奴や、ほとんど毎日のように聞き、(うちの息子のように)いっしょにハミングする中毒症状を表す者も出てきた。
30年を経てもひとつも色あせない。それどころか、常に新しい発見があり、新規のファンをどんどん取り込む。このようなアルバムが、日本のポップシーンで存在することを、私はとても誇りに思うし、ほとんど奇跡だと思っている。(リマスター盤ほしいな、、、。)
・「このセンス文句なし」
文句ありません。何にも。YMOのきっかけになった曲「ファムファタール」が入っていることでも有名ですが、全体を通してティンパンが主です。とにかく細野さん林立夫さん、鈴木茂さんのリズムが素晴らしい。「ウォーリービーズ」のレゲエリズムなんて鳥肌がたちます。とにかく聴いてみて損はしない一枚だと思います。
・「祝!」
非常に完成度の高い、YMO夜明け前の細野チャンプルー期?の最後の作品。そして私見になりますが、前作2作から引き続き、彼はこのアルバムで欧米からの視点で形骸化されたオリエンタルムードに対する自らのアイデンティティを音楽を通じて具現化したといえます。(25年後に小西康晴もピチカートの最後のアルバムを非常に似たコンセプトで作り上げている)
そして、そのキーワードが、実は「イエローマジック」だったのではないでしょうか!もちろんこのキーワードは、手法を変えて、細野氏が売れる音楽を目指し事実売れまくったYMOへとそのまま引き継がれていきます。
選曲も、純沖縄民謡の定番である「安里やユンタ」や、かまやつひろしの父君ティーブ釜范の歌う「ジャパニーズルムバ」、森高千里もカバーの「東京ラッシュ」とにかくサウンドも当時のチャンキークールサウンド(メンバーを見れば絶対納得!当時はクセモノサウンドと私達は呼んでいましたが)何しろイカシてます。とにかく、リズムや音の素材のカオス(混沌)なんですがそれをカオスといわずに「チャンプルー」と認めたところにこの作品のすべてが要約されています。
さて今回の再発盤、デジタルリマスタリング楽しみです。
・「細野ワールドに浸るよろこび」
昔の音楽を耳にすると、例えば50年代以前、60年代、80年代、そして今の音楽、それぞれその時代のにおいがあります。音楽的な古さ(新しさ)もあるでしょうが、その時代時代の録音技術も大きな影響があると思います。細野晴臣氏はYMOで有名な音楽家で、その当時の世界的最先端の音楽をやったとことによる成功が前面に語られることが多いようですが、実際に刺激的なコンピューター・サウンドだった訳ですが、この「はらいそ」を聞けば、単にコンピューター・サウンドが目新しかっただけではない事がハッキリします。YMO後、細野氏自身が再度「オムニ・サイトシーング」でワールド・ミュージックを作る訳ですが、残念ながら「はらいそ」を含むいわゆるトロピカル3部作を超えることはできなかったように思います。あの時代に作った音楽だからこそ、このテイストが出来上がったと言うことではないでしょうか。勿論細野氏の音楽的な才能は言うまでもありませんが。 「はらいそ」は随分昔の作品です。しかし、あの時代にしかできなかったアルバムです。この偉大な作品を是非聞いてみてください。きっと細野氏の「はらいそ」前の作品とYMOの両方に興味を持つことでしょう。そして、ハッキリとその境目に位置する再度期待することのできない程の超名作であると気がつくと思います。 「はらいそ」を聞いてワールド・ミュージックの世界に、細野ワールドに浸ってください。YMOでのワールド・ワイドな成功は、細野氏のこの全方向的な音楽的才能によるものだと認識できるはずです。リラックスの極地。音楽っていいなあ。
・「細野さんの慧眼」
このアルバムに収録されている「安里屋ユンタ」のなんと心を癒されることか。この古くからの沖縄民謡が細野さんによってアレンジされていて、原曲よりも素敵に聴こえてしまう。
●WILD SKETCH SHOW Live 2002 [DVD]
・「一家に一枚。」
ワイルド・スケッチ・ショウと題したライブ音源だけでなく、付録映像(幸宏と細野によるライブのオープニング・アクト、楽屋裏、レコーディング風景等)にもYMOのコアを散りばめた貴重なDVD。手元に届いたその晩に一気に見て、泣き(=スケッチショウのオリジナルナンバーに加え、往年のYMOの名曲のリ・アレンジ・ナンバーで)・笑い(=幸宏らの語りが多く収録されていてオカシイ)となった。YMOナンバーは後期の、いわば濃縮ウランのような曲を正面からチョイス(①CUE、②GRADATED GRAY、③PURE JAM)しつつも、その曲想はあくまで「エレクトロニカ」風。コアの重々しさを湛えながら、静かに軽やかに、しかし芯を貫きながら、幸宏たちが余芸の如くにさらりと聞かせるところがニクイ。20年超の時を超えて、これらの曲たちが新しい息吹を吹き込まれる過程を捉えたDVDは、往年のファンならずとも、音楽そのものの奥深さを感じ取れるのではないか。スケッチショウのオリジナルナンバーも、CDでは味わえない緊張感が漂っていて飽きさせない。CDの「UC YMO」で坂本龍一が回顧しているように、