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▼色褪せない普遍的名作:セレクト商品

Roxy & ElsewhereRoxy & Elsewhere (詳細)
Frank Zappa & the Mothers(アーティスト)

「ブルース・ファウラー万歳!」「ザッパの最高傑作の1枚。」「FZ◎」「マザーズ結成10周年記念ライブ・・・うねりまくりのグルーヴ感が凄い!!」「アブノーマル」


妖精+2 (紙ジャケット仕様)妖精+2 (紙ジャケット仕様) (詳細)
ロカンダ・デッレ・ファーテ(アーティスト)

「幻想的な音楽とは」「哀愁のあるメロディに、ゴージャスなサウンドが乗るイタリアン・プログレ。」「加工物的なシンフォニックロックです」


Playing the Fool: The Official LivePlaying the Fool: The Official Live (詳細)
Gentle Giant(アーティスト)

「CDも」「プログレ」「ジェントルジャイアントの最高傑作はこのライブ」


Night WatchNight Watch (詳細)
King Crimson(アーティスト)

「3期KCによる名演が楽しめるライブアルバムです」「後期クリムズンならこれを買え」「クリムゾン史上最高のパフォーマンスの1つ」


A Trick of the TailA Trick of the Tail (詳細)
Genesis(アーティスト)

「物語性の明るい進化のあるアルバム」「ギターの「トリック」、シンセの「ウィンド」 その1」「ジェネシス史的には微妙な位置にあるが、完成度の高いアルバム!」「ピーター去って、4つの星輝く・・・」「ピーガブファンこそ、この出来を評価すべき」


Fish out of WaterFish out of Water (詳細)
Chris Squire(アーティスト)

「この時期のメンバー・ソロ・アルバムで一番イイ」「奴こそイエスだ!」「イエスメンバーのソロアルバムの中では最高傑作」「クリス先生やりすぎです・・・。」


Unorthodox BehaviourUnorthodox Behaviour (詳細)
Brand X(アーティスト)

「超絶技巧軍団のデビュー作!」「British Jazz Rock 史上においての重要作品はこれだ」「パーシー・ジョーンズのベース!!」「妖しいサウンドが心地よいBRANDXのファーストアルバムです」「Unorthodox Behaviour (Brand X) (rock-progressive rock)」


エピックIIIエピックIII (詳細)
マリオ・ミーロ(アーティスト)

「豪州浪漫」「Sebastian Hardieの2枚に続く傑作」


One of a KindOne of a Kind (詳細)
Bill Bruford(アーティスト)

「究極のジャズロックアルバム~あくまでも個人的意見ですけど・・・」「英国ジャズロック史上の名盤です。」「もっとバーリン+ブラッフォードが聴きたい!」「曲・演奏とも、完成度の高い傑作アルバムです」「いつ聴いても素晴らしい・・・縦横無尽、複雑に絡み合うサウンドが心地よい!!」


RARA (詳細)
Utopia(アーティスト)

「ToddだけがUtopiaじゃない!」「ユートピアの最高傑作」「ユートピアの最高傑作」


タッグ・オブ・ウォータッグ・オブ・ウォー (詳細)
ポール・マッカートニー(アーティスト), スティービー・ワンダー(アーティスト)

「ポップミュージックを超えたこれこそ永遠の金字塔」「3年かけて制作された、メロディとアレンジが美しいポールの傑作の1つ」「楽しめて,感動できる,名盤」「名曲揃いでお薦め」「最高傑作」


Eat Me in St. LouisEat Me in St. Louis (詳細)
It Bites(アーティスト)

「英国ポンプ・ロックの誇り」「シスター・サラ」「1989年度 個人的 英国ロック部門 第1位!!」「棺桶に入れてくれ」「再評価の絶好の機会(旧題 再発は嬉しいが)」


アレアツィオーネ/ライヴアレアツィオーネ/ライヴ (詳細)
アレア(アーティスト)

「エネルギー満載のライヴ」


Between Flesh and DivineBetween Flesh and Divine (詳細)
Asia Minor(アーティスト)

「トルキッシュプログレの最高峰」「傑作と言って良いでしょう」


家庭のひび割れ家庭のひび割れ (詳細)
ツァムラ・マンマス・マンナ(アーティスト)


▼クチコミ情報

Roxy & Elsewhere

・「ブルース・ファウラー万歳!
僕は特にトロンボーンが好きな人間ではないんですが、このザッパの傑作ライヴにおけるブルース・ファウラーのボントロには本当に参りました。まるでトランペットかというようなハイノート、キーでも付いてるのじゃないかと疑いたくなる正確すぎる音程。おまけにザッパ御大の変態スコアもビシビシこなし、更にアドリブの歌心も素晴らしい。

しかしこの頃のザッパのバンドはカッコいいですねえ。ジョージ・デュークやナポレオン・マーフィ・ブロック、チェスター・トンプソンなどの黒人ファンキー系を軸に据えて、お得意の超難度変態メロディ&キメを大放出!レアグルーヴとアブストラクトヒップホップの、人力による早すぎた融合と言えば穿ち過ぎでしょうか。

ラルフ・ハンフリーとチェスタ、ルース・アンダーウッドによる超絶リズムも凄い。とにかくラストの「ビ・バップ・タンゴ」のブルースの超絶ボントロワークと、猥雑に鳴らしまくるデュークのキーボードは圧巻です。

・「ザッパの最高傑作の1枚。
このアルバムはザッパの数ある作品のなかでもトップクラスでしょう。特にザッパのギターが好きなひとには「ホット・ラッツ」、「興奮の一夜」、「アポストロフィー」、「万物同サイズの法則」と共に必需品です。そして最近、発見したんですが、ドン・エリス(DON ELLISジャズのトランペッターで1959年頃からエリック・ドルフィー、ポール・ブレイなどと演奏していた。変拍子の神様で’70年代後半に早死にされました)さんの「アット・フィルモア」「ティアーズ・オブ・ジョイ」がCD化されてこの2枚を聴いてみて思ったんですが、ジャズとロックのフィールドは違えどもザッパのロキシーとアンサンブルにかなりの共通点があります。ツインドラム+パーカッションのリズム隊スタイルや、変拍子中心の意表をつく曲展開など。そして、ドラマーが同一人物でした。その名はラルフ・ハンフリー(Ralph Humphrey)さんです。もっと調べてみるとドン・エリス楽団を抜けたラルフさんに、ジョージ・デュークさんよりザッパのバンドに入らないかと誘いがあったと語っておられました。(ドラムマガジンより)やはり、ザッパさんにも元ネタがあったのかと妙に納得してしまいました。「ロキシー…」は本当に凄いことをサラッと演奏していて改めて凄いライブアルバムだなあとおもいます。ギターも全編最高です。個人的には、このアルバムを始めて買って聴いてからついに30年になりました。来年の2月にはライブ(京大西部講堂一番前で)見てから30年を向かえようとしています。ザッパとこんなに長く付き合うことになるなんて想像もしなかった、ほんと。これからも聴きます。ありがとうございました。

・「FZ◎
僕が高校2年の時に聴きまくっていたアルバム。このアルバムは客とのやり取りが面白い。一番最後の☆Bebop tango☆ではある女性がみんなの前でダンスを披露する模様や数人の客をステージに呼びよせてダンスをさせるというシーンも鮮明に印象に残っている。ライブの最後に曲がガラリと変わってみんなではじけた様にダンスをする場面が特に清々しかった。一貫してザッパのユーモアのセンスとエネルギーがみなぎっている。

一番好きな曲は☆village of the sun☆。ザッパにしては珍しくノスタルジックで、夕焼けを感じさせる曲だ。ザッパ入門の高校生、大学生や普通の音楽に飽きた社会人の方へ。

・「マザーズ結成10周年記念ライブ・・・うねりまくりのグルーヴ感が凄い!!
(限定スリーブ・・・高いので日本盤も確認を!!)1974年リリースのアナログ当時LP2枚組の最高のライブアルバム・・・基本的に曲のほとんどがROXY(ハリウッド)での1973年12月10日~12日に録音されたものです。とにかくジャケットから怪しくて、最高にかっこいい・・・フランクザッパ流ロックが炸裂しまくりで、素晴らしいです!!メンバーは、フランクザッパ(G)・ジョージデューク(Key)・トムファウラー(B)・ルースアンダーウッド(Per)・ジェフシモンズ(RythmG)・ドンプレストン(Syn)・ブルースファウラー(Trombone)・ウォルトファウラー(Trumpet)・ナポレオンマーフィーブロック(Sax・Vo)・ラルフハンフリー(Dr)・㡊ƒ!ェスタートンプソン(Dr)・・・ツインドラムの怒涛のグルーヴがメチャクチャかっこいいです!!この時代にこれだけの素晴らしいミュージシャンを集めていたのですから、彼の眼力は本当凄いものがあります・・・特に紅一点ルースアンダーウッドの才能を高く評価していました。5曲目と6曲目の超絶インストは、このバンドの凄まじい演奏力を如実に表している曲・・・必聴!!!!ラスト「BE-BOP-TANGO」は、超絶曲ながらばかばかしいダンスコンテストをやってしまっている曲・・・16分に及ぶとんでもないナンバー!!70年代の最高のメンバーによるGREATなLIVEアルバム!!

・「アブノーマル
1974年リリースの傑作ライヴ盤。しょっぱなの「Penguin in Bondage」ですでに性的昂揚感を刺激されまくりで興奮度MAXだ。。Zappaのギターソロもとろけそうなぐらいエロくて、いや本当にご馳走様って一曲に引き続き熱い熱いナンバーがこれでもか!ってぐらい並んで聴き所だらけですよ!

個人的に特に愛聴してるのは「Cheepnis」と「Son of Orange County」だ。前者は歌い手も演奏者も咆えまくりのテンション爆発ナンバー。その後に繋がる形で始まる後者はリッチな奥行きと玄妙な浮遊感を要したスローナンバーで個人的にそのコントラストの妙でヤラれますね。またエロイんだこのナンバーも...ライヴ独特の粘っこいフィーリング(ナポレオンの声質も大きく影響あり)が絡みつくようでたまらない。ただココでもう一つ特筆したいのはココでのZappaのギタープレイはクールかつソリッドな様相を呈していてそのコントラストとミスマッチにまたヤラれる。。ギタリストとしてのZappaはプレイスタイルは独自、だが本質的にはシンプル、でも表現する段階で具現化される音に精神的な意味合いでも感情的なソレでもどこかムラがあったりする。ソレホント魅力ですよねー。作り物めいた感じもしない、奇を衒った見え見え鼻つまみモノにもならない稀有な魅力が凄い!まあでも僕が勝手にそう思ってるだけなんで全然的外れですよそこの君と思った方も悪しからず。

さて、だがこのライヴは細かい事なんて気にする暇もないほど強烈無比で濃すぎる内容なので単純にバカになってアホになってノリまくってみてください。Enjoy!!

Roxy & Elsewhere (詳細)

妖精+2 (紙ジャケット仕様)

・「幻想的な音楽とは
的確なドラムのリズムと、ピアノのリリカルな響きが特に印象的であるが、時折効果的に演奏されるフルートの調べや、幻想的なロングトーンギター、ハモンド&ムーグサウンドとが相まって、最高の煌めきをみせている。ツイン・ギター、ツイン・キーボード、ベース、ドラム、ヴォーカルの7人編成から紬出されるメロディアスかつ華麗な楽曲は、イタリアンロックの良い部分のみを抽出・昇華させてつくった蒸留酒のようにエッセンスに満ち溢れている。

・「哀愁のあるメロディに、ゴージャスなサウンドが乗るイタリアン・プログレ。
 ‘77年発表の1st。’99年になって突如2ndが発表された。G、Keyを2名ずつ擁する7人編成の大所帯で、そこから連想される通りの、ゴージャスなサウンドで、テクニカルな演奏を披露している。

 しかし、よく練られたアレンジと、叙情的でシンフォニックな美しいメロディが、緻密に計算され、単純な大仰さではなく、効果的な演出を忠実に表現するこだわりが、はっきりと感じ取れる。 荒っぽく、チープなテノール風Voが好みを分けそうなところと、やや似たような曲が多いが、クオリティが高く、名盤に相応しい内容である。

・「加工物的なシンフォニックロックです
出来すぎである。プログレとはかくあるべきという方程式に則ったような作品。アルバムの導入部は、ルネッサンスの名盤「燃ゆる灰」の「Can You Understand」がモトネタではないかと思わせるほど酷似しているが、それでもやはり出来が良い。ぜひ演奏(アンサンブル)してみたいと思わせるくらい、かっこいい。

残念なのは、ヴォーカル曲が弱い点。全曲インスツルメンタルで通せば、キャメル「スノーグース」くらいの評価を受けていてもおかしくない作品。

妖精+2 (紙ジャケット仕様) (詳細)

Playing the Fool: The Official Live

・「CDも
聴き潰すことがあるんだ、と僕はこの作品で初めて知りました。

高校一年のとき何気なく買ったこのアルバム、クラシックの域にまで達した複雑な対位法的アンサンブル、超人的楽器持ち替えマルチプレイ、そしてそれを行いながらのブルガリア音楽の要素などを取り入れた超難度のコーラスは、どんなアカペラバンドも裸足で逃げ出す凄さで、あまりの凄いことづくめに完全に僕はノックアウトされてしまって、毎日毎日、日に必ず三度は聴く、ということを繰り返していたら、CDの表面にプツプツと穴が出来てとうとうプレイできなくなってしまったのでした。しかし凄いだけじゃこんなに繰り返して聴けないわけでして、このバンドのもっと偉いのはあくまでロック&ポップのテイストを失わない、ということだと思います。

「ポップでなくなるという危険を冒してでも、ポップミュージックの可能性を広げることが僕らの目指す道」という彼らの言葉はまさに名言です。いやまさにこのような音楽こそ真のポップミュージックと言うべきでしょう。皆さん聴き潰しに注意しましょう。しかしこんな凄い演奏で「全くオーヴァーダブ&編集していない」とは・・・・・。

つくづく恐れ入りました。

・「プログレ
キングビスケットのほうに比較するとだいぶ落ちるライブアルバム。

このバンドのすごさはなんだか自分に合っていた。複雑な展開の楽曲、変拍子の使用、実験的なことを恐れないチャレンジ精神、アカペラがなんだか『中世』を感じさせていた部分。ユーモア精神とひねったウイットをアクロバチックにさらっとこなしていた部分など。歯を食いしばりながら『余裕をぶちかます』という点か、完全主義者的な部分もやはりかなりスリリング。個性的でありながらクリエイティブだったほんものバンド。再結成して来日してほしいバンドだ。英国人の知性を感じさせる希有なバンドだ。10点中7点

・「ジェントルジャイアントの最高傑作はこのライブ
プログレ界で最も芸人根性にあふれたバンド・ジェントルジャイアントの現役時に発売された唯一のライブ盤。楽器の持ち替え、全員アカペラ、全員リコーダーなどの技を繰り出しながらイギリス人らしいウイットにあふれた曲の数々を楽しげにプレイする。再結成と来日が最も望まれるバンドの一つではなかろうか。

Playing the Fool: The Official Live (詳細)

Night Watch

・「3期KCによる名演が楽しめるライブアルバムです
3期KCによる73年11月23日のアムステルダム公演の模様を「ほぼ」完全に収録したライブアルバムです。当公演はブートレッグが多数作られたこと、また、ライブ音源を加工して作られている「暗黒の世界」収録曲の元音源であることでも有名です。

3期KCによるライブというと名作「USA」がありますが、「USA」との違いでいうと、「USA」に収録されていない、「演奏に参加しなかったことがブラッフォード最大の功績」とフィリップに言わしめたDISK2①やDISK1③⑤といった、いわゆるKCの「静」の美しさを表現した曲が多数収録されていること、「21世紀~」がエコーなしの生声で歌われていること、エディジョブソンによるオーバーダヴィングなしなどが特徴でしょうか。何れにせよ、3期KCのライブだけにテンションの高い聴き応えのあるライブアルバムになっており、KCファンにはお奨めします。

・「後期クリムズンならこれを買え
アムス・ライブとか、最高のパフォーマンスだったとか、暗黒の世界の元トラックが、とかは、ちょっと調べればわかることなのでここでは割愛しよう。ライブ・クリムズンの醍醐味は、そのインプロ部分にある。それは純然たるインプロもそうだが、既に存在する曲のソロ部分もインプロで変化しまくっているのだ。

長い前置きになってしまった。「21馬鹿」のソロは、ここのヴァージョンが最凶である、と断言しよう。いきなり高速ストロークでブチ切れるフリップ。ウェットンとブラフォードのみで展開されるソロ部分。最凶という意味ではアースバウンドを凌駕する演奏がここにある。

もちろん知的+カタルシスを与えてくれるクリムズンとして、fructureが配されている。このまんまスタジオ盤につっこんで当然の、とんでもない集中力が、ここにある。あのテンションの高いステージ上で、あえて音を出さなかったブラフォードに讃辞が与えられるのも当然な「TRIO」もフルヴァージョンで収録されている。

・「クリムゾン史上最高のパフォーマンスの1つ
リズムセクションのコンビネーション,切れが凄まじいです。特に「EASY MONEY」の中間部では,ウェットンの手が無意識に動いてフレーズを作り出しているかのような躍動感あふれるフレーズを連発しています。同曲の大サビでのビルブラのハイハットも凄まじい切れを見せています。また,多くのリスナーの方が指摘しているように,「21st〜」の中間部のウェットンとビルブラのインプロもすばらしい。ロックバンドでここまでインプロができる(あくまでロックとしての)バンドがあっただろうかと思えるほどです。他の曲も文句の付けようなしですが,「NIGHT WATCH」「STARLESS」に関しては,この時期のLIVE集の「GREAT DECEIVER」DISC3収録のピッツバーグでのパフォーマンスがベストだと思います。

Night Watch (詳細)

A Trick of the Tail

・「物語性の明るい進化のあるアルバム
ピーター・ガブリエル抜けた後の第一作。変拍子を駆使しまさに当時、トニー・バンクスの言っていた『Texture Of Sound』を表現したアルバム。演奏能力的にも頂点に達したと思われる。明るさが表面に出てきたジェネシスの最初の作品。

・「ギターの「トリック」、シンセの「ウィンド」 その1
と上記のように言われているようです。巷では。ピーターが脱退してから残されたプログレ色のアルバムはこの二枚だけで以降はポップ・ロック寄りになっていくのは周知の通りですが、やはりハケットの存在感が大きかったせいかな。個人的には「ウィンド~」よりもこっちの方が幻想性が前面に出てて好きですね。「ダンス オン ア ヴォルケイノ」の激しさ、「エンタングルド」のメランコリックな叙情性、「スコンク」に見える力強さと野性味、ヒューマンな哀感をたたえる「マッド マン ムーン」、どこかお茶目なブラックユーモアを感じさせる「ロベリー」、「リプルズ」が醸し出す無常性のなかの宇宙的神秘と壮大さ、ファンタジーの皮肉とも言える「トリック オブ ザ テイル」、そしてラストを総括するが如くメンバー各々の技が炸裂する「ロス・エンドス」と、一曲一曲、さらに全体の構成ともに全くといっていいほど隙が無い。

「月影の騎士」とともに、個人的にジェネシスの全アルバムの中ではナンバー1の作品です。

・「ジェネシス史的には微妙な位置にあるが、完成度の高いアルバム!
 中期の作品だが、真っ向からプログレの「ジェネシス」サウンド。バンドのフロントマンだった「ピーター・ガブリエル」が脱退したとはいえ、そのサウンドは前作「幻惑のブロードウェイ」の延長線上にあると思う。だが、「フィル・コリンズ」がヴォーカルの新生「ジェネシス」としての魅力もあり、初期からのアルバムと比較せず、このアルバム単体(個別)で見ると完成度はひじょうに高いように思います。また、フィルのドラミングも骨太であるもののプログレとしての芸の細かさも感じられ好感を持ちます。 またサウンドも以前の作品や次作と比べると明るいです。(そうはいうものの叙情性は十分残っています。「アバカブ」の明るさとは違いますよ・・・) 個人的には①・③・⑤がとても好きです。 

・「ピーター去って、4つの星輝く・・・
前作「幻惑のブロードウェイ」で、ボーカリストで「ジェネシスの頭脳、魂」と思われていたピーター・ガブリエルが去り、誰もが失望のなかで発表された作品。

しかし、メンバー4人は違った。1曲の「ダンス・オン・ザ・ボルケーノ」の激しいサウンドを聞いて驚き。これまでピーターにしか目を向けられたいなかった腹いせを一気に解消するかのように、それぞれが自信をもった迫力のある演奏を展開している。また、もともと「正式ボーカルが入るまでのつなぎ役」としてボーカルを担当したフィル・コリンズも、声が未熟ながらも奮闘している。その荒々しさに続く2曲目「エンタングルド」は泣けるほど美しいアコギのアルペジオをバックにフィルが静かに歌う曲。サビのコーラスも美しい・・・。

ヘビーなリズムが刻まれる「スコンク」に続く、4曲目「マッド・マン・ムーン」は、静寂に満ちた夜に月を見上げながら聴くのが似合いそうな、ロマンチックな曲。静かなピアノと哀愁が感じられるフィルの声。夢見ごこちになる。途中のトニー・バンクスのピアノソロもとっても美しい。この時代のジェネシスの代表的作品とも言える。

アルバムは「激しい曲」「静かな曲」が交互に演じられるが、7曲目の童話のような「トリック・オブ・ザ・テイル」の後は、強烈なヘビー・イントロ曲の「ロス・エンドス」が演奏される。ピーター在籍時にあった「怪しさ」は感じられないが、それをカバーする美しさ、ロマンチズムがすごく感じられる名作

・「ピーガブファンこそ、この出来を評価すべき
ピーター・ガブリエルは、ジェネシスに戻ることを「中学生にもう一度戻りたいなんてあまり思わないなあ」という言い方で否定していた。そりゃそうだろう。ソロ以降の真剣に心の闇と格闘する彼を見ていれば、昔のシニカルで皮肉的な、まさに小賢しい中学生のギャグみたいなネタを得意げに歌っていた過去など、恥ずかしくて見たくも無いに違いない。そういうピーター的な視点からしてみると、自分が振りまいていた特異な要素を上手に毒抜きしてくれるうえに、独自のポップソングが書けるフィル・コリンズという存在は、邪魔者どころか自分の過去の恥を消し、心の負担を軽くしてくれるさぞ頼れる後任者かつ理解者であったことだろう。この作品でフィル色が強まったことに一番拍手を送ったのは他ならぬガブリエルではないのか、とこのアルバムを聴くたびに思う。フィルの音楽的能力の高さ(特にドラムが素晴らしい。高度かつユーモラスなリズムパターンを渋く叩いている)と、ガブリエルに対する優しい気遣いが見て取れる、フィルの人間的な大きさが感じられる傑作である。

A Trick of the Tail (詳細)

Fish out of Water

・「この時期のメンバー・ソロ・アルバムで一番イイ
Chris Squireの面目躍如の大傑作。この時期に次々と発表されたYesのメンバーのソロ・アルバムの中では一番好きです。うなるChris Squireのリッケンバッカーとドラマティックなオーケストラ。メル・コリンズのサックス。ベーシスト必聴盤。

・「奴こそイエスだ!
サウンドはイエスそのものだがギターレス、ボーカルはどこかで聞いたことがあるようで実はアンダーソンではない、スクワイア先生の不思議なファーストソロアルバム。しかしこれによっていくつかの疑問が解消されたので、あくまで私的見解だが紹介してみたい。

①イエスにおける「危機」直後の脱退劇によるブラッフォードとの不仲説。このアルバムでは共にプレイしているのでありえないはず。②「ドラマ」におけるトレヴァーホーンの必要性。このアルバムを聞く限りスクワイアがアンダーソンの代わりにボーカルを張っても不思議では無いくらい違和感が無い。(例えるなら「幻惑の~」後のフィルズジェネシスのような感じ)。しかしスクワイアがボーカルを張ってしまうと、じゃあLIVEでは誰がハーモニーをつけるのか?という問題が浮上する。ただでさえハイトーンのイエスサウンドなのに、さらに高音のハーモニーをあんな複雑なベースを弾きながら歌うことができるのはスクワイアだけだろう、やはり偉い!③この時期メンバーがこぞってソロを出したが、イエスに聞き違うほどの仕上がりをみせたのはスクワイアだけである。このアルバムは「リレイヤー」と変わらないほどのハイテンションなのだ。イエスの核は誰かということで諸説様々喧々諤々あるが、歌詞以外はイエスはやはりスクワイアと確信してしまった(別にどーでもいいことなのだが・・・。また後に彼を除く4人(アンダーソン・ブラッフォード・ウェイクマン・ハウ)が集って「閃光」を出したときもイエスを名乗らせなかった点はさすがである。)

中心メンバーは私の好きなメンバーばかり(ビルブラッフォード、パトリックモラーツ、メルコリンズ)にキャラバンのメンバーでもあったジミヘイスティングがフルートで大活躍している。プログレ界の大御所たちもこぞって参加しており大変すばらしいアルバムです。この時期のソロならアンダーソンよりも先にこちらを買いましょう。必ず損はしません。

・「イエスメンバーのソロアルバムの中では最高傑作
 「リレイヤー」発表後にイエスのメンバー全員がソロアルバムをリリースしたが、ジョンやハウ以上に聞き応えのあるアルバムを発表したのがクリスだった。この人の書く曲はジョンほど難解ではなく、ハウほどテクニックにおぼれることなく、万人受けをするポップな曲を書くのが非常に上手い人だと思う。「フィッシュ」のイメージしかない人々にとっては意外なアルバムだったに違いない。ビルブラッフォードやメルコリンズが参加し、クリムゾンにも通じるジャケット色のような黒い緊張感が曲に漂い、スリリングなインプロゼーションを聞かせるパートもある。イエスの「リレーヤー」以上の傑作と言っても言い過ぎではないかも、

・「クリス先生やりすぎです・・・。
面白いアルバムです。これでもかっていうくらいベースの音がでかいのです。はっきり言ってやりすぎだと思うくらいに・・・。こんなにでかい音でレコーディングされたのは、イエスのファーストアルバム以来ではないでしょうか。でも、そのベースプレイがとてもイイんです。彼の持ち味ともいえるメロディックでテクニカルなベースを十分に堪能できます。特に2曲目の「YOU BY MY SIDE」では、ポールマッカートニーを彷彿させる美しいラインを聞かせてくれます。クレジットを見ると一応ギターも弾いているようですがほとんど聞こえません。レコーディングメンバーは、パトリックモラーツ、ビルブラフォード、メルコリンズ他という、まさに「クリムゾン+イエス」というようなマニアなら狂喜乱衊??するような面子ですが、必然性は感じられません。楽曲はクリスのベースを中心に作られている感じがし、イエスのアルバムにある構築美というか、整合感とか、各パートの絡みから生ずる緊張感のようなものがあまり感じられません。全体的な出来については、スティーヴハウ抜きで録音されたイエスの未発表曲集といっても良いような印象を受けます。とりあえず「ベーシスト・クリススクワイア」が好きな人は買って損はしないでしょう。

Fish out of Water (詳細)

Unorthodox Behaviour

・「超絶技巧軍団のデビュー作!
ピーガブが抜けた後のジェネシスでフィル・コリンズはヴォーカルを担当していましたが、彼はもともと凄腕ドラマーでもあったので、そっちでのキャリアも積みたいと思っていました。そんな時誘われたのがこのバンドでした。そのため、実際にはこのバンドはフィル中心のバンドではありません。勘違いされてる方もいるようなので先に述べておきます。メンバーはフィルに加えて世界屈指(イギリスではなくて)の超絶技巧を持つフレットレス・ベーシスト、パーシー・ジョーンズ。エッジの効いた速引きギタリスト、ジョン・グッドサル。妖しい音色のミニムーグを操るロビン・ラムリーの4人です。当時、フィルとパーシーのコンビはイギリス最強のリズム隊とでも呼ばれていたそうです。アルバムは疾走感あふれる「Nuclear Burn」で幕を開けます。その後はその緊張感をほぐすかのようなゆったりとした曲が続きます。そのため次作「Morrocan Roll」や「Livestock」ほどのインタープレーの応酬はないですので、もっと超絶技巧を楽しみたい方には上記のアルバムの方をお薦めします。

・「British Jazz Rock 史上においての重要作品はこれだ
アメリカのウエザーリポートに対するイギリスからの答えがこれだ、みたいな文句で当時売られていたような気がしますが、全然比較できませんねえ今考えると。でこの作品はイギリス人のジャズ職人の屈折したねじれた感覚を見事非凡なテクニックに乗せて表現することに成功した希有な作品。具体的にはやはり、フレットレスベースで摩訶不思議な変態サウンドを出す個性派のパーシージョーンズ、この人がサウンド全体のカラーを決めている。ドラムがのちポップスターになってブレイクするフィルコリンズ。ミニモーグとローズ担当のロビンラムレー、この人のシンセソロは無茶で過激です。このアルバムがアメリカのダウンビート紙で絶賛されたのは、音楽性がほかのバンドと似てなかったことが大きい。あとすごいとこはある種のカオスっぽいバンド全体のかもし出すパワーとグルーブ=はちゃめちゃパワー、が全体に流れていること。どんなリズムも軽々とこなすドラムの力量も見のがせない。フィルはジェネシスでは発散しきれない自由なインプロビゼーションをここで解消してたにちがいない。そんなわけでBrand X=無印変態商品なのではないかとさえ思える。おもちゃ箱をひっくり返してしまったようなあのおったまげ感覚=音楽には非常に大切=ハプニング感覚が随所に出ている。また彼等独特の無国籍サウンド=かなりフェイクまるだしもいい味だしてて最高=たぶん彼等なりのパロディー。現在ブランドXのようなバンドはなかなかない、トライバルテックが唯一とアダムホルツマンとドレッグスとサイモンフィリップスだけか?テンションの高いJazz Rockが最近少ないとお嘆きの方々に昔のマハビシュヌみたいに火花散らすインタープレイをお届けするブランドXぜひとも聴いていただきたい作品です。

・「パーシー・ジョーンズのベース!!
プログレのドラマーはどうしてもジャズ系のアプローチをしてみたくなるもののようだ。ビル・ブラッフォードの「One Of A Kind」もしかりだが、そういったアプローチで最も素晴らしい作品を残したのがジェネシスのフィル・コリンズの創ったこのBRAND Xだと思う。特にデビュー作の本作は素晴らしい出来映えだ。

特に変拍子を多用した中のパーシー・ジョーンズのベースは必聴に値する。フレットレス・ベースの極地はこのアルバムの彼の演奏だと断言したい。「Euthanasia Waltz」と「Born Ugly」が特に傑作。

・「妖しいサウンドが心地よいBRANDXのファーストアルバムです
ジェネシスのフィルコリンズが参加していたことでも知られる、英国のJAZZロックバンドの75年発表のファーストアルバムです。BRNADXはキャッチーなメロディがあるわけでも、各人のソロプレイをフューチャーしているわけでもないのですが、彼らを特徴付けるのは、変拍子をいとも簡単にキープするdrのフィルコリンズ、エッジの効いたギターを聞かせるジョングッドサル、浮遊感のあるkeyのロビンラムリー、そしてこのバンドのキーともいえる妖しげなbのパーシージョーンズという4人の職人が創り出す英国気質だしまくりのミステリアスサウンド。一旦はまった時の居心地のよさは、米国発のWRとは、また違った魅力があります。JAZZロックファンお奨めのアルバムです。

・「Unorthodox Behaviour (Brand X) (rock-progressive rock)
ジェネシスのフィル・コリンズと、超絶技巧フレットレスベーシスト、パーシー・ジョーンズらによるカルテット。ロックにジャンル分けされますが、自分的にはフュージョンだと思います。緊張感あるスリリングな演奏を見せてくれます。ガチャガチャしたうるささはないですが、ナイーブな時には向かないかも。気分の良いときにも、沈み込みたいときにも楽しめる、不思議なサウンドです。個人的には大好な部類です。

Unorthodox Behaviour (詳細)

エピックIII

・「豪州浪漫
マリオ・ミーロは、プログレファンをずるく泣かせた、オーストラリアのプログレ・バンド「セバスチャン・ハーディ(以下S.H)」のギタリストだった人です。本作も、基本的にはS.Hの延長上にある作品ですが、タイトル曲「エピックⅢ」の完成度がものすごい。

もともと、「チューブラーベルズ」を全曲演奏するコピーバンドからS.Hがスタートしたという情報からもうなずけるような、ギターをメインとした叙情派プログレの大作。マリオ・ミーロの持っているギターテクニックの限りを尽くしたような万華鏡のような展開は、豪州版チューブラベルズと言って良いほど。

他の小品も、VANGELISっぽい曲や、奇妙に和める「夕凪」風な曲など、どれをとってもはずれは有りません。何と、今年は来!日までしてしまうようで、入手できない他のソロ作の日本版リリースが有れば良いなと勝手に期待しています。

・「Sebastian Hardieの2枚に続く傑作
オーストラリアのSebastian Hardieのギタリスト、マリオ・ミーロのソロ作。1979作セバスチャン・ハーディの2枚のアルバム「哀愁の南十字星」、「ウインド・チェイス」はオーストラリアのプログレシーンにおける金字塔的なアルバムだったが、その後に発表された本作も、マリオ・ミーロの魅力が詰まった隠れた名作として名高い。なんといっても14分におよぶ、1曲目のタイトル曲が素晴らしい。かつてのSebastian Hardieを思わせつつ、テクニカルなリズムにキャッチーな歌メロを乗せ、プログレ的なシンセワークで聴かせる見事な大曲だ。もちろん以降の曲も雰囲気が良く、マリオ・ミーロのメロディアスなギターがたっぷり楽しめる。ゲストによる男女ヴォーカル入りの曲やアコギとフルートによる繊細な小曲に、ゆるやかなストリングスのアレンジもじつに美しい。

エピックIII (詳細)

One of a Kind

・「究極のジャズロックアルバム~あくまでも個人的意見ですけど・・・
20年近く前初めてこのアルバムを聴いてジャズロック、カンタベリーミュージックなるものの存在を知ってから、このアルバムのような音世界を求めていろいろ聴きあさっていますが、いまだにこの「One Of Kind」をこえるアルバムにめぐり合っていません。ジャズとロックの融合したような音楽ですが、一般的なフュージョンと違った品があって奥が深い独特の雰囲気はマニアックなオタクゴコロをくすぐられます。私にとっては俗世間を離れた夢の世界に連れて行ってくれる素敵なアルバムです。 ビルのたたき出す心地よい変拍子とスコーンという独特のスネア、アランホールズワースの流麗でいてうねりまくる独特のフレージングのギター、デイブスチュアートのいかにもカンタベリーというようなカラフルな彩のキーボードにブリブリ気持ちよいサウンドのジェフバーリンのテクニカルなベース。この4人の職人が奏でる音楽はこれぞブリティッシュジャズロックといえる完璧な音楽で、ただひたすらに美しく、そして奥深く、聞き込めば聞き込むほど魅了されてしまうほどの素晴らしさです。 高校生の頃、私にこの素晴らしいアルバムを薦めてくれた中古レコード店の店員のお兄さんに深く感謝いたします。本当にありがとう!。今も愛聴させてもらっています。

・「英国ジャズロック史上の名盤です。
74年に「レッド」で解散したクリムゾンのメンバーBill Bruford氏の自らのバンドによるアルバムです。UKをアラン・ホールズワースと一緒に脱退した直後のアルバムですが、UKとはかなり雰囲気の違うジャズロックを聴かせてくれます。1曲目の「ヘルズベルズ」なんてもろにカンタベリーです。(作曲者がスチュアート/ゴウエンになっています。)全員が超絶技巧の持ち主であるため、ハイレベルなインタープレーの応酬が楽しめます。構造としてはビルの作り出す複雑な変拍子の上にこのバンドのイニチアチブを握っていると思われるスチュアートのカラフルなキーボードによってサウンドの厚みを増し、その上をアランのギターとジェフのベースがソロを取っていく(ジェフのベースはリード楽器と呼んでも差し支えないでしょう)といったかんじでしょうか。アランのギターが凄いのは言うまでもなく、「Abingdon Chasp」では例のウネウネ節が炸裂します。ただこのバンドでなんと言っても一番目立っているのはジェフのベースではないでしょうか。「Travell With Myself」のソロや「Five G」の超絶チョッパーなど聴き所満載です。インタープレーの応酬を終え「The Sahara Of Snow」の感動的な終わり方には本当に溜息がでます。ハットフィールドやナショナルヘルスなどのカンタベリー系が好きな人、超絶技巧の応酬を楽しみたい人にお薦めです。

・「もっとバーリン+ブラッフォードが聴きたい!
僕はYes→King Crimsonからのブラッフォード・ファンでもありますが、(特にスココン・スネアの)何といっても聴きたいのはジェフ・バーリンのベースです。渡辺香津美とのコラボ・アルバム「Spice of Life」での3人の演奏は今も心に残る名演でした。もっともっとバーリン+ブラッフォードが聴きたい。だからこのアルバムも買う。そういう感じです。ジェフ・バーリンの「Pump It!」と「Champion」の完全復刻を併せて望みます。

・「曲・演奏とも、完成度の高い傑作アルバムです
ブラッフォード2枚目のリーダーアルバムです。メンツは、A.ホールズワース、D.スチュアート、J.バーリン+匿名のヴァイオリニストですが、ボーカルのA.ピーコックは参加していません。

サウンド的には前作同様、JAZZロックに分類されるものでしょうが、前作に比較し、組曲的なものがあったり、叙情性の強いものが多くなっています。また、演奏面でも、前作に比較すると、個々メンバーのソロをフューチャーしたパートが多くなっており、JAZZロックファンだけでなく、プログレファンにもお奨めできるアルバムだと思います。

何れにせよ、曲・演奏とも完成度の高く、傑作アルバムです。

・「いつ聴いても素晴らしい・・・縦横無尽、複雑に絡み合うサウンドが心地よい!!
1979年リリース。ソロ名義「フィールズグッドミー」(これも名盤!!)からそのままバンドとして派生した2作目・・・マーケットとは無縁な独自のサウンド構築が、とにかく素晴らしいアルバム!!今から20数年前の録音とは言え、このアルバムに封じ込められているテンションの凄さは時代を超越しています。ビルブラフォード(Dr)・アランホールズワース(G)・デイヴスチュワート(Key)・ジェフバーリン(B)・・・デイヴスチュワートを引っ張り込んだビルの人選は見事ですし、イギリス人ではないアメリカンベーシストを起用したセンスも凄かったと言えましょう!!出来ればこのメンバーでもう1枚くらいリリースして欲しかったなあ・・・アウトテイクとか是非リリースして欲しいものです!リリース当時日本でのレヴューはその音楽性の所以あまり良くありませんでしたが、実際聴いてみてぶっとんだ人がかなりいたと思います・・・本当素晴らしいです、このアルバム!!アランホールズワースは勿論凄いですが(でも控えめ、笑)、当時無名のジェフバーリン一発「FIVE G」で私はやられました・・・ベースという楽器の凄さを私に認識させた1曲です。1曲目「ヘルズベルズ」からラストのシュールなタイトル「サハラオブスノウ」まで、テンション持続のまま一気に聴かせてくれる大名盤です・・・こんなアルバムなかなか出会えませんよ!!日本ではすぐに廃盤になってしまうので、情けないです・・・レコード会社様へ:紙ジャケでたら買いますよ(笑)。

One of a Kind (詳細)

RA

・「ToddだけがUtopiaじゃない!
このアルバムからラインアップがTodd、Kasim、Roger、Johnの黄金の4人に。それぞれが卓越した演奏テクニックを持ち、且つ個性溢れるボーカルをとれる、という類希なメンバーに恵まれ、全員が持ち味を発揮し、且つバンドとしてのまとまりを最高度に発揮している。特にSingring and the glass guitarという組曲の壮大さは、当時のアメリカのグループとしては群を抜いた構成でメロディアスな世界を彩っている。また、Hiroshimaでは、原爆投下の際のHiroshimaを音で表現し、反戦歌としてももっと知られてもいいのではないかと思う。捨て曲のない好盤である。

・「ユートピアの最高傑作
77年発表の3作目のして最高傑作。カシム・サルトンが加入して4人組の以降のラインナップが揃った。大作指向のユートピアとしては紛れもない最高傑作で、これ以降には大作指向が完全に薄れるので、グループとしても“やり尽くした”のだろう。曲はポップさを増し、コーラスも充実し (4.はほとんど賛美歌の世界) 、もはや非の打ちどころがないと思う。既に前作までの雰囲気が薄れ後のコンパクト路線が見えかくれしている。曲の方もトッドの比率がかなり下がり、本当の意味でのグループとしての作品になっていると思う。プログレ云々よりもフュージョンと言った方が良い演奏に分厚いコーラスが絡む様はトッドの関わった作品の中でも最も意欲的なものだと思う。ヒロシマ〜ナ〜ガーサキーの6.はヘヴィーな名曲だけどインパクト強すぎですかね。

・「ユートピアの最高傑作
77年発表の3作目のして最高傑作。カシム・サルトンが加入して4人組の以降のラインナップが揃った。大作指向のユートピアとしては紛れもない最高傑作で、これ以降には大作指向が完全に薄れるので、グループとしても“やり尽くした”のだろう。曲はポップさを増し、コーラスも充実し (4.はほとんど賛美歌の世界) 、もはや非の打ちどころがないと思う。既に前作までの雰囲気が薄れ後のコンパクト路線が見えかくれしている。曲の方もトッドの比率がかなり下がり、本当の意味でのグループとしての作品になっていると思う。プログレ云々よりもフュージョンと言った方が良い演奏に分厚いコーラスが絡む様はトッドの関わった作品の中でも最も意欲的なものだと思う。ヒロシマ〜ナ〜ガーサキーの6.はヘヴィーな名曲だけどインパクト強すぎですかね。

RA (詳細)

タッグ・オブ・ウォー

・「ポップミュージックを超えたこれこそ永遠の金字塔
誰が言い出したかしらないが、金字塔と言われるサージェントペッパーズ。しかしサージェントペッパーズは時代背景があってのことであり、それこそに高い意味がある傑作。しかしこの作品は究極にコマーシャルであるけれど、時代背景が必要がない傑作。

60年代、70年代をのロック、ポップシーンを生き抜いたポールだけが到達できたこのアルバムの崇高な高みに酔え。ビートルズサウンドがよみがえるなんていうんじゃないよ。ビートルズじゃない世紀のエンタティナー、ポール・マッカートニーの渾身の一作。僕らには感動の一作。

・「3年かけて制作された、メロディとアレンジが美しいポールの傑作の1つ
ビートルズに最もハマったのは中学生の頃。当時の自分は完全にレノン派で、特にウォルラスやレボリューションNo.9など前衛的とも言われた曲を愛聴しており、ポールのソロ作品はメロディアス過ぎて、最初はいいのだが、飽きやすい・・・などと感じていた。なので、当時購入したこのレコードも、すぐに聴かなくなった。当時は若者特有の苦悩や深刻さを抱えた人間であったため、レノンの詩のメッセージ性や悲劇性に強くひかれていた部分も大きかったはずだ。そしてその後、私は、ザッパやジョン・ケージなどの現代音楽方面へ突き進んでいく。

レノンを聴くと「悲しみ」と「崇高さ」を感じるが、ポールのメロディからは「いたわり」と「優しさ」を感じる・・・「真の意味で」そう思えるようになったのは、だいぶ年をとってからである。最近、ボブ・ディランが「真に僕が畏敬するのは、ポール・マッカートニーぐらいだ」などと発言したり、桑田佳祐が「無人島に一枚だけ持って行くとしたら、ポールの「ラム」を持って行く」と発言したことなども、今では非常によくわかる。

そんなポールのメロディ・メーカーぶりが最高に発揮されたアルバムの極北とも言えるのがこの作品だ。1980年12月8日に射殺されたジョンの死を、小野洋子からの電話でいち早く知ったポールはウイングスのレコーディングセッションをいったん休止し、81年4月に再開するが、同月中にウイングスはついに解散してしまう。そうした心境と環境の激変を経ながら3年をかけて制作されたポール個人名義のこのアルバムは、プロデューサに(ビートルズ時代と同じ)ジョージ・マーティンを迎え、せつなく痛ましくも、メッセージ性とポールの芯の強さと陽気さにささえられたきらびやかで美しい作品群となっている。個人的には、1曲目のタイトル曲と2曲目Take It Awayのつながり方と展開に、無上の快感を覚える。ポールのメロディは、今良く聞き直せば、飽きやすいどころか、汲んでも汲み尽くせない美に満ちている。30年後、50年後と、後年ますます評価されていくことになるのではないか。

なお、日本語版の歌詞対訳で、2曲目のTake IT Away.を「それを取り去っておくれ」と訳しているが、これは「さぁ、(演奏を)始めてごらん」が正しい訳であろう。テレビなどで司会者が、演奏の始まりでいう決まり文句(「では、演奏をお願いします!」)なのであるが、翻訳時の辞書にはこうした訳が載っていなかったのであろう。

・「楽しめて,感動できる,名盤
この前のポールの日本公演(私は行けなかった…)で演奏してた、ジョンへの"Here Today"は、切ないメロディーと、"If you were here today"というフレーズに涙が出てきます。私としては、"Wandarlust"のメロディの美しさとスケールの大きさに感動。スティービー・ワンダーとの"What's That You're Doing?"は、本人たちの楽しさが伝わってくるようで好きです。それと、ポールが時代の変化に柔軟に対応して、いろんなサウンドを採りいれている姿もけっこう私としては好きですよ。この辺りは賛否両論あるところだと思いますが。

どの曲も手抜きなしで、ポール・マッカートニー名義のアルバムの中でも特にクオリティの高いアルバムだと思います。

・「名曲揃いでお薦め
これは大好きなアルバム。名曲揃いですばらしい。また、一曲ですが、リンゴも参加してます。その「テイク イット アウェイ」はなんとリンゴとスティーヴ ガッドのツインドラムです。この曲大好き。二人のコンビネーションが素晴らしい。他にもジョンを歌ったと思われる、「ヒアー トウデイ」など話題作ぎっしりですが、白眉はスティービー ワンダーとのデュエット、「エボニー&アイボリー」でしょう。メロディーも良いが、詞もすごい。人種差別批判としては、ビッグな二人だけに大いにPRになった事でしょう。スティービーはドラムまで叩いているし(それにしても、盲人でどうしてあんなにたくさんの楽器が弾けるのか。天才です)。ポールの傑作の一つで、お薦めです。

・「最高傑作
日本での逮捕、ジョン・レノンの死、ウィングスの解散など様々な出来事が続き、80年代を最悪のスタートで迎えたポール・マッカートニー。だが、それらをすべて吹き飛ばしてしまうような仕上がりとなった82年の大傑作アルバム。楽曲、演奏、構成どれをとっても文句のつけようがない。

ポール独特の憂いを湛えたサウンドは限りない優しさで聴くものを包んでくれる。まるで達観したかのような歌詞も素晴らしい。才能の赴くままに突っ走ってきた60年代、音楽をする楽しさを追求した70年代を超えて、真のアーティストとして人々に向けた音楽を作り始めた記念的作品でもある。

ポール・マッカートニーは数々の危機に遭遇しても、その度に力強くそれらを乗越え前進してきた人である。そしてその歩みは!いまだに止まる気配すら見せない。そんなポールを象徴するような作品としてこのアルバムを第一に挙げたい。

他にこのようなアーティストを私は知らない。

タッグ・オブ・ウォー (詳細)

Eat Me in St. Louis

・「英国ポンプ・ロックの誇り
1989年3rd。ドラムの音がよりビッグになるとともに全体的によりハードになった。メロディ・テク・アレンジ・グルーヴ・機材の使いこなしが高次元で見事なハーモニーを奏でる名盤。2はROLAND社デジタル・シンセの名機D-50のチェイス機能を使用したイントロが印象的。8のヴァイオリンは同社サンプラーSシリーズの音、シンセ・ソロは同社シンセのよくあるシンセリード系だろう。YAMAHA等のホイールでは表現できないアーミング的フレーズはROLANDシンセのベンダー特有のものだ。個人的には5のZEP的な大きなグルーヴが好き。12はフランシスがディレイを使用した一人二重奏だ。

・「シスター・サラ
かっこいい。ここにイット・バイツの音楽を集約したような感じで。テクニカルな、それでいてポップなアルバムですよ。幅広くおすすめ(*^_^*)したいバンドですな。

・「1989年度 個人的 英国ロック部門 第1位!!
英国出身のサウンドバランスのとれた見事なバンドのベスト的選曲の総括アルバム。

このバンドは重厚なサウンドとアグレッシヴなギターそして英国が持つ独特の伝統的なプログレのサウンド手法を見事に体現してた、おそらく従来からのプログレファンはその完成度の高さに感動したはずである。

このバンドは実質5年ほどしか活動期間がなく、ファン的には幻のバンド的に語り継がれている存在。アイドル人気がすごくかなり損をしていた記憶が当時あった。

このアルバムは彼等の3枚目にあたるものなのだ。英国の重鎮ギタリストスティーヴヒレッジがプロデュ-スした2枚目とファースト=器用なとこをみせつけたアルバムを混成させた変則的なものなのである。残りが新曲と言う構成なのである。

このバンドは80年代に登場した伝統=プログレ風味と現代的な攻撃的なギターサウンドが微妙に混成された絶妙なバンドであった。UKの後継者になりそうだったのだが。あえなく解散、傑作=ワンス アラウンド ザ ワールド の曲も数曲聞けるのもファンにはうれしい。

このアルバムのいいところはそんなバンド内での確執と緊張感がある意味=ほどよい刺激に=サウンドがぶつかりあって火花が散っている=出ているところだろう。主導権の取り合いが見事に出ている。若いと言うことは自分を曲げない=エゴの突出=ことでもある。

おすすめは「シスターサラ」であり。プログレハードの名曲と断言する。この曲の緊張感はいまでも俺をノックアウトする。全国のプログレハードファンにこれをおすすめする次第である。今一番再結成を望むバンドである。コーラスの見事さに君は驚くであろう。最近フランシスはスクイーズのクリスディフォードと共演して英国ファンを喜ばせたと言う。!>いつかまたフランシスはやってくれるだろう。そんな期待を抱きながらこれを書いた次第である。歴史的名盤である。

なお、英国盤とアメリカ盤では収録曲数がことなり、曲順も違うし、英国盤は「チャーリ-」が余計に入ってるので御得かもね。この曲こそがフランシスのコンポーザ-としての才能の高さを証明している曲なのではあるのだが。コアなフランシスファンは要チェックですね。

なおフランシスはソロアルバムをアメリカで多数リリースしており、それらは彼の天才的なメロディーメイカーぶりが感じられ、それらは必聴盤である。

・「棺桶に入れてくれ
本作に収録の「Underneath Your Pillow」・・・・・・。まさに墓場まで持っていきたい1曲だ。

良い意味でピーター・ガブリエルを3倍マヌケにしたようなフランシス・ダナリーの本能的な咆哮と、ヘヴィすぎるギターサウンドは文句なしに心を突き動かす衝動だ。そして実に効果的に考え抜かれた緻密なキーボードワークとバックコーラスは脳の隅々まで侵蝕してくれる。これですこぶる陶酔してノックアウトしなきゃ何でする?ダナリーというインパクト抜群すぎる存在がいた事もあって、もうひとつ力を出し切れず参謀役的な立場にたってた印象のジョン・ベックだが、今更ながら思うと、彼なしには絶対に実現できないサウンド世界だったろう。彼はもっと評価されてもいい。

胸に突き刺さるハードロックであり、巧みなテクを要したポンプでもあり、何より往年のプログレにあったリリシズムを取り込んだすばらしさ、、、これ以上何も望まないよ。

・「再評価の絶好の機会(旧題 再発は嬉しいが)
曲順が気になる。シスター・サラが一曲目と言う事は、日本盤を復刻すればそうなるのは当然なのかも知れないが、IT BITESファンの間ではこの曲順入れ替えがとても不評(私も同感だ)なので、出来れば曲順だけでも英国のオリジナル通りに出来ないかな・・・とは言えこれでIT BITESの作品を全て揃えられるのだから、嬉しい事に変わりはない。

2006/01/19追記東芝EMIの新譜情報サイトで本作を確認した所、曲順がオリジナルに準じたもの(「ポジティヴリィ・アニマル」が一曲目)になっていた。これで確定であれば、星を個人的には六つにしてもいい。アルバムにおいて一曲目のインパクトは重要である。輸入盤で初めて本作を聴いた時のインパクトは忘れられない。フランシス・ダナリーの独特のボーカルスタイルとトリッキーなコーラスワーク、インストのアレンジ、正にIT BITESである。

初めて聴くアーティストの曲が何かで印象は大きく変わるだろう。勿論ファンでも新譜の一曲目がスピーカーから聴こえてくる瞬間はドキドキワクワクものだ。個々の楽曲がどれだけ素晴らしくても、アルバムの評価全体が変わってしまう可能性すらある。

例えばジャーニーの名アルバム「フロンティアーズ」は、一曲目があのシンセリフで始まる「セパレート・ウェイズ」に決まった時点で勝負有りだったのではないだろうか。バラードばかりがスポットライトを浴びていた事で、「商業ロック」と揶揄されたバンドからのカウンター・パンチ。今ではジャーニーの様な方向性は「メロディアス・ハード」と呼ばれていたりする。

そしてIT BITESである。この一曲目を米国・日本ではレコード会社の意向で差し替えられてしまった。これは結果的に誰に取ってもプラスに働かなかった。しかし今、オリジナルの曲順とジャケットで我々はこのアルバムを迎え入れる事が出来る。頭からラストまでじっくりと堪能したい。

Eat Me in St. Louis (詳細)

アレアツィオーネ/ライヴ

・「エネルギー満載のライヴ
一応プログレの範疇で語られるグループで、ジャズロック的な演奏という意味でも素晴らしいですが、なによりこのライヴ盤で強烈に感じられるのは、デメトリオを中心として聴衆も巻き込んだそのエネルギー。イタリア共産党を支持し、政治的メッセージも発していたバンドであったことも関係していたのかもしれませんが、純粋に音楽としてしか聴かない我々にもその素晴らしさは充分伝わります。「オデッサのリンゴ」という曲では堂々とリンゴを齧って見せたりというパフォーマンスもあり、映像も見てみてみたくなります。

アレアツィオーネ/ライヴ (詳細)

Between Flesh and Divine

・「トルキッシュプログレの最高峰
フレンチプログレにジャンル分けされてるが、実はトルコ人のグループ。奇数拍子を多用しながら、メリハリのある演奏でのシンフォニックグループ。メジャーなプログレバンドで云えば、クリムゾンのリズムの上でジェネシスとイエスをたして2で割ったという感じです。是非、聴くことをおすすめします。

・「傑作と言って良いでしょう
巧みな技巧、しっかりした音作り。安心して聴くことができます。2曲目などはYESを感じさせたりもする。ただ、安定性の反面、意外性というか、爆発性というか、そういうものはなく、何となく物足りなさも感じる。全体的に落ち着いたプログッレッシブ・ロックといって良いでしょう。

Between Flesh and Divine (詳細)
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