In the Court of the Crimson King (詳細)
King Crimson(アーティスト)
「もはや語るべきことなど無いが」「2枚目の宮殿」「クリムゾン・キングの宮殿。」「CDは2005年以降で」「待ちに待ったオリジナルマスターの素晴らしさに興奮!」
The Madcap Laughs (詳細)
Syd Barrett(アーティスト)
「シドのソロアルバムならこれ!」「これ、いいの??」
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」 (詳細)
フルトヴェングラー(ウィルヘルム)(アーティスト), ホップ(ハンス)(アーティスト), エーデルマン(オットー)(アーティスト), シュワルツコップ(エリザベート)(アーティスト), ヘンゲン(エリザベート)(アーティスト), バイロイト祝祭合唱団(アーティスト), ベートーヴェン(作曲), バイロイト祝祭管弦楽団(演奏)
「「巨匠の時代」の大いなる遺産」「音楽とは何かを考えさせられる名演♪」「現在の演奏には求められない貴重なドラマ」「追体験」「盤をえらんでください」
奇跡の夜遊び (詳細)
パラダイス・ガラージ(アーティスト)
「宅録でギター一本引き語り」
Sheik Yerbouti (詳細)
Frank Zappa(アーティスト)
「日本語が聞けます」「ZAPPA好きの見分け方」「一生忘れられないアルバム」「楽しすぎる」「「ROCKというと、このアルバムが浮かんでくる」」
猿飛佐助 (ちくま文庫) (詳細)
杉浦 茂(著)
「傑作だよ!」
Mr. Isaacs (詳細)
Gregory Isaacs(アーティスト)
「Mr.ISAACS」「グレゴリーの最高傑作(の1枚)!」
イーヴン・サーペンツ・シャイン (詳細)
ジ・オンリー・ワンズ(アーティスト)
「再発を機会に再評価を!」「1979年発売の2nd 『EVEN SERPENTS SHINE』 」
「幻の名盤」「オンリーワンの凄さ」
Axis: Bold as Love (詳細)
The Jimi Hendrix Experience(アーティスト)
「初めてのジミにも最適!」「一番好きなアルバム」「ジミヘン初のコンセプトアルバム」「不朽の名盤」「Little Wingでしょう」
Black Sea [2001 Reissue] (詳細)
XTC(アーティスト)
「オリジナルの曲順で聴くのがいいです」「よく聞いたね」「XTCの傑作」「エネルギー充填120パーセントのハイテンション」「ライブバンドもしくはギタリスト=アンディのピーク」
臨済録 (岩波文庫) (詳細)
入矢 義高
「これを読まなくてどうする。」「語録の王者」「熱笑! 臨済禅師」「現代人には到達できないもの」「禅の至宝のことば」
A Rainbow in Curved Air (詳細)
Terry Riley(アーティスト)
「危ない脳内トリップ・ミュージック」「おっさんがニッコリ」「元祖ミニマル」
ソウル・ディスチャージ’99 (詳細)
BOREDOMS(アーティスト)
「キチ*イとは最高の褒め言葉」「轟音・爆音・騒音仕掛けの最先端ノイズ・ハードコア!!!」
Out (詳細)
Anthony Moore(アーティスト)
「奇妙な味の傑作です」
ブラームス:交響曲第4番 (詳細)
クライバー(カルロス)(アーティスト), ブラームス(作曲), ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(演奏)
「好き」「哀愁と緊張感に満ちた名曲」「後ろ髪をひかれるかのような第一楽章のでだしでノックアウト」「躍動と静寂と」「美しく・・深い・・最高の4番!」
Moondog / Moondog 2 (詳細)
Wally Kane(Baritone Sax), Alfred Brown(Bass), George Duvivier(Bass), Moondog (Louis Thomas Hardin)(Bass), Ron C. Carter(Bass), Donald MacCourt(Bassoon), George Berg(Bassoon), Jack Knitzer(Bassoon), Joyce Kelley(Bassoon), Ryohei Nakagawa(Bassoon), Charles McCracken(Cello), George Ricci(Cello), Ernie Bright(Clarinet), George Silfies(Clarinet), Jimmy Abato(Clarinet), Phil Bodner(Clarinet), Henry Schuman(English Horn), Irving Horowitz(English Horn)
「線フェチ」
Right Now! (詳細)
Pussy Galore(アーティスト)
「pussy gold 5000」「私をうちのめす1枚」
The Velvet Underground (詳細)
The Velvet Underground(アーティスト)
「○」「優しいですよ」「とろとろでどうぞ」「歌詞を丁寧に追ってみよう」「ルーの優しさ」
The Charlatans (詳細)
The Charlatans(アーティスト)
Marquee Moon (詳細)
Television(アーティスト)
「「マーキー・ムーン」FROMライノ」「これもパンク」「正にニューヨークパンクの原点」「蒼い炎」「TELEVISION!!」
L.A.M.F.: The Lost '77 Mixes (詳細)
Johnny Thunders & the Heartbreakers(アーティスト)
「本当の5つ星」「Simple Is Best」「最高級PUNK」
ジャンキー (河出文庫) (詳細)
ウィリアム バロウズ(著), William S. Burroughs(原著), 鮎川 信夫(翻訳)
「この次に「裸のランチ」」「裸のランチは読破できなくても。。。」「巻頭の解説のまちがいをのぞけば、よい本。」「スピードのある自伝記」「ジャンキー」
バガヴァッド・ギーター (岩波文庫) (詳細)
上村 勝彦(翻訳)
「ヒンズー教の聖典ですが、人生の指針を求めるすべての人に」「バガヴァット・ギーター」「インド人の聖書」「学者さんの翻訳かあ・・」
●In the Court of the Crimson King
・「もはや語るべきことなど無いが」
ついに出た羨望のCDと言えよう。現在ではあまりに高騰した感のあるアナログ盤オリジナル1stプレスですが、初期のアイランドレーベルはプレスが非常に悪く、音質的に満足できるモノは現在ではほとんど無いのではと思われます。その点、今回のオリジナルマスターによるCD化は、ほぼ完成した感のあるデジタルリマスター技術も相まってオリジナルアナログ盤をついに凌いだ(?)・・・とも言えるのではないだろうか。高品位なCDPでの再生が条件となるが、安価なCDPでも大きな遜色なく聴けるのがCDの利点。ソフトの価格もリーズナブルで◎やがてSACD化されるのも遠くないと思われるが、そうなればアナログ盤は確実に過去のモノとなるだろう。自分的には「グッドコンディションの“宮殿”を探す日々はこれで終わった」と思っております。
・「2枚目の宮殿」
2枚目のCDです。正直言うと、何枚も同じCDを買う人の気が知れなかったんですけれど、これを買って納得しました。音質が素晴らしい。21世紀の精神異常者のイントロのノイズがはっきりと聴こえますし、マイケル・ジャイルズのドラムは今までのCDではぼやけていた部分がクリアに聴こえます。あと、何だかよくわからなかったムーンチャイルドの後半部分もしっかりと聴こえます。それが、このお手頃価格。付属の解説書も、英語が読めれば、色々と付いているLP発売当時の雑誌等々の切り抜きも楽しめると思います。 混沌の始まりを想起させる21世紀の精神異常者に始まり、一転して穏やかな表情を見せる風に語りて、静まり返った美しさを湛えるエピタフ、幻想的なムーンチャイルド、アルバムのラストを飾るに相応しい荘厳なクリムゾンキングの宮殿。 クリムゾンの古いCDしか持っていない方にも、これからクリムゾンを聴いてみようと言う方にも、お勧め出来るアルバムです。
・「クリムゾン・キングの宮殿。」
プログレってジャンルを知りたい人、入門したい人には最初の一枚に是非オススメ。1曲目「21世紀の精神異常者」でノックアウトされること間違いなし!実際僕がそうだったから。壮大な中にジャズの軽快さが入ってるこの曲は無条件でノレます。そして2曲目はフルートが美しく日曜の昼下がりにでも聞きたくなる「I Talk To The Wind]。3曲目は哀愁漂う「Epitaph]。4曲目は迷路に迷い込むように世界観に引きずり込まされる「Moonchild]。そしてラストナンバーは一気に心を解放してくれる「クリムゾン・キングの宮殿」。
最高の物語です。
・「CDは2005年以降で」
pink island盤も入れて比較しました。2点のアナログ 日本盤P10115A(リイシュ-) UK盤ILPS9111(マト2/2)3点のCD 1990バージンジャパン 2003紙ジャケ日本盤 2005US盤 アナログ音源はCDに録音して使用。5つのスキゾイドマンをそれぞれ10分割し当家のオーディオで判定した。(アナログはSPU Classic、ラックスマン550という普通の組み合わせで再生しコンピュータに取り込んだ。) 音のクリアさにおいては2005US盤=UK盤ILPS9111>1990バージンジャパン=2003紙ジャケ日本盤(この2枚は同じものではないかと思われる)>日本盤P10115A。低音は2005US盤>アナログUK盤(僅差)>>>残りの3だった。定位に関しては2005US盤が優れていた。つまり2005US盤はオリジナルマスターテープを使用したとされるILPS9111とほぼ同様の音質であり高価なオーディオセットにも十分通用する音と考える。驚くことにP10115A UK盤ILPS9111の差がわからないという仲間もおり、おそらくコンピュータに付属するオーディオで楽しんでいるためだろうと思われる。私個人はMP3に落としてもこの二つのアナログメディアの差を感じた。結論だが、大きなスピーカのある方は2005年以降のCDで楽しむのがよいと思う。今回2005US盤を聴くまではUK盤ILPS9111(マト2/2)がもっともすばらしい音だった。そして2005US盤にフィルタリングの形跡(高音<低音)を感じるため現時点においてもUK盤ILPS9111がこのアルバムの標準的なバランスの音を提供するメディアと考える。しかし現在このLPを手にし鑑賞するのはかなり投資が必要であり2005年US盤こそが全世界的標準音質と考えて良いだろう。今後フィルタリングを施さずにオリジナルマスターからCD化されればもはやバージョン更新の必要はないだろう。
・「待ちに待ったオリジナルマスターの素晴らしさに興奮!」
内容は、ビートルズの「アビー・ロード」をヒットチャートから引きずりおろした事が物語っており、あらためて言う必要は無いでしょう。問題は、ヴァージンの倉庫から発見されたオリジナルマスターの素晴らしさです!まず、冒頭のスキゾイドマンの出だしから、SN比が高く、個々の音の分離が良く、綺麗に聴き分けられるのです。従来盤の音の塊であったものが、エネルギー感を損なわずに聴く事ができるのには、正直言って、これ程凄いとは思いもよりませんでした。しかもCDレーベルは、マニアには伝説の初版LPのピンク色!憎い心配り。聴き始めたら、最後まで身動き出来ず、全神経を耳に集中しました。24ビットHDCD規格なので、いずれ、SACDも出るのでしょうね(SACDマスタリングなのですから)。でも、今は、このCDで満足です。SACDが出れば、きっと買う事になるでしょうが。 素晴らしい!素晴らしい!素晴らしい!
・「シドのソロアルバムならこれ!」
浮揚感のあるギター、暗く陰鬱なボーカル..好きな人にはたまらない内容のアルバム。これを聞いた後でピンクフロイドの初期のシングル曲を聴くとあまりのギャップに驚く。(だからあっちの世界に行ってしまったのか?)ソフトマシーンのメンバーも参加しています。暗さ、陰鬱さを楽しめる人、ゼヒ。
・「これ、いいの??」
ドノヴァンを思い出しました。だって、全然面白くないんですもの。
・「「巨匠の時代」の大いなる遺産」
同時代を生きた巨匠の中で私は寧ろワルターを愛して止まない一人である。だが殊「第九」に関してはこのフルトヴェングラー盤の素晴らしさを認めない訳にはいかない。彼の音楽はワルターのそれとは違って微笑む事はしない。時に厳めしく聴く者を拒絶するかの様だ。だが時としてそこに楽曲の真実の姿が浮き彫りにされるのだ。録音は1951年で当然モノラルだから良かろう筈も無い。しかしそれを覚悟の上で聴くと、以外にもそこに息づく音楽の生々しさは筆舌に尽くし難く鳥肌さえ立つ。緩徐楽章でのオーケストラの大きな破綻もライヴならではのスリルに充ちている。何よりも終楽章大団円プレストの疾風怒涛の如きアッチェルランド(加速)には何度聴いても驚嘆させられる。ソプラノのシュワルツコップの張りのある声も素晴らしい。私は単なる懐古趣味や「歴史的演奏・歴史的名盤」と云った事を大上段に構えてこの演奏をお奨めする訳では無い。近年の指揮者の何人かが、実はそうしたくても「怖さ」から決して具現化出来ない解釈がここにはある。今は単なる憧れでしかない「巨匠の時代」の大いなる遺産である。初心者の方にはバーンスタイン盤辺りからお聴き頂き、最後はこの演奏に到達して頂くのも良かろう。
・「音楽とは何かを考えさせられる名演♪」
初めに聴いた時は唖然としました。
これが名演とは?・・・信じられませんでした。3楽章の音程の酷いホルンの乱入。最終楽章のオケの破綻。およそ「模範演奏」とはかけ離れた内容に感じたものです。
ところが、いまや第九を聴くとき、自然にこのCDを取り出す自分がいます。
そう、素晴らしい「名演」とは、きっと「模範演奏」のことではないのです。
もともと音楽は心の発露であり、音はその心を伝える手段に過ぎないのでしょう。聴けば聴くほど、時間が経てば経つほど、この演奏の素晴らしさが胸にしみてきます。
このCDを稀有の「名演」として推薦いたします。
・「現在の演奏には求められない貴重なドラマ」
ここのベートーヴェンは苦悩している。過酷な運命と壮絶な闘いをくりひろげている。人生は思い通りにいかない事の方が多いし、しかも苦しみが圧倒的に多い。そんなキズついた魂を、このベートーヴェンは一緒に格闘し、そして癒してくれる。こんな演奏ができたなんて、正に奇跡だと思う。第九は、年末恒例の風物詩となる生易しい曲ではない。
血反吐を吐いて、ギリギリの演奏をしてこそ本当のこの曲の価値が見えてくる。それを、気が付かせる一枚だ。最後に、人生に危機を経験した事のない幸福な人は何度聴いてもこの演奏の凄さが分からないと思う。
・「追体験」
年末の第九合唱に参加して以来、あの時の感動を追体験したくて、色々な第九CDを買っては聞いていましたが、なかなかこれだ、というものに当たりませんでした。レビューを見て気にはなりつつ「話半分」な気持ちでこのCDを購入しましたが、最初、音が悪いなぁ・・・と思って聴いていたのに、何時の間にかのめりこんでしまい、気が付けば夢中に…。
舞台に立っていた時に感じた高揚感、曲の中に引き込まれて溶け込み、ホールの隅々まで広がっていく感覚…。それがまさにこの1枚の中にあるのです。
私が探していたのはこれだ!
今のところ、私はまだこれ以上の第九には巡り会えていません。
・「盤をえらんでください」
バイロイトの第九はクラシックを聞き始めたものが必ず通る演奏に違いない。第九をきっかけに初めてクラシックのCDを買う人は少なくない。そのライナーノーツで過去の演奏と比較するときに必ず引き合いに出されるからだ。バイロイトの第九については演奏が1951年であること、モノラルであること、そして何より名演奏であったことから、さまざまな方法でリマスタリングが行われ、同じ曲の同じ演奏でおびただしい数のCDが発売されている。しかし同じ演奏だから同じCDだとおもったら大間違いだ。私もついこの間までそう思っていたが、何枚か手に入れるうちにその音のクオリティの違いに驚いた。5つ星はこのCDに対してではなく、演奏に対してです。
・「宅録でギター一本引き語り」
宅録でギター一本引き語り作品。当然音も悪い。ノイズだらけ。にもかかわらず、ここまで味わい深い作品に仕上げてしまうパラダイスガラージのものすごい。いいかげんなようでいて深い歌詞。
・「日本語が聞けます」
中身の濃い傑作です。唯一の弱点は、リード・ボーカリストがいないこと。ザッパ、ブリュー、ボジオとも個性的な歌を聴かせますが、ナポレオンやレイ・ホワイトと比べると不満が残る。確かこのアルバムのもととなるツアーのオーディションでナポレオンを落としたと記憶しますが、惜しい(1曲「Wild Love」の出だしで歌ってはいますが)。それと『ザ・リアル・フランク・ザッパ・ブック』でも本人が言っていますが、ザッパの曲の中で唯一日本語の歌詞が出てくる歌があります。それは「Dancin' fool」で、後半バック・コーラスが「キニシナー(気にしな(い)」と歌っているのです。来日公演のブートレグを聴くと、ロイ・エストラーダがやたらと「気ニシナーイ」を連発しています。本作でエストラーダのクレジットはありませんが、映画『Baby Snakes』では変な人形(!?)を抱えてうろうろしていましたから、彼の影響でしょう。
・「ZAPPA好きの見分け方」
ZAPPAを聞くのなら、是非歌詞に注目して欲しい。とにかく、エロい。しかも、舐めまわす様に歌う。最高だ。
このアルバムを購入したのなら、1曲めと9曲目に注目して欲しい。とても甘いメロディで、涙が出てしまいそうだ。しかし、歌詞はやはりエロい。
『俺はお前の中に居る。そして、お前は俺の中だ』『時間なんかないぜ。続けるぞ、こっちを向きな』
ZAPPAを好きな人達を見分けるのは難しい事ではない。ZAPPAが歌えば、たとえその曲が感動的なメロディのバラードであっても、彼等はきっと、ニヤついているはずだから。
・「一生忘れられないアルバム」
高校の時、初めて買ったフランク・ザッパのアルバムです。1曲目からぶっ飛んだ勢いに押されて、最後までズドーンと聴かされてしまいました。特に「City Of Tiny Lites」~「Dancing Fool」のノリノリ感は最高。ライヴを編集したようですが、まさに異能のロック絵巻ですね。怪しげな扮装でこちらを見つめるザッパ・・・ここからザッパ巡りが始まりました。
・「楽しすぎる」
時代を先取りしすぎて誰一人追いついていない人。アルバム多すぎてどれから手をつけていいのか分からなかったのでとりあえず13枚くらい中古屋でどっさり買い込んできました。そんなかに代表作のこれが入ってたのはラッキーでした。難解なイメージだったけど楽しい楽しい。遊び心の塊みたいな人ですね。ユーモア満載です。 I Have Been in You はさすがにやりすぎ(笑)それにしても信じられないのがこのギターでドラッグやってなかったってこと。どうすればこんなギター弾けるんだ。しかしこれでザッパにはまってしまったせいで人生変わるまでは行かなくても音楽観は多少変わってしまったかも。
・「「ROCKというと、このアルバムが浮かんでくる」」
「ROCK」というと、クリムゾンの『RED』と、クラフトワークと、このアルバムが浮かんできます。レコード当時は2枚組の大作。録音が抜群に良かった。このアルバムはライブ音源にオーバーダビングしていたり、まったくしていなかったりして作られた。ライブ場所のクレジットと、オーバーダブの多少についての記述が曲名の下にすぐある。
UKで叩いたテリー・ボジオもドラムスとボーカルで参加、エイドレイアン・ブリューもサイドギターとボーカルで演ってます。“タンゴ”が2曲入っていて、そのギターの音と演奏が凄まじい。ある評論家が、誉め言葉で、ザッパのことを「音楽以外の才能を全て持っていた人」と書いていたが、ザッパというと、いつもその言葉が浮かんでくる。「TRAING TO GROW A CHIN」の間奏では、「ホテル・カリフォルニア」をアラビア風にコケにしています。音楽サーカスザッパ楽団のおばかパワー爆裂。そこがROCKなんだけど。
・「傑作だよ!」
この作品が傑作であることは確かです。文庫なのがうれしい、いつでも杉浦漫画が持ち歩けます。
・「Mr.ISAACS」
「NIGHT NURSE」よりもこちらが好きなのは、オシー・ヒバートのナイスセンスやレヴォリューショナリーズの演奏が湿り気たっぷりで味わえるから。グレゴリーの歌唱も色気たっぷり。それに加えて、適度なダブワイズが聴き手を恍惚とさせます。
これからレゲエを聴こうと思ってる人、「Rockers」を見てグレゴリーのアルバムをどれから聴こうか、っていう人には激しくお薦めします。
・「グレゴリーの最高傑作(の1枚)!」
Cash & Carry盤では、このアルバムはグレゴリーのセルフ・プロデュースということになっているが、当CDではオシー・ヒバートのプロデュースとなっています。スティーヴ・バロウ氏のライナーによると、'77年初めにスタジオ・ワンのハウス・バンドであったレヴォリューショナリーズのキーボーディスト、オシーに招かれて、同スタジオで大半が録音されたようです。そういう意味ではどっちのクレジットでも問題ないか。 スライ&ロビーを屋台骨にしたレヴォリューショナリーズのリズムと、ヘプトーンズのコーラスにグレゴリーの歌となれば、文句のつけようもないでしょう。まずは、⑤をお聴きあれ。 もともとジャマイカの音楽は、北米大陸の黒人音楽の大きな影響下に現れたものなので、レゲエ界にはソウル的シンガーは掃いて捨てるほどいます。そんな中で、「ソウルの影響からいち早く抜け出し最もジャマイカ的スタイルを築いたシンガーは?」と訊かれて即座に名前が挙がってくる一人がグレゴリーではないでしょうか?引きの美学をわきまえた唱法は、彼の男前なスタイルと同様、ジャマイカの粋を感じてしまいます。実際にライヴで聴いてみると、驚くほど芯のあるパワフルな歌を聴くことができます。 Blood & Fire社がリイシューしたアルバム群中、1,2を争う名盤であり、レゲエの歴史に残る傑作です。一家に一枚! 星5つを献上したいが、1点減点の理由は⑪と⑫のクレジットが入れ替わっている点。正しくは、⑪Conversation, ⑫Mr. Brown - extendedの順が正しいと思います。Blood & Fire社のサイトでもいまだに訂正されないのはいかに?
・「再発を機会に再評価を!」
パンク全盛期に活動していたオンリーワンズの2ndです。一番の魅力は最初から自分はシンガーソングライターであったというピーターペレットのメロディーセンスあふれる曲たち。1stにあったパンキッシュな曲はなくなり、さらにメロディアスなっています。一回聴いたらくせになりますよ。
・「1979年発売の2nd 『EVEN SERPENTS SHINE』 」
各メンバーの雑多な個性、音楽性が上手く融合したこのアルバムは 曲も粒揃いで音も良く 個人的に彼等のベストとして推したい
一曲目「FROM HERE TO ETERNITY」からジワッと始まるその演奏は とろける様な大人のロックな趣きすら感じさせる
だが、このバンドの魅力は なんといってもPETER PERRETTの声に拠るところが大きいだろう
その 艶のある中性的な低音ヴォーカルが醸し出す質感は どこか悲しげで 心を撃たれる
●回帰線
・「幻の名盤」
南正人は僕にとって唯一絶対の存在である。彼ほど明確にビジョンを持ち、周りの変化にも全く無頓着に活動しているシンガーは彼しかいない 前に南さんの奥さんに聞いたことがあるが、いまだに年に200回ぐらいのライブを行っているということだ。
このアルバムは南正人の名前は決定的にしたアルバムである。収録されいる曲目はいまだに彼の重要なレパートリーであるし、また日本のフォーク、ロックの勃興期から現在に至るまで最大のアルバムであるといっても過言ではない。
・「オンリーワンの凄さ」
南正人はオンリーワンです。世界を構築する作業を芸術とするなら、この人は芸術家。肉体の中に存在する音楽とその音楽を作り出す世界観が決定的に普通じゃない。
サウンドが荒い?演奏のタイミングが合っていない?そりゃそうかも知れないけど、そうしたものを飛び越えた世界観とその世界観を押し付けるのではなく、淡々と描きながら、相手を巻き込んでいく、そんなアルバムです。
・「初めてのジミにも最適!」
このアルバムの内容の素晴らしさについては多くを語るまでもないでしょう。できれば星10個付けたいくらいです。
さてそれはおいといて、ジミのベストアルバムというと3rdのElectric Ladylandを挙げる人が非常に多いです。あちらはブルース色の濃い仕上がりになっていて、1曲が10分以上ある聞かせる曲も多いです。それに対して2ndのAxis: bold as loveは多彩でメロディアスな名曲揃いで、1曲5分くらいで潔く終わるのが特徴です。このアルバムからは世界中の多くのアーチストによって実にたくさんの曲がカバーされています。もしかしたらあなたの聞いたことのある有名な曲が入っているかもしれません。ですからブルースやファンク好きな人だけでなくロックやポップスから入って来た人、初めてジミを聞く人にもElectric Ladylandよりきっと取り付きやすいでしょう。
というわけでジミのファーストチョイスにはこのアルバムを強くお勧めします。
・「一番好きなアルバム」
個人的にはジミのアルバムの中でもフェイバリットです。このアルバムはバラード調の曲が多く、voodoo childやfire等のうるさめな音はやや控えめです。ソウル色が強いといえるでしょう。内容はかなり濃厚ですが、それでいて聞きやすいです。
little wing、castle made of sand、axis bold as love始め言葉で表現するのが馬鹿らしくなるほどエモーショナルな曲が目白押しです。
どの曲もライブで再現するのは不可能と思うほど繊細綿密な作りです。いくつかライブでもやっている曲もありますが、本作でのバージョン以上のものにはまだ巡り合えていません。
・「ジミヘン初のコンセプトアルバム」
意外に知られていませんがジミ・ヘンドリックスのオリジナルスタジオアルバムは、わずか3枚しか存在しません。衝撃のデビュー作「Are You Experienced?」とロックギターの傑作「Electric Ladyland」、そしてこのアルバムです。たくさんアルバムがあるように思えますが、ほとんどが死後発表された編集盤です。
1967年にわずか16日間という制作期間でレコーディングされたこのアルバムは、ジミヘンとしては初のコンセプトアルバム。1曲目の「EXP」を聴いてわかるように、サウンドエフェクトを大胆に導入するとともに彼のトレードマークとも言えるワウワウ(クライベイビー)を盛んに使っている点が特筆されます。また不朽の名曲「Little Wing」(エリック・クラプトンがデレク&ドミノスでカバーしたことはあまりに有名です)、「Spanish Castle Magic」(イングヴェイ・マルムスティーンの十八番で有名ですね)、そしてジェットサウンドの極致「Bold As Love」などを生み出し、傑出したギタリストとしてだけではなく、優れたコンポーザーとしても知られるようになった作品です。
前後をはさむ2作が強烈な個性を放っているせいか、このアルバムは作品としてまとまっているせいか、やや地味な印象がありますが、ジミヘンの本質というか彼が目指す音楽性を知るうえでは、最高のテキストになるはずだと確信します。
・「不朽の名盤」
そのアグレッシヴかつ斬新な音楽スタイルにより数々の傑作を発表し、天才の名を欲しいままにしたジミヘンドリクス。ギタリストとして無類の評価を受けているが、彼はロック史上最もクリエイティヴな音楽家であり、偉大なヴォーカリストの1人である。
「Hey Joe」,「Foxy Lady」のあの猥雑で危険な匂い、「If 6 Was 9」,「Little Miss Lover」(いずれも本盤収録)に感じる強靭なファンクネス、「Wind Cries Mary」,「Angel」の妖しいまでの美しさ等、数々の傑作は、いずれも彼のヴォーカルなくしては成立しえない。彼のヴォーカルはスモーキーではあるが、艶かしく、黒っぽい。その力強い歌声こそが、彼の音楽をこの上なく肉感的に、そして強靭かつ官能的なものにしている。ソウルという言葉の定義が聴き手の魂を揺さぶる歌声ということであるならば、彼は私にとって最高のソウルシンガーである。
「ボールドアズラヴ」は、そうした彼のヴォーカリストとしての魅力と、類まれなるソングライティングの才能が光る名盤である。度重なるリマスタリングにより音質の改善も著しく、ジミを最も身近に、そしてリアルに聴けるアルバムとしても貴重。前述した2曲はジミの作品の中でも特筆すべき傑作。重心の低いグルーヴ感がたまらない。また、ため息がでる程美しい「Little Wing」や「Catsle Made Of Sand」、小粋なJAZZ風の「Up From The Skies」等、他のアルバムでは聴けない品位溢れる曲がとても印象的な作品である。
時代の象徴でありながらも、時代に流されることのない不朽の名盤。お薦めである。
・「Little Wingでしょう」
『Good evening ladies and gentlemen , welcome to radio station EXP.』と言うとぼけた早口のアナウンスで始まるジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンスのセカンド・アルバム。1967年11月発表。ジミ・ヘンドリックスことジェイムズ・マーシャル・ヘンドリックスは、イギリスの音楽評論家クリス・ウェルチの説によれば1945年、ロバート・ソマの説によれば1942年の11月27日にアメリカ、ワシントン州、シアトルに生まれている。父は庭師、祖母はインディアンのチェロキー族の人間だった。12才からギターを始める。ガー・フィールド・ハイ・スクールを最終学年で中退、父の仕事を手伝っていたが興味がわかず、まもなく南部の101空輸部隊へ入隊、落下傘部隊として働く。14ヶ月後怪我で除隊。ナッシュビルへいってプロのギタリストとしてスタートする。さて、本作はジャケット(作成したのはデヴィッド・キシングとロシャー・ロウ)からして『サイケ』一色である。1967年の登場後、6月18日の第一回モンタレー・インターナショナル・ポップ・フェスティバルでは最終日にザ・フーの後を受け登場。フィードバック奏法→ギターにオイル注ぎ発火→ギターをぶっ壊すというアクトで観客を完全に圧倒した元気さそのままに爆発している。閑話休題。僕にとってはこのアルバムは『Little Wing』である。ご存知、エリック・クラプトンが『レイラ』の中でカバーしているが、逆立ちしてもこのオリジナルにはかなわない。ジミ・ヘンドリックスは圧倒的である。
・「オリジナルの曲順で聴くのがいいです」
XTCのアルバムは、他のも含めて、CD化されたときに、当時発売されたシングル盤のB面等が間に挟み込まれていて、ファンとしては貴重な音源なのでありがたいのですが...そもそもの完成度が損なわれます。 この版では、追加曲が後にまわされて、オリジナルの曲順に戻っているので5つ星です。
・「よく聞いたね」
これを聞いてから、90's Britポップを聞くと、2番煎じだと気がつく、本当にオリジナルな作品。
この頃はポストニューウェーブだのポストパンクだのいわれてだんですよね、XTCの若さと勢いが伝わる力作。スティーブリリィホワイトのエンジニアも光る音圧のあるアルバム。
XTCはミュージシャンズミュージシャンの典型です。
・「XTCの傑作」
だね。1,2,7番が有名だけど他の曲も良作ぞろいです。それにしてもコリン・モールディングのベースは練り込みどがあるというか、いい音だよねー。
あとジャケットも大好き。
・「エネルギー充填120パーセントのハイテンション」
XTCが精神的にも肉体的にもエネルギー充填120パーセントだった文武両道期の金字塔。
・「ライブバンドもしくはギタリスト=アンディのピーク」
彼らは本作発表後のツアーで「ライブ」から撤退する。アンディは「ステージフライト」に耐えられないと言っているが、正直なところブラック・シー以上に音楽的に複雑なアルバムを作った時点で、それはライブでは再現不可能だからだろう。つまり本作がライブで再現可能な最高レベルのXTCミュージックなのである。このアルバムを聞いてしみじみ思うのは、この頃のアンディはエレキギターとライブサウンドが大好きだったんだなってこと。さらにこのアルバムの画期的な点はアンディがミュージシャンとして成長するのと同時進行でリリーホワイトの録音テクニックも進化していくのだ。80年代は音楽と録音技術がシンクロしながら進化したダイナミックな時代だ。ほとんどの曲は親しみやすいポップスでありロックンロールであるがアンディ+リリーホワイトのコンビが手がけると変態チックでエレクトリックな楽曲に変貌する。全曲シングルにしてもいいくらいの楽曲が並ぶ①②③は代表作、ヒットした。XTCは80年代最良のバンドだった。
・「これを読まなくてどうする。」
「語録の王」と呼ばれる臨済を知る上で、もっとも重要な書物。今日にまでおよぶ禅思想のなんたるかを知るには、この本は書かせないと思う。非常に劇的で、文学性もあって、禅の語録としては、最も面白いと思う。
・「語録の王者」
例えば「そもそも真正の修行者は、決して仏を認めず、菩薩をも阿羅漢をも認めず、この世の有り難そうな物など一切問題としない。そんなものからはるかに超越して、外の物にかかずらわない。」といった文章がある。中国土着の道教の哲学が、仏教という器を得てこの書で最も端的な姿を現し、我々を激しく挑発する。
一般に禅といえばどんな物を思い浮かべるだろうか?普通には座禅であり、禅問答というよくは分からぬがなにやら有り難そうな問答である。しかし臨済は経典も読まず座禅もせず、弟子をすぐさま仏と化す事が出来るという。「仏法は造作の加えようはない。ただ平常のままでありさえすればいいのだ」
彼の言葉は厳しいが、考えてみればこれほど楽な道もない。全ての悩める人!に、この本を薦めたい。
唐末期の口語文で書かれた難解な原文を極めて分かりやすく再構成した訳文をも併せ持つ奇蹟のような一冊。
・「熱笑! 臨済禅師」
読む前はこんな面白い本だなんて思いませんでした。すごいです。読み進んで爆笑し、読み終わって癖になります。禅が体を張った気合勝負の世界だったとは初めて理解し、そういえば少林寺拳法も・・・と納得し、臨済禅師と同僚 普化のむちゃくちゃ具合に笑い、師匠の黄檗の情けなさに同情し、臨済の言葉の簡潔な真理に感歎します。すばらしい書物。
・「現代人には到達できないもの」
私は、本書を何度も何度も読み返していますが、読むたびに秘められた想いに圧倒されます。私たちは、技術という蓄積可能なものの上で生活しています。しかし、精神的な、蓄積が難しいものについては、時代とともに受け継いできたとは言えません。それゆえ、禅のもつパワーに圧倒されます。その祖から時代を画くしますが、本書は読むものの心にすっと忍び込んできます。私自身は第2祖のそうさん(すみません変換できません)の信心銘が一番心に響きますが、本書もそれに劣りません。心に迷いが出てきたときに本書を紐解いてはいかがでしょうか。
・「禅の至宝のことば」
簡潔に語られる臨済の言葉は、大変力強いです。外をたずねまわることなく、いまあるリアリティを今この瞬間を生きることをつきつけてきます。今の表現でいえば”I AM”になりきって、真我の命を今、ここで生きることであるといえるでしょうか。まちがいなく時代を超えた叡智の書であります。
・「危ない脳内トリップ・ミュージック」
人間の脳というのは、ある種、反復構造の部分があるのじゃないかと思う。だから反復とズレという自然界と全く同じ法則を、人工的なオルガンから繰り出される音を使って、緻密な構成と単純な即興とを織り交ぜながら無限に繰り返していくこの音楽には、脳内神経に麻酔的に染みこんでいく作用があるのではないか。まだこれを聴いたことのない人は、ここに収められた音の魔術は想像を絶するものだろう。とにかくこのサウンドの凄さは、筆舌に尽くしがたい。これを聞いた人と、まだ聞いたことがない人では、精神世界が違ってくる、とまで言いたいぐらいの作品だともいえる。
・「おっさんがニッコリ」
organ of cortiによる精力的な発掘が進み再評価の真っ最中な彼だが、初心者はまあこの超弩級に有名な盤から聞いてみましょう。in Cはほぼone themeで押し切る内容で多人数による現代音楽然としたもの。対してこれは単独演奏で各音色にかなり気を配ったと思われ、それぞれの音が可愛いとしか表現しようがない。音が出た途端にスピーカーが発光し本当にねじ曲がった虹が浮かぶ、かもしれない。いわゆる光の音楽。後半は発掘のライブ音源の方がトリップ度が高いかもしれないがまとまっているとも言える。とまれ、electroacousticに興味があってこれを聴いたことがないのはモグリですぜ。必聴!!
・「元祖ミニマル」
IN Cと並ぶ有名アルバム。多くの実験音楽家、環境音楽に影響を与えたのは確か。音の洪水とでもいうのか、微妙にずれていく旋律が不思議な世界へ連れて行く?
・「キチ*イとは最高の褒め言葉」
絶叫、発狂、ゴチャゴチャ、荒削り、急展開、アヴァンギャルド、ハードコア的ノイズ、超ウルトラハイテンション。免疫無い人が聴いたらキ*ガイみたいとか感じたりするかもしれないような音楽。
ボアダムズの作品は多数あり、それぞれ作風がかなり違いますが、私がボアダムズの作品の中で最も好きなアルバムがセカンドアルバムであるこの作品です。
初期のボアダムズは勢いが半端ではないです。4曲目「SUN,GUN,RUN」、6曲目「TV SCORPION」は何百回聴いても身震いします。声は最高の楽器だと思う。
変なものが大好きな人、刺激が欲しい人に特にオススメ。
・「轟音・爆音・騒音仕掛けの最先端ノイズ・ハードコア!!!」
僕が高二の時に中古CDショップで偶然見つけて、変なジャケットに曳かれてジャケ買いしたアルバムです(その時はボアダムスなんて全く知りませんでした)。初めてこのアルバムを聴いた時は「何、これ?狂ってんの?やばいな、コレ」というのが第一の感想。そして同時になぜか怖さを感じたので、一回聴き通してからはしばらくこのアルバムから遠ざかってました。そして、最近になってボアダムスをある程度知ったので、久々に聴いてみたら………。もう、凄いとしか言いようがないです。聴かないとこの凄さは伝わりません。ぜひ一度お聴きになってみて(と言ってもこのアルバム廃盤だからなあ…)。このアルバム、そしてボアダムスに出会えたことを幸せに思います。
アイちゃん、あんたサイコーだよ。
●Out
・「奇妙な味の傑作です」
かつて発売中止になっていたため、「幻の名盤」とされていたが、イギリスvoiceprintがきちんとCDで出してくれたので、単にレアなだけではなく、内容的にも充実した名盤だと判明。手に入るうちにどうぞ。
・「好き」
ブラームスの4番は色々聞いたけど、これが一番好き。彼の演奏は美しい、けれど力強くて、底力みたいなどっしりしたものを感じる。1楽章は、少し遅いかなーと感じたけれど、3楽章からのパワーがすごい。rit.して遅くなる指揮者も多いが、クライバーはさらっとやりすごして、4楽章になだれこむ。そんなところがすごく私好みでもあります。
・「哀愁と緊張感に満ちた名曲」
ブラームス最後の交響曲となったこの第4番ですが、他の作曲家のラストシンフォニーにも引けを取らないすばらしい名曲です。第1楽章は哀愁ただようブラームスらしい曲、第3楽章は割と明るいスケルツォ、そして第4楽章は緊張感と激しさを併せ持った非常に印象的な旋律を何度も何度も繰り返すことによって締めくくられます。時間は40分程度とCDの録音容量を考えると少々物足りず、他の曲も入れてくれと言いたくなりますが、このクライバーの演奏はそんな不満を吹き飛ばすほどのすばらしさです。名演しかないクライバー、ウィーンフィルコンビの数少ない録音の中でも屈指の名演です。お勧め!!
・「後ろ髪をひかれるかのような第一楽章のでだしでノックアウト」
たしか、アバードとウィーンフィル(ベルリンだったかな?)のやっているCDを聞いた直後に、ふとクライバーの演奏が聞きたくなって、こっちをかけてみたことがあった。聞く前の予想では、「アバードのほうが録音も新しいし、きっと感動的だろうな。」と思っていたんだけど、、、、結果は見事に逆で、クライバーのやったブラームスを聴いて、心がかき乱されて一曲聴き終えたらものすごく疲れた記憶がある。
・「躍動と静寂と」
ブラームスというと、どちらかというと「枯れた」音像が先行しがちだが、この録音はちょっと違う。完璧な躍動感の狭間に感じる静寂とでも言ったらいいのだろうか。トップ・アスリートの超絶ファインプレーを見た瞬間、時空が一瞬停止したかのような錯覚を感じることがあるはずだ。強いて言えばそれに近い。あまりに無駄のないカラダの動き、その一瞬の躍動はむしろ静寂を生む。これはそんな音楽だ。暴論だが、ジダンやイチローの世界に通じていると思うのは私だけだろうか?
・「美しく・・深い・・最高の4番!」
数あるこの曲のCDの中でボクはこれが1番だと思ってます!相変わらず音が泉のように湧き出てくるクライバーとウィーンフィルの演奏は流れるような美しい旋律と厚みのあるオーケストレーションを最大限に生かしています。4楽章などは途絶えることのない弦の流れが鳥肌の立つくらいドラマティックですよん。淡々と美しいだけだったり、クドい演奏が多い中で、中身の濃い演奏と言えましょう。秋に枯葉が落ちるのを眺めながら聴きましょう。
・「線フェチ」
ひさうちみちお氏を語る上で、やはり外せないのがこの美しさのある線であろう。その他にも”宇宙大作戦”といったような独特な解釈によるエロティックな世界も魅力ではあるのだが、本作品はその両方を兼ね備えていながら、耽美的、神話的な話も収録されている所をみると、ベスト版といいた感じではないだろうか?
ひさうちみちおの線フェチには、たまらない一冊だろう。
・「pussy gold 5000」
当時、輸入盤屋周辺でこのアルバムは別格扱いされてた記憶があります。それほど衝撃的な音だったようにおもいます。わかりやすく言うと、より刹那的でより悪意に満ちたボアダムズといった感じでしょうか山塚アイが結成当時のボアで目指した音がおそらくこれだったんじゃないかな。いまの若い人がこれ聞いてどう感じるか、ちょっと興味があります。
・「私をうちのめす1枚」
ジョンスペンサーがやってた前のバンド。
なんつう~~~~~~かさ。
『壊れたバイオレンス』つうんですかね。
天井と床が逆になって、歩いても歩いても前に進まない感覚ですかね。
一瞬の悪夢をあなたは見ることになるかも知れない。
『楽しむ』のをとことん拒否した『頭のねじがはずれた』偉大なアルバムだ。
んぢゃ
・「○」
9曲目の「MURDER MYSTERY」このアルバムを引き締めているような気がします。全体を通して聴きやすく、ストレートできれいなメロディーやポップな感じもする曲が多いこのアルバムにおいて、「MURDER MYSTERY」の存在は異様です。8曲目の「THET'S THE STORY OF MY LIFE」がかなり陽気でポップなだけに、次のトラックでいきなりこの曲が来たときは実に驚きました。とりわけ何も意図はないのかもしれませんが、私はこの曲の流れが好きで、逆に全体を通して聴きたいアルバムだと思います。
・「優しいですよ」
あぁ、こういうの探してたんだ。と思いました。私にとってのVelvet初体験がこのアルバムでした。「バナナ」がどの名盤推薦本にも掲載されているくらいしか彼らに関する知識はありませんでしたが、「Candy Says」の誰かによるカバーがきっかけでこのアルバムを聞き始めてすぐに穏やかな気分にさせられたのを忘れません。
もう初めて聞いてから随分経ちますが、心のベスト3からは外すことができないほど好きです。
・「とろとろでどうぞ」
pale blue eyes 最高ですね。良く晴れた日の森の中とか、原っぱで聞くと最高にきもちいいですよ。
http://www.showstudio.com/projects/pbe/pbe_movie.html見てみて下さい。とろけます。他の曲ももちろんいいです。
・「歌詞を丁寧に追ってみよう」
ヴェルヴェットとしては、最もポップで聞きやすい作品。名曲ばかりだし、入門編としてはこれがいいかも~。アルバム全体のテーマは、恋に破れた人間の苦悩の揺れ動きといったところか。そういう意味では、ルー・リード個人色の強い作品とも言えそう。歌詞を丁寧に追っていくと、ますます心に響いてくる一枚ね。ところでルー・リード・ファンの皆さん、2001年公開のベトナム映画「夏至」はご覧になりましたか? 「Pale Blue Eyes」など、ルー・リードが二曲フィーチャーされてますよん。
・「ルーの優しさ」
ルー・リードは「ロックンロール」「ホワッツ・ゴーイン・オン」「スウィート・ジェーン」「ブルーマスク」といったシンプルなロックの名曲を数多く残しているが、これらの曲の多くはライブ盤などで聞いたほうが実際に感激できる。その一方で、ロックの対になるほとんど弾き語りっぽい名曲も多数残している。その中でも代表曲といえるのがここに収められた「ペイル・ブルー・アイズ」と「ジーザス」だ。最小限の楽器と最低限の演奏、それにルーの呟くようなボーカルがのってるだけ。しかしそれで十分だ。「ジーザス」の曲中で聴かれるルーの優しいファルセットは、凍えて鳥肌が立って凍る。ベルベットの1st、2ndのアバンギャルドな感じは、どちらかというとジョン・ケイルの志向であり、ルーの本質とは異なる。
・「「マーキー・ムーン」FROMライノ」
NYパンクを代表する名盤がボーナストラック付きリマスター盤で登場です。ボーナストラックが5曲追加されていますが、目玉はエレクトラ・レコードとの契約前の75年にインディ・レーベルのORKレコードよりリリースされた幻のデビュー・シングル「LITTLE JOHNNY JEWEL」で待望の初CD化です。あとの4曲は収録曲3曲の別ヴァージョンと無題のインスト曲です。タイトル曲「マーキー・ムーン」はアナログ盤では曲がフェイド・アウトで終了していましたが、最初のCD化の際にフル・ヴァージョンに差し替えられていました。今回もフル・ヴァージョンが使用されています。
・「これもパンク」
今の日本の若い人が認識しているパンクという音楽とはかけ離れている物である。今の日本人に認識されているパンクは多分、後期ダムドのメロディアスにポップ化した時の物や、元祖メロコアのトイドールズの影響を受けた、バッドレリジョンやグリーンデイなどの90年代のバンド達の系列にあると思う。そんな人たちに聞かせても「は?これパンク」てな感じになると思うが、当時のセオリー通りの商業主義に凝り固まっていた音楽界にニューウェーブとして新しいムーブメントを当時の若い人が起こしたのがパンクと呼ばれる物で、その元祖はデトロイトで生まれた(多分)。イギーポップのいたストゥージスが代表格のガレージロックである。数年してニューヨークのCBGB’sで生まれたニューヨークパンクと言われる物はイギーらの物とは異なりインテリ向けの物だった(多分)。代表格の「テレヴィジョン」「トーキングヘッズ」「パティスミス」「ベルベットアンダーグラウンド」などは、インテリ大学生の集団といった感じで、デトロイトの物や後のロンドンパンクの様に反体制的な感じは無かった。そういう意味でニューヨークパンクは異質な音楽性を持っている。ただ「元テレヴィジョン」「元ハートブレイカーズ」のリチャードヘルの破れたシャツなどの服装やジャンキーロッカー、ジョニーサンダースの「ニューヨークドールズ」の女装などのイカれた反社会性はロンドンパンクの仕掛け人マルコムマクラーレンによってロンドンに持ち込まれるのだが。話がそれたがCBGB’sのニューヨークパンクは異質の音楽である。これは実際、聴いてみないとなんとも表現出来ない。チープなギターにトムヴァーラインの何とも言えないボーカルが絶妙に混ざり合い、聴いてて飽きないドラッグ的な不思議な傑作を生み出しています。ニューヨークパンクの女王と言われた「パティスミス」は当時トムヴァーラインと付き合っていたせいかどうか、声も異性なのに何か似たような魅力を持ち合わせています。「プリテンダーズ」のクリッシーハインドの独特のボーカルをさらに独特に語り口調にした様なパティスミスの声は必聴。「テレヴィジョン」「パティスミス」この二つの個性的なミュージシャンは、どちらかと言えばイギーの様な麻薬でブチ切れたイカれ声が好きな私にも長年聞き続けられるニューヨークパンクであります。
・「正にニューヨークパンクの原点」
いわゆる歴史的名盤と世に呼ばれるものの一つ。どれをとってもニューヨーク・パンクを代表する名演、名曲の連続。トム・ヴァーラインとリチャード・ロイドの二人によるツイン・ギターの絡み合い、せめぎ合いの素晴らしさ。後のパンク・ニューウェーヴでは当たり前になった事だが、いわゆるパンクのグループで二台のギターの自在な絡み合いを展開させた多分初のグループだと思う。正に元祖ソニック・ユースか。 とりわけ名曲FrictionからMarquee Moonにかけての焦燥感、切迫感は他に比するものがないぐらいのものがある。特にMarquee Moonのドラマチックな起承転結を孕んだ展開はやっぱり甘美の一言。パンクというよりもどちらかといえばサイケなものを感じる。Elevationから続く叙情的な後半も素晴らしい。全体に漂う淡い虚無感がドアーズ好きだという彼らの嗜好がうかがえる。
そして、なんといってもこのCDのボーナス・トラックが凄い。①③④の別ヴァージョンと初出のインスト・ナンバー、極めつけはファーストシングルにしてアルバム未収録の「Little Johnny Jewel」が初めてCD化されたことだろう。ブルースをいびつに解釈したような不思議な魅力を持ったようなナンバーでこの曲の初収録はかなり大きいと思う。ちなみに、後にリリースされたラストライヴ盤「Blow Up」はこのアルバムのさらに5割増しぐらいの凄まじくエネルギッシュ演奏が聴ける。是非チェックしてみて下さい。
・「蒼い炎」
名盤には違いない。しかしとても奇妙なアルバムだ。一見してとても硬い鉄のようなのに、触れてみると柔らかくグニャグニャとしている。とても冷たそうなのに、意外な程に熱い。感覚的な音なのだ。しかし聴きこめば聴きこむほどに、妥協のない演奏と曲構成が見えてくる。パンクなんて言葉で表すのは陳腐すぎる。しかし現在のバンドが絶対に持つことができない切迫した表現はパンクと言うしかないのか
・「TELEVISION!!」
どうもテレビジョンは日本では過小評価されすぎている。トム・ヴァーレインのジャズマスターとリチャード・ロイドのテレキャスターのあの絶妙すぎるひしめき合い。トム・ヴァーレインの独特で官能的な声。詩人としもその才能を発揮できる天才的な詩。圧倒的な音楽的密度の濃さ。冷徹だが熱烈的な独特な雰囲気・・・。まったく新しく、今まで聴いたことがない音楽。ニューヨークパンクとか呼ばれてるけどパンクとか呼ぶこと自体無意味だし、全くその本質を理解していないという気がする。これほどロックを体現したバンドは他に類を見ないし、ロックでありながらロックという概念をぶち壊してしまっている。目をつぶってマーキー・ムーンを聴いているとまるで竜宮城に行った浦島太郎みたいに1日があっという間に過ぎてしまう。
DIDJA FEEL LOW? NO, Not at all. HOH???
・「本当の5つ星」
ジョニーサンダースのキャリア中で、間違いなく最高傑作。真の意味で,5つ星に値する作品。1、6は後にシドヴィシャスも取り上げた名曲中の名曲。2は、ヤードバーズの「I ain’t done wrong」をベースにしたご機嫌なナンバー。5は、ジェリーの「ハートブレイカーズでは、速いロックンロールしかやらない」と言う意見から唯一はずれた、スローナンバー。ジョニーのストーンズへのリスペクトが感じられる。8は、ドールズ後期からジョニーが歌っていたナンバー。9は、リチャードヘル在籍時の「Love comes in spurts」をベースに、ウォルターが手直しを入れたもの。13は、ジェリー作曲のミディアムナンバー。ライブでは、ヘル、ジェリー、ウォルター、ジョニーと4人がヴォーカルをとる音源が存在するが、ここでは、ジェリーのボーカルテイクを採用(リヴィジッド版では、ジョニーがボーカル)。ラスト14は、アルバム唯一のカバー曲で、オリジナルは、Countours.。ミュージシャンの間では、昔から評価の高い作品だが、パンク云々の枠ではなく、ロックンロールの傑作として、全てのロックファンにお勧めしたい1枚。
何度も、ボーナストラック等がついて、再発されているので、購入時には、注意が必要。この盤には、77年のアナーキーツアーでの「chinese rocks」の映像が付いてます。(既発のビデオ、Dead or Alive 収録の映像と同じですが・・・)
・「Simple Is Best」
ジョニーの抜群のセンスで作られた何のヒネリもないストレートなメロディーに何度ブッ飛ばされたことか…数えきれんな。初めて聴いたときはたいした事なかったんだけど、聴き込むにつれてだんだん味が出てきて、どんどん自分の中での評価が上がり続けていった作品。本当に飽きがこない。聴けば聴くほど良くなっていく。こんなに簡単なメロディーなのに不思議だ。ふと、気付いたらジョニーの生き方にまで共感するようになってた。それくらいのめり込んでしまうアルバムです。
・「最高級PUNK」
NEWYORKDOLLSの後にJOHNNY THUNDERSが始めたバンドで、音的にはもろ70年代PUNK代表といった感じ。ピストルズが好きなら間違いなく気に入ると思います。むしろ完成度からいったらこっちの方が断然上かとMC5、STOOGES好きにもすすめたいです
・「この次に「裸のランチ」」
バロウズの処女作です。後の「ノヴァ急報」のような熱っぽさはなく、極めて客観的に文章を綴っています。(物書きとしての才能に自信がなかったかららしいです。)ドラッグをキメる瞬間や禁断症状の描写が読者の目を引きますが、おもしろいことに、ラリッてる(恍惚状態)描写がほとんどありません。ここにバロウズの醒めた視線を感じます。
本作を読んでいるとふと阿佐田哲也の「麻雀放浪記」を思い出しました。
・「裸のランチは読破できなくても。。。」
バロウズといえば『裸のランチ』ですよね。でも、難解なランチを最後まで食べれたかたは少ないのでは?それとくらべて、『ジャンキー』は誰でも読めますよ。翻訳がうまいのか、文章にスピード感があっていいです。
・「巻頭の解説のまちがいをのぞけば、よい本。」
巻頭の解説ですが、バロウズが「ブレードランナー」脚本を書いたというのは誤りです。「映画ブレードランナー」という本を書いてはいますが、これはリドリー・スコットの映画とは無関係です。また、バロウズが自分の育ちを隠すためにリーという筆名を使った、という記述も疑問です。家族に配慮した、というのはあるようですが。
バロウズの本としてはいちばんまとまりのある読みやすいものでしょう。英語の勉強にもおすすめです。あと、ぼくも解説コラムを書いてます。
・「スピードのある自伝記」
スピードある自伝記で著者自身の麻薬常習経験を語った本です。ケルアックの”路上”をもっと麻薬の話に絞った感じですが、自分自身の経験からなる禁断症状の描写がもの凄く鮮明で真実みがあり、同時にハイになったときの感覚の描写もおもしろい。
例えば、メキシコでドラッグ性のあるサボテンを仲間で食べてドライブをしているとき、仲間が”あの銀行を見てみろよ。サボテンに見えるぜ”といって、主人公はそんな分けないと思いながら、実際みるとサボテンにしか見えなかったり。おかしくて笑ってしまう文章もありエンターテイニングな本である。
彼が言うには、麻薬とは生き方であり、ジャンキーにとってドラッグとは朝起きて、ベッドから出て、歯を磨き、髭を剃るためにドラッグが必要なのである。
・「ジャンキー」
好き嫌いは別として文章はこなれており、それほど難しい単語が出てこないため、読みやすかった。また判りづらいスラングの意味は巻末の説明で理解できて助かる。巻頭巻末の解説やあらすじは!、作品への理解を深めるのとても役に立った。
・「ヒンズー教の聖典ですが、人生の指針を求めるすべての人に」
インドの叙事詩マハーバーラタの一部です。この部分だけ独立したようになって世界中で読まれています。この本では、前後のストーリーのあらすじが書かれていますが、本編だけでも独立した本として読めます。あらすじの部分に多くの神々の名前が出てきますが、この部分の理解は必ずしも必要ではありません(あらすじの理解にはPeter BrookのThe Mahabharataなどの映画などが助けにはなります)。キリスト教やユダヤ教とはことなる東洋的宗教・哲学観を理解するにはベストな入門書といえます。解説も非常にすぐれています。ヒンズー教の聖典ですが、仏教的な考え方の基礎は、この本で理解できますので、仏教の理解にもつながります。宗教の壁を超えた偉大な思想がここにありますので、無宗教の人にも他宗教の人にも人生の指針を求めるすべての人にお勧めです。
・「バガヴァット・ギーター」
土台になっているサーンキヤ哲学を理解してから読むと一層深みを増してきます。宗教的な真理に至る道が非常に明快に記されていました。感情に訴えてくる色彩が強いキリスト教の聖書に比べて、バガヴァット・ギーターでは、知性が解脱の要になると説きます。この部分が極めて新鮮でした。同じ宗教でも宗派によって表現の仕方は様々に違うものだと思います。宗教の違いは文化の違いに過ぎず、本質は変わらないように思います。文化を尊重しながら、いろいろな宗教を濾過した真髄のところを自分の宗教にしていきたい。心に残る聖典のひとつになりました。
・「インド人の聖書」
インド大衆にとっては聖書にあたる『バガヴァッド・ギーター』。カースト制度を支えているのもまさにこの聖典だといえるでしょう。苦しい環境にあっても笑顔を忘れないインド人の精神性の基盤はこれを読めばよくわかります。インドに興味のある人は必読!!
・「学者さんの翻訳かあ・・」
卒なくまとまっているとは思うけれど、なんていうのかなあ、こういう聖典の類の本って、その他一般的な本のように知性で一節一節を表す文字の意味を理解して読むものでは無くて、一節一節に込められた霊性の息吹を魂で感じ取るように読むものだと思うので、その意味では心に響かない、魂に訴えてこない・・・。学問の為の書としては上々だと思うけど、聖典本来が持つ霊性を高めるための書としての役割は不十分かなあと感じる。
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