The Pentangle (詳細)
Pentangle(アーティスト)
「ペンタングル、1968年発表のファースト。」「緊張感ただよう傑作」
The Gardener: Essential 1965-1971 (詳細)
Bert Jansch(アーティスト)
フー・イズ・ジス・ビッチ・エニウェイ (詳細)
マリーナ・ショウ(アーティスト), デヴィッド・T.ウォーカー(演奏), ラリー・カールトン(演奏), ビル・メイズ(演奏), チャック・レイニー(演奏), ハーヴィー・メイソン(演奏)
「不朽の名作です」「拝啓、ショウさま。素晴らし過ぎます」「一騎当千」「フ-・イズ・ジス・ビッチ・エニウェイ」「最高のR&Bを・・・」
「失くしたあと」「圧倒的」「文句のつけようがない」「名盤ですね。。」「「LOVE LIFE」」
バッハ:ゴールドベルク変奏曲 (詳細)
グールド(グレン)(アーティスト), バッハ(作曲)
「グールドとゴールドベルグの特別な関係 ―― 二つのゴールドベルグの間にあるものは・・・」「ゴークドベルク変奏曲のベンチマーク的大傑作」「眠る前に」「深い、あまりに深い!」「グールドの音楽。」
Bona Drag (詳細)
Morrissey(アーティスト)
「80年代最高の名盤のひとつ」
Max Live in Canada (詳細)
Paolo Conte(アーティスト)
ロック・ボトム (詳細)
ロバート・ワイアット(アーティスト)
「「どん底」」「「どん底」」
Dots and Loops (詳細)
Stereolab(アーティスト)
「前作とはかなり趣の異なるアルバムですね・・・」「ノスタルジック・アヴァンギャルド・フレンチ・ポップ…」「ますます時代性特定不可能なサウンドに変化」「緻密で複雑。」「キレイ。」
Glaze (詳細)
Transporter(アーティスト)
「涼しくて暖かい不思議な音楽。」
In Montreal (詳細)
Charlie Haden & Egberto Gismonti(アーティスト)
「感動せずには聞けません!」「ヘイデン最高のデュオ作品」「まごうことなきECMの傑作」
Rue Des Cascades (詳細)
Yann Tiersen(アーティスト)
ビル・フリゼール+デイヴ・ホーランド+エルヴィン・ジョーンズ (詳細)
ビル・フリゼール(アーティスト), デイヴ・ホランド(演奏), エルヴィン・ジョーンズ(演奏)
Crucify (詳細)
Tori Amos(アーティスト)
「アルバムヴァージョンとは違いあり。」
ラプソディー・イン・ブルー (詳細)
デオダート(アーティスト), エミール・デオダート(演奏), スタンリー・クラーク(演奏), ジョン・トロペイ(演奏), ビリー・コブハム(演奏)
「とにかくファンキーなブラジル人です」「彼のセカンドです。」「音楽のジャンル分けが意味を為さないデオダートの『ラプソディー・イン・ブルー』」「30年前に買った名盤」「ダンスフロア向け複合技」
LemonJelly .KY (詳細)
Lemon Jelly(アーティスト)
「レモンジェリーでクラゲ気分」「エレクトロニカ」
Blue Note Trip: Saturday Night/Sunday Morning (詳細)
Various Artists(アーティスト)
「これはお買い特過ぎ!」
なまけ者のさとり方 (詳細)
タデウス ゴラス(著), 山川 紘矢(翻訳), 山川 亜希子(翻訳)
「何度も助けてもらった本」「この本に出会えたことの幸せ」「かんたんな言葉で、難しいことを教えてくれる」「ニューエイジの本の最高傑作のひとつ」「読むだけで悟れそう!!」
ムーン・パレス (新潮文庫) (詳細)
ポール・オースター(著), 柴田 元幸(著), Paul Auster(著)
「男女を問わず心にしみる"青春小説"」「全てが繋がり、関係し合い、回帰する」「中年も読める青春冒険物語」「もっと大人になってまた読んでみたい本」「うつくしい孤独」
火の鳥 (6) (角川文庫) (詳細)
手塚 治虫(著)
「恋をして、意味を知りますね。」「手塚氏の倫理観がテーマでしょうか…」「種の保存」「絶対に買ったらイケナイ。」
Custom Stores>By Formats>輸入盤>All UK Titles
ジャズ・フュージョン>アーティスト別>D-F>Elvin Jones
コミック・アニメ・BL>クリエイター別>た行>手塚治虫>火の鳥
Custom Stores>By Formats>輸入盤>All US Titles
Custom Stores>By Formats>輸入盤>Jazz>Folk Jazz
Custom Stores>By Formats>輸入盤>World & Folk>British Folk
Custom Stores>By Formats>輸入盤>Classic Rock>Classic British Rock
・「ペンタングル、1968年発表のファースト。」
バート・ヤンシュとジョン・レンボーンによる緻密なギターアンサンブルをダニー・トンプソンとテリー・コックスというジャズ畑のリズム隊が支え、ジャッキー・マクシーのクールで透明感のある歌声が漂う・・・それぞれの楽器や歌声が緊密に絡み合い、不思議な間合いと何とも言えない緊張感がアルバム全編を貫いている。ブリティッシュ・フォークの文脈で語られることの多いアルバムではあるが、私の知る限り、これに似たアルバムはフォークでもその他のジャンルでも出会ったことがない。(強いて言えば、ラルフ・タウナーのソリスティスなど、ECMの録音に近い感覚ものがあるかもしれないが・・・。)まさにワン・アンド・オンリーなアルバムなのだ。
このアルバム以降、ペンタングル自身がこのファーストで持っていた、聞き手を突き放すかのような音の孤高性や独特な緊張感を徐々に失っていき、親和的な音楽に変化していく。もちろん、それはそれで良いものであるし、3rd.「バスケット・オブ・ライト」や4th.「クルーエル・シスター」での達成は素晴らしいものであるが、ペンタングルの音楽の持っている可能性が凝縮されているこの1st.が私にとってのベストだ。
2001年の英キャッスルによるリマスターで、音が格段に良くなった。また、ボーナストラックはこのアルバムに関しては蛇足であるが、以前からのファンにとってみれば興味深い聞き物になるだろう。
・「緊張感ただよう傑作」
英国フォークの名バンド、ペンタングルの1st。1968作バート・ヤンシュとジョン・レンボーンという二人による見事なアコースティックギターと、歌姫ジャッキー・マクシーの美しき歌声が重なり、時代を考えればとても質の高いサウンドだ。ブラシを使ったドラムにウッドベースを含むアンサンブルはジャズ的な色合いもありつつ、曲によってはトラッド/古楽的なミステリアスな雰囲気も聴かせる。決して派手ではないが、適度な緊張感を漂わせた演奏にはプロのミュージシャンとしての誇りと音楽に対する真摯な姿勢が感じ取れる。3rd以降、聴きやすいフォークサウンドに変化とてゆくが、通好みのリスナーにとってはこの1stこそが最高の名盤だと言われるのもうなずける。
・「不朽の名作です」
これは、LPから持っており、CDを買い直しました。ヴォーカルが最高なのと、バックの豪華さで、超お奨めです。ギターのD・T・ウオーカーとラリー カールトンの絡み、チャック レイニーの独特のベース、ハービー メイソンのグルーヴ、どれをとっても文句なし。イントロの男女の会話からフェイドインしてくる一曲目のゾクゾク感、不朽の名曲「Feel like making love」のバッキングギター(DTとカールトンの絡み最高)の素晴らしさ。インストファンでも感動するはず。他にも名曲てんこ盛りで、言うことありません。絶対買って損はありません。
・「拝啓、ショウさま。素晴らし過ぎます」
大好きな作品です。いろんなタイプの曲をマリーナショウの力強いボーカルと名うてのミュージシャンの流石!ともいうべき演奏で堪能できます。このアルバム、聴いた人はそれぞれ違う曲がお気に入りで、違うシーンを思い浮かべて、というふうだったりしそうです。JAZZYな曲、美しいバラード、フリーソウルなトラック...。光を当てる角度によって輝き方が違う、本当に味わい深い傑作なんだと思います。
・「一騎当千」
いまランキングを賑わせているシンガーを名乗る人達が、例えば4を聴いて、どう思うんでしょう。反省するんじゃないでしょうか。
・「フ-・イズ・ジス・ビッチ・エニウェイ」
このアルバムはとっても心に響く曲が満載、という感じです。特に、夕暮れの高速なんかで聴いた日には切なくなるほど。わたしのベストアルバム、ってかんじです。
・「最高のR&Bを・・・」
日曜の朝に聞くと最高にさわやかな気分になります。2曲目のバラードなんかこころが洗われるようないい曲です。歌もさることながら、ギターのタッチの柔らかさがここちいいです。ぜひお勧めです。
・「失くしたあと」
失くした後に、ひそかに見つけた感激が詰まっています。何度聞いても泣いてしまう。そういう作品集です。こういうまっすぐな「恋のなくし方」をきっと多くの人はしている。
・「圧倒的」
これは文句のつけようがない名盤中の名盤。ゲスト・ミュージシャンの豪華さを完全に忘れさせる圧倒的な矢野の存在感が味わえる。楽曲も粒ぞろいで、ジャズミュージシャンを歌伴に使うという条件に対して満点の解答を出していると言えよう(この点ではスティングの「BRING ON THE NIGHT」をも超えていると思う)。
特に「愛はたくさん」でのパット・メセニーのギターシンセ・ソロはメセニー史上でも屈指の名演であり、これを引き出したこの時期の矢野の充実度が伺える。
・「文句のつけようがない」
リリースされた中でも、聞き返されたアルバムランキングが存在しようものなら確実に彼女のベスト3に食い込むものと推測する。
矢野顕子は、歌詞とメロディーの持つ感情を完璧にシンクロした表現のできる、日本が誇れる音楽家であるように思う。
パットメセニーを初めとする参加ミュージシャンも曲の彩をより
鮮やかにしておりチームワークのよさも聴き取れる。
・「名盤ですね。。」
バカボンが東京に家族と初めて引っ越ししてきた時に、目を丸くして"東京ってマンモス都市と言うけれど、マンモスはどこにもいないのだぁ"とおっしゃってましたが、その時の彼の驚きと同じくらい僕も最初これ聴いて驚きました。スティーブフェローンとウィルリーのタイトなグルーブ。懐かしいなぁ。大村憲司さんのむちゃくちゃかっこいいギターワーク! リズム隊と合ってますね。ばっちりですね。アッコさん、ナナヴァスコンセロスと会話してますね。"いいこ いいこ"のパットメセニー。後ろにいけばいくほどPMGの世界へ。糸井重里氏も素晴らしい歌詞ですね。リズムに合ってる。"愛はたくさん"は、スティーブとウィルにパットですか。。シンセギター炸裂ですね。"LOVE LIFE"むちゃくちゃ名曲ですね。パットもギターソロ素晴らしいですね。ということですね、これでいいのだ!
・「「LOVE LIFE」」
1991年発売だから、初めて聞いてから、10年以上たつ。そのときは、FMラジオからのエアーチェックだったが、2004年の今回、初めてCDを買った。もちろん、10年たったくらいで色あせる作品ではない。矢野顕子の名曲は多々あれど、一番ピュアで、素直に、相手を思う心、愛することを表現しているアルバムではと思う。でも、そんな理屈よりも、聞くと、詞と音が、気持ちのひだに共感する。そして、自分の人生を重ねるにつれ、このアルバムの世界のように、いとおしく愛せる人にめぐり会えた人は、幸せだなーと思うのである。曲の全編が柔らかな日々。そして、ハートにやさしい・・・Love Life。
・「グールドとゴールドベルグの特別な関係 ―― 二つのゴールドベルグの間にあるものは・・・」
グールドのこのゴールドベルグ変奏曲には2種類の演奏があります。我々にとっては、旧盤によって、グールドという希有の異才・鬼才ピアニストの存在を知り、グールド流のピアノ演奏に夢中にされ、虜にされたものです。
しかしグールドは、まさに彼らしく(彼の演奏スタイルらしく)、聴衆者の前からは消え去ってしまいます。テレビ番組には話し手として出演していますから、・・・よくある精神に病をきたしたというようなものではありません。また、「聴衆のための演奏はしない」と宣言したことから、誤解される向きもありますが、我々は、まさに「聴衆のための演奏」を聴きたいのではありません。 演奏者が、演奏曲目と孤独のうちに対峙し、グールドのように瞑想の中から音楽を紡ぎ出す…そんな演奏こそたまらなく魅力があるものです。
この2回目のゴールドベルグを録音した後、グールドは永遠の世界に旅去ってしまいました。ゴールドベルクで現れ、ゴールドベルグで去ってしまう・・・いやが応にも、その演奏に対しては特別な思いをもって傾聴せざるを得ません。また傾聴に値すべき素晴らしい希有の演奏です。新録と旧録の違いを一フレーズごとに辿ってみることも、またとなく興味深いことです。
基本的には、まったく同じアプローチをしています。個々の細部では微妙な違いが随所にあります。しかし、総括して言えば、録音技術の進歩も関係しているかも知れませんが、グールド流を何の迷いもなく披露しているのは、新録の方だと言えます。その意味から、評論家の方々の中には旧録を推す向きも多いですが、私は自信をもってこちらの新録を推薦します。
・「ゴークドベルク変奏曲のベンチマーク的大傑作」
まずこのゴールドベルク協奏曲という曲。
これは多くの解説書にあるように、不眠症の解消のための子守歌として書かれた曲です。
ですが、この曲は何度聴き直しても新たな発見がある類い希な傑作であって、とても眠くなるような曲ではありません。
そしてグールドはこれをどう弾くか。
彼は、独特のノン・レガードを駆使した弾き方をしており、それによって曲の構造をくっきりと浮かび上がらせる作品世界を提示します。 さらに特筆すべき点としては、そのメリハリの良さでしょう。アリアから第一変奏、第二変奏・・・へと続く加速感、低音の響きは非常に心地よい。
グールドは甘さをいっさい排したシステムとしてのゴールドベルク協奏曲を作り出し、その演奏はこの曲における一つの究極であるといえます。
・「眠る前に」
一日に、いろいろな音楽を聴きます。それでも、夜眠る前には・・と思うと気がつくと、このCDをえらんでいます。
なんども耳を傾けているのにあきることはなく、こころが澄んでくる。たしかなリズムをじぶんのからだにも刻む。
わたしは、グールドの専門家でもないし、いつも音に耳を傾けるだけだけれど、そんな楽しみ方もよいとおもう。
・「深い、あまりに深い!」
仕事や人生に疲れたとき、節目節目でこのCDを手に取ります。
決して軽い気持ちで聴くのではなく、自分の心の奥底からこの曲を欲して・・・そんな気持ちで、この数十年何度も聴きました。
アリアが始まった途端、心や頭でこんがらがってた糸は、静かに解きほぐされます。
・「グールドの音楽。」
やはり奇抜だ。現代の他のバッハ演奏家の演奏と比べると、余りにも落ち着きがある演奏であるように思う。
しかし、そんなことは全く関係の無く、このアルバムは本当に素晴らしい。
音楽が語りかけてくる。
「癒し」なんて言葉はうそ臭いけれど、ここで聴かれる音楽は、他の「ヒーリング・ミュージック」を一蹴できるように思う。
・「80年代最高の名盤のひとつ」
Morrisseyの詩の美しさは完全に言い切れない言葉への、そして社会への漠然としたものとして、私たちに音楽と共存しやわらかく、そして刺すように問いかける。本アルバムは彼の作品の中でも特に、そういった社会性の強いものになっている。今まで何年もこのアルバムを聞いてきたが、色あせるどころかより強く輝きを増している。決して飽きることのできない80年代最高の名盤の一つ。このアルバムは人生を変えるよ。
・「「どん底」」
ソフトマシーンのドラム、ロバートの初ソロアルバム。74年にニック・メイスンのプロデュースで発表されたもの。事故で半身不随となりドラムスを叩けなくなった彼がリリカルな感性を発揮した傑作だ。「ロック・ボトム」とは「どん底」の意味。しかし必ずしも絶望的な作品ではない。
・「「どん底」」
「ロック・ボトム」は「どん底」の意味。ソフトマシーンのドラム、ロバート・ワイアット初のソロアルバム。階段からの転落事故で半身不随となり、ドラマーとしてのキャリアを絶たれた彼が垣間見た文字通り「どん底」。
しかし決して絶望の歌ではないのが救い。
・「前作とはかなり趣の異なるアルバムですね・・・」
実はこのアルバム、5thの[Emperor Tomato Ketchup]と7thの[~Milky Night]の後に購入しました。5thと7th間のサウンドの変化が既にこの6th[Dots&Loops]から始まっていたとは、先に投稿された某カスタマー・レビュァー御方のおっしゃる通りで、確かにこのアルバムを境に好みが真っ二つに分かれると思わされました。サウンドはかなり緻密になり、リズムのアプローチも細分化~複雑化していると思います。個人的には、2ndから5thまでの「ウルトラ・ラウンジ・ポップ/ムーグ風味/ローファイ仕立て」のstereolabが大好きです。先日発売された、過去のシングル集大成+未発表曲3-CD+プロモビデオ&スタジオライブDVD付きの格安極楽BOX-SETも通して聴くと、幅広い年代から選曲されているにも拘らず先に述べた初期寄りのサウンドに統一されているかの様に聴こえますので大好きです。正直、この[Dots~]と[~Milky Night]は、サウンド~リズムがあまりに緻密過ぎるので聴いていて窒息しそうになります。(収録時間が70分を超えるのも僕にとっては関係があります・・・。)でも「結局、好きなの!?嫌いなの!?」と問われれば・・・「嫌いじゃないよ」と答えるでしょう。これからstereolabを買い始める方は、このアルバムの前後でstereolabの音楽が著しく変化(進化!?)していることを覚えておかれると、コレクションの方向が変わってくるのではないでしょうか。先に投稿されているカスタマー・レビュァー方々は、とても詳しい方が多くてすごく参考になりますよ。
・「ノスタルジック・アヴァンギャルド・フレンチ・ポップ…」
流行音楽をほとんど聴かない少子ですが、このアルバムは発売当時、新聞などで取り上げられていて興味がわき、購入したら大正解だった作品です。その後、このバンドのいくつかの作品を聞きましたが、このポップな心地よさに匹敵するものは個人的には見あたりませんでした。電気的なノイズを施しながらも先鋭的になりすぎず、メロディはひたすら優しく、どこかノズタルジック(ビブラフォンのさりげない案配がポイント)。この絶妙なバランスがとても素晴しいのです。ドラムン・ベースを採り入れた曲もありますが、そこでもこのバンドのポップな個性をしっかり主張しいて「流行」に流されていません。流行に流されていないから、時代を超えて聞き続けられる強さのある作品だと思います。全てのポピュラー音楽ファンに是非、お勧めしたい作品です。
・「ますます時代性特定不可能なサウンドに変化」
1997年発表。通算6作目。
前作「エンペラー・トマト・ケチャップ」まではまだなんとか60年代のサイケサウンドをモンド風味に味付けしたフレンチポップスという枠組みで語れたのだが、本作でいきなりシンセ主体の浮遊感あるサウンドに急転換する。音としては一見するとエレクトロニカ〜ラウンジといった感じでお洒落で聴きやすいのだが、レトロなのか近未来的な音なのかそれともただの変な音なのか、聴き手を混乱させる音楽的な混沌性はさらに増した。前作で頂点を極めた、オーガニックな不協和音と無機質なコーラスでヴィヴィッドに狂気と不穏さを感じさせる独自の手法を潔く捨て、猛毒入りエレポップという別の手法で新たな頂点を目指した意欲作。まったりとした毒のなさそうな音から、不穏で危険なヤバいオーラが出まくっているのがひしひしと伝わってくる。知らないうちに毒に侵されるなんてもんではない。即効性ありまくりのシロモノだ。ちなみに歌詞はフランス語なので私には全くわからないのだが、このアーティストがヤバいものを作っているということはよくわかる。一度でも聴いてみれば、この感覚を理解していただけると思う。
・「緻密で複雑。」
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・「キレイ。」
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・「涼しくて暖かい不思議な音楽。」
1曲目の最初の10秒を聞いただけで、これは買い!と即決させたアルバム。ビブラフォン(いわゆる鉄琴?)の音が、全身を優しくマッサージしてくれるような感じ。2曲目以降時折入る女性ボーカルも、気張ってなくてとても良し。とにかく全曲気持ち良過ぎ!
よくあるオサレなCHILL OUT、の枠には収まらない素敵な音色が詰まってます。音で絵を描いているような、特にアート系の人なら絶対気に入りそうなCDですね。
・「感動せずには聞けません!」
私はキース・ジャレットからジャズピアノを聴くようになった口ですが、このCDを聞いてGismontiに乗り換えました。なんというかキースより人間的暖か味があるとでも言うか・・・。ブラジル出身というもの関係してるんでしょうか。ギター演奏も素晴らしい。しかしCharlie Haden の名前が先に来てるのは何でなんだろう・・・。やっぱり知名度が劣るせいかな?
ともかく鳥肌ものの音のさざ波に思わず感情が高ぶること間違いなし。ジャズにこだわらず、良い音が聴きたい!という方にオススメです。
・「ヘイデン最高のデュオ作品」
独特のベース奏法と美しいメロディが印象的な楽曲。チャーリー・ヘイデンといえば、まずこの2つが思い浮かぶ。そして、この2つの特徴を堪能できるのがデュオという演奏形式である。そのことを本人も知ってか、ヘイデンのデュオによる作品群は殊のほか多い。
そんな数あるヘイデンのデュオ作品の中で最も完成度が高いものと言えば、ブラジルの鬼才エグベルト・ジスモンティと共演した本作であろう。何故か自身のリーダー作以上に気合の入りまくった演奏をするジスモンティに圧倒されるが、そんな彼を支えるヘイデンもまた凄い。特に「マラカトゥ」「エンファミーリア」の美しさにはただただ感動するばかりである。
ヘイデンのファン、ジスモンティのファン、ECMのファン、ジャンルに関係なく良い音楽を聴きたい人は、迷わず買うべき奇蹟的な傑作。
評価/100点中95点
・「まごうことなきECMの傑作」
'89年のモントリオール・ジャズ・フェスティバルでのヘイデン8daysの一日、ジスモンチとのデュオ・ライヴ。どこかのレビューで、このデュオを「水墨画」と「極彩色の油絵」に例えていたのを記憶しているが、まさに言いえて妙、である。前者がヘイデン、後者がジスモンチを形容しているが、その対比が得も知れず聴き手を魅了する。ジスモンチには、一言で言い表せない独特の個性があり、それは時に好き嫌いがはっきりと分かれるほどのものであるが、ここでのヘイデンとのやり取りでは、その個性の良い面が上手く引き出されているように感じる。個人的には時に奔放に跳ね回るジスモンチのピアノがたまらなく魅力的である。まごうことなきECMの傑作の一つ、でしょう。
・「アルバムヴァージョンとは違いあり。」
ファーストアルバムにも収録されているCrucify、こちらのシングルバージョンはPVにも利用されたシングルバージョン。アルバムバージョンがよりシンプルだが、こちらのアレンジもかなり秀逸。本人曰く、「この曲を書くことで自分自身が救われた」とあるようにかなり彼女にとっても重要な曲の一つだ。秀逸なピアノ弾き語り曲も数曲入っており、Little Earthquakesに入ったWinterそしてStrange little girlsに収録されたSmells like teen spirit、ライヴでは頻繁に歌われているAngieとThank Youもなかなか。
・「とにかくファンキーなブラジル人です」
一応、フュージョン(当時はクロスオーバーと言ってました)に分類されてますが、選曲見れば一目瞭然、「いい曲にジャンルはない!」これがデオダートの考え方なのでしょう。なんで、ムーデイー・ブルース(1)・ラベル(2)・ガーシュイン(5)と、スタンリー・クラークのファンクベースや手数の多いビリー・コブハムが同居できるんだ?なんでこんなにジョン・トロペイのギターばっかりフューチャーするんだ? でもって、デオダートのエレピソロは連打が多いぞ?上手くないからか?そんなことはどうでもよくて、とにかくメリハリのある勢いがこのアルバムにはあります。確かに、センセーショナルさはデビュー作には負けます。でも、このごった煮感覚、そして、オリジナル曲(SKYSCRAPERS、SUPER STRUT)の秀逸さ、これがこのアルバムを時が経っても色あせないものにしています。
・「彼のセカンドです。」
「ツァトゥストラはかく語りき」が有名なカレ。最近、ビョークと一緒に演った時も「偉大な一発屋」などと若者に紹介されてましたが、ボクはこの「2」の方が疾走感があってイイと思いますよ。ドライブしてて「この曲ダレ?」と聞かれるナンバーワンの一枚。Eumir Deodato (key), Stanley Clarke (b), Billy cobham, Rick Marotta (dr), Hubert Laws (flu) and others73年4月録音
・「音楽のジャンル分けが意味を為さないデオダートの『ラプソディー・イン・ブルー』」
良い音楽は時代を越えて次の時代でも聴かれていきますが、このエミール・デオダートの『ラプソディー・イン・ブルー』もそのような要素を一杯持っている音楽です。我々の頃はクロス・オーヴァーと言っていました。フュージョンに入れても良いのですが、もっと多用な音楽スタイルを内在しています。
1973年の録音ですから、キング・クリムゾンらのブリティッシュ・ロックの影響も受けていますし、マイルス・ディヴィスが電子楽器を使用した「ビッチェズ・ブリュー」のスタイルもそこに聴き取れます。出自であるブラジルのラテン音楽、特にボサ・ノヴァに刺激を受けているのが良く分かりますね。
3曲目の「スカイスクレイパー(摩天楼)」のパーカッションによるリズムのきれの良さが秀逸です。ブラスの咆哮が、チェイスやシカゴ、ブラッド・スウェット&ティアーズのようでもあり、あの時代を代表するサウンドのエッセンスのような快適さが感じとれます。ブラス・ロックという音楽ジャンルにも近いですね。
4曲目の「スーパー・ストラット」の疾走感もステキで、聴いているうちに心地よさが身体中を駆け巡ります。ソウルフルな演奏が8分以上展開されますので、躍動感に身を任せている内にエンディングへ突入する快感を味わえます。 ラストのガーシュイン作曲の「ラプソディー・イン・ブルー」のスピード感がたまりません。標題曲ですし、当時よく聴きましたが今でも新鮮な驚きと感動に包まれています。音楽ジャンルを越えたサウンドですので多くの人に再認識してほしいと願っています。美青年だったデオダートも63歳になりました。
・「30年前に買った名盤」
30年前初めてデオダートを聴いたのは「ツァラトゥストラはかく語りき」でした。その次に出た「ラプソディー・イン・ブルー」どちらもLPを買いました。あれから30年、もう一度聴きたくなりCDを購入しました。今聴いても新鮮です。ジャズ・ロック・ソウル・クラシックのジャンルを超えた音楽です。
・「ダンスフロア向け複合技」
3.Skyscrapers(摩天楼)音の隙間を紡ぐかのように縦横無尽にベースが駈け巡り、そのあとをファンキーなギターが追いかけます。パーカッションとドラムが重なり始め、ブラジル音楽のルーツにアフリカンビートが眠っていることを認識させられます。強烈なブラスセクションとキレの良いキメ部分。☆☆☆☆☆
4.Super Strutやわらかくアタックのあるエレピからスタート。ファンキーなリズムに乗せてソウルフルなギターとフルートが絡んできます。更にジャジーなギターとブラジルを思わせるパーカッションが重なり、デオダートならではのソウルが展開されます。☆☆☆☆
ソウル+ファンク+アシッドジャズ+ロック+ブルースの要素を持った最高のアルバムです。
・「レモンジェリーでクラゲ気分」
牧歌的電子音とでも言いますか、本当にゆったりした空気が漂うレモンジェリーのシングル編集盤です。これはチルアウトとかっていうような気取ったものでも、ヒーリングとかっていうような後向きなものでもありません。本当、このCDについて、こんなごちゃごちゃとした事を書いている事自体、きっと間違っているのでしょう。
音の内容はゆったりとしたダウンビートを基調に、アナログシンセもターンテーブルもギターもホーンも全て手弾きで一つ一つ重ね、そして効果的にノイズも組み合わせた、ラウンジとテクノとポストロックの中間といったところです。アフターアワーズ世代の親子で楽しむ、「宮崎駿エレクトロ」とでも名付けたい気分です。
こんな音がホワイトストライプスやプロディジーやエメ?クトリックシックスを出しているXLレコードから発売されているから、更に驚きです。CDウォークマンで通勤時の目覚まし替りにホワイトストライプスを、帰宅時にはレモンジェリーで電車で暴睡なんてのは如何でしょうか?
フジロックでの初来日に続き、日本盤もついに発売決定。お勧めです。
・「エレクトロニカ」
ユーモアはいったまったりテクノアンビエント、付け加えてダウンテンポグルーブが心地よい。神経がすりへってて何もやる気が起きない時に聴くと有効かと思われます。脱力状態からの帰還促進音楽がここに。10点中8点
●Blue Note Trip: Saturday Night/Sunday Morning
・「これはお買い特過ぎ!」
うっかり者の私は、2枚組だということも気付かずに購入。ジャズ・フュージョン・エレクトロニカ・フレンチ・ボサノヴァ・・・ジャンルにこだわらず、ともかく音が良ければいいのサ主義の私にハマりました!わざわざ自分の趣味に合わせて作ってくれたんじゃないかと思う位。このCD作ってくれた人に感謝。これ読んだアナタ、買わなくちゃ駄目ですよ!
・「何度も助けてもらった本」
15年ほど前に人に薦められて読みました。それから何度読んだかわかりません。これ以上ないくらい素晴らしい本だと思いました。薄っぺらく読みやすいのにとても奥が深い。
私はこの本に何度救われたかわかりません。数年前恐怖心でどうしようもなかったときも、この本に書いてあることを実行してその恐怖から解放されました。意識を広げることで不思議な体験をしたこともあります。
この本がこれから先もより多くの方に読まれることを心から願っています。私も1ミクロンずつでもこの本の言わんとするところが本当の意味でわかることを願って読みつづけたいと思います。
・「この本に出会えたことの幸せ」
この本に出会えること、この本を読む意欲が沸いてくること、この本の意味が頭では理解できること、この本の意味が心から実感できること。多分「バイブレーション」によって変わってくるのだろうな、と考えながら、時々思い立ったかのように、繰り返し読んでいます。この本の伝えることが多少なりともわかるようになってきた自分が嬉しいです。
・「かんたんな言葉で、難しいことを教えてくれる」
この本には、20年以上前に出会いました。それ以降、自分の経験と照らし合わせても、この本に書かれてあることと違うことは、なにひとつありませんでした。
今でも、何かに戸惑い、迷い、どうすればいいのかわからなくなる時、この本を読み返してみます。その時、その時で、ヒントをくれ、ラクな気持ちで現実と向き合っていけるように思います。
「さとりかた」なんていうタイトルになっているので、宗教のように思うかもしれませんが、これは、なんの宗教にも属さないない真理だと思います。物理かもしれません。
本当は、とても、簡単な仕組みで人間も、世の中もできているんだっていうことが、やさしい言葉で書かれています。苦しいときには、是非、ひもといてもらいたい一冊です。
・「ニューエイジの本の最高傑作のひとつ」
この本が出てから何年か経つが、この本のすばらしさに匹敵するような(ニューエイジの)本というのは、多分そう幾つも出ていない。 翻訳者である山川紘矢・亜希子(今はニューエイジ・ムーブメントの中心的存在だ)の独特のやわらかな文体も、まさにこれ以上の絶妙な取り合わせはないというほど、この本のユーモラスな内容と合っていて、大変に読みやすい。 巻末には、「もっと怠け者の人のために」、本文からの簡単な抜き書きまでついているが、このセンスもたまらなくいい。 この本の作者は絶対に何か本質的真実を掴んでいる、と思わせるような、この本の言葉の響きは、何度読んでも飽きさせることがない。読んでいると何かが変わっていく。
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・「読むだけで悟れそう!!」
安くて小さな本なのに・・・・読む前と読んだ後じゃ明らかに、自分の心に変化がおきてる。とても心地いい変化が。「あなたが悟るために前もってしなくてはいけないことなんて、何一つありません」著者の言葉にふれるたびに、かたくなな心の障壁が一枚一枚崩れていくのが良くわかる。とても自由でシンプルな気持ちになってくる。そうか!この気持ちが悟りなんだ。これを深めていけばいいんだ。何一つ特殊なことは必要ないんだ。 「悟らねばならない」「霊的に高尚でなければならない」「瞑想しなくてはいけない」「なにかを正さねばならない」などの固定観念が実は一番、自分を悟りから遠ざけていたということに気づかされました。これは本当にすごい本です。優しさと自由さと、眼から鱗の真実に溢れています。
・「男女を問わず心にしみる"青春小説"」
一息に読み、そしてもう一度ゆっくりと細部まで文章を味わいながら読んだ。モザイクのように組み合わされたエピソードの数々は、全体としてすばらしい"いわゆる青春小説"を編み上げているが、個別に見てもとても印象的なものばかりだ。柴田元幸の翻訳もすばらしいので、ポールオースターファン・現代アメリカ文学ファンでなくとも、また翻訳小説を敬遠しがちなひとでも、ぜひ読んで欲しい一冊だ。
・「全てが繋がり、関係し合い、回帰する」
僕は、この本に文庫で出会い、何度も手にしながら幾度となく挫折していた。手にしたきっかけは、書店員さんの手書きのメモが、平積みのこの本についていたから。「極上の物語をどうぞ」と書いてあったような記憶がある。 初めて最後まで読み通すことが出来て、今の感想を率直に言えば、やはり「極上の物語」であったというしかない。僕があまりにバカで、今まで中途放棄してきたことがもったいなくもあり、人生の危難に直面している今だからこそ、読めたのかなあとも思っている。 この物語は、地上で唯一の肉親であった伯父の死をきっかけに、主人公が自死を選ぶに等しい退嬰的な生活をはじめ、ふとしたきっかけから出会った女性に救われ、奇妙な介護の仕事に就く。そこから、不思議な縁の回転が始まり、自身の出自の謎が解き明かされていく。 過去の断片的な事柄が全て繋がり、お互いが関係しあっていたことに気付きはじめながらも、作中の全ての登場人物たちと別れてしまう。そこには、東洋的な一期一会が寓意的に描かれているかのような錯覚さえ覚えさせられる。そして、最後全てを手に入れながら、全てを失った主人公は再びゼロ地点へ…。原点回帰的な、東洋的な終わりをつげる。 もう一度読みたい。これが今の僕の偽らざる心境だ。
・「中年も読める青春冒険物語」
なんと言っても面白い。原書と翻訳のスタイルが見事に一致していると思う。ノリのいい文体で、読者を一気に小説世界に引き込む。次々と偶然に起こる出来事のおかげで、主人公は生き延びられるのだが、その偶然が、なんとなく必然に思えるのがいい。最後にたどり着く部分が、これまた圧巻だ。
・「もっと大人になってまた読んでみたい本」
主人公と同じくらいの年齢で、主人公ほどではありませんが結構タフな人生の局面でこの小説を英語でガリガリと1週間ほどかけて読み砕きました。自分の身に起こった状況を客観的に理解し、起こるべくして起こったことなのだと気持ちを整理することができたのは、この小説のおかげだと思っています。最後には主人公が物質的にすべての周りの
人(両親、叔父、恋人)を失いながらも、小説の始まりにあるように行けるところまで行く=ひたすらアメリカ大陸を歩き続ける)ことで、生きている限り決して失うことのない何かを見つけ出すというラストに単純に感動しました。孤独、喪失といった悲観的、感傷的になり易い人生の要素を、それから得るものもあるということをクールに簡潔に説教臭くなることなく、教えてくれる作品だったと思います。。
・「うつくしい孤独」
主人公マーコは多感で知的な青年だ。孤独である。家族に先立たれる。孤独である。友人に世話になり、恋人ができる。それでも孤独である。奇妙な老人の世話をし、それから自分のルーツがひも解かれていく。かつ孤独である。これほど孤独がこころやさしく、甘美で、酩酊するものだということを、この本によって教えられたように思う。ストーリーを覚えてしまっても、こういう感覚に触れたいからもう一度読みたい、と思わせる数少ない文学の一つであるような気がする。
・「恋をして、意味を知りますね。」
遠い未来の、宇宙で人類が惑星に住む時代の物語です。若い男女が、駆け落ちする。場所は、地球から何万光年もの遠い星へ向けて。
「火の鳥」では、たいてい強欲な権力者たちが永遠の命の源である火の鳥の生き血を躍起になって求める。地球では、高校生だった少女が、主人公になっている。本編は、そこがほかの作品とは違う。異色なんです。
永遠の命なんて、もてないんですよね。人間だって、それが出来ないから虫や鳥のようにすべての生き物は恋をして結婚して、子孫を残す。自分の分身であり、愛する人の分身を。
近親相姦を主人公がすることになるのですが、そんな非常な状況でもひたむき、というかキャラクターに勢いがありますね。
ストーリーの中にいくつかの謎がありますが!、それもまた、深みが増している感じです。
手塚さんはハリウッド映画のようなエンターテイメント性を大切にしている。前半の3ページぐらいは、コマワリが、大変に映画的。映画のようなラブシーン。
短い中に、多くのことが詰まっています。密度の濃い作品ですよね。
・「手塚氏の倫理観がテーマでしょうか…」
読み始め、読み終えたときの複雑感は火の鳥シリーズの中でこの望郷編が一番でした。
・「種の保存」
無人の星に駆け落ちした夫婦の話。星についてまもなく夫は無くなるが、子供がやがて生まれる。その子やさらに孫と交配を繰り返し主の保存を図る。
女性が生まれないために、ムーピーなる不定形生物を人間の女性のように形作り、人間のような生き物として、駆け落ち夫婦の種は保存され、やがて滅びる。
なんとも哀しい物語です。
・「絶対に買ったらイケナイ。」
主要登場人物の一人、雌雄同体生命のノルヴァの存在が抹消され、関連するシーンが削除されており、約100ページ程本編が短くなっています。買うんだったら、講談社版か、朝日ソノラマ版を買いましょう。
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