Portrait in Jazz (詳細)
Bill Evans(アーティスト), Scott LaFaro(アーティスト)
「私のJAZZの始まり。」「老いた父をも惹きこんだ名盤」「クールなアタックとスリルに満ちたアドリブ」「聞き手を引き込む優しい演奏」「軽やかな枯葉もなかなかです」
アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード (詳細)
ジョン・コルトレーン(アーティスト), エリック・ドルフィー(演奏), マッコイ・タイナー(演奏), レジー・ワークマン(演奏), エルヴィン・ジョーンズ(演奏)
「若い方に是非聴いていただきたいCD。」「ルディ・ヴァン・ゲルダーがコルトレーンを追いかける」「ルディ・ヴァン・ゲルダーがコルトレーンを追いかける」「熱気」「これぞ、コルトレーンの最高傑作」
The Paris Concert, Edition Two (詳細)
Bill Evans(アーティスト)
「エディション1よりも追悼盤的性格が強め」
Kind of Blue (詳細)
Miles Davis(アーティスト), Wynton Kelly(アーティスト), Paul Chambers(アーティスト), Jimmy Cobb(アーティスト), Cannonball Adderley(アーティスト), John Coltrane(アーティスト), Bill Evans(アーティスト)
「JAZZの代名詞になってしまうといわれている、"Kind of Blue"」「マルチチャネルとステレオのSACDです。」「何も考えずにこの美しさを味わう喜び。」「60年代モダン・ジャズへの布石と音楽の豊かさ」「恐ろしいまでの完成度」
ライヴ・アット・バードランド (詳細)
ジョン・コルトレーン(アーティスト), マッコイ・タイナー(演奏), ジミー・ギャリソン(演奏), エルヴィン・ジョーンズ(演奏)
「まるでサックスのアカペラのよう」「「アフロ・ブルー」と「アイ・ウォント・トーク・アバウト・ユー」にノックダウン。」「1曲目のアフロ・ブルーが特にお勧め」「心からお勧めする1曲目「アフロ・ブルー」」
ジャズ・ジャイアント (詳細)
バド・パウエル(アーティスト), レイ・ブラウン(演奏), カーリー・ラッセル(演奏), マックス・ローチ(演奏)
「親友が最も愛する一枚」「すごい!すごすぎる!!」「バドパウエルの真骨頂が表れたスィング感溢れるアルバムです」「これはいい、、、」「香がする」
セロニアス・ヒムセルフ+1 (詳細)
セロニアス・モンク(アーティスト), ジョン・コルトレーン(演奏), ウィルパー・ウェア(演奏)
「モンク芸術のエッセンス」
ジャズ・アット・マッセイ・ホ―ル (詳細)
チャーリー・パーカー(アーティスト), ディジー・ガレスピー(演奏), バド・パウエル(演奏), チャールス・ミンガス(演奏), マックス・ローチ(演奏)
「五大バッパーの揃い踏み」「いい加減な・・・・」
Chet Baker Sings (詳細)
Chet Baker(アーティスト)
「暖かい気持ちになりたい方に」「ジャズ界広しと言えども」「勝負下着ならぬ勝負CD」「こりゃビックリだね。」「不良がセクシーだった頃のおはなし」
プリーズ・リクエスト (詳細)
オスカー・ピーターソン・トリオ(アーティスト)
「ジャズのお手本」「最高のアルバム」「オスピーの職人技を堪能できる1枚」「ピアノトリオの最高傑作のひとつ」「みんな知ってるよね?」
ミッドナイト・ブルー (詳細)
ケニー・バレル(アーティスト), スタンリー・タレンタイン(演奏), メジャー・ホリーJr.(演奏), ビル・イングリッシュ(演奏), レイ・バレット(演奏)
「ジャズギター永遠のスタンダード。」「真夜中に聴きたい一枚」「RVGな音。。」「ケニー・バレルの最高傑作!」「ギター、コンガ、」
ベース・オン・トップ (詳細)
ポール・チェンバース(アーティスト), ケニー・バレル(演奏), ハンク・ジョーンズ(演奏), アート・テイラー(演奏)
「いつでも、いつまでも。」「いつでも、いつまでも。」「マイルスミュージックの屋台骨」「アコースティックベースが堪能できる渋いアルバムです」「弓で弾くベースに感動」
「圧倒的なサックスの音宇宙」「どこかふっきれたような余裕のあるプレイが聴かれる」
Moanin' (詳細)
Art Blakey & The Jazz Messengers(アーティスト)
「モノラル版ですが」「さらによくなっています」「モノラルではなかった!」「理屈は入らない、絶対にお薦め、名盤100選」「ファンキー元禄の黄金盤 モダン・ジャズの至宝」
Sonny Clark Trio (詳細)
Sonny Clark Trio(アーティスト), Philly Joe Jones(アーティスト)
「ソニークラークタッチの最高傑作」「何回も聴くとわかる良さ」「当時は珍しかったピアノ・トリオの美しさ」「初心者にもお勧めです」「ほんとにええですわ。」
Blame It on My Youth (詳細)
Holly Cole Trio(アーティスト)
「録音の良いカナダプレスなら星5つ」「Jazzの大星☆」「極めて個性的なシンガーと思います」
Time Out (詳細)
The Dave Brubeck Quartet(アーティスト)
「Take 5はジャズの代表曲の1つとなる曲」「リラックスして聴く変拍子ジャズ」「4分の5拍子のジャズってなかなかステキですよ」「ドアを閉めて聞きたい曲たち。」「大変に聴きやすい。」
ザ・ケルン・コンサート (詳細)
キース・ジャレット(アーティスト)
「すばらしい」「ピアノソロの傑作。文句なく20世紀を代表する名演奏です。」「この名盤に出会えてよかった」「ジャズが持つ“即興音楽性”を際立った感受性で具現化した最高傑作、でしょう!」「心の琴線にふれる1枚」
グルーヴィー (詳細)
レッド・ガーランド(アーティスト), ポール・チェンバース(演奏), アート・テイラー(演奏)
「Groovy!」「ピアノトリオ必聴の一枚」「ジャズの教科書のような作品?」「ブルースとカクテルの似合うピアニストの代表作」「まさしく、グルービィー!!!」
Ray Bryant Trio (詳細)
Ray Bryant(アーティスト)
「必聴」「ソウルフルで格調高いピアノトリオ」「スウィングするピアノ・トリオ」「上品で軽快」「「金の耳飾り」で決まり」
Sonny Side Up (詳細)
Dizzy Gillespie / Sonny Rollins / Sonny Stitt(アーティスト)
「これ以上のアルバムは無い!」「スリリング&エキサイト」
ハロー・サッチモ!~ミレニアム・ベスト (詳細)
ルイ・アームストロング(アーティスト)
「サッチモの世界に浸る!」「素晴らしい音楽が沢山!」「サッチモの魅力一杯」「心地よい一枚です」「初心者の方におすすめ」
The Solo Sessions, Vol. 1 (詳細)
Bill Evans(アーティスト)
「ひとつひとつ、音を確かめるように弾くエヴァンス」「「Alone」よりこちらのソロをお薦めします」「「アローン」とは異なるソロ、、、でもやはり名盤です。」「ビル・エヴァンスの死後に発見されたピアノ・ソロ演奏です」
ゲッツ/ジルベルト (詳細)
スタン・ゲッツ&ジョアン・ジルベルト(アーティスト), アストラッド・ジルベルト(アーティスト), アントニオ・カルロス・ジョビン(演奏), トミー・ウィリアムス(演奏), ミルトン・バナナ(演奏)
「サックスの暖かい響き」「時代の申し子ボサノバの原点」「たまには反論を」「夏の夕暮れにピッタリ」「不朽の名作」
● 朝聴くジャズ
ジャズ・フュージョン>アーティスト別>A-C>Bill Evans
ジャズ・フュージョン>アーティスト別>D-F>Elvin Jones
ジャズ・フュージョン>アーティスト別>A-C>Bud Powell
ジャズ・フュージョン>アーティスト別>J-L>John Coltrane
ジャズ・フュージョン>アーティスト別>A-C>Chet Baker
ジャズ・フュージョン>アーティスト別>S-U>Stanley Turrentine
ジャズ・フュージョン>アーティスト別>A-C>Art Taylor
ジャズ・フュージョン>アーティスト別>S-U>Sonny Rollins
Custom Stores>By Formats>輸入盤>All US Titles
Custom Stores>By Formats>輸入盤>Jazz>Post-bop>Piano
Custom Stores>By Labels>ジャズ・フュージョン>Riverside
・「私のJAZZの始まり。」
私がJAZZ好きになったきっかけのアルバムです(当時はLPでした)。正確にはこのアルバムの中の「Someday My Prince Will Come」。この1曲をFMで聞いたのが私のJAZZの始まりです。「いつか王子様が...」と訳されるこの曲はディズニーの白雪姫の中で使われる曲ですが、「JAZZになるとこんなになるんだ!」と感心したものでした。
その後多くのJAZZを聞きましたが、これほど感動した曲には巡り会っていません。「JAZZ黄金の年」1959年の録音です。表向きはやさしい聞きやすい演奏ですが、とても奥が深く、聞くたびに新しい発見があるのがいいですね。JAZZピアノ好きの方でもし聞いたことがないなら絶対に聞いておくべきです。その時は一度聞いただけで判断しないでください。
・「老いた父をも惹きこんだ名盤」
CDの内容はすでに皆さん書かれており、上乗せすることも削ることも全くないので、私のエピソードを。
私は中学生の時からジャズが好きでしたが、両親は全く興味がない様子でした。車で同乗しているときにJAZZのCDを流すとラジオに切り替えられることもしばしば。
そんな、私が父に車を貸したある日、帰宅した父はどこか上の空です。私が訊ねると恥ずかしそうに「おまえの車で流れてたCD、いいな」と言い出しました。私と父が音楽について話したはじめての会話です。それから父はJAZZを聞き始めました。
父はもう定年近くで、日ごろ音楽を聴くことも少ないのですが、そんな父の心をも揺さぶったこのアルバム。
ぜひとも皆様にも聞いていただきたいと思います。
・「クールなアタックとスリルに満ちたアドリブ」
数あるビル・エバンスの快演のなかでも、最もできのいいアルバムの一つだろう。ベースのスコット・ラファロという天才をパートナーに得て、これまでのピアノ+リズム隊というピアノ・トリオの枠組みから大きく逸脱し、3つの異なった楽器のインタープレイによって曲が展開するスリルはジャズの革命的な出来事といっていい。マイルスのモードやオーネット・コールマンのフリーといった楽想上の革命に比べ一見地味な変革だが、ブロックコード、シンプルトーンのドライブ感、リズムの激しさとどれをとっても過激で強烈なアッタク、霊感に満ちたエバンスのアドリブはその後のジャズピアノのスタイルを決定付けた洗練されたものであった。しかし、マッコイもチック・コリアもキースもやはりこの時期のエバンスの神がかった演奏には及ばない。中でも枯葉はぐいぐいと脳髄にクールかつ鋭く、熱く切り込んでくるピアノのタッチ、ベースの躍動的リズム、ドラムのセンシティブなリズムに圧倒されてしまう。ビル・エバンスのスタンダードはこのアルバムだ。
・「聞き手を引き込む優しい演奏」
彼の奏でる曲は、ガラス細工のような桜のようなある種のはかなさを感じます。 彼のような聞かせ方を弾き方をできる人は聞いたことがありません。 そしてスコット・ラファローとのセッションもこれで最後(この演奏の二週間後にスコット・ラファローは交通事故で亡くなりました)かと思うとよけいに思いいれが強くなります。
落ち込んだときや一人でちょっと寂しい時や、寝る前に落ち着きたいとき等に僕は聞いています。 このアルバムは僕の始めてのJAZZでしたが聞いたとき1回で引き込まれてファンになってしまいました。
クラシックのように肩肘を張らず、ロックのように畳み掛けることも無く、ポップスのように底抜けに明るくない、深く懐の広いJAZZの真の意味での芸術家“アーティスト”!の演奏が聴ける名盤だと思います。僕の拙い文章では伝えきれないので、興味を持った方は是非聞いてください
・「軽やかな枯葉もなかなかです」
枯葉といえば、曇り空で、せつない秋を感じさせる印象がありました。しかし本作のように、晴れた空に、軽やかな足取りで歩む枯葉もなかなかのものです。
枯葉だけでなく、ピアノトリオの楽しさ満載のCDです。これからジャズを聴きたい人にもお薦めだと思います。
・「若い方に是非聴いていただきたいCD。」
個人的なことで申し訳ないが、今をさること30ん年前、このレコード(今はCDですが)に出会わなければ、今の僕の財布はもっと重かっただろうし、僕の人生はその重さの分、きっと味気ないものになっていたに違いない。「至上の愛」が最高だという方が多いが、僕にとってはインパルス時代の一番おいしいトレーンがここにいる。最初から最後まで、とにかく熱い! 若い方に是非聴いていただきたいCDである。
・「ルディ・ヴァン・ゲルダーがコルトレーンを追いかける」
1961年11月2日(2・3)、3日(1)ヴィレッジ・ヴァンガードでのライヴ録音。マックス・ゴードンが経営する『ヴィレッジ・ヴァンガード』は数々の名盤を残してきたライヴのメッカとも言うべき場所である。検索で『ヴィレッジ・ヴァンガード』と入れれば数多くの有名作がずらりと並ぶ。J・Cトーマス著『コルトレーンの生涯』にはこの夜の店内の様子が見事に描かれている。
クラブ・オーナーのマックス・ゴードンはいつの間にか後方のテーブルに腰を下ろし、音楽を聴きながら頭をうなずくように振っている。アドリブがクライマックスに達すると、今にも折れそうなくらい首を振り、コルトレーンが死ぬまでずっとコンビを組み続けたプロデューサー、ボブ・シールは激しく床を踏みならすとともに煙幕のようにパイプをふかし続けていた。そして、録音技師ルディ・ヴァン・ゲルダーはマイクをテナーから数インチの位置に支えながら、動き回って吹くコルトレーンを追いかけていた。そのため客の足を踏んだり、乗り越えたりするはめになった。
このアルバムの3曲目『チェイシン・ザ・トレーン』はそうしたルディ・ヴァン・ゲルダーがコルトレーンを追いかける様を曲名にしたものである。当時のライヴ録音の有り様もうかがい知れて、なおさら面白い。
・「ルディ・ヴァン・ゲルダーがコルトレーンを追いかける」
1961年11月2日(2・3)、3日(1)ヴィレッジ・ヴァンガードでのライヴ録音。マックス・ゴードンが経営する『ヴィレッジ・ヴァンガード』は数々の名盤を残してきたライヴのメッカとも言うべき場所である。検索で『ヴィレッジ・ヴァンガード』と入れれば数多くの有名作がずらりと並ぶ。J・Cトーマス著『コルトレーンの生涯』にはこの夜の店内の様子が見事に描かれている。
クラブ・オーナーのマックス・ゴードンはいつの間にか後方のテーブルに腰を下ろし、音楽を聴きながら頭をうなずくように振っている。アドリブがクライマックスに達すると、今にも折れそうなくらい首を振り、コルトレーンが死ぬまでずっとコンビを組み続けたプロデューサー、ボブ・シールは激しく床を踏みならすとともに煙幕のようにパイプをふかし続けていた。そして、録音技師ルディ・ヴァン・ゲルダーはマイクをテナーから数インチの位置に支えながら、動き回って吹くコルトレーンを追いかけていた。そのため客の足を踏んだり、乗り越えたりするはめになった。
このアルバムの3曲目『チェイシン・ザ・トレーン』はそうしたルディ・ヴァン・ゲルダーがコルトレーンを追いかける様を曲名にしたものである。当時のライヴ録音の有り様もうかがい知れて、なおさら面白い。
・「熱気」
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・「これぞ、コルトレーンの最高傑作」
ジョニー・ハートマンとのデュオ、"My Fovourite Things", "Ballad", "Blue Train" 等々、コルトレーンの代表作はたくさんあるけれど(ジャイアントステップ以降はいけません)これが間違いなく最高です。なぜか、それはドルフィーの存在。他に類を見ない彼の天才に触発されて、コルトレーンが本当に言い意味での「入魂」の演奏をしています。「チェイシンザトレーン」にあふれる音に浸っていると、うわぁ、終わらないでくれぇ、と思ってしまいます。ちなみに僕にとってこれがコルトレーンの最高作だけど、ドルフィーの最高作ではない。なぜか。それはドルフィーは生前(そして死後40年以上たった今でも)他のどんなプレイヤーよりも他の次元にいたから。ドルフィーの残された演奏を聴くたびにいつも新しさを、そしてこの後どうなるのかという不安にも似た期待を持ってしまう。そう、ドルフィーの最高作は「次の作品」なのです。
●The Paris Concert, Edition Two
・「エディション1よりも追悼盤的性格が強め」
パリコンサートはマイルスのブラックホークなどののように演奏日違いではなく、マイファニーとフォア&モアのようにそれぞれの編集意図にもとづいて切り分けたものだと思った。(但し両方で1日分では無かったような?はっきりしなくてすいません)とすると、どこがどう違って2枚にわけたのよ?と思うのが当然ですが、こりゃ、聴いてもよくわかりません。雰囲気や演奏に大きな差はないと思うのですがいかがでしょう。基本的に好きな曲が入っている方を選んで良いのでは。強いて言えばエディション1はエヴァンスの当時のオハコをまとめ、2ではオリジナル曲を中心にした構成。そういう意味でより追悼色が強まっているのかな。インタビューも入っているし。ところで、1でもMy Romanceで結構やかましいですが、こちらではあのNardisをラバーバラがやけくそ的に叩きまくります。これはうるさい。ライブでは良かったかも知れないけど、家で聴くには曲間の大歓声並にうるさい。というわけでこちらは★3つ
・「JAZZの代名詞になってしまうといわれている、"Kind of Blue"」
JAZZのアルバムの中で、世界中でもっとも売れるこの"Kind of Blue"は、JAZZの代名詞となってしまうかもしれない、という日本のJAZZミュージシャンがいる。数十年後の世界では、JAZZというものを紹介するときに、このカテゴリーに他のもの、例えばチャーリー・パーカー等のビバップなどは入らないことさえ考えられるかも、と。
それはさておき、Kind of Blueである。マイルスのアルバムの中でも、押さえたムードの中でお洒落で都会的なサウンドが静かに展開される。タイトルどおりちょっとブルーな雰囲気。十代の頃に何十回も聞いたアルバムだ。一言で言うとマイルスのアルバムの中でも特に格好いいのだ。マイルスの口癖でもあった"So What?"(だからどうしたってんだ?)から始まるこのアルバムの曲は、いつでも頭の中でリフレインする。マイルスは、最晩年に至るまで、常にJAZZ界に新しいアイデアを提供してきた。多くのミュージシャンがこのアルバムを聴きまくって、いろんなヒントを得たのも事実だ。マイルスが亡くなったときにキース・ジャレットが「これからは誰がアイデアを提供するのだろう」と嘆いたのは有名だ。モード奏法の確立したアルバム云々、このアルバムについての解説は恐ろしいほどの量だ。だけど、虚心坦懐にこのサウンドに耳を傾けてほしい。マイルスの終生変わらなかった洗練された、繊細なサウンドを楽しんでほしい、と思う。
そして若いリスナーには、”音楽の秘境”へと突き進んでいき、つねに驚嘆すべきサウンドを作り上げていった、この天才ミュージシャンの70年代、80年代、90年代のアルバムも聴いてもらえたら嬉しい。
・「マルチチャネルとステレオのSACDです。」
このアルバムの国内版のSACDは通常の2Chのステレオ版ですが、この輸入版のSACDには、マルチチャンネルとステレオの2種類の音源が収録されています。マルチチャネルで再生すると、小さなライブハウスで、ステージの直前で聞いているような感覚がします。演奏者の汗が飛んでくるような臨場感を味わえます。一方、ステレオで再生すると、比較的広いジャズハウスで、ステージから20mほど離れた座席で、静かに落ち着いて聞いている感じです。これは有名なアルバムですので、このアルバムの解説は、簡単に入手できます。そのため、日本語のライナーノーツがなくても困りません。SACDのマルチチャネルの再生環境がある方は、こちらの輸入版をお勧めします。
・「何も考えずにこの美しさを味わう喜び。」
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・「60年代モダン・ジャズへの布石と音楽の豊かさ」
モード・ジャズを探求していたマイルス・デイビスがその完成と60年代のジャズに対して決定的な影響力を持った傑作アルバムとしてあまりにも有名。マイルスの抑制の効いたトランペットはモード奏法の自由で新鮮なメロディー・ラインを実現している。「ソー・ホワァット」の静謐な出だしは、ポール・チェンバースの良く響くベースとビル・エバンスのクリアーなリフから始まり、マイルス、J・コルトレーン、キャノンボールと緊張の中にも寛いだ雰囲気で続けられる。3曲目の「ブルー・イン・グリーン」はジャズにおける美の極致を感じさせるトラックである。モードはジャズに限らず現在のあらゆる音楽の幅を広げ、音楽の豊かさを切り開いた。このアルバムこそ、その原点になったといえるだろう。
・「恐ろしいまでの完成度」
「JAZZの歴史の中で最高峰に輝くアルバム」と言えばこれ以外にはない。これは恐ろしいほど完成された驚異的な作品である。マイルスの作品であるのは間違いないが、ビル・エヴァンスの支配力が多大に存在しており、その綿密なアレンジとアンサンブルには唖然とさせられる。代表曲「So What」におけるマイルスの、静寂を切り裂くような鋭角的かつ気品溢れるソロ、それに続くコルトレーンのモード展開に満ち満ちた動的なテナー、キャノンボールの明快なアルト、そしてビルの“間”を利した透明感溢れるピアノ…。ポール・チェンバースの非の打ち所のないベースラインに乗ったこれらソリストのプレイは全く無駄がなく、各パートの絡み具合いが完璧に組み立てられており、張りつめた緊張感に聴き終えた後はぐったりしてしまうほどだ。この前衛アートにも似た芸術性は「見事」と言うほかはない。またビル・エヴァンスに代わってウイントン・ケリーがピアノを担当している楽曲では、ケリー独特のブルースフィーリング溢れる“ゆるい”演奏がビルのプレイとはコントラストをなしており緊張を解きほぐしてくれるが、そのウイントン・ケリーのバタくさいプレイがコミカルに聴こえてしまうほど「So What」の張りつめた緊張感と完成度は恐ろしい。熱いソロの応酬を聴かせてくれるJazzもあるが、これはその真逆を行く、無駄のない演奏と完璧なアンサンブルによる超芸術作品である。
・「まるでサックスのアカペラのよう」
1-3がニューヨーク、バードランドでの1963年10月8日のライヴ録音、残りが1963年11月18日のスタジオ録音。不動のカルテットの全盛期のライヴ。『一般的には』1の『アフロ・ブルー』のソプラノ演奏で有名であろうが、僕はあえて2の『アイ・ウォント・トゥ・トーク・アバウト・ユー』を徹底的に推したい(●^o^●)。テナー・サックスの高音部を主に使った中間部からラストにかけての一人コルトレーンが吹きっぱなしになるところがもう最高の最高である。まるでサックスのアカペラだ。バック・カバーに写された4人の演奏する姿は一様に目を閉じ、歯を食いしばり、音を拾いあい交信しているかのようである。交信が一人コルトレーンが吹きっぱなしとすべしとした時、聴く者は全てを止めその渦に自らを委ねることになる。わずかにしか音を立てないバードランドのリスナーがその音に同様に引き込まれているのが感じられる。
聴く者は全て眼を閉じ、集中し、コルトレーンの音に酔いしれる。そこには『最高の幸福な瞬間』が間違いなくある。そういう意味で本作こそジョン・コルトレーンの最高傑作だと思う。
・「「アフロ・ブルー」と「アイ・ウォント・トーク・アバウト・ユー」にノックダウン。」
~63年バードランドでの実況録音とスタジオ録音2曲で構成されたアルバム。前半のライブ演奏はテンションの高さが(コルトレーンのグループとしてはアベレージ的であったとしても)すごい。全員が固い結束で激しく燃える息もつかせぬ怒濤の演奏、様々なしがらみから心を解き放ってくれるかのような激しくも悲しみをたたえた暖かい演奏であるマイナー曲「アフロブルー~~」は圧巻。そしてコルトレーンの独壇場「アイ・ウォント・トーク・アバウト・ユー」は、あの美しいバラードがパワーに満ちたリリシズムあふれる演奏に。特にカンツィディア(エンディング間近のバックなしサックスソロ部分)の2分近いプレイは、コルトレーンの並外れた芸術性と聴く者を勇気づける力が、ギラギラとみなぎっている。後半のスタジオ録音にしても然~~りで、アラバマで起こった人種差別による教会爆破事件を取り上げた名曲「アラバマ」のあまりにも物悲しい演奏は、すごい集中力と説得力。ちょっと聴いてみて「乱雑だ」とか「でたらめに吹いているだけだ」等と言わず、メロディーばかり追わずに、プレイヤーが発そうとしている意識そのものと向き合い、感じてみれば、その崇高なパワーが聞き手の体にもじわじ~~わと伝わってくる。~
・「1曲目のアフロ・ブルーが特にお勧め」
このCDは十年前に売ってしまっていたのですが、1曲目のアフロ・ブルーが耳から離れずこのたび買い直しました。悲しいような寂しいような、アフリカとインドとラテンが混ざったような独特の曲調で、真ん中はモードです。また、2、3曲目の素晴らしさにもこの度、気づかされました。ライナーノーツの演奏中の4人の写真は集中力の高さを伝える素晴らしいものです。コルトレーンとその追随者とでは演奏がどう違うかと問われたら、このレコードが醸し出すような、情感の深みの有無を挙げたいと思います。
・「心からお勧めする1曲目「アフロ・ブルー」」
1曲目「アフロ・ブルー」が耳から離れず、最近買いなおしました。インドとアフリカとラテンがまざったような独特の情感があり、速いテンポで吹いてもそれが保たれています。エルビン、タイナーのサポートは素晴らしいの一言です。ジャケット内の4人の演奏中の写真は集中力の高さがよく表われています。このたび、2、3曲目の良さにも気づかされました。コルトレーンとその影響を受けた追随者たちの演奏とでは何が違うかと聞かれたら、このCDが醸し出すような情感の有無を挙げたいと思います。
・「親友が最も愛する一枚」
「たとえばこのLPが擦り切れて聞けなくなったら、 もう一度、これと同じ盤を探して買うよ。」と語った友がいた。何度でも買い直すよ、と。CDしかなくなっても中古盤ででも探すと。だから初めて聴いたのはLPだった。パチパチいう部分もあったが、かえってJAZZらしく聴こえたものだった。それから早20年近く経ってしまったが、LPを持っていない小生は
このCDを今でも大切に聴いている。JAZZ PIANOを聴き始めた頃、これと佐山雅弘の「PLAY ME A LITTLE MUSIC」をバイブルのように聴きこんでいたもの。説明しても仕方がないので、自身の耳で確かめてほしい。星5つを最高点としても6つ半はつけたいくらいの思い入れだから。
・「すごい!すごすぎる!!」
このアルバムにおけるバド・パウエルの演奏はとにかくすごい。ピアノをやったことのある人なら1曲目の「テンパス・フュージット」を聴いただけで腰を抜かすだろう。その後も、3「チェロキー」6「神の子はみな踊る」8「ゲット・ハッピー」10「スウィート・ジョージア・ブラウン」と高速演奏は続く。それでいて4「アイル・キープ・ラヴィング・ユー」11「イエスタデイズ」のような美しいバラードも聴かせる。このアルバムさえ聴けばこの人が天才と呼ばれる理由が分かるはずだ。とにかくすごい。聴けば「ゲット・ハッピー」と思うこと間違いなしの名盤だ
・「バドパウエルの真骨頂が表れたスィング感溢れるアルバムです」
精神病による入院生活から復帰したバドパウエルは49~51年にかけて、次々と傑作アルバムを発表しましたが、49、50年のセッションを収録した当アルバムはその中でも「ザ・ジニアス」と並び、称される人気アルバムです。収録されているオリジナル、スタンダードとも、曲も素晴らしいのですが、やはりバドパウエルの真骨頂はその神業ともいうべきテクニックに裏打ちされた躍動感と情緒感でしょうか。前者の代表が物凄いスピードで弾きまくる①や③だとすれば、後者の代表はバラード曲の④や⑬でしょうか。ただ、いずれにしても、JAZZのスィング感溢れる演奏になっており、「JAZZのピアノソロっていいなあ」と思えるアルバムになっています。
・「これはいい、、、」
録音は古い。スタイリッシュさなど微塵もない。ただただピアノを弾くのが好きで演奏にのめりこんでいるのだろう。わずか数分の短い曲に込められた激情の数々、密度の濃い時間。1曲目から飛ばしまくり。ラストは淡々と綴られる名バラード。間違いなくバドパウエルの傑作のひとつ。
・「香がする」
バド・パウエルは、斜めからでも正面からでも、聴き流してもまじめに聴いても、どこからでも入ってきて、聴いている、ということが起こる。香がする。芸術的香りと言うらしい。この人はたまたまジャズピアノであって、他の芸術でも同じように活動ができただろう。例えば絵を描けば、マティスや梅原龍三郎、あるいは横山大観のような松も描けたに違いない。作為がなく、全ての音がジャズという必然なのだ。
・「モンク芸術のエッセンス」
セロニアス・モンクの最高傑作はというとブリリアント・コーナーズやモンクス・ミュージックといったコンボやオーケストラによる作品が思い浮かぶかも知れない。確かにモンクの総合的な世界への評価という意味ではそれらは重要かつ完成度の高いアルバムだといえよう。しかし、モンクの本質はといえば、ソロではないだろうか。ピアノ・トリオという形式もモダン・ジャズのなかではバッド・パウエルやオスカー・ピーターソンからビル・エバンスにいたるまで幅広く展開し、完全に定着したわけだが、ソロとなるとアート・テイタムという例外はあるが、キース・ジャレットが出るまで、それほど多くのピアニストが好んで演奏していない。それだけソロは表現力と演奏者の世界観が問われるものなのだろう。モンクはそのような意味で稀有なピアニストであり、彼の場合、独自の音楽性を具現化するのに、ソロほど適した形式はないと思われる。パリの四月、ゴースト・オブ・ア・チャンスといったスタンダードや名曲ラウンド・ミッドナイトなどがモンクならではのタイム感覚とハーモニー、メロディラインで展開される。本作はまさにモンク芸術のエッセンスが凝縮されている傑作盤である。
・「五大バッパーの揃い踏み」
いろいろ物議をかもしておりますが、五大バッパーが一同に集まった貴重なアルバムである。個性の強いメンバー同士で火の出るような熱いアドリブが楽しめる。とかくチャーリー・パーカーに凝ると泥沼に入ってしまう。人にどのアルバムを勧めるのか?と聞かれたら、結局あれこもれもとなってしまう。とにかく理屈抜きにJAZZの巨人を楽しんでください。
・「いい加減な・・・・」
この作品はミンガスのベースを取り直しただとか、パーカーとガレスピーがボクシングの試合のほうに気をとられていただとか、聴衆が少なかったとか、チャーリーパーカーは変名で参加、いろいろ有りますが、これを聴いて思うのはジャズはいい加減な人が作ったいい加減な音楽で、ひょっとするとジャズを聴いている人もいい加減な人かも知れません。しかし、圧倒的に演奏はすばらしい。実はいい加減な人は実はとてもすばらしい人ではないかと錯覚させるアルバムです。いい加減は悪ですが、時として何事にも換えられないすばらしい行為かもしれません。
・「暖かい気持ちになりたい方に」
間接照明だけの部屋、暖かい飲み物片手に聞くには最適の一枚です。CHET BAKERの中性的な声と控えめなトランペットの音色があなたを包んでくれます。特に秋から冬にかけては手放せない一枚になると思います。ぜひぜひ聞いてみてください。
・「ジャズ界広しと言えども」
ジャズ界広しと言えどもチェット・ベイカーのボーカルを凌ぐボーカルがあるとも思えないし、これから出てくるとも思えない。
1950年代から彼はいつの間にか歌い始め本作はその評価を確立したアルバムだ。だが、僕が是非とも体験していただきたいのは、この若き日のチェットのボーカルを聴いた後で、最晩年のチェットのボーカルを聴くことだ。特にスティープル・チェイスから出ているペデルセン+ダグ・レイニー盤数種。そしてフランスあたりで録音した盤は最高である。人間は徐々に枯れていく。彼の中性的と言われるこのボーカルも枯れていくのだが、この『Sings』のボーカルが熟成し枯れた時どうなるか、である。そしてトランペットも枯れていく。
何て素敵なアルバムだろう。僕は晩年と若き日々のチェットのボーカルを何度も何度も行き来してしまう一人だ。
・「勝負下着ならぬ勝負CD」
チェット・ベーカーはトランペッターとしても人気があるが、ヴォーカリストとしても、たとえば「男性ヴォーカル・ベスト10」を選ぶとまちがいなくこの1956年録音の1枚が入る。ピアノは名手でチェットの友人のラス・フリーマン。チェットの十八番のマイ・ファニーバレンタインを聴いて、ある女性は「セクシーで、鳥肌が立つ」とおっしゃる。勝負下着なるものがあるそうだが、このCDを聴かせてくどく悪い奴が僕のまわりに横行している?恋人へのプレゼントにもおすすめ。もちろん一生モノの愛聴盤になること、まちがいない。これを聴いてセクシーだと思わなかったら、悪いことは言わない。月にでも移住することだ。(松本敏之)
・「こりゃビックリだね。」
このアルバムは一体どれほど前に誕生していたものなのか。なのに私はつい最近聴いた。勿論このアルバム、チェットの存在はずいぶん前から知っていたのだが、縁が無かったのだ。これを長年愛聴している方には、何を今更と言う方もいると思いますが、申し訳有りません、これはホントに素晴らしく美しい名盤です。チェットのこの気だるく中性的な歌声、乾いたペットの音色。おそらく女性より男性に好まれるのではないでしょうか。何故か男独りの心にグイっと踏み込んで来る。すげぇアルバムだ。
・「不良がセクシーだった頃のおはなし」
元々は隠し芸のようなものだった「Chet Baker Sings」ですが、もう、こっちが表芸だっていう人も多いです。一時は帝王マイルスをも凌ぐ人気を誇った彼の本業はペットであり、歌も滅茶苦茶うまいというわけでもないのですがその、空中にぽーんと無軌道に放られる声はもの凄くセクシーでチャーミング。いわゆる中性的というよりは、白人の若い男性がちょっとすねているような子供っぽい感じを受けます。その数奇な人生と、悲劇的な最期でも知られる彼ですが、中性的な声ということですが彼のそんな人間性まで滲み出すような、ちょっとやんちゃですねているような子供っぽい感じも受けます。そんな彼の声が、ジョアン・ジルベルトによってボサノバ誕生のヒントとなった、とも言われています。とにかく色々と楽しめる内容です。
・「ジャズのお手本」
昨今ではジャズから派生した色々なジャンルの音楽がありますが、このアルバムはまさしくジャズの基本形であり、お手本だと思います。 ピアノ、ベース、ドラムのトリオで曲も演奏も一流なので、何度聴いても楽しめます。 もうジャズファンは持ってて当たり前のような名盤なので説明は不要でしょうが、最近ジャズに興味を持ってどれにしたらいいかと悩んでるジャズ初心者には強くオススメしたいです。 値段もお手頃だし、このアルバムがジャズの基本と思えば、自分がジャズを聴くのに向いているかどうかが良く解かるんじゃないでしょうか。 でも逆に言うと、最初にこんな名盤を聴くと後がつらいかも知れませんが(笑)。
・「最高のアルバム」
ピアノトリオのルーツ、といった感のある一枚です。昔のCDというと、音質であったり選曲の面で敬遠される方もいると思います。しかしこのアルバムは録音の賞を受賞しているらしく、音質はかなりクリアです。そして最初の曲から心地よいメロディが奏でられます。全く古臭さを感じさせません。ビル・エヴァンスやキース・ジャレットに影響を与えたオスカーの、最高のアルバムだと断言できます。ジャズを聴き始めた方にぜひお勧めの一枚です。
・「オスピーの職人技を堪能できる1枚」
この作品、表題は「We Get Requests」となっていますが一般には「プリーズ・リクエスト」と呼ばれています。ジャケットも「さあ、お客さんリクエストありませんか」とでも言っているようなニッコリ笑ったピーターソントリオの写真が良い。本作は、ジャズの精神性や彼の音楽の哲学をストイックに鑑賞するというよりは彼の職人的なピアノテクニックや息の合ったバンド演奏を「さすが、上手いもんだナ」と聴くほうがピッタリくるでしょう。大工さんが「シャー」っと乾いた音をさせて材木にカンナをかけたり板前さんが鮮やかな手つきで魚をさばく様子などを「ほー、さすがプロ。上手いもんだ」と感心しつつ眺めるあの感じです。コルコヴァドやイパネマなどボサノヴァのスタンダードも収録。ボサも彼も手にかかるとしっかり料理され自分の音楽にしています。一曲あたりの演奏時間も短くまとめてあり全体的に軽快で和やかな雰囲気となっています。気軽に聴ける名盤。5つ星。ジャズ初心者の方にもお薦めです。すんなり聴けると思いますよ。
・「ピアノトリオの最高傑作のひとつ」
ピアノトリオの歴史上最高傑作のひとつ。スタンダードやポップスの曲をアレンジしていて、気軽さがある。しかし、落ち着いていて、派手すぎず、しかしはっとするほど上手い。レイ・ブラウンとエド・シグペンと組んだトリオはオスカー・ピーターソンのピアノトリオの黄金時代を築いたといわれるが、これを聴けば、異論はあるまい。CorcovadoやYou look good to meは何百回聴いても飽きない。「ロンドンハウスのオスカー・ピーターソン」の連作も名盤だが、こちらのほうが聴く頻度も高くなる。聴きやすさ、親しみやすさと芸術性の高さとがうまくバランスしている。
・「みんな知ってるよね?」
オスカー・ピーターソンの名盤ではありません ;) ベースのレイ・ブラウン、ドラムスのエド・シグペンを聴くべきアルバムと言えましょう。レイ・ブラウンは黒人ベーシストの最高峰であり(いろいろ異論はあるでしょうが)特にこのアルバムでは「ユー・ルック・グッド・トゥー・ミー」のイントロが素晴らしい。エド・シグペンのドラミングも、ボサノバ・アレンジの曲のリズム・センスなど絶妙のものです。 いちおう誤解のないように書いておきますが、ピーターソンのピアノも悪くはありません。しかし、どうしてもベースとドラムスのアルバムと聴こえてしまうのですが、どう思われますか。
・「ジャズギター永遠のスタンダード。」
いまだにケニー=バレル以上のジャズギタリストは出現していないのではないでしょうか? あくまでも私の持っている乏しい音楽感覚と経験からなのですけれど。
もちろん、ものすごい速弾きの出来る人やクラシックギターの奏法を取り入れている人など、ケニー=バレルよりもテクニック的には上のギタリストは現在数え切れないくらいいますが、当時セッションにおけるジャズギターのお手本とも言える奏法を確立し、それでいてこれほどスウィングする音色を奏でるこの人の演奏スタイルは、現代でも全く色あせることのない「永遠のスタンダード」だと思います。
この「ミッドナイトブルー」はケニー=バレルがブルーノートに残した偉大な足跡であり、名盤中の名盤と言って良いアルバムです。 一度は部屋の照明を少し落とし、じっくりと音世界にひたって聴いて頂きたいアルバムです。
・「真夜中に聴きたい一枚」
1963年録音だからもう40年以上前のアルバムだが、マイナー調の日本人好みの曲が多く、いつ聴いてもあきない。とりわけ表題曲の「ミッドナイト・ブルー」など、洗練された中にもブルージーな雰囲気でごきげん。スタンリー・タレンタイン(テナー・サックス)の演奏も絶妙。(松本敏之)
・「RVGな音。。」
ハードボイルドに決めたブルースなアルバム。ケニーバレルは昔、むちゃくちゃかっこいい男であったのであるということを証明している。ただ、僕がプロデューサーだったら、4曲目の"ミッドナイトブルー"をいきなり頭に持って来て、どうだまいったかかっこいいだろう、で売りまくりたいのですが。。サウンドは、RVGがリマスターしただけあって、まさしくブルーノートな音。ECMのマンフレート・アイヒャーと方向性は全く違うものの同じように強烈に個性的。(ちなみに、僕はあんましRVGは好きじゃないです。ブルーノートのブランドイメージにマッチした作った音なので。日本では好きな人が多いので、私は間違いなく小数派.. 別にかっこよければそれでいいですけど。)
・「ケニー・バレルの最高傑作!」
ハード・ボイルドの世界です。ケニー・バレルの最高傑作です。ブルージーです。これ以上はもう何も言うことはないのですが、スタンリー・タレンタイン以下のメンバーとの演奏がもうこれ以上にないくらいにハード・ボイルドな世界を構築しています。JAZZ・ギターがあまり好きでない人でもこのアルバムだけは要チェックです。
・「ギター、コンガ、」
ギターが入っているジャズなんて邪道だ!という貴方・・・ 僕も賛成です。個人的にはギターの音が聞こえてくるジャズはどうも好きになれません。しかし、この「ミッドナイト ブルー」はちょっと違います。なかなか渋くてブルージーな音を聴かせてくれます。RAYのコンガも、初期のCandido程出しゃばらず、ブルースな感触を壊さない程度の渋い演奏。全体的に、50年代のバレル氏の持ち合わせていた少し田舎臭いスタイルは薄れ、日本人好みの都会的で哀愁のある渋いスタイル。ジャズ初心者の自分もすんなり聴けるような間口の広い良盤、だと思います。
・「いつでも、いつまでも。」
ジャコ・パストリアス、マーカス・ミラーを引き合いに出さなくてもベーシストの魅力は良く知られるところだが(この2人はプロデュース能力もすごい)、ポール・チェンバースはご存知だろうか?この人はベーシストというより、ベースマンといったほうがピッタリのベース弾き職人である。
精神的・肉体的に充実した時期に制作されたこのアルバムは、まさにベースという楽器の音楽図鑑のようである。いつでも聞いていたいし、いつまでも聞きつづけたい。
・「いつでも、いつまでも。」
ジャコ・パストリアス、マーカス・ミラーを引き合いに出さなくてもベーシストの魅力は良く知られるところだが(この2人はプロデュース能力もすごい)、ポール・チェンバースはご存知だろうか?この人はベーシストというより、ベースマンといったほうがピッタリのベース弾き職人である。
精神的・肉体的に充実した時期に制作されたこのアルバムは、まさにベースという楽器の音楽図鑑のようである。いつでも聞いていたいし、いつまでも聞きつづけたい。
・「マイルスミュージックの屋台骨」
1955年のオリジナル・クインテットはマイルス・デイビスがハード・バップの代表的なグループとしてユニークかつ先鋭的なジャズの進化論を実証し続けた温床でもあった。その中において58年の再編成も含め、8年もの長きにわたりマイルスの屋台骨であるリズムセクションの要を支え続けてきた男こそ、ベースのポール・チェンバースに他ならない。オスカー・ペティフォードやチャールス・ミンガス、レイ・ブラウンといった先行世代の名手の後を受け、新しい世代のベーシストとして豊かな音量とホーン奏者のようなメロディックなソロを展開し、ベースの世界の革新に寄与した功績は大である。ピチカートのりズミックで跳ねるようなフレーズやアルコの正確かつ拡張の高いスタイルなど、才能あふれる演奏と信じられないくらい多くのレコーディングをさまざまなセッションで遺してくれた。このアルバムはそんなチェンバースの多彩さとベースの重要性を世に問うた作品でもある。ケニー・バレル(g)、ハンク・ジョーンズ(p)、ポール・チェンバース(b)、アート・テイラー(ds)といった渋い名手がそろいイエスタデイズ、ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ、ディア・オールド・ストックホルムといったこれまた玄人泣かせの選曲がうれしい。
・「アコースティックベースが堪能できる渋いアルバムです」
マイルスクインテットを支えたベーシストでもあるポールチェンバースのソロアルバムで彼の最高傑作といわれることも多いアルバムです。いきなり登場する1曲目の弓弾きに代表されるように、bをかなりフューチャーした作品になっています。脇を支えるのはpのハンクジョーンズ、gのケニーバレル、drのアートテイラーら渋い名手たち。また、選曲も、名曲「ディアオールドストックホルム」を始め渋い選曲になっており、bという楽器に似合った、全般的に渋いアルバムに仕上がっています。お酒でも飲みながら、その重低音や渋いムードに酔うのに良いアルバムではないでしょうか。但し、冒頭の弓弾きを始め、bを延々聞かされるのはたまらなといった方には避けるべきアルバムと思います。
・「弓で弾くベースに感動」
初めて聴いた時はいきなり弓で弾くベースに感動しました!何度聴いてもたまらない作品です。
●橋
・「圧倒的なサックスの音宇宙」
2度目の引退後にカムバックした復帰第一作としてあまりにも有名なアルバム。ロリンズを語る際50年代半ばから後半の傑作が定番化しているが、60年代に入ってからのロリンズこそ、再検証すべきだと考える。なぜなら60年代に入ってジャズ界が二つのムーブメントの中で数人のサックス奏者による改革の波にさらされていたからだ。ムーブメントはモード・ジャズとフリージャズ。改革者はコルトレーンとオーネット・コールマンを中心にエリック・ドルフィーらの活躍である。ロリンズの2度目の引退がまさにこの時期にあたるため、当時ロリンズは過去の人というポジションに甘んじなければならなかった。しかしあまりに画一化したコルトレーンイデオムに対し、真に創造的で才能と技術を必要とされるロリンズの音楽性はかけがえのないものであったに違いない。このアルバムに聴かれるロリンズ節はおおらかで、やさしく力強い。橋という標題の由来は復帰前の彼がブロンクスとマンハッタンを結ぶウィリアムバーク橋の上で、サックスの練習をしていたという逸話と重なる。ウィザウト・ア・ソング、ホエア・アー・ユー、ゴッド・ブレス・ザ・チャイルド、ユー・ドゥ・サムシング・トゥ・ミーといったスタンダード解釈は自信に満ちゆったりとしたジャズの素晴らしさを伝えるし、ジョン・S、橋などのオリジナルからはロリンズの意気込みと覇気が伝わってくる。当時、デクスター・ゴドン、スタン・ゲッツといったベテランの復帰、若手のウェイン・ショーター、ジョー・ヘンダーソンらもデビューし60年代ジャズはまさに百科繚乱の様相を呈するのだ。
・「どこかふっきれたような余裕のあるプレイが聴かれる」
ソニーロリンズというと緊張感溢れる豪快なブローイングがまず連想される。約三年間の雲隠れ中にウィリアムズバーグ橋で練習をつんでいたらしいが、その後に発表した本作では、今まで以上に余裕ある演奏が素晴らしい。Sonny Rollins ;tenorsax, Jim Hall ;guitar, Bob Cranshaw ;bass, Ben Riley Or H.T. Saunders ;Drumsのメンバーからなるセッション。例によってソニーのお好きなピアノレス。ギターのホールが甘さを曲に与え、変化を出す役割を果たしている。本作からロリンズのRCA時代が始まる訳だけど、第二期黄金時代と言っても過言でないほど、高いテンションで充実した演奏振りである。ベテランらしい円熟味も加わり、新たな魅力にも満ちている。ロリンズがお好きな方は是非RCAのロリンズをどれか一枚お聴き下さい。きっとお気にいるはずです。
・「モノラル版ですが」
演奏についてのレビューは他の方に譲るとして,どなたも言及していない重要なことをひとつ。ある程度オーディオにこだわるとCDよりアナログレコードの方が音がいいと思うようになります。このCDはバーゲンですし,別テイクも入っているので買ったわけですが先日久し振りにレコードの方を聴いてみましてどうもヘンだな,と思い改めてCDを聴いてみてビックリ。(もっと早く気づけよ…)このCD,モノラル録音なんです!おっと,お若いの,ここでひいてはいけません。ステレオ版に比べて2本のホーンが一層迫ってくるのですよ。リマスターということもありますが,これはレコードといい勝負しますよ。聴いたことないけど,モノラル版のレコードと比べたらどうでしょう?アナログ派としてはレコードの方がいいと確信していますが…
・「さらによくなっています」
RVGになって以前のものよりさらによくなっています。 1. はじめにリー・モーガンとルディー・バン・ゲルダーの会話が入っています。雰囲気が出ています。 2. Moanin'の別テイクが入っています。聞き比べてみるとおもしろいかもしれません。 また、音質も劇的によくなっています。 ジャズファンだけではなく、ジャズを初めて聴く方にもおすすめです。
・「モノラルではなかった!」
海外版、国内版両方のRVGエディションを購入した。こちらのレビューにあるようにモノラルに聴こえる。実は先日、国内版は帯にstereoと明記されているため、更なるリマスターかと購入したが、同じ音源だった。そこでこのモーニンはモノラルか?とEMIミュージック・ジャパンブルーノートクラブ事務局に問い合わせてみた。回答は輸入版も含めてRVGが左右への拡がりを少なくしたリマスタリングとなっております。ご理解ください…ということだった。旧盤ではきれいにセパレートしていたのがほとんどモノラル的。左右も前後もそうだ。このリマスタリングによって確かにグルーブ感、演奏の熱さなどは格段にアップしている。RVGの意図もまた是非確認してみたい。
・「理屈は入らない、絶対にお薦め、名盤100選」
ファンキー・ジャズと言えばモーニン、モーニンと言えばアート・ブレイキー。ジャズを聞くなら絶対に聞き逃せないアルバム。このアルバムを聞かずしてジャズを語る無かれ。別に語る必要も無いけどネ。とにかく、理屈抜きで聞いて欲しい。もし私のこのレビューを読んだら騙されたと思って絶対に聞いてください。絶対に、絶対に、絶対に!
・「ファンキー元禄の黄金盤 モダン・ジャズの至宝」
これほど一世を風靡したジャズ・アルバムがあっただろうか。昭和の真っ只中で突如ブームになったモダン・ジャズは黒人特有のソウルフルなスピリッツをふんだんに盛り込んだファンキーという爛熟期を迎えた。まさに元禄時代を思わせる大衆文化にモダン・ジャズが受け入れられたモメントでもあったのだ。何よりもボビー・ティモンズのMoanin'という名曲が大ヒットしたことがその一番の要因としてあげられるが、御大のアート・ブレーキーをはじめ、リー・モーガン、ベニー・ゴルソン、ティモンス、ジミー・メリットといったパーソネルの充実を見落としてはならない。特に新進トランペッター、リー・モーガンは当時怖いもの知らずの二十歳の若者で、スリリングなフレーズとブリリアントな音色でグループを華麗に際立たせた。演奏者としては過小評価気味のゴルソンだが、コルトレーンのシーツ・オブ・サウンズを思わせる密度の高いアドリブを展開している。また、ゴルソンの作編曲の才能は、Are You Real?などの名曲を生み出すとともに、グループに特有のサウンドをもたらすアレンジの手腕を発揮している。そのことは、このグループがバランスの取れた高い音楽性に支えられていたことを示すわけだが、同様にブレーキーのドラミングも単なる野性味だけでなく繊細で計算しつくされたセンシティブなものであったことを見逃してはならない。ジャズメッセンジャーズはこの録音の後、パリで大成功し、その余勢をかって日本で爆発的なヒット、さらに初来日をも果たし、本格的なファンキーブームの到来となった。50年代モダン・ジャズの一つの頂点を形成した至宝的名盤である。
・「ソニークラークタッチの最高傑作」
なんだかんだ言っても「Softly As In A Morning Sunrise」に尽きます。この曲は、名演、名唱を産みだしやすい曲といえますけれど、数あるなかでもこれが(日本人にとっては)最高でしょう。ピアノトリオ好きなら聴いておかないと話しにならない決定的名演奏だと思います。とくに1曲目から順番に聴いていって5曲目で最高潮に達し、6曲目で一息つく、というのが正しい聴き方だと思います。
・「何回も聴くとわかる良さ」
ジャズもぐりな僕にとって、正直最初聴いた時には「Bill EvansやBud Powellに比べると特徴が見えにくくて地味だなぁ」くらいの印象しかありませんでした。全く、今思えば恥ずかしい限りです。
Sonny Clarkの弾くピアノって、音の1つ1つがリズムやメロディを強く主張する「一聴してわかりやすい」タイプではない代わりに、丸みのある音が自然に「スウィング」していて、尚且つ「情緒」があるように思えるんですよね。ジャズの表現に「情緒」なんて言葉を使うのは変な気がしますが、しかしこの言葉が一番しっくりくる気がするんです。その辺が日本で人気があって、アメリカではマイナーな存在である1つの理由なのかもしれません。
大人気曲⑤はもちろん素晴らしいですが、他にも①の熱い演奏や⑦(こっちのテイクの方が個人的に好みなので)の素晴らしいピアノ・ソロなど、聴き処がたくさんあります。
堅実なリズム・セクションが、またClarkの良さを引き立ててくれています。聴く回数を増すごとに、良さが増してくるような素晴らしい作品だと思います。
・「当時は珍しかったピアノ・トリオの美しさ」
1963年にドラッグのやりすぎで、わずか31歳の若さで他界したソニー・クラークが超名盤「クール・ストラッティン」吹き込みの直前に制作した一枚。ポール・チェンバース(ベース)とフィリー・ジョー・ジョーンズ(ドラム)とのピアノ・トリオだが、当時は地味すぎて全く売れなかったという。名演奏と名高い「朝日のようにさわやかに」のスイングする演奏もいいが、「アイル・リメンバー・エプリル」の静かな美しさも格別。「クール・ストラッティン」もいいけど、1957年当時は珍しかったピアノ・トリオの美しい演奏も聴いて欲しい。(松本敏之)
・「初心者にもお勧めです」
ジャズの初心者には大いにお勧めである。私も、このアルバムとBill Evansの『ワルツ・フォー・デビー』で一気にジャズファンになった。以来20年が経って改めて聴いても、やはり名盤だなと思う。最初に好い盤にめぐり合えたことは幸せだった。 まずはこのジャケット。そして、「鍵盤=音」の色が印象的に示すように、ピアノの音色が素晴らしい。タッチが力強く、良く響く。音が濡れている。この音色は特別で、例えサイドマンで参加していても、すぐにSonny Clarkと分かる色を持っている。そして、アドリブラインのなじみ易さである。最も好きな「時さえ忘れて」では、アドリブラインをすっかり記憶してしまい、20年近くも覚えている。一般に難解と思われているアドリブさえ、親しみやすいのである。 全体の雰囲気はブルーな感じを漂わせ、ジャズを感じる。しかし、それだけに止まらない。ブルーでありながら、詩情を湛えている。このアルバムは脂っこさが程好く、『クール・ストラッティン』よりも好きだ。詩情というと、Bill Evansなど他のピアニストの修飾語で、Clarkには一見似合わない。「朝日のようにさわやかに」やソロで弾く「四月の思い出」などの選曲も理由の一つだが、実は、詩情はClarkの本質で、短い演奏活動の中で半分を西海岸で過ごした経歴に由来するのではないか。「西海岸の連中はフィーリングも違えばジャズへのアプローチも違うんです。彼らは彼らなりのスイングしかしない」と語ったが、クラシックとの融合を図る西海岸のフィーリングがClarkの中で巧くブレンドされて活きている。それが他の東海岸のピアニストと異なる味わいをつけているのではないのだろうか。この時期には例外的なトリオ演奏が録音された理由だろう。
・「ほんとにええですわ。」
「朝日のようにさわやかに」はいいです。他の有名プレーヤーも歌い・演奏しておられますが一番ええかも知れません。この曲はピアノ向きのような気がしますね。日本人受けする演奏といわれておりますが、ようわかりませんが日本人の僕にはぴったりのフィーリングです。ジャケットもクール・ストラッティンに負けず劣らずええ出来だと思っていますが。
・「録音の良いカナダプレスなら星5つ」
当該のManhattanは星4つ、何故かと言われれば録音が悪い(ADD)Alert Recordsのカナダプレス(DDD)なら星5つ(6つ)これを聞いたらこのManhattan盤は聞けなくなる。他にDon't smoke in bed、Girl talkなどもAlert RecordsのHolly Coleの中でも録音がよい。おそらくオーディオ誌やオーディオ関係の録音の良い音盤にこれらは挙げられていると思う。
彼女の生ライブを2度聞いたことがありますが、Alert盤は生の感触が伝わってくる。
国内EMI盤およびManhattan盤でも浸るには十分、暗がりの中で酒でも交わしながら聞いていたい。
・「Jazzの大星☆」
Calling Youでお馴染みのホリー・コール。彼女のJazzサウンドはどの曲にも上品なオシャレさを添付させてくれている。 ストリングやピアノだけのシンプルな伴奏も彼女の深い声をひきたててくれる。Calling You含めて、映画のワンシーンに挿入できそうな曲がそろった一品です。
・「極めて個性的なシンガーと思います」
1963年生まれのカナダ出身のヴォーカリスト、ホリー・コールの出世作で、アルバムとしては"Girl Talk"に続くセカンド・アルバムになります。ヴァイオリンが2曲に、バスクラが1曲に入っているほかはピアノ・ベースとのトリオで録音されています。 ホリー・コールはジャズ好きの兄に影響されてジャズを聴くようになったそうで、好きなアーティストにサラ・ヴォーンやビリー・ホリデイ、アニタ・オデイあたりを挙げています。ここで取り上げられた"I’ll Be Seeing You"と言えばビリー・ホリデイですし、"Honeysuckle Rose"も個人的にはサラ・ヴォーンの名唱がまず思い浮かびます。そういう意味ではホリー・コールの音楽の背景が見えるような選曲と言えるでしょう。 とはいえ、この音楽がジャズ・ヴォーカルに分類されるのには抵抗があります。チャップリンや「バグダット・カフェ」のテーマといった映画関連の曲からトム・ウェイツやライル・ラヴェットなど個性的なシンガーの曲を収録している通り、決して彼女自身ジャズをやっているつもりではないと思います。だいたいリズムの取り方が全然ジャズではありませんしね。・・・かと言ってポップスに分類するのも躊躇われる渋めのシンプルなスタイルで、両方の影響を受けつつ自身の音楽を目指すバラード・シンガー、という曖昧な表現がいいのかもしれません。 ちなみに何故か"Blame It On My Youth"は入ってません(1993年の"Don't Smoke In Bed"に収録)。
・「Take 5はジャズの代表曲の1つとなる曲」
ブルーベックの代表アルバムとなる作品。変拍子だったり、ジャズには珍しい5拍子の曲が入ってたりと、脳裏に残るフレーズが多いアルバム。お勧めは、3,1,5,2あたり。
このアルバムの最大の魅力は3のその名の通り5拍子のTake 5。ブルーベックが正確にタラッタラ、ターラーと正確な5拍子を刻みながら、この曲の作曲者、Paul Desmondが少しこもっていながらも甘美で温もりのある音で明確に演奏している。ちょっとコケティッシュな感じもするアルトの音。この曲のフレーズが非常に脳裏に残る。
1のタイトル、Turkはトルコの意味。トルコ風のブルーロンドという邦題がついている。タラタラタラタラタタ・・・とジャズには珍しい拍子で始まる曲で、この曲もまた脳裏に残る。ピアノとサックスのユニゾンの仕方も素晴らしい。途中からゆっくりに変調し、最後にまたテンポが速くなってくる。クセモノながらも要注意な曲です。 Dはワルツの曲。テネシー・ワルツというジャズの名曲でスタンダードな曲もあるが、やはりワルツはジャズ界には珍しい。あまり気にならないながらもズンタッタとワルツのリズムを刻んでいます。 でも駄曲はなく、全体的に几帳面な感じがしながらもインプレッシヴなアルバムだ。ジャズの名曲と呼ばれている中でも変化球なアルバム。普通のスタンダードな曲に飽きてきた方はこんなアルバムはいかがだろうか?
・「リラックスして聴く変拍子ジャズ」
世の中には非常に複雑なキメや理解に苦しむほどの変拍子を得りにする音楽が数多くある。しかしそれらの音楽の殆どは決っして聴き易いものとは言えず、聴いてるだけで疲れてしまう音楽でさえ少なくないように思える。この「Time Out」は変拍子ジャズの名盤として親しまれているが、先に挙げたような変拍子の「聴きにくさ」というものは一切無く、むしろリラックスして聴くことができるほど。特にこの珍妙なアルバムの1曲目を飾っている「Blue Rondo A La Turk」と、5拍子のスタンダードとして有名な「Take Five」の2曲はそのインパクトといい、メロディのキャッチーさといい、適度な緊張感といい、とても秀逸。アルバム全体を通して実験的な作品であるものの、決っして取っ付き難いものでは無いので、未だ聴いたことは無い人も一度は手に取っていただきたい。
・「4分の5拍子のジャズってなかなかステキですよ」
このCDに収められている名曲「テイク・ファイヴ」ですが、リーダーのデイヴ ・ブルーベックは、3+2拍子の5拍子という変拍子を本当に律儀に刻んでいます。一方メロディーを奏でるアルトサックスのポール・デスモンドは、とても柔らかくしなやかな音でスウィングしています。これだけ甘い音色のアルト・サックス、というのもなかなか聞けません。途中のドラム・ソロのジョー・モレロのアド・リヴもいつ聞いてもステキですね。
こんなに楽しいジャズもあるのだ、という見本のような演奏です。30数年前ですが、CMにこの曲が使われ、日本でも多くの人が知っているというジャズの名曲中の名曲でもあります。ジャズと変拍子という一見風変わりな組み合わせから、とてもステキな演奏が生まれました。最近でも、アリナミンのCMでお馴染みだと思います。
この『タイム・アウト』というアルバムは、全て変拍子のジャズの演奏ばかりを集めていますので大変ユニークですよね。
個人的には、1曲目の「トルコ風ブルーロンド」の9分の8拍子の曲も気に入っています。2+2+2+3拍子という刻みですので、スウィングできるのだろうか、というものですが、デスモンドの上手さが光る演奏です。そしてとても楽しい曲ですので、印象に残るのでしょう。
本当に何十回と聴いてきたアルバムです。若い世代の方にも是非聴いて欲しいものです。
・「ドアを閉めて聞きたい曲たち。」
このCD(Time Out)は、たくさんあって、私が持っているのは1997のものだった。 見つけたのはたしか高校生のころ。いい曲にめぐり合えてよかった。 1曲目のBlue Rondo A La Turkから2曲目は、激しさから流れるような音に変わる。サックスが途中から入ってきてとてもシックに夜に合う曲に変わる。そしてダンスを踊れるくらいのリズムに変わっていく。3曲目のTake Five寂しいときとかになんか聞いてしまう。おもいっきり封鎖してるときに聞いてしまう。 あるとき、部屋を閉めて(友人がいるにもかかわらず)ガンガンにこの曲だけをリピートさせてベッドの中で寝ながら聴いていたことがある。 封鎖しながら聞くのに良いと思った。楽しいとか悲しいとかで言い表せない曲だからだ。4曲目の出だしはかわいい。子供が遊んでる感じもするけど大人がたまに入って歌ってくる。大人が子供の演奏を見守ってるような曲。だけど後半になると大人の色気や活気がでてくる。もちろん遊び心も。高校生くらいだ!締めはお遊戯会、発表会が終わった感じがする。5曲目の出だしはパッとする。女らしさ、可憐な音がでる。颯爽と歩く女みたいな音がでている。声をかけてくる紳士。そして踊りだす。音の変化のわかりやすい曲がたくさん入っている。これ以上は語りません。6曲、7曲も良い曲です。
・「大変に聴きやすい。」
ジャズ初心者のころにこの作品を手に入れて、今でも折に触れて聴いております。時には聴くのがイヤになるジャズ(とかいろいろ)がある中で、これは大変に聴きやすいアルバムだと思います。
パヤパヤパヤパヤパ♪パヤパヤパヤパヤパ♪と軽快に始まる演奏には、敷居の高さのカケラも感じられません(ほめてます)。もちろんプレイヤーには緊張感があるはずですが、リスナーにはそれを伝染させず、飄々とスキップしていくような演奏をずっと聴かせてくれます。
くつろぎのジャズ。そしてジャケット。いいですねぇ。
・「すばらしい」
曲全体の構成力とテクニックも賞賛に値するけれども,この即興を生み出す突出した集中力がとにかくすごい.ほとばしる集中力の塊のよう.聞く側にエネルギーを充電させてくれる貴重で素晴らしいCD.この先長らく手放せない逸品.
・「ピアノソロの傑作。文句なく20世紀を代表する名演奏です。」
1975年の演奏です。今から30年以上前。当時は、同じジャズでもマッコイ・タイナーとかの方が好きで、キース・ジャレットなんて「軟弱なもの」聴かないよと格好をつけていましたが、ごめんなさい。間違っていました。50歳になって、アイポッドを買って、再びぼつぼつ音楽を聴くようになりましたが、このケルン・コンサート、心に染みわたります。LPを持っていたのですが、この度、晴れてCDを買って聞き直しました。名演奏、傑作。打ちのめされる。心を動かされる。フジコ・ヘミングウェイ聴いてピアノが好きになった方も、ぜひ、聴いてくださいね。本当に、一生、聴ける宝物になると思います。
・「この名盤に出会えてよかった」
発売当時からこの演奏のすごさは皆さんが語っております。なんと神々しい演奏でしょうか。人間が持つ想像力の素晴らしさをまざまざと感じさせる。この曲の非凡さをうまく言葉では表せないのが歯がゆい。
・「ジャズが持つ“即興音楽性”を際立った感受性で具現化した最高傑作、でしょう!」
今から4分の1世紀ほど前、僕が高校生だったころですが「お前、キース・ジャレットも聴かないで音楽の凄さなんて語れないよ。」という生意気な同級生がおりました。当時はRock、具体的にはDavid Bowie の崇高さに絶対的な確信を持ち続けていた僕は「何言ってんだよ。言葉の凄さなくして音楽は語れない。」などと反論していたものでした…。しかし、最近ある人からこのCDを薦められまして心して聴いたところ…とてつもなく鋭いタッチで感受性の赴くまま弾きまくるアーティストの姿に感銘してしまいました。それがこのケルン・コンサートでの即興音楽(=インプロヴィゼーション)でした。ここでのキース・ジャレットはまるでアンテナから受信する精巧な機械のように音の数々を奏でていき、しかもその一音一音に感情が込められている、というとてつもない演奏をされております。ジャズの語源が「自由な」を表す事を今一度理解させられる貴重な傑作です。
・「心の琴線にふれる1枚」
この作品はピアノのソロアルバムということで何か難解で小難しい作品じゃないかと思っていたため実はちょっと敬遠していました。つい最近ようやく購入し聴いてみたのですが僕の勝手な想像と全く違う内容で正直驚きです。終始ピアノソロということに間違いはありませんが瑞々しく繊細で爽やか、時に切なく気高く美しい。最初、重い暗めの灰色を想像していたけど、聴いてみたら限りなく透明に近い水色(村上龍みたいだ)であったといった感じです。彼の紡ぎ出す美しい旋律によって冒頭から一発で彼の音楽の世界へ引っ張り込まれます。次々と湧き出るフレーズに身をゆだねて彼の音楽と対峙すると何故かちょっと懐かしく切なくなったりリラックスして優しい気持ちになったりします。聞くときの自分の状況というか状態よって心に浮かんでくる風景が違ってくるのは、大変に興味深いところです。是非、夜中に(必ずしも夜中である必要は無いけど)そして一人で彼の音楽の世界と対峙してみていただきたいと思います。多少ストイックですが・・・ジャケットはモノクロでシンプルなデザイン、先入観なく音楽に入り込めてセンス良し。これからも折々に聞いていきたい一枚。文句なく5つ星のお薦め盤です。
・「Groovy!」
JAZZに余り興味がなかった頃、ジャケットとタイトルがカッコ良くって思わず衝動買いをしてしまったアルバム。でもこれが良かった!1曲目のCジャムブルース。これにはまってしまった。とことん熱くはなく、印象はむしろクールなんだけど、音がグルーヴして弾むような感じが妙に気に入ってしまってJAZZを本格的に聴くキッカケとなりました。正に"Groovy"。タイトルに偽りなしです。肩肘はらずにリラックスして聴けることも秀逸。今でも我が家のへヴィーローテーションの内の一つです。コテコテのJAZZファン以外にむしろお薦め1作。いつもそばに置いておきたい素敵なアルバムです。
・「ピアノトリオ必聴の一枚」
ピアノトリオで何枚か好きなのを上げろ、といわれたら絶対にはいる一枚です。しかし、世間一般では「1.C JAM BLES」「4.WILLOW WEEP FOR ME」のブルージーな曲に人気があるようです。確かにその二曲もいいのですが、僕は誰がなんと言おうと、2, 3, 5です。特に「5.WHAT CAN I SAY DEAR」です。これ以外のこの曲の演奏を見たことがないのですが、大好きな曲です。逆に「3.WILL YOU STILL BE MINE」は結構やってる人がいるので、他の演奏を探すのもまた楽しいです。
・「ジャズの教科書のような作品?」
タイトル通りに本当に爽快な一枚。前倒しでドンドン転がっていくグルーヴィーなピアノに、後乗りのベースとドラムスが追っかけごっこをする。この三者の微妙なタイミングのずれがスゥインギーなサウンドを作り出している。ベースのポール・チェンバースの音が良く聞こえてサイコーだ。彼のリーダー作ベースオントップより、こっちのプレイの方が好き。一見(一聴?)フィリージョージョンズと間違えそうな位、やくざな乗りのドラムスのアートテイラーのプレイもカッコイイ。少し控えめのフィリージョーという感じだ。アートテイラーはトレーンのジャイアントステップスでも、ワイルドなドラムスを叩きまくっているけどね。リズムセクションとピアノの絡みを勉強するのにも、これは最適の1枚と言えるでしょうね。
・「ブルースとカクテルの似合うピアニストの代表作」
マイルス・デイビスという人は時代の中で最適なピアニストを抜擢する才能に長けていた。レッド・ガーランドというバド・パウエル系のピアニストの中でもとりわけ優れているというわけではない新進をスカウトし、グループのサウンドを決定付ける個性とサウンドを定着させたのだから。その後、ビル・エバンス、ウイントン・ケリー、ハービー・ハンコック、チック・コリア、ジョー・ザビヌル、キース・ジャレットというふうにそれぞれが時代のピアノスタイルを打ち出し、巨匠として活躍した。現在レッド・ガーランドのピアノを聞くと、50年代ではホレス・シルバー、トミー・フラナガン、ソニー・クラークなどと比較するとやや劣る甘く、癖のあるカクテル・ピアニストといった印象がぬぐえない。なぜマイルスは彼を雇ったのだろうかと思ってしまうほどである。しかし当時のマイルスクインテットにはガーランドが必要だったのである。バラードとブルース、ミュートプレイなど50年代後半のマイルスのコンセプトには不可欠な存在だったのだ。そしてザ・リズムセクションと呼ばれるほどの完成度とオリジナリティがそこに醸成され、数々の傑作をものにしていった。しかしながら、マイルスのコンセプションはヤドカリが殻を脱ぎかえるように、リズムセクションを刷新し、新たなリズム陣を形成していった。すなわちその後のガーランドとはマイルスの50年代後半の残滓であり、生き証人だったのではないか。吉祥寺のジャズクラブ、サムタイムスの壁に再現されていたこのアルバムのジャケット・デザインは、ガーランドのグルーヴィでジャジーな一面をとてもよく表した秀逸なデザインである。ブルースとカクテルの似合うピアニスト、レッド・ガーランドこそ50年代後半の精神を現在に伝える文化財なのである。
・「まさしく、グルービィー!!!」
やっと見つけましたね~!紙ジャケグルービィー!!!嬉しくてレビュー書きます。このジャケットに一目惚れしてLPを買ったのはもう、30年も前のことです。ジャズのジの字も知らない私が、本屋で立ち読みした音楽雑誌の特集に写真入りで載っていたジャケットがこのグルービィーでした。内容はもう、すべての音楽ファンに聞いてほしいすばらしいの一言です。個人的にはこのアルバムで好きだったビートルズがぶっ飛んじゃったくらいですから・・・。今は歌入りの音楽しか流行らない時代になってきちゃいましたが、若い人もたまにはこう言う音楽に耳を傾けるのも新鮮味があっていいんじゃないかと思います。何せみんなが認めるジャズの名盤中の名盤ですから。
・「必聴」
レイブライアントの代表作です。有名な作品はそんなにない彼ですが、このアルバムだけは別格です。超絶技巧でもなく、終始淡々とした演奏ですが味があって、何度聞いても飽きない演奏です。私のお気に入りは1曲目のゴールデンイヤリング。これぞジャズ!といった渋い演奏です。
スタンダード曲が中心ですので、ジャズはあまり聴かない方の入門としてもおすすめですよ。
・「ソウルフルで格調高いピアノトリオ」
レイ・ブライアントといえば伝説的なモントルージャズフェスティバルでの神掛かったソロピアノがあまりに有名だが、この一夜伝説的スター誕生から遡ること15年前にも歴史的名演を残している。トリオによるこのアルバムはゴールデン・イアリングス、エンジェル・アイズ、ジャンゴ、ザ・スリル・イズ・ゴーン といった哀愁味を帯びた印象的なメロディラインを持ち前のゴスペル=ソウルフルなタッチで演じた傑作だ。特に1曲目の ゴールデン・イアリングスの右手のシングルトーンはジョン・ルイスを思わせる格調と完成されたメロディアスな楽想で名演の誉れ高い。オスカー・ピーターソンのような総合性とルイスの簡潔性を持ち合わせた不思議なピアニストである。必要にして十分なテクニックは無駄の無い、それでいてかゆいところに手が届くアドリブの妙味は捨てがたい味わいを持っている。ソウルフルといえばどちらかというと野趣あふれ、下品だがセクシーといったニュアンスだが、そこに格調を感じさせるブライアントはジョン・ルイスとミルト・ジャクソンを要したひとりM・J・Qのようなピアニストなのではないだろうか。ほかにもクリフォード・ブラウンのオリジナル、ダホードなど新鮮味のある選曲がうれしい。
・「スウィングするピアノ・トリオ」
素晴らしくスウィングするピアノ・トリオ・アルバム。 オスカー・ピーターソンをちょっと謙虚にしたような、またはデューク・ジョーダンがほろ酔いで弾いたような、哀愁とエモーションが交錯する。 有名な1曲目「ゴールデン・イヤリングズ」に、「エンジェル・アイズ」と、マイナー・キーが冒頭から2曲続き、アルバムの雰囲気を支配する。5曲目の「ジャンゴ」や6曲目もその流れ。間に挟まる自作曲も、程良い熱気と、趣味のよいくつろぎに満ちている。アドリブはメロディアスで心地よい。 聞いたことのない名前のドラムがいい。いつも一緒に組んで歌伴をしていた人だという。ピアノを引き立てる。普通のジャズ・ドラムなんだけど、役所を心得た気持ちのいいドラム。 音もいい。この1100円シリーズ、5枚買ったが、どれも音はよかった。ライナーは手抜きだが、正しい手の抜き方というか、肝心の音はどれもいい。
・「上品で軽快」
ノリノリ、上品で軽快で、楽しい。ちょっぴり哀愁もあって、僕の愛聴盤。軽くジャズでも聴きたいな、と思う時にはうってつけだ。
・「「金の耳飾り」で決まり」
有名なジャズメンには、「この一曲」がある。マイルスだったらカインド・オブ・ブルー、チェット・ベイカーはマイ・ファニー・ヴァレンタイン、ビル・エヴァンスはワルツ・フォー・デビー。レイ・ブライアントはもちろん「ゴールデン・イアリング」だ。フランク・シナトラ始め多くの歌手やジャズメンがこの曲をやっているが、やはりこの曲の愁眉の演奏はブライアント。ブライアントのピアノ・タッチは、ほれぼれする美しさ。ブライアントはほかにも何枚も素晴らしいアルバムを出しているが、やはり代表作はこのアルバム。珠玉の一枚。(松本敏之)
・「これ以上のアルバムは無い!」
私個人的にはこれ以上良いアルバムは無いと思う。 個人的な好みもあって、スティットとロリンズのテナーでのバトルが聞けるのは言うまでも無く素晴らしいし嬉しい限りだが、スティットもロリンズもディジーも最高の状態でプレイしているように感じられ、音楽的な内容も素晴らしいことをやっている。
これ以上スリリングで、ジャズの面白さが感じ取れるアルバムは他に知らない。 絶対に聞いて損は無いと思う。ジャズをやられる方には是非、聞いていただきたいアルバムです。
・「スリリング&エキサイト」
ディジーのヴォーカルも楽しい①。スティットとロリンズの歴史に残る死闘が14分以上にわたって繰り広げられる②。スティット恐るべし。 どこかビッグ・バンド的なノリもありつつ、達人が全力投球したかのような凄いアルバムです。ディジーもとても溌剌としています。 物凄く格好良い。
・「サッチモの世界に浸る!」
このアルバムはむしろジャズなんか聴いたことがない人にオススメ。どこかで聴いたCMソングのメロディにふと耳を傾けてしまうことでしょう。若い人は「この素晴らしき世界」「ハロー・ドリー!」は聴いたことが絶対あるし、中年(失礼!)は「聖者の行進」「バラ色の人生」「ムーンリバー」に懐かしさを覚える・・・。一家団欒が失われた今、リビングでこのCDをかけたならじいちゃんばあちゃん、父さん母さん、中高生まで共有できてしまう素晴らしさ。普段疲れてるサラリーマンのお父さん、僕のように寝る前にこのアルバムを聴きながら眠りませんか。きっと癒されると思いますよ。どなたが買っても絶対幸せな気持ちになれる、限りなくオススメの1枚です。
・「素晴らしい音楽が沢山!」
「ルイ・アームストロング」今は亡くなってしまいました。とても素晴らしいく感動できる音楽が沢山あります。私は「この素晴らしい世界」が聞きたくてこのCDを購入しました。しゃがれた声、独特の歌い方で心が安らぎます。女性の方は苦手な声かもしれませんが購入してみてはいかがでしょうか?値段は多少高めですが、それだけの。また・・・。それ以上の価値がついると思います。「ルイ・アームストロング」を知らない方や「購入しようかな」等と、お考えの方は買っても損はありません。自信を持って私がお勧めする一本です。
・「サッチモの魅力一杯」
久しぶりにサッチモの極をラジオで聞いて、今一度ゆっくりサッチモを鑑賞したくてCDを注文しました。何度聞いても、あの落ち着いた低音とペットが心を癒してくれます。ハロー・ドーリーからメイムまで多くのスタイルの曲、21曲を収録したこのCDは、私に楽しくすばらしいひと時を提供してくれています。おそらく今後も何度も何度も聞き返して、生涯楽しむことでしょう。私のような楽器は弾けずとも、音楽を楽しむだけの物でも十分楽しめるというのはやはりサッチモの包容力のある人間的魅力でしょう。
・「心地よい一枚です」
親父の代からのジャズファン、サッチモの声が子守唄という私にとって、サッチモ(ルイ・アームストロング)ファンならずとも、この芸術性とエンターテイメントの融合を評価しない人がいるの?と聞きたいくらいです。 あの絶品のラッパも、あの深くやさしいだみ声も、幼い頃の私にとって、とてもとても気持ちの良いものでした。それがサッチモだと気づくのには、もちろん、相応の時間が必要だったのですが・・・。 親父が残してくれたLPと比べても、このCDはリマスタリングの状態が比較的良く、誰にでも安心してお勧めできるCDです。 多少、古い音源も混じっていますが、私なんかはそれで損をした気分になるどころか、サッチモ独特の暖かい雰囲気に包まれて得した気分になるので、音質が悪いことを理由に減点できない珍しい一枚です。
ラッパの神様に興味があるなら、ぜひお勧めしたい一枚です。
・「初心者の方におすすめ」
だいぶ前に某ビ-ルのCMに使われていた曲が入っています。ルイ・ア-ムストロングの曲が町中で流れてくるとなぜだか、楽しい気持ちになってくるから不思議だ。小さい頃「What a Wonderful World」を聴いたときなぜだか解らないが惹かれていた。今から考えるとあのだみ声が良かったのかも。
この曲を歌いこなすことの出来るのは、ルイ・ア-ムストロングだけかもしれない。他の曲もとてもいい。みんなをハッピ-にしてくれます。
・「ひとつひとつ、音を確かめるように弾くエヴァンス」
1963年物です。エヴァンスのソロ・ピアノと言えば、グラミー賞を取った『Alone』が知られていて、そこでは厚みのあるソロを聴くことができます。かたやグラミー物、かたや無名のアルバムなんですが、なぜか、こちらのほうがいい、と感じるのです。何度も聴き比べてみましたが『Solo Sessions』のほうが好きです。
冒頭の曲、"What Kind Of Fool Am I?"・・・なんだか、”My Foolish Heart"に似た題名で、静かに、ひとつひとつの音を確かめるように弾き始めるのが印象的です。珍しく"My Favorite Things"も取り上げています。「スパルタカス、愛のテーマ」も聴くことができます。
・・・誰に聴かせるでもなく、ひとり、部屋でピアノを弾くビル・・・
半開きのドアから聞こえる音を、彼に気づかれないように息をひそめて聴いている・・・
そんな情景を想像させるようなアルバムだと思います。
・「「Alone」よりこちらのソロをお薦めします」
このアルバムに収録されている曲は1963年1月10日に収録されたものです。一度はオクラ入りしてしまい、ビル・エヴ