シンプルアマゾン:セレクトリスト

[Simple Amazon Store]

-CD-DVD-ゲーム-おもちゃ-PCソフト-PC&電子機器-家電&雑貨-時計&バッグ-アパレル&シューズ-スポーツ&アウトドア-ヘルス&ビューティ-ベビー&マタニティ-アダルト | モバイル版(ケータイ)

▼感想03:セレクト商品

With TeethWith Teeth (詳細)
Nine Inch Nails(アーティスト)

「人生を切り拓く暗黒パワー」「待ってて良かった。」「個人的な革命のアルバム!」「デュアルディスク」「「陽」のNIN 新たなる次の提示」


Bleed Like MeBleed Like Me (詳細)
Garbage(アーティスト)

「Garbage流。」「大人の自虐的ポップス」「最高!」「バンドの叫び」「やっぱりversion2.0が一番好き・・」


悪霊 (上巻) (新潮文庫)悪霊 (上巻) (新潮文庫) (詳細)
ドストエフスキー(著)

「ものすごい」「珍しくも思想性が前面に」「信仰をもたない人間の危うさ」「解釈の多様性」「謎に満ちる上巻」


悪霊 (下巻) (新潮文庫)悪霊 (下巻) (新潮文庫) (詳細)
ドストエフスキー(著)

「文豪が作り出した最も深刻な悪魔的超人」「ラスト」「歴史的傑作」「スタヴローギン」「ヴィスコンティのあの映画のあのエピソードは・・・」


MezmerizeMezmerize (詳細)
System of a Down(アーティスト)

「すげ〜」「久々の衝撃」「コイツらは誰にも似とらん!!!」「METAL RULES!」「ハードコア・メタル・ロックな民族音楽(?)」


コンスタンティン 特別版 (初回限定版)コンスタンティン 特別版 (初回限定版) (詳細)
フランシス・ローレンス(監督), キアヌ・リーブス(俳優), レイチェル・ワイズ(俳優), ジャイモン・フンスー(俳優)

「映画館で2回見ました。」「息つく暇を与えない完成度の高い映画」「新たなるシリーズになるか?」「ジョン・コンスタンティンが禁煙を決意するまでのエピソード」「Music for Hell」


暗黒世界のオデッセイ (新潮文庫)暗黒世界のオデッセイ (新潮文庫) (詳細)
筒井 康隆(著)

「筒井でも天皇妄想の話は自粛」


フューチャー・イズ・ワイルドフューチャー・イズ・ワイルド (詳細)
ドゥーガル・ディクソン(著), ジョン・アダムス(著), 松井 孝典(著), 土屋 晶子(著)

「未来に思いを馳せながら現代を省みる」「未来の生物を想像」「たまらない」「プレートテクトロニクスと進化論、考古学が相俟った壮大すぎるスペクタクル!」「すばらしい3D」


辺境・近境 (新潮文庫)辺境・近境 (新潮文庫) (詳細)
村上 春樹(著)

「ノモンハンだけでも読む価値あり」「不思議な『引力』を持つ本です」「さぬきうどん食べたい!」「疲れるための旅、という概念」「立ち止まらずに書き続ける人」


にぎやかな未来 (角川文庫)にぎやかな未来 (角川文庫) (詳細)
筒井 康隆(著)

「筒井作品入門編としてたいへん(・∀・)ヨイ!! 」「気軽に読める」「あなどれない傑作短編集」「筒井入門編のショートショート集」「筒井康隆の」


Hallucino-Genetics Live 2004Hallucino-Genetics Live 2004 (詳細)
Primus(俳優)

「ボリューム満点のライブDVD」「安いでど悪くない」「最高!」「ファンなら買いで」


十九歳の地図 (河出文庫 102B)十九歳の地図 (河出文庫 102B) (詳細)
中上 健次(著)

「シンボリックな19歳という年」「これは凶器なのか?狂気なのか?」「秋幸の原型」「中上の原点かと思ったが…」


ジャズ小説 (文春文庫)ジャズ小説 (文春文庫) (詳細)
筒井 康隆(著)

「ジャズファンじゃなくても」「ジャズを題材にしたショートショート」「ジャズの名盤紹介は数多くあれど・・・」


Catch Thirty-ThreeCatch Thirty-Three (詳細)
Meshuggah(アーティスト)

「世の中の流行りなんか気にしない」「北欧発、激辛プログメタルの第5弾!」


この人を見よ (岩波文庫)この人を見よ (岩波文庫) (詳細)
ニーチェ(著), F.W. Nietzsche(原著), 手塚 富雄(翻訳)

「ニーチェを読むものへ」「20世紀最高の名著の1冊」「精神疲労絶頂旅行、それでも読むけ?」「破天荒で有名な自叙伝」「ヴァーグナーとの関係」


坑夫 (新潮文庫)坑夫 (新潮文庫) (詳細)
夏目 漱石(著)

「心は三世にわたって不可得なり(江戸っ子夏目金之助)」「意識の流れを追ったドキュメンタリー風の作品」「三部作のプロローグ」「世界が変わる」「漱石の異色作」


Axis: Bold as LoveAxis: Bold as Love (詳細)
The Jimi Hendrix Experience(アーティスト)

「初めてのジミにも最適!」「一番好きなアルバム」「ジミヘン初のコンセプトアルバム」「不朽の名盤」「Little Wingでしょう」


FixedFixed (詳細)
Nine Inch Nails(アーティスト)

「これはスゴイ!」「とにかく聴いて!!!」「Sky Blueがキレイなアルバム」「クール!」「ブロークンとセットでどうぞ」


Flick of the SwitchFlick of the Switch (詳細)
AC/DC(アーティスト)

「頼む! もう一度聞いてみてくれ!」「聴き込みましょう」「以外に良かった!」「斧がブンブン」「音も曲もヘビィな逸品」


DigimortalDigimortal (詳細)
Fear Factory(アーティスト)

「重い!!」


EggnogEggnog (詳細)
Melvins(アーティスト)

「gift from hell!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」「a gift from hell!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ProtectionProtection (詳細)
Massive Attack(アーティスト)

「その音は10年経った今も褪せることなく響く。」「いいよ」「濃密ブリストルサウンド」「UKエレクトロニカ/ハウス/テクノの傑作。」「間違いない」


HereticHeretic (詳細)
Morbid Angel(アーティスト)

「ボーナスCDお気にいりです」「モービッド節炸裂!」「タイトじゃないのでだめ」


東京ゴッドファーザーズ東京ゴッドファーザーズ (詳細)
今敏(監督), 江守徹(俳優), 梅垣義明(俳優), 岡本綾(俳優), こおろぎさとみ(俳優)

「完璧ではないかと。」「Great animation! I enjoyed it very much!」「日本アニメ映画の新時代!」「これは傑作」「珠玉の作品」


es[エス]es[エス] (詳細)
オリバー・ヒルツェヴィゲル(監督), モーリッツ・ブライプトロイ(俳優), クリスティアン・ベッケル(俳優), ユストゥス・フォン・ドーナニー(俳優), マリオ・ジョルダーノ(脚本)

「膝が笑った」「二度と観たくない後味の悪い恐怖」「「看守と囚人」の実験」「あらゆる人間集団で」「ここまでとは」


▼クチコミ情報

With Teeth

・「人生を切り拓く暗黒パワー
音楽にあまり詳しくないので、感覚的なことしか言えませんが、一言でこのアルバムを形容するとすれば、闇の中から長い年月を経て、生まれた究極のかっこ良さ。ほんと、かっこいいといったらないです。これを聞いていると、闇に焼かれて血がたぎるような、大地を轟かせながら黒いエネルギーが、押し寄せてくるような感じがします。抑圧と爆発。静かな空間に、ビッグバンを起こしちゃうくらいのエネルギーが渦巻いてるかんじ。わけわかんないレビューでごめんなさい。とにかく良いので絶対聞いてみてください。

・「待ってて良かった。
今回はコンピュータは控えめで、トレントの歌をどかっと中心に据えた感じです。きっと言葉にしたいことが多かったのでしょう。それが顕著に表れている(と個人的に思っている)のが6番。過去の自分にケリをつけるかのような歌詞と憂鬱なサウンド。聴いているこっちも力づけられそうです。さらに、シングル“The Hand That Feeds”のダンサブルなビート、「飼い主の手に噛み付く気はあるか?」など、聴き手を挑発するような歌詞も快調。国内盤には“Home”と“Right Where It Belongs”“The Hand That Feeds”のミックスバージョンの3曲がついてきます。“Home”は普通にアルバムに入れても良かったのでは?と思わせるような良い出来。“Right Where It Belongs”に至っては、ダークさが増していて、僕はミックス版の方が好きです。しかし、通しで聴くなら、やはり13番で一度止めた方がアルバムが「聴ける」と思います。過去を顧みながらもしっかりと前を見つめて進んでいる、そんなアルバムです。

・「個人的な革命のアルバム!
ちょっと大げさなタイトル通りなのですが、トレントレズナーがこれまでの自分のスタンスだった自虐・自戒路線を方向転換させたアルバム。レビュアーの死賀さんも言っているように、たぶん彼はそれまでの自分の方向性では行き詰ってこのアルバムを作り出したのだと思う。というか曲を作り続けるとしたら、そうするしかなかったとも言えるのかも。

内容の曲のほうは確かに聞きやすくなってはいるけど、個人的に思うのは、彼は今までの自分の曲の経歴を踏まえた上で、それまで求められて位置づけられたある意味では嫌な役割に見切りをつけ、新境地を切り開いていっていると思う。そしてそのことは音の感じ以外に歌詞の内容からも言えると思う。そういう意味では、このアルバムはダメな自分を変えたいと思っている人が聞くといいのかもしれない。それと今回のドラムにはデイブグロールが参加しているので、それも含めてこれは必聴な名盤です!

・「デュアルディスク
DualDiscとはDVDにもCDにもなるディスクのことです!このDualDiscのDVDはThe Hand That FeedsのPVやThe Collector""Love is not Enough""Every Day Is Exactly the Same"のスタジオライブや写真、歌詞が見れるそうです!PS2等で再生可能なので、特にファンの方はこっちを買ったほうがいいと思います!

・「「陽」のNIN 新たなる次の提示
前作から約6年、一連の作品とはうって変わり、新たなステップを踏み出したといえる作品。

トレントが本作制作時に(多分、今までで初だと思われるが)完全にクリーンな状態で臨んだ結果、デヴューから前作までの一連の「執拗で偏執的な内向きな音」のベクトルが、使う音数などを最小限に留め、従来からPOPであると言われていたメロディーをより強調させ、印象的なピアノフレーズを所々散りばめられたことにより、「外向き」な音へと大きくシフトされ従来までのNINとはうって変わった作風となっている。(歌詞の内容も幾分フッきれた印象であり、よりパーソナルな歌詞や外に向かっての内容が多くなった。アルコールやドラッグ耽溺に関してのと思われる歌詞もある)

今までのドラムマシーンだけで作ったビートや打ち込みだけで構成されていた曲等でも雰囲気として「Rockらしさ」を内包していたのが、良い意味で抑えてある印象で、変わってテクノ等の音使いを所々取り入れていることや、他にもたとえ生ドラムであっても極端に機械的にしがちであったビートに「生っぽさ」を押し出すなど、Rockともテクノとも何とも言い難い、新しい『独自の音』を作り出している。トレントとは正反対と言えるデイブ・グロールのドラムパートの参加等など、今までのNINでは考えられなかったことであり、その辺にも新たな機軸を打ち出そうとしているのがよく判る。

「POPになった」とファンの間でも賛否両論であるが、聞き易く誰しもが解り易く・楽しめる「普遍的な作品」という意味では、ある種METALLICAの『BLACK ALBUM』と比較できなくもない。METALLICAがあのアルバムでメタルの極端さやクサさを排除し「人間臭さ」を取り入れた結果、次をレベルを提示したように、NINがハッキリと進化を遂げているのが判る作品であり、傑作である。

あと、個人的にLiveでの生バンドによって、今作の楽曲がどのような印象に変わるのかを期待したい・・・

With Teeth (詳細)

Bleed Like Me

・「Garbage流。
この作品はこれまでのアルバムの中では、1番ストレートにロックしている作品だと思う。全作がポップでかわいらしかったのに比べ、今回はギターの音がフューチャーされて、コーラスも少なめでシンプルな印象。

でもそこに、やっぱりいつもどおりの、ちょっとひねくれた感じのリフとシャーリーの声が乗れば、やっぱりGarbageにしかできない、独特の世界なのです。4人のこれからにさらに期待。

・「大人の自虐的ポップス
カート・コバーンの悲劇的な死によって、シアトル周辺のバンドは混乱し、グランジ・オルタナの音楽的方法論も出尽くした感のあった95年、ガービッジはアルバム『G』でデビューした。グランジの方法論をデジタルで味付けした音楽性は、まさにポスト・グランジ。暗雲の立ちこめていた音楽業界に、新たな方法論を提示した衝撃的なデビュー作だった。完璧主義者のブッチ・ヴィグらしい、いたるところから顔を出すメロディー。練りまくった飽きさせない展開。ここぞと言うときに登場するエッジの効いたギター。当時はまだ緊張感のあったシャーリー嬢の妖しいボーカル。それぞれに個性の強い楽曲が、最高のプロダクションで聴ける、まさに「作り込まれた大人のグランジ」だった。しかし、その音楽性もアルバムを発表するごとに洗練され、3rd『ビューティフルガービッジ』では、クオリティーはもの凄く高いが、もはや単なるポップスとまで言えるものになってしまった。バンドは成長するし、メンバーの人間関係もその音楽性には反映する。デビュー・アルバム『G』では、単なる歌い手だったシャーリー嬢の発言権の拡大が、音楽性の変化に何よりも関係しているのだろうと、勝手に想像していたんだが…2nd、3rdは正直、個人的にはもの足りなかった。で、この4th。期待はしていなかったんだけど、視聴盤で聴いたら、いきなりやられて即ゲット。バンド解散の危機を乗り越えての制作らしいが、もう最高の出来映え!!1stの音楽性が復活していて、ギターのフックが満載。メロも妖しさ満開。ボーカル・トラックは1、2回のテイクを使っているらしいが、それも楽曲に勢いをつけている。まぁ、完璧主義者ブッチくんの十八番、切り貼り作業は大変だったかもしれないけどね。①には、もうすぐ新譜発売のフーファイ、デイブくんの懐かしのドラミング(いや…彼はいろんなセッションで叩きまくっとるな…)も聴ける。ロックな耳でも、聴き所が満載のニュー・アルバムなのでした。バンドの存続自体、いつまで続くか分からない危うさの上に立っている(…ツアーしたら、きっとまたケンカすると思う)彼らだけど、やるからには甘口に走らず、これぐらい尖っていてもらいたい。最高に妖しく、思わず抱きしめたくなるようなガービッジ(ゴミ)だ。

・「最高!
平均年齢45歳と思えないパワフルなサウンドVersion 2.0に負けない音作り最高だね♪でもシャリー可愛い…

・「バンドの叫び
4年経ってようやくリリースされたGARBAGEのアルバム。そろそろ出るかなと思って彼らの近況をネットで調べ始めたら出るわ出るわ大騒動の数々。正直彼らが解散の危機に陥っていたなんて全然知らなかったし。まー、すんだことはどうでもいい。でもそんな諸々の事情を知ってこのアルバムを聴くと、やはり彼らのストレスを感じずには入られません。最新の彼らの音は、まさにこれまで溜まった膿を絞り出すかのように根底からの勢いが物凄い。煮え滾る溶岩のような。ドロドロした熱を持った膿が全編を覆い、爆発する。シャーリーの叫びもこれまでになく苦しくて切ないし、何と言ってもバンドの音そのものが叫んでいる。久々に感動できるロックアルバムに出会えた。

・「やっぱりversion2.0が一番好き・・
garbageとの初めての出会いが、push itだったので、どうしてもversion2.0のアルバムのほうが良かったな・・と思ってしまった。

run baby runは、何度か聞いてるうちに味が出てきた?ような感じ。bleed like meはPVかっこえ〜その位かな。。。

Bleed Like Me (詳細)

悪霊 (上巻) (新潮文庫)

・「ものすごい
解説等を読むと、本書はドストエフスキーの思想探求の結晶なんだそうな。確かに、様々な立場の人物が登場して、それぞれの信条を滔々とまくしたてており、それが一方ならぬ印象を残す。

が、正直に言って、一回読んだだけではその思想を十分に理解することはできませんでした。なにしろ神になるために自殺するなど、自分にとってあまりに異質な思考が展開されていたものですから。

にもかかわらず、本書をとても面白いと思うのです。では、どこが?それは、多くの人物が次々と登場し、際立つ個性を主張しながらぶつかり合う、にもかかわらず、全体として統一された圧倒的なストーリーの流れが生み出されている点にあるのだと感じます。まるで激しく波打つ奔流に飲み込まれるかのごとく、本書を読み進みました。これだけ長大であるのに、少しも飽きることなく、一気呵成に読み終えられたのは、やはり本書が名作であるということなのでしょう。

というわけで、内容をよく理解しえたとは到底言えぬものの、しかし、そのものすごさを肌で感じた、と申しておきたいと思います。

・「珍しくも思想性が前面に
ドストエフスキーの代表作の一つ。彼の作品は深遠な思想を秘めながらも、雄大な構想・ストーリー展開、そして独特の語り口で読者を物語に引き込む点が特徴であるが、本作は思想性を前面に押し出した珍しい作品。ドストエフスキー自身が語っているように、当時の共産主義運動の中に危うさを感じ、それが将来のロシアの混乱を招く事を危惧して(この予見は当ってしまう)、警鐘を鳴らす意味で敢えて意見をストレートに出したもの。

主人公は、ドストエフスキーの作品の中ではスヴィドロガイロフと並ぶ悪漢役スタヴローギン。「悪霊」は彼自身とも言えるし、共産主義を指しているとも言える。もう一人の主人公ピョートルは一般大衆の代表で、一般人が容易に回りの意見・思想に染まってしまう危険性を体現している。スタヴローギンはドストエフスキーが作品中で良く用いるアンチ・キリスト的な超人思想の持ち主。超人なので人を人とも思っていない。「罪と罰」ではラスコーリニコフは殺人を犯す事によって、超人から唯の人へと引き戻され、最終的には魂の救済を受けるのだが、スタヴローギンは魂の救済など無縁である。こうした人物が共産主義の主導者になった時の恐怖をこれでもかと描くのだが、上述の通り、歴史はその通りになってしまうのである。

本作はドストエフスキーが作品の物語性を捨てて、共産主義運動の危険、その行方に待っているものの恐怖を予見した文学史上の傑作。

・「信仰をもたない人間の危うさ
ロシア社会に混乱を引き起こそうとする地下組織。その結束を図るため、脱退者を殺害したという「ネチャーエフ事件」の史実を元に、ドストエフスキーが無神論的革命思想の成立過程およびその影響について探究した作品。

この作品は、土地の有力者ワルワーラ夫人、その住み込みの家庭教師ステパンがそれぞれ、虚無と悪徳に憑かれた主人公スタヴローギン、その腹心ピョートルを産み出してしまう設定になっています。若い二人の教師であったステパンの愁いが、現行の秩序や神の存在についての疑義につながり、そんな教師をもった生徒たちがニヒリズムに突っ走る結果になるというのは、作者のロシア社会に対する皮肉でしょう。つまり、作品の根底に、ロシアにおいて、無神論はどこから生まれて来たのか、というドストエフスキーの問題意識があるのです。当時のロシアは、農奴解放令によって旧秩序が崩壊し、動揺と混乱の只中にありました。激動の中人びとは新しい秩序を模索しますが、無神論やニヒリズムに基づく行動規範は混乱を深めるだけです。ドストエフスキーは、信仰をもたない人間は、生き方の倫理的基盤が定まらず危うい、とこの作品で痛切に批判しているのです。その問題意識自体はきわめて現代的ですが、キリスト教の信仰という回帰する場所をもたない人は、この本を読んでますます途方に暮れることになります。

ドストエフスキー存命中は、この作品を理解するうえでもっとも重要と思える「スタヴローギンの告白」の章が、何度も書き直したうえでも作者が納得しなかったため、結局削除されていました(邦訳では、巻末に収録されているので読むことができます)。その一件でも分かるように、この作品は相当難産だったようで、文中から作者の苦しみが伝わってきます。「罪と罰」などと比べると、読みにくく難解であることを覚悟して取りかからなければならない本です。

・「解釈の多様性
意外にあまり指摘されていないのだが、この小説、特にスタヴローギンに関する解釈は余りに多様で、定まっていない。

スタヴローギンはサタンの象徴だと言う人もいれば、真逆にキリストの象徴だと言う人もいるのである。 ここでただ共通しているのは、かつてのスタヴローギンは善悪美醜を『超越した』超人であるが、のちに彼は善悪美醜を『喪失した』偽者になるということくらいである。

とにかく、多くの内部矛盾を抱いた彼は世界で最も深刻な人間像にふさわしく、この小説が、読む人によってはカラマーゾフを越える傑作に思われることは間違いないと思う。

読むならぜひさまざまな解釈本もあわせて読んで欲しい。きっと本書がドストで最も難解と言われる理由がわかると思う。

・「謎に満ちる上巻
 実際にロシアであった事件を題材として創られた作品のようです。 物語はミステリー要素があり、正体不明の人物が正体不明の組織のために暗躍しています。この上巻では物語の核心にはまったく触れずに、スタヴローギン、ピョートル、ステパン、シャートフ、レビャートキン、キリーロフ、リプーチンなどのそれぞれの登場人物にトルストイ並みの人物考察や心理的な葛藤、事実究明などがなされています。しかし、これがの人物たちがどのように繋がって、どのように結ばれていくのかは不明。多くの謎を残したまま下巻に続きます。 ドストエフスキーらしい「ロシア的」なものを聖書に出てくる、悪霊に取り憑かれた豚になぞらえています。悲劇的な過渡期のロシアと無神論が織り成す物語は圧巻です。

悪霊 (上巻) (新潮文庫) (詳細)

悪霊 (下巻) (新潮文庫)

・「文豪が作り出した最も深刻な悪魔的超人
ペテルブルクでは無頼どもの頭目であり、幼女を陵辱し、優れた知性も精力もありながら「自分はなぜ生きているのか」という意義を見出せず、自殺するスタヴローギンは、文豪が生んだ最も深刻な人間像である。個人的な読み方に過ぎないが、文豪の処女作「貧しき人々」の少女ワルワーラは、結局文通をしていた小役人マカールと別れ、金持ちブイコフに身を委ねる。そこでスタヴローギンの母親の名前もワルワーラである。母親は息子に会うと恐ろしい気分に襲われて直視できない。なぜか。この母親は処女作のいたいけな少女のなれの果てとして造形されたのではないだろうか。愛のない行為で出生した人間に存在意義を求めるのは無理である。まるでスタヴローギンは母親になった少女に復讐をしているかのようである。出版の際に削除されたチホンとスタヴローギンの対話は、信仰者とニヒリストとの直接対決であり、本書の圧巻である。文豪の作品の中でも完成度が高い。

・「ラスト
まず上巻はこの悲劇の序曲でしかない、と言う印象を受けるだろう。裏切り、殺人、自殺、等おぞましい光景が繰り広げられて行く。キリーロフとピョートルの対話はカミュのシシフォスの神話に引用されるなど、哲学的内容が多大に含まれている。そしてなによりこの悲劇のラストシーンはこの物語を全て物語っていると言っても過言ではない。スタヴローギンの苦悩とピョートルの焦燥がついにここで爆発するのである。当時ドストエフスキーが雑誌で連載していた頃は家庭向きの雑誌だからと断られた。スタヴローギンの告白が含まれているのがとても嬉しい。

・「歴史的傑作
 物語が終了してもなおおおくの謎を秘めているという感じです。とくに組織のリーダーであったと思われるピョートルが今後どうなってしまいうのか、そもそも、この組織とは一体なんであったのかさえ十分な説明がありません。しかし、ドストエフスキーの思想については遺憾なく強く、深く表れている作品であると思います。 僕が注目したいのは、死の直前、破滅の直前に際した人物が一様に何かを悟るということ。キリスト教的な「愛」のようなものを感じ取っていきます。そして、皆「神」に感謝し、自分の罪を懺悔します。 これこそが歴史的過渡期を迎えていたロシアにドストエフスキーが期待していたものなのではないでしょうか? 悪霊に取り憑かれた豚が湖に飛び込んで自殺していくように「新思想」「無神論」に取り憑かれたロシアをキリスト的人物、すなわちスタヴローギンによって、破滅からの再生を願っているのではないでしょうか? スタヴローギンは悪魔、悪霊であると同時に、救世主であり神であったように思えます。あの中で正気を保っていたのは彼とダーリヤだけでした。彼はキリスト的な、彼女は聖母マリア的な存在であったと感じました。 ドストエフスキーは「ロシア的」なもの、「ロシア」自体を憎んでいた。そして、同時に最も愛していたのも「ロシア」だったのではないでしょうか?そういった二律背反性がスタヴローギンという悪魔と神を持つ、悲劇的な人物を生み出したのではないでしょうか?

・「スタヴローギン
 荒廃したロシアに生まれた悪霊「無神論思想」。その中で頭角を現した怪物的カリスマ「ニコライ・スタヴローギン」。完璧な能力、隙のない計画、強力な組織、そんな彼の野望を止めるのは誰もが不可能に見えた。だが・・・ 人の不幸を至上の喜びとする彼が、若いころに白痴の女性に見せたたった一つの優しさ。それが彼の破滅への鍵となる。 新約聖書を背景に語り紡がれる悪霊の調べ。巨匠の作り出した久遠の暗黒世界に、光が満ちた朝は訪れない・・・

・「ヴィスコンティのあの映画のあのエピソードは・・・
ひとつすっきりしたこと!それはヴィスコンティの怪作【地獄に堕ちた勇者ども】の中でも特に奇怪な、H・バーガー扮する主人公と少女の挿話の、元ネタがこの「悪霊」の最後の「スタヴローギンの告白」だったこと!一つの謎が解けて大変すっきりしました。あの映画のあの挿話が消化不良の人は、この「悪霊」の最後の部分だけでも、読んでみるとよいでしょう。それから題名の元ともなっている、「人から悪霊が豚に乗り移り、海に落ちて溺れた」という新約聖書のたとえ話。これはいかなる時代にも、不気味にこだまするように思えるテーマで、さすがにうまい題材を選んだものだと感心します。本全体は、上下を通して人物に思想を代表させるという方法が、いまひとつ機械的に感じられ、一人一人の人物への興味が湧きづらい。下巻から読み始めるという方法もありかと思います。「罪と罰」や「カラマーゾフ」に達していない理由はそこにあるのかもしれない。ただ、下巻の、ステパン教授が愚鈍な聴衆と対決して発狂する部分、工場への放火、シャートフの妻が帰還してからのあたりは、サスペンス十分の展開で、まさに当時のロシアの混沌を捉えた緊張感がある。

悪霊 (下巻) (新潮文庫) (詳細)

Mezmerize

・「すげ〜
とにかく一曲の中の展開性が凄いです。リズム隊の演奏技術もさることながら、サージ・タンキアンの怒濤の歌声には狂気すら感じ、ただただ圧倒されます。普通のへヴィロック、ミクスチャーロックに飽きた方にオススメします。

ただ、こんな素晴らしいバンドが活動を休止してしまったことが残念でなりません。いつか復活してくれることを願っております。

・「久々の衝撃
はじめにこれを聞かされ、ありきたりな感想ではあるが、「衝撃」だった。「B.Y.O.B」のイントロでは、またニューメタルか、と思ったのだが・・・。正直かなりのメタルファンでなければこれを聞いてから1st、2ndを聞いてもこの作品以上に評価はできないだろうと思う(もちろん今溢れている音楽からはだいぶ抜きんでている、とも思う。)。圧倒的にメロディーも理解しやすい。なので個人的にはこれから全作聞こうという方には順を追って聞いていただきたい。

・「コイツらは誰にも似とらん!!!
このアルバムを聴いて、本当にアホなヤツが言っていた一言。

「この激しさ、ドラゴンフォースに近くない?」

………流石の天才も腰を抜かしたぜ。

一体どう聴いたらドラゴンフォースと繋がるんや……。

ワシャ、ドラゴンフォースからはコイツらにあるグルーヴ感やエモーショナルさ、攻撃性も全く感じんわい!!

別にS・O・A・Dは速さ勝負でもないし……



一生耳掃除をしていなさい!

・「METAL RULES!
かなりメロディアスになったな、と思った。ヒスパニック的な情熱的にクサいメロディなので、そのへんのメタルのクサいメロディとは一線を画している。それがサージのド変態ボーカルと鋭いリフとで絡み合ってSOADの異世界を構築している。

ギターリフを始め、昔のメタルに回帰している印象だった。ベイエリア・クランチと言われていたスラッシュメタルだけでなくDissectionやPossessedといったサタニスト系メタルみたいなマニアックなリフが刻まれたかと思うと、サージが情熱的に歌い上げる。それを違和感なくやってしまう彼らには脱帽。

最高のメタル・アルバムだ。

・「ハードコア・メタル・ロックな民族音楽(?)
『SYSTEM OF A DOWN』という名前を全く知らなかったにもかかわらず、インパクトのあるジャケットに惹かれ、CD屋で試聴、即買いでした。これでもかといわんばかりにリズムチェンジの嵐をぶちかますリズムセクチョン,時に激しくうなり 時にメロディアスに奏でるギター,ぶちぎれそうになりながら歌っているかと思いきや歌い上げるパートは歌い上げ、時にはラップでメッセージを伝えるボーカル、これらのアンサンブルが最高にかっこいい。ハードコアであり、メタルであり、ロックである、そんなアルバム。捨て曲なしですよ、このアルバムは。個人的にはM5,M7がお勧めです。ただ、曲もかっこいいけど、メンバー全員がアルメニア移民ということで政治的なメッセージ色が強い歌詞となっているので、歌詞も注目して聴いて欲しいですね。はっきり言ってイチオシのアルバムです。

Mezmerize (詳細)

コンスタンティン 特別版 (初回限定版)

・「映画館で2回見ました。
DVDも買っちゃいました。

黒スーツに白シャツ、チェーンスモーカー、肺ガンで死にかけ、両上腕には刺青、武器は十字架風の馬鹿でかい銃(トライガンという漫画の牧師と似てる?)。悪魔退治の腕は立つが、かつては恐怖から逃げようとした事もあり、多分今も退治対象の悪魔や地獄への恐怖はあるけれど戦っている。末期肺ガンで死にかけている。死にたくないけれど、今更禁煙しても助からないから禁煙もしたくない。天国に行きたいけれど、このままでは自分が葬った悪魔であふれる地獄行きは決定で、それなりにあがいているけれど答えは見つからず・・厭世的にもなり切れず、あがくにもあがききれない。基本的に愛想は悪く、つきあいの長い友人達にも友情を素直に表せていない。仕事の腕は良くても・・割とダメな人だと思います。そんなタイプのヒーローが好きか?天使や悪魔の出てくるコミック的展開(重すぎず軽すぎず、ある程度お約束)の話が好きか?登場人物達のビジュアルや映像が好きか?などが分かれ道ではないでしょうか。予告や最初の10分見れば好きな映画かどうか分かるかと思います。

映像は水を使った映像が非常に多く、主人公もヒロインもしょっちゅうびしょぬれです。圧倒的に強いヒーローというより、踏まれたり、飛ばされたり、引きずられたり・・が印象に残る主人公です。

こんな袋小路にいる主人公がとてもキアヌに似合っていたような気がします。原作漫画のハードボイルド・・な男臭さはキアヌになるとなぜかスコンと抜け落ちてますが、この少し暗いコミックヒーロー、非現実的内容がはまっていた気がします。私はかなり気に入ったので、興行的にコケたせいでパート2が作られない・・という噂を聞きガッカリしています。

・「息つく暇を与えない完成度の高い映画
最近観た映画では間違いなくNO1です。CGを駆使した映像美。地獄の描写といい、登場する天使・悪魔たちといいホントに細部まできめ細につくられておりリアルそのもの。また、間の取り方が絶妙で、ホラーをうたった映画よりもドキドキするはず。ストーリーもきわめてシンプルで、頭で考えず、素直にみて楽しめる映画です。キアヌリーブスは主人公のキャラに本当にマッチしてて、マトリックスを超えていると私は思います。本当にいろんな部分に手が込んでいて、あっという間に観終えたというのが感想です。うん、いい映画ですね。

・「新たなるシリーズになるか?
八百万の神様だけでは足りなくて仏様までも拝むような我々日本人にとってローマカトリックの神と悪魔の概念なんてまるで別世界のことなのでしょうが、冒頭からおおーっと驚くカメラアングルで観客の眼を釘付けにするローレンス監督、ただものではありませんね。メキシコ(なぜか)で発見されたロンギヌスの槍の穂先、自殺者、双子、水、天使と悪魔の関係、さまざまなキーワードが互いに繋がりあって怒濤のクライマックスになだれ込む。日本のアニメ、コミック、ビデオゲームの影響がここそこに見られる映像表現とわりかし地味目なストーリー展開に本国での評判は別れ気味で次回作の可能性は五分五分とか。でもキアヌーもはまり役だし、マトリックスの2作目以後を作るゆとりがあったくらいだから多分続編もありかと。共演の刑事役のレイチェル・ワイズ、天使ガブリエルのティルダ・スウィントン、ルシファー役のピーター・ストーメア等いい味だしています。ただ神父役のプルイット・テイラー・ビンスは若干浮いていたような気がします。アル中の設定ならやせ形の俳優さんの方が良かったかも。

・「ジョン・コンスタンティンが禁煙を決意するまでのエピソード
 新感覚の悪魔祓い物かと思って観ていたら、いつのまにか天国、地獄、人間界を巻き込んだ、ものすごく大風呂敷な壮大な物語になっていくのですが、その手の話にありがちな、宗教臭さ、説教臭さが微塵も無い。そこが決定的に本作を面白くしている要素ではないでしょうか。 なんといってもキアヌ演ずるコンスタンティンの戦いは、基本的に自分のため。最後こそレイチェル・ワイズ(彼女は出演作の選択が巧い)演ずるドットソン姉妹(双子)を救済しようとしますが、それ以外はすべて自分の地獄行きを覆すために戦う。 口は悪いは、チェーンスモーカー(肺がんで死の宣告も、まずは一服。女医曰く「良い選択ね・・」 笑います)だは、なんとも人間臭いのが良い。なで肩の帝王キアヌ様、はまり役でしょう。 ストーリーも一見複雑に見えますが、実はシンプルで解りやすくも人間界に入り込もうとする悪魔を阻止するためのお話。これまたシンプルでよい。 冒頭の引き込みもしっかりしており、「運命の槍」の出現と、コンスタンティンの我流悪魔祓いシーンで、しっかり見るもを物語りに引き込みます。 ガブリエル、ルシファーくらいの名前はいくら宗教色の薄い人でも知っているでしょう。この手の作品はそのバックボーンを知っているのと知らないのとでは、面白さが左右されるものが多いのですが、この映画はまつたく問題なし。複雑怪奇で「マトリックス」ばりの映像が先行しているイメージですが、意外にシンプルでテンポのよい、新感覚エクソシストと言う表現がまさにぴったりの、娯楽傑作です。 それにしても久しぶりのピーター・ストーメアさん、ずいぶん恰幅が良くなって・・・。というか、太りすぎだろ!!

・「Music for Hell
サントラは『暗い』『燃えない』などの批判もありましたが、実際に映画を通して聞いてみると、映画の雰囲気に溶け込み、違和感無くその場を演出しています。主人公のコンスタンティンのアクションが豊富なわりに、ストーリーの全体的な雰囲気はダークな感じなので、映画によく沿った音楽といえます。サントラを聞くときは、これらのスコアが、よりダークな地獄をイメージして作曲されたことを忘れてはなりません。肝心の映画の内容は、ほぼ娯楽一筋な内容。特に深く考えるテーマもなく、ノンストップで進むストーリーに(…といっても、展開が速すぎるわけではない)退屈する暇も無く楽しめます。ストーリーの関係上、キリスト教関連の話題(武器?)が出ますが、どちらかといえばカルト的なものが多いので、キリスト教の知識が無くとも十分に楽しめます。よく感想に、キリスト教関係を知らないと難しいと書かれたものを見ますが、全く必要なし!聖書の内容に沿ったストーリー展開(事件が聖書に記述されたとおりに起こるなど)というわけでもなく、単なるオカルトです。ちなみに…日本版予告編音楽はKaleidoscopeというユニットのはらだあつしさんによる作曲。ビーマンが訪ねてくる前にコンスタンティンがかけていたレコードは、THE DAVE BRUBECK QUARTET(邦訳はデイヴ・ブルーベック、あるいはデイヴ・ブルーベック・カルテット)のアルバム『TIME OUT』(レーベル:Sony Music Entertainment Inc)に収録された「TAKE FIVE」という曲。コンスタンティンが「クラブ・ミッドナイト」を初めて訪れた時に流れていた曲は、ロックバンド、a perfect circle(略してAPC、邦訳はパーフェクト・サークル)の3rdアルバム『eMOTIVe』(レーベル:Virgin)に収録されている新曲の「passive」。

コンスタンティン 特別版 (初回限定版) (詳細)

暗黒世界のオデッセイ (新潮文庫)

・「筒井でも天皇妄想の話は自粛
昭和49年刊行「暗黒世界のオデッセイ」からの抜粋にその他を加え編集したもの。文庫本発行は昭和57年。大まかな目次は「二〇〇一年暗黒世界のオデッセイ」「レオナルド・ダ・ヴィンチの半狂乱の生涯」「星新一論」「筒井康隆全漫画」「乱調人間大研究」。「二〇〇一年暗黒世界のオデッセイ」は2001年を予測して書いたエッセイ。正月の新聞にも未来予測的コメントなどが載るのだが、こういったのは頼まれると仕方がない仕事なのだろう。この本のおもしろい点は筒井による自己分析的言辞。「鬱病にとりつかれて書けなくなった」p70、春日丘高校時代女生徒からいじめられたことで「現在のぼくの女性増悪、女性蔑視の傾向はその反動であろう」p300と書いている。「乱調人間大研究」には癲癇についても詳しく書いてある。断筆前の筒井の意識を知る上で興味深く読む。漫画は絵が独特、構成などその他の技術はほどほど。解説は高平哲郎。

暗黒世界のオデッセイ (新潮文庫) (詳細)

フューチャー・イズ・ワイルド

・「未来に思いを馳せながら現代を省みる
 未来の動物博物館の説得力は一見すばらしいものがあるが、筆者自ら認めるように、将来の予想はカオス理論を引くまでも無く不定であり、これらの生物もひとつの可能性に過ぎない。 それを前提にしてももなお、ここで紹介される生物はとても奇妙で、とても面白く、一気に読ましてくれる。

 そしてその奇妙な動物達も、すべて現代の動物たちの環境への適応で創造されており、現代の私達が映像や書物で見ている動物達も十分奇妙なものが多いことに改めて気づかされる。 今の自然も十分面白いと、強く再認識させられる良書。2004年最初の買ってよかった本です。

・「未来の生物を想像
というコンセプトはよくあるが、地理学や生物学の裏付けがしっかりしており(少なくとも経済学部出身の小生にはそう思える)、また「彼ら」の祖先である現在の生物たちの生態との関連が豊富なコラムで紹介されており、荒唐無稽な印象は受けなかった(昆虫に飼われる哺乳類の設定は圧巻!)。CGで描かれた「彼ら」の姿も美しく、ビジュアル的に楽しめる一冊。次はぜひ、映画やテレビゲームでの動く「彼ら」を見たいものだ。

・「たまらない
仕事や人間関係ですこしナーバスになっている時に読むと、自分が悩んでいたことが馬鹿らしくなるスケール感にはただ脱帽するばかりである。文章が読めなくてもCGを駆使したイラストで子供達の好奇心もくすぐるだろう。自分に子供がいたら一緒に読みたいと思う。

実際にこの本に書かれている世界を見ることが出来ないのは残念だが、ふと仕事の手を休めたときにこの本の世界が脳裏に広がる幸せを感じて欲しい。

・「プレートテクトロニクスと進化論、考古学が相俟った壮大すぎるスペクタクル!
進化論、考古学の見地から、寒い500万年後、温室化した1億年後、そして悠久太古の昔へ逆戻りして世界がひとつの島パンゲアと化した2億年後の生き物を予測しているのが楽しいだけでなく、プレートテクトロニクス、つまり地殻変動についての研究も盛り込んで、地中海が埋まる、アフリカが二つに分かれる、オーストラリアがインド洋に融合、果ては南極大陸がアジアがあった辺りにへばりつく、という壮大すぎるスペクタクルな読み物。科学を基にし、壮大な想像力を働かせたところに敬服しますわな。

大量絶滅を経た温室の地球で、イカや蛸が巨大化し、蜘蛛や昆虫の天下になる、最後の哺乳類は蜘蛛のえさになる、というのもアイロニカルで刺激的。DVDもみようと思っています

・「すばらしい3D
この本の特徴は、未来の生物について描かれている事。未来の生物を予測し描く事は非常に徒ならぬ努力を要した事だろう。だが、この本に載っている事は、ほんの一部の可能性でしかない。しかし、この本は一つの可能性であると心でわかっていても、どうしても読んでいて心が「次はどうなるのだろう、どんなことが描かれているのだろう」と先を気にかけてしまう内容だった。そして特徴の二つ目としては表紙を見ても分かるように本に書いてある挿絵がすべて3D。躍動感に溢れ、今にも飛び出してきそうな生物たちが描かれているという事。絵だけをパラパラ見るだけでも絵の一つ一つが未来の物語を語っているようだった。しかし文章は本が苦手な人や生物などに興味が薄い人には、難しいのではないかと思った。ところがこの本の特徴はこれだけではない。難しい単語には解説が書いてある。非常に読んでいて勉強になる解説。本末にはもっと詳しい解説も書いてあり、内容が完全に網羅できる解説だった。

フューチャー・イズ・ワイルド (詳細)

辺境・近境 (新潮文庫)

・「ノモンハンだけでも読む価値あり
村上春樹の紀行は、ものすごい辺境に行っても、まるで近所を訪ねるかのような飄々とした感じが、どこか漂う。内モンゴル、しかもノモンハン周辺なんて、ものすごい辺境ですよ。タフな旅であることは書かれているけれど、どこかとぼけている。そこにはいつものムラカミがいる(ノンフィクションライターの紀行が、たいしてタフでもないのに自分がどれだけ凄まじい冒険をしたかということばかり書き連ねるのと正反対だ)。そして、相変わらずよくものを見ている。たとえば以下の一節「中国人の建築家には、建てたばかりのビルをあたかも廃墟のように見せる特異な才能があるようだ」←中国に行った経験のある人なら誰しもうなずけるでしょう。

・「不思議な『引力』を持つ本です
本書は作者が体験した旅行エッセイ7本から成り立っています。僕がこれまで読んだことのある村上春樹の旅行エッセイは、どれもかなりのまとまった分量のあるものでした(『遠い太鼓』なんてある意味暴力的なquantityをもって迫ってくる)。

だからかもしれないけれど、本書のエッセイは「どれもこれも『分量的に』中途半端だなあ」というのが最初の感想だったと思います。あるものは「おい!」と思うくらいに短いし、あるものは「う~ん」と思うくらいに長く感じます。

にも関わらず、僕はこの本の中の短編を数回読み返しています。今回本書を通読したのは2回目なんですが、この本のすごい所は、あの頁・あの文章と、「パラパラと読み返してみようかな」と思って、本を手に取らせる力を持っていることだと思います(なんだか夏目漱石の『読書論』みたい)。

今ぱっと思いつくものは2つ(2つも!)メキシコ旅行の『「ここでは誰も言葉の響きというものを理解しないのだ」という認識。』の一下り。ノモンハン編の「どんなに遠くまで行っても、いや遠くに行けば行くほど、僕らがそこで発見するものはただの僕ら自身でしかないんじゃないか」この2箇所。

当然前後に文があるからこの文が出てくるのだけれど、この文はそれぞれに僕をひきつける力を持っているような気がするし、(なぜか?)何度となく頁をめくって、この箇所に行き当たっているという不思議な『引力』のあるものです。

この本を読んだほかの人も同じような『引力』を感じているのだろうか?というのが、この本に対する僕の疑問でもあります。

・「さぬきうどん食べたい!
プロだから当然なのか、村上春樹氏の語り口の上手さにはいつも参らされる。これが自分のスタイルを確立することなのかと思う。わざわざ出かけなくともこの一冊を読むと作者が訪れた場所と同じ空気を吸った気がする。

・「疲れるための旅、という概念
このエッセイは旅人の心境を的確に表現していると思う。「メキシコにしかない疲れ」を味わうために、わざわざメキシコを旅するという気持ち、よくわかります。人は旅に対して必ず幻想を持ち、その幻想は半分は崩されるのだけど、それでも旅をするのは?という究極的なモチベーションの追求は、考えさせられる。それでも、旅行記として楽しく読めるし、そんなに気負わない文章に好感が持てる。

・「立ち止まらずに書き続ける人
まず、おそらく讃岐うどん探索の話の発端はこの本である。

讃岐うどん・ノモンハン・・・一見脈絡がないようだが、彼は自らの興味のままに動き、決して物を書く時に立ち止まろうとしない。それが文章に現れているのだ。

何しろフットワークが軽い。ノート・パソコン(やがて悲しき外国語に登場するように、おそらくはMac)と電源変換器を持ってどこにでも出かけていく感じだ。だからあふれ出す文章も冷凍されたようなところがなく、出来立てのエネルギッシュな本場の味なのだと思う。

素晴らしい。力が沸いてくる。

辺境・近境 (新潮文庫) (詳細)

にぎやかな未来 (角川文庫)

・「筒井作品入門編としてたいへん(・∀・)ヨイ!!
奥の深い筒井作品の世界に入ってしまって、さて一体何から読んだらいいのか分からない・・・とお悩みのあなた、この本から入ってみては如何でしょうか?短編集ですから、興味を持ったタイトルから次々読んでいくと・・・あら不思議、最後まで読み切ってしまいます。拒絶反応がなければ、短編集を幾つか読まれたらいいでしょう。どれも病みつきになります。1年後、貴方は「ツツイスト」と呼ばれるようになっていることでしょう。

・「気軽に読める
単純に笑える。今も昔も、人間の考えることは一緒だな〜。短編集なので、持ち歩いて空き時間に読むといいです♪

・「あなどれない傑作短編集
高校生の時、もっとも好きな筒井作品であった。

昭和元禄の世相を大きく反映した作品集ですが、バカバカしいもの、シュールなもの、詩情あるもの、と作風は豊富です。

個人的には、『お助け』(ゆっくりと味わう死の恐怖:江戸川乱歩氏激賞)、『池猫』(子ども時代特有の怪奇ノスタルジー)が好きです。

今、30代なので読んだら評価が変わるかもしれませんが、当時は『緑魔の町』とならび大好きな作品でした。

なつかしいおすすめ作品集です。

・「筒井入門編のショートショート集
私が初めて筒井康隆氏に触れた記念すべき一冊。250ページ余に41編が収められたショートショート集で、筒井康隆入門編としてお薦め。どの作品も、筒井氏らしい「着想の意外性」にあふれている。中でも私のお気に入りは、「星は生きている」(あっと驚く事実を知らされた後にやって来るカタストロフィがおかしくも恐ろしい)「怪物たちの夜」(これこそSFショートショートの真髄。叙述トリック的な展開が絶妙な快作)「わかれ」(似たような設定の話はいくつもあるが、この視点は筒井氏ならでは)「最終兵器の漂流」(ストーリー展開とオチのバランスが心地よく、お気に入りの一篇)「きつね」(筒井氏独特の和風テイストが効いている秀作。「家」「遠い座敷」「エロチック街道」等の原点がここにある)「池猫」(「鍵」に通じる悔恨がテーマ。このラストシーンを想像すると、夢に出て来ます)「お助け」(筒井氏の記念すべき商業誌デビュー作。主人公が陥る窮地に至るまでの状況設定が他に類を見ない。短い作品中にハードなSF設定と神への信仰論という重いテーマを含んだ傑作!)

ショートショートの神様、星新一氏の解説も一読の価値あり。

・「筒井康隆の
 ショートショート。 ブラックユーモアもあり、あっと驚くオチあり、時事ネタというか、やっぱり現代社会への風刺がきいているものが心地いいです。 パチンコ必勝法やら、腸はどこへ行ったとか、本当にくだらなくて笑えます。

にぎやかな未来 (角川文庫) (詳細)

Hallucino-Genetics Live 2004

・「ボリューム満点のライブDVD
収録二時間半近くに及ぶプライマスのライブDVDです。映像音質共によく、メンバーの変態的プレイを堪能できます。

上の表記でリージョン1と書かれているので、買うのをためらわれた方もいるかもしれませんが、誤りでリージョンフリーです。もちろんプレステ2でも見れます。

・「安いでど悪くない
初期のCDの軽快でコミカルな感じではなく少々重いサウンドでカッコイイです。2時間35分あるので、一気に見るのはよっぽどのファンじゃないとツライかも。

前半はちょっと盛り上がりに欠ける気がします。好みの問題ですが、後半の方が良いです。

なかなか日本ではプライマスのLIVEは見ることが出来ないし、この価格でたっぷり・どっぷり独特の世界に入れるのはお得っ!

・「最高!
かっこいい、マジで痺れる!こんなバンドないぞ、芸術性も高い。Primus好きな人は絶対かったほうがいい、更にのめり込ませますよ!こんなバンド組みたい、3人の技術の高さがブツカリ合います!

・「ファンなら買いで
正規のライブDVDはとりあえずこれぐらいしかないようなので、彼らの超絶プレイをみたい人は買っておくと良いと思います。収録時間もたっぷりなのでじっくり堪能できます。とくに超絶スラップベースをキメながらボーカルをとるという行為を余裕でかますレスの姿には悶絶です。聴いてびっくり観てびっくりの内容になっています。セットリストが2つにわかれていて前半は新旧織り交ぜた構成になっていて新曲はやや暗い感じの曲が多く、既存の曲もあえて?代表的な曲(聴きやすい曲)を微妙に外した感があるので少し冗長に感じられました。後半は初期のアルバム一枚をまるごと再現していて、こちらの方がテンションの高い演奏が聴けます。

Hallucino-Genetics Live 2004 (詳細)

十九歳の地図 (河出文庫 102B)

・「シンボリックな19歳という年
19歳という年は、男にとっては象徴的な年である。

19歳になるまでの己の中に、人生を通して悩み迷い、歓喜し涙するすべてのものが凝縮されて詰め込まれている。

そしてその「芽」が吹きだし、人生の大きな方向が決定されるのが、19歳なのだ。

中上健次逝きて、この8月で早15年。

この「19歳の地図」の中には、46歳で没する中上の変わらぬテーマであった、「バイオレンス」と「救済」の原型が見事に描かれている。

中上健次の原点を知るためには必読の書。

・「これは凶器なのか?狂気なのか?
30歳の時、何気なくこの本を手にした。多感な?高校時代、この本に接しなかったことに私は安堵した。仮にこの本に触れていたら、新聞配達員と自分の境界線を見失い、将来に絶望していたと思う。新聞配達員の彼は「浪人生」でもなく「社会人」でもない。当時は今と違い「フリーター」「ニート」などという言葉はなかった。絶望と挫折、孤独と屈折。目に見えない焦燥感。私はある朝、満員の通勤電車でこの本を読んでいた。たまたま隣に立っていた男性もこの本を読んでいた。勇気あるその男性は、本にカバーをかけていなかった。「オレは中上の世界を知っている」という表情の彼は、電車内で明らかに違和感があり、殺気立っていた。社会の底辺で生きる新聞配達員の彼の流した「涙」の意味は、男でなければわからない。

・「秋幸の原型
紀州三部作の主人公である秋幸は、この「19歳の地図」で動き始めている。東京駅に電話し、「爆発させるからな」と言いながら涙を流す。彼は「あなたは何者だ」という問いに対して、「俺は何者でもない、何者かになろうとしているのだ」という。今も、地図を開きあらゆる場所に×印をつけているのだろうか?自分がなるべき言葉を見つけたのだろうか?

・「中上の原点かと思ったが…
短編四作。その中でも、やはり表題ともなっている「十九歳の地図」は面白い作品だと思った。別のレビューの方が述べておられる通り、自分も中上の原点かと思っておりましたが、よくよく考えると、実はその全く逆ではないかと思うようになりました。

それで、結局どういうことなのかというと、この本を読むだけで、枯木灘などの三部作を読む必要がないのではないかと考えます。中上健次は書く分量がだんだん増えていっているが、明らかに無駄な部分が多いようにも感じられてきました。(中上より凄い中長編作家を日本人では知りませんが…)

そういう理由で、この本はお勧めです。中上の全てが凝縮されている素晴らしい本だと思います。

十九歳の地図 (河出文庫 102B) (詳細)

ジャズ小説 (文春文庫)

・「ジャズファンじゃなくても
 ジャズの名曲たちをモチーフにして書かれた短編小説の数々。ばかばかしい笑いと適度な毒のブレンド。どこへ落ち着くのかわからない独特の乱調ストーリー。絶妙です。 決してジャズメンたちばかりが登場する内容ではないので、ジャズに関心のない読者でも楽しく読めますよ。とにかく、筒井康隆の色んな顔が拝める珠玉の作品集ですので、御一読を。

・「ジャズを題材にしたショートショート
筒井ワールド炸裂。

特にジャズメンやジャズ評論家を題材にしたものは日本のジャズ業界を覗いたようで面白い。

解説は盟朋でジャズピアニストの山下洋輔。 全てのショートに対するコメントは必読

・「ジャズの名盤紹介は数多くあれど・・・
ソニー・ロリンズのサックスがいかに男性的な色気を持っているか、というのは言葉じゃなかなか説明できない。そこで筒井氏は人妻を登場させて、「朝日のようにさわやかに」をロリンズのように吹くテナー奏者に恋をさせてしまう。さて、亭主はこれにどう解決策をみいだすか・・・

笑いあり、恐怖あり、のショートショートで「ジャズは敷居が高い」なんていう偏見を見事に壊してくれる一冊。巻末では鈴木氏が36枚に渡るCDレビューで本編をフォローしてくれているので、これからジャズを聴き始める人のガイドとしも最適だと思う。

ジャズ小説 (文春文庫) (詳細)

Catch Thirty-Three

・「世の中の流行りなんか気にしない
ついに5作目のフルアルバム完成しました。間にあったI[EP]が出てから直ぐだったので前作から直ぐ出た感じもしましたし、作風が凄く気になる所でした。Iは一曲だけで30分近い構成でしたが、今回は50分近くの一曲構成です。ただIは1トラックしかないのに比べこちらはトラックがちゃんと分かれています。トラックがチャプターと言った感じですね。それだけに聴いているとあれよあれよと進んで行く感じで気付いたら4トラック目みたいな感じです。1、2作目が同じ方向性の作品で3作目でモダンヘヴィネスに近づき、4作目で彼等独特の世界を押し進めた独自の作品を作り出しましたが、今回は4作目の延長と考えられる作風です。それだけに2→3→4と言った変化程はないです。でもリードギターのフレドリックのソロも40分位の1曲構成でしたが、彼等は結構こういう流れが好きな様ですね。ソロが再販で曲をチャプターごとに分けてでましたが、曲を多少分けて出してくれたのは良かったかと思います。そうじゃなければ50分近くを途中で止められませんからね。でも意外と長いなと感じさせず聞き終えてしまっただけにやはり凄いバンドだなと再確認させられました。☆4つ止まりなのはわかり辛い作品なだけにもう少し聴いてと言った所です

・「北欧発、激辛プログメタルの第5弾!
カルト的人気を誇るスウェーデン出身のハイパー・プログメタル集団Meshuggah(メシュガー)によるフルレンスとしては第5作目のアルバム。2005年の作品。

1991年のメジャーデビュー以来、アルバム発表ごとに確実な成長力を見せてきた彼らが今回送り出した作品は、何と全1曲のみの「大作」。とはいっても13パートに分かれていて、インデックスもついています。前作「Nothing」ではド迫力の号音ながらも彼らにしては比較的分かりやすく、語弊を承知で言えば「明るい楽曲」を志向していましたが、この作品では一転してダークで陰鬱とした曲調で終始しています。ガムシャラに疾走するヤケクソさは影を潜め、ミディアムテンポに落とされた一連のプレイは思索的ですらあります。

したがって、従来の作品に共通する「ヤケクソの疾走感」を求めてこの作品に臨むと、若干違和感を感じるかもしれません。そこら辺りが評価が分かれる要因だと思いますが、何度も聴き込むことによって次第にハマッテしまう危険な魅力は相変わらずです。前作「Nothing」が明るい劇薬ならば、この作品は習慣性の強い劇薬と言えるでしょう。ただMeshuggahに初めて臨む人は、「Destroy Erase Improve」あたりから入るほうが無難かも。そんな意味で★は1つ減点で4つ。

Catch Thirty-Three (詳細)

この人を見よ (岩波文庫)

・「ニーチェを読むものへ
ニーチェの他の著作もそうであるが、自伝において彼はもはや隠すことなく吐露する。私を見ろ。私をききのがしてくれるな。私は生きていたのだ。「わたしは人間ではない。わたしはダイナマイトだ」これは脅し文句ではない。なぜ彼がこんなことを言ったのか。誰が彼にこの危急の叫びをあげさせたのか。人間どもはニーチェを救ってやれなかった。確かにテキストは作者と切り離されなければならないかもしれず、何よりもそれを願っていたのがニーチェであろうし、彼本人が自身の思想への同情を危惧していたことは識者が指摘するまでもないことなのであるが、そのことを百万回繰り返し確認してきたにもかからわず、本書においては人は徹底的に彼に同調し彼とともに感じざるをえない。血の色が違うものが読むようには、彼は書いてはいないのである。また本書を読むと、彼の他の著作を読んだものには奇異に感じられる記述が散出するが、それが理解できたものでなければ、ニーチェを単なるストレス解消剤として読む読み方を脱せれまい。彼の晩年の存在論はあまり知られておらず、仏教とほとんど僅差なかったその境地があまりに端的に本書では述べられるので、戸惑いを覚えるかもしれない。それはすでにツァラツストラが語っていたのであるが。だから手塚富雄の訳は心底読みやすいにもかからわず、「わたしはいかにしてわたしとなるか」という副題を訳しそねた。ニーチェは40をすぎた歳で広々とした大洋の未来を見つめ、これまで自分にはいかなる奮闘努力もなかったという。同時に彼は、自分が史上最も恐ろしい人間でありキリスト教を初めて暴いた者であると言う。ここには無限に人間にいじめられたがゆえに無限に世界を肯定するしかなかった1個の孤独な魂がある。

・「20世紀最高の名著の1冊
ニーチェの『この人を見よ』は、ニーチェの自叙伝であり、事実を主とした自叙伝ではなく、ニーチェの思想が中心に語られるので、初読の際には、理解しがたい。しかし、二読・三読するうちに本書の本質を理解でき、20世紀最高の名著の1冊であることが分かる。本書の理解を助けるには二ーチェの伝記を併読すると役立つだろう。

・「精神疲労絶頂旅行、それでも読むけ?
ニーチェ特有の極端過ぎる潔癖思想、分かるんだけど付き合いきれないやり過ぎ思想。寛容さを欠いたある意味カッチコンコッチンな人間美学。これを読むと、どうしてニーチェが発狂したのかがよく分かる。実際彼はこの作品執筆後に我慢出来なくってしまったのだ。本来少しずつ少しずつ変化を加えていく思想性を、一気に、全部、転換せねばならんというあの考え方にはマズ多くの人間は頭はで理解出来ても、気持ちがついていかないはずです。

一つ言えることは、文字を読んで解釈するという意味ではそんなにムズカシイ一作ではないのかもしれませんが、あの極端さと底の抜けの疲労感、絶望感、倦怠感を受け入れるのはチョット無理。少なくても僕は無理。面白いんだけど、胸が痛い。頭の問題というより、心の問題。好奇心で手を出して、痛い思いしてしまいました。ただ、スゴさと面白さは折り紙つき。

「どうしてあなたはそこまで言ってしまうんだ!!?」というぐらいに、自分自身の精神タブーの一切を「何が悪いっ!!」と自分自身に怒鳴りつけてでもいるかのように書きなぐる作業を、彼は必要に必要に何度も行うのである。その様は苦行以外の何物でもありません。天才やズバ抜けた知識人でさえ戸惑う、自分が天才であること、自分が恐ろしく頭が切れること、を誰よりも自分自身が知っていながら知らないフリをしているということを隠している、という事実の暴露。これほど惹きつけられる物はありません。正直過ぎることがいかに偉大で、いかに危険かよく分かりまいした。

いろいろ言いましたが、一度ぐらい読んでみてもいいと思うし、べつに読んだからって性格が悪くなったり、死にたくなったり、するというわけではありません。そういう人もいるかもしれませんが...。

・「破天荒で有名な自叙伝
自伝であると同時に自己の思想解説書兼ガイドブック。自著を解説する章のタイトルが「なぜわたしはこんなによい本を書くのか」。初めて読んだとき、中学生だった自分はこの文句に参ってしまった。

・「ヴァーグナーとの関係
最初、ニーチェはR・ヴァーグナーを賞賛し、友人関係にもなりましたが、晩年、手のひらを返したようにR・ヴァ-グナーを批判し始めます。そんなニーチェの芸術に対する思想が語られています。

この人を見よ (岩波文庫) (詳細)

坑夫 (新潮文庫)

・「心は三世にわたって不可得なり(江戸っ子夏目金之助)
べらぼうにおもしろい。理屈はさておき、とにかく自由である。「近代的自我? 知るか、んなもの、こっちとらぁ江戸っ子でぃ」と言わんばかりの、まさに宵越しの金は持ちそうにない語り口が、最初から最後までつづいていく。それがなんとも心地よい。個人的な話だけど、実は漱石を「努力せずに」読み通せたのはこれが初めてである。まったく見方が変わってしまったといってもいい。こんなのばかり書いていたら漱石さんも神経症やら胃潰瘍やらにならずにすんだのに・・・とさえ思える。(こんなのばかり書いているわけにはいかなかったのだろうけど)

いわゆる「推薦図書!!」になるような漱石の作品がどうしても苦手、という人にはぜひ一読を。

・「意識の流れを追ったドキュメンタリー風の作品
作家としての漱石の、『虞美人草』に続く新聞連載第二作目。漱石に自分の体験を小説にしてほしい、と申し入れてきた青年荒井某の話を元にしている。

訳あって家を飛び出した19歳の主人公は、ポン引きの長蔵に坑夫にならないかと声を掛けられ、二つ返事で承諾してしまう。途中で赤毛布、小僧もメンバーに加わり、銅山まで旅する。辿り着いた先の飯場で坑夫たちに嘲弄されながらも、翌日主人公は炭坑の奥深くへと降りていく……。

主人公の意識の流れがさまざまな要因によって、右へ左へと180度変わってしまう様子を、物語の当時から時間も経って成長した主人公の視点から分析していきます。極限状況の下で、いかに深層心理が浮かび上がってくるかを省察した好著です。

・「三部作のプロローグ
 漱石の作品中、もっとも地味な作品である。

 気弱で優柔不断な主人公が、逃避行する中、周旋屋に出会うことから話が始まる。都会に出てきた三四郎がカルチャーショックを受けるがごとく、鉱山社会に右往左往する。

 結末、虚弱とキャリアが幸いし、自らの新しい活路が開けた。さらに、鉱山社会おけるすべてを清算して、娑婆に帰れることになった。芸が身を助けたのである。

 「坑夫」、漱石は脆弱な高等遊民を戒める三部作の準備として記したのでしょう。 

・「世界が変わる
ある事情から家を出奔した青年がさほど理由もなく長蔵という人に誘われ坑夫になりに鉱山へ。途中、赤毛布と小僧も道連れにし、着いた鉱山で目茶目茶な目にあう。

青年が過去にあった出来事を今の視点から分析しつつ独白しつつ話が進んでいきます。

赤毛布というあだ名の奴に、さらにあだ名をつけたり、そっけなく青年の周辺人物(そして青年自身も)が揶揄されていて出だしは面白おかしく読むでいました。

鉱山に行ってから、だんだん暗く辛くなってきて、最後の方、青年が、もう俺は死ぬんじゃなかろうか?と考えてからの現実世界の見方がガッツンときました。今までのせせこましい心がもう空っぽになっています。鉱山で出会う安さんとの会話やその関係性に少し涙を。

相変わらず、漱石さんは名文です。

・「漱石の異色作
本書の成り立ちは尋常ではない。漱石自身の説明によればそれはある日ひょっこり漱石を訪ねてきた未知の男が提供した「材料」によってできたものである。この材料とは体験談だけでなく体験記でもあったろうと想像される。何らかの問題があって家出をした19歳の主人公はあてどのない旅路で坑夫の斡旋屋に声をかけられそれに従って長い山路を歩く。途上で彼と同様の坑夫志願者は3人になり、青年は社会の下層でうごめいている得体の知れない人物たちの世界を垣間見ることになる。この道中とその間の異様な見聞に対する青年の内的反応がこの本のほぼ半分を占める。漱石を崇める人には申し訳ないが青年の江戸戯作者風の饒舌はいささか退屈である。いよいよ鉱山にたどり着いてからの後半に入って漱石の本領が発揮される。話は急に緊張の度を高める。そこに描かれる坑夫たちの生態は異様な迫力を持って外来者を圧倒する。青年は早速、狭くて暗い、濡れてどこまでも深く、危険に満ちた坑内の下見に連れ出される。それは地獄めぐりとしかいいようのない過酷な体験である。広く知られる漱石の作品の多くは彼を取り巻く世間とその時代の人間関係を描いている。そこに社会という観点は乏しく、姿を見せたとしてもまもなく背景に退いてしまう。彼の関心はむしろ西洋に対比される日本という国家であり、彼の世界はそこに住む知的中産階級といってよいだろう。この意味で下層社会に降り立ってそれを直視しようというこの作品は異色である。そのような、これからどのようにでも展開されようという素材が道半ば、おそらく末尾3分の1を残して突然終ってしまうのはなんとも惜しい限りである。

坑夫 (新潮文庫) (詳細)

Axis: Bold as Love

・「初めてのジミにも最適!
このアルバムの内容の素晴らしさについては多くを語るまでもないでしょう。できれば星10個付けたいくらいです。

さてそれはおいといて、ジミのベストアルバムというと3rdのElectric Ladylandを挙げる人が非常に多いです。あちらはブルース色の濃い仕上がりになっていて、1曲が10分以上ある聞かせる曲も多いです。それに対して2ndのAxis: bold as loveは多彩でメロディアスな名曲揃いで、1曲5分くらいで潔く終わるのが特徴です。このアルバムからは世界中の多くのアーチストによって実にたくさんの曲がカバーされています。もしかしたらあなたの聞いたことのある有名な曲が入っているかもしれません。ですからブルースやファンク好きな人だけでなくロックやポップスから入って来た人、初めてジミを聞く人にもElectric Ladylandよりきっと取り付きやすいでしょう。

というわけでジミのファーストチョイスにはこのアルバムを強くお勧めします。

・「一番好きなアルバム
個人的にはジミのアルバムの中でもフェイバリットです。このアルバムはバラード調の曲が多く、voodoo childやfire等のうるさめな音はやや控えめです。ソウル色が強いといえるでしょう。内容はかなり濃厚ですが、それでいて聞きやすいです。

little wing、castle made of sand、axis bold as love始め言葉で表現するのが馬鹿らしくなるほどエモーショナルな曲が目白押しです。

どの曲もライブで再現するのは不可能と思うほど繊細綿密な作りです。いくつかライブでもやっている曲もありますが、本作でのバージョン以上のものにはまだ巡り合えていません。

・「ジミヘン初のコンセプトアルバム
意外に知られていませんがジミ・ヘンドリックスのオリジナルスタジオアルバムは、わずか3枚しか存在しません。衝撃のデビュー作「Are You Experienced?」とロックギターの傑作「Electric Ladyland」、そしてこのアルバムです。たくさんアルバムがあるように思えますが、ほとんどが死後発表された編集盤です。

1967年にわずか16日間という制作期間でレコーディングされたこのアルバムは、ジミヘンとしては初のコンセプトアルバム。1曲目の「EXP」を聴いてわかるように、サウンドエフェクトを大胆に導入するとともに彼のトレードマークとも言えるワウワウ(クライベイビー)を盛んに使っている点が特筆されます。また不朽の名曲「Little Wing」(エリック・クラプトンがデレク&ドミノスでカバーしたことはあまりに有名です)、「Spanish Castle Magic」(イングヴェイ・マルムスティーンの十八番で有名ですね)、そしてジェットサウンドの極致「Bold As Love」などを生み出し、傑出したギタリストとしてだけではなく、優れたコンポーザーとしても知られるようになった作品です。

前後をはさむ2作が強烈な個性を放っているせいか、このアルバムは作品としてまとまっているせいか、やや地味な印象がありますが、ジミヘンの本質というか彼が目指す音楽性を知るうえでは、最高のテキストになるはずだと確信します。

・「不朽の名盤
 そのアグレッシヴかつ斬新な音楽スタイルにより数々の傑作を発表し、天才の名を欲しいままにしたジミヘンドリクス。ギタリストとして無類の評価を受けているが、彼はロック史上最もクリエイティヴな音楽家であり、偉大なヴォーカリストの1人である。

 「Hey Joe」,「Foxy Lady」のあの猥雑で危険な匂い、「If 6 Was 9」,「Little Miss Lover」(いずれも本盤収録)に感じる強靭なファンクネス、「Wind Cries Mary」,「Angel」の妖しいまでの美しさ等、数々の傑作は、いずれも彼のヴォーカルなくしては成立しえない。彼のヴォーカルはスモーキーではあるが、艶かしく、黒っぽい。その力強い歌声こそが、彼の音楽をこの上なく肉感的に、そして強靭かつ官能的なものにしている。ソウルという言葉の定義が聴き手の魂を揺さぶる歌声ということであるならば、彼は私にとって最高のソウルシンガーである。

 「ボールドアズラヴ」は、そうした彼のヴォーカリストとしての魅力と、類まれなるソングライティングの才能が光る名盤である。度重なるリマスタリングにより音質の改善も著しく、ジミを最も身近に、そしてリアルに聴けるアルバムとしても貴重。前述した2曲はジミの作品の中でも特筆すべき傑作。重心の低いグルーヴ感がたまらない。また、ため息がでる程美しい「Little Wing」や「Catsle Made Of Sand」、小粋なJAZZ風の「Up From The Skies」等、他のアルバムでは聴けない品位溢れる曲がとても印象的な作品である。

 時代の象徴でありながらも、時代に流されることのない不朽の名盤。お薦めである。

・「Little Wingでしょう
『Good evening ladies and gentlemen , welcome to radio station EXP.』と言うとぼけた早口のアナウンスで始まるジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンスのセカンド・アルバム。1967年11月発表。ジミ・ヘンドリックスことジェイムズ・マーシャル・ヘンドリックスは、イギリスの音楽評論家クリス・ウェルチの説によれば1945年、ロバート・ソマの説によれば1942年の11月27日にアメリカ、ワシントン州、シアトルに生まれている。父は庭師、祖母はインディアンのチェロキー族の人間だった。12才からギターを始める。ガー・フィールド・ハイ・スクールを最終学年で中退、父の仕事を手伝っていたが興味がわかず、まもなく南部の101空輸部隊へ入隊、落下傘部隊として働く。14ヶ月後怪我で除隊。ナッシュビルへいってプロのギタリストとしてスタートする。さて、本作はジャケット(作成したのはデヴィッド・キシングとロシャー・ロウ)からして『サイケ』一色である。1967年の登場後、6月18日の第一回モンタレー・インターナショナル・ポップ・フェスティバルでは最終日にザ・フーの後を受け登場。フィードバック奏法→ギターにオイル注ぎ発火→ギターをぶっ壊すというアクトで観客を完全に圧倒した元気さそのままに爆発している。閑話休題。僕にとってはこのアルバムは『Little Wing』である。ご存知、エリック・クラプトンが『レイラ』の中でカバーしているが、逆立ちしてもこのオリジナルにはかなわない。ジミ・ヘンドリックスは圧倒的である。

Axis: Bold as Love (詳細)

Fixed

・「これはスゴイ!
かなり個性的なRemixerが参加した作品です。Coil(元Throbbing Gristle,元Psychic TVのP・Christophersonが結成した異端的なTechno系Unit。日本ではアルバムが入手困難だが、海の向こうではRimixerとしては有名だそうです。)やそしてJ.G.ThirlwellとはIndustrial Musicの最初期から活動する、FOETUSです。他はTrentさんやVrennaさんがSelf Remixしたりしてますが、どれも基本的には狂ってます。

オリジナルがNINの作品の中でかなりストレートな作風なので、これだけ歪ませてるところが逆にRemixer陣のやる気を感じます。確かにRock&POPSが好きな人には気に入ってもらえない作風です。それと決して“踊れるRemix”でも無いですし、再構築された音を聴いて愉しむ作品だと思います。Remixはどれもかなり長いですけど、バラエティに富んでいて強烈なものばかりです。Voを徹底的に加工したり、リズムから全く別物になってたり、ノイズを絡めてダークな作風になってたりします。私は1.2.3.がかなり好きでよく聴いてます。

・「とにかく聴いて!!!
「broken」も良いけど、私個人的には「fixed」の方が好きです。「wish」の曲の展開や「gave up」は本当にダンスミュージックです(ちょっと激しいかも)。トレントの声って不思議な感じで機械音の中でも溶け込んでいく感じが堪らないのでリミックス・アルバムは本当にカッコいいです!

・「Sky Blueがキレイなアルバム
BROKENはもちろん、こっちもかなりカッコイイ!Gave Upのあまりの変わりように度肝を抜かれた。Coilの参加はTrentのNothingレーベル所属のため?(となるとFOETUSも契約したPIG繋がり?)何気にノイバウテンも所属してたっぽい。後はHappiness In Slavelyがかなりイイ。

・「クール!
 硬質なサウンドがとてもカッコイイ!特に6曲目の出来には舌を巻きます。 あと、この[FIXED]は[BROKEN]と対になっているのでそちらも聴く事をお勧めします。

・「ブロークンとセットでどうぞ
NINお得意のリミックスです。が、やはり単なるリミックスでおわっていないとこが泣かせる。つまり、「このテイクもあり」ってなかんじでなにしろかっこえ-です。

Fixed (詳細)

Flick of the Switch

・「頼む! もう一度聞いてみてくれ!
このアルバムは、一般的に評価が低い。しかし、AC/DCのアニキ達はやってることまったく変わっていないんやで。Back In Blackと違うといえば、音の感触くらい、、、(大きな問題だったりして)。もう一度聴いてみてちょうだい。ハマリます!

・「聴き込みましょう
AC/DCの数あるアルバムの中では、一般的に評価の低い感じですが、私は一番好きなアルバムです。このアルバムでは、ちょっとダークなアンガスのリフですが、本当にカッコイイです。特にタイトル曲の“Flick Of The Switch”は良いですよ。是非、じっくり堪能してみて下さい。

・「以外に良かった!
リアルタイムにAC/DCを初めて購入したアルバムです。セールス的にはシングル「GUNS FOR HIRE」が84位、アルバムもTOP10入りを逃し、不本意ながら不発に終わったのが不思議です。

・「斧がブンブン
他の方も書かれていますが、このアルバムを世評で判断してしまうのはどうかと思います。確かに音の感触が弛緩している面はあるかもしれませんが、個人的には、このアルバムを聴いてなかったら、自分にとってAC/DCがこれほど重要なバンドにはなっていなかったとさえ思います。簡潔に言うなら、斧でバッタバッタとなぎ倒していくようなヘヴィネス。ナイフやアイスピックをちらつかせてイキがっているようなせせこましさとは対極にあるカタルシスがここにあります。聴かず嫌いはもったいないよ、ホント。

・「音も曲もヘビィな逸品
å...¨ä¸-界的な大ãƒ'ットとなったFOR ï¼'HOSE ABOUï¼' ï¼'OROCK WE SALUï¼'E YOUに続く作å"ã€‚リアルタイムではジャケットは見é-‹ãã§ã¯ã‚りませã‚"でã-たが、立ä½"的な加工がæ-½ã•れていまã-た。今回のデジãƒ'ックではå½"時の写真などが登載された見é-‹ãç›¤ã«ãªã£ã¦ã„ると思われます。

前作の勢いã‚'借りてそã"そã"は売れたのですが、評価は今ひとつだったように記憶ã-ております。聞き込めば彼らなりのバリエーションでé­...了ã-てくれますã-、ハードãƒ-ギで速い曲も数曲å...¥ã£ã¦ã„るので、食わず嫌いだったæ-¹ã¯ä¸€åº¦ãŠè©¦ã-頂いてもいいのではないかと思います。

尚、ã"の作å"ã‚'最後に、強烈なスネアでリズムã‚'刻ã‚"でいたPHIL 

RUDDがイギリスで役è€...になるたã‚!ã«ï¼ˆï¼Ÿï¼‰è„±é€€ã€ï¼™ï¼•å¹'に復æ'»ã™ã‚‹ã¾ã§ã-ばらく違う大物ドラマーが叩くã"とになりまã-た。そう言った意å'³ã‹ã‚‰è¨€ã†ã¨ã€è‹¥ãï¼°ï¼¨ï¼©ï¼¬ã®ãƒ‰ãƒ©ãƒŸãƒ³ã‚°ã‚'è'くã"との出来る最後の作å"ã§ã™ã€‚PHILファンのæ-¹ã¯ãœã²ã‚³ãƒ¬ã‚¯ã‚·ãƒ§ãƒ³ã«å...¥ã‚Œã¾ã-ょう。

Flick of the Switch (詳細)

Digimortal

・「重い!!
数少ない7弦ギターのバンドです。もちろん音はへヴィー!!ドラムも重く、低い歌声が轟きます!めちゃくちゃかっこいいです!

Digimortal (詳細)

Eggnog

・「gift from hell!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
最初から最後までテンション高すぎ!4曲しか入ってないんだけど、内容は極めて濃い。カッコ良すぎだ!Thank you for the gift!!!!!!!!!!!!!!!

・「a gift from hell!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
最初から最後までテンション高すぎ!4曲しか入ってない割には内容が濃い!Thank you for the gift!!!!!!!!!!!!!!!!!

Eggnog (詳細)

Protection

・「その音は10年経った今も褪せることなく響く。
新作の『100th Window』にはちょっとしたトーンダウンを感じざるを得なかったけど、1st『Blue Lines』から『Mezzanine』に至るまでのマッシブ・アタックの道筋はかなりエキサイティングだ。それぞれのアルバムは一聴まるで異なった印象を聞き手に残す。にも拘らず、Reggae、Hip-Hopのゴツゴツとした要素をゲストらと共に一つのアルバムに溶かし込んでいくその手法、そして自らの音楽に対する純粋な姿勢は常に、一貫している。

2nd『Protection』(とコインの裏表をなす『No Protection』Remixed by Mad Professor)はプロデューサーにNellee Hooper、ゲストにEverything But the GirlのTracy Thorn、元同僚のTricky、Nicolette、そして今でも親交の深いHorace Andyと、鉄壁のメンツ。透明感のあるプロダクションと張りつめた緊張感。メンバーのMushroom(辞めちゃったけど)、Daddy G、Del Naja、三人の持つタレントをHooperが神業的にまとめあげている。

個人的にT1 Protection、T2 Karmakoma、そしてT4 Weather Stormは、自分がこの分野にハマり込むことになった決定的な曲でもあって、当時を色々と思い出す。初めて買ったサンプラーで最初に必死こいて打ち込んだのはProtectionだったし。今聴いてもやっぱヤバいよ、これ。スネアのゲート処理とか。トリップホップなんてジャンルもありましたな、そういえば。内ジャケのTB-303とかも「らしくて」良いよね。

・「いいよ
最高、トレイシーとHアンディのVoにマッシブサウンドが絶妙に絡み、独特の世界観を確立。マッドPのダブミックス「ノープロテクション」もやばいので合わせてどうぞ。

・「濃密ブリストルサウンド
1994年9月26日リリース。濃密ブリストルサウンドである。特に最初の表題曲『Protection』は名曲だ。最後の雨の音がとても印象に残る。

ブリストルが生んだ音楽集団Wild Bunchから派生したグループMassive Attack。リズムがアーシー。ボーカルがリリカル。彼らの代表作が前作から3年ぶりに発売された本作だと僕は思う。本物のリズムが聴きたい人にピッタリです。

・「UKエレクトロニカ/ハウス/テクノの傑作。
 マッシヴ・アタックのアルバムを初めて聴きました。アンダーワールドに近い感触。

 1曲目『Protection』は、ラウンジ色が強いハウス。雨音が耳に残る。 2曲目『Karmacoma』は、バリを彷彿とさせるディープ・ラップ。 3曲目『Three』は、男の掛け声とふわふわした不思議な女性ボーカルが印象的な中近東を彷彿とさせる曲。 4曲目『Weather Storm』は、ピアノが印象的なジャズ・ハウス。 5曲目『Spying Glass』は、ダークな気分になるテクノ。 6曲目『Better Things』は、女性ボーカルのR&B系ハウス。 7曲目『Eurochild』は、中近東を彷彿とさせるディープ・ラップ。 8曲目『Sly』は、ふわふわした不思議な女性ボーカル(3曲目『Three』も歌っているよね?)と壮大なストリングスが印象的な、インドを彷彿とさせる曲。 9曲目『Heat Miser』は、人の呼吸とピアノが印象的な、聴いているうちにトリップしてしまいそうになるテクノ。 10曲目『Light My Fire』は、ピストル音やおもちゃの銃の音がサンプリングされているレゲエっぽい曲。(ドアーズのカバーらしい)

 曲調が幅広く、それなのにとっちらかった印象は無く、統一感が感じられるのが凄い。UKエレクトロニカ/ハウス/テクノの傑作。

・「間違いない
前作のblue linesに続くマッシブアタックの大傑作。トレイシーやホレスアンディのVoがマッシブサウンドにマッチして非常に聞き易く深みがあります。マッドプロフェサーによるdub mix 「No protection」もかなり良いので合わせてどうぞ。

Protection (詳細)

Heretic

・「ボーナスCDお気にいりです
2枚目のボーナスCDがいい感じです。ホッとのんびりデス声なしのデスメタル聞けます。これが意外にいい感じで高揚感があったりします。デスメタのVoなしのインスト曲って珍しい(初めて聞いたような)ですが、逆にドラミングなどが耳につきやすくとても攻撃的です。ただし人によっては退屈かも?(結構同じ曲が少しメロディーを変えてひたすら演奏されてるだけですんで。)買うなら安い輸入盤がお薦めかと。当然1枚目は通常のVo入りアルバムです。

・「モービッド節炸裂!
アメリカ産デスメタルの帝王、モービッド・エンジェルの8th。バンド活動20年を数えるベテラン中のベテランであるが、そのアグレッションは今だ衰えず。アルバムごとにアルファベット並びのアルバムをつけるという洒落た試みも8作目で「H」まできた。前作では、スピードよりもヘヴィネスに重点をおいた作りだったのだが、今作はブラストビートもしっかりと聴かせる、ブルーテリィと重厚さのバランスのとれたサウンドである。もはや、モービッド節ともいうべきトレイ・アザトースのリフワークは、ときに無慈悲なまでに硬質であるが、ときに聴かせるソロパートなどではミスティカルな世界観もかもし出しており、ピート・サンドヴァルの激烈にして正確無比なドラミングも、このバンドの欠かせざる魅力である。彼らに影響を受けたNILEなどの後続バンドも台頭してきたが、元祖であるこのバンドもまだまだ現役だと知らしめるだけの作品だ。なお、2CD盤の2枚目は、ヴォーカルレスの演奏を収録。

・「タイトじゃないのでだめ
何でこんなに散漫なアルバム構成にしてしまったのでしょうか?威厳がなさ過ぎです。来年初頭に発売されるらしいニューアルバムでは"ラオウ"を感じさせて欲しいです。ボーナス曲なくていいですから

Heretic (詳細)

東京ゴッドファーザーズ

・「完璧ではないかと。
予想してたより、はるかに面白くてアニメ映画で久々に見入ってしまった。クリスマスが近くになったのでみたら感動しまくり。これを実写でやるとここまで美しくはならないでしょう。年齢層関係なく観れる。ジブリというブランドで過大評価されすぎてる「千と千尋」よりも遥かに上をいってる。この作品があまり世間で話題にならないのが残念で仕方ない。映画評論家に愛想がつきてくる。

・「Great animation! I enjoyed it very much!
Before I saw it, I read in one of the customers' reviews that while watching this animation people tend to believe the characters being under impression that this is a live movie with real actors. I watched it today - it is totally true! I could see realistic emotions of drawn characters, which I never experienced watching animation. And I loved the story. Don't believe to trailer; what you saw there is not what you will find in the movie... the story develops in a very dynamic way with absolutely unexpected result! That was really entertaining, and thanks to other customers for not disclosing the plot in their reviews! Intrigued? Watch it! By the way, please keep your children out of this DVD, as there is some violence, a few explicit talks, and lots of serious social problems, which you would never be able to explain to them...

・「日本アニメ映画の新時代!
キャラが可愛くないとか声優がどうとか・・・と言われる方には作品自体の本質は解りません・・・永遠に。論外です。誤解されませぬ様。

今監督ファン及び映画ファンの皆様、御心配ありません!本作は完璧主義の今監督渾身の作品と言っても過言ではありません。事実、アニメのアカデミー賞と言われる、アニー賞に多部門でノミネートされる程、世界的に評価されました。

現在主流のCGアニメではなく、手書きにこだわり、作品が持つ表現力を大事に作られた事が、素人の私にも解りましたし、エンターテイメントの要素と、シリアスな社会問題を交差させる事で、新しいスタンスの問題定義に感じられます。

その意味でも、本作はアニメ映画と言うカテゴリーを超えたものと言えると思います。人情味溢れるストーリーと現代の闇の部分を軽快なスピード感で演出する本作は、決してマニアックではなく、子供から大人まで感銘の受ける作品と感じました。

・「これは傑作
それぞれに問題を抱えた三人のホームレスがゴミ溜めの中で偶然拾った赤ん坊によって心が浄化されていく・・・そんなお話です。

母親を探す旅に出ることになった彼らは、行く先々で不思議な出来事に遭遇します。その一つ一つが「愛」に満ち溢れており最後はすっきりとした爽快な気分で観終える事ができました。

本作は何といってもキャラクター造詣が素晴らしい!一見相容れない三人組がお互いの悩みを打ち明け徐々に心を通わせていく様子が全く違和感なく描かれてました。家族の絆についても考えさせられる内容でした。

これはアニメの域を超えた傑作です。ぜひ一度ご覧下さい。

・「珠玉の作品
アニメに興味のない僕の父親とたまたま二人で見たのですが父は感激していました。とにかく面白い。疾走感あふれるストーリー。そして極上の絵。一瞬たりとも退屈しません。リアルだけどリアルだけじゃない東京の風景。表情豊