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▼キラーチューン HR/HM編:セレクト商品

Return of the Killer A's: The Best of AnthraxReturn of the Killer A's: The Best of Anthrax (詳細)
Anthrax(アーティスト)


The Early YearsThe Early Years (詳細)
Whitesnake(アーティスト)

「歳くってこのしぶさがようやく解るようになりました」


19841984 (詳細)
Van Halen(アーティスト)

「国民的スーパーバンドへ」「秀才ロックなんて、おもろくない」「この年を代表する傑作」「80年代の世界遺産」「デイヴ最高?」


Highway to HellHighway to Hell (詳細)
AC(アーティスト), DC(アーティスト)

「今まで何を聞いていたんだ、俺は・・・・・・・・・・・・・・、」「ボン時代の最高傑作」「カッコイイHMを聴きたいならこれ!!」「ボン・スコットよ、永遠に」「非常に良い!」


Under Lock and KeyUnder Lock and Key (詳細)
Dokken(アーティスト)

「作り込みの丁寧さではこれが一番!」「L.A.メタルを象徴する傑作!」「これが一番大好き♪」「多彩な面々」「POP METAL,HEAVY METAL」


ディスタービング・ザ・ピースディスタービング・ザ・ピース (詳細)
アルカトラス(アーティスト)

「最初で最後!唯一無二の超個性的ロック!!」「個人の趣味でしょうが...」「ギターKIDSならMUSTです」「いやいや。」「変態ギタリスト、スティーヴ・ヴァイ式のAlcatrazz」


鋼鉄の処女鋼鉄の処女 (詳細)
アイアン・メイデン(アーティスト)

「デビューアルバムにして傑作」「HMの王者、衝撃のデビューアルバム!」「かっちょいい~!」「伝説の幕開け」「“ゼップ&パープル”の立派な後継者」


Houses of the HolyHouses of the Holy (詳細)
Led Zeppelin(アーティスト)

「ゼップは放浪者」「元祖ミクスチャー・ロック」「本領発揮!!」「最も異色が最も面白い」「ちょっとびっくり」


飛翔伝説~MSG武道館ライヴ・完全版(CCCD)飛翔伝説~MSG武道館ライヴ・完全版(CCCD) (詳細)
マイケル・シェンカー・グループ(アーティスト)

「偉大なるコージーパウエルの足跡」「CCCDでなければ良かったのに。」「あと足りないものは観客のノリ」「CCCDだろうが聴け!いいから聴け!」「あの時私はそこにいた。」


Screaming for VengeanceScreaming for Vengeance (詳細)
Judas Priest(アーティスト)

「HMが最も盛んだった頃の最も素晴らしい作品!」「「HM界の帝王」」「Heavy Metalの教科書」「USフェスティバル」「ヘヴィメタルの聖典とも言える名作中の名作」


Peace Sells...But Who's Buying?Peace Sells...But Who's Buying? (詳細)
Megadeth(アーティスト)

「狂気の旋律を地でいく一枚」「恐るべし、メガデス」「ラストインピースよりもこれ!」「ちょい微妙」「むは。」


FreeFree (詳細)
Free(アーティスト)

「根底にソウルも・・・」「クッキリとした音像が特徴的なカッコ良い作品」「個性派リズム隊の浮上」


▼クチコミ情報

The Early Years

・「歳くってこのしぶさがようやく解るようになりました
WSがUSAでブレイクする以前の初期名曲集。20年前(当方は高校生だった)、これと同じようなbest盤LPを購入したもののいまいち好きになれなかったのですが、この歳になって改めて聞き直すと、派手さはないものの楽曲のしぶさにぐっときてしまいました。オリジナル「Here I Go Again」はサーペンスのサイクスversionしか聞いたことのない人にはぜひ聞いて欲しい。(Blues rock band versus Arena rock bandとでも申しましょうか,まったく別者に仕上がっています)。最後はWe Wish Wellで感動的に〆てくれます。いまでもコンサートの最後にこれを流しているんでしょうかねえ?

The Early Years (詳細)

1984

・「国民的スーパーバンドへ
ヴァン・ヘイレン全盛期。「5150」はたしかにデキはいいけど、ロックしてる!っていうカッコ良さはこちらが上。ライブではサビ以外はいい加減に歌ったり、歌わなかったり、マイケルにまかっせきりだったりと、シャウトばかりのデイヴだけど、「1984」ではハマった曲が多くて魅力を十分出しきれてる。ギターの天才はシンセをいじらせても天才だったという、大ヒットした2曲目。自分が最もヴァン・ヘイレンらしい曲だと思っている6曲目。今まではギタリストばかりに注目されたバンドだったけど、デイヴのパフォーマー?としての魅力と、エディの天才的音楽性が完璧に融合できた作品。思うに、デイヴとエディって典型的なロックのヴォーカルとギタリストの関係だった気がする。ストーンズのミックとキース、エアロのジョーとスティーブン、ドッケンのドンとジョージがそうであったように、超仲悪いけど魅力倍増みたいな。言葉で言い表すのは難しいが、デイヴ時代とサミー時代ではバンドの雰囲気が全然違ってしまった。ただ、これだけは言える。「1984」のあの頃のヴァン・ヘイレンは最高にクールだった!「お嬢さん、火傷するぜ?」(たしか、当時のレコードの帯に書いてあった)

・「秀才ロックなんて、おもろくない
ヴァン・ヘイレンにはデビッド・リー・ロスが必要だ。

確かにサミー・ヘイガーはうまいかもしれん。しかし、デビッドには圧倒的な爆発力がある。言葉は悪いが、あの「アホバカヒワイアメリカンロックンローラー」なところがエディの神がかりギターと相俟ってとんでもない世界を作り出すのである。

「あんな悪妻の顔なんて二度と見たくない」と思っていたのに、「俺にはアイツが必要だったんだぁ」って気づいたときにはもう遅いのが、世の常、人の常。

・「この年を代表する傑作
あのユー・リアリー・ガット・ミーのヴァンヘイレンがシンセをフィーチャー?違和感を抱きながら、初めてJumpを聴いた瞬間、その格好良さに鳥肌が立った。今でこそ、この曲やイントロ部分はテレビなどで使われる定番だが、それまでの彼らの路線としては結構サプライズだった。アメリカ的なPanama、ドラム凄すぎHot For Teacher。今につながる洗練された音作りを取り入れた金字塔的作品。しかも、この後にヴォーカルのデイブ・リー・ロスはソロ活動をしたり脱退したりで、ヴァンヘイレンはもう少し渋めの路線に行ってしまうので、本作は後戻りできない、ある種の頂点を極めたとも言える。お勧め。音が全然古くない。

・「80年代の世界遺産
80年代のハードロックでこれは外せないでしょうね〜。いまだに、テレビのバラエティ番組で”JUMP"がつかわれてますもんね。歴史的なアルバムですね。天才的ギタリスト、Van Halen と人間ばなれしたボーカルDavid Lee Loss。まず、ありえない貴重な出会いの結果、このアルバムがうまれたとおもいます。なんとも、ワルな感じが全般にただよっています。パンクのワルの感じじゃなくてアメリカンな筋肉質なワルです。ある意味、健康的かも。かっこいいっすよー。

・「デイヴ最高?
デイヴが抜けた後、俺の周りでもヘイレンを離れていった奴は沢山いた。サミーのおっさんもライブで高評価を得ていたのでなかなか聞きごたえがあるが、アクの強さ、底抜けド派手なアメリカ人ぽさ、そして外人特有のむせるような汗くささをお求めの貴兄には、やはりデイヴ師匠ですよ。ぜひ、JUMPとI'LL WAITを聞き比べて下さい。エディのギターも泣いてるよ〜。

1984 (詳細)

Highway to Hell

・「今まで何を聞いていたんだ、俺は・・・・・・・・・・・・・・、
ロックと言う音楽を聴き始めてもう30年になる。が、このバンドの存在は知っていたがメンバーの名前すら知らない、ましてや曲など知らない私でしたがある日いつもの様に商品を見ていたらこのジャケットに目を奪われて即購入、そして聴いてみた。何だこのリズム、何だか分からないがス・ゴ・イゾ。今まで何を聞いていたんだ、俺は・・・・・・皆さんには30年も待たせたくないので言いたい。騙されたと思って聴いて。そしてこの一枚をきっかけにどんどん深みにはまりましょう。30年目にしてますます楽しみが増えた40半ばのおやじでした。

・「ボン時代の最高傑作
個人的にはこのアルバムがボンスコット時代の最高傑作だと思います。こう言うとコアなファンからお叱りを受けそうですね。AC/DCはすべて最高だって・・・・。確かにそうなのですが、このアルバムがもっとも日本人受けする内容なのも事実でしょう。もしもあなたがこれからAC/DCを聴いてみようとお考えならば、本アルバムHighway To Hellから聴くことをお薦めします。AC/DCの、そしてロックンロールの魅力を存分に楽しめるはずです!

・「カッコイイHMを聴きたいならこれ!!
故ボンスコット在籍の最後のアルバム。全米19位まで上昇し、彼らのこれからを期待させた作品です。

次作以降の彼らは、完成されたHMをリリースし、全世界の支持を集めましたが、この作品までは日本では超マイナーな扱でおりました。

しかし、一度この作品に触れれば、本当にカッコイイサウンドで、

なんで人々はこれを知らなかったのか、不思議でナリマセン。(確かにパンク全盛の当時では、このテのサウンドは受け入れられ なかったのでしょうが)

今でもライブ演奏される①②⑥⑧や、③なんて、超名曲です。蛇足ながら、①のVIDEOクリップを見たことがあるのですが、ボンは最高にカッコイイです。

ちなみに⑥をライブでやりながら、必ずアンガスのストリップが始まる!んですよね。(さすがに御尻は本当には出さなくなったみたいだけど)

ボンのしわがれた声に、すこしスキを残したタテノリのリズムは最高にフィットしていて、カッコいいアルバムです。是非購入して首を振ってください!!

・「ボン・スコットよ、永遠に
ボン・スコット在籍時の、ベストアルバムにして、最後の作品。本当に、惜しい。ブライアン・ジョンソンのヴォーカルも、嫌いじゃないけれど、個人的には、ボン・スコットの方が好き。一直線な、しかしこのアルバム以前より、多少メロディアスになり、ヴォーカルの重ね方もモダンになっています。しかし、ハードロックと言うのか、ハードロックンロールと言うべきなのか、ハードブギーと言うべきなのか。いや、そんなゴタクはいい。兎に角、ボリュームを大きくして、身体を揺らしながら、思いっ切り、このアルバムを楽しんで欲しい!ボン・スコットのヴォーカルに、アンガス・ヤングの、ギターリフの嵐に、酔い痴れて欲しい!

・「非常に良い!
ため息が出るくらい素晴らしいロックンロールの数々。本当に最初から最後まで素晴らしすぎます。AC/DCに出会えたことに感謝。みなさんがおっしゃるとおりAC/DCは全ていいんですが、個人的にはこれが最高傑作かなと。何度聞いても飽きない非常にお勧めのアルバム。名盤です。このグルーヴたまんない!!

Highway to Hell (詳細)

Under Lock and Key

・「作り込みの丁寧さではこれが一番!
前作TOOTH AND NAILで粗めの音作り(RANDALLでこういう鳴らし方をするには限界あり?)で、ちょっと違ったニュアンスのLAメタルを提示、曲のカッコよさは合格点かなと思っていましたが、本作は聴けば聴くほど深さを堪能できる録音技術、ミキシング、曲ともに一皮剥けた印象を発売当時受けました。キラビヤかな派手な音がもてはやされたあの頃、これは強いポリシー、信念がないと完成し得なかったと思います。哀愁を帯びたVoもよく良さを引き出しているとともに、ドラムがやや心もとない分、J.ピルソンのツボを押えたベース(マッカートニーはよく研究しているはず!)、トドメはやはりG.リンチ先生の強烈なギターワーク!!恐らく彼のキャリアで最も歪んだ音なのに極めて美しく、センスある、上品なフレーズが炸裂!!これほどのディストーション成分満載ながら、他の方のレヴューのとおり、ハンバッカーストラトとしてのEddieとは違った意味で最高の音になっているのではないでしょうか。マーシャルなのかは分かりませんが、アンプも相当頑張ってます!ムチムチ感さえ与えてくれるながら、3曲目イントロではこれ以上ないようなオーヴァーダブによる、まさにハンバッカーストラトを使ったギ素晴らしいターオーケストレーションが堪能できます。このギターサウンドそのものがすでに常人の域を超える!途中ややダレ感もないことはないですが、様式美も意識した単なるアメリカンではないムードを意識した、独自の路線を追求したというスタンスが何とも痛快だし気持ちよいです。1曲目から4曲目までは一気に聴けます。ややトーンを抑えた曲もよし。次のBACK FOR THE ATTACKも相当キまくっていますが、その前にこうしたじっくり聴かせるスルメ系の作品も出していることが貴重だし、これがなくては次作の完成もなかったと思います。とにかくDOKKENでは最も回した作品、LAメタルの流れに一石を投じた作風でもあり、これは大きく評価したいです。

・「L.A.メタルを象徴する傑作!
 85年発表の3rd。DOKKENのアルバムの中でハードさとメロディアスさが1番バランスとれていると思う。僕の中ではL.A.メタルを象徴する中の1枚。③のP.V.が印象的だったなぁ。リフがかっこいい⑤、⑥⑦⑧⑨の流れが個人的に大好き。このアルバムのギターもかっこいいけど、GEORGE LYNCHのカミソリギターを堪能したい人は、4枚目のBACK FOR THE ATTACKがオススメです。

・「これが一番大好き♪
ドンのヴォーカルが比較的前面に出されている作品。私が世界で一番好きなヴォーカリストはジョン・ボン・ジョヴィですが、彼と同じ位ドンが好き。他の人に”今涙は雨のように流れ落ちる。また一人になっちゃった...”って歌われてもドン引きですが、彼にかかると、心臓を掴まれたかのように切なくなってしまいます。うすら○ゲだし、差し歯だし、いつも風邪ひいているけど格好いい。メタルにしては線が細いとか、色々言われちゃいましたが、そんな表現力のある人なかなかいないと思いますよ。ジョージ以外の人も歌は上手いので、素晴らしいコーラスも魅力の一つ。ドンはギタリストでもあるので、ジョージの事は認めてたんだろうと思うんですけど、馬が合わないってこういうことね。でも、ジョージの攻撃的なギターとドンの甘い歌声(でも甘いだけじゃないんだな、時には狼にもなるのよね)は他のどのバンドにもない個性だと思います。

・「多彩な面々
HMの中でもコーラスの美しさでは定評のあるグループでした。3曲目の始まりは今聴いても鳥肌が立つほど美しい。その後の続くギターのリフは絶品です。仲が良くなくても良い音楽が作れるなんて、ある意味で本物のプロ集団でした。

・「POP METAL,HEAVY METAL
天才ギタリスト、ジョージリンチを中心とするバンド。前作『トゥース&ネイル』に続く彼等の最高傑作=ピーク。同時に80年代がメタルブームであったことをも示唆している(グランジが出てくるまで)。アルバム全体の楽曲の粒がそろっていたのと楽曲がバリエーション豊かであること、ジョージリンチのソロプレーもかなり輝いていることがこのアルバムの完成度を高めている。10点中9点

Under Lock and Key (詳細)

ディスタービング・ザ・ピース

・「最初で最後!唯一無二の超個性的ロック!!
 ”RAINBOW+NEW ENGLAND=素晴らしきメロディ至上主義の様式美”であった前作の主役はもちろんギタリストのイングヴェイ・マルムスティーン。彼のベストプレーが収められた前作は様式美系アルバムNO.1であると私は確信する。しかし、個性の強いフロントマンのグラハム・ボネットと反りが合わずアルバムたった一枚で脱退。当時のメタルファンの間ではイングヴェイの後任の話で持ちきり。しかし、さすがはグラハム・ボネット(と、いまになってようやく思う)。捜してきたのはレゲエのようにビーズを編みこみ、似合わないアニマルプリントのシャツを着たスティーヴ・ヴァイという変な男だった。当時はみんな失望したに違いない。サウンドも様式美のかけらも無くなり、何と表現すればいいのか・・・今ならスティーヴの個性が認知されているので”ヴァイ式ロック”とでも言えば雰囲気は伝わると思うが、形容し辛い個性的なものであった。しかし、今尚新鮮なこの楽曲群!テクニカルで変態的なのに、曲の中で浮いたりしないギター(キーボードのように弾くタッピング、エディー・ヴァン・ヘイレンのそれをさらに進化させたライトハンド、激情のアーミングなど聴き所満載)。まさに、”ヴァイ・ワールドの原点”ここに有り。一聴するともしかしてちょっと地味に感じられる方もいるかもしれない。しかし、グラハムの絶叫&スティ-ヴの個性的なギターが我々の脳をジワジワと侵すことは間違いない。録音方法にも凝っているので、是非ヘッド・フォンで聴かれることをお勧めする。

・「個人の趣味でしょうが...
リッチーも含めギタリストには特に思い入れのないグラハムファンの私にはどうしてあの変なメロディ&一辺倒のギターソロ&厚みのない録音(ドラムがドラムに聞こえない)のファーストをみなさんがこれほど有難がるのか、理解に苦しんでいます。(別に嫌いじゃないんですが)(ファーストの発売時の伊藤正則氏のライナーにも引いちゃいました...)このアルカトラス第2作の方が録音やグラハムの凄みのあるヴォーカルワーク、楽曲のレベル等々ずっと「音楽」だと思います。(因みに第3作のデンジャラスゲームスも大好きだったりします)

・「ギターKIDSならMUSTです
Y.マルムスティーン時代とはきっぱりと決別し、S.ヴァイをgに据えた怪作(?)です。1曲目を聴いた途端、思わず"なんじゃこりゃ"とHR/HMファンは思うことでしょう。しかし、そこで繰り広げられるS.ヴァイのギタープレイは正に神業。VIDEOクリップ(映像)で見て、初めて"うわーっ"と思えるトリッキーさです。8曲目など、頭から終わりまで終始ライトハンド(というか、タッピング)という小曲まで入れています。ふーっ。ギターKIDSならMUSTです!毎度、ギターリストの話題が先行するこのバンドですが、本作は前作(デビュー作)以上にG.ボネットが"何をやりたいのか"、"どのような楽曲を作りたいのか"がハッキリしているように思います。G.ボネット氏はもともとHR/HMボーカルでなくても十分勝負できる人だと思うのですが、本作ではなんとなくそういった雰囲気が感じられます。

・「いやいや。
いいじゃないですか。ここでの評価はイマイチですが「隠れた名盤」と表しているところもあるとおり、個人的には気に入りました。イングヴェイ爆発の1stも好きですが、この2ndもグラハム節を存分に堪能できる好内容です。アメリカンなHRが好きな方なら、聞いてみる価値ありです!

・「変態ギタリスト、スティーヴ・ヴァイ式のAlcatrazz
元レインボーのボーカリスト、グラハム・ボネットが率いるAlcatrazzのセカンドアルバムです。1985年の作品。グループのファーストでは北欧の天才児イングヴェイ・マルムスティーンを世に送り出しましたが、あくまでもクラシカルなギターインスト志向のマルムスティーンとボネットの相性が良いわけがなく、ほどなくマルムスティーンは独立。急遽、選ばれたのが元フランク・ザッパバンドの変態系ギタリスト、スティーヴ・ヴァイです。この時期、ヴァイは初ソロ「フレクサブル」をリリースした直後で、世間の風が彼に向かって吹き始めたころです。

クラシカルなプレイのマルムスティーンに対して、変態タップ中心のヴァイのプレイとボネットが組むとどんな音楽になるかが興味の中心ですが、結論から言うとマルムスティーン以上に水と油の関係。ヴァイのギターがこれでもかと繰り出す毒気の前に、ボネットが完全に戦意を喪失してしまっているのが手に取るようにわかります。はじめの頃はそれなりに拮抗していた両者の力関係も、アルバム後半では完全にヴァイの世界というか、ザッパワールドに席巻されてしまっています。これでは、バンドとして成立するわけがありません。

今度はヴァイという稀代の変態ギタリストをメジャーな存在するという、ある意味貴重なアルバムに仕上がっていますが、ボネット自身には何も残らない結果に。その後のヴァイの活躍を見ると、固定のボーカルを置かないタイプのプレイヤーであることは明らか。完全な人選ミスなのですが、逆説的に言えば2名のスーパーギタリストを輩出した、彼の上げチンぶりは賞賛されるべきです。ちなみに85年の来日時のライブビデオ「アルカトラス・スーパーライブ」(廃盤)でも、ヴァイの軍門に下ったボネットの惨状を見ることができます。それにしてもライナーを書いた某有名評論家の迷走ぶりはいつも笑えます。でも良心的なリスナーは騙されるわけで、彼の罪はかなり重たいです。

ディスタービング・ザ・ピース (詳細)

鋼鉄の処女

・「デビューアルバムにして傑作
デビューアルバムにしてこの完成度の高さ。21世紀になっても全く色褪せない名盤であり、今聴いても1980年リリースの作品とはとても思えないくらいにかっこいいです。力強さがみなぎってます。個人的には『PROWLER』『SANCTUARY』『PHANTOM OF THE OPERA』『CHARLOTTE THE HARLOT』『IRON MAIDEN』が好きですが、ホント捨て曲なしです。後のヘヴィメタルシーンに多大な影響を与えたアルバムであり、メタルファンであれば聴いておくべき1枚。

・「HMの王者、衝撃のデビューアルバム!
 当時高校1年生でアメリカンTOP40マニアだった私をヘヴィーメタルの泥沼に引きずり込んだアルバム。それまでヘヴィーメタルなんて聴いたことも無かったのに、魔が差してレンタルレコード(懐かしー)でなぜか借りてしまったこのアルバム。ジャケットの強烈さに引き込まれ、伊藤政則氏のライナーノーツに興味を持ったのがその原因だ。

 レコードに針を落とした瞬間、キーボードサウンドに馴染みきった私の体に激しいギターリフが突き刺さる。な、な、何だこれは!でも、気持ちいい!そして、かっこいい!リーダーであるスティーヴ・ハリスの独特のバキバキベースに引っ張られ、ギターが疾走する。そして、その激しいサウンドに乗るポール・ディアノのヴォーカルがメロディーを維持したままシャウトする。聴き込むほどにその独特のアレンジにも引き込まれる。特に圧巻は、⑤”PHANTOM OF THE OPERA”であろう。ポップスでは有り得ない複雑な曲展開、メロディー。メイデンの特徴のひとつでもあるハモるツインギターも最高の見せ場を作る。

 最初に聴いたヘヴィーメタルがこのアルバムでよかった!でも、他のアルバムを聴いてもなかなかピンと来ないのは、きっとこのアルバムのあまりの素晴らしさ故だ!

・「かっちょいい~!
はじめてIRON MAIDENを聴いたのは'84年頃で2ndの「KILLERS」だった。めちゃくちゃかっこよくて、すぐに1stのこのアルバムを買った。もう1曲目のリフでやられてしまった!そして今更言うまでもなく名曲揃い!HM/HR以外のミュージシャンなどからもリスペクトされる名盤です!今のブルース・デッキンソンのVo.の完成されたIRON MAIDENも素晴らしいけど、この初期のメンバー(特にポール・ディアノね!)も超かっちょいい!(このメンバーでの当時のライブ生で見たかったなぁ)今のMAIDENにはない、荒削りなMAIDENが聴けます!!

・「伝説の幕開け
 伝説はココから始まる。 天才ベーシスト[スティーブ・ハリス]率いる5人の変人たちが『IRON MAIDEN』なんていう怪しい名前を引っさげてメジャーの舞台に立ちました。 いきなり始まるのは名曲『Prowler』。その衝撃は始めて触れる人にとっては凶器であり、何度も聴く人にとっては麻薬である… そう感じずにはいられません。これはもうテクニックがどうのとかいうレベルでは語れない勢いと力強さに充ちています。 全てを語るには文章が長くなりすぎてしまうので1曲に留めておきますが、インストの曲に至るまで全く捨て曲のない名盤アルバム。 メタルファンを語るには、絶対に知っておかなければならない1枚です。

・「“ゼップ&パープル”の立派な後継者
この作品が発表された1980年当時の時代背景を考え併せると、 これほどまでにセンセーショナルなデビューアルバムはありません。 ディアノの野生的で荒削りなボーカル、クライヴの躍動的なドラム、 当時としてはまったく想定外のコード進行のベースライン、 そして決定的なのは、ツインリードギターで奏でられるどこか陰りのあるメロディーライン。 その後の彼らの長い歴史の進行方向・コンセプトは、 もはやこのデビュー作でしっかりと決定付けられたといっても過言ではありません。 後のライヴでも多数曲引用演奏されており、いかに重要であるかが判ります。 我々日本人にとってあまりにも偉大だった“ゼップ”“パープル”の後を 立派に引き継いだのは、間違いなく彼ら“アイアン・メイデン”だったのではないでしょうか?

鋼鉄の処女 (詳細)

Houses of the Holy

・「ゼップは放浪者
セールス的成功とは別に、内容面では大きな変化を感じさせる。ペイジのリフ中心の構築ギターが完成の域に達する一方で、J・P・ジョーンズによるメロトロンやキーボードの導入も始まる貪欲な作品。“永遠の詩”、甘くて切ない“レイン・ソング”、“丘の向こうに”、”ノー・クウォーター”、が代表曲だが、野蛮なファンク曲”グランジ”の重厚でたらめサウンドはインパクト有り。ゼップ史上最も進取の姿勢激しいアルバムか。

・「元祖ミクスチャー・ロック
ペイジによるとZEPのデビュー前に「IV」までの構想はだいたい出来ていたらしい。このアルバムから後期ZEPという分けかたが良いと思っているが、ファンク色を大幅に強め、かといって黒人R&Bに単に追随するのでもなく、形容しがたい独特のグルーブを形成していく。

活動中も解散後長い間も、ZEPといえば元祖ハードロックという評価が普通であった。ZEP音楽の多様さが正しく評価されるようになったのは、後期ZEPに絶大な影響を受けたファンクロック勢が続出した90年代になってからのことである。そしてミクスチャー・ロックはロックのメインストリームとして現在まで続いているのであり、後期ZEP路線のスタートがじつはロック史にとって重大な出来事であったことが、今になってみると分かる。

曲ごとに奇妙な変拍子、変則チューニングが続出で、ペイジのリフの魔術が遺憾なく発揮されている。一方で冗長なインプロを捨て黒人音楽の直截さに迫るようでいて、他方で人工的な無国籍音楽に向かうようでもあり、この奇妙な感覚をアルバムジャケットはうまく表現している。

ギターの腕前で叩かれることが多いペイジであるが、このアルバムの頃はかなり安定している。(5)のリフなんかはかなりムズい。練習しないと音が途中でしぼんでしまう。

個人的にZEPのベストアルバムに挙げたい。初めて聴いたとき、違和感とともに新しい分野が開けた気になったのをおぼえている。

・「本領発揮!!
「本当はこの作品を聞かせるために、大衆を分かりやすい4枚で引っ張って来たのではないか?」という仮説は間違いであろうか?私はこのアルバムこそZEPがというより、ジミー・ペイジとロバート・プラントが作りたかった作品だろうと思っている。解散してから、様々な彼らの嗜好がわかってくると実に多種多様な趣味、興味が渾然一体となった世界を目指していたように思えてくる。もうこれはハード・ロックと呼べるようなものでなく、唯一無比「レッド・ツエッペリン・ワールド」です。

・「最も異色が最も面白い
レッド・ツェッペリンの第五作目。ヒプノシスの素晴らしいジャケット(外側のみならず内側も実に素晴らしい)に包まれて今までにやった事がない事をみんな試したアルバムになっている。

僕が思うにこのアルバムで彼らがやりたかったのは、一つに彼等流のプログレのアプローチ、そして彼等流のレゲェではなかったのかと思う。『The Song Remain The Same』や『No Quarter』が彼等流のプログレ、『ディジャ・メイク・ハー』が彼等流のレゲェというわけだ。

初めから普通のハードロック・アルバムを作るつもりなんて全然なかったに相違ない。

失敗していそうで、実は大成功しているアルバムだと思う。

・「ちょっとびっくり
伝説的アルバム「Ⅳ」の次のアルバムとして出されたこのアルバムの注目も高く、メンバーへのプレッシャーも強かったのではと想像する。

しかし、オープニングの「永遠の詩」の出だしから、そのサウンドに驚いた。「Ⅳ」に比べ、高音のレベルが高く、ジミーペイジのギターの音も「Ⅳ」の重くこもった音と違って、カラっとした音になっている。ロバート・プラントの声もわざとエフェクトされ今までのツェッペリンとは異質な始まりである。でもよく考えると「Ⅱ」の「胸いっぱいの愛を」、「Ⅲ」の「移民の歌」、「Ⅳ」の「ブラッグ・ドッグ」すべて今までとは違うインパクト性を持っていた。

2曲目の「レイン・ソング」はツェッペリンを代表するバラードだと思うし、「ノー・クォーター」はメンバー間のバランスの取れたサウンドで屈指の名曲である。ジョーンジーのメロトロンも実に効果的である。「オーシャン」なんかも楽しい。つまり非常に余裕を持って自分たちのやりたいサウンドが追求されたアルバムといえる。現にライヴでもこのアルバムから多々演奏されているし、このアルバムの曲を演奏するメンバーは実に楽しそうなのだ。

聴いててうれしくなる好きなアルバムだ。

Houses of the Holy (詳細)

飛翔伝説~MSG武道館ライヴ・完全版(CCCD)

・「偉大なるコージーパウエルの足跡
おおげさでなく、人生で数ある後悔のうち、やっとひとつを晴らすことが出来たのがこのアルバムです。実は20数年前、某FM曲で流れたこのライブを留守録音したところ、コージーのドラムソロが始まったとたん何とテープが終わっていた!地団駄ふんでもどうしようもないが、悔しい思いはいつまでも心に残っていました。あれから20余年あまリ。ミキシングのせいかもしれませんが、とにかくコージーのドラムがすごい!! 地響きが鳴るような、丸太で叩きつけるようなすさまじい迫力。あのドラムソロも何度となく聴いたことでしょう。プライベートではクラッシック好きだったコ-ジ-のたたき出す1812年のフィナーレは聴くものを圧倒します。まさに、スネアのリムショットとツーバスドラだけでも金の取れるドラマーとは彼のことを指すのかも。楽曲はミッドテンポの曲が多いながらも、マイケルの情感たっぷりで印象的なフレーズが随所に散りばめられ、飽きのこない内容となっています。MSGがコージーとともに日本に残した偉大な足跡として、ハードロックファン必聴の一枚です。

・「CCCDでなければ良かったのに。
何が悲しくて故コージー・パウエルの名演を音質の悪いCCCDなんかで聴かなきゃいけないんだろう?

根気良く紙ジャケの中古を探した方が正解ですよ。

・「あと足りないものは観客のノリ
前半は「神」からの選曲、後半は「神話」からの選曲が中心になっており、当時の公演曲順どおりです。マイケルのプレーはスタジオ盤に忠実で、とてもハイテンションです。今になって思えば、短期間ながらコージーがこのバンドに在籍していたという事自体が夢の様でした。コージーは当日風邪気味だったらしく、彼のベストプレーとは言いがたいですが、パワフルなドラム音が終始雷鳴の如く響き続けています。ドラムソロのみは大阪での録音に差し替えられていますが、そんな事はどうでもよく、入魂のドラミングを心で聴いてほしい一枚です。

・「CCCDだろうが聴け!いいから聴け!
小学生からビートルズを聴いてカーペンターズやウィングスも聴きつつ、ハードロックにはまった。40歳を越えた今でも、日常聴くのはマイケル・シェンカーやスコーピオンズやメイデンだったりする。友人はとっくにそれらのアルバムを処分しているというのに。メタルマニアさんが会場におられたと書かれているのが心底羨ましい。私は当時地方におり、FMで放送されたライヴを2台のデッキの時間差で途切れないように録音していたものだ。オープニングはたくさんの人が書かれているように映画「地獄の黙示録」からのもので、期待と不安を十分に煽る。オーディオの大型スピーカーから流れる歓声がこれまた羨ましい。そしてライヴがスタートするのだが、とにかく「MichaelSchenkerGroup」で復活をとげたマイケル(当時「自称・通」はミヒャエルとドイツ読みしていた)はもちろん、コージー・パウエルという不世出のパワフル・ドラマーが叩き出すサウンドは凄いという言葉以外に何も出てこなかった。だが。ゲイリー・バーデンのヴォーカルが最悪だった。後に出たアルバムではそっくりヴォーカルトラックが「上書き」されていたのには友人と目を点にして顔を見合わせたものだ(ちなみによぉぉく聴くと、うっすらと元の声が他のマイクに拾われて残っている)が、とにかくコージーとマイケルのぶつかり合い、これがロック史に残る名演奏であることは間違いない。自分はバンドでドラムを始めたばかりで、コージーのプレイとイアン・ペイスのプレイは本当に良い手本だった。そんなことはどうでもいい。マイケルのレコードにほぼ忠実なギターソロも嬉しいし、何より、コージーの鬼気迫るドラムソロは必聴。

このアルバムはMSGのセカンドアルバムリリース直前のものなので選曲はそこまでとUFO時代ということになるのだが、逆に、あれから四半世紀経ってみて、コージーの在籍と合わせてこれが最高ではないだろうか。Captain Nemoなどの時期のライヴを最高とするファンも多いが、残念ながらコージーがいない。とにかくこの時点でのMSGを生で見られた人に、激しく羨望と嫉妬を覚える。そうしてまたこのアルバムを聴くのである。

・「あの時私はそこにいた。
会場が暗転するとワルキューレの騎行が大音量でながれてきた。ヘリコプターの爆音付きなので映画で使われたものだ。もう会場は大興奮だ!客入りは七分ぐらいだったかな。大盛り上がりもまだ未発表だったセカンドからの曲が演奏されるとみな椅子に座って静かになっちゃったっけ。でもポールレイモンドがドクタードクターのイントロを弾いた時の会場の悲鳴のような歓声、みんな好きだねー。鳥肌がたっちまったよ。あれからもう25年かー。おっと、いけねー。ライブレポートになっちまったぜ。このライブ盤は、MSGの初来日の武道館公演のものです。ゲイリーバーデンのヴォーカル以外はたぶんほとんどそのまま。ゲイリーひどかったもんなー。ほとんど差し替えてるみたい。でもライブの緊張感は損なわれていない。安心して聴いてほしい。拙文であの時の興奮がどれほど伝わったかわからないが、最も興奮したコンサートがこのMSG武道館公演であることはまちがいない。このCDはできるだけ大きな音で聴いて欲しい。字数が足りん!

飛翔伝説~MSG武道館ライヴ・完全版(CCCD) (詳細)

Screaming for Vengeance

・「HMが最も盛んだった頃の最も素晴らしい作品!
「重金属音楽」が最も支持されていた80年代。その中で最も完成度の高いアルバムは?と問われたら私は迷うことなくこう答えるだろう。「JUDAS PRIESTの”Screaming for Vengeance” と”Defender Of the Faith”です」と。(ふたつ挙げた時点でもはや「最も」ではない?)

まず、”Hellion~Electric Eye”という(あえて曲目をふたつに分けた)構成で、聴く者のハートをいきなりわしづかみにする。そして間髪入れずに「疾走するドラミング」から始まる”Riding On the Wind”に続く。 聴く者は「休む」ことを許されない。この3曲だけでももう「お手上げ状態」なのだが、もちろんかれらは「これでもか、これでもか」と立て続けに「重金属」チューンで押し迫ってくる。もう圧倒される。

重厚感と共に楽曲をしっかりと支えるドラムとベースの上に、グレン・ティプトンとKK・ダウニングのツイン・ギターが縦横無尽に駆け巡る。このふたりの「音色」はそれぞれに個性的で、それが絡み合って絶妙なアンサンブルとなる。そして、ロブ“メタル・ゴッド”ハルフォードの、時に圧倒的な重厚感で時にすべてを切り裂くハイトーンで迫ってくるシャウト。もう、これ以上なく完璧でしょう。

彼らはこのアルバムの#8”You’ve got another thing coming”でアメリカという巨大市場での成功を手中にするわけだが、この(比較的)「メタル度」の薄いチューンがそのきっかけになるとは・・・。やはり、アメリカとヨーロッパでは文化の土台が違うのだろうか?(苦笑)

・「「HM界の帝王」
約20数年に渡って常にヘヴィ・メタル界のTOPの位置に君臨するジューダスプリーストの大傑作アルバム。邦題は「復習の叫び」と言う。このアルバム、バンドに影響されて来たアーティストは数知れず、「メタル・ゴッド」とも称されるほど、世界にその信者は多い。このバンドの中心人物で、このお方がいなければ、もしかしたらこんな事にはならなかっただろうヴォーカルのロブ・ハルフォードは、その他を寄せ付けない圧倒的な存在感やライブパフォーマンスで、簡単に言えば、昔の極悪同盟にいた頃のダンプ松本みたいな格好で、長い鎖をブンブン振り回して颯爽と登場する姿は、常に観る者を魅了し続けていたのだった。私は、正直このアルバムともう一つ代表的なアルバム「ペインキラー」のどちらを紹介するか迷った。ヒジョーに迷った。だが、このアルバムにヘヴィ・ロック界の教科書とも言うべき曲が収録されているので、こちらにしたが、オープニングの①と②は繋がっていて、まぁ、様式美とも言うべきか、組曲とも言うべきか、メドレー形式で流れるこの曲の構成は、当時、かなりカルチャーショックを受けた人も多いだろう、伝説のメドレーである。やはり、今聞いてもその見事なまでにヘヴィメタルという言葉を極めて近い状態に音楽で具現化したそのメドレーは、全く色褪せないのが、さすが大御所と言われる実力だろう。それと、ジューダスというバンドはヘヴィな音作りの中でも、きちんとしたメロディが備わっているので、初めてでもとっつき易いのが特徴でもある。何気に聴いてみたらあっという間に最後までイってしまう曲の流れなので、「あれ?もう終わっちゃったの?」みたいな感じなのだ。私は、あえて、メドレーと言う表現をしたが(汗)聴いてみたら、各々それぞれの捉え方も違うと思うので、とにかく、ジューダスを知る上で聴いてもらいたい一品である。

・「Heavy Metalの教科書
これぞHeavy Metal!教本的な代表作です。世間のHMイメージって「うるさい」というのがほとんど。それは最初にイメージつけた人が悪いのでしょう。とにかく聴けば分かります、その美しさ、発せられるメッセージ。たとえ言葉が分からなくとも。このアルバムを聴けば何かが感じ取れるはず、何も感じられなかったらHMは聴かない方がよいでしょう。

・「USフェスティバル
リマスタ盤になって再登場!!邦題「復讐の叫び」である。このバンドは賛否両論をまき起こすのが得意なようだが、裏を返せばそれだけ「注目」されたバンドなのだ。米国のキッズたちを巻き込み、KOしたのが82年のUSfesだった。マーシャルのキャビネットが突然観音開きになり、ハーレーに乗ったVoロブが登場!!ムチを叩きながら絶叫するのである・・・このアルバムは特に曲調がヴァラエティーにとんでいて、ヘヴィーメタルの未来を当時は予感させてくれたものだ。レコードではDrが弱く聞こえたが、リマスタ盤では音のバランスも修正されていてとても良い。Gtのサウンド構成が今となっては懐かしいが、今でも「不滅」に聞こえるのは私だけではないだろう。傑作アルバムだ・・・

・「ヘヴィメタルの聖典とも言える名作中の名作
試行錯誤の末に『SAD WINGS OF DESTINY』『STAINED CLASS』とも全く異なる作風で誕生した名作中の名作。以前に比べて特にヘヴィになったとかワイルドになったなどとは思えないが、メロディが重厚で崇高でやや宗教掛かった印象を受ける。徹頭徹尾緊張感が保たれており、全く隙が無い。全体に眩しさ漂うメタリックな楽曲が多い中で、⑨は『POINT OF ENTRY』が無ければ産まれなかったかも知れないメランコリックな陰の名曲。

Screaming for Vengeance (詳細)

Peace Sells...But Who's Buying?

・「狂気の旋律を地でいく一枚
メガデスの初期の傑作であり、メガデスの作品中、最も狂気を感じさせる一枚。今回のリマスターシリーズは、オリジナルとミックスが違う部分がところどころある。また本作のボーナストラックにはオリジナルレコーディング時に制作された別ミックスバージョンも収録されており、ライナーに掲載されているそれぞれのトラックについてのデイヴ・ムステインのコメントも大変興味深い。コレクターズアイテムとしてもマストバイの一枚。

・「恐るべし、メガデス
 凄い、凄いと噂ばかりが先行していたメガデスのリマスター。ココまで凄いとは・・・・。過去の作品でリマスターすべき作品:NO.1が本作『Peace Sells...But Who's Buying?』だ。コレを聴いたら当時としては素晴らしい作品なんて口が裂けてもいえない出来である。 何が凄いかというと、今から20年前の作品が現代の音に生まれ変わ

っている点である。特に顕著に変化したのがリズム隊の強化である。コレにより圧倒的に迫力が増したと言える。元々、兼ね備えていたリフの攻撃性に低音の重量感が加わったことで無敵の作品となった。 コレを聴かずに何を聴く。男なら(女でも)黙ってメガデスと聴いたあとに言いたくなるだろう

・「ラストインピースよりもこれ!
ラストインピースがかなり評価が高く、やはりそれなりにいい。だが本作、MEGADETHの2ndの方がスラッシュMAXのアルバム。特に4曲目はヤバい!スラッシュ初心者にオススメ!

・「ちょい微妙
リマスターされて、それぞれの音が確かに良く聴こえますが、正直Rust in peaceに比べると・・・少し不満かも。過去バージョンの音源を聴きなれているからでしょうか。リマスターを聴くと、昔の荒削りな音源もこのアルバムのテーマに何となく合っていた様な気が・・・ともあれ素晴らしい事には変わり無いので購入する価値は十分あります。あと、祝!来日!去年は行けなかったから、楽しみです。But,it better work this time!大声で叫びます。すいません。余談で。

・「むは。
スラッシュ四天王の一角です。本当に良いバンドだと思うのだが、ライブ映像なんかを見ると、ディヴのヴォーカルがちょいと弱いと感じますね。

 それはさておき、このアルバムはきっちりスラッシュしています。1のテンポ・チェンジのクライマックスは結構好きだ。2のイントロから弾きまくっているギターがディヴなのかどうかはわからんが、これも好き。基本的にこの曲のリフはいけてます。

 3で一番すきなのは、粘着力のあるドラミングと16ビートと8ビートの組み合わせ。4、こういう溜めるイントロと基本的なメタル・リフが落ち着く(興奮する)。5は緩やかさから始まる曲。しかし黒い美しさを内包しているため、邪な雰囲気が強い。これはブリティッシュの強い影響力に拠るものだろう。6も基本的には5と同じノリ。7でいきなりアメリカっぽいロックになる。どうしたの?これはこれですきなのですが、微妙。8が〆。いい疾走感を持っています。

Peace Sells...But Who's Buying? (詳細)

Free

・「根底にソウルも・・・
FREEの代表作っていえば大概3rdの「Fire And Water」かベスト的選曲の「FREE Live!」だが、自分にとってはこれが代表作。1stではブルーズ色が色濃く残っていたが、この2ndで彼らの音楽性は確立された。フレイザー/ロジャースのソングライティングが光り始めたのもこのアルバムから。一般的にはブルーズベースのロックバンドと思われている彼らだが実はソウルも根底にあったことがわかる。

全体的には暗い印象だが、何しろいい曲が多いし、その後のライヴレパートリーとなった曲も多い。ボーナストラックもBOX「Songs Of Yesterday」と殆ど被り無し!ファンはこのリマスターシリーズ、全部持っておいても損は無いでしょう!

・「クッキリとした音像が特徴的なカッコ良い作品
69年発表の2nd。1.のカッコ良いことと言ったらもう・・・。このアルバムはフリーの全てのアルバムの中でも独特の質感の違いを感じる。演奏がかなりハッキリと聞こえてくるのだ。特にベースのくっきりとした音像とギターのトーンの違いは一目瞭然。クリス・ブラックウェルのプロデュースの手腕の良さは強く感じる。フリーはブルース的な要素が強いグループだと思われがちだが、実はもっと砕けた分かりやすい音楽をやっていおり、このアルバムでも一聴してブルース臭さのようなものは強くは感じない。この時点でかなり独自性の強い音楽性を持っており、既に収録曲は全てがオリジナルである。次作に比べると有名な曲が少ないため地味な印象はあるものの、カッコ良さという意味ではこちらが一枚上手だと思う。弾力性のあるこの素晴らしい演奏は絶対に聞くべき。ポールのヴォーカルも時にメタリックにそして柔らかく豊かに響く。

・「個性派リズム隊の浮上
ZEPなどと同じく後ノリのドラムスとコードを軸に「動く」大きなノリのベースが縦横に展開して、独自の音空間が完成された作品。1stではやや地味な演奏に終始していたフレイザーの歌うようなベースとは対照的に、コゾフのプレイが特に抑圧された感じがするのが残念ですが、3rd以降に顕著となる音数の少ない彼独自のプレイスタイルの片鱗が見え始めています。ただし、それが彼の意図するものかは不明ですが。

フルートをフューチャーしたダークなバラード”Mourning Sad Morning”で終わることもあって、自由奔放なコゾフのプレイが楽しめる1stや大ヒット曲”All Right Now”を含む3rdに比べると地味な印象が否めませんが、Gibson EB-3独特の音を生かしたリードベースプレイが曲にファンキーな味付けをしている”Song Of Yesterday”と“Trouble On Double Time”, コゾフのワウワウプレイと素っ頓狂なベースがボーカルを取り囲む”I'll Be Creepin'”、ロジャースの演歌のごとき節回しによるワイルドな”Woman”などライブで好んで演奏される楽曲が多く収録されており、フリーを知る上で欠かせない作品であるのは間違いありません。

Free (詳細)
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