ノー・グラヴィティ (詳細)
キコ・ルーレイロ(アーティスト)
「遅すぎた必然、美しき混血」「至宝の作品」「オススメの一枚」「もう異次元の世界!!」「批判について」
「これはROCKか?いや、これはZENOだ!!唯一無二の世界。」「デモ音源が追加」「天空より射す光のような」「涼しげで透明感溢れる作品」「これはROCKか?いや、これはZENOだ!!唯一無二の世界。」
ハイ・テンション・ワイヤー (詳細)
ファイナル・フロンティア(アーティスト)
「前作同様、極上のハード・ポップ・アルバム」「フックが・・。」
・「遅すぎた必然、美しき混血」
クラシックギターの世界は強引に大きく分類しますと、バロックを中心としたヨーロッパ系、スペイン・ラテン系、現代音楽系の三つの系統に分けられます(異論はあるかもしれませんが)。
ところが今までのHM/HRのギターインストゥルメンタル界においては、ヨーロッパ的なもの、アメリカ的なものを含めた現代的なものこそあれ、不思議な事に本物のラテン的サウンドを感じさせるものは、あくまで私の知る限りですが、皆無でした。本作の様に純粋なラテンの血を感じるHM/HRのギターインストゥルメンタルで彩られたアルバムは、私にとって初めてです。
フュージョンもののラテン系はよく耳にしましたが、HM/HR的サウンドで耳にするとここまで新鮮で爽快だとは...。Pau-de-Araraはフュージョン系のラテンものでは味わえない強力なエネルギーを感じ取る事が出来ますし、「よそ者」には醸し出せない本物のラテン人によるラテンのリズムとメロディーが心を打ちます。
アコースティックなBeautiful LanguageもChoroも素晴らしい。後者の曲に関してKikoは「僕は過去の偉大な作曲家たちに比べたらまだまだ初心者。子どもの叫びだ」と某誌で言っていましたが、どうしてどうして、ラテン系クラシックギターもよく聴く私の耳にも美しく素敵に響きますよ!
もちろん、全編がラテン一色という訳ではなく、ストレートなHM/HR曲もありますが、このラテンとHM/HRの美しい混血サウンドは他では得られません。母国とHM/HRを愛しているがゆえの結晶なのでしょう。なぜ今までこういう美しいラテンとHM/HRの融合が無かったのだろうかと不思議にも思いました。これからもバンドの本業と平行してどんどんこの路線でソロアルバムを出して欲しいものです。
素晴らしい作品です。皆さまもぜひ、お試しください。
・「至宝の作品」
ブラジルの至宝、ANGRAの心臓、KIKOがギターを弾きまくっている作品。勢いあまって、ドラム以外の楽器はすべて彼が演奏しています。
1曲目からノックアウトされる超絶テクニックと、それを引き立たせるカッコいい曲の連続。悶絶必至です。全編インスト、しかもバリエーションに富み、KIKOのルーツであるさまざまなジャンルの音世界を堪能できます。
さらに、筆者として特筆すべきはDRUMSです。現存するDRUMMERの中で5本の指に入れるほどリスペクトしている現RAGE,ARTENSIONのMIKE TERRANAがたたいています。ドコドコ・バシバシのパワフルかつテクニカルなドラミングを堪能できます。そういった意味からも、買い!の作品ではないでしょうか。彼を起用するなんて、本当にKIKOはドラマーを見るセンスもいいなぁ・・・ANGRAのドラマーも超絶の優れものだし・・・
・「オススメの一枚」
このアルバムは、現時点の当ジャンルにおいて、間違いなく最高峰の内の一枚だろう。
各楽曲がカッコイイというのは当然として、本格的なラテンの血が流れたHR/HMとは、どういうものか。このアルバムは、それを教えてくれる。
偉大なアーティスト達の楽曲と同じ様に、楽曲を聴けば、それがキコと分かる。そのオリジナリティや先駆性というものが、実は一番偉大で、それを成すのは、そう容易い事ではない。しかし、このアルバムで、キコはそれを成している。
また何気ない箇所にも、色々な妙味が隠されている。(コンポーズ・ハーモニー・フレージング・テクニック面等全てにおいて)このCDは、聞き手に対する一種の試金石でもある。
私は、オススメしたい一枚だ。
・「もう異次元の世界!!」
まず彼のギタープレイを見てもらえば判るとおり、無駄な動きの無いフィンガリング、力を抜いたミスの無いピッキングは見ていて惚れ惚れすると思います。以前から私はソロを出して欲しいなぁなんて思ってました。そして遂に出ました待望のソロが!!。幅広い音楽的素養を持つ彼ならではのジャンルに富んだ楽曲は完璧でメロディも素晴らしくソングライティング能力も一流。尚且つボスハンドタッピング、スウィープ、異弦同音、レガートいった高次元なテクニックが集約されていて弾きまくっています。特に②や④などがお気に入り。全てのギターキッズ必聴といいたいです。
・「批判について」
ここにいるリスナーの方々はドラムのマイクについて酷評であることなので、一言。 自分は下手だとは思いません。このアルバムではHR、HMを基調としながらジャズテイストを織り混ぜている。 当然マイクはHMで叩いていたドラマーです。ジャズ好きな方からは受け入れられないプレイかもしれませんが、メタル界では名高い方です。ジャンルに捕われすぎて一人のドラマーのセンスを見失うのは音楽センスに乏しいと思いますね。
●Zeno
・「これはROCKか?いや、これはZENOだ!!唯一無二の世界。」
既成のジャンルを超越した、ZENOという音楽が詰まった一枚です。 ギターのジーノ・ロートとヴォーカルのマイケル・フレクシグ。ROCKの範疇を超越たスタイルの2人が紡ぎ出すメロディーはどこまでも美しく、聴く者を天空に誘います。 落ち着きを取り戻したいとき、元気を出したいとき、心が疲れたとき。そんな時に聴きたいアルバムです。ポジティブな意味において、宗教音楽のような崇高さを兼ね備えていると言えるのではないでしょうか。
こんなに素晴しいアルバムをHARD ROCKマニアだけのものにしておくのはもったいない。
・「デモ音源が追加」
今回追加されたボーナストラックはブックレットによると「伝説のデモ」と、呼ばれていたらしいです。その伝説の音源が5曲も収録されています。ディープなファンにはたまらないでしょう。
「伝説のデモ音源といってもこんな音質じゃあ聞いてられない。」なんていうようなモノではありませんので安心して聞けます。(正式音源に比べると劣るのは確かですが。)
今回のリマスターにより歌、楽器、それぞれがクリアになり、さらに広がりや奥行きも出ていて非常に聞きやすいです。
・「天空より射す光のような」
天空より降り注ぐ光のごときサウンド。ロックの力強いエネルギーをただひたすらポジティヴな方へと向かって消化していくような音楽。美しく力強いロックがここにはあります。
ジーノ・ロートのギターは降り注ぐ光のように、何と艶やかな旋律を紡ぐのか。そしてマイケル・フレクシグの歌声は降り注ぐ光のなかを、どこまでも高く高く天空へと伸びていく。そしてウレのベースラインはそれを支える大地のようにも感じられ・・・・・・などとまるで詩のような表現をしたくなってしまいます。80年代という時代の空気もそこはかとなく感じられますが、それも違和感はなく、持ち前の音楽性と融合しているという感じです。
哲学的で、人間や世界や神の存在を賛美する歌詞とともに聞けば、過酷な現実に立ち向かうための力が湧いてくるかもしれません。
世の中には様々な音楽があるが、メロディーのよさを崩すことなくそれに最高の表現を与えている音楽というのは、実はそれほど多くないのではないかという気がします。zenoは音楽に対する誠実さでもってそういう音楽を創造することのできる、貴重なグループです。
・「涼しげで透明感溢れる作品」
初め聴いたときは正直ピンとこなかった。「リッスン・トゥ・ザ・ライト」で聴かれるジュクジュクの熟れきった果実を思わせるようなメロディーの洪水、重厚なアレンジを期待していた私にとって、この作品は少々淡白すぎるように思われた。しかし何回か聴いていくうち、これは本当に素晴らしい音楽だと思うようになった。楽曲・アレンジ自体は決して劇的とか派手とかいうものではないが、簡潔にして全て言いたいことを過不足なく伝えきった感があり、聴けば聴くほどその素朴なメロディーに引き込まれる。マイケルの透明感溢れる声質、ジーノの余分なところなど一切ない絶妙にして哀愁感を醸し出すギターが一体となって生み出される音楽は実に心地よい。
・「これはROCKか?いや、これはZENOだ!!唯一無二の世界。」
既成のジャンルを超越した、ZENOという音楽が詰まった一枚です。 ギターのジーノ・ロートとヴォーカルのマイケル・フレクシグ。ROCKの範疇を超越たスタイルの2人が紡ぎ出すメロディーはどこまでも美しく、聴く者を天空に誘います。 落ち着きを取り戻したいとき、元気を出したいとき、心が疲れたとき。そんな時に聴きたいアルバムです。ポジティブな意味において、宗教音楽のような崇高さを兼ね備えていると言えるのではないでしょうか。
・「前作同様、極上のハード・ポップ・アルバム」
VON GROOVEのムラデン・ヘイズ
前作も極上のメロディに充ちた素晴らしいアルバムだったが、本作も前作同様かそれ以上に素晴らしい、捨て曲なしの叙情派メロディック・ハード・ポップ・アルバムだ。JOURNEYやBOSOTN、STYXといった辺りを彷彿とさせる音楽性も不変。やや硬質なロブのヴォーカルによって唄われるメロディは実に爽やかで、陳腐なことばだが、心癒される。特に、切なく、温かく、穏やかなサビメロを持った④は名曲と断言して差し支えないだろう。
今回特筆すべきは、ギター・ソロの充実だ。前作にも参加していたローレンス・ファルコナーが本作からリード・ギタリストとして正式加入。彼の繰り出す、楽曲の本質を見極めた、あくまでメロディ優先の叙情的フレーズは、Voにも負けない存在感を誇っている。随所に挟む高速フレーズもまた素晴らしい。
・「フックが・・。」
星は3.5、あいかわらずすばらしい作品に違いはないが、やはり1st・2ndがあまりにすばらしかっただけに比べてしまう。曲単位では良い曲も多いのだが、アルバム単位としては過去2作のような感じはない。制作期間が短いのも影響しているのか、もう少しフックが効いていればと思う。もちろんロブの歌唱力&ハーモニーは絶品である。Aなんてすごい!この作品ではムラデンはリードギターを弾いてないが、前作でも印象に残る良いメロディーを奏でていたリードギターがここでも良い仕事をしてるので問題ない。現段階では制作期間も過去より空いているので次のアルバムに期待がもてる。音楽性は一貫しているので、変更せずにひたすらこの路線を突き進んでほしいものである。
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